2000年4月の開設者うらみ日記


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4月1日(土)
 埼京震学舎暫定ホームページ、開設15ヶ月目にして50000ヒット達成。ありがたし。記念事業として、HPのトップページに18禁サイトのような「敷居」を設けてみる。
 恒例のエイプリルフールネタをトップページに掲げ、日記も少し更新。
 現実世界でも、新しい本棚が届いたので、蔵書の整理にいそしむ。

 今ごろ、NOKKOの「アンテナ」の作曲者が井上大輔だと気づき、愕然とする。
 諸君にはこういう体験があるだろうか? ふとラジオか何かで、今まで何とも思ってなかった歌手の歌を聴いて「あ、なんかイイ曲!」とハマってしまい、よくよく調べてみると、昔から好きだったアーティストに提供された曲だった、なんて体験。俺はよくある。
 たとえば、そう、あれは俺が川越に出没していた頃だから高校の時分だな。塾の帰りに本屋に寄って立ち読みしてたんだ。そしたら、有線で女性アイドルの歌がかかって、それ聴いたとたん「うわっ」と鳥肌が立っちゃって。歌詞はなんてことないんだけど、とにかく曲が俺のツボハマりまくり。しかし、有線だからラジオみたいにパーソナリティが曲紹介してくれるわけでもなく、誰が歌っている何て題名の歌やら、情報さっぱりナッシング。その日から、俺の戦いの日々が始まった。邦楽に詳しい友人もいなかった俺は、明星ヤンソンのバックナンバーを古書店などでかき集め、記憶していたメロディの断片や曲のコードを唯一の手がかりに、砂漠でダイヤを探すような地道な検索を重ねた。まぁ現在よりも「新曲」の数が格段に少なかったから、なんとか自力検索が可能だったんだけどな。よく似た違う歌にダマされたりしながら、聖杯探索を始めて一年あまり。やっと見つけたその歌の楽譜を見てみたら、「作曲:尾崎亜美」とあって、驚いたのなんのって。
 そのほか、「あ、これイイ」と思ったCMソングが尾崎だったり熊谷幸子だったりなんて例は枚挙にいとまがないほど。
 なんか、いるんだよね、どの作品を聴いても「波長」が合うアーティストってのが。もちろん誰の楽曲と波長が合うかってのは人それぞれで、万人とその合致感を共有することはハナっから無理ってもんだが。
 音楽にしろテキストにしろビジュアルにしろ美食にしろ複合メディアにしろ、そういう、自分の魂を揺さぶる作品を作ってくれるアーティストを何人見つけられるかで、人生の「勝ち」「負け」は決まると思う。そこまで言ったら大袈裟かも知れんが。でも、それを発見・開発していく喜びが、この世のヒマつぶし期間を楽しいモノにできるか無味乾燥なモノにしてしまうか、そのかなりの部分を規定するよな気がするぞ。だから俺は、ニヒリストのくせに現世否定に走らずにすんだわけだが。
4月2日(日)
 引き続き本棚の片付け。
 な●ぷるの『週刊聖書』へのイチャモンと、昔『大宗教学』に書いた『聖書の暗号』の書評をアップ。

【今日のTV】
 『おジャ#』。ううっ、ええ話や……(もらい涙)。しかし、ますます魔女の生態がわけわからなくなってくる。もっともそんなもん、第1話で「魔女は花から生まれてくる」ってことにしちまった時点で破綻してるんで、今さらどうってことはないが。MAHO堂がマジョルカに乗っ取られた顛末を聞いた時のおんぷちゃんの「へーえ」って感情を押し殺した返事、わざとああいう演技をしたとしたら、宍戸留美、案外あなどれないかも。
 『デジ02』。今度は「行きっぱなし」じゃなくて行ったり来たりできるのか。現実世界との接触面が広くなったぶん、「ファンタジー」としてどう広がりを持たせられるだろう。お手並み拝見。それはそうとタケルの新しい声、慣れるのにあと3週間はかかるだろうなぁ。ヒカリ役は変わらずだが、ちゃんと声が成長してる。「年齢のギアチェンジ」は荒木香恵の伝家の宝刀とも言うべき技なれば当然ではあるが。関係ないけど『ポケモンアンコール』、ナツメ様の回を前にずっと放映ストップしてるのは納得いかん。
4月3日(月)
 『スターリン・ジョーク』(河出書房新社)を読む。あとがきの「ジョークは元来、体制からドロップアウトした知識人層が作るものであって、決して『庶民の抵抗の武器』なんかではなかった」という指摘は鋭い。
 共産圏によく見られる、「価値観の転換を嘲笑するジョーク」。たとえば、レーニン廟の前を通りかかった老婆が守衛に「ここに祀られているのはどなたで?」「レーニンだ」「レーニンって誰ですかい?」「新しい聖者だ」「ああ、聖レーニン様、早くあのいまいましいボルシェビキどもを追い出して、また教会に行ける世の中にしてください、アーメン!」とか。フルシチョフ失脚後、党幹部の写真が並ぶ部屋で党員が「あのクソ野郎の写真を下ろせ!」「どの?」とか。この手のジョークって、敗戦後の日本でも山ほど作られてそうだけど、ぜんぜん聞かないよな。なんでだろ。
 もともと日本には「政治諷刺ジョーク」という習慣が根づいていないというのもあろう。あの大して面白くない「五条河原の立て札」が日本史の教科書に載っているぐらいだから、他に秀逸なものがあったとは思えない。日本の風刺は主に「マンガ」という方向に収斂していった印象がある。または川柳・狂歌か。「道鏡に 根まで入れよと みことのり」とか。って、あれは後代の作品だな。いずれにしても散文形式の風刺という習慣は残念ながら存在しなかったんじゃないかな。昭和20年当時、伝統的な川柳・狂歌は、文化としてほぼ死に絶えていた。マンガもマンガで、戦時中はさっぱりその「風刺」機能を放棄していた。かくして日本には「敗戦ジョーク」「GHQジョーク」は生まれなかった、ということか。
 または、天皇の赤子である日本国民は、敗戦=天皇史上の国体の敗北をメタに捉えることができなかったのかもしれない。
 他にもいろいろな要因が考えられるのだが、めんどくさくなったのでこのへんで唐突にぶったぎっておく。

 友人主催の掲示板で筆禍事件起こす。(またかよ……)
 こういう時、いくら相手が旧来の知人であっても不適切発言をビシッと諌められるかどうかで、その板の管理人の鼎の軽重が問われるわけだが。とりあえずビシッと諌めてくれた。
 えらいぞ友よ。(←ほんとに反省してんのか?)

 ニフティFCOMEDYCの「嘘競演」に苦し紛れの投稿。みっともない。

 冷めたピザ、腐る。死にかけないと国際的ニュースにならない首相って……。
4月4日(火)
 『魔法陣グルグル』、再アニメ化。しかし、頭の「ドキドキ伝説」ってぇのは何だ「ドキドキ伝説」ってぇのは。ギップルを殺す気か。とりあえず18時なんかに帰れるわけがないので、タイマー録画しておく。

 こないだから、飛んだり跳ねたりするたびに右上の奥歯の根っこがジンジン響いていたんだが、今日になって周りの歯ぐきや親知らずが埋没しているアゴ骨の上の肉あたりがシクシクしてきだす。場所が場所だけに「ついに不発弾爆発か?」と不安になる。保険証を持ってなかったので、医者には明日行くことに。
4月5日(水)
 右の歯が痛んでよく眠れず。
 10時、職場を抜け出し、保険証持って歯医者に行くが、特に変な所はなしという。心配していた親知らずも異状なし。知覚過敏か。「ブラッシングが雑なのかもしれませんねぇ」。そういうもんか。
 あと、歯並びはいいが、噛み合わせが悪いことも指摘される。俺の上の前歯は、ちょうどアコーディオンドアのように口の内側へゆるくV字型に曲がって生えている。特に支障もなかったので矯正はしなかったんだが、実は前歯というのはハサミの刃のように下の歯が上の歯の内側に当たるのが正規の噛み合わせであり、俺のように上の歯と下の歯の切っ先が直接ぶつかり合うと、普通に歯を閉じた時に奥歯が直接噛み合わさらない。そういえばそうだ、前歯を合わせると奥歯が合わず、奥歯を合わせると前歯がなんか変。メシを食う時なども必要以上にアゴを左右に移動させている。顎関節症にならんように気をつけねば。

