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| 3月1日(水)【ここまでは2000.03.05更新】 |
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きのうのオウムソフト屋の件だが。 日経新聞によると、他の民間企業から人事データの打ち込みを依頼された時に、そのデータ(数千人分の個人情報)を自分らでも保管してやがったそうだ。去年の1月、職質された信者の車の中から押収されたフロッピーってのが、ソレだったらしい。 ……やりやがったなやっぱし。 もしオウムが、ここで妙な小細工をせず、真面目にシステムエンジニアリングの仕事をこなしていれば、逆に「オウムの将来的危険性」を払拭するいい宣伝になっただろうに。奴らはその絶好のプロパガンダの機会を自らぶちこわしたのである。 そして我々も、本件をもって、「オウムには社会復帰の意志など微塵もない」と読み取らざるを得なくなる。 つまり、今回の件は、オウムが未だに「国家権力」、ひいては「現世」への対抗姿勢を崩していないことの雄弁なる証左なのである。公安調査庁なんか、これ聞いてさぞ小躍りしたに違いない。 もし万が一、オウムが社会との融和を心底から願っていたとしたら、ほんとにバカなことをしたもんだ。もう知らん。勝手に滅びちまえ。 でも、考えてみれば、同じことをNTTの社員だってさんざんやってんだよな……。 ああもう、めんどくさいからNTTにもオウム新法適用しろ! それにしても、官民あわせて数十社に食い込む、この営業力はいったい何なんだろうか。 なあぷると言いこいつらと言い。このバイタリティだけは正直感心する。 「漫画アクション」増刊「がんばれ!!タブチくん!!」(1978.11.1号)と同Part2(1979.4.22号)を、なんと2冊100円でゲット。双方とも保存状態わりと良し。 単行本未収録作品がどっさり載っていて、鼻血が出そうになる。いしいひさいち先生は、ある時期以前の自分の作品を「なかったこと」にしたいと言っているそうなので、『バイトくん』や「がんばれ!!」がつく『タブチくん』など、このへんの作品群を目にするには古書店を回るしかない。まして未収録作品に至っては、である。大事にしよう。 それにしてもこの増刊、どっちも中身の9割以上がいしい先生の作品というのがすごく良心的。時代だねぇ。今じゃとてもこんな贅沢な雑誌増刊、出せねぇぞ。 |
| 3月2日(木) |
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早朝のテレクラに火炎瓶攻撃。さても豪毅なものよのぅ。4人も死んでる事件に感心しちゃいけないけど。 それはそうと屋上の小便小僧、なぜ放水しなかった! てめぇのソレは飾りか! ブリュッセルだかにいるオリジナルに対して恥ずかしいとは思わんのか! 役立たず! 文字どおりのヘナチン! |
| 3月3日(金) |
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人間、ある程度成長すると 「人類はバカ」だと悟る。(第一の悟り) んで、もう少し成長すると、やっと 「自分もその人類(バカ)」だと悟る。(第二の悟り) そして、世界は主に 第二の悟りに達してない連中が動かすものである。 (『大宗教学第拾弐號』より。) TBSの特番で、ジョン・レノンを殺したマーク・チャップマンの半生記をやっていた。 こいつも『ライ麦畑でつかまえて』にハマってたクチだったとは知らなかった。きっと口癖は「Boy(=ちぇっ)」だったにちがいない。 古来ヤングアダルトのバイブルと呼ばれた『ライ麦』。 でも、俺も大学1年の英語の授業で "Catcher in the Rye" を読まされたけど、正直「自意識過剰で神経質なガキが発狂する話」以上の感想を持てなかった。 もちろん、ホールデン・コールフィールドに自己投影する若者の気持ちは十分理解できた。マジメに生きてる奴ほど、この世界の偽善・腐敗が許せなくなるもんだ。そして、世界の偽善にマジメに立ち向かうのは、自分の身の程をまだ知らない若者の特権である。 ただ、俺は級友たちほど「世界の偽善」に真正面から怒りをぶつける真摯さがなかったんだな。有り体に言ってしまえば、当時すでに、 「人生は くたばるまでの ヒマつぶし」 と規定していたエセニヒリストの俺は、「生への取り組み方」がはなっからチャランポランだったんだわな。5年ほど、読むのが遅かったね。 チャップマンも、15歳で敬虔なクリスチャンになったってぇぐらいだから、俺なんかとは違って根がマジメな、一生懸命生きようとする奴だったんだろう。そのへんの年齢で回心する奴ってのは大概そうだ。んで、思い込みが激しく自意識も過剰。「ホールデンを探せ!」コンテスト書類審査ぐらいなら確実に通過できる人材だ。 そして何より、そんな自分に客観的にツッコミ入れられる醒めた自我も、家族も友達もいなかったってぇ所。そこに、チャップマンの不幸があったように思う。誰か、チャップマンに己のバカさかげんを思い知らせるような勇者はいなかったんだろうか。おそらくチャップマンには、「我もまた偽善者」と思い知らされるほど、そのナルシシズムをぶち壊されるほど、コテンパンにたたきのめされる体験がなかったんだろう。それで、勝手にジョンを偶像視し、勝手に裏切られたと判断し、勝手に鉛弾をたたき込んだチャップマン。殺される方にとっちゃたまったもんじゃないわな。しかも見知らぬ相手に。 だが、そこまで自己愛にひたれるチャップマンに、正直ある種の羨ましさを覚えるのもまた事実だ。別にジョン・レノンを撃ちたいわけじゃない。自己愛ゆえの、自我が肥大したゆえの、その行動力が、だ。そこまで「自分は特別な人間だ」と思えるホールデン君たちが、ほんと、うらやましい。「特別」は「特別」でも、「特別に劣った人間だ」と思い込んで、絶えず背中を丸めてコソコソ生きてきた(そして今後一生そうだろと思う)俺からすると、二十歳過ぎてまで「特別な使命を与えられたオレ様」妄想にひたれる彼らのような人種が、心底うらやましい。ああうらやましい。マジうらやましい。それにつけてもうらやましい。何を食ってればそんなに自信満々になれるんだ。チャップマン、ホールデン、ラスコーリニコフ、伊藤剛くん、りさたん、かさたん、頼む、俺にも教えてくれ。君らの1万分の1でも、自分を信じたいんだ。それ以上信じると逆の転落人生が待ってそうだから多くは望まないけど。 |
| 3月4日(土) |
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日記を12日分更新。なかなか歴史が現実に追いつけない。 「プレステ2」フィーバー。ひったくりやら転売やら、ただただキチ●゛イ沙汰の感。 「プレステ2をプレイする」ことではなく、「発売日にプレステ2を入手する」こと自体が目的化している、この「初物信仰」のすさまじさ。俺のような人種には到底理解できぬ。ここまで消費者を煽った宣伝戦略には学ぶべき所が大いにあるが。それ以上はありきたりのマンウォッチング的感想しか出てこないのでやめとく。さらに「SONY製品の初回ロットは云々」てなハード面の問題なども、俺には分からないし現物持ってないから実害もないのでノーコメント。 |
| 3月5日(日) |
