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| 3月1日(木) |
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体調、きのうよりは回復。昼にガス立ち会いの予約電話、15-16時に著者との打ち合わせを済ませて、定時で逃げる。
帰りに馬場のキオスクで合い鍵作り、メジャー片手に新居に立ち寄る。なんせ家賃は今日から発生してるんだ、何の遠慮があろうか。内装だけは完了した新居をあちこち覗いてみると、悲観的推測よりもだいぶ収納スペースが大きいことが分かった。特に玄関の壁が天井まで一面収納棚になっていたのは、ノーチェックだっただけに嬉しい誤算。下駄箱としてだけでなく保存食や小さめの機材の倉庫にも使えるぞ。室内の収納スペースは、最初からハンガーバーが設置してあり、バーの後ろには平行に板がついていて上のスペースがちょっとした天袋として使えるようになっている。けっこう考えて作ってあるようだ。部屋の大まかなサイズは最初に計測した通りだったが、有効使用範囲は予想以上に広い。マジでいい買い物したかも(買ってないけど)。 半地下の集合メールボックスを見ると、8、9割方名札がかかっている。まぁそうだろうな。3階以下の部屋も、陽当たりを度外視すれば住み心地は同じだろうし。 帰宅しメールを開くと、嘘競演議長から、エキジビション競技への招聘メール。俺ごとき正直者の元に何故、という思い。責任重大である。 |
| 3月2日(金) |
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嘘競演エキジビション用のネタをうんうんひねり出す。たぶん今回はこのエキジビ参加だけで終わりそうだ。〆切の早いエキジビに呼んでもらって、個人的には好都合だったかもしれない。 夜、駅前のラオックスで室内灯購入。奮発して10畳用の、天井にぴったりくっつくやつを選ぶ。さっそく新居に搬入するが、踏み台がなくて取り付けられず。やーいやーい俺のバーカ。(涙) フジ、ゴールデン洋画劇場『タイタニック』放映中止。こないだの日テレ『ゴジラ』自粛に右へならえしたんだろう。にしてもバカだねぇ。 |
| 3月3日(土)【ここまでは2001.03.31更新】 |
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0800起床。いつものようにトーストをかじりながら新聞を読む朝。 小林よしりんが台湾出入り禁止を喰らう(「入国」じゃなくて「入境」って言うんだね台湾の場合)など、最近「新しい教科書をつくる会」関連の動きが著しい今日このごろ。よその国の教科書にクレームつけるのは悪いことではない。逆に日本もどしどしやるべきだと思う。が、審査中の、まだパスするかどうかも決まっていない「教科書未満」の本のことで海外から難癖つけられるのもなんだかなぁという気はする(こう書くと「ゴー宣に洗脳されおって」とか言われるかも知れんが)。だいいち審査中の教科書の中身をバラすこと自体、あきらかにルール違反なんだよね。その点は指摘しておく。情報リークした関係者は猛省するように。とりあえずここまで大事になった以上、審査不合格は確実であろう。そうなったら錦糸町の教科書博物館に行って読むしかないのかなぁ。いや、どうせ扶桑社がISBNつけて市販するか。商売的には、教科書にするよりも売れるかもな。『国民の歴史』方式で。 子供11人の大家族で、兄姉に暴行されて死んだ5女の死体をクーラーボックスに隠してた母親が逮捕される。金成先生、これでドンブリ飯5杯はいけるんじゃないか。 9時、ゾーキンと、踏み台がわりに軽めの荷物を持って新居へレッツゴー。とりあえず壁かけ時計を設置。単に腕時計を持っていないから、どこかに時計を置かないと都合が悪いというだけで、別に昔の中国が服属国に自国の暦を送ったような、領有確認の儀礼的意味があるわけではない。 昼間に完成状態を見るのは初めてだが、やはり室内にあまり陽が差し込んで来ない。窓ガラスも全面曇りがかかっていて(隣の家屋との距離が近いから仕方ないが)、だいぶ日光を遮られる。