 歯と雨のせいで終日調子が上がらず。
 明日は健康診断だが、採血するので21時以降はメシを食うなとのお達し。もちろん翌朝もダメ。水も極力飲むなと。今までそんなこと言われた覚えはないんだがなぁ。食が細いわりに一日三回きちんと食べる俺にとってはまさに苦行。ラマダン(断食月)のある国に生まれなくてよかった。

 んで、また国民には何も知らされず国家元首が決まってしまう、と。
4月6日(木)
 健康診断。朝メシ抜きなので非常に調子悪し。とほほ。
 採血したせいでもなかろうが、昼休み、頭痛発生。眼精疲労系の痛みで、とにかく目を使うと痛みが増してくる、まさに商売あがったりな頭痛。もうどうしようもないので早退させてもらう。とほほ。
 途中でどうなるかわかったもんじゃないので特急で所沢まで戻ることにするが、寝過ごして狭山市まで行ってしまう。さらに60円取られる。とほほ。

 『ポケモン』のエンディングに、ついにあのピチュウが登場。満を持して登場させただけあって、めちゃめちゃかわいい。いい声優がつけば、先輩であるピカチュウの地位すら脅かしかねないぞ。

 「ニュースステーション」の北朝鮮特集。外国や赤十字からの援助物資がヤミ市場で売られている映像に、とことんなさけなくなってくる。ポップに堂々と「アメリカからの贈り物」と書くのはやめろ。てゆうか「贈り物」を売るんじゃねぇ。少しは疑問を持て。
 だが、古来「援助物資」がまともに行き渡らなかったことなどいくらでもある。北朝鮮だけの話ではない。チェルノブイリへの援助やソマリアへの援助など、全体の何十パーセントが途中でピンハネや強奪を受けたか。
 「そういう国」だからこそ、復興が遅れる。復興が遅れるから、ちょっと力(武力なり権力なり)のある奴は援助物資を奪う。援助物資が奪われるから、復興が遅れる。復興が遅れるから……の無限連鎖。
 敗戦後の日本で「ララ物資」がヤミに流れずきちんと地方都市・農村にまで行き渡ったケースなど、世界的に見ても珍事だったのかもしれない。今の60歳代の人たちなら誰もがそのまずさと共に強烈に覚えている「給食の脱脂粉乳」。その脱脂粉乳が学校給食で飲めたという事実、それこそ昭和前半の日本国民のモラルの高さを示す何よりの証拠である。日本人のこういう所は、俺、けっこう好きだったりする。これ以上、下手に「自由競争」という名の弱肉強食思想を輸入しないでほしいもんである。
 それにつけても「主体思想」の国の、このモラルの低さは……。汚職をする連中は、「汚職しなくちゃ生きていけない国が悪い」とでも言い訳するだろう。「あんたの国でも、敗戦直後、ヤミ米を食べないで餓死した裁判官がいたそうじゃないか。我々は生きなければならないんだ」、と。だがなぁ、本来ならタダで口にできるはずのヤミ米すら買えず、死んでいく人民の立場はいったいどうなる。だいいち、援助物資にタッチできるような高級官僚がヤミに横流ししなくちゃ生きていけない国というのも、一大事である。朝鮮戦争以来40数年、戦争をしていないにもかかわらず、敗戦直後の日本以上の混乱ぶりを呈しているというのはどういう事か。
 システム自体も、官僚のモラルも、全てが腐っている。そのことを雄弁に物語っているのが、あの「アメリカからの贈り物」である。ほんと、すぐ隣の国で、こんな生き地獄が何年も何年もライブで継続されていると想像するだけでも、何もできない、何もしてやれない自分が耐えられなくなってくる。だから想像中止。(ひでぇなぁ)

 北朝鮮への援助も、「ララ物資」のように民間主導で、流通過程もばっちり監視できるようなシステムを作れないもんだろうか。

【今ごろ気づいたシリーズ】
 『チックンタックン』の悪役「Dr.ベル」の名前の元ネタって、もしかして……『マジンガーZ』のドクターヘル?
4月7日(金)
 高田馬場芳林堂で、『すごく変なまんが』と『超クソゲー2』を買う。
 ついでにレジで「あのー、イースト・プレスから『マンガロン』って本がそろそろ出てるはずなんですけど。著者は鶴岡法斎、って人で……」としらじらしく聞いてみる。若い店員さんが出てきて、「まだですねぇ」と。この人がその手の書籍類に精通してるらしくて、「30冊注文してますけど、鶴岡法斎って作家は、唐沢俊一と違ってすぐ売り切れることはないでしょうけど……(笑)」とかいろいろ説明してくれる。「鶴岡法斎」の比較対象として「唐沢俊一」がつらっと出てくるあたり、よく分かっていらっしゃる。「んじゃ、出たらまた来ま〜す」と帰る。

 日朝国交正常化交渉。
 北朝鮮は、自分はあくまでも「過去の精算」を振りかざし、かたや日本人拉致問題に関しては話題に載せただけで「敵対行為だ」何だとまくしたてる。
 うむ、正しい外交態度である。
 同様に日本政府も、「過去の精算」とは全く別の問題として、北朝鮮に対しガンガン拉致問題を追及すればいいんだ。それが外交だ。
 何故それができない?
 あんまし大きな声じゃ言えないけど、政府単位で「人道援助」なんかしてるからこうまでナメられるんだと思うよ。
 人道的援助なら赤十字や民間のNGOがいくらでもやってくれる。民間レベルでの援助のほうが、身軽なだけに、その援助物資が届くべき所に届いているかチェックしやすい面もあるしな。北朝鮮人民への救済は民間にまかせ、日本政府としては建て前上、北朝鮮に対し制裁措置をとるぐらいの態度で臨むべきなんじゃないかな。
 それとも、「日本政府が援助しましたよ〜」という既成事実を作りたい、何か深くて暗い理由でもあるのかな? あたしにゃ難しい話はよくわかりませんが。
4月8日(土)
 天声により、【埼京震学舎暫定ホームページ】開設の最大目的・「『大宗教学』ウェブコンテンツ化」を始動させる。
 とりあえず『準備号』をウェブに載せる。低容量実現のため、スキャナ取り込みじゃなくてテキストベースにしてみたが、どうだろうか。

 5日に録画した『グルグル』を観る。そうせざるを得ないんだろうけど、やっぱり前のアニメをだいぶ意識してる。キタキタ踊りのメロディとか細部にわたっておんなじだし。
 キタの村から原作をトレースせず、あえて途中(原作31話?)から開始したのには、最初は「おいおい、原作知らない視聴者おいてきぼりか?」と思ったが、いちおう必要最小限の状況説明は作中でしてるし、まぁオッケー。テレ朝版と話が重なったら、前作観てる視聴者は一発で観る気なくすだろうし、それなりにいい選択だったかも。前作のあの壮絶な最終回をなかったことにして、改めて未放映の「きりなしの塔編」から仕切り直しってとこで。
 ククリはさすがに吉田古奈美が続投。いくらなんでも前作の印象が強烈すぎて、他の声優さんじゃあの「ゆ〜しゃしゃま〜」は出せねぇだろう。エンディング映像、なかなか雰囲気出ててよし。次回はトマ君再登場の回かー、楽しみ。
4月9日(日)
 教会の帰り、自転車で航空公園へ。桜もすごいが人出もすごい。ひとしきり周回。
 帰宅後、天声により、『大宗教学第九號』に載せた幻のマンガ『死のヘルメス軍団』をスキャナで取り込む。
 取り込んでから、そういえばもうすぐ「人として最低オフ」3周年ということに気がつく。ちょうどいい、3周年合わせでUPしようっと。

