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| 1月1日(月) |
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明石標準時で21世紀開始。 別に21世紀になったからって何が変わるわけでもない。 世紀をまたいでイチャイチャしてる奴らがいる。 世紀をまたいでうらみ念波を全方位発射してる奴らがいる。 世紀をまたいで泣いている奴らがいる。 世紀をまたいで人を泣かせている奴らがいる。 世紀をまたいで飢えている奴らがいる。 世紀をまたいで病に臥せる奴らがいる。 世紀をまたげなかった奴らがいる。 ただ、時間が変わらぬスピードで流れていくだけ。 そう、21世紀を境に人類が進化するとは全く思っちゃいないけど、できるなら、もっと人類、利口になってほしいもんである。これまでの100年、人類はあまりにもバカをやりすぎた。人類全部がバタフライナイフを持った厨房になったようなもんだ。科学技術というナイフを持て余した厨房。ほんとは人類、電気や内燃機関はともかく、まだ原子力を持つべきレベルじゃないしな。と、こう書いているパソコンも原子力で動いてるんだけど。ますます白黒つけがたくなる世界。よくわかんないので寝る。 起きて雑煮食ったのち、教会の元旦礼拝すっぽかして自室の大掃除&模様替え。冬コミの荷造りん時にてっきりないないと思っていた小さい段ボール箱がぞろぞろ出てきてヘコむ。部屋中にあふれかえった書籍や書類や同人誌の山を整理してみると、案外まだまだ収納できる。部屋を2畳分つぶして設置した大型クローゼットは伊達ではない。新年早々、小型の丈夫な段ボール箱をあさりにスーパーへ走る俺。 嘘競演、気がついたら【今月の注目曲】の票がだいぶ伸びていた。と言ってもやゆよ帝の【ゴルゴ13】や義眼議長の【JICA】、古賀浩さんの【薄命】らの頂上決戦にはまるで手が届かないがな。この、手間をかけた度合(短文・長文にかかわらず)がシビアに得票に反映するところが、嘘競演の油断できなさである。 【今日のTV】 「おはスタ」スペシャルのビデオ。流行語大賞のあとで香取慎吾がおはスタに御礼言ってた映像が出る。慎吾ママ自身はいちおうおはスタに仁義を通していたようだが、フジが一切の経緯を無視して「『おっはー』はフジのもの」てな態度に出たらしい。ベッキーとカナが「慎吾ママに御礼を言いに」言ったVTRも出る。これが実質「御礼参り」じゃねーのかって内容で、フジの罪を全部背負ってカナのひどい弁当を食わされる慎吾ママ、ちょっと気の毒になってきたぞ。 やまちゃんのビデオレターを見たあとの慎吾ママの涙、もし演出じゃなかったとしたら、実は文春記事のやまちゃんコメント(かなり記者の手が加わっているのは分かっているだろうけど)にだいぶ心を痛めていたのかもしれぬ。フジの仕打ちは許さんが、香取慎吾だけは許してもいいかな(甘いな俺も)。で、ゾナーはケータイの番号教えてもらえたんだろうか。 なお、他のミニモニとかのコーナーは別にどうでもいいので飛ばす。 続いてポケモンスペシャルのビデオ。サカキが出る話はどうしても陰惨になるのぉ。サカキのみならずヤマト&コサブロウと言い今回のゲストのドミノと言い、ロケット団の幹部ってほんとにストレートに卑劣な悪人。バケツに頭から突っ込むぐらいじゃカタルシスにもならぬ。デジモンならともかく、ポケモンにこういうかわいそうな話はそぐわないのぉ。 で、同じ「アイデンティティ喪失に悩む人工生命」ながら、ブラックウォーグレイモンのように破壊に走るでもなく、ウジウジ悩みつづけるミュウツーの姿もけっこうイタいものがある。まぁでも『ミュウツーの逆襲』で釈然としなかった部分に一応の答えを出してくれた点は素直に評価する。 あと、NHK教育で夕方やってた『ビーナッツ』というフルCGアニメがやたら面白かった。ピーナツの中身型の2匹のクリーチャーが、丘の上でピクニックしてる女の子のサンドイッチを強奪するべく奔走するアニメ。汚いカタコトの英語でボソボソ喋るピーナツどもの凶悪なキャラクターがたまらぬ。同じ枠でやってた『おじゃる丸』もそこそこ佳作ぞろい。しかし歌の盗作はいかんぞ盗作は>おじゃる。 |
| 1月2日(火) |
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冬コミサークル参加当日に昼の12時10分まで寝過ごす、という悪夢中の悪夢を見る。 ああしまった、これで次回はペナルティか、鈴之助さんやGさんや読者諸君に何と言い訳しよう、とにかく行かねば、と荷造りしたり、弁当箱を洗ったり(謎)じたばたしているところではっと目が覚め、布団の中で 「……コミケ終わってんじゃん」。 21世紀の初夢がこれか。面白すぎるぞ俺。 新聞の番組欄を見て、朝のクウガ特番を録りそこねたことに気づき泣く。 午前中、大掃除の続き。 午後、叔母の家で胃袋と肝臓の鍛練。冷酒2杯半で頭が痛くなるとは、なさけない俺め。コミケ疲れは深刻である。 そのあと夜半まで発声練習。親戚一同の前でオタソン歌うわけにもいかず、また無難な選曲に終始。それにしても、男の歌はどんどんキーが高く発声もか細くなってきている。基本的に声域バリトンで、クラシックな発声しかできない俺にとっては、辛い時代である。だったらキー下げて歌えばいいじゃん、とお思いだろうがさにあらず。半・絶対音感を標準装備している俺は、どんな音楽でも「固定ド」で把握して覚えているため、オリジナルキーじゃないとかえってこんがらがる。いちいち頭の中で1音1音変換しながら口に出さねばならぬのである。くうー。つくづく、生まれる時代を間違ったかも知れない俺。佐々木功がロカビリー歌ってた頃に生まれていればモテモテだったろうに。 |
| 1月3日(水) |
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引き続き大掃除。同人誌の分類など。 桂三木助、自殺の報。21世紀最初の訃報か。 嘘競演、投票期間終了。【今月の注目曲】が13票で同率33位に食い込む。しかし入賞にはほど遠い。冬コミの片手間に書いたネタで立ち向かえるほど、嘘競演は甘くない。 |
| 1月4日(木) |
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大掃除第四期工事として、机の中の書類や文房具を整理。引き出しが半分ぐらいの重さになったのにいちいち感動する。 ついでにブラウザのブックマークも整理。こちらもだいぶスッキリする。これで新年が迎えられるぞ。で、久々に日記と裏リンク更新。 【今日のTV】 今世紀最初の『ポケモン』。なんとピチューの大群を出すという反則技を使ってきて鼻血ブー。しかも、こいつらが群れでリンゴ畑を荒らすんだぞ。それもザボン群島のカビゴンとはわけが違う。森の木の実が不作で「悪いとは思いつつもおなかがすいて仕方なく」というニュアンスを全方位照射しながらリンゴ泥棒に走るんだ。もう辛抱たまらぬ。おまけにこいつら、サトシの入れ知恵で、畑主のおねーさんと共存共栄をはかるべくリンゴの収穫を手伝うのである。そして、食糧掠奪を狙うロケット団の攻撃にも、文字どおり身体をはって(ピチューは未熟ゆえ、電撃を放つと自分もシビレてしまうという設定)迎撃するのである。で、意気に感じた畑主は、人出不足もあり、ピチューとの共存を決定してめでたしめでたし。そりゃここまでけなげな生物を駆除できる鬼畜生はおるまい、少なくとも子供アニメの世界には。 同人人気は完全に冷え切ってしまったが、一般にはさらにあざとくアッピールするつもりらしい。「ピカチュウのもり」でもそうだったが、基本的に電気ねずみは体育会系の生物らしい。上述の玉砕覚悟の迎撃やネズミ梯子(「ピカチュウのもり」で川に流されたピカチュウと子ピカを助けた時のアレのピチュー版)などなど、こいつらがやるとめちゃめちゃいじらしくて泣けてくる。一般ピープルが30人31脚とか観て感動するようなもんか(どうもあれは感動ドキュメント番組であって、決して小学生ブルマ映像録り放題番組ではないらしいな)。 とりあえず駆除されなくてよかったのうピチュー。ニホンザルやカモシカも、ピチューのように人間と交渉できるだけの知能があれば、猟友会の手をわずらわせることもないんだが。 |
| 1月5日(金) |
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いまだにキーボード打つのに指2本しか使えないらしい森首相。 エロサイトでも見せてやれば、メキメキ上達すると思うんだけど。 でも、税金をQ2とかインチキ国際電話に注ぎ込まれるのもイヤだなぁ。自腹でやれ。 ビッグな年賀メール1件。ははーっ(平伏) |
| 1月6日(土) |
| 大掃除が終わったので寝正月開始。なんか旧暦で動いてるみたい。8日まで寝るぞ。ぐー。 |
| 1月7日(日) |
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通販発送を始める。コミケ会場で前金取って予約させちゃった方々には、申し訳ないのでオマケをつけることにする。 回教国インドネシアで、「味の素が材料にブタ使った」ってことで現地法人から逮捕者。回教徒の友人もいないし、俺の入ってる宗教もどれもこれも(基督教も人として最低教も売れたい教も)食物規定がないので、回教徒のブタタブー(ダジャレではない)感覚がどれほどのものなのかピンと来ないんだが。我々の感覚で言えば、マ●ドナルドが実は人肉100%だったと言われたぐらいのもんだろうか。 ビッグなメール1件。 【今日のTV】 『クウガ』、節々でやたらラス前を意識させる演出。なんか一条さん殉●しそうな雰囲気を漂わせてるし。とことんあざとい番組である。 『おジャ魔女#』、こちらもラス前で、ついにFLAT4が正体暴露。どれみと暁くんの表情がやたらいい。それ以外の表情やセリフは手抜きに見えるが(はづきちゃんなんか「ひどいわ」しか言ってないような気がする)まぁよい。「FLAT4の目の前でのんきにマジカルステージ」以外そこそこ緊迫したお話で良し。 |
| 1月8日(月)【ここまでは2001.01.27更新】 |