ベランダの壁も格子状ではない(これもプライバシー対策か)ため日なた面積はかなり狭い。これでもささやかながら直射日光が入るぶん、南側のアパートの陰になる下の階よりはだいぶマシ。ともかく実家の今住んでいる部屋よりも暗いのは確実。10畳用の電灯買っておいて正解だった。はたして設置してみたら明るい明るい。ホコリだらけの床を拭いていたら9時半ごろ武州ガス来る。ガス回りの説明。給湯設備はかなり近代的。10時過ぎ、また島忠家具へ行き、今度はベッドを物色。通販カタログで目をつけていた、深めの引き出しがついたベッド(カタログでは7万5000円)が6万円で売っていた。買いかな。人生の1/3を布団の中で過ごす俺としては、下宿学生御用達のロフト風ベッドや折り畳みベッドは御免被りたいし。初期投資でケチるのは禁物。 12時過ぎ帰宅。段ボール箱置き場の確保と、書類の整理。 ちょっとひとやすみのつもりで、手近にあった鄭問『東周英雄伝』(講談社漫画文庫版)を開く。そのままつい1〜3巻一気読み。気がついたら25時過ぎ。バカーっ。 |
| 3月4日(日) |
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0930起床。今日は少し荷物を搬入しようと思っていたが、外はざんざか雨が降るなり。とりあえず『はなまるくん』つけて新聞読みながらトーストとコーヒーで朝食。 タリバンがバーミヤンの仏像を壊しまくってる。そういう事をするから、欧米キリスト教文化圏におけるムスリムの評判が悪くなるんだ。大多数のムスリムにとっても迷惑だと思い至らないところがヤバくていい感じ。原理主義ってやつは宗教を問わず独善的でシアワセな発想しかできないものであるな。ある意味うらやまし。 きのう報じられた「小林よしのり台湾出入り禁止」に、台湾国内の知識人などからブーイングが上がり、白紙に戻ったそうだ。まぁこれは当然だろう。よしりんなんか締め出すぐらいなら、出入り禁止にすべき奴は他にウジャウジャいる。と言うよりも今回のよしりん出入り禁止騒動は、統一派と分離派との政争の一環でしかない。よしりんの出入り禁止が解除されたからと言って、それがイコールあいつらの主張する「日本の大義」を裏打ちするものではないことは、書くまでもなかろう。とりあえず、連日にわたって新聞各紙に本の広告載せてもらったカタチの小学館だけはウハウハもんだね。やっぱ商売はこうエゲツなくやらなくちゃ。 引き続き、ダラダラと引っ越し荷物を整理する。昼過ぎ、雨が上がったので、弟を動員し、荷作りの終わった書籍入り段ボール箱30箱ちょっとを車でピストン輸送。当日は2t車しか来ないから、自分で運べる重量物は今のうちに運んでしまいたかった。「4階から4階へ」というハードな引っ越しはさすがに初めてで、いい汗をかく。それから島忠で昨日のベッドを注文。クッションをもっと上等なものに換装し、他に付属品なんやかやまで買うと、けっこういい値段になってしまった。ワンルームに置くにしては上等すぎるが、人生の1/3を過ごす場所だし。30年ぐらい使い続ければモトは取れるか。配達は来週の日曜。へとへとになって17時帰宅。 夜、フジの西武池袋線高架シフト大工事のニュースが面白かった。そのうち『プロジェクトX』でもやるだろうなぁこの工事のこと。見物人が100人以上、付近住民も老いも若きも男女問わずワクワクしながら工事を見守っていたというのがいいねぇ。ここまでの大土木工事が、たった一晩で進行していくさまというのはさぞ見物だったろう。墨俣城だねまるで。日本最強の500tクレーンが機動するシーン(ここでかかってたのが『ガオガイガー』の原種出現時のBGM。フジにもよくわかってるスタッフがいてうれしいぞ)は、さすがに俺の中の「おとこのこ」な部分も燃えた燃えた。くうーっ、これが勝利のカギだ! |
| 3月5日(月) |