【今日のTV】
 『おジャ#』。エイプリルフール記念ということで(嘘)、のぶこちゃんの新作披露。男性向け同人描きの妄想をかきたててくれそうなラストシーンがいい。4年生にしては声がアダルトだぞのぶこちゃん。
 『デジ02』。ちょっとホークモンが良さげ。実はああいう折り目正しいキャラって好みだったりする。
4月10日(月)
 先日から建築中だった西早稲田のハト屋敷が、ついに神秘のベールを脱ぐ。
 ノミの刃型、といえば理解してもらえるだろうか。二階建ての箱型の家を、屋根の部分を斜めにそぎ落としたデザイン。二階にはもちろん窓が。いずれここがハトの発着場になるんだろうな。

 都幾川村のオウムキッズ、小学校に初登校。
 上九にいた頃は「凡夫と一緒に学校なんて行ってられっか」って態度だったくせに、今さら虫がよすぎやしないか。

 石原(りさたんじゃなくて都知事のほう)が、また「正直な発言」をやらかしたらしい。さっそく騒ぎになっている。よほどみんな期待してたんだろう。

 ちょっとフライングだが、『死のヘルメス軍団』をUP。
4月11日(火)【ここまでは2000.04.23更新】
 石原の「三国人」発言にからめて、「やじうまワイド」で誰かが
 「差別かどうかは、言われた方が判断すること」
と言っていたが、それもまた全面的に受け入れるわけにはいかんなぁ。
 その論法は、主に「言われた本人」ではなく、「言われた人の代弁者」が好んで使用するんだ。そして、これを使う連中ほど、「本人」ですら何とも思っていないモノにまで目くじらを立てて糾弾する傾向がある。俺は卑怯者なので、あえて具体的例示は避けるが。
 そして、こう言う「代弁者」気取りの連中ほど、自分の無謬性をカケラも疑わない。
 君ら「やじうま」はよっぽど「差別発言をしていない」という自信があるようだが、だったら、こないだ2月24日の、いわゆる「パラサイト・シングル」に対してぶつけた数々の暴言はいったい何なのかな〜?

 あ、誤解なきように言っておくけど、俺は石原支持しないよ。

 んでその石原だが、「俺の発言のどこが悪いんだ」と居直っているそうだ。
 「三国人」という表現が悪いんじゃなくて、「災害時には三国人や外国人が悪さをする」という無根拠な発想が悪いっていうのが、どうしても分からないようだ。はたまた、わざとテキストの次元の問題にすりかえているんだろうか。
 もっとも、追及するマスコミのほうが率先して「三国人」発言自体を問題にしているんだけどな。ああ、また不毛な「言葉狩り」になだれ込んでいくんだろうか。どいつもこいつも……。

 『ポケモンアンコール』。
 あの『ポケモン・カルト』誕生の起爆剤となった22話。たしかにあまりいい回ではない。はやし浩司先生に「展開が安直」と言われても仕方ないよな。かてて加えてナツメ様のぶっさいくさには涙が出る。荒木香恵の見事な一人二役だけが見どころと言ってもいい。
 ひるがえって続く23話はギャグもテンポいい。グッドである。
4月12日(水)
 小林よしりん、『SAPIO』で著作権裁判ネタ。著作権学会シンポでの担当判事の「正直発言」、本当だったら衝撃だ。「目的のためには手段の違法性も見逃しちゃうよん」って言ってるようなもんじゃんか。

 十代向けレディコミ『少女革命』(一水社)を拾う。『りぼん』『花ゆめ』系の絵で描かれた、児童福祉法も淫行条例もあったもんじゃない濃厚なえっちマンガのオンパレード。しかも、男性向け雑誌なら必ずスミやトーンが乗せてある●●●●●や●●●の●●●や●●●が●●●と●●している所なども無修正ときたもんだ。いいんだろうか。投稿欄は、全部ツクリなんじゃねーかと疑うばかりのエロ話の嵐だわ(「全然濡れないんです。どうしたらマンガみたいにどばどば出るんですか?」って15歳女子、早く目を覚ましなさい)。読者プレゼントにはローラーカートや「どこいつ」グッズと一緒にミチコロンドンのコンドームが並んでいるわ。「ひとりHをグッと盛り上げる超カイカンオナニーグッズがい〜っぱい!」と、バイブやローターや他にも俺ですら商品名を打ち込むに躊躇するワイセツなグッズの紹介は載ってるわ。いつ国会答弁で取りあげられてもおかしくないアグレッシブぶりである。何号まで巻を重ねられるか知らんが、この雑誌、もし編集部が全員男性だったとしたら、一種のメディア犯罪だよな。

 LPOで唐沢俊一先生の朗読会。18時20分頃到着したんだが、俺の前には2人しか行列していない(すでに「行列」ですらない)。普通なら鈴之助氏やGHOST氏がとっくに並んでいるはずなんだが。けっきょくその3人で開場を迎える。なんだか不安になる。モスコーミュールを舐めながらしばらく待っていると、哭きの竜氏到着。やっぱり竜氏も客の入りにびっくりしたらしく、「みんな忘れてるんじゃないか」「いや、また日比谷線が脱線転覆して……」という話になる。とにかく関係者が一人も来ていないのが異様だ。19時頃、ジェイルに唐沢先生の姿が見える。窓から客席を見回しながら悲しげなお顔(涙)。まーどれでも会が始まってみると三々五々客が入りだし、鈴之助氏、GHOST氏といった常連も来て、中休みの頃にはほぼ満席に。年度初めで、勤め人はなかなか職場を抜けられなかったらしい。定時に退社した俺っていったい。
 演目は『奇譚クラブ』のセクシー少女冒険小説を前座に、メインは西条八十のお涙少女小説『人食いバラ』。ひょんな事から男爵様の財産を相続したみなしご少女が、車に轢き殺されかけたりキ●ガイ博士に襲われたり江ノ島のガケから突き落とされそうになったりと息もつかせぬ不幸に見舞われるが、最後はあっと驚く大団円を迎えるお話である。話自体は今の感覚で聞くと無茶もいいところの爆笑活劇なんだが、さすが西条八十だけあって、文章にもリズムがあり、細々とした表現にもセンスが光る。
 たっぷり堪能したのち、23時半の特急で帰宅。
4月13日(木)
 国会で、鳩山(兄)のおくやみ……もといお見舞いの言葉に、野中が「前総理を倒した張本人が何をぬけぬけと」と答弁。最近、政界では「正直発言」が人気沸騰中なんだろうか。それにしても人として最低な。そういうイヤミはやくみつるか爆笑問題にでもまかせときゃいいんだ。政治家自身が言っちゃあおしめぇだろ。

 ご当地選手・オリックスの杉本友、初勝利。相手がロッテでさえなければ万歳三唱したんだがなぁ。
4月14日(金)
 「キリストの墓」で名高い新郷村(元・戸来村)のホームページを見つける。「キリスト祭」は今回で第36回、今年は5月3日だそうだ。近隣の物好きは行け。八戸駅からめっちゃ遠いけど。

 鶴岡法斎『マンガロン』、今日発売と聞いたのだが、高田馬場芳林堂にはまだ影も形もなし。
 『ザ・リバティ』5月号立ち読み。花粉症は、自然を大切にしない人類に対する木々の怒り、というエコな霊的背景があるんだそうだ。トップ記事に「花粉症」を持ってきていったい何事かと思ったら、また寝言を……。花粉症のOR会員は、「自然への畏敬が足りない」と自己批判せなならんのか。ひでぇなぁ。さらにコラム記事では、石原都知事にエール。エセ右翼同士、気が合うんだろうか。都知事選の時は柿沢弘治以外の候補全員ボロクソ言ってたはずなんだがなぁ。調子よすぎだぞ、OR。

