果てしない空に飛び立った一筋の白い竜は、やがて聖域の城門に二人を降ろした。少し気遣わしげな表情でいたシエラは二人を降ろしても暫くその場を動こうとはしなかった。
 ヴェルーニャはやっとのように竜に乗っているシエラを見上げて笑ってみせた。
「ありがとう、シエラ。手助けをしてくれてとても嬉しかった。」
「ヴェルーニャ、どうしてそんな最後のお別れみたいな言葉を言うのだ?」
 シエラは瞳に不安を揺らめかせ、ヴェルーニャを問うたが、ヴェルーニャは無理に微笑んだ顔を少しも変えずに、こういった。
「判らないの、正直なところ。私がどうなってしまうのか・・、だから後悔しないようにちゃんとお礼だけはしておきたかったの。」
 ヴェルーニャはもう一度ありがとう、というと、リューシスに頷く。踵を返して、ヴェルーニャは言った。
「もう行って!ここは戦場になる・・早く!」
「ヴェルーニャ!生きて帰ってくるのだ!!生きて、必ず!」
 シエラがらしくもなく叫んだ。ヴェルーニャはそれを聞いてびっくりしたように振り向いた。しかし、竜が飛び立った風がなびいただけで、シエラもヴァディスも遠く空に帰っていった。
 ヴェルーニャはすでに点のように小さくなっていく白い竜を見つめていたが、意を決するように目をぎゅっと瞑ると、リューシスにもう一度目をむけた。
 リューシスは、不安そうな顔をしてヴェルーニャを見つめていた。
「私が、不幸になってるんじゃないかなんて思ってないでしょうね?リューシス。」
 リューシスは一瞬目をさまよわせてから、静かに頷く。
「君を困らせたくないと思ってるのに、どうしてこうなってしまうのか・・やっぱり僕は来るべきでは・・」
 ヴェルーニャはリューシスの言葉を遮るようにこういった。
「あなたがここに来てくれた事、今まで私に起こった全ての出来事の中で何より嬉しかったわ。あなたに名前を呼んでもらうのは2番目に嬉しい事、そして、あなたと話せる事が3番目に嬉しい事・・」
 リューシスは目を瞬かせ、ようやく微笑んだ。ヴェルーニャはもう太陽のように笑っている。
「不幸なんか、なってないわ。あなたに会えて話せることの幸福が全ての不幸を飲み尽くすのよ。」

「ふしんしゃ、しんにゅうなのー!」
「いかい(異界)のえいゆうをとらえるのー!!」
 唐突に甲高い可愛らしい声が前を進み行く二人の耳に届いた。どうにも、緊張感に欠けるその掛け声はどうやら号令らしかった。
「ま、さか。」
 ヴェルーニャは眉間にしわを寄せ、辺りを見回した。リューシスも同じように物音を立てず素早く辺りに目を走らせる。
「いた。あれだ、ヴェルーニャ」
「ああ、いやだ。どうして・・」
 落胆のため息がヴェルーニャから零れ落ちるのと同時に、辺りから一斉にわーっという声を上げながら草人たちが二人の英雄を取り囲んだ。
「どうしよう、リューシス!この子達を傷つけたくないわ!だって、本当は戦えもしない良い子なのよ!」
 草人たちがわらわらと集まり、ヴェルーニャの体にまとわりつく。ヴェルーニャは自分の槍から草人たちをかばうように身を捩るが、草人たちはなんとか取り押さえようと小さな手を振り乱す。危なっかしいったらない。
「わかってるよ。でも、どうにかしないと、前に進めやしない!」
 リューシスも持っている剣を鞘に収めてしまい、自分の体にまとわりつく草人たちを引き剥がそうと苦心していた。
「魔楽器を置いてきちゃったわ!魔法なら何かできたかもしれないのに・・」