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冬コミで予約とったぶんなど通販。 読売夕刊に載っていた、仙台の准看護士筋弛緩剤事件への識者のコメント。他の人たちが、分かりもしない守容疑者の犯行動機をムリヤリ邪推する中、そんなもんはさておき「病院が薬品を簡単に使えるのがいけない、バーコード導入など薬品の管理を徹底しろ」とシステム論を展開していた村上陽一郎先生。さすがと言うか陽ちゃんらしいと言うか。 昨年末の世田谷一家強盗殺人事件(江戸時代で言えば「畜生働き」ってやつだね)、容疑者は「A型で、12月30日の夜、手に大ケガを負った奴」か。在庫のカートをひっくり返したコミケ帰りのオタクに、何人かいそうだな。 テレ朝の夕方のニュースでやっていた、鹿児島で発生した少年冤罪事件の特集がなかなかよかった。 このケースは、中学生4人が養護学校の女子生徒に強制わいせつかますという、まぁ人としてかなり最低な部類に入る事件だが。その現場を目撃した先輩4人の名前を、実行犯が「共犯です」と言ってしまったため、この先輩たちが冤罪をくらったんである。事件が事件なだけに、第三者は誰も冤罪なんて疑いやしない。それに、善良な市民の怒りをなだめるいけにえは、多ければ多いほどいい、という大宇宙の法則があるらしいし。ないとは言わせんぞ。 少年法の理念が「罪を犯した少年を更正させるための法律」というのは分かっていたが、それが実は、「少年が罪を犯していること」を無条件に前提としており、冤罪に関しては全く想定外、というのは盲点だった。 で、冤罪を想定していない少年審判においては、警察だけでなく裁判所までが「お前がやったに決まっている」という姿勢で審理を進めていくというおそろしい実態が明らかにされている。家裁の裁判官も、ある少年に「やってないんだったら、もっと澄んだ目をしているはずだ」とか無茶を言ったそうだ。何十日も身に覚えのない罪で取り調べられてなおも元気ハツラツな奴がいるか。 さらにぞっとしたのが、不処分(大人の事件における「無罪」)が決定した直後の地元紙文芸欄の川柳コーナーに、正確な文言は忘れたが、「まぁ審理では無罪になったけど、ね」みたいな、冤罪少年たちを疑ってかかったスタンスの句が載っていたというエピソード。こういう川柳を投稿する者も投稿する者だが、それにも増して、平気で掲載する地元紙の採用基準はいったい何なんだろう。本当の皮肉屋は、誰よりも事実関係に敏感であるべきなのに。そんな頭にバイアスかかったものの見方しかできない奴は、金輪際川柳なんか作るなと言いたい。……アネクドート使いのはしくれとして、怒りを感じるとともに、もって他山の石とすべしと胆に銘ずる。 ネットウロウロ((C)新田五郎)していたら、ものすごく充実したロッテ応援パターンのデータ集を発見→【ここ】。関西の人なため、去年の積水最終戦初出の「西武にはーっ負けられないーっ」が載ってないのは仕方ないが、歴史も踏まえてよくまとめてある。ついBBSに書き込み。 【今日のTV】 慎吾ママの2時間ドラマ。うっわ〜、なつかしの「月曜ドラマランド」テイストで「コメットさん」やってるよ。そうか、こないだベッキーとカナが慎吾ママを路上で襲撃したのは、これの収録やってた時だったんだな。 しかしまた見事に『おはスタ』を無視してくれちゃってまぁフジの奴。せめて、最後のクレジットに何か一言あってもいいだろうよ。板挟み状態の慎吾ママに対しては同情を禁じ得ないが、フジの姿勢はゆるせない。 |
| 1月9日(火) |
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また成人式で狼藉を働いたバカがいたとのニュース。 成人なんだからモザイクかける必要ないじゃん。実名も報道しろよ。 だいたい、こういう奴らを実名報道せず、「また若者がバカをやった」みたいな言い方をされると、さも「若者一般のマナーが低下している」かのように思われるじゃないか。それは、式典の最中おとなしく座っていた大多数の新成人に失礼だ。世の大多数の17歳が殺人してないのと同じに。 いいかげん、「首都圏在住中高年サラリーマン」以外の階級の人間を、個々人じゃなしに、その階級(「東大生」とか「専業主婦」とか「17歳」とか「30代引きこもり」とか)で一緒くたにカテゴライズするのはやめれ。食っちまうぞゴラァ。 仕事帰りに新宿伊勢丹に寄り、昨年末、たった2日で失くした帽子をまた買う。そしたらセールで1000円引きになっていた。 ここで「ラッキー、安くなってる(喜)」と思うか、「ガッデム、定価で買っちまったぜ(怒)」と思うかで、その人が人生シアワセに生きられるかどうかが決定する。言うまでもなく俺は後者。毛が抜けるぐらい悔しがる。 ついでにビックパソコン館に寄る。G4は20ギガ30ギガ当たり前なんだね。愛機G3DT300を買った時、6ギガ程度で喜んでいたのがなつかしい。 【今日の書籍】 松岡圭祐著『テレビもゲームも催眠術』(ジャパンミックス、1996年)を読み始める。題名から『ポケモン・カルト』的トンデモの匂いをかぎつけて古書市でゲットしたんだが、これが案外面白い。 「女性に興味が持てない」というので退行催眠をかけたところ、幼少の頃新マンがナックル星人とブラックキングにいたぶられるシーンで性的興奮を覚えたのが原因と分かった患者の話と、著者自らも新マンにエロスを覚えたという幼児体験のカムアウト。 心理学のプロにして映画好きの目から見た、「いい映画(=観客をうまくハマらせてくれる映画)」と「ダメな映画(=観客をうまくハマらせられない、またはその観客を不快な形でハマらせてしまう映画)」の違い。 そのシンプルさゆえに全国のガキを虜にした(=ハマらせた)「スペース・インベーダー」。その洗脳を解いてしまった攻略技「名古屋打ち」。後発のテレビゲームが複雑化していくのと反比例して人気を失う(=暗示力を失う)中、唯一ガキの支持を勝ち得た運動系ゲーム「クレイジー・クライマー」。そしてその系譜を受け継いだ、「ドンキーコング」「スーパーマリオ」等のアクションゲーと、「ストII」「バーチャ」等の格ゲー。これらのゲーム興亡史の心理学的分析。 ……などなど、著者の実体験から敷衍して、現代社会にいかに「催眠術」(洗脳とかマインドコントロールという用語を使う人もいるだろう)が満ちているかを解説してくれる、なかなかセンスオブワンダー豊かな書籍である。こう書くと、有名な『メディア・セックス』だか『メディア・レイプ』だかのようなトンデモ本みたいだが、それほど荒唐無稽な話ではない。ウルトラマンシリーズがヰタ・セクスアリスとなってしまった例は、大槻ケンヂなど、このくらいの世代ではそんなに珍しい話ではない。俺はウルトラマンには何も感じなかったが、「クレイジー・クライマー」のくだりには思いきり頷いてしまった。そうそう思い出した、俺もアレにはどういうわけかめちゃめちゃハマったわ。その理由も、この本を読んで納得。 本書のキーワードは、「トランス」と「第一次/第二次被暗示性」。 前者「トランス」を、著者は「理性停止状態」という意味で使用している。いわゆる「あっちの世界に入る」状態。通常の精神状態なら、現実とヴァーチャルな物件との区別は容易につく。これがトランス状態になると、対象への分析・批判能力が効かなくなり、現実との区別がつかなくなる。「催眠術」というのは、人間をこのトランス状態に引き込み、理性が抑え込んでいた記憶を甦らせたり、新たな暗示をインストールして操ったりする技術である。 後者の「被暗示性」だが。一般に「ハマりやすい」と言われる人にも二種類あって、第一次被暗示性が高いか、第二次被暗示性が高いか、という違いがあるそうだ。「第二次被暗示性が高い」というのは、他人のウソや騙しを見破れずコロッと信じ込むタイプ、まぁ「性格」レベルの問題。で、「第一次被暗示性が高い」というのが、トランス状態に陥りやすい(催眠術などにかかりやすい)「体質」のこと。つまり、「騙されやすい」ことと「催眠術にかかりやすい」ことは無関係らしい。 「俺は疑り深い」と言いつつ「オウムの修行は本物だ」と信じ込んじゃうような人は、なんのこたぁない、第二次被暗示性は低いけれど第一次被暗示性が高かった、というだけなんだと。「これを知らずにオウム問題を論じても無駄」と言うのもたしかにそうだな。バリバリのオウム信者と実際話をしてみたら意外に理性的、などというケースもこれで十分説明できる。彼ら「理知的な信者」は、普段はちゃんと理性が働いているんだけれど、なんらかの暗示によってチヅオに関しては理性が働かないようにプログラミングされている状態と言えよう。 また、人間をトランス状態に突き落とす「引き金」というのは、その人の経験によって微妙に違ってくる。だから、同じ映画を見てるはずなのに絶賛する人と「クズ」と切り捨てる人が出てくるのも、当然のこと。『エヴァ』にハマった奴(=『エヴァ』で理性が停止した奴)というのは、単に「そういう」人生を送ってきただけ、ハマらなかった奴は、ハマらないような人生を送ってきただけ、それだけの違いらしい。 これらTVや映画やゲームに込められた催眠術(それは決して制作者が意図したものではない)をあげつらった上で、著者は「メディアの持つ洗脳性に、制作者はもっと自覚的であれ」と訴える。ハリウッドのように、試行錯誤の末にトランス誘発パターンを編み出した作り手もいるが、大方の作り手はたしかにマインドコントロール手法に無自覚と言えよう。無自覚ということは、偶然にとんでもない催眠物件を作り出す可能性もあるということだ。そのいい例が「スペース・インベーダー」だった。ハードや音源の制約があったとは言え、迫り来るインベーダーの単調な動き、あの「でっでっでっで、でっでっでっで」という単調な音階が、実は5円玉の振り子と同じくプレイヤーを催眠導入する効果があると分かっていたら、タイトーは「スペース・インベーダー」をすんなり市場に出しただろうか。 ……まぁ、ここまで到達していれば「TVもゲームも教育上よろしくないから滅ぼすザマス、キイキイ!」という結論まであと一歩だが、著者自身がそういうTVやゲームにハマった世代なおかげか、さすがにその一線を超えることはない。 とにかく著者の心理学的解説は、あまりに明解すぎるのがかえって怪しいぐらいである。もしかしたら、ちゃんと心理学修めた人が読んだら噴飯ものかもしれないが、俺には残念ながら心理学的な整合性を云々できるほどの知識はない。だいいち心理学自体どこまで真実でどこからがトンデモなのか瞭然としないエッジ上の学問だし(そもそもフロイト心理学がトンデモ、という説もある)。 だが、仮説としてもそこそこツジツマが合うので、いちおうの説明がつけば満足する【学者】タイプの俺としてはオッケー。少なくとも、『大宗教学』が追究する「広義の【宗教】」……「人間を意識的・無意識的に支配する全てのもの」の解明に、ひとつのヒントを与えてくれる本であることは間違いない。まだ途中までしか読んでないが、なかなかの掘り出し物であった。 著者と同じぐらいの世代(1965〜1975年生まれあたり)ならかなりワンダーを刺激されるものと思う。版元がアレなため入手は困難かもしれんが、古書市で見かけたらためしに買ってみるといい。2、300円ぐらいで買えるだろう。 ついでに著者の松岡圭祐氏のことをネット検索。どうもどこかで見たような名前だと思ったら、『催眠』の原作者なのね。あと、TVで催眠術ライブやってた時の芸名は「エスパーWATARU」だったとも判明。インターネットは何でも分かっちゃうからこわいねぇ。『テレビも…』には、「番組で催眠術をやる時は『あくまでも科学だ』ということを強調していた」、と何度も書いていたが、そのわりにはなんで「エスパー」か。都合良く過去をねじ曲げるのも心理的防衛である。まぁもっとひどい奴はいくらでもいるし。 |