 その石原、「遺憾」との原稿を読む。でもあくまで「謝罪」ではないと。それでこそ石原。てゆうか、作家のくせに「三国人」という単語の歴史的意味を知らないとは言わせんぞ。
 そりゃ、歴史的背景を無視すれば「支那」だって「●●・●●」だって何だって使い放題だよな。このまま石原が逃げおおせたら、マスコミ業界もこの「前例」に追随できるな。へへへ。

 西武から日ハムに移籍した新谷、2年ぶりの白星をみごとな完投で飾る。相手がロッテでさえなければ(以下昨日と同じ)。とほほ。
4月15日(土)
 明日は例会だが、なにぶん初めてなもんで何を準備すればいいのやら。とりあえず名刺代わりに、『大宗教学第拾四號』を15部増産しておく。

 11日の『グルグル』を観る。自分でも意外だが、早くも「慣れて」きた。トマと合流するシークエンスで、ノコギリ山のことがどう回想されるかなーと見てたら、単に「なんだ知り合いか?」「おんなじジェムジェム大陸の出身なんですー」で済ましてた。ザザもミグも一切出てこず。「原作未読層」に無理に何でもかんでも説明しようとしない所が、かえっていさぎよい。キタキタオヤジもいまだに素性不明だし。

 また知人の掲示板で筆禍事件を起こす。めげる。

 遠足前日の小学生ではないが、なんとなく寝つけず、珍しくドリフト道場に投稿したりして26時半までパソコンの前に。
4月16日(日)
 8時15分ごろ起きてしまう。また寝ればいいものを、つい『クウガ』の後半を観てしまう。
 録画してるのに『おジャ#』まで観てしまう。てっきり「子どもは親のオモチャじゃないのよ!」ってベタな展開になるかと思ったら、はづきちゃんはやっぱりはづきちゃんであった。まぁ、上記メッセージは視聴者に十分届いたから(笑)、はづきちゃんのキャラを曲げてまで、お稽古をやめちまうようなオチにする必要はないよな。技ありの一品。
 さらにメシ食いながら『デジ02』まで観る。デジモンカイザーの正体判明。ロラン・セアックとはひと味違ったヤバいキャラ。コンビニメシをがつがつ食らう新入り3匹を冷ややかに見つめるテイルモンがイイなぁ。一人だけ成熟期だと思ってえらそうだぞネコ。
 メールを打ちつつ身支度を整え、10時45分ごろ出発。国分寺回りで吉祥寺へ向かうが、時間配分を見誤り、12時ごろ着。学生時代のように田無経由で行けばよかったと後悔。パルコブックセンターで『マンガロン』買って、29日のサイン会の整理券をもらう。整理券番号000001。……あれ?

 というわけで今日のミッションは、と学会例会。実は、『大宗教学』の長年の研究成果が認められて、先月初め、突然と学会にお招きいただきまして。当然一も二もなく入会、今日が例会初参加というわけ。

 時間がないので昼食を抜くことにする。寝不足に加えこれはマズかったか、井の頭線の中で肩が重くなってくる。悪い予感。
 12時50分ごろ駒場東大着。駒場・本郷ひっくるめて東大様のキャンパス内に入るのは初めてだぜ。正門前で唐沢先生一行、鶴岡先生一行と合流。よろしくお願いしますと挨拶。鶴岡先生&支部長氏と会場に向かう。渋谷の「反・石原」街宣車の話で大笑い。右翼にまで「そこまで言わんでも」と嫌われる右翼っていったい。
 会場に入ってみると、どこかの教室から断続的におっさんたちの笑い声が響いてくる。間違いなくここ。入ってみると山本会長はじめすごいお歴々がスカラー波だなんだと「と」なお話で盛り上がっている。一般書籍の編集者なら名刺を全方位発射したくなりそうな面子だ。
 あまり人のいない真ん中あたりに陣取り、せめてもの熱源にと駅で買ったカロリーメイトをかじる。他の人たちがめいめい机の上に持参のトンデモアイテムを出しているのを見て、俺もそれにならってカバンから荷物を出しておく。
 13時ごろ、会長が「えーでは例会を始めます。まずは……」と、おもむろに発表開始。テンポいいなぁ。最初に大阪の路上で入手したピカチュウもどきとゼニガメもどきのパチモン銀杏細工。そしてメインディッシュに『ビーストウォーズメタルス』の最終回。番組製作者自身が作ったマッドビデオ(笑)ってのはどうかと思うぞ。なんだよ「宇宙を救うバナナの種」って。なんだよ「豊臣秀吉のものまね」って。すげーバカ。当然、会場は爆笑に包まれる。こんな番組だと知ってたら見ておくんだったと後悔。俺の人生後悔ばかり。
 教室のいちばん前の席にタイムキーパーが座っていて、時間が迫ると「あと●分」と書かれているらしい紙を演者に見せるシステムが、本物の学会みたい。本物の学会なんだけどさ。持ち時間は一人10分。
 植木不等式先生、唐沢先生ら名だたる大御所や、あまり本ではなじみのない方々が、前の席から順々に濃いアイテムを紹介し(具体的内容は、そのうち本になった時のお楽しみ)、そのたびに客席から笑い、歓声、悲鳴が起こる。壇上へのツッコミもしばしば。こういった白熱ぶりは、他の学会にはあまりない。
 それにしても身体が冷える。肩がますますこっていくのは緊張のせいばかりではあるまい。
 あっという間に2時間の前半戦が終わり、20分の休憩。前半出品された食物系トンデモアイテムが皆にふるまわれる。腹が減っていたので、アブないカレーなど遠慮なくいただく。
 前半途中で入場されたひえだ先生に深々とごあいさつ。「楽しんでおるかえ?」ありがとうございます、心底楽しんでおります!「今日は何かアイテムを持ってきたか?」はっ、万が一のために、若干数!「では、ぜひ発表するのじゃ。自分が楽しんだぶん楽しませるのが、この会の義務だぞよ」ははーっ、命をかけて!
 後半に入り、肩こりは頭痛に発達。しかし、出るネタ出るネタすべてが面白く、目をつぶるのも惜しいほど。
 俺の隣にいた人の研究発表が終わると、斜め後ろのひえだ先生から『ゴーゴー!』とプレッシャー(笑)が押し寄せてくる。おっかなびっくり、持参のバカアイテムを抱え、東大の教壇に立つ俺。
 足の震えをおさえつつ、まずは自己紹介。「えー、はじめまして、気楽院と申します。こんなのを作ってます……」と、『大宗教学第拾四號』をプロジェクタに映す。すると、うれしいことに『大宗教学』を御存知の皆様から「うぉーっ!!」と喝采が挙がる。いけるわ!
 まずは説明のいらない、ビジュアルだけで笑いが取れるものをと、阿寒湖で採取した「まりも3兄弟」キーホルダー、故・飯干晃一の小説『淫魔教団を覆滅せよ!』(1982年初版、まさかこの10年後に自分の娘が淫魔教団に(以下略))、1997年に出た村おこし本『上九一色村にいらっしゃい』(出版の目的が目的だけに本文にはオウムのオの字も出てこないが、気の毒にBOOK OFF高田馬場店で江川紹子さんの本と一緒に並んでいた(笑))を出す。申し訳ないぐらい受ける受ける。
 ああ、『上九一色村にいらっしゃい』の表紙を見せただけで満場が沸いてくれる集会なんて、他にあるだろうか。いやない。やっと、価値観を共有できる場を見つけられた、この快感と喜びを何にたとえようか。たとえるなら、『火星田マチ子』のへそ痴漢が、マチ子に「きゃー! へそ!」と嫌がられて、「痴漢を続けてきてはじめて恥ずかしがってもらえた!」と歓喜にうち震えるような、そんなアレである。嫌なアレだね。
 「よかったなあ気楽院くん、『大宗教学』を続けてきてほんとうによかったなあ」
 「おお、偉大なる最低王ひえだ尊師、ありがとうございます!」
てなもんで。
 次は連続コンボで、川守田「エンヤラヤー」英二博士の研究発表が記録された『日本旧約学会55年史』と、「キリストの墓」で有名な新郷村(旧・戸来村)のHPから採取した「キリスト祭」スケジュール表。何様のつもりな「キリスト慰霊祭」(しかも「神事」で慰霊するんだそうだ)と、「キリスト祭お笑い歌謡大会」で、もう皆様ゲラゲラ。
 さらに宗教がらみのネタばかりじゃアレなので、先日拾った『少女革命』の紹介。前半戦で「すごいAV」を紹介した鶴岡先生が敏感に反応。太田出版の編集者さんが録音機を回していることも忘れ、最高学府の教壇で「ムシューセー」だの「●●までバッチリ!」だのと絶叫してしまったのは、思い返すだに顔から火炎放射しそうである。あたし、本当はこんなはしたない女の子じゃないのよ。信じて。
 そこらで「あと3分」の札が出されたので、準備していた最大のネタ、反・相対性理論本『物理学の黙示録』『数理科学の福音書』は「後日パティオで紹介します」ということで表紙だけお見せする。のこりの4冊組マンガパンフレット『進化論と創造論』、「研究社の英和辞典は予言書だった!」というチャレンジ精神あふるる電波小冊子『117の謎』なども表紙のみざっとプロジェクタに映したところでタイムアップのベル。「というわけで、今後ともよろしくお願いいたします!(礼)」とシメて壇を降りる。あー緊張したー。
 実際は頭の中が真っ白で、具体的に何をどういう順番で話したやら、おぼろげにしか覚えていない。特に後半。にしても、人前で喋るのが大の苦手な対人恐怖症の俺の口から、なぜこんなポンポン言葉が出てきたんだろう。頭痛でモーローとしていたので、逆に気負わずプレゼンができたのかもしれない。それに、今までの卒論発表とか原稿閲読レポートと違って、より自分の本質と直結した演目だったからというのもあろう。なんだか、長年のコンプレックスが氷解していくような感触。でも、「ムシューセー」はもうやめようね。他にもかなりヤバイことを喋ったかもしんない。もし万が一、太田出版の本に採用されたらどうしよう。初校ゲラを見たとたんに自刃するかも。
 俺の後にもひえだ先生、途中でマニアックスからかけつけてきた奥平広康氏らの発表が続き、17時ごろ、閉会。あっという間の4時間であった。
 頭痛はかなりひどくなっていたが、渋谷の二次会にまでついて行く。会場では開田あやさん、FKJさんらと同席。台湾のホモ&レズ雑誌などを閲覧させていただく。奥平氏から、さきほど研究発表されたチヅオの長男&次男の説法ビデオ『エンパワーメントビデオII改訂版』を拝領。北京原人の子供クリソツな新教祖どものたどたどしい説法が素敵な逸品だ。ありがたや。
 しかし、飲んでも食べても頭痛はおさまらず、1時間ほどでついに臨界に。涙を飲んで中座。
 帰り際に、ひえだ先生の御はからいで、名刺代わりに持ち込んだ『第拾四號』を、持ってない方々にバラまかせていただく。19部。ひえだ先生、唐沢先生、志水先生らに中座の非礼をわびつつ店を出る。こういう時だけは、自分の貧弱さがうらめしく、また、なさけなくなる。