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最近とみに顔が疲れている。今日の夜も、風呂場でふと鏡を見ると、平田オリザみたいなツラになってて自分で吹き出す。冬コミの疲労も抜け切らないうちから引っ越しプロジェクトを進めてきたせいか、相当疲れが蓄積しているとみえる。また去年みたいに沖縄でもブラブラしたいなぁ。リゾコミやんねぇかな。 今朝は今朝で、上石神井で途中下車して便所にかけこみ、夕方も夕方でまた馬場で下痢。もろすぎるぞ最近の俺、ほんとに。 疲れているといえば、BIG BOXの古本市でも珍しく何も買わなかった。気力ゲージが死亡寸前まで落ちている証拠だ。早く引っ越しすませたいなぁ。 で、こんどの不信任案ってなんだったの? 出てたことすら気づかなかった。こないだの加藤紘一の乱以下のなさけなさだなオイ。 与党に勝るとも劣らぬ野党の腑抜けぶりに、政治不信はさらに高まりそうである。現状維持は確実に破滅への道、かと言って他の選択肢もないんじゃ、選挙権の使いようがない。 まぁ日本ほど官僚制の強固な国なら、政治家があほ揃いでも内乱とか政府崩壊とかそこまで危機的状況にはならぬもの。だが、与党も野党も腰くだけというこういう時代こそ、民衆はデマゴギーにひっかかりやすいもの。それだけが心配である。民衆がみずから独裁者を支持してしまったらオシマイだし。 そもそも、普通選挙制の我が国で、民衆が「政治家バカばっか」と嘆くのも変な話である。そのバカな政治家を選んだのはおまえら民衆じゃないのか。バカは落選させればいいんだ。竹下が死ぬまで当選させ続けた島根県民も万死に値するし。おい石川県民、次の選挙で森を当選させたらおまえら日本中の笑い者だぞ。わかってんのか。 【今日のデマ】 工藤静香緊急入院、あれは、偽装妊娠をごまかすため狂言中絶をしに行ったんじゃないのか? |
| 3月6日(火) |
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うちに余ってた電話の権利を強奪。午後、さっそくNTTに電話工事の申し込み。だが、なんとまだマンション自体の電話線引き込み工事が終わってないという衝撃情報。で、いつ部屋の電話開設ができる状態になるか未定とのこと。おいおいおいおい、電話が通じないことにはネットもできないじゃんか。現代人はみんなケータイ持っているから電話工事なんか後回しでいい、とでもタカくくっていたんじゃあるめぇな業者。ふざけるな。家賃返せ。ああ困った、嘘競演エキジビションすら参加辞退かも。 夕方、ロフトプラスワン「睦月影郎の変態ナイト」へ向かう。いつもなら早稲田通りのどこかでラーメンでも腹に収めていくんだが(つくづく反則だとは存じておりますズビバゼン>演者諸氏)、どうも腹が突っ張って食べられなさそうなので、ひとまず歩きながら腹をこなすことにする。古書店の店先で、『オカルト業界編集日記』(扶桑社、1993)と、永丘マチ子『オーラの神秘』(竹井出版、1986)各100円でゲット。神秘体験とかに興味がない俺は、基本的にオカルト本は買わないことにしている。もし買ったとしても、専門知識がないからウソかマコトか判別できず、間違いを笑うほどの教養もないため、本棚のコヤシにしてしまうのがオチだからである。だが、今回はつい手が出てしまった。 前者は、元『ワンダーライフ』誌にいた編集部員(この人自身もオカルトに理解がある)が、取材先や編集部への持ち込みなどで出会った「オカルトシンパから見ても明らかにオカシイ奴ら」との遭遇体験をまとめたもので、8年前の本ではあるが今読んでも十分笑える。この本自体がトンデモというわけではなく、そうしたトンデモさんたちの実態を記録したゆかいな資料である。 むしろ「トンデモ本」というククリで笑えるのは後者。著者がヨガをやってる写真がいっぱい収録されているんだが、これが大抵トップレス。ヨガをやってるだけあって身体の線もきれいで、そのため幸か不幸か、男子中学生ぐらいだったら確実に修行以外の目的で使用できる、素晴らしい本に仕上がってしまっている。このくらいは序の口。本書最大の恐怖はここからだ。 なんでも瞑想をすると、脳波が「ゆるい波形アルファー波をえがき」、「すると、大脳の辺縁系部分より、強い鎮痛作用を持つペプチド(神経伝達物質)が生産され、身体の各部分へそれが送り出される」。「無痛分べん、催眠痲酔は、このペプチドによる作用である」んだそうだ(p.104)。