| 1月10日(水) |
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高松市のバカ成人、市長が威力業務妨害で訴える運びに。当然だ。ちゃんと成人扱いしなきゃ。 「ズームイン朝」はついにバカのモザイク外す。「やじうま」はまだモザイクかけたままだったが、大沢弁護士も截監督も梨元も「なぜモザイクをかけるんだ」と大ブーイング。 もちろん逮捕の暁にはレッツ実名報道。 『阿弖流為II世』、12/3〜12/9トーハンCOMICS売れ行きチャートで堂々の第24位にランクイン。捨ておけ! なんとなくNorton utilities買って帰る。 飛沢さんが、冬コミでゲットできなかった新作カレンダーを送ってきてくださった。初めてパソコンで作られたカレンダーとのことだが、果敢にいろんな機能を試したインベンショナルな品。その意気やよし。これからどんどん習熟していかれることを考えるとファンとしてはワクワクしてくる。 「阿弖流為II世」でネット検索したついでに、ふと「アミバ」で検索かけたら、「アミバ教」なんてのを発見。 リンク集を見ると、日本中のアミバ専門サイトがゾロゾロ出てきて、思わず「アミバ〜ど〜こからやって〜来るので〜しょ〜♪」なんて高橋尚子な歌が口をつくぐらい感動。(トキの)ニセモ〜ノ〜なんて興味〜は〜ない〜の〜♪ なんてやってて、今日でHP開設2周年だとすっかり忘れていたバカな俺。結婚記念日を忘れて女房に延髄斬りくらわされるタイプだね。 【今日のTV】 『のりもの王国』。あの人間キャラ(ドンファンだったっけ)ってオネエだったのか。目つきがキモかったのでもしやと思ったが。実はかなりヤバい番組なんじゃなかろうな。あと「ひゃっぽ」ってやっぱり、噛まれたら100歩歩く間に死ぬほどの猛毒を? 『パワーパフガールズ』。想像していたよりもおとなしい内容。最初は刺激の低いエピソードから徐々に慣らしていく魂胆か。毎回、3人組がそれなりにピンチに陥るけれど、実力で逆転するあたりは、どう考えても助かりそうにないピンチに陥りあからさまに御都合主義で助かるTV版「バットマン」と比べると、案外スタンダードな作り。いや、あの「究極」とも言える「バットマン」と比べちゃいかんが。あと、ムックンのナレーションが違和感なくなるのには数週間かかりそう。 【今日も書籍】 きのうの『テレビもゲームも催眠術』読了。残念ながら最後の第6章、戦後社会論をぶちはじめたところで、とたんに内容がウスくなったように思う。 「新マンでオギオギ」とか「インベーダー(もどき)に熱中」など、身の丈の体験に心理学的分析を加えたパートは滅法面白いのだが、それだけに、身の丈を超えた(実体験がない)「70年安保運動の挫折」とかを語る言葉のウスっぺらさとのギャップが余計に際立つのだろうか。 時期が時期だけに(1996年)、「オウム事件→戦後社会の批判」という線を意識しすぎたのだろう。「おたく世代の文化論」との肩肘はったアオリ文句がついているところからも、編集者の意図がイタいほど見て取れる。惜しむらくは、著者が「身の丈の体験を豊かに語るタイプ」であって、「よく知らないことをもっともらしく語れるタイプ」ではなかったことだ。 だから、「おたく世代の文化論」なんてキバらずに、鶴岡先生の『マンガロン』みたいに「俺は身の丈の世界しか書かん!」と開き直ったほうが、全体の構成もシマったと思うし、そのほうが「おたく世代の文化論」というアオリにふさわしい内容になったんじゃないかな。ジャパンミックスがアレだし、いっそアスペクトで仕切り直してみたらどうか。って、『催眠』が存分に売れたから、もうこの線の本は書く気ないだろーけど。 |
| 1月11日(木) |
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高松市、バカ成人のうちクラッカー鳴らした5人を告訴。市長も「成人として、行動の責任をとってもらう」とのコメント。うむ、それこそ真の成人式なり。 「やじうま」もついにモザイク外したし(笑)。 で、「成人式」でニュース検索して見つけたのが、酒豪・榎本加奈子が成人の日に「休肝日」を誓ったとの記事(1/8産経新聞)。……ちなみに榎本の誕生日は1980年9月29日だ。 「二十歳になったら禁酒禁煙」というギャグはよくあるが、仮にも公の場で、ギャグでなしに本気でかような発言をするとはいかがなものか。俺自身も二十歳前に酒飲まなかったとは言わないけれど、いちおう未成年の飲酒を禁ずる法律がある以上、「毎日絶え間なくビールを飲んでた」とかそういうことはあまり威張って言うことじゃないだろ。 全くツッコミを入れない産経新聞の良識を疑う。てゆうかもう芸能人は何やってもオッケーなのか。ジャニーズ滝沢の乱交パーティーやネプチューン名倉のレイプや山田邦子の略奪婚がオトガメなしなように。 きのう買ったNortonをインストールしてみる。これで少しは動きがよくなるかのう。 |
| 1月12日(金) |
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高松バカ成人、逮捕。自首というのはみんな意外だったんじゃなかろうか。まぁ全国規模で面割れしちゃ逃げられないだろう。 で、一緒に会場で酒呑んで騒いでて告訴されなかった連中は、今ごろ枕高くして寝てんのかな〜? 図書館行ったり原稿取ったり会議したり新年会出たりとバタバタ。 図書館でついでに放出品をあさる。谷口“レジオネラ菌”祐司センセイの紙オムツ本と、大高良哉というデンパな人との共著『大禊ぎ』(例の『宇宙からお母さんへのメッセージ』と同時出版)の2冊ゲット。 とくに後者は、「デンパは友を呼ぶ」のいい例である。デンパは2人寄れば2×2=4倍、3人寄れば3×3=9倍に増幅されるように思う。24時間風呂水中出産で赤ちゃんを死なせた責任、この大高センセイも十二分に問われていいんじゃないか。 夕方以降いろいろあって、いろいろ考えてたら、なんとなく鬱に。 いろんな要因が複雑に絡み合った結果なので説明は難しいが、まぁ、一時的に人生に開き直れなくなったと言うかなんと言うか。 食う寝るところに住むところもあり、仕事もあり、余暇をまぎらす趣味もあり、他人の人生握るような責任あるポストについてるわけでもなし、男女問わず友人もいないことはない。そんな悩み薄き平和な人生を送っているくせに、このモードに突入すると、無性にリセットボタンを押したくなる。せめて大学入ったあたりからコンティニュー。 基本的に今までの人生ふり返ってみると、あちこちにいろんなチャンスが無造作に転がっていたのに、ほぼ9割方取り逃がしたまま現在に至っているように思う。この場合「チャンス」というのは、文字通り尾っぽ中日(opportunity)を含め、才能とか家庭環境とかまで包括する概念とする。 ある時はケアレスミスで。ある時は準備不足で。ある時はほんのちょっとの手間を惜しんで。ある時は己の欲望に素直になれず。ある時は石橋を叩きすぎて破壊。いずれにしても自分のふがいなさに起因するものである。単にチャンスがないなら、世界を呪えばすむ話だが、チャンスが山ほどあってそれを生かせない場合、呪いの対象は自分自身となる。 ましてや、自分よりもチャンスに恵まれているとは思えない奴らが、的確にチャンスをモノにしているのを見ると腹が立つ。もちろん自分自身に。俺が「他人に嫉妬する」のは、気分が好調な証拠である。他人の力に嫉妬し、此畜生負けるもんか俺だって、と己を鼓舞するわけだ。これが今現在のようにダウナー系入っている場合、攻撃性は内向きのベクトルに変わる。他人の優秀さと己のダメさかげんを引き比べ、徹底的に自分をチクチクと攻撃し続ける。 自分より優れた他人を、「競争」の対象と見るか、「比較」の対象と見るか、ほんのそれだけの差だが、これがかなり大きい。 こういう時にかぎって、自分以外の人間がみんな颯爽と生きているように思えて、そんな中で自分一人ウジウジとしたものを抱えながら蠢いているのがなおさら耐えられなくなる。 「いや、そんな葛藤もなく生きてる人間なんて一人もいやしないよ。みんなチオペンタールでも投与すれば、いくらでも胸の中のドロドロをどぼどぼ吐き出してくれるよ、あたかも肥え溜めに設置したマーライオンよろしく!」。 普段ならそのくらいは頭が働く。しかし鬱モードだと、そこまで他者の内面を理解する感性がマヒし、自分しか見えなくなる。こうなると、俺の頭の中では、クラスの人気者、サークルの中心人物、職場のやり手社員、惚れたあの子、頭の回転の早い友達、みんな悩みなんかなくて自分の確固とした目的意識を持って倦まず迷わず人生を突き進んでいることになる。東京少年の『れんがの学校』状態である。実際の本人たちが(口にも出さないHPにも書かないというだけで)内にどんな葛藤を抱えているか、想像すらできず。 ……こういう時は日記なんて書かないにこしたこたぁなし。ってもう遅いか。 |
| 1月13日(土) |