「同じだ、傷つけるよ。マナの木の化身である草人が来るとは思わなかったな・・ある意味厄介だ・・。」
「黙っておとなしくするのー!」
「騒がないでおとなしくするのー!!」
 草人の可愛らしい声はやはり緊張感に欠けるし、状況としてもわらわらと小さな草人たちがまとわりつくだけでそこまで危機的状況とは言い難い。
 でも、確かに二人は足止めされてしまったのだった。
「ま、前に進まなくちゃ・・」
 ヴェルーニャはそれでもまとわりつかれた状態で足を動かそうとした。草人たちが懸命に阻止しようと踏ん張るので、力みすぎて転んだりする草人やヴェルーニャから転げ落ちて泣き出す草人が出てきた。
「いたぁいのー!ひどいのー!」
「ご、ごめんね。ああ、どうしよう。」
 ヴェルーニャがすがるようにリューシスを見つめる。リューシスはうなるように考えて、ぼそりと呟く。
「マナの象徴マナの木がもっとも嫌うもの・・それは・・」
「火」
 どこからともなくその答えがやってきた。
 轟音がうなると一瞬熱風が二人と幾多の草人たちの間を通りすぎた。そのすぐ後に真っ赤な炎が猛然と接近してくる。
「きゃーいやぁー!!」
「あついのいたいのいやー!!」
 草人たちは取り乱し、慌てふためいて二人の体からわらわらと離れていく。
 しかし、ヴェルーニャもリューシスもそこから動きもせず、呆然と炎の向こうに見えた人物を見ていた。炎の事などどうでも良いというように。
 そして、炎はぴたりと二人の目の前で動きを止め、しゅん、とかききえた。魔法形態がコーン状であるブレイズキャノン。その攻撃範囲がヴェルーニャとリューシスの場所の直前ぎりぎりで終わるようにその人物は発動させたのだった。草人たちに怪我をさせずにただ混乱させる方法として。
「なにをやってるんだかねー。しっかりしてくれよな、英雄だろ?」
 うんざり顔で肩を竦めるバドをコロナが軽く頭を叩いた。コロナがにこりと微笑む。
「バドが役に立ちたいって魔楽器を持ってヴァディス様にお願いしたんです。」
「そう、ありがとう・・」
 ヴェルーニャはうかつにもあまりに嬉しくて涙が零れそうになった。リューシスもほっとした顔をして、有り難う、と言った。
 そんな二人にもう一度バドは肩を竦めてみせると、蔑んだ目をして言葉を吐き捨てた。
「早くいけよ、すぐに戻ってくるぜ。草人たち。」
「私とバドの魔法で食いとめておきますから。」
 辺りから様子をうかがいつつ草人たちがよろよろと戻りはじめていた。もうぐずぐずはしていられないだろう。また同じ状況になってしまうのは二人は御免被りたかった。
「ありがとう!ごめん。バド!コロナ!ここをお願いするわ!・・行こう!リューシス!」
 ヴェルーニャはリューシスに声をかけて走り出した。リューシスも、追うように走り出す。
 コロナがようやくほっとしたように息をついた。そうして、一心に草人をここから通すまいと闘志をみなぎらせているバドに目をやった。
「かっこよかったわよ、バド。」
「ま、将来大魔法使いになる予定の俺だからな。当然だよ」

 ヴェルーニャとリューシスは足を緩めず走り続けた。もう一刻も早くマナの女神に会い、決着をつけねばならないと思った。余計な邪魔をされて体力を消耗すれば、こちらの勝利が危ういからである。
 いくつもの石の広場を二人は通り過ぎた。壊れた石像や石で作ったテーブル等がすさんだ聖域をあらわすように静かに佇んでいた。前の決戦では魔物が広場のテリトリーを争うように徘徊していたものだが、今はそんな魔物はいなかった。女神が現れるまで、ひたすら二人は走り続けるしかなかった。