そして、次のページでは「鎮痛性ペプチドを体内に生産する瞑想法に熟達すると、手足を針と糸で縫われても、怖くもなく、痛くもない」(p.105)と言って、いきなり両腕に針と糸を貫通させた写真が載っているのである。 悲鳴を上げるのはまだ早い。ページをめくると今度はカラーで「実験1 針と糸で胸を縫い通してみる」連続写真だ。ほんとに、右胸の根本あたりにぶすっと針刺して糸通してるんだよう。さらに次は「実験2 千枚通しで腕を刺し通してみる」。ぎゃー! ぎゃー! 左の二の腕に千枚通しがぶっさりと! すごく嫌だけどさらにページを繰ると……「実験3 タタミ針でのどぶえを刺し貫く」! ハアアー!! ゆっ許してくれー!! 俺が悪かったー!! だから早まるなー!! ああーっ、男だったら喉仏があるあたりを右から左へずぶずぶと!! うっきゃあああーーー!!! と、いやすぎる本を読みながら、西武新宿のロッテリアでバーガーキングをしのびBBライトセットを食う。 19時ごろLPO入場。しかし、客の入りは俺も含めて10人ほど。「ゲストの名前を出さなかったから」(睦月先生談)とのこと。そのゲストだが、唐沢先生、開田あや先生、ひえだ尊師、後半には立川談之助師匠も登場し、けっきょくはいつものメンバー勢ぞろいとなった。来なかった人、もったいなかったねぇ。 いつもの満員御礼とはうって変わった雰囲気の中始まったライブは、この豪華メンバーによる、飲み屋のバカ話そのまんまの凶悪雑談(内容はとても書けない)がメインとなった。なんだか睦月先生の飲み会に参加させてもらってるような気分。こういう、話し手との心理的距離がやたら近いトークライブもいいものである。表題の「変態」ネタの含有率は少なかったけど、客の満足度はかなり高かったんじゃないだろうか。来なかった人、ほんともったいなかったねぇ。 中入り、先生方にご挨拶がてらさっきの『オーラの神秘』をお見せする。そこそこウケる。まだ持っていなかったひえだ先生の『ケータイ おまじない&占いブック』(竹内書店新社、2000)と開田裕治先生編集の『特撮が来た!』(同人誌、2000)を購入し、豪華サイン(ほんとに豪華)をいただく。客が少ないとこういうアリガタい目にもあずかれるってもんだ。さらにひえだ先生からは、『大宗教学』最新刊(ってもう2ヶ月以上前だが)と交換に、ロシア正教のイコンをいただく。キリル文字読めないもんで、どなたの像なのかわからぬが。カトリックやオーソドクスって、聖人がそれこそポケモンよりいっぱいいるから大変である。聖書の人名だけチェックしてればいいプロテスタントは楽でいいなあ。 後半しばらくして鈴之助さんも来場。やっぱり客の入りに我が目を疑ってらっしゃった模様。 23時ごろサクサクと終了。サクサクと帰る。 |
| 3月7日(水) |
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0750起床。もちろん寝坊だ。ショックでかい。 アバコのラウンジで昼食。青二プロ勢がアテレコに来てて、また声優さんみたいな人たちがラウンジにうようよたむろしている。声優さんの顔というのはよく知らんが、会話の中で三木眞一郎を呼び捨てにしていたから、そのくらいのランクの方々だったのかもしれん。 「米連邦裁がナップスターに音楽データの交換差し止め判決」のニュースに、文字通りTVにへばりついて見入っていた若い業界人がいた。スタジオだねぇ。 俺的に今日面白かったニュースは、たとえばロシアの武官・ボガチョンコフ大佐(滝季山先生も書いてたけど、ほんとイカした名前だよなボガチョンコフって)に軍事機密を流していた元三佐に懲役8か月。一方、密輸された偽マイルドセブンを偽物と知りつつ何万個か買ったおっさんに懲役1年2か月。スパイの片棒担ぎよりも偽タバコ買うほうが重罰を課されるというのも、スパイ天国ニッポンらしいね。 寝不足のせいか、帰っても全く気力がわかない。ふつう日没後にはエンジンがかかるもんだが(サラリーマンにあるまじき習性)、荷作りする気も、かと言ってHPの更新をする気も起こらない。こういう日は無駄にあがいてもダメ。さっさと寝るにしかず。ナイトキャップにリポビタンゴールド(←ナイトキャップと言うのかそういうのを)。 |