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日記の更新で日が暮れる。ムナチイ。 弟の猫、日中はほぼ俺の部屋に居着いている。 猫は、その家でいちばんいい環境を探し出して居座るという。 やっぱこんないい部屋を占拠してるのは悪いかねぇ。 こんどは通勤時間の短縮とか考えずに、県境あたりで広い物件探してみようか。県内でもいいし。 U.G.M.さんから通販御礼のメール。「ゲーム評論系などはコミケで買い逃すと他のイベントで補完できない」と。たしかにそうだよな。レヴォはもちろんサンクリも男性向けに席巻され、評論・風刺系のいられる場所はコミケしかないから。 ……以前から考えていた嘘ネタだが 【評論・風刺オンリーイベント《キュニケット》】 というのはどうだろうか。 募集SP:30スペース程度。 応募条件:評論や風刺をメインに活動している人。 自分が他人に批評されても怒り出さない人。 発行物の責任を自分自身で負う気概のある人。 イベント自体を台無しにするようなマネをしでかさない人。 (以上を守ってくれるなら、棚木クンの応募も受け付ける(藁)) ジャンル:「評論」。 「言論・出版」の範囲内においてなら、何を「評論」しても可。 (つまり「実力行使を伴う形の評論」は不許可。) コスプレ:可。ただし更衣室はなし。 最終悲願:いしいひさいち先生サークル参加(自爆) 難 点:主催する奴がいない(涙) でも、行動力あふるるカダフィ系のヘルパーさんたちをうまいことたきつけられれば、実現の可能性はあるぞ。もちろん会場は浜松でもいい。新幹線で往復4万近くかかろうともサークル参加する。 企画検討してくれる勇者はいずこー!?(あくまでも他力本願) |
| 1月14日(日)【ここまでは2001.01.28更新】 |
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『はなまるくん』見て出かける。 天気はいいんだが風がかなり強く、しかも冷たい。体感温度は余裕で氷点下。 礼拝が終わってから行政道路沿いのブックオフで本を物色。 100円均一棚に、あまりいい状態ではないが、てんとう虫コミックスの『ドラえもん百科2』が出ていたり、マンガ版『ノストラダムス戦慄の啓示』があったりと、そこそこ収穫。 で、エル・カンターレの本をゲットした直後、エル・ボンデージなる人として最低きわまりないペンネームに惹かれてカゴに入れてしまった『INNOCENT BONDAGE』(久保書店、1995年)。基本的にはマゾの美少年がサドねーちゃんにいたぶられる短編マンガが延々続く(しかも人間の表情の描き方などかなり下手な部類に入る)、どうしようもないエロマンガ単行本なんだが、巻頭と巻末にはどっかで見たようなキャラの緊縛SMイラストが数十ページにわたって載っていて、これが大爆笑の連続。 セーラー戦士は定番として、しずかちゃんがのび太の目の前でジャイアンとスネ夫にいたぶられてたりアクション仮面が女の子をお菓子てたり、とこのへんもまだ理解の範疇だが、「おばけのホーリー」に「ムカムカパラダイス」に「とんでぶーりん」に「浦安鉄筋家族」に「マカロニほうれん荘」まで来ると頭がグワングワンしてくる。しかもちゃんと原作の設定を踏まえたギャグが細部に仕込まれていたりするから、あなどれない。 カバー見返しの著者あいさつでは ぼくちゃんの作品のキャラはぜ〜んぶオリジナルです! もし似てるキャラがあったとしたらそれは神様のい・け・な・い(はぁと) イタズラです おこらないでね ウフ(はぁと) だってぼくちゃんイノセントでしゅから(はぁと)(はぁと) と、なんとも人をおちょくった事を書いていやがる。たしかコミケカタログのサークルカットで見覚えのある絵だが、よくこんなヤバいの商業出版したな久保書店。「キャンディ・キャンディ」は特にヤバいから覚悟しろよ。しかも、この作者のコダワリかどうか知らんが、背景は床と言い壁と言い天井と言いすべて板張り、木目は全部手描きときたもんだ。目までおかしくなってくる。 ぐるりと回っていると、『週刊安倍晴明』なるA5判の厚めの本を発見。「いつの間にこんなのまで!?」と手に取ってみると、版元はなあぷるじゃなくてぶんか社。装丁や本文構成は、『週刊光源氏』や『週刊聖書』そっくり、と言うよりは明らかにレイアウト下手。例の疑惑の編プロでももう少しメリハリついたレイアウトができるはず。……オウムの企画のパクリかよオイ。 もちろんオウムの企画自体「歴史新聞」の真似ではあるんだが、新聞でなく女性週刊誌の体裁を取った点にオウム(なあぷる)のオリジナリティというか着眼点の良さがあった。しかし、そのキモの部分(女性週刊誌をモティーフにするという部分)をまんまデッドコピーしたぶんか社の臆面のなさには頭が下がる。さすが、りさたんかさたんの本を出すような出版社は違う。 しかし、この「ハズカシゲもなくよそのモノをパクれる能力」というのは、一般企業にとっては大切なことである。よその出版社が何かの企画をヒットさせたら、即座に似たような本を出し、オコボレにあずかるどころかさらなる利益を上げる、これは商業原理に則った正しい戦術である。たとえば、飛鳥新社の『磯野家の秘密』がヒットしたと見るや、『●●●の秘密』てな本を乱発し、「謎本」というカテゴリーを創出するまでに至ったデータハウスのように。 俺が編集者として無能なのは、人の顔と名前と派閥関係を覚えられないことよりも、この「パクリ能力」の欠除に原因がある(人間として無能な原因は五代雄介の特技と同じぐらいあるが)。上述したように、この世界、いい企画はパクった者勝ちである。そのパクリ方が下手くそなら「ただのパクリ」と嘲笑されるが、元ネタより洗練されたものを作れれば消費者は「パクリでも面白ければいい!」と評価してくれる、それだけの話だ。しかし、俺はそのへんが妙に潔癖というか、自分を特別な人間だと思い上がっているのか知らんが、他人と同じモノを作るのが生理的にニガテなの。『大宗教学』のネタだって、よそのメディアで誰か同じ事を書いてるのを見つけたら、どんなに面白いネタでも没にするし。逆に、自分の作ったモノがパクられるのも大嫌いなので、その裏返しなのかな。著作権法とか知的所有権のことに興味ありありなのも、仕事や趣味にからむ問題だからというよりも、「人のパクリは許さない、自分のパクリも許せない」という俺の心の狭さのせいかもしれない。山本弘・と学会会長のように「パクられるのは名誉」と言えるほど寛大な心があれば、また、普通の編集者のように「面白いからパクるんだ」と開き直れる心があれば、俺も一皮むけるんだろうけど……。潔癖症は生き難いわよ。 帰りにコンビニに寄る。たまたま手に取った『ISIZEあちゃら』2月号「HP人気ランキング」の「占いページ」の項に、ひえだ先生のインタビューが載ってた。「たまたま手に取った雑誌」にまで載っているとは、ひえだ先生もメジャーになられたものよのう。感激。もちろんそのままレジへ持って行ってしまう。 ほぼゴーストタウン化したニフティのFANTVA【ポケモン会議室】に、「ピチュウが出てきたのに、この先大丈夫?」と題して久々の書き込み。 > ところで、今年に入ってコメントが1件もないようですが、果たして人気の >方は大丈夫なのでしょうか。ネット局の問題もありますが、この先がどうなる >ことやら。同じモンスター系でも「デジタルモンスター」の方が、首都圏では >遥かに人気があるようですし。 と、かなり危機感を抱いている様子。人気に関しては別に問題はないだろう。問題なのはこの会議室の閑散ぶり。たしかに、奴らが満を持してくり出した「ピチューの大群」という反則技にもなんの反応もない「ポケモン会議室」というのは大問題かもしれない。 この【ポケモン会議室】、できたての頃はそりゃもう大盛況だった。「38話事件」の時はアニメ擁護派の牙城として、アニメを切り捨てようとする任天堂に対抗。「ピカチュウエロ同人事件」の時も活発な議論がなされた。 それが寂れてきた最大の原因はやはりニフティの「@」化。名だたるメンバーがニフの重力から脱し続々とインターネットの荒海に乗り出し、そして帰って来なかったせいである。ROMだってFANTVAやFJOYNINをウロウロするよりも、未開拓サイトを多数秘めたネットサーフィンのほうがはるかに面白かろう。 そして忘れてはいけないもうひとつの要因が、放映日の問題。 同じアニメでも首都圏と地方とで放映日がズレるのは、今でもよくある事。ましてテレ東配給の「ポケモン」はその傾向著しく、東北地方などでは数か月遅れにもなる。まぁそのおかげで静岡など「38話事件」の災禍を免れた地方もあるんだが(笑)。 【ポケモン会議室】は当初、首都圏で放映された回に合わせて話題が進んでいった。しかし1998年10月のある日、ついにパンドラの箱を開けられる時が来た。奈良在住のメンバーによる「ネタバレを恐れつつも、楽しみたいと思います。」てな発言に過剰反応し、あるメンバーが「放映後、すぐにストーリーに関する話は書かないよう気をつけます。」と余計なレスをつけてしまったのである。……その時、会議室は凍り付いた。 アニメ本編に関する話題の比率は、以来驚くほど減ってしまった。【オタアミ会議室】などと違い、純朴なメンバーが多かったFANTVAには、ネタバレ改行などの確信犯的テクニックを使えるアデプトはいなかったらしい。 そして、発言自体もぐんぐん減っていった。「それ」以前の3か月間には400件近い発言があったのが、「それ」から3か月間の発言は約100件、うちアニメ本編のアップトゥーデイトな話は1割にも満たなかった。 この凋落傾向は、翌1999年はじめの「ピカチュウエロ同人事件」以降も止まらなかった。てゆうか、あの事件スレッドで嫌気のさした人も多かったかもしれない。これは俺もいくばくかの責任を感じる。 1999年は全部で330発言。うち41件が同人逮捕事件関連。その他、ポケモンジェットなどアニメ以外の話題がかなりの割合。 そして2000年には108発言。もはやスパゲッティシンドローム状態と言ってよかろう。いや、治療も何もしてないんだから、わが子段ボールおしこめ餓死させ鬼ババ状態か。いずれにしろ、回復は絶望的とみられる。 ……よっぽどこうした経緯をレクチャーしてやろうかと思ったが、ボードに波風立てるようなカキコは趣味じゃないので、ほっとくことにする。日和見な俺。 【今日のTV】 『タイムレンジャー』。次回作の予告がないということは、もしや戦隊シリーズは25周年でひとまずお休みか。たしかに『タイムレ』の後じゃどんな戦隊も作りようがなかろう。 最後にどかんと「究極の形」を見せつけてシリーズ休止といえば勇者シリーズもそうだったのう。『ガガガ』がアニメ史上に残していい大傑作だったように、『タイムレ』もこのまま突っ走るなら特撮史に特記すべき作品になろう。