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根性で日記を3/1まで更新。ひいひい、やっと追いついてきたぞ。 読売朝刊の「放送塔」に、30歳の女性から、先週の『おジャ魔女#』「どれみはママ失格?」への賛辞が。 あんがい子供向けじゃなくて、子供と一緒に見てる親向けに作ってるのかもしんないな。 どっかの子捨てライターも毎週観るべきだと思う。 イワオ画伯オリジナルデザインTシャツ第二弾、発売予定の報。自分のバッティングフォームを描いた自画像になるそうだ。ううっ、予約したいぞ! しかし、去年モデルになった小宮山はあんなことになってしまっただけに、今度はイワオ本人が……というベタなオチだけは考えたくない。 【今日のTV】 『クウガ』。杉並を逃走してた怪人が、ミューズ(所沢市民文化センター)の中庭でクウガとバトル。えらい足の早い奴らだな。さすが改造人間。しかも、ドラゴンロッドが元はミューズの手すりだったなんて……。パークタウン(近所の団地)の子供が大挙して手すりをブチ折りに行って、集団大ケガしたりしないかと心配。それと、先月27日の日記、一部訂正。一条刑事は立花藤兵衛の正統伝承者ではありません(とは言えポレポレのおやっさんは藤兵衛と言うにはいまいち足りんが)。やっぱり奴は、かつてのライダーシリーズにはなかったポジションのキャラ。言うなれば「初代・一条薫」! ラストの一条の引き際に、日本中からやおい野郎どもの悲鳴が聞こえてきたような気がした。地元であんなシーン撮影された日にゃ、俺もたまらんっス。 『おジャ#』。関先生の過去の悪行が白日の元に(笑)。そして、最大のバッドアイテムと目されていた(←こらこら)ピュアレーヌパソコンともやっとオサラバ。本来なら新シリーズ突入とともに「なかったこと」にしてもいいような所だったが、一応のケジメをつけた制作側の誠実な対応には敬礼したい。 『デジモン』。『クウガ』のやおい度が(ラスト以外は)やや薄めだっただけに、こちらのヤマトの壊れぶりとガブモンの「尽くす愛」が余計に引き立つ。 『月光』。「ダイヤに目がくらむ」といえばお宮かマリアンか。ショタ萌えマインドを無駄にくすぐるいくえもんの「やだよぅ声」に悶絶死寸前。 |
| 3月6日(月) |
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春菜ちゃん事件初公判。3/3の日記のジョン・レノンではないが、ほんと、「思い込み」で殺されるほうはたまったものではない。 山田被告の供述調書を夕刊で読むも、身近に知っている例が思い出され、どうしても笑い転げてしまう。当事者には悪いけど。友達いそうにない奴にあまり社交辞令でやさしい言葉をかけるのも考えものであるなぁ、と、こういう事件があると、自分の不愛想によけい輪をかけてしまいそうで困る。 その初公判にぶつけたわけでもなかろうが、今日の『TVタックル』は「専業主婦」。 りさたん、二ヶ月前よりも凶相になってきたな。「専業主婦が家事に費やす時間は2時間25分」ってのは、どういう「調査を元に再現」したんだか。林寛子の、りさたん顔負けのバトルスタイルがなんともイイ。オタキングが哭いているだろう。 「(結婚しないほうが)恋ができる」「なんで結婚制度にこだわるの?」とのりさたんのセリフに、なぜ誰も突っ込まないんだろう。それとも最初から「離婚&不倫」はNGワードだったのか? ……しかし、つくづく思うに、専業主婦への攻撃ってのは、先月24日の日記にも書いた「パラサイト・シングル」への攻撃みたいなもんなんだろうな。よほど他人の芝生は青く見えるらしい。 ひえだ先生からメール。……お、俺も30にして公生涯(笑)突入っスか?(←大袈裟) |
| 3月7日(火)【ここまでは2000.03.10更新】 |
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なんだか朝まで眠れなかった。 ずっと夢を見ているようなボヤけた感覚は、寝不足のせいだけではあるまい。 夢見ついでに、リゾコミ一般参加のため那覇のホテルを予約。電話代だけで200円。みるみるカウントダウンしていくテレカの度数表示に、はるかウチナーの遠さを思う。 そういえば昔、現地の牧師さま経由で三線(沖縄三味線)を買った時、調律方法がわからなくて那覇のマイスターに直接電話かけて、文字通り口三味線で教えてもらったことがある。調弦方法も知らずに買うなんていい度胸だよな俺も。あの時も、時計のような勢いで動く公衆電話のカウンターに焦り、けっこう早口で喋ってしまった。マイスター、さぞ本土の人間はセッカチだと思ったことだろう。 夕方、ティーヌンでバーミーナームをすすり、ロフトプラスワン「睦月影郎の変態ナイト7」へ。鈴之助氏、GHOST氏、哭きの竜氏、奥平広康氏と同席。 今日は「マンガに見るフェチ」ということで、素材のインパクトレベルも従来よりかなり抑え気味。前回失神者まで出した反省だろうか。それにしてもあいかわらず睦月先生、想像もつかない所から掘り出してくるなぁ。最初の『コボちゃん』が常識的に見えるぐらいだから、その唖然度は推して知るべし。本当に使用した、というのが恐ろしい。 中休み、ひえだ先生から直々にメールの件の確認。本当にいいんだろうか、俺なんかが。身の引き締まる思い。 ラストの質疑応答タイムに、勇気を出して(笑)例の『おジャ魔女#』のビデオを提出(先月27日の日記参照)。どれみがハナちゃんの鼻水をチリ紙にはき出すシーンで、睦月先生の「飲まないんですね」の一言に場内爆笑。予想通り喜んでいただけて感激。てゆうかこんなことして、俺、一生『どれみ』ファンから鬼畜呼ばわりされそう。 |
| 3月8日(水) |
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半休取る。寝不足で頭がクラクラしてるはずなのに、9時頃目が醒めてしまった。しょーがないからテレビでも観る。 『さわやか3組』。ロリな方々の間で大人気というが、番組自体もたしかによくできてる。子役どもの演技が元気印でけっこうイイんだ。ホイサッサ! 『ストレッチマン』。いやはや、ちゃんと観たのは初めてだが、すさまじいなコレはまた。終始ハイテンションなストレッチマンのインパクトは文字どおり衝撃的。 「全身に、ストレッチパワーがたまってきただろう!」 しゃりーん!(全身が赤く光る) って、誰でも1回観ただけでモノマネができそうだ。俺も黄色い全身タイツで足を肩幅に開いてストレッチしたくなっちまった。番組開始当初、爆発的に各所で話題になったのもうなずける。最初なんの予備知識もなくこれを観た人々の驚きは想像するに余りある。今日のロケ地は兵庫県立神戸養護学校。生ストレッチマンに会えるのなら、養護学校に行ってもよかったかもしれない。俺の時代にはまだ番組なかったけどな。 『報道特別番組 日比谷線脱線事故』。あんなにメチャメチャになるなんて、電車って脆いんだなぁ。日比谷線、全車両冷房化よりも全車両装甲化が急務であろう(だから死者が出てる事件で不謹慎なこと考えるなって)。と言いつつ今度は「脱線承知の介」とか書いてみる。ああ、最低だ俺。 TOEFL440点(モグラたたきゲームで言えば「モグラに笑われるぞ!」級)な俺の語学力で英語を語るのも恐縮だが、『やおいライダークウガ』主題歌の 「No Fear No Pain」 って、もしかして和訳すると…… 「一条さん、そんなに恐がらないで、 もっと身体の力を抜いて。 ほら、痛くないでしょ……」 ……という意味?(←いつか暗殺されるぞ) 午後だけ働いて、帰りに芳林堂高田馬場店へ。『ジバクくん』の4巻がビニールなしで平積みされていたので(さすがアニメ化パワー)立ち読み。アニメ以上に熱く、アニメ以上に壊れているぞ、特に雹! 俺もこのくらい激しくイワオに求愛できたらどんなにか……(やめい) 疲れていると独りツッコミが多くなる。 |
| 3月9日(木) |
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ボーッとして、気力が出ない。アンパンマンで言えば顔の3割方食われたかんじ。 大脳の旧皮質あたりに「ダメホルモン」がたぷんたぷん溜まってるような感触。何をするのもウザい。 今日の『ポケモン』、最高。滝季山さんが見たら倒れそうなぐらい『東京バッ●マン』な話で大爆笑。悪の女幹部なムサシのコスプレもイイ。脚本は誰かと思ったらやっぱり園田氏。こないだの阪神チコリータの回といい、パロディものが上手い。浅田氏の演出・絵コンテも絶妙でよし。 |
| 3月10日(金) |
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東京大空襲55周年。ということで新聞の投書欄も東京大空襲ネタが満載。 しかし、このネタの投書は、なぜどいつもこいつも判で押したように、オチが 「戦争の悲惨さをこれからも語り伝えなければいけない」 になるんだ? たとえば、中国人が書いた南京大虐殺ネタで「戦争は悲惨だ」と結んだ文章なんか見たことないし、探してもまず見つからないだろう。 それがなぜ東京大空襲になると、一晩で10万人の民間人を虐殺したアメリカを、誰も非難しないんだ? 東京大空襲。あの、民間人への組織的大量虐殺行為という戦争犯罪を、「戦争は悲惨だ」なんて漠然とした一般論に帰結させてしまって、本当にいいのか? 本当にいいのか? なぁオイ! そういえば最近、早乙女勝元の東京大空襲話を聞かないなぁ。『猫は生きている』って、最近の小学校では読ませてるのか? 「数の問題ではない」。 そのとおり。 数から言えば、南京大虐殺よりも、毛沢東が大躍進で餓死させた人数のほうが圧倒的だし。 |