 しかし、それも疲労に体を蝕まれることを事を恐れたリューシスがヴェルーニャを止めた。猛然と走り続けていただけに、彼女は息が上がっていた。
「ど、どうして・・止めるの・・」
「疲れてしまうよ、ヴェルーニャ。僕たちは勝たなきゃならないじゃないか。」
「そりゃ・・そうだけど・・女神が・・いないんじゃ・・」
 ヴェルーニャがかすれる声でそういった。
「でも、むやみやたらに走り回ったところで見つかるとも思えないし。」
「どこに・・いるんだろう・・隠れて・・何を・・」
 息があがりっぱなしのヴェルーニャが気の毒で、リューシスはとにかく休もう、と言った。ヴェルーニャは息を何とか落ち着かせると頷いた。手近にあった石製の椅子に腰をかける。すると、まもなくこの聖域が揺れるのを感じた。
「・・何?」
「わからない、何が・・」
 あったんだろう、というリューシスの言葉は続かなかった。唐突に聖域の内部ががらがらと音を立てて崩れていくのを、二人は認めざるをえなかった。
 目の前に広がる石の広場にひびが入り、重い壊れた石像が大きな音を立てて広場の地面に転がって石の床を陥没させる。がらがらと人工的に作られた石の細工はいとも簡単に崩れていった。石達が次々に下に落ちていき、後に残っていくのは・・緑なす植物たちが事も無げに風に揺れている。
「木だ・・・!マナの木が・・聖域から離脱しようとしてる・・!」
「えぇ・・っ!?」
 石の広場からは慌てて二人は離れて傍の草木が地面を形作る安全な場所に移っていた。そうして、マナの木は大仰な音を立てて二人の前に姿を現した。
「全てのマナの象徴・・マナの木。」
 呆然と見上げ、ヴェルーニャがそう言ったときに、マナの木の正面にマナの女神が姿を現した。前に戦った・・闇の女神と、あまりに神々しい光の回廊で幾度顔を合わせた光の女神・・そこに二人の女神が二人の英雄を蔑むように見つめていた。
「我、光と闇のマナの女神なり」
 二人の女神は、声を重ね同時のそういった。
「異界の地より出でたる未知の英雄リューシス、そなたをこの地の英雄を認めるわけには行かぬ。この世界より即刻退去を命ずる。」
「力の話し合いをいたしましょう。力は言葉だと、以前賢者ポキールは話していました。」
 リューシスは威厳を持ってそういうと、剣を鞘からすらりと抜き放った。ヴェルーニャも背後で援護できるように槍を構えた。
「二人の女神を相手にするとな?笑止、死んでしまうぞ。汝らが如何に英雄といえど、光のマナの女神には勝てぬ。英雄は光を倒すようには出来てはおらぬからな。」
「あなたは創造主でもありましたね、女神様。でも、必ずしも人は創造主の思惑通りにはうごかないものであることを証明します。」
 穏やかに笑いながら、リューシスはマナの木に飛び移ると駆け出した。ヴェルーニャも慌ててリューシスを追いかける。
 まず、闇の女神がリューシスを襲う。風のようにリューシスの頭上すれすれを通り過ぎると、音もなく闇の女神がリューシスの背後に降り立った。短剣を振りかざして背後から素早く近づくと、背中を狙って短剣を振り下ろす。しかし、リューシスは紙一重でそれを避けると、身軽にくるりと向きを変えて体勢を整えてみせた。それをみたヴェルーニャが目を丸くする。
(動きが・・素早い!あんなに重い剣を持っているのに・・!)
 しかも足場は丸みを帯びた巨木に根の上。あまりに巨大な巨木であるが故に、滑り落ちるほど細い根をしてはいないが、滑りやすいのは必至なのだった。
 きぃん!