惜しむらくは『クウガ』の大ヒットの影に隠れてしまったこと。なぜ同じシーズンのほぼ同じ時間帯に、こんな傑作を同時に生み出してしまったのか東映は。 『クウガ』。エンディングの「青空になる」にそういう含みがあったとはこの海のリハクの目をもってしても(以下略)。 志賀高原ファイナルバトル、五代の万一の時は俺を殺してください宣言だの「お前にこんな寄り道をさせるつもりはなかった…」だの「一条さんに会えてよかった」だの懐かしの「見ててください、俺の変身!」だの、雪山も融かさんばかりのアツアツぶり。全国の婦女子を鼻血で失血死させるつもりか荒川。 もちろん『クウガ』は単にやおい要素だけで売ってるわけでもない、それなりに物語やテーマ性にも十二分に力を入れている。そりゃ『タイムレ』ですらかすむのも無理はなし。『マイティジャック』以来の日本特撮界の夢だった「大人向け特撮ヒーロー番組」が、ついに実現を見たということで。しかし一条さん、てっきり薔薇のおねーさんの返り討ちに遭って殉●すると思ったら、あっさり神経断裂弾で元ワンギャル射殺とはびっくり。 『おジャ魔女#』。アレクサンドル・T.オヤジーデの「T」がついに明らかに。キャプテントーマスのTじゃなかったのね。魔法使い界の総人口は30人(つまり、FLAT4、オヤジーデ、オジジーデ、王様を除くと軍事力23人)とか、魔法使いはバラじゃなくてペンペン草から生まれるとか、衝撃の事実ぼろぼろ。 なんと言っても、ハナちゃん強奪命令が実はオジジーデの早とちりだったというひどいオチはあんまりすぎるぞ。次回「本当の敵(土井美加声)」が出てきそうなので、ここで帳尻を合わせてくれるんだろうな。 たとえば、先代魔法使い王の呪いかなんかでハナちゃんが原種になり、全魔女の魔力を封印、魔女界のみならず人間界をも滅ぼそうとする。最後の戦力となった勇者達は、残された魔法玉を託され魔女界に降下、魔女と人類の存亡を賭けた最後の戦いに挑む……なんてサンライヅな展開にならんかのう。小さいおともだちは倒れるだろうけど。これが勝利の鍵だ! |
| 1月15日(月) |
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やっぱ15日が休みじゃないと落ちつかない。 2周年企画というわけでもないが、トップページをビギナーズインデックスと常連カスタムに2分割。 よそ様のリンク集から飛んできた人には、説明びっしりのビギナーズインデックス。 常連さんには、画面スクロールなしでサイトの全貌が見渡せる常連カスタム。 トップページが説明文ゴテゴテだと見苦しい上に、画面をスクロールさせないとメニューが出ないという欠点がある。しかし逆に必要最小限の情報しかないすっきりしたトップページでは、サイトの構造をわかっていない初心者には不親切。このジレンマに対して、埼京震学舎が2年かけて出した(実質考案時間は3秒)答えがこれだ。もちろん不都合が出たらまた考え直す。 こないだのロッテ応援レポページの人がほめてくれたので、調子に乗ってイワオページも微調整。 気がついたら、俺の替え歌があちこちにピコられている。もういいやって感じ。でも2ちゃんねるとかに、さも自分で作ったかのようにコピペしてた名無しさんには心からサノバビッチ。しかも、それを引用して「2ちゃんはこんな替え歌まで載っているトコロだ」と書かれていた掲示板まであって、なんともはや。 俺が異常なまでのパクられ嫌いであることは昨日の日記でも書いた通り。とは言えモノがモノだけに、著作権を主張しようとか作者の名前を明記せよとか威張って言うつもりはない。 でも、せめて、「ネットのどこかで拾いました」ぐらいの断わり書きはつけておいてもバチは当たらないと思うな。他人が額に汗して作ったものを、自分の作品であるかのように二次使用するのは、いくらネットとは言えマナー違反なんだな。もちろん、君が同じぐらい面白いモノを作れるんなら話は別だが。今度はぜひ自分の作品で勝負してみてくれ。 そう言えば最初にモナーやギコ猫を作った人は誰なんだろう。 |
| 1月16日(火)【ここまでは2001.02.01更新】 |
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三田佳子の次男、500万で保釈。当然保釈金を出したのは……。「ゼニドルソング」(白木みのるVersion)が頭の中で鳴り響く。身元引受人を頼まれていた唐十郎もあきれ顔だ。 ますます『太陽になれない月』(昨年11月10日の日記参照)のプレミアが(笑)。 ハレルヤコーラス初練習。やっぱしテノールはつらい。楽譜はまぁその場でちゃっちゃと覚えたが、出だしいきなり上のF#で始まり、最後の「は〜れ〜〜〜る〜や〜〜〜」の前までほとんどぶっ続けで高音域を要求されるのは、バリトンの身には苦行である。 ただ、指導の冨沢先生がシロート集団をノセるのがうまく、俺もまんまとノセられて出ない声を無理矢理しぼり出させられる。あまり正統派の発声を続けたせいで、練習終わってしばらく普段の声が出せなくなる。なに、普段のボソボソ声よりこっちの方がマシとな。 本番は来月3日の朝、所沢ミューズのアークホール。ふるって聴きに来るな。 |
| 1月17日(水) |
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午後、ちょっと頭痛と寒気が出る。でも、夜また犬を食べるんで、それで治すことにする。なんのための補身湯か。 そんなわけで夜、新大久保で山辺紀子さん迎撃オフ。6人で小鍋2つ。量的にはこのくらいがちょうどいい。こないだのゼラチン質たっぷりのぷるぷる肉とはまた違った、でもよく煮込んであるおいしい肉。前回のが犬三枚肉だとしたら今日のは犬ロースか。QPハニーさんの名刺の写真を見て、「『ゴーマニズム宣言』の福田和也の似顔絵」とかひどいことを言ってしまう。 |
| 1月18日(木) |
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犬だけじゃ治らなかったか、頭痛で午前中半休をとり、10時半まで朝寝。 ナベツネが五輪協力を表明との新聞報道。ただし、「高校生の逆指名権」が条件だと。そんじゃいらねーよバーロー。五輪協力を外交カードに利用するな。北朝鮮かてめーは。逝ってよし。 行きの電車の中で、工房移転計画を練る。通勤時間よりも居住性・搭載量を優先することに。現在の収入では、やはり都区内に20平米以上の住居を構えながら現行生活レベルを維持することはできない。実際問題として、荷物の多さ、また、週末どうしても所沢圏から離れられないことを考えると、いっそ実家を書庫兼ガラクタ倉庫として使用するセカンドハウス方式にしたほうがよさそう。実家まで自分の足でアクセスできる圏内ならなおよし。なんだかんだ言って、今使っている駅は始発も出るし、買い物にも困らないし、勝手も知っているから生きるのには便利。 午後だけ仕事こなしてさっさと帰る。ただ、夕方には犬とクスリと睡眠が効いてきたせいか体調回復。 高田馬場BIGBOX前で、はづき、あいこ、ピチューのお面ゲット。東映系のお面は驚くほど造型がいい。去年買ったクウガもそうだった。使ってる色数も、ポケモンやディズニーのなどに比べるとだいぶ多い。これで値段一緒とはなんとも。 帰りの電車の中で、某住宅情報誌片手にさらに検討。さすが地元は安い。中野界隈の3/4ぐらいの相場。しかし、田舎だけにあんまし「これは」って物件は載ってない。 所沢で、『サウスパーク』の中古ビデオを買う。PL法対策か、パッケージにちゃんと「大人の視聴を対象とした作品です。子供向けのアニメーションではありません。」と表記してあるのが笑える。期待しよう。 |
| 1月19日(金) |
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由美かおる50歳情報公開写真集。すでにエロいか萎えるかという問題ではない。半世紀もあの体型を維持している、その驚異の体質と想像を絶する努力に対して、素直に敬意を表する。ルー・テーズやノーラン・ライアンのようなものである。 尼崎のさる一戸建ての家で、44歳会社員の8トンもの蔵書がついに2階の床をぶち抜き、下で寝ていた母親圧死……という、オタクにとってはかなりシャレにならん事故。阪神大震災で半壊していたからというのもあるが、う〜む。しかしよりによって、人が部屋探しを目論んでいた矢先になぁ。すくなくとも木造アパートの大家さんは蔵書持ちにいい顔しなくなるだろう、ほとぼりがさめるまで。もちろん最初から鉄筋狙いなんで問題はないが。 そんなわけで、別の情報誌を読んでみる。そこそこ広くてかなりお徳な物件発見。このくらいの家賃ならなんとかなりそう。中野相場なら月8.5万ってとこだろうが、さすが所沢。 日記なかなか更新できず。俺の日記はまだ20世紀のまま。 |
| 1月20日(土) |