| 3月11日(土) |
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東京ドームでマリーンズ vs 読売戦。 昨年の「タオル回しコピー」以来、不謹慎なウォッチャーは、両チームが激突する日をずっと待っていたことだろう。あんのじょう昨日の東スポに「ファン同士の乱闘必至」みたいなこと書かれたらしい が、フタを開けてみるとライト側の応援団はかなり友好的。石井浩郎の応援幕を譲渡してきたり、「LET SGO MARINES」(←急拵えらしくこう読めてしまう)って横断幕をはってエールを送ってきたり、なんかレフト側にえっらい気ィ遣ってて気味が悪いぐらい。 我らがマリーンズ外野応援団も「れっつごーじゃーいあーんつ!」とエールを返す。なんとうるわしい友愛といたわりの心!(感涙)……と思いきや、実はロッテジャイアンツの応援をしてた、ってオチがつくあたりがロッテファンのイジワルな所よ。 思ったより紳士的な我らが応援団も、さすがに高橋が出たとこでは「裏切り者ー!」とブーイング。ライト側でタオルが回ると「出たなこのヤロー!」とブーイング。藤田の牽制球にライト側がブーイングすると、「そこまでマネすんなー!(笑)」とばかりにブーイング。大友康平訳詞の『僕を野球に連れてって』がかかると「ダセェー!」とブーイング&大失笑。 試合展開は、打はバルビーノ“読売の選手じゃなかったら絶対永久追放”ガルベスに完全にしてやられ、投もソロホームラン攻勢でじわじわ失点、というショボいものであったが、それとは関係なく応援は「本家の技を見せつけてやれ」とばかりにヒートアップ。 7回には無死3塁で早くも本家タオル回しを披露、2死になったところでチャンステーマにチェンジという大サービスぶり。練度も迫力も完全にレフト側の勝ちである。 さらに、読売の4番手として河本が出てくると、外野応援団一同万感の思いを込めて、最後の「守護神河本踊り」炸裂。どうだ読売ファンよ、とくと習得したか? これからは俺たちのかわりに河本を愛してやってくれい。(涙) 行列に並んでくれた満太郎氏、チケットを融通してくれたいけちゃん氏、昨年イワオのスーツケースを1977年版ファンブックと交換してくれたM浦氏に『大宗教学第拾四號』を献呈。迷惑がられたようだ。 打ち上げから帰り、ふらりと新所沢のBook Offに寄ったところ、10年間探し続けていた、山口美由紀先生のコミックスのイメージCD『MIYUKI WORLD』を発見! おっ、俺、神様信じるよ!(今まで信じてなかったんかい)。有頂天になり、他にもばかすか本を買いまくる。Book Offで5000円近く使うとは異例異例。 いやもうゲットできただけで嬉しい。大満足。たとえ楽曲が大したことなくても、声優のイメージが「俺山口ワールド」と違ってても、アルのニセ関西弁が許せなくても、林原めぐみの声が若くても、中身はこのさい関係ない! いや、まぁ、悪くはないんだけどね。ああ、でも個人的にはぜひ尾崎亜美尊師に作ってほしかった! こういう、「ラブ」より「コメ」の含有率がかなり高いラブコメ世界こそ、尾崎にゃお手のもんだろう。 花ゆめ系といえば、大昔祐天寺隆氏からダビ●グしてもらった『わかつきめぐみの宝船ワールド』は超ハイレベルだったなぁ。それもそのはず、ムーンライダーズの息のかかった、非常に完成度の高いアルバムであった。大学受験を控えてかなりテンパッていた精神をさらに彼岸へとトリップさせてくれた名曲の数々、今でもかなり覚えてるぞ。アレもいつか原盤ゲットしたいけど、可能性はもっと低かろう。神様……。 |
| 3月12日(日) |
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礼拝後、彩の国古本市へ。1981年の歌本やら別役実の童話集の初版やら購入。 掘り出し物としては、まずコマネチの写真集『白い妖精 ナディア・コマネチ』(ベースボールマガジン社、1978年初版、1979年)。モントリオール当時まだ幼稚園児だった俺は、「コマネチ」と言えば北野武監督しか思い浮かばないのだが、この本を見ると、当時の人類がなぜコマネチコマネチと夢中になり果てたか、わかるような気がする。たしかにかわいいわ。このあたりから体操フェチ・レオタードフェチが増加していったんだろうな。それにしても、チャウシェスクと握手してる写真など、今にして見ると感慨深い。この後、このおっさんの長男の愛人にされちまうたぁ、さしもの金メダリストも予想だにしてなかったろう。んでもひとつは『一本木蛮写真集 パステル・アドベンチャー』(桃園書房、1986年)。イタさについ手が出てしまった。幾らで買ったかはあまり大きい声で言えんが、今回使った本代の1/3、とだけ言っておこう。酔狂だね俺も。白ビキニの生地が妙に薄くて驚く。90年代ならエロ本のモデルぐらいしか着けないような生地だ。Yahoo!オークションにでも出したら何円つくだろうか。……別に写真集ばっか買ったわけじゃないんだけどね。 そのあと航空公園で電車を下り、『クウガ』ロケ地確認のためミューズへ。改めて現地検証してみると、5日放映分のラストシーン、「噴水の前で桜子を五代の前に押し出し自分は身を引く一条刑事」の絵をどこから撮ったのかわからなくなる。たぶんあれはマーキーホール(中ホール)前の噴水で撮ったんだと思ったが、マーキーをバックに噴水を撮ろうとすると、背後の喫茶店のウィンドーに背中がぶち当たる。噴水と喫茶店の間の距離が近すぎるのだ。これじゃロングの絵は撮れない。もしかして広角で撮ったのか? そもそもあのシーンは本当にミューズだったのか? ビデオに録ってないので確認不能! 誰か知らない? 【今日のTV】 『おジャ#』。前作同様、毎回クラスメートが順番にからんでくる展開に。まさるくんがイイ味。まさるくんとはづきちゃんがくっついてるというのは、当事者含め公然の設定らしい。……奥山さんの立場や如何に?(って奥山さんには佐川がいるけど)。 『デジモン』。「真の敵」って、ええかげんにせぇよ。80年代のジャンプかい。 『月光仮面』。ううっ、俺も大谷育江栽培してぇ!!(←ドバカヤロウ) |
| 3月13日(月)【ここまでは2000.03.16更新】 |
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日本って、「誰でも漢字が読める」というだけでも、欧米諸国に比べて、中共を研究する上でかなり大きなアドバンテージを持っているのではないだろうか。漢字も読めないアメリカ人どもに何もかもおまかせにしてて、ほんとに安心できるのか? どっかの南の島で、墜落した彗星の偵察機型が発見された、との報を朝刊で読む。 その数時間後、「トーハン週報」の新刊案内を見てたらこんなのが。 青山智樹『彗星偵察隊出撃命令』 ワニノベルス 3/15刊 ……小説とは言え、こりゃまたえらくタイムリーな。 |
| 3月14日(火) |