 二つの短剣の軌道が交わるその場所で、リューシスは剣を振りかざす。女神の短剣がその場所で同時に受けとめられ、苦々しく女神が後に後退する。
(卑怯だけど、しょうがないわね。これは生死を賭けた戦いなんですもの。)
 ヴェルーニャはくるるっと勢い込むように槍を頭上に振りかざすと、後退した女神を目指し突進した。しかし。
「ならぬ。」
 ふわりと、ヴェルーニャの目の前に光が一筋舞い下りた。光の女神がヴェルーニャの動きを止めてしまう。ヴェルーニャの表情が一気に憎悪の悪魔に呑み込まれたかのような険しい顔に一転した。
「また、あなたね。私の邪魔ばかり・・もうこれ以上邪魔はさせないわよ!」
 束縛された魔力を、まるで縛り込まれた縄を引き千切るような仕草でヴェルーニャは振り払った。ばしぃん!っと嫌な音を立てて。いや、音がなったというより、頭の中だけで鳴り響いたような感覚だった。
「魔力をそのように乱暴に解除すると命に関わるぞ・・!」
 幾分驚愕したように光の女神がそういった。くらくらっと頭がふらついたが、ヴェルーニャはすぐに恨みがましい顔をひたすら女神に向けて叫んだ。
「要らない。リューシスと邪魔される運命の命なんか、私は要らないんだから!!」
 槍先に神経を研ぎ澄まし、光の女神に向かって飛び込んだ。女神はあまりに俊敏なヴェルーニャと、ヴェルーニャの言葉に一瞬の躊躇があった。
「くっ・・!」
 女神は逃げ遅れて腕を槍にかすられた。ヴェルーニャがまさにその胸を狙ったのに、躊躇があったというのに、光の女神にかすり傷しか与えられなかった事にヴェルーニャは心の中で少し落胆したが、顔には出さなかった。
「お前は・・少し頭を冷やす必要があるな。」
 静かに窘めるような口調で、光の女神はそういった。ふわりと飛び立つと、闇の女神と応戦するリューシスの背後から一筋の光を放つ。
「あっ!?」
 先ほどまで闇の女神との戦いに優勢していたリューシスの足が、がくんと膝を折れてしまう!ヴェルーニャが顔を蒼白にさせてリューシス!と叫んだ。
「なにを・・・このっ!卑怯者ぉぉ!!」
 まるで怒りに身を任せたヴェルーニャの体が、まず闇の女神の体に体当たりした。槍を馬に騎乗した戦士のように身構えていたため(槍を地面と平行にした状態で、腰に身構えていた)、槍は闇の女神の体を貫通していた。
「う、あぁぁああ!」
 闇の女神が、断末魔の叫びをあげた。
 くるりとヴェルーニャは鬼に呑まれたような形相で、光の女神の方を見た。
「あなたもよ!降りてきなさい!」
「ヴェルーニャ、落ち着いて。よく見なさい。・・あなたが英雄よ。」
 はっとして、ヴェルーニャはもう一度闇の女神を見つめた。闇の女神がぴくりとも動かずに木の根に横たわっている。そう、ヴェルーニャは打ち倒していたのだ。
「あ・・やだ・・なんで・・リューシスっ・・あたし・・!!」
 がくがくと体を震わせ、恐慌状態に陥ったヴェルーニャを、リューシスは抱きしめた。リューシスが、躊躇もなくヴェルーニャに触れていた・・・。
「の、呑み込んでしまうよ!やだやだ離してよ!リューシスっ・・!!」
「平気、元の世界に戻るから、今は呑み込まれないよ。この瞬間だけだけどね。」
 リューシスはぎゅっと力を込めてヴェルーニャを抱きしめた。暖かい体が、ヴェルーニャの心をだんだんと鎮めてくれる・・。
「戻る・・知っていた?もしかして全部、こうなる事・・私が英雄になってしまうことを・・」
「うん、女神様との約束だった。一瞬でも君に触れるためにはこれしか方法がないと・・僕が英雄になれば・・ヴェルーニャはその存在が危うくなるから。君を不幸にはしたくなかったんだよ。絶対に。」