| 3月8日(木) |
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昨夜のナイトキャップが効いたか、体力は少し回復。しかし今日はかわりと言ってはなんだが鼻が出る。この時期だとカゼだか花粉だかわからんな。ひとまずいつものストナリニ服用。鼻はテキメンに止まるが、頭にもテキメンにカスミがかかる。モルヒネでも配合されてるんじゃあるまいな。ホスピスじゃないんだから。 モーニング娘。最長老の中澤裕子が、ついに団体離脱(ドリフト道場で「定年退職」とひどい表現をしていた人がいたなぁ)。本人は「若い子のアクションについて行けなくなって」とか、本当に定年退職みたいなことを言っているが、本当は、「障害者キモい」と言ったゴマキをせっかんしたのが原因で、つんくにイビり出されたにちがいない。違うか? などと妄想しつつ、明日のオフのためちょっと残業。こないだ書いた小林幸恵『Too Soon』のCDを見つけゲット。帰宅後、改めて全体を聴いてみると、そんなに変わった構成でもなかった。でも、カップリング曲も含めてわりといい感じ。先週思いついた嘘「ほほをつたう涙」を24時過ぎまでかけて清書、嘘競演エキジビションマッチに投稿。義務は果たした。引っ越しに専念だ。 |
| 3月9日(金)【ここまでは2001.04.01更新、04.03追加】 |
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【今日のダジャレ】 「口蹄疫」と「皇帝液」って似てるよな。 ……とはつねづね思っていたが、なんでも本当に佐藤製薬に「おたくのユンケルは例のイギリスの病気と関係あるんじゃないのかね」と問い合わせるバカがいるらしい。6年前オーム社に「おたくはオウムだろ」と問い合わせたバカと同じ奴と見た。どうせイタズラでやってるんだから、佐藤もバカ正直に相手にしないことだ。もし、本気で皇帝液には口蹄疫が入ってると思ってんだとしたら、そいつは救いようのないバカだからほっとけ。別の薬屋にまかせろ、向精神薬とか出してるとこに。 そんなこんなで昼間は表向きマジメに仕事し、陽も暮れたところで犬鍋オフ@グリーン食堂へ。開始1時間ほど前に西武新宿に着いてしまったので、ひとまず地図片手に歩いて店の位置を確認。 歌舞伎町と百人町、職安通りをはさんで別世界が展開する。JR新宿駅周辺は東も西もあまり好きになれないが、西武新宿〜新大久保エリアはなぜか歩いていて心が休まる。都知事は外国人が怖くて「(歌舞伎町は)ヤ●ザも歩かない」と言っているらしいけど。てやんでぇ、ガイジン怖くて『サウスパーク』が観られっか。凍てついた空に、満月が煌々と冴える。歌舞伎町でも新大久保でもソウルでも月は丸いのニャー(犬山犬子の声で)。 思うに、石原が三国人を怖がるのは、ハングルが読めないからじゃねーかなと推測する。解読不能な記号のような文字を使い、単語も文法も一切不明なコトバを操るよくわからん集団とは、ハナっからコミュニケーションなどとれぬ、と思い込むのは仕方ない。オヤジとコギャル間の世代間断絶と同じだ。だが、理解の接点は、その気になればいくらでもあるもんだ。たとえば今言った「ハナっから」の「ハナ」だって語源はコリア語の「first」だし(本当)。ハングルだって、日本語にくらべればローマ字並みに簡単だ。ちょっと法則さえ理解すれば、自由な読み書きまではできないものの、「文字」として認識するのは難しくない。石原はその気にならないだけ。日本以外見えていないだけ。海の男とは思えぬ偏狭ぶりである。まぁ海の男っつーても、某プロデューサーの武装クルーザーで尖閣諸島に行くような奴に、国際感覚を期待してもアレかもしれんが。 いったん歌舞伎町に戻り、ロッテリア(レジのバイトの子がやっぱりコリアンだった)でチャイ飲んで時間をつぶし20時半、再びグリーン食堂へ。メンバーはGHOSTさん、QPハニーさん、やがもんさん、植木不等式先生、唐沢俊一&ソルボンヌK子先生夫妻、黒さん、鈴之助さん、Gさん。犬メニューだけはお品書きに漢字表記がなく、ハングルでのみ「ヨンヤン◯◯◯◯」と書いてある(しかも欄の横にはサムゲタンの写真しかない)ところがいかにも隠しメニュー。今日の犬はわりとコラーゲン豊富。お肌によさそうである。 犬の煮込みに犬鍋、チヂミにビールにマッコリ、豪勢に骨つきカルビまで頼んで、一人6000円。心身ともに引っ越し用のスタミナを十分にチャージ。23時過ぎお開き、西武新宿線で帰る。 【今日の噂の真相】 斎藤環「糸井重里の萬流コピー塾」投稿歴発覚 証拠物件はいずれ画像部屋ででも。 |