 次回こそ、睡眠・栄養ともに十分摂って参加するぞ。
4月17日(月)
 午前中、半休をとる。メールを開くと、ひえだ先生からお見舞いメールが。ううっ(感涙)。

 まーなんだ、『大宗教学』を造りはじめて7年半。気がついたら、と学会からお招きにあずかるほどの本になっていたらしい。大したもんだねぇ。ヒトゴトのように書くけど。
 思えば、1995年、『SPA!』に無断掲載。1996年も、『SPA!』掲載。1999年、『ミニコミ魂』掲載。そして2000年、と学会入会。ほんとはいろいろ紆余曲折があったんだけど、年表だけ見ると、ノロいながらも着実な歩みに見えるから、不思議なもんだ。
 ま、『大宗教学』は、「とくに広報活動をせずに、口コミだけでどこまでメジャーになれるか」の実験をしてるようなもんで。今後も、よほど金に困らないかぎり、積極的な営業はしないつもりである。不特定多数の閲覧に供するようなメディアじゃなし。認めてくれる人だけが認めてくれればいい。
 10万人のバカに売れるより、5人の天才にほめてもらいたい。アマチュアならでのワガママだけど、それだけは創刊以来のいつわらざる思いである。

 ……よし、こう書いておけば、読者のエリート意識をくすぐって、コアなファンが増えるぞ。(爆)

 『マンガロン』読み始める。頭の悪い俺としては、平易な文体がとてもイイ。
 どうも巷間にはびこる「漫画論」本は、下手に教養豊かな方々の筆によるせいか、ムダに哲学などのテクニカルタームを借用し、大上段にふりかぶったエラそうな文章になる傾向がある。だいたい、インテリのくせに漫画に着目する奴というのは、まっとうな学問の道からドロップアウトした手合いと相場が決まってまして。「学問」へのコンプレックスが強いぶん、必要以上にコ難しい理論理屈をこねくりたがるものである。かくして、一般市民の感覚からは乖離し、学術のパンテオンからは無視される、同じく「ドロップアウトしたインテリ」同士にしか通用しない「漫画論」が書店の棚を無駄に埋めることになる。いや、全部が全部そうだとは言ってないけど。
 その点、『マンガロン』のように、身の丈の言葉で、身の丈の視点から語られた 身の丈の「漫画論」って、もしかしたら単行本としては初めてかもしれない。

 りさたん、「TVタックル」に再出演。パーマだかシャギーだか知らんが、髪の毛がカッチョワルー。
 メジャーになって文化人気取りのりさたんが、いつ沈没寸前の果林舎を切り捨てるか、そのXデーが今から楽しみである。人間関係を基本的に「打算」でしか捉えない(親子関係ですら「利益共同体」としか見ていない)りさたんのこと、負担と思えばいつでもかさたん人脈を切り離すだろう。糟糠の妻・カオリンを捨てて工藤静香に走ったキムタクのごとく。近い将来、かさたんと繰り広げられるであろう骨肉のバトル、想像するだにワクワクしてくる。
4月18日(火)
 【Dの嘘】に、手製の醤油論文が採用された。感激。

 唐沢俊一先生の日記で、一昨日のと学会例会に未成年が来ていたことを知って、青ざめる。
 一番うしろの席で休憩中もじっと座ってた女性、すごく内気な新人さんかと思ったら、実は誰かが連れてきた、唐沢俊一ファンの女子高校生(もちろん一般人)だったそうだ。若いとは思っていたが、未成年だったたぁな。
 他の人がすごいAVとかエロ英会話本とか出してたのを見て、俺も『少女革命』朗読したりしちゃったけど、あれが一番ヤバかったかも。年代的に。
 あーあ、ほんの半月前、ワイセツ罪でウェブマスターからイエローカードをくらったばっかりだってぇのに、ま〜たやっちまったよ。とほほ。

 『グルグル』。ついに主題歌にまで「慣れ」た。よくよく聴いてみると、微妙に漂うエスノ&テクノの香りが『グルグル』的で良い。レイド初登場。ククリの「たべないで〜〜(泣)」はやはり絶品。
 『ポケモンアンコール』。今日は24話。22話のタルさとはうって変わったテンポのよさ、ハイレベルな作画。話自体は単純きわまりないんだが、見せ方ひとつでバカ話もこんな結構見られる回になるといういい例。そしてなにより22話よりぜんぜん美しいナツメ様に激萌え。22話のバンクフィルムを使ってる箇所と比較すると別人のよう。荒木香恵の「声技」を生かしたコンテも良し。ちびうさとブラックレディが同時出演していると言えば、その技の凄さが分かってもらえるだろうか。関係ないけど「つかまったら人形にされる」って、『デジモン』でピエモンがパクってたよな。
4月19日(水)
 有珠山で、避難中の家がかなり空き巣の被害に遭っているそうだ。
 これも三国人や外国人の仕業だってぇのか、石原?
 災害時は、三国人の犯罪よりも日本人の犯罪のほうが圧倒的に多いと思うんだが。有事の際には日本人を片っ端から殺すべきだと思いマス。