 ヴェルーニャも、自分の体にリューシスの感覚を全て刻み込もうと思った。槍を振りかざすにしては細い腕を、リューシスの首にかけた。
「あたし、幸せ者だよ・・リューシス。こんなにもしてくれる人がいるなんて、本当に本当に私ほどの幸せ者、きっとこの世にはいないよ・・。」
 ヴェルーニャは泣くまいと懸命に堪えていた。しかし、震える声を隠す事はできない。
 リューシスは少し腕の力を緩めると、ヴェルーニャの顔に自分の顔を近づけた。ヴェルーニャは静かに、目を閉じた。
 風がマナの木を揺らしはじめた。初めは控えめだったが、すぐにそれは唸り声をあげる竜巻に変化していた。リューシスを連れてきてくれた竜巻。あれは紛れもなく、時が来た事を二人に告げていた。
 リューシスはヴェルーニャから身を離すと、立ち上がった。ヴェルーニャににこりと微笑むと、安心させるように頷いてみせた。
「じゃあ、行くよ。元気で、ヴェルーニャ。」
 リューシスはそれだけいって竜巻に呑まれた。至極あっさりした別れだった。轟音を立てて、竜巻は一瞬激しくなったが、すぐに掻き消えるように消えてしまった。
 後に残されたヴェルーニャは呆然と竜巻のあった場所を見つめていた。涙の滴はヴェルーニャの頬に何本もの光の軌跡を描いていた。それでも、ヴェルーニャは満ち足りた顔で、笑っていた。
「元気で、リューシス。」

 マナの木は再び聖剣に姿を委ねた。悪しき世界にのみ存在する聖域は聖剣に姿を変えて、また、英雄ヴェルーニャの手に戻った。そして、ヴェルーニャはバドとコロナを見つけ、我が家に帰った。暖かい暖炉のある、我が家へ。
 その道すがら、一通り話を聞いたバドとコロナが心配げに歩いていると、ヴェルーニャがにこりと微笑んでみせた。
「もう泣かないから、大丈夫よ。」
「でも、我慢しなくていいんですよ。あの家はヴェルーニャの家だもの。」
 コロナは心配そうにみあげてそういった。ヴェルーニャは静かに首を振る。
「我慢じゃないの。寂しいけど、嬉しいの。リューシスがここではないけど、どこかで幸せに生きているって保証が自分の中にあるから。」
 リューシスを見送ったあと、光の女神はこういった。
「ヴェルーニャ、命令ばかりであなたはうんざりだろうけど、リューシスの為に聞いて欲しいの。幸せに、なりなさい。」
「幸せに・・リューシスの為に・・幸せに?」
「そうよ、あなた方は離れていても同じ魂と運命を担うものです。幸せなときは相手も幸せに時を過ごしているということです。逆に不幸であれば同じ事なのです。だから、幸せに、なりなさい。」
 それを聞いて、バドがもの憂げに答えた。
「それって、難しいな・・」
「難しく考えたら駄目なの。ただ単純に幸せを願えば、それでいいのよ。寂しさや悲観よりも、相手の幸せを願えばいいの。それだけで自分も幸せになる。それだけなの。」
 ヴェルーニャはそっと二人の双子の手を握った。二人はちょっと吃驚したみたいにきょとんとヴェルーニャを見上げたが、やがて強く握り返した。
「どこかで苦しい思いをしてるんじゃないか、辛い思いをしてるんじゃないかって心細い思いをする必要がないんなら、それはそれで幸せじゃない?私も、リューシスに幸せに生きて欲しいって思うもの。」
「強くなりましたね、ヴェルーニャ。」
「本当だ。強くなったんだ、ヴェルーニャは。」
 ヴェルーニャは笑った。太陽のように、まるでそこにリューシスがいたかのように。




fin.


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