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松坂大輔共同開発ドリンク・「小僧汁」こと「SPEED」を飲む。まぁ悪くなし。最強スポドリ・ポカリスエットには当然及ばぬが。個人的にはもすこしクエン酸効かせてもよかったように思う。 大村巌共同開発ドリンク・「おとこ汁」とか、石井浩郎共同開発ドリンク・「兄貴汁」が出たら、千葉までトラックで買い付けに走るかもしれない。ぽっ。 先日から、とある皮の処理法を調べて聖書コンコルダンスからタルムードからいろいろ探していたんだが、どこにも書いていない。最後の手段ってことで、「ユダヤ教」+「割礼」にてネット検索。そしたら学術サイトではないが、ドンピシャなページが網にひっかかる。 普通はそのまま捨ててしまうもんだが、好みに応じて、保存したり、家庭独自の記念式を執り行ったのち埋めたりするらしい。ちょうど日本で言えばヘソの緒に似た扱い。成長してから、自分のつながってたヘソの緒を見せられるのと、自分のちんちんの皮を見せられるのと、どっちがイタいだろうか、と多感なヘブライボーイズのシャイネスハートに思いを馳せてみる。 ヘソの緒には近年、臍帯血バンクという重要な行き先が新設されたが、そういえばちんちんの皮も、培養して皮膚移植に使えるという話を読んだことがある。どーでもいいけど。 まーともかくユダヤ教においては、皮を切る儀式そのものが大事であって、取った皮は別にどーでもいいらしい。 唐沢先生の本にあった、「キリストのカワ探索」みたいなフェティシズムは、やっぱカトリック特有のものだと思う。 そのカトリックが「2000年の総決算」ってことで、ユダヤ人迫害黙認と十字軍と異端審問を謝罪。チョー画期的。 報道では「イスラエル政府はさらなる謝罪を求めている」とゆーが、これだから「まったくJ公は(以下略)」と言われるんだよな。 しかし、こういう↑報道をされてしまうところに、グローバルスタンダードな「ユダヤ人」イメージ……「えげつない」「取れる所からは搾り取る」「執念深い」云々……が看取されるわけでもあるが。実際の談話はもっと軽いものだったのに、西欧キリスト教圏の「ユダヤフィルター」によって微妙にニュアンス操作をほどこされた、という可能性はぬぐい切れない。 謝罪よりも保障よりも、もっと根源的で大事なもの。足を踏んだ側はおいそれと気づかないもんである。 友人の『クウガ』ページに無断リンクをはったところ、「うちは『五×一』にあらじ」とお叱り(笑)のメールをいただく。「二人の関係はリバーシブル」という前提で運営しておられるとのこと。 つくづく、「やおい」とは奥が深い。 古来、「恋愛」概念はかなりの部分をジェンダー(性役割)によって規定されていた。「夫唱婦随」というか、やおい的記号を使えば「男×女」という構図が「あるべき形」として受け入れられてきた。 だが、「やおい」とは、その恋愛行為を男同士にさせる事により、「恋愛」からジェンダーを切り離す、女性たちの壮大な実験ではないだろうか。そんなふうに思えてならぬ。 「男だから主導権を握る」「女だから従い尽くす」というジェンダーに基づく記号的恋愛観を一度破壊し、純粋に「攻め」と「受け」の関係(しかもえてして立場はリバーシブル!)に再構築する、壮大な実験。 男と女の恋愛も、近々、性別に関係なく、「攻め」対「受け」として把握されるようになってくるのだろうか。「石川秀美×薬丸」とか「カイヤ×川崎真世」とか。 その実験成果が、現実社会に徐々に根づき始めているように思えるのは、単なる俺の妄想だろうか。 ……たかがメールひとつでここまで思考が飛ぶ時点で、じゅーぶん妄想の域とは思うが。 『ポケモンアンコール』、伝説の第21話「バイバイバタフリー」。やっぱし泣けるなぁ。見どころも十二分の名作。 関係ないけどなぜ「タケシのポケモンヌードル」はないのだ。いちばんおいしそうなのに。 |
| 3月15日(水) |
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『諸君!』4月号を買う。江川紹子氏の記事は、最近のオウム論考中でも出色の出来。 上祐の肉声と、その裏に潜む奴らの思いをスマートに記した、現在のところ2000年最高の名論考である。 単独インタビューをドタンバで仮病使って電話インタビューに変え、重要な話を全てごまかした上祐が、電話を切った(と思って実は切れていなかった)直後「うまくいった」と洩らすクダリなど、もうサイコー! 必読! あと、ペマ・ギャルポ氏のチベット記事、「日本は悪くない」系の、やたら「諸君!」におもねった表現が散見されたのに興を削がれる。編集部が相当手を入れたんじゃないのか?(邪推) 結婚して珍しい名字になった友人が実家に帰ってきたので、頼んでおいた東京=那覇間の往復格安チケットを受け取る。合計\37,500。 「滞在26時間」と言ったら「何しに行くんだ」と大笑いされる。いいじゃん、息抜きなんだから。 |
| 3月16日(木) |
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職場に、●●区●●(要するに●●●●●だね)の●●●●から●●●●の●●●が来る。しっかり●に●の字の●●●●●まで●してあって。●●課の人たちビビりまくり。 その●●●を見せてもらう。●●そうに見えて案外チンケな字を書く奴だ。あと、あの名字の「●」の字、マスコミには大抵旧字体で出ていたけど、本人は略字体で書いてるんだ。新発見。この●●●、●●●●さんに売ればいくらで買うてもらえるやろ。それより●●●●●●●●●●●●●●の●●●●●さんか? 粟津號、胃ガンで死去。山田参助先生が号泣していることだろう。次号の『サムソン』に追悼記事が載るかも。 今日の『ポケモン』は作画も話もアタリ。ゲストのカレンちゃんも、ハイジをそのまま成長させたようなお母さんもさることながら、メリープの群れを追う牧羊ライチュウがごっつかわいいの〜(はぁと)。らーいらぁーい。 |
| 3月17日(金)【ここまでは2000.03.25更新】 |
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明日は空路那覇入り。めったに旅なぞしない俺にしては異例、というか異常事態である。 そう言や、なんで俺って「めったに旅なぞしない」んだろ。 家がビンボだったんで、気楽な一人旅の習慣がつかなかったのが大きいかもしれない。 つまり、今までの人生で体験してきた「旅」のほとんどが、遠足や修学旅行や団体旅行や集団での卒業旅行や職員旅行であって、「旅」と言えばイコール「時間や予定や同行人の都合にガンジガラメに縛られる苦行」でしかなかった。いや、まぁそんな全否定するつもりはないけどさ。仲間連れでこそ行けるような所ってのもあるし。ただ、スケジュールが固定されればされるほど、苦痛も比例するのは確かだ。 それになにより、パックツアーの典型だが、床の高い観光バスで現地人を見下ろしながら町を爆走し、観光名所と土産物屋をチェックして回る、「点」を結ぶだけの旅ってのは、どうも性に合わねぇ。俺の本来の「旅」のスタイルってのは、予定も意味もなくふらりと出て、ふらりと現地に着いて、宿泊先など必要最低限の目的以外何も設定せず、現地の住人が使う乗り物でふらりと移動し、また、自分の足で現地をふらりと歩いてみる、日常の延長線上のような無意味・無目的・非効率的放浪行為である。なんか俺のライフスタイルそのまんまのような気もするが。 経済力がついてからは、何度か折りを見てそういう旅をしたことがある。出張のついでに新潟市内歩き回ったりとか、職員旅行の帰りに名古屋で現地解散して意味なく瀬戸まで行ってみたりとか。やっぱり、現地のローカル電車やバスで移動すると、心がワクワクすると同時にほにゃら〜となごむんだ。リフレッシュ&リラーックス。 今回の沖縄行きも、そういう非効率的な、地に足つけた旅をもくろんでいる。戦跡とか基地は数年前に思いっきり見倒したんで、別にいい。その時に空港以外一歩も歩かなかった那覇市内、一目も見ることがなかった国際通りあたりを見てみたい。いずれ本格的に旅して回るためにも、土地勘をつけておきたいし。 あと、関係ないけど、「旅」を「非日常との出会い」と規定するのも、いかがなものかと思う。そりゃおのれにとっちゃ非日常だろうけど、現地に生活の座を置く人々にとっちゃ動かざる「日常」であることは、意識しなきゃいけない。修学旅行で現地の学生とケンカしてみたり、「旅の恥はかき捨て」とばかりに無礼講に走るのって、やっぱ、美しくないよな。 |
| 3月18日(土)【ここだけは2000.03.20更新、03.25追記】 |