| 3月10日(土) |
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0900ごろ起床。明日のベッド搬入時間の確認電話が入るというので、電話待ちで一歩も外出できず。荷作りに終始する。 えひめ丸の事故、徐々に「異文化論」にまでスライドしてきてるのが面白い。謝罪を求め続ける日本に対し、「我々はもう十分謝ったじゃないか」という論が、ワシントン・ポスト紙以外の場所でもわき上がりつつある。そんなアメーリカの態度を「やっぱ訴訟社会はヘンだ」で済ますのはたやすいが。逆に、我々の心理のほうもあわせて検討してみても損はないかもしれぬ。 「誠意を見せろ」と我々日本人はよく言うが、この場合「誠意」とは、ぶっちゃけて言ってしまえば、相手がいかなる反省のポーズを見せるかである。それがアチラの場合、補償額をきっちり払うことをもって「誠意」とする。実務的である。 カネの問題を公に口にすることを不作法とする我々は、そんなアメーリカ人の態度を美しくないと判断、激怒するのである。しかし、アメーリカ人の感覚では、一文の得にもならぬ「謝罪」をしつこく求めてくるジャパニーズがわけわからない。 俺の感覚では、アメーリカ人と日本人は、その欲求のベクトルにおいてかなりよく似た民族だと思う(少なくともヨーロッパ人よりはずっと理解しやすい。それだけ日本人のほうがアメリカナイズされているということかも知れんが)。帝国主義とか拝金主義とか物欲とかガムシャラに「上」を目指すところとか民族的コンプレックスの激しさとか。ただ、建国以来スタンピード状態のアメーリカ人はそれを平気でロコツに顔に出し、かたや敗戦経験などで対外的に抑圧され、同族同士でも抑圧し合っている屈折した日本人は、そうした欲望を素直に表面化させられない。それだけの違いなんだが。 だから、お互いがあともう少しホンネを出せば、ここまでこじれることはなかったと思うんだがなぁ。まぁ、どっちも熱しやすく冷めやすい民族だしなぁ。それも、部外者が勝手に熱くなって。 そういえば、ニフティの裏モノ会議室で「謝罪を求めつづける快感」というクールな表現を使った人がいた。たしかに短期的にはそうかもしれん。が、中国や南北朝鮮のそれとは本質的な部分が違うような気がする。日本人の場合、ただ謝罪を求めるだけで、これを外交カードに利用するとかそういうエゲツナイ発想まで行かないのが弱いところだ。 嘘競演エキジビション用掲示板を見ると、俺が考えていた「雪舟」ネタを他の方が出していた。オチもほぼ同じ。これでふっ切れた。今回はエキジビションのみの参加で満足せよとの嘘神様の思し召しであろう。 本来なら今回は参加できなかったところだが、エキジビションにお招きいただいたおかげで1ネタながらも参加できた。1本でも投稿できるのと完全ボイコットじゃ大違いだ。ありがたやありがたや。 『ゾイドφ(←「スラッシュゼロ」のかわり)』初見。きのうのGHOSTさんの話だと「『トライゼノン』の後で観るとすごく面白く感じる」ということだったので、なんだ『トライゼノン』よりマシな程度か、と思っていたが、前作に勝るとも劣らず面白いじゃないか。相川七瀬のどんどんぎゅわぎゃぎゃって主題歌も、作品世界にマッチしててかっちょいいぞ。 けっきょく島忠から電話がかかってきたのは夜20時過ぎ。おそすぎー。おかげでコーラスサボっちまった。 |
| 3月11日(日)【ここまでは2001.04.02更新】 |
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0730起床。『ガオレンジャー』『アギト』観ながら朝食。『タイムレンジャー』か『クウガ』、どっちか今年に持ってこれなかったもんかのう