 『マンガロン』読了。
 まったく関係ないけど、オウムの新キャッチフレーズを思いついた。
 「毒光画部」。
4月20日(木)
 特に実家を出ていく予定はないが、なんとなく住宅情報誌を読んでみる。
 早稲田にも所沢にも容易にアクセス可能で、5台の本棚を壁にずらりと並べて、机とパソコンデスクとテレビ&ビデオと可動式キャビネ2つを置いてもまだ寝る場所がある部屋。逆さに振っても毎月80,000円以上はビタ一文出せん。70,000円ぐらいで済めばありがたし。上石神井以東に、いい物件ねぇかなぁ。あれば埼京震学舎工房の移転を本気で検討するぞ。早くても夏コミ後になるけど。とにかく本棚の大量配備が最優先課題。

 なんだか目がゴロゴロする。疲れ目か。
4月21日(金)
 こないだの電通「過労死」裁判のヤバい裏話をゲット。ヤバくてちょっと書けない。

 『タイムレンジャー』の新CD。ぜんぜんユウリのイメージじゃないぞ。
 『クウガ』の新CD。あやしすぎ。特に2曲め、歌い方がすごくヒワイ。(笑)

 住宅情報誌を買ってみる。各部屋のカタログスペックを読んでいくだけでもワクワクしてくるのは、オタクの血か。
 しかし、バブル崩壊して久しいとは言え、首都圏の家賃は高し。俺の手取りでは、俺の荷物が全部収納できるような部屋の家賃を払って、なおかつ健康で文化的な生活(=通信もできて『大宗教学』も造れて街で見かけたトンデモアイテムを買い漁れるような生活)が送れるかどうか、はなはだ疑問ナリ。「パラサイトシングル」にもいろいろ切実な理由があるんだよ。独立して土建屋や不動産屋や賃貸業だけを儲けさせるか、パラサイトシングルのまま各方面に金を落として内需拡大に貢献するか、社会的にはどっちのほうがアレかね。
4月22日(土)
 東京国際ブックフェアに行く。
 9時ごろ出発、11時ごろ東京ビッグサイト到着。遠いなぁ。だから、もっと都心に近いところに工房を移転したくなるわけだ。
 今日・明日は一般入場ありということで、かなり盛況。
 洋書売り場で、りちゃーど氏へのお土産 "History of the U.S. Cavarly"(by Swafford Johnson, Brompton Books Corp.,1985, SMITHMARK Publishers Inc.,1994)をゲット。『合衆国騎兵史』ってぇぐらいだから、中身の半分は必然的に南北戦争ネタだ。写真や図版もふんだんないい本である。また送りつけて恩を売ろう(笑)。
 JASRACブースで資料をあさっていると、別に聞いてもいないのに係の人が、「ネットワークでの音楽著作権の扱いを調べたいんでしょうけれど、まだパンフレットも作れない状態ですので、どうぞウェブのほうで確認してください……」と。
 著作権情報センターで、昨年末に出たパンフ『コミックでわかる著作権 ドクタースランプ ニコちゃん大王チタマ脱出作戦』をゲット。著作権法の理念など基本的なところは押さえてあって、そこそこいい作りである。でもやっぱりアラレが自分の作品の著作権を主張する図は笑える。
 イランの出版社ブースで、イスラム教の布教トラクトを受け取る。だが、読んでみるとスンニーやシーアのような正統なムスリムとはちょっと違う。普通ムスリムの教えでは、ムハンマドこそが最大・最後の預言者であり、以降は預言者は現れないとしているはずだが、このトラクトでは、ハズラト・ミルザ・グラム・アハマドって人(誰?)が「約束されたメシア」として現れた、とか書いている。よくよく見ると、「アハマディア運動」というセクトらしい。なるほど、イスラム教がいまいち浸透していない国で、先に「我々が正統なイスラム教ですよ」と宣伝してしまえば、それがイスラム教になってしまうわけだ。「鳥なき里のコウモリ」ってやつだね。うまいねどーも。
 大出版社のブースは特に面白いものもなし。あとはたちばな出版、幸福の科学出版を観察し、また頭痛が出かけたのでメシ食ってさっさと帰る。しかし、ろくなレストランがないねぇビッグサイトには。弁当買ってベンチで食ったほうがましだったかも。上の階に行けば何かあるのかな。
 思うところあって、東武東上線回り(川越経由)で帰る。想像してたよりも時間がかかる。新工房、成増あたりに移転の案もあったんだが、没だ没。
 帰宅後、『物理学の黙示録』評を整理し、と学会パティオにUP。夕方コーラスに行って、帰って、日記を少し書いて、26時ごろ寝る。
4月23日(日)
 久々に7時半に起きたので、『タイムレンジャー』を観る。やっぱオモシレーっス。パパラッチ(死語?)が事件解決を邪魔する、というテーマを幼児番組で見るとは、すげぇ時代になったもんだ。幼児番組でカメラマンが領収書にサインする細かい描写を見るのも信じられない。カメラマンがイエローの中身をてっきり美形のアヤセと勘違いする、悲劇(笑)を予感させるオチに爆笑。ベタなラブコメネタだが、戦隊ヒーローものに上手く取り入れた技に拍手。かわいそうなドモン。どうでもいいけど、『おジャ魔女』と言い『タイムレ』と言い、東映の「女パパラッチ」のイメージってどうしても「小さくて小ズルい女」になるのね。
 『クウガ』。五代雄介、そこは「そりゃキューバでんがなー!」と裏拳入れるのが常識だぞ。「ハワユー?」に「ファインサンキュー」で返すのと同じぐらい。そういった一般常識のなさもさりながら、女心を汲まない無神経ぶりもこいつらしい。一条刑事も苦悩するだろうなぁ。でも、桜子の部屋で二人っきりのところを一条に見つかったときのマの悪そうな言い訳がましい顔が素敵。そのくらいのデリカシーはあったか(笑)。ビバルディをBGMに虐殺されていく遊覧船の乗客がイイ。「未確認生命体にシンパシーを抱くダメ人間」も、またリアルで良い。今度は新メカ、タイムクワガッタン(違)の登場。バンダイ商法もここまで徹底されると見事。
 『おジャ#』。「イエローカード」ネタは、個人的にちょっとツラいぞ(泣笑)。
 『デジ02』。ガブモンとヤマト、もっと濃厚にベタベタするかと思ったんだが期待外れ(笑)。

 イースター礼拝。昼食は持ち寄り形式だったんだが、気の効いた料理などできないので、ペッパーハムを3パック買って皿にぶちまけて出す。手抜きなわりには好評だったらしい。ドイツから一時帰省してきたガーデニストと会う。立教に入ったオタクな知人(と言っても10歳以上年下だが)に、と学会入会を自慢(笑)してみる。すごい尊敬したような顔をする。ありがとう、この教会でうらやましがってくれるような人間は君だけだよ。
 帰りに、古本屋で拷問の本を1冊買う。日記を11日分更新する。
4月24日(月)
 じっと給与明細を見る。やっぱり家賃70,000円以上出したら生活不可能。となるとこのへんの相場では、8畳間はむずかしいな。6畳1Kでも収納が充実してて寝られるだけのロフトのある部屋、ってとこだ。ベッドスペースさえ考慮しなければ6畳でも十分住める計算。
 ちょっと予算オーバーだが、上石神井にキッチン+6畳二間で75,000/月てのがあった。誰かに一間また貸しするか(おい)。ま、ムリして出ていかなきゃならん事情もないし。焦ってはいかん。