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死が近づいてくる…ゆっくり、ゆっくりと…… まるで妹の笑顔のように淡く、ちょっぴりせつなく… おお、サンゴの海、緑の島…おれのふるさと、おれのおふくろ…… おれは帰ってきたぞ……光る大空から、いま…人間爆弾となって…… (劇画太平洋戦争4『神風特別攻撃隊』 葉 剣英・水谷青吾、立風書房ダイナミック・コミックス、1977年より) 引用に意味は全くなし。妹いないし母親は新潟出身だし。 というわけで明日のリゾコミのため、今日から沖縄入りだ。 朝8時起床。トーストをかじりつつちんたら旅支度。BBSに遺言(嘘)を書き込み、11時前、出発。正午、西武新宿到着。ねんのためロッテリアでBBライトセットを胃に収め、新宿から品川経由で羽田へ。モノレールしかなかった頃に比べると楽チンになったものである。 14番搭乗口の待合をぐるりと見回すも、それらしい客は見当たらず。そりゃそうだ、普通はもっと早い便で行ってるよなー。一人だけノートパソをいじってるムサい長髪の男がいたぐらいか。お願いだから機内では起動させるなよ。 ANA87便、15時05分定刻に出発。座席はみごとに翼の上、しかもほぼ真ん中。イヤホンで三遊亭五九楽の『寄合酒』と好楽の『富久』を聴いた後は、「ちびっ子アニメソング特集」を聴きながら替え歌作り。『HUNTER×HUNTER』主題歌「おはよう。」で「たかよ。」とか、劇場版『こち亀』の主題歌で「謝罪だよ、謝罪だよ、師匠にもらったものは〜」とか、『CCさくら』の主題歌で「I am a クレーマー、潜むパワー」「見つけたいな〜、信じたいな〜、クレーム、それだけで超えられないものはない〜」とか。なにも空の上でまで作らんでも、と己の呪われた血に涙する。それにしても腹が減った。機内食をアテにして、ロッテリアであまり食わなかったのは失敗。 17時50分那覇空港に着陸。「ソロモンよ、私は帰ってきた!」てなもんで、感慨深し。ランディングの瞬間、イヤホンから聞こえていたのは「知恵だ!勇気だ!メダロット」。感慨とワクワク感にも拍車かかりまくり。なかなか幸先よし。ただし、空はみごとに曇ってやがってちょっとガックリ。到着と同時にじわじわと熱気アーンド湿気が侵入してくる。 新生那覇空港ロビーは、完全に見違えていた。俺の記憶にあるボロっちい那覇空港はどこに行ったんだ。 とりあえず外に出て、タクシー乗り場には目もくれずバス停に向かうと、ちょうど「那覇バスターミナル」(以下BT)経由のローカルバスが出るところだったので飛び乗る。座席に、地元の高校生が書いたらしいラクガキを見つけ、うれしくなる。半分廃墟と化した元・空港施設を横目にバスは走る。BTまでは10分程度のはずだったが、夕方の交通ラッシュにひっかかり、BT目前の旭橋交差点を右折するところで10分ほどひっかかる。内地で言えば新宿五丁目の交差点以上の難所。これぞ那覇。 なんとかBTに到着(運賃\200)。ここから国際通りを抜けながら宿へ向かうことにしたが、なにぶん自分の足で那覇を歩くのは初めてで、ちょっと道に迷う。路地裏の雰囲気は、停まってる車のナンバーが「沖縄」で始まるのを除けば、所沢あたりとさほど変わらない。 どでかい県庁と百貨店にはさまれた、ぱっと見浦和か大宮のようなイメージの大きな交差点に出て、ようやく国際通りらしき道を見つける。もっと原宿のナントカ通りのような雰囲気を想像していたが、歩行者天国でもなんでもない。ちゃんと車道と歩道が分かれてて、車道にはバスやタクシーや自家用車がコミケデーのビッグサイト周辺のようにひっきりなしに通っている。歩行者信号がいちいち「赤になります」「赤になりました」と喋ってくれるあたりに、交通事情のハードさを感じる。修学旅行だか卒業旅行だか現地人だか知らんが、ジャリギャルがけっこう多い。店はもちろん土産物屋が中心だが、ところどころにコンビニや普通のファストフード店が進出してたりするので油断ならねぇ。 喫茶店や食い物屋にときどき「バイト急募」のチラシが貼ってあったりするのだが、条件のとこに「チャンプルーが作れる人」とか書いてあるのがイイ。内地ではたとえば「スパゲッティが作れる」あたりが目安になるもんだが。さすが沖縄のソウルフード。 松尾のT字路で左折し、国際通りを外れると、とたんに華やかさは消え、呑み屋以外は軒並み閉まった、ごくふつうの「夜の住宅地」になる。つくづく、那覇のこのへんの町並みは内地の都市部と変わりない。まー、古い建物は55年前の地上戦であらかた破壊され尽くしちゃったからねー。 久茂地川を渡るところで、川に沿って並ぶモノレールの支柱が目に入る。ただでさえ狭い島のあちこちを基地に占拠され、残りの土地もぎっしり住宅と道路で埋め尽くされた沖縄で、電車クラスの本格的輸送手段を作るとなると、どうしてもこういう選択にならざるを得ないよな。サミットには間に合わんだろうが、完成すればかなり渋滞を緩和してくれるだろう。てゆうか、サミットではぜひとも各国首脳に沖縄の深刻な交通渋滞を実感してもらいたい。そして、なぜ南北縦断幹線道路が国道58号一本しか作れないのか、その理由をよーく考えてもらいたい。特にアメリカ。思いやり予算なんぞ絞り取ってる場合か。お前らがモノレール建設費出せ。 その国道58号を横切りさらに徒歩2、3分、今日のお宿、ロコイン松山に到着。部屋はシングルのみ、素泊まり一泊\6,800+税、朝食\800+税。空調完備、装備はユニットバス、冷蔵庫(飲み物数本搭載)、TV(有料エロビデオあり)、ドライヤー、洗面具一式、浴衣、スリッパ、洋服ブラシ、ハンガー3本、あともちろんベッド。海が見えるバルコニーなんぞない。純粋に寝るためだけの、機能性のみを追求した文字どおりのビジネスホテル。なかなか気に入った。クリーニングサービスやコインランドリー、ワードや一太郎が使えるOAルーム、1FにはFAXもあったが、今回の俺には必要なし。 20時、東京仕様の服装を亜熱帯仕様に換装し、メシ喰いにふたたびてくてくと国際通りへ。適当な食堂で沖縄料理定食(松)とオリオンの生。ラフテー(豚三枚肉の甘煮)、沖縄そば、小魚の空揚げマリネ風、マッシュ紅芋、刺身7切れ、モズク、あと、みじん切りの海草と何かの粉を和えた「謎の食い物」。おおむねそこそこの味だったが、味音痴の俺が見てもしなびたカサカサの刺身だけはちと勘弁ならぬ。それと、「謎の食い物」の正体が分からず最後まで悩む。\2,300+600+税。 小腹を満たし、国際通りをキャプテントーマスのようにふらふら歩く。強い風が、明日の雨を予感させる。主に米軍放出品の店にばかり引き寄せられる俺。旧東ドイツ軍グッズをいっぱい(けっこう安く)置いてる店があったんだが、こういうのってどっから流れてくるんだろう。途中ぱらぱら雨が降り出したのでさっさとベースキャンプへ戻る。 宿に帰る途中、宿のすぐ手前のローソンでポカリと現地の新聞を買う。長期滞在となると、この店がすごく使えるかもしんない。ざっとシャワー浴びて『ブロードキャスター』観ながらポカリぐいっとやってさっさと寝る。ぐー。 |
| 3月19日(日)【ここだけは2000.03.20更新、03.25追記】 |
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今日は尾崎亜美大先生と熊谷幸子大先生の御誕生日。とは特に関係なくリゾコミだ! 6時半、さらっと目がさめる。ざっとシャワーを浴びポカリ飲み、7時、朝食(洋食)。パンとソーセージ、ハム、レタスとキャベツ千切りとキュウリのサラダ(チェリーのせ)、サニサイドアップ、オレンジ1/4、キノコとヒジキのコンソメスープ。量は十分。コールドドリンクはミルク、オレンジジュース、はちみつレモン、アイスコーヒーと充実しているが、暖かい飲み物はコーヒーしかない。亜熱帯よのう。他におっさん2、3人と、20代後半あたりの女性2人連れがメシ喰ってる。 『タイムレンジャー』を観るため急いで部屋に戻る(那覇まで来てタイムレンジャーか!!)。やっぱ面白ぇなぁタイムレンジャー。身支度をしながら『クウガ』も観る。「五代雄介・恥辱の身体検査」なんてタイトルのやおい同人誌はどうだろうか。那覇でもリアルタイムで観られるとは、うれしいねぇ。『おジャ魔女』は自宅でタイマー録画してるので断念し、8時半過ぎチェックアウト。 全装備を担いで国際通りへゴー。8時50分頃、「松尾」のバス停に。ちょーど、コンベンションセンターの近所を通る28番のバスが来てたので、思わず飛び乗る(習性)。そんなに急ぐことはなかったんだが。 バスは国際通りを抜けて58号へ。「東急ホテル前」で、あからさまなオタップル(べ、別にうらやましくなんかないぞ!)が「コンベンションセンターには行きますか?」とか運転手さんに聞きつつ乗車。そのまま58号をひたすら北上し、彼らと共に「真志喜」で降りる(運賃\450)。 交差点を西に曲がり、てくてく歩いていくと、彼方にちらりと水平線。さらに進むと、おお見よ、緑青色の、独特なカーブで構成された寺社風の巨大建造物! なんか、地中にでかい足が二本埋まってそうなデザイン。当然あらゆるビーム兵器は無効。「量産のあかつきには内地などものの数ではないわ」ってか?