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きのう目をつけた面白そうな物件を自力で探す。他人(この場合は不動産屋)に問い合わせる前に自分で可能なかぎりの情報を仕入れようとする習性は、単に他人とのコミュニケーションがキライなだけなので気にするな。探すと言っても、町名と駅からの距離が分かってるんだからその範囲内で工事中の建物を見つければいいだけの話で、すぐに該当物件発見。いつもの通勤路からさほど離れていない、そこそこ土地カンのある場所。駅との間には繁華街(つーても歌舞伎町や西川口とかと比べたらササヤカもいいとこだが)があるけど、物件の周囲は住宅がぐるりと囲んでいる。線路との間にも建物がかなりあるおかげで、騒音もさほどではなし。すぐ南にもアパートがあるので下の階は陽当たり悪そうだ。気をつけよう。 帰って『サウスパーク』のビデオ。なるほど、これはかなり出来のいいアニメだ。そして、内容はひどい(ほめ言葉)。『シンプソンズ』がポンキッキーズに思えるほどの凶悪さである。そのファンシーな絵でエイナルエイナル連発するな。小学生がサノバビッチはやめい。ふと、大学の英語のclassで下品な英会話をいろいろ教えてくれた恩師、Mr.Armitageの顔を思い浮かべる。いや、あいつもここまで下品じゃなかったぞ。せいぜいS-h-i-tぐらいで。また、字幕も可能なかぎり原意に忠実に訳している。 差別にやかましい一方で、こういうアニメも(もちろん誰でも観られるわけではないが)存在を許されるところが、差別大国アメーリカのアメーリカたるゆえんであろう。日々差別と向き合っているからこそ、逆に、差別ギャグがギャグとして認識/許容されるんだ(認識/許容しない奴ももちろん大勢いるけど)。日本のように、日常にうずまく差別から目をそらし、「我が国には差別なんてない」=「したがって、差別されている人もいない」と思い込もうとしているニセ単一民族国家ではこうはいかない。「差別があるという事実」を提示するだけで怒られる。「そういうギャグ」がこの世に存在することすら許せない。ちゃんと15歳以下鑑賞禁止になっているはずの映画『バトル・ロワイアル』さえも「それが自分の生きているこの世界のどこかに存在すること自体が許せない」とばかりに潰そうとするのと同じ心理だ。イヤなら見なきゃいい(自分の子供にも見せないように自分で努力して躾ければいい)、という考えができないらしい。去年書いた、【「差別はいけない」と「差別はない」の違いを述べよ】という問いへのヒントがこのへんにあるので、ちゃんとノートとっとけよ。 そういえば飛沢さんのシカゴ旅行本に載ってた『サウスパーク』の記事に、「でも日本でははやってほしくないなぁ…」とか書いてあった。たしかにこういう背景を意識せず、表層のヤバさだけに安直に飛びつくようでは、日本はおしまいだろう。あ、そういう意味じゃなくて? 『サウスパーク』の毒にアテられたか、頭痛で15〜18時まで寝る。起きてみたら、所沢までサウスパークになったかのような一面の銀世界。スカズルバットはどこだ。頭痛は気圧低下のせいだったか。車で合唱の練習へ。大ちこく。てゆうかメンバー半分も来てねぇ。もちろんタイヤにチェーンなんてしてないので、帰り道2度ほどタイヤがスベってドキドキ。 TBS「ブロードキャスター」で、痩せた痩せたと噂には聞いていた、林真理子の現状をやっと見る。「見られる顔になった」と誰かが言っていたが、そうかぁ? 余った皮が下唇の下にアコーディオンのようにたまっているのが泣けてくる。魚とか捕ったら巣に戻るまであそこに溜めておくにちがいない。 エサを巣に持ち帰ると言えば、チヅオの長女(ドゥルガーだっけか)食料品約100点(計22,000円相当)万引きの報に涙(嘘)。上祐出所してからチヅオキッズどもの権威は赤丸急降下状態だが、とくにアーチャリーと仲の悪い長女は、アーチャリーに弟を強奪されたりしてさんざんな目に遭っている。オウム帝国華やかなりし頃から、長女と次女は「そんしが最終解脱する前に作ったガキ」ということで冷や飯を食わされてきたってぇのに。その行く末がコレとはあんまりである。 タイムレンジャーとクウガのために早寝。日曜に目覚ましかけるなんてコミケじゃあるまいし。 |
| 1月21日(日) |
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【今日のTV】 『タイムレ』。いよいよ始まった2001年の大消滅(空に開いた穴にビルがスポンスポンと吸い込まれていくビジュアルは笑っていいのかどうか悩むところ)、竜也がユウリたちを未来へ強制送還、びんぼっちゃまは権力全部なくした上に瀕死の重傷、といよいよの急展開。 うって変わって『クウガ』は、クウガも出ないバトルもしないCMも入らない、完全にシメのお茶漬けのようなのどかな最終回。死んだか生きてんのかはっきりしろーっと視聴者を歯がみさせる演出がにくい。最後のキューバロケにはびっくり。なんだか、長い映画のラストを観ているような気持ちになって、スタッフロール終わったところで思わず拍手。 エンディングの直後に流れたDXビートゴウラムのCMに挿入されていた 「五代雄介と一条刑事をいつまでも忘れないでね」 「一年間、応援ありがとう!」 の字幕にほろり。ああ、誰が忘れるもんか、こんなすごい番組。こっちこそ一年間ありがとうってなもんで。またおまけに、セットでついてくるケータイから出る五代の声も、いつもは「一条さん、とにかく奴らを追います!」だったのが、「見ててください、俺の変身!」に差し替えられてやんの。とことんやってくれるぜ。 次の『アギト』はもう少し対象年齢低くなりそう。本編見てみないと確言はできんが、すくなくともズ・メビオ・ダより格段にわかりやすい豹怪人の造型を見るかぎりでは。 『おジャ魔女#』、こちらはこちらで急展開すぎ。もちろんマジョハートの各エピソードなどで着々と伏線はってた話であるので異存はないが。ジャンプならここから2年ぐらいバトルバトルで続くところだが、あと1回でオチをつけるらしい。どうするつもりだ。 『デジモン02』……ノーコメント。クレジット見てもカトリーヌのCVがだれだかわかんねーし。 『はなまるくん』は見ないで、池袋へ出発。雪道のため自転車に乗れず。 すっかりレヴォに次ぐ地位を固めたサンクリ、見事なまでに男性客ばかり。特にD館のクソ暑さムサ苦しさには2分で「帰りたぁ〜〜〜い!!」と坂上田村麻呂様((C)原哲夫)状態に。それでも【酸欠集】の本など5000円ばかし買い、冬コミで回りそこねたぶんのささやかな補完。 それから貪欲にアルパ地下1階の古本市にも寄り、なつかしの『ウソップランド』の単行本をゲット。実は怪物ランドのコントって社会諷刺系だったんだな。当時は右も左も分からない(=文字どおり右翼と左翼の区別もつかない、という意味)ガキだったからまるで気づかなかったけど。 同人誌を抱えたまま、西武池袋線で地元の不動産屋さんへ。きのう見に行った物件の問い合わせ。同じシリーズのマンション(この店がビルの企画設計もやっている)を見せてもらうが、悪くなし。立地条件はきのうの下見でよくわかっている。早いもの勝ちで、とある部屋を予約。もちろん正式な契約は物件が完成してからということで。応対は去年行った所のヒゲおじさまのほうがよかったかなって印象。まー、担当が若いおにーちゃん(俺とどっこいどっこいの歳かな)だったのと、「実物」がまだないだけにあまり要領を得ないぶんを差し引けばこんなもんか。ともかく、3月中頃から清く貧しい守銭奴生活スタートか。 帰り、工事現場をまた下見に行ったら、高校生ぐらいの子供とその両親とおぼしき3人連れが地図片手に近辺をうろうろ何か探し回っていた。たぶん同じモノ狙いとみられる。自分の鑑識眼に自信のない俺としては、こういうのに遭遇するとなんとなく安心する。根拠はないんだが。 夜、19日ぶりに叔母夫婦の家に行き、アンコウ鍋をつつく。一人息子だったいとこが結婚を機に独立してから、やっぱ寂しいのだろう。ウチの場合はまだ弟がゴロゴロしているから、親は寂しいどころじゃないがな。 |
| 1月22日(月) |
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朝、思いきり電車寝過ごすところだったが、高田馬場についたとたん、乗り合わせたどっかの与太郎が 「たかだのばば〜たかだのばば〜イェ〜イ!」 と叫んだのでハッとして目を覚ます(実話)。たまには与太郎も人様の役に立つもんだね、え?オイ。というわけで、同じ与太郎として希望の持てるほほえましいエピソードでしタ。チャンチャン。 きのう予約したマンションの話を同僚(ベートーベン並みに引っ越ししまくってる奴)にしたら、「いいトコじゃないですか!」と。自分の鑑識眼に自信のない俺としては、だいぶ安心する。 夜、阿佐ヶ谷へ。南口の古書店でピエールとジルの写真集を買い、ギョーザ屋「なかよし」で飲む。帰って寝る。 例のロッテ応援データ集を擁する、【真空都市メタ・メタフィジカ】さんのBBSで教えてもらった情報。 http://www.isize.com/sports/bb/npb/sougou_news/N010110014.html > 異種合同トレの成果やいかに…(ロッテ) > > ロッテ・大村とヤクルト・寺村が、東京・広尾の格闘技団体「パンクラス」 >に一日入門した。寺村の友人である同団体のトップ選手・菊田早苗、修斗の >郷野聡寛らからミット打ち、関節技などを伝授された。 > 2月4日に試合を控える菊田も臨戦モードだった。手をゆるめることなく >厳しい表情でアドバイス。2時間以上にも及んだ苛酷トレを終えた大村は >「力の配分を学んだ。1点にどれだけパワーを集中させるかが大事」と収穫 >に感激。この「異種合同トレ」は来年以降も続けられる予定。2人の成績次 >第では球界から新たな志願者が殺到しそう。 イワオ&寺村というカップリングの意外性と言い、パンクラスと言い、なかなかインパクタブルなニュース。ありがとうございます。 【今日の放言】 本来の議論上手が、相手の技を全部受け切って戦うプロレスラーだとしたら ギロンノプロや上祐は、相手の弾が当たっても知らんぷりして撃ちまくる サバゲーのゾンビである。 今はペイント弾とか使ってんの?>サバゲー。 もう13年やってないから忘れた。 |
| 1月23日(火) |
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伊集院のタイマー録音はかけたのに、目覚ましかけ忘れて寝坊とは情けなし。 日中は仕事どたばた。 夕方、ハレルヤコーラスの練習。やっぱりヘンデルのテノールはツラい〜。俺は米良美一じゃねぇんだから。でも出すけど。 おとといの部屋、2月には実物見られるらしい。2月のいつだか。下の部屋にもあのあとすぐ借り手がついたそうだ。もしかしてあの親子か。しかしあんな辺鄙なところとは、推薦で日大(芸)か早稲田(人間科)にでも入ったのか。引っ越し先で会ったら気まずかろう。まぁあっちは覚えちゃいないよな。 【今日のネットウロウロ((C)新田五郎氏)】 『月刊フリップ』『せんせいになれません』の小坂俊史のファンサイト発見。 【コサカWeb】 http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/6685/index.html 【がんばれ小坂俊史】 http://www.246.ne.jp/~gorgeous/kosaka/ 前者では幻の名作『うるぐす共和国』まで網羅していて感動。あと、今まで「こさかとしふみ」って読んでたけど本当は「しゅんじ」だったらしい。ズビバセン。 『電脳やおい少女』の中島沙帆子のファンサイトも探してみたがこちらはまだなし(今造っておけば後で存分に威張れるぞ。BBSも造れば本人常駐してくれる可能性大)。ただ、マンガ評論サイトでちょこちょこ話題にはなっていた。ネタがネタだけに、「電脳」にしろ「やおい」にしろヌルいものを描いてたら当事者からバッサリやられそうなもんだが、各所での評価はおおむね好意的。さすがである。 ついでに、「男だけの実写版カードキャプターさくら」こと『C3B』の販売元、外道会館の新ページも探し当てる。リンクはっちゃえ。 |