 ぱんつを前後逆にはいてる事に夕方まで気づかず。……ダメかもしんない。

 『数理科学の福音書』評を、と学会パティオにUP。
4月25日(火)
 以前訳書を担当させていただいたD大の教授から、「『週刊聖書』がオウムと関係あるって噂を聞いたんだけど……」とお問い合わせ。最初は上司のところに電話が来たんだが、こういうネタで俺に回ってこないはずがなかろう。「個人的見解ですが」と前置きして、クロと伝えておく。もちろん、あることないこと、いや、あることばっかりなんだけど、証拠物件など周辺の情報もつけ加えておく。
 「もしかして、書評でも依頼されたんですか?」「いやいや、単に、学生から『この本ってどうですか?』と聞かれたりした時に、勧めていいものかどうか判断しかねててねー」と。学校の先生もたいへんである。下手したら中沢新一吉本隆明島田裕巳みたいに「オウムの片棒担いだ」と言われかねないし。あいつらは本当に片棒担いだんだから身から出たサビだけど。ふと、山我哲雄先生がとばっちり受けないか心配になる。

 よしりん著作権裁判(「ゴーマニズム裁判」、という、問題の所在をねじ曲げるような表現はしたくない)、二審判決。「引用」そのものは全くおとがめナシ。ただ、「図版の改変」に関しては違法性が認められ、その図版を載せた本の出版差し止めと、賠償何十万円かが言い渡される。「エブリシングオッケー」な一審より少しは前進した判決となった。

 本件の判例は、たとえば鶴岡先生の『マンガロン』にも生かされており、本書の奥付にはしっかりこう書いてある。
 「◆編集部より 本文中の図版については、著作権法・第32条にもとづいた引用と判断し、著者および出版社の許諾を受けておりません。著作権者であるマンガ家の方々には、この場を借りてお礼申し上げます。」
 今後はこの方針がスタンダードになると思う。もちろん今回の二審判決でも、この判断に影響が出ることは全くないだろう。かえって根拠を強化されたようなもんだ。
 もちろん、JASRACのような組織がマンガ部門にもあれば、まずあんな判決は出されなかっただろうがな。
4月26日(水)
 昨日のよしりん著作権裁判関連だが。
 批評本とは言え、「改変」の違法性を認めた判例がひとつ増えたということは、パロディ作家やコラージュ職人にとってはけっこうダメージ大きいかも。

 そのよしりんだが、今日の『SAPIO』を見たら、松浦寛『ユダヤ陰謀説の正体』にかみついているのでびっくり。
 俺はあの本読んで、べつに『ゴー宣』が「陰謀説」だと言われてるって印象は受けなかったけどなぁ。
 別に松浦氏は、「下心があってユダヤ人を助けたのはよくない」とは言っちゃいない。あくまでも、「一部の軍人や外交官がユダヤ人を助けた事例をもってして、『民族差別をしない八紘一宇の主張』にまで拡大し、日本人全体のモラルを弁護するのはいかがなものか」と言っているだけで。
 それを、「女性が殺人鬼に追われているのに、少しでも下心があったらかくまってやっちゃいけないのか?」と極論に転換してしまうのは、いくら何でもなぁ、よしりん。下心があろうがなかろうが人命救助を否定するバカはおるまい。
 「松浦氏がユダヤ人の原爆責任を免罪しようとしている」とよしりんは言うが、別にそんなこたぁ書いてない。『ユダヤ…』の当該箇所には、オッペンハイマーやフェルミが道義的責任を決して免れ得ない旨も、きちんと書いてある。まともな読解力を持つ読者なら、わかるよ、普通。
 たしかに、他の章のテーマが「陰謀説」のデバンキングなのに対し、第一章「『ゴーマニズム宣言』とユダヤ人」だけ、『ユダヤ…』の中ではなんとなくテーマ的に毛色が違う印象を受ける。別にあの章がなくても、『ユダヤ…』は立派に一冊の本として成立する。それに、章の最後あたりの「『戦争論』において反米プロパガンダのついでのように出てくる小林のユダヤ人に対する言及には、読者にユダヤ人に対する予断と偏見を植えつけるためでないとすれば、一体何が意図されているのであろうか、と疑問がもたれる。」(p.37)の一文も、少しうがち過ぎかもしれない。すごくイジワルな見方をすれば、本の冒頭で『ゴー宣』を取り上げた構成には、よしりんの言う「大した商売っ気の『下心』」を邪推させられないでもない。もちろん無責任な「邪推」なので、証明を要求されても泣いて謝るしかないが。
 しかし、わざわざ連載の1話を丸々割いての「反論」とは、ちょっと過剰反応なんじゃないかなぁ。もし万が一本当に松浦氏が「大した商売っ気の『下心』」をもって『ゴー宣』を取り上げたなら、まんまとその術中にハマってしまったわけで、こんな親切な話はない。タダで『SAPIO』に2色・8ページ全面広告を載せてもらったようなもんだ。筑摩書房も大喜び。
 それに、自分に意見する者はことごとく「サヨク」って決めつけも乱暴ですぜ。俺はウヨクだけど、やっぱよしりんの論理は無茶だと思う。
 「しかし結果を見れば、『下心』があってもユダヤ人は2万人救出され、『善意』があっても日本人は30万人虐殺された。事実は事実として、わしはごろりとそこに投げ出すのみだ」(『SAPIO』より)
と、よしりんは言う。だが、「事実を投げ出す」のなら、もっと正確にお願いしますぜ。
 ユダヤ人が原爆を作ったのは、ナチスをぶっ潰すために作ったのである。それは『戦争論』でも認めている。それをドイツ人でなく30万人の日本人を殺すために転用したのはWASPのトルーマンである。ユダヤ人が直接「日本人をぶっ殺すために」と原爆を作ったわけではない。じゃあ何か、ノコギリメーカーが酒鬼薔薇聖斗事件に責任があるとでも?
 「日本人に恩のあるはずのユダヤ人が作った兵器が日本人を殺した」、その歴史の悲しい皮肉は認める。
 だが、『戦争論』における
 「日本人はユダヤ人を2万人も救ったのだが、ユダヤ人は原爆を作って日本人大虐殺に手を貸したのである」(p.338)
という記述は、前後の文脈から見ても、その悲しさを意識した発言ではない。残念ながら、松浦氏の言うように、「反米プロパガンダのついでのように出てくる」、思慮に欠ける余計な一言だ。よしりんじゃなくて石原慎太郎が同じことを言ったらどんな大騒ぎになってることやら。
 そういう暴言は『大宗教学』にまかせといてくれればいいんであって。

 ほんと、こういう部分まで「込み」で読まないと、『ゴー宣』はアブないぜ。
 よしりんの語り口、「洗脳力」はただもんじゃない。ギャグマンガを描いていた頃は、読者はその発狂寸前のトリップ感に酔いしれるだけで済んだ。だが、「思想」を扱う『ゴー宣』で、そのスタンド能力を使われては、たまったもんではない。かくして、よしりんがサヨクにつけば、純粋な読者はことごとくサヨクに走り、ウヨクにつけば、今度はウヨクに走る、1990年代後半の思想地獄絵図が現出したわけだ。
 『ゴー宣』を潰せ、などとアタマ悪いことを言うつもりは毛頭ない。ただ、『ゴー宣』を「教科書」として読むな。『ゴー宣』は批判的に読解する「文献」だ。それだけは今後、学校教育で徹底させておいたほうがいいんじゃないかな。(笑)

 さるお方から、「な●ぷる」と某出版社の対決の記録を入手。
 手に汗握りつつ読みふける。
4月27日(木)
 JCO臨界事故、死者2名に増える。

 『週刊聖書』にヘブライ語のけっこう大きな誤植があるのを発見。
 p.230の「ダニエル書」のくだりで、レンブラント画『ベルシャツァルの饗宴』に描かれている、幻の指が壁に書いたヘブライ語「mn' mn' tql wprsyn」(メネ、メネ、テケル、ウパルシン)を書き写したつもりなんだけど、「s」のところを「m」の終止形とまちがえてやんの。たしかに似てるけどさぁ、それじゃ「ウパルシン」じゃなくて「ウパルミン」だぞ。
 まぁ、元のレンブラントのレタリング自体が角ばってて「m」っぽく見えるという情状酌量もできるが、ちょっとハズカシイ。
 というわけで先日からちょっと『週刊聖書』を読んでいるんだが、よく読むと、聖書正典には登場してないはずの記述がだいぶ目立つ。それも、リリスは出るわ、「十支族」は失われるわ、東方の三博士の名前(メルキオル、バルタザル、カスパル)は出るわ、「ロンギヌスの槍」は出るわ……。
 とことん好きだな、おまえら。

 『ポケモン』。おまえら、カモネギを直接食うという発想はないのか?>ロケット団
 それとも、大宇宙のおきてで、そういう考えを起こしちゃいけないことになってるのか? 16話でコイキング食おうとしたくせに。

 一昨日の『グルグル』のビデオ。ニケの絶妙なツッコミの間が、往時の「はれぶた」を彷佛とさせて懐かしい。ああ10円安。
4月28日(金)【ここまでは2000.04.30更新】
 高田馬場の風物詩・どなりじじいが元気にどなる。春だねぇ。
 どなりじじい、新大久保あたりでの目撃情報をよく聞くんだが、この高田馬場駅前で朝からどなっているじじいと同一人物だろうか。両方目撃した人、いる?

 『マンガロン』。「1973年前後生まれのための漫画論」って、実は、人口も多いし購買力も高いベビーブーマーをあてこんだ、巧妙なピンポイント爆撃だったのかもしれんな。(妄想)

 前々からロッテの応援は、ノリが米国バプテストチャーチの礼拝に似てるなーと思ってたんだが。
 今日見てみたら、ついに今年から
 「あなたはロッテを信じますかー!?」
 「信じまーす!」
って掛け声をやり始めたようだ。聖霊降臨まであと一歩か。
 そういえばうりちゃんの「コーイチー!」ってすでに異言の域かも。

 法の華に司法判断。パーフェクトゲームに近いボロ負けぶりに大笑い。裁判費用潤沢なあいつら、さっそく控訴するそうだが、やめとけやめとけ、金のムダだ。損害賠償のためにとっといたほうがいいぞ。

 フィリピンからのコンテナ(名目はステンレス廃材)から放射線が検出される。
 こないだの医療廃棄物の仕返しか?
4月29日(土)
 今日は15時から吉祥寺で鶴岡法斎先生のサイン会。

 9時30分起床。日記の整理など、朝からパソコンをいじる。そのせいか頭痛の徴候(肩の重みなど)が出てきたので、肉体労働に切り替える。すなわち部屋の模様替え。南北に配置してあったベッドを横にしてみる。
 てなことやってたら時間がなくなってきた。13時10分ごろ、あわてて吉祥寺に向けて出発。あわてるとロクな事がない。イベントのため上京して来られる金成由美さんへの捧げものは持ってきたが、他の方々へのアレもアレもアレも全部忘れてきてしまう。ただ、先々週の戦訓を生かし、頭痛薬だけはオプション装備しておく。
 これも先々週の戦訓を生かし、田無経由のルートを取る。これまた先々週の戦訓を生かし、田無のロッテリアで腹を満たす。14時20分、バスで武蔵境へ。境新道を一直線に南下するだけなんで早い早い。そこから吉祥寺に。
 まんがの森でティアズマガジンをゲットし、ほぼ15時ジャスト、パルコブックセンター到着。金成氏、GHOST氏と合流。鶴岡先生の師匠・唐沢俊一先生もひょこっとお顔を見せる。少し遅れて鈴之助氏も到着。肩こり、頭痛へ進化の兆し。ナロンエース1錠服用。
 鶴岡サイン会、まずまずの盛況。だが、サインをもらった客が周囲にたむろしてたのが邪魔だったせいか、45分で終了(笑)。机の上にあった【鶴岡法斎先生】の立て札をもらってきた鶴岡先生と、十数人の集団で吉祥寺を歩く。金成氏にマリアンのサイン本と河野景子のサイン本を献上。デニーズで金成氏、鈴之助氏、ピロスエ氏(鶴岡配下)と歓談。りさたん話、銃な夢の話、などなどで盛り上がる。18時、魚民で2次会。
 19時ごろ金成・鈴之助両氏とともに中座し、金成氏接待オフに向かう。新宿のインドネシア料理屋で、唐沢夫妻、安達OB両氏、開田夫妻、睦月影郎先生、立川談之介師匠と会食。ひどいバービー写真集などを見せていただく。東口脇の喫茶店でG氏も加わり、筑波の研究者情報などでひとしきり盛り上がる。11時30分ごろの電車で帰宅。
 最近、俺の人生かたじけなさすぎ。
4月30日(日)【ここまでは2000.05.05更新】
 4時間かけて打った数万バイト分の日記が、コンセント抜けてパーに。ああ、時給に換算したら何千円の損か。「コマンド+S」を習慣づけねば、と夜空の星に誓う。本当は昼の13時。
 泣きながら復旧。なんとか日記を一昨日まで更新。しまった、サンデーライオンズ聴くの忘れた。

【今日のTV】
 『おジャ#』。5月4日5日に岩手の牧場をドサ回るってスケジュールは、「人気」アイドルとしていかがなものか>おんぷちゃん。もしや3日は新郷村で「キリスト祭お笑い歌謡大会」出演か?
 『知ってるつもり』、三浦綾子。没後半年で早くも登場か。
 17歳で女子師範を卒業、立派な軍国教師として教壇から「人間である前に国民として生きよ、天皇陛下のために死ね」と教え続けた三浦。が、終戦ですべての価値を壊され、生徒らに「死ね」と教えた自分を責め、教師もやめ、自暴自棄に生きた挙げ句に結核と脊椎カリエスにまでなっちゃった三浦。そんな豪快な三浦の半生に、コメンテーターはそろって「マジメすぎる」との言葉。
 三浦のマジメっぷりはたしかに極端すぎるとは言え、日本人は「あの時」、あまりにも「価値の転換」をチャランポランに捉えすぎたんちゃうか? と、イヤミのひとつも言いたくなる。
 戦時中、三浦レベルで軍国プロパガンダをまき散らした教師やマスコミ関係者や政治家は掃いて捨てるほどいたはずだ。彼らがみんな、三浦の1000分の1でも自責の念にかられ、二度と同じオロカな過ちをすまい、後々の同業者にも同じ轍を踏ませまい、と誓ってくれれば、戦後日本はかなりオリコウサンな国家になっていたと思う。マジでそう思う。
 だが、昨日までの軍国教師は教科書にスミ塗らせて平然と民主主義を説き、マスコミは親方が大本営からGHQに代わっただけで相も変わらず体制におもねった報道に終始。政治家も官僚も「国家の主権を回復するまでの辛抱」と、嵐がおさまるまでその場しのぎの態度をとり続け、結局は主権回復以降も「世界の中での日本の位置」や「新しい時代を担う世代にふさわしい教育」といった大局を見ようとしないまま半世紀。
 そんな大人たちに翻弄され、「死ね」と教えられた翌日には教科書にスミを塗らされた世代。その「価値喪失世代」に育てられた「価値喪失第二世代」。その世代に育てられ、もはや「価値」なんて言葉の意味も知らないような子供たちが、今、特に理由もなく人を殺したり、級友から5500万円も恐喝したり、持ち込みマンガだったら編集者に鼻で笑われるような無茶な設定の事件を起こし続けている。因果関係はない、と誰が言えようか。
 残念ながら『知ってるつもり』は、そこんところに1ミリたりとも突っ込もうとしなかった。何故、三浦が教師をやめたのか。何故、他の大多数の軍国教師が教師をやめなくて済んだのか。関口弘、おまえはスミ塗ってどう思った。
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