(←アブねーなー(汗))。屋根に上ってマシンガン乱射しながら「やらせはせん! やらせはせんぞぉー!」と叫んでみてぇなぁ。そういえば今日は【和尚のアトリエ】が来てたっけ。ビグザムファイト、レディーゴー! カッコイイので写真撮りまくる。 9時半過ぎ、会場前に到着。風が強い。すでに数十人ほどの一般参加者が、カタログの販売を待っていた。内地から遠征したらしいオタもちらほら見かけるが、だいたいは現地の同人少女たち。 開場まではまだ1時間以上あるので、ちょっくら海を見に行く。トロピカルビーチという名前だそうで、珊瑚礁ベースの砂浜はサラサラしてて気持ちよさそう。あいにくの曇天で、あまり海の美しさは満喫できず、しばらく浜辺を歩いて、10時頃また会場前に戻る。 戻ってみるとカタログ販売が始まっていた。2冊買い、自然にできた行列に並ぶ。すでに150人ほど並んでいて、隣り合わせた現地の同人少女が「すっごい並んでるよー!」と興奮していた。普段、県内のイベントでは行列なんてできないんだろう。だがこんな程度で驚いてちゃ、有明に来たら即死だぞ、お嬢ちゃん。 10時20分、折りからのパラパラ雨が驟雨に。またたく間に限りなくスコールに近い大雨に進化。ちょっと待て、天気予報では「曇り一時雨」って言ってたよな、これがその「一時雨」か!? ふつう「一時雨」つーたらもっとグズついたはっきりしない雨が降ったり降らなかったりってもんじゃねーのか!? とブーたれてみたところで内地の気候常識は通用しない。あわてて会場内の2F席へ移動。 外から見ると大きそうだったんだが、実際入ってみたビグザムは、そんなに広くない。少し大きな体育館程度。その中に200サークルほどが8つの島になって配置されている。外周には本部や委託コーナーやBマニアックスの出店や赤ひげ先生のブースなどが並ぶ。 一般参加の列は、やっぱり現地の女の子ばっかし。俺の前も後ろも俺の半分ぐらいしか生きてなさそうなジャリギャルの団体様ご一行。だが、ところどころに混じっている内地遠征組が存在感を全方位に一斉放射してるおかげで、あまり肩身は狭くない。後ろの女の子たちが、会場内を高ゲタはいてのっしのっしと歩く青い作務衣姿の赤ひげじじいを見つけてキャーキャー言ってる。よく見ておくんだよ。沖縄にいながら東京のセミ電波キャラと同じ空気を吸える機会なんて金輪際まずないだろうからね。 11時、ついに開場。「ただいまから、リゾコミ in 沖縄、開催します!」と、いつものウグイス嬢のアナウンス。ああ、コミケだねぇ。まきおこる拍手。ああ、コミケだねぇ。大手に行列するべく走り出す先頭集団。ああ、コミケだねぇ……ってコラ! 俺はよく知らないんだが、どうやら「キジムナー14」(注:ブース番号です)あたりに有名なサークルが来てたらしくて、そこが限定本でも出したか何かしたんだろう。「雨で滑りやすくなっていますので走らないでください!」のアナウンスもむなしく、またたく間に2、30人ほどの行列が形成される。俺の前の女の子たちが呆れたように「うわー、はじめて見たよー……」とつぶやく。まったく、内地の変な風習を輸入せんでくれ、君たち。ネイティヴアメリカンに天然痘うつしたヨーロッパ人みたいなもんか。まぁ、その連中を除けばスムーズに列は動き、すぐに俺も入場。 広さも広さだし、カタログをチェックするまでもなく端から全サークルをひやかして回る。 「チャンプルー08」(注:ブース番号です)【和尚のアトリエ】の限定本?などを軽く買う。藤沢和尚様が、現地の女の子にチンプの本のすごい表紙を見せて「やだー」とか言わせて喜んでいた。綾波竜水とか、トラウマにならなきゃいいんだが。同じような事してる俺が言えた義理ではないけど。 地元のサークルで、『伊集院光のUP'S』本を出しているところがあったので見てみると、他の『ベルセルク』本や『エイリアン9』本もめちゃくちゃバカパワー炸裂。全種類買う。【U.C.0123】というサークルさんだが、作風を見ると【チンプ】や【団結小屋】を読んでるのが丸分かり。作者さんはコミケに来ているようだ。サークル参加しているのなら今後チェックしてみたい。(3/20追記:1999年の夏コミから参加している事が判明。) あと、忘れずに本部でリゾコミ従軍徽章をゲット。 会場を一周してみたが、内地から遠征してきた【不気味社】【阿素湖素子】などの濃いサークルと濃い同人野郎、現地でジャンプ系同人誌作ってる女の子サークルと島から一歩も出たことないような同人少女が混在している、熱帯魚の水槽のようなありさまはまことに面白い。レヴォとシティを4:6の割合でグラスに注ぎ軽くステアしたようなかんじ。 自動販売機前でひとやすみ。みごとに「あたたか〜い」がないので少し泣く。くそう、亜熱帯め。 アイスレモンティーで一息ついて会場に戻り、開田裕治先生のブース、「うりずん01」(注:ブース番号です)【ガメラが来た!】へ。開田あや先生がまたキワドいコスプレしてて目立つ目立つ。唐沢俊一先生がいらっしゃったのでご挨拶に伺うと、先生「うわぁ!」。よっしゃあ!「唐沢俊一の驚いた顔」を見られただけでも、沖縄まで何億光年も旅してきた甲斐があったぞ。いや、今回別に「追っかけ」で来たわけじゃないけど。あや先生の限定本と、まだ買ってなかった睦月先生の写真集(自分で撮った写真集と自分が撮られた写真集)を買う。そしたら睦月先生が両方の写真集にサインくれて、しかも前者にはあや先生もサイン、おまけに生キスマーク。ああ、もったいのうございます……(『輝け!大東亜共栄圏』風に)。あや先生と唐沢先生には、例の件の御礼も重々述べておく。 12時過ぎ、【時刊新聞】にビグザムネタを投稿して、いったん外に出てみると、さっきの雨がウソのような晴れ間。スコールで水分全部しぼり出したみたい。亜熱帯のこういうサッパリしたところは好きだ。思わず海岸にかけ出す……と言いたいところだが陸自普通科のごとき重装備のためそうもいかず、よっこらせーのどっこいせーと歩いていく。3月とは思えない高角度から照りつける太陽を受け、鮮やかなエメラルドブルーに輝くトロピカルビーチ。防波堤の突端に出ると、東シナ海から猛烈な西風が吹きつけてくる。ただただ爽快の一言。 13時頃、会議棟のレストラン「Lanai」で和風ハンバーグステーキとオリオンの小瓶を平らげ(\1,080+600+税)、また会場に戻る。 あとはまたブースを見て回ったり、2F席でひとやすみしつつ写真撮ったり、県内サークルのペーパーを収集したり。 ペーパーや本を見るかぎり、沖縄と内地の間に、絵やセンスの格差はほとんど感じられない。もっとも、突出した実力を持った「大手サークル」ってのはいなさそうだけど。 コスプレは現地の子ばっかりらしく、『ONE PIECE』とか『ヒカルの碁』とかゲーム系だらけ。まー関係者でもなけりゃ、内地のレイヤーがわざわざ沖縄の、しかも200スペース級のイベントに来るわきゃねーよな(※あや先生は除く)。ロロノア・ゾロのコスプレしてた子が、髪までスポーツ刈りにしてて、その気合いに感動。 狭いわりには、コミケの一部を切り取って持ってきたかのような熱気と活気を感じる。まそりゃコミケ準備会が主催してんだから当然といえば当然だが、とにかく県内の参加者も内地からの参加者も、いい意味でお祭り気分。【時刊新聞】と言い、【不気味社】のガリ版刷り実演と言い、普段のコミケじゃできない(できなくなってしまった)いい意味での悪ノリが効いている。取材の腕章がなくても写真撮り放題だし。更衣室は使用自由だし。 4年前の「さよなら晴海」の時もそうだったけど、もう帰ってこない旧きコミケを懐かしむとともに、その精神を再認識する儀礼……そんなニュアンスも、一連のコミケットスペシャルには込められているにちがいなし。 これが、なぜクリエイションには(結局)なし得ず、コミケットスペシャルにしかなし得ないのか……それはまた考察を深める必要があろうが、俺の手にはちと余る問題なので思考中断。 16時閉会。例によって拍手。唐沢先生ご一行は閉会直前にお帰りになったためお別れの挨拶をしそびれる。ご一行は明日まで沖縄滞在とのこと。 閉会後、初夏の陽気の中を徒歩で58号沿いのバス停へ向かう。58号に続く道の脇にいくつか塑像が立っていて、たいていは裸婦像なのだが、ひとつだけフルチンの少年像があって、作品名は「迎」……やっぱし音読みするんだよな……。藤沢和尚様が見つけたら記念写真を撮る確率99.89%。 