| 1月24日(水) |
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ノドがなんだかいがらっぽい。3日までに治さねば。 「伊東会」とかいう会があるそうだ。なんでも、第一次長嶋政権時の伊東キャンプに参加した読売OBの集まりとな。 ウチ(ロッテ)の山本監督も入ってたらしくて、きのうの会合で、ミスターと「ON対決の次はぜひ我々と」とか話したらしい。 なるほど、「伊東会」ね。 ロッテvs読売の日本シリーズがあったら、絶対マスコミが「伊東つながり」をクローズアップするんだろうね。 で、また日本シリーズが読売の紅白戦にされちゃうんだろうね。 それだけは許さん。 セガがついにハード部門から撤退。セガマニアの悲しみは察するにあまりある。でもセガ本体がコケるよりはなぁ。ソフト部門はあいかわらず好調なんだし。 【今日の暴言】 日本へ出稼ぎピッキング強盗に来る中国人と、 東南アジアへ出稼ぎロリ買春に行く日本人と。 どっちがアレでしょうか。 答え:現地に金落としてくるぶん、日本のペドのほうがまだマシ。(おい) 都知事なら同意してくれるだろう。 |
| 1月25日(木) |
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一人暮らしの男性にバカ売れ必至な出版企画を思いついたけど、言ったらぜってー人格疑われるだろうからナイショ。 お墓まで持って行こ〜っと。てへ(はぁと)。 やっぱり忙しいとダメだね俺。人としても。 【今日の読書】 『公式版 サウスパーク・コンプリート・ガイド』(高橋ヨシキ・編著、洋泉社、2001)購入。 日本語で「公式ガイド」と言えば「クソの役にも立たねぇ」の同義語とされている。特にゲームの攻略本においてその傾向が顕著なようだが。しかし、本書は「公式」と銘打ちながらものすごく濃く(毎回のケニーの死にざまがちゃんと載っている)、それでいて、1話を1ページにおさめたレイアウトも要点を簡潔にまとめてあって、読みやすい。ここまで濃さと簡便さを両立させたガイドは、作品の世界観、基本理念を骨の髄まで我がものとした者でないと書けないだろう。 ズブの素人でもこれだけ読めばたちどころに『サウスパーク』通になれる、という点では『モンティ・パイソン大全』に匹敵する危険な「にわかマニア製造器」と言えよう。ごめんなさい、私は実物観てもいないのに『大全』の知識だけで、FCOMEDYSで知ったかぶってロートレックを「二丁拳銃の名手」とか書いてしまいました。I confess!(←これは観た。) ジーザスが出てくるせいかどうかは知らんが、著者がキリスト教にイヤに詳しい(それも用語だけでなく教理部分にまで)のが気になる。さては著者、キリシタンじゃあるめえな。もちろん、こういうモノを理解できるキリシタンが増えてくれるのは俺としては大歓迎である。違うとしても、その文化理解にかける熱心さはほめてあげたい。 キリスト教ネタもそうだが、『サウスパーク』世界を形成する補助知識は、この本で相当レベル把握できるようになっている。テレンス&フィリップ(それにカイルの弟)が同じくカナダ人とは知らなかった。あのラクガキみたいなアホ面がカナダ人の「記号」なのか。カナダ帰りの知人(ソウル五輪でベン・ジョンソンが金メダル取った時にTVの前で『オー・カナダ』を絶唱し、ドーピングが発覚すると学内新聞に「ベンちゃんは無実よ!」との記事を寄稿したバリッバリの愛国者)に見せたら爆死するぞ。まぁアメリカ人キャラもみんな(別の)ラクガキみたいな顔だけど。それに、作者の片方がユダヤ人にもかかわらず、ユダヤ人ジョーク(いわゆる「ユダヤジョーク」という意味ではなく、ユダヤ人自体をネタにしたトライバルジョーク)満載だし。なにが「ユダヤ人がこんなに走るのを見るのは1938年のポーランド以来です!」か。他者も同胞も等しくバカにするこの容赦なさは、身内にはつい甘くなる俺も見習わなければと思う。 それにしてもつくづくひどい(ほめ言葉)アニメなんだな『サウスパーク』。第1シーズンの出だし4本観ただけでヒイヒイ言ってたら、予備知識なしにゴーラム看護婦とかティミーなんか観た日にゃ狂い死ぬぞ。『パワーパフガールズ』は日本でも地上波進出を果たし、『シンプソンズ』もUHFとは言え普通に見られるが、『サウスパーク』はたしかにWOWOWが限界だろう。いや、普通ならWOWOWでもダメだったろう。日本にもやっと夜明けが来たか。ただ、その大英断を下したWOWOWが、いざ放映開始してみるとやたらセリフを規制してくるという話は何ともはやだが。翻訳家が「だったら最初から放映するな」と言いたくなるのも分かる。『ポケモン』で「【ピカチュウ】は放送禁止用語です」と言われるようなもんで(そこまでは行かねぇだろいくらなんでも)。あ、『ポケモン』と言えば、文春だか新潮だかにも載った「CHINPOKOMON」は、日本じゃオンエアどころかビデオレンタルもできないんじゃないか? チンポコモンを抜きにしてもマジでヤバいぞ(どうヤバいのか知りたかったら本書を読んで死ね)。 ともかく、ものすごくよくできたファンジンを読んだような満足感にひたる。こんな本をさらりと作れるようなエディターになりたいもんであるなあ。もちろん、本編のシリーズが進んだら第2巻を出してくれるものと期待する。 |
| 1月26日(金)【ここまでは2001.02.04更新】 |
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朝6時半ごろ起きて空を見ると、みごとなインディブルー。まぁものの1、2分でずるずると青灰色に変わっていったけど。 ノドのイガイガは治ったが、鼻がまだ詰まる。おジャ魔女が吸い出してくれんかのう。(←逝ってよし) ハードから撤退したセガ、投資家の反応は概ね好意的で、株価急騰だそうだ。素直によかったとは喜べないけど。 ちらっと見た臨時ニュースで、新大久保で「男性3人が電車の下敷きになり死亡」と出て驚く。「轢かれた」んじゃなくて「下敷き」とはどういうことか。踏切で電車が脱線転覆でもしたか。いや、あのへん高架なのにどこで。2階建て新幹線みたいなトップヘビーな車両が駅のホームでコケたか。謎は謎を呼ぶ。 ……と思ってNHKのニュースを見たら、単に轢かれただけ。いくら臨時ニュースとは言え、日本語は正しく使おうね→日テレ。 有明海のノリ被害で、今ごろになって自民党の議員・県議たちが「水門を開けることも検討」と言い出した。 もちろんニュースステーションは、そいつらが水門閉鎖の時に何を言っていたかとことん暴きたてる。こういうニュースをやる時のニュースステーションは本当に活き活きとしているなぁ。 とは言え俺もこういうアプローチは大好きなのでもっとやれ。 上祐の奴、定住地にありついたとたんに「我々の居住権は憲法上保証されている」とかずいぶん偉そうな口を叩くようになったな。 手がない時はひたすら逃げを打ち、一転、橋頭堡を得たらかじりついて離れない。兵法としてはまことに正しい戦術である。もちろんこの場合、「敵」は我々「現世」のことである。一般社会と和解するという考えが毛頭ないからこそ、ああいう攻撃的な態度が取れるのであって。マスコミもいいかげん、人気商売の芸能人や政治家に対するのと同じような感覚でのほほんと取材してたら、好きなだけ足元すくわれるってぇのがまだわかってないのか。 |
| 1月27日(土) |
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朝から大雪。と言っても関東南部の気候における「大雪」であって、上越や青森あたりの方が見たら雪のうちにも入らぬレベル。されど東京では十分交通をマヒさせる量。 3年ぶりの大雪とのこと。3年前と言えば、『カブタック』最終回の舞台を白銀にしてしまったあの雪か。あれがもう3年前か。ターイムゴーズバーイ。 合唱のパートマネージャーから、今日は練習中止との電話。先週が先週だったしな。 20世紀で足踏みしている日記を新世紀に突入させんと、ふりしきる雪を尻目に奮闘。奮闘しすぎて眠くなり昼寝。 1800起きる。最近いちばん面白い民放・フジのニュースをつける。 きのうの新大久保の人身事故、酔っぱらって転落した37歳男性を助けようと、全く面識のない26歳コリア留学生と47歳カメラマンが線路に下りて巻き込まれたらしい。 夕食の支度をしていた父が「酔っぱらいなんかほっときゃいいんだよ」としきりにコメント。いけませぬ、相手がどんな奴だろうと助けるのが真の布施行ではないですか父上。いや俺も同感だけど。でも、彼らのような「他人の危機に反射的に身体が出てしまうタイプ」の人って、いるんだよな。電車との距離計算どころか、確実に救助できるかさえも二の次三の次。しかし、新大久保のホームに退避壕が切ってないとは知らなかった。アメリカなら100万$級の賠償もんだなJR。 で、ニュースはその助けに入った2人の家族・知人のインタビューをずらずら流し、最後のシメに一言、 「こうして、尊い2人の命が奪われた」 とやってくれたもんで俺様大笑い。じゃあ37歳ヨッパライの命は尊くないんかい。さすがフジ、公共の電波とは思えぬ正直さがよろしい。だから好きさフジテレビ。いぇ〜い。 多少面白さは落ちるが、ワイドショー情報のつまみ食いにはすごく便利なTBS「ブロードキャスター」。 万引きでつかまっちゃったドゥルガー、目撃者によると「フードつきのコートを目深にかぶり(『サウスパーク』のケニーだね)、鼻の下には不精ヒゲまで生えていたので、てっきり男かと思った」そうだ。ヒゲまで親父ゆずりとはおそれいった。 ♪ぱっぴぷっぺぱっぴぷっぺぱっぴぷっぺぽ〜 ウチ〜の長女にゃヒゲ〜が〜ある〜♪(若い人は元歌知らないだろうなぁ) 冬コミで通販を受け付けた方々の中に、な〜んか見覚えのあるような名前の方がいたのだが、今日になってにわかに脳の配線がつながり、学会関係の方だと気づく。あうう、ものすごい無礼を働いてしまった……。かなり落ち込む。 |
| 1月28日(日) |
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【今日のTV】 『タイムレンジャー』、前半見逃して泣く。びんぼっちゃまついに死す。びんぼっちゃまからVコマンダーを託されたおぼっちゃまくんはVレックスを召還し最後の戦いに望む。 一方、いったん30世紀に戻った4人は、命令にたてついて強引に2001年に戻ることに。ここでバックに流れるユウリの『あいたいよ』がハマるハマる。最初CDで聴いた時は「どこがユウリの歌やねん」と思ったもんだが、それから徐々にユウリのキャラのほうが歌に近づいていった。ともかく最終回へのお膳立てをきっちり揃えた感じ。 あ、それと先々週、「これが最後の戦隊シリーズ」と書いたけど、次は『百獣戦隊ガオレンジャー』だって。ガールポップ(死語?)だてらに野太い声で、アルバムに「ロバロック」とか変なタイトルつけそうな戦隊だね。 『仮面ライダーアギト』。うおおっ、豹マン一族! 解放、ジャガーパワー! てことはアギトの正体はジャドン怪人バッタミライか? しかし「AGITΩ」ってスペル、黙示録の「私はアルパでありオメガである」にかけたのかもしれないけど、だったらなぜ「G」をガンマにしないのだ。ギリシア語なら「ΑΓΙΤΩ」だろ。しかも末尾がオメガなら発音上は「アギトー」と伸びるぞ。 メカバッタミライ(G-3)の中身の滑舌の悪さは、TVに出していいギリギリのレベルのような気がするんだが。バッタミライ(アギト)の中身も、五代雄介路線をねらいすぎてややハズし気味。 『おジャ魔女#』最終回。気のせいか、どれみの額に三日月が見える(笑)。あっ、あれは幻の銀水晶!!(おい)。てなわけで、『#』本来のテーマを、東映らしい方向で極限までつきつめたクライマックスになる。さりげなくどれみの髪解けてるし。 唯一個人的に気になった点を挙げつらうとしたら、女王様の逆上ぶりがちょっと。せっかく声優名まで隠して、キャラの神秘性をかもし出しているんだから、あの役はたとえばマジョハートのがよかったような気がした。女王様は逆に心を鬼にして押し止めるほうの役に回したほうがよかったのでは。 あと、けっきょく暁くんとのラブラブ話とかはネクストシリーズまで持ち越しとなるのか。まさか、あんなひどいオチで、再び通路が閉ざされたまんま、魔法使い界方面の話はオシマイにするつもりじゃなかろうな。どれみ玉の輿のチャンスなのに。暁くん、たしかにキャラ描写が練りきれてないと言うか難しい奴だが、なんとか新シリーズでも話にからんできてほしい。無印では盲腸キャラだったオヤジーデが今シリーズで大活躍したように。 なんとも寂寥感あふれるラストは見事。どーせまた来週魔女見習いに復帰するんだろーとは分かっているものの、やはりキュンと来る。 おとといの新大久保事故で死んだ韓国人留学生の通夜、なぜ田中眞紀子やら官房長官やら政治家がぞろぞろやって来るんだ。 しかし、ここまで留学生とカメラマンを美化すると、最初に線路に落っこちた酔っぱらいの遺族が自殺しやしないか心配である。 それに、あまり例の2人を英雄視するあまり、この3人を死なせた原因が、十分な退避場所もなく、客の転落を感知するシステムもなく、ホームに駅員もいなかった新大久保駅の構造にあることを忘れてしまいやしないだろうか。 上祐が定住宣言した世田谷のビル、大家がオウムに同情的だったらしい。 まー同情的に考えればだが、この人、自らもマンションのオーナーとして、「オウム信者立ち退き」のニュースをそれなりの問題意識を持って観続けるうちに義憤に目覚め、「もしウチにオウムが入居しても受け入れてやろう」とひそかに決意していたのかもしれぬ。実は裏にオウムとのどんなコネクションがあるか分かったもんじゃないけど、これまでの報道では明らかになっていないので、邪推はひとまず置く。 しかし、オウム信者の居住権もわかるが、前から住んでいる住民の居住権はどうなる。そこまでは大家、考えてなかったらしい。 ちなみにこのマンション、5階建てのうち1階のテナントと2階部分は賃貸だが、3-5階は分譲。もちろんオウムの入居で資産価値はゼロになる。分譲部屋を買っちゃった人たちは、引っ越そうにも部屋が売れないわけだ。 上祐に居住権があるように、一般人の居住権も、同様に尊重されねばならないはずだ。そんな当然の法則がついないがしろにされてしまうのが面白い。 いつだかの日記で書いた「出生前診断コント」(コントじゃねーだろ)ではないが、障害者、マイノリティ、犯罪加害者など、ふだん人権を侵害されがちな人たちの人権ってぇのは、侵害する側に一縷の「痛み」を感じさせるものである。逆に、なんの特徴もないマジョリティ、「一般市民」への人権侵害ってぇのは、案外痛みを感じないもんである。電車でお年寄りに席を譲れずタヌキ寝入りしてしまう人は多いが、そんな人でも、ただのサラリーマンやおねーちゃんの前ではタヌキ寝入りはすまい。堂々と座っているだろう。実は、目の前に立っている彼、ものすごい腹痛に襲われていて密かに脂汗流して耐えているのかもしれないのにね。 これも当てずっぽうで言ってしまうが、ひょっとしたらこの大家さん、マンションに同居してないのかもね。店子との付き合いもあまりなく、せいぜい家賃の振り込みと盆暮れの付け届けぐらい。ましてや分譲の住人に至っては知らんぷりだろう。そんな中、今度越してきたオウムは大家とのコミュニケーションを密にし、大家と「個人対個人」の関係性を造り上げてしまったのかもしれない。そうすると、顔も名前もよく知らないワンオブゼムの集合体である店子どもと、上祐など顔も名前も熟知したオウム信者と、(社会正義はこの際置いといて)どっちに愛着がわくかと言えば、軍配は上祐たちに上がって当然だろう。 いやほんと、これで「実は大家もオウムでした」なんてオチだったら俺バカみたいだけど、そういう面もあるように妄想するね俺は。でなきゃ、なんであれほどの悪事を働き続け(奴らの悪事は地下鉄サリンのみの一回性のものではない。それ以前から脈々と犯罪を積み重ねてきたことを忘れるな)、他人の人権を踏みにじり続けてきた連中に、「彼らにも人権がある」なんて同情を寄せるある意味おめでたい市民が続出するのか、説明がつかない。 ところで、「オウムの人権」を必要以上に叫び立てる者にかぎって、オウムが1994年以前にどんな事をしてきたのか、まるで語ろうともしない。てゆうか、知らないんだよな。あいつらにとってオウムは、1995年3月20日の地下鉄サリンで初めて視界に入ってきた「無力なマイノリティ」でしかない。それ以前の、来る者拒まず去る者逃がさず、マスコミや東京都すら脅しすかしながら地歩を固めていった「暴力集団オウム」のことは、あいつらまるで知らないのな。そんな君らがオウムの何を語ると? 日本の戦争犯罪をまるで知らずに「日本よい国きよい国」と脳天気に唱えてみたり、大躍進や文化大革命やチベット侵略を知らずに「中国を悪く言うな」と叫んでみたりするのと同じ滑稽さである。まったくよう……。 それにしてもフジの「とにかくオウム蹴散らせ」一辺倒な論調は単純明快で気持ちいい。国民の9割9分の知能レベルにいちばん近い局といえよう。くだんの大家のほうが、少しはモノ考えてるぶんまだマシかも知れん。 |
| 1月29日(月) |
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朝日朝刊の4コマ『ののちゃん』に登場したワンマンマン(週刊文春などには既出の、誰かさんそっくりのキャラ)にナベツネ本人がオカンムリ……との記事がサンケイスポーツに。 ただ、ナベツネがどこでワンマンマン登場を知ったかなど書いてないところを見ると、どうもサンスポの記者がヤブヘビを狙ってナベツネにチクったんじゃないかと邪推するしかない。どっちに転んでもサンスポに損はないしな。やっぱフジサンケイ。それでこそイエロージャーナリズムである。 著者校取り→即・印刷所に戻し→会議→また打ち合わせ……こんな忙しいバースデーはいやだ。 |
| 1月30日(火) |
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【今日の提言】 少数者が常に弱者ともかぎらないし。 少数者が常に正しいともかぎらないし。 ……いや、具体的に何のことを言っているというわけでは、あの、その。 「ザ・リバティ」3月号立ち読み。 インフルエンザが冬に大流行するのは、秋に大量に死んだ虫の霊がインフルエンザウィルスに乗り移ってパワーアップするからだって。ザブトン3枚!(爆笑) さらに「専業主婦特集」では、あきらかにりさたんの著作と思われる本への言及。もちろんORは専業主婦大肯定派なので、話のマクラにちらっと出てきただけだけど。 |
| 1月31日(水)【ここまでは2001.02.24更新】 |
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28日の日記で『おジャ魔女#』の最終回を「セラムンのごつある」と書いたが、訂正。 セラムンというよりは『聖闘士星矢』でした。って結局東映か。 「みんな、1000年後にまた親友として会おう!」(笑顔で) 「せ、妹尾ーっっ!!」(激涙) ガカァッッ(←車田擬音) うん、まさにこんなかんじ。 今日も雑誌の責了などでドタバタ。 まぁ忙しい忙しいと言っていられるうちが花。 惜しまれる命と惜しまれない命。 「誰の命も等価」ではないことを、新大久保の事故とその後の世論は雄弁に物語ってくれた。 留学生の遺族も、ヨッパライの遺族も、その悲しみは同じなのに。 だからと言って、「悲しむ者がいない命は軽視していい」という発想になるのも危険だ。それを言うと、じゃあ身寄りがなくて、社会的に何も貢献してなくて、今後もその存在を惜しまれるような可能性がない奴の命は、家族持ちやそれなりの地位を持つ奴の命より軽いのか、という話になる。 だが、人間の本音を探っていくと、大方の人類はそれを肯定しているフシがある。 「命は等価」とキレイゴトを言うためには、やはり、全人の創造者たる神でも設定しないと無理がある。全人を等しく惜しむことができる、旧約聖書「ヨナ書」に出てくるような創造神をな。 でなきゃやっぱ、命には軽重ありとせざるを得ないね。どうよ。 このへんの「命の軽重」の問題は、もすこし落ちついたら改めて突っ込んでみたいところだけど、今はちょっと生々しくて。いろいろと。 |
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