58号に出てしばらく南下。「大謝名」のバス停で待ってると16時半過ぎ、那覇行きの29番バスが来たので、現地のコスプレイヤー少女(のはず。キャスターつき小型スーツケースしか持ってなかったし)らと一緒に乗り込む。 レイヤーたちが浦添市内で下りたあともしばらくバスに揺られ、国際通りの入り口・「安里」で降りる(運賃\350)。ここからオミヤゲを物色しつつぶらぶらバスターミナルまで歩こうって寸法だ。 しかし悲しいかな、どうしても書籍類に目が行き、1995年に出た三線の初等教則本(\1,500)を買ってしまう。だって、昔買ったやつより詳しいんだもん。 ふと横丁の、アーケードで覆われたかっこうの市場に入ってみると、急にダンジョンに迷い込んだような感覚に陥る。マジで『ウィザードリー』でもプレイしているような感覚に。 深部へ歩いて行けば行くほど、立ち並ぶ店の様相も品物も、国際通りのコジャレた雰囲気からどんどん遠ざかっていく。三線のパーツとか、スクガラスの瓶詰めとか。干しイラブーの巻いたやつなんか当たり前のように店頭にぶら下がってて「3500」とか値札が結わえてあるし。料理法知らないから買わなかったけど。さらに人ひとり通るのがやっとな路地を入っていくと、ほんとに現地のオバァしか来ないような洋品店やら乾物屋が並び、おばちゃんたちの喋る言葉もヒアリング不能。マジで道に迷いそうだったのでさっさと出たが、こういう面白い所があるんだったら、もう一泊してもよかったかもしれない。 けっきょく黒豚ジャーキー、梅カール、ラフテーの真空パック、「U.S.MARINES」のワッペン(使用法は言わずもがな)といった、当たり前の土産物しか買わなかった。今度来るときは、手ブラでサイフだけ持って、2、3日かけてじっくり攻めてみたい。 ちんたらBTめざし歩き続け、18時30分ごろBT到着。すぐに空港行きのバスをつかまえる。帰りの便のフライトは19時55分、ちょうどいい時間。 同40分過ぎ、空港到着。カウンタで割引チケットを引き換えて、最後の土産チェック。とりあえずソーキの真空パック、ダチョウのハム(すみません、元ネタは『鉄鍋のジャン』です)、職場用のお菓子をゲット。肉食文化圏のおみやげは、どうしても肉類中心になってしまう。以前買って帰って、けっきょく喰いきれずにカビさせちゃたチラガーは今回やめとく。名残りを惜しむかのように紅芋ソフトクリーム(\260)をなめ、33番搭乗口へ。 ANA92便、定刻出発。耳では「ちびっ子アニメソング特集」を聴きながら、目ではスクリーンの「ANA SPECIAL『新宿ノラ猫3兄弟〜小さな子猫の大冒険〜』」をチェック。歌舞伎町の屋根の上にこんな世界があったのか。右脳と眼球は赤ちゃんネコが死んじゃった場面にうるうる泣きつつ、左脳と耳は替え歌作りにフル稼動させているいやな俺。しかし、ヒトの死よりもネコの死のほうが泣けるというパーソナリティには、我ながらかなり問題を感じる。 しばらくして「ANAスポーツニュース」。3/11の東京ドーム戦が流れた時だけはさすがに音声を12チャンネルに変える。あんのじょうタオル回しの怨恨などには一っ言も触れてやがらなかったが、それでも8回表の「守護神河本!」だけは数秒にわたって流していた。読売戦だったからとは言え、ロッテファンの映像がここまで進出したか。すごいぞ外野応援団。 そんなこんなで22時05分、無事羽田到着。こんどのランディングBGMはポケモンの「OK!」。ただし着陸してすぐに「ぼくドラえもん2112」に変わってずっこける。 京浜急行→山手線→西武新宿線と順調に接続し、0時15分、帰宅。 4時間ちょっと前には那覇にいたはずなのに、今はもう所沢の自宅でカレーの残りを喰っている俺。世界は確実に狭くなってきた。 シャワーを浴びてメールをチェックして、寝る。 とまぁ、超短期滞在ながら、そこそこ愉快な旅を満喫できたと思う。 ただひとつ、後悔といえば。 ああ、サークル参加したかった……。 |
| 3月20日(月) |
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いつものように仏花を二束買い、丸ノ内線で14時20分ごろ現地到着。 駅事務所の仮設祭壇の周りには「遺族一同」や「破産管財人」名の花かごがいくつか並び、壇上にももう7、8束ほど花束が積まれている。黙祷。 記帳を済ませ、事務所を出たところで、Yの記者が寄ってくる。 「被害に遭われた方ですか?」 いえ。 「ご遺族?」 いえ。一般人です。 「毎年来られているんですか?」 はい。 「どう思われて?」 事件を忘れちゃいけないと思いまして。 ……と、あたりさわりなく答える。興味をなくした記者、すぐ後に出てきたおばちゃんの方に向かう。 すまんね、事実の1%ぐらいしか話さんで。 でも、「実はこんなの作ってまして」とアレでも出した日にゃたちまち社会的に抹殺されそうだしな。 実はこれのために沖縄からトンボ帰りしてきた、と言ったら、みんな俺の事を「偽善者」と罵倒してくれるだろうか? 精進落としってわけでもないが、不謹慎な替え歌作りながら帰宅。 リゾコミ日記を書いて寝る。 |
| 3月21日(火) |
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頭がけっこう冴えている。仕事もはかどる。五万もかけて息抜きした甲斐があった。 「沖縄一泊二日五万円」、パックツアーで言えばかなり割高だろうが、別にいいじゃん。 五万なんて、エステなり風俗なり行けば2、3回分にしかなるまい。オレ的にはそれ以上の効果は十分あった。 だから、みんな「一泊二日で何をしに行った」とそんな不審な目で俺を見るなよぉ〜っっ!(哀願) 公設市場で買ったラフテーをあっためて食う。口からビーム吐くぐらいうまい。 外遊に出ておられた柳瀬氏より、正式なご連絡。 「実感」、30%ぐらいまで上昇。 一度例会に出れば、70%ぐらいまでは上がるかな。 それまでは公式には発表しないでおこうっと。 イチローの背番号の「5」と「1」の間に「×」と書いて走って逃げるデスゲーム。 意味はない。 |
| 3月22日(水) |
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北朝鮮には10万トンもタダ米援助するくせに、生活保護はすぐ打ち切る日本政府って。 若い世代にツケをおしつける形の年金改悪法案、参議院で可決。また「数の論理」でもって、ムチャな法律が通過してしまうのか。 冗談じゃねぇぞばーろー。年金払うのやめてそのぶん投資信託に回そうにも、サラリーマンやってると自動的に厚生年金天引きされてるからやめるわけにもいかねーし。 創価学会の青年部は、これを聞いて何も思わないのか? あ、どーせ年金もらったって全額池田先生への財務になるんだからノープロブレムってか? ノック、「やりましたごめんなさい反省してますだから情状酌量を」戦術にチェンジ。 しかしまぁ、パンツに手ェ突っ込んどいて、今までよくもまぁしらばっくれてたもんだと感心。上祐級のうそつきめ。触ったことよりも、「私は無実でござい」と強弁し続けたことのほうが、公人の所行としては許し難い。 触られた女子大生の方としては、今後も引き続き、あまりマスコミに出てこないほうが戦略的にも賢明であろう。まちがってもルインスキみたいに暴露本出版すんじゃねぇぞ。幻冬社あたりが何を持ちかけようと、たとえ印税10%丸々保証すると言っても乗らぬが肝要。一気に同情票失うからな。民事の慰謝料で我慢しておけ。 |
| 3月23日(木)【ここまでは2000.03.25更新】 |
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「新仮面ライダーが『大きい女の子』たちの間でブレイク中」と言うと、みんな「何言ってんだコイツ?」な顔をしてくれる。 まったく、出版社にあるまじきレーダー感度の鈍さよ。 友部達夫(詐欺じかけのオレンジ)に実刑10年。 こういう、詐欺など一連の「信頼を裏切る」種類の罪は、もっと量刑を重くしてもいいと思うんだが。 昔、『紅の挑戦者』ってマンガで、「タイでは、『詐欺』は最高死刑まである重罪」と読んだ覚えがあるが、日本でもそのくらいしてもいいんじゃないかな。死刑がダメなら最低でも財産没収。 |
| 3月24日(金) |
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朝、バスの中でフロックコートのポケットを座席の手すりにひっかけ、見事にひっちゃぶく。泣く。 大昔、オレンジ共済事件にからめて『大宗教学』に 「議員が汚職した場合は、その議員を当選させた選挙区にも、定員減らすなどのペナルティを課すべし」 とか書いた覚えがある。 日本の民衆が戦前の軍国主義をあまり気に病んでいないのは、自分らで天皇や東条英機を選んだ覚えがないからである。反面、ドイツ国民があれだけナチの歴史を気に病んでいるのは、彼らが民主的にヒトラーを政権の座につけてしまったがゆえである。 民主的方法でサギ師に権力を与えた場合、責任はそのサギ師を選んだ奴ら、すなわち有権者に帰してしかるべきであろう、と。 でも、調べてみたら(調べるほどでもないが)友部達夫って、比例区だったのね。それも、日本新党だか新生党だかに巨額の上納金を納めて、名簿の順位を上げてもらったという。これじゃどーしよーもないわな。比例区で「自民党」に入れたら自動的に中曽根康弘が当選しちまうのと同じで。 比例代表制最大の欠点、最大の非・民主性が現れたようなもんである。「死に票がなくなる」とかうまい事を言ったって、名簿の順番自体は有権者は全くタッチできないんだもんな。よく考えてみりゃこんなひどい制度もあるまい。 『ジバクくん』音楽集発売。……なんでアニメが終わる寸前に出すんだろう……。 |
| 3月25日(土) |
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3ヶ月前に送ったはずの依頼状が、ひとつ届いていなかったことが判明。血の気が引く。 重要書類に黒ネコメール便は使わないほうがいいな。 『おジャ魔女#』の主題歌CDを聴く。あの裏拍になる所のリズムの悪さ、実はMAHO堂じゃなくて、演奏の責任かもしれない、と見解を改める。 19日の録画アニメをやっと観る。 『おジャ#』。ハナちゃん、知能高いじゃん。 『デジモン』。やっぱり圧巻はヤマトとガブモン。「ヤマト……」「何も言わなくていい……」。ほんとにこいつらは……。『クウガ』といい『デジモン』といい、朝っぱらから見せつけるんじゃねぇ。(涙アンド鼻血) |
| 3月26日(日) |
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HPにリゾコミの写真を少し載せる。なんだか、普通の個人サイトでも作ってるような気分。 ついでに、『やおいライダークウガ』(原題:『最終兵器彼氏』)の政治的に正しい主題歌、ほぼ決定版をトップページに。我ながらそこそこの出来。最近、強力なライバルを意識しているためか、自分のレベルも底上げされているような気がする。俺がアムロなら、鈴之助氏がシャアで金成先生がランバ・ラルってところか。いや、先方がアムロやカイで、俺はハヤトかも。んで、ソロモンで早々に被弾してホワイトベースの医務室に担ぎ込まれて「俺はダメ人間だ〜」とフラウ・ボウに泣きつくんだ。そこで無能な俺を「あなたはよくがんばってるわ、鈴之助のほうが私たちとは違うのよ」となぐさめてくれて、ついでに母性本能刺激されちゃうフラウ役、随時募集中。 【今日のTV】 『おジャ#』。久しぶりに「おきがえ」が出たが、タップを頭の上で叩くときのリズム、「かかんっ/かんかんっ」と間に一瞬休符が入っていたのが、「かか/かんかんっ」と連打するように改変されていた。やっぱり子供には難しかったか、あのリズム。 『デジモン』最終回。「真の敵」をさっさとぶち殺し、別れのシークエンスにたっぷり尺を取る構成がなんとも恣意的でイイぞ。 『月光仮面』最終回。……ほんとに最終回なの、これ? |
| 3月27日(月) |
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朝から風邪っぽい。 中野小劇場で立川談之助・唐沢俊一トークバトル。 談之助師匠・幻の演目、『赤尾敏物語』を聴けた我らは果報者ぞ。 唐沢先生は佐川君ネタで聴衆を翻弄。「キャラの立ってる知人」って、話し家や作家にとっては財産だよな。 ひえだ先生の黒魔術ライブもあり。儀式の最中にツッコミが入るのがちょっとかわいそうだった。 日テレ深夜のネプチューン番組、最終回。あのレイプ寸前事件の影響か? |
| 3月28日(火) |
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やっぱり風邪のようだ。 退職する先輩が「がんこ職人の手焼き煎餅」セットを持ってくる。 いそべやおかきなど種類ごとに袋詰めされていて、それぞれの袋に「敏夫作」「秀男作」「賢一郎作」「幸八郎作」など、がんこ職人らしい名前がハンコで押してある。 なんかブルセラっぽくていや〜ん。 馬場の「鳥良」でその先輩の送別会をやって、帰ってすぐ寝る。 |
| 3月29日(水) |
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『リヴァイアス』最終回。「キャラが壊れている」と騒いでいたみんなにとっては、肩すかしもいいとこな結末だったかも知れない。エヴァみたいにマジ壊れた結末を望んでいたんだろうけど、残念でしたって所。 アパーヤージャハこと青山元弁護士に懲役12年の実刑判決。 役割的には上祐以上の貢献をしてきた奴だ。これでも軽いくらいである。 なんたって、上祐は何の資格も職能もないただの人だが、青山は「弁護士」職にありながらその職権と技能を存分に悪の道に利用してきたんだからな。 ただのスポークスマンがウソついたって珍しくはない。どこの組織でも「広報」なんてのはウソつくためにあるんだから。が、ヒマワリに天秤マークのバッジをつけておきながら記者会見や法廷で堂々とウソをついたんだから、その罪は比べようもないほど重い。 日本における「弁護士」のステータスを著しく失墜させた張本人、という点でも、許永中を逃がした顧問弁護士どころの騒ぎじゃないし。 『ユダヤ陰謀説の正体』の著者、松浦寛先生から書評御礼のメールが届き、どっと冷や汗。悪事千里を走る。 |
| 3月30日(木) |
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ねむそくでねぶい。じゃなくて、ねぶそくでねむい。 N社にご連絡、「上智大学 松浦先生」宛てに書評掲載誌を送ってくださるよう手配する。 早稲田の「八幡寿司」で新人歓迎会。熱燗がすすむクン。 (確認したかぎり)最南端にして最西端の『大宗教学』愛読者、K氏より書簡。 毎回通販で買ってくれる酔狂なお得意さまだが、当然ながらいまだ御尊顔を拝したことがない。リゾコミでぜひともお会いしてみたかったんだが、「所用が重なって行けなかった」とのこと。残念。 「(リゾコミは)どんな感じだったんでしょう」って、那覇人(K氏)が所沢人(俺)に聞くシチュエーションというのも妙ではあるが。火星で火星人に「ローウェル運河はどこですか」と道尋ねられるようなもんで。 |
| 3月31日(金)【ここまでは2000.04.01更新】 |
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ハト屋敷(建設中)の前に、ハトどもが7、8羽ほど固まってたむろしている。 おかしいなぁ、最近このへんからはすっかりハトがいなくなってたはずなんだが。新大久保とかにシマを移したという情報が入ってたけど、あっちでも火事か何かあったのかな? と思って見たら、路上にうす黄色の粉末がまいてあった。 おおっっ、これぞまさしくハトじじい復活のノロシ! じじいノーデッド!! でも、「もうハトは飼わない」って言ってなかったっけ、ハトじじい? 恩師の一人・K教授が職場に。もちろん挨拶。 在学中とぜんぜんおかわりなし。もっとも、昔から老けてたしな、先生。(おい) 新宿「たらふく」で先輩の内輪送別会。年末のようなペースでおいしい物食べに行ってるなぁ。 ふつうこのメンバーで集まると必ず職場のグチ大会になるもんだが、珍しく仕事の話が全然出てこない。食ってる間中、終始一貫して話題はふく料理への賛辞に集中。それほど旨かった。もちろん、一人頭10,000円以上したけどな。 たまには贅沢な食事も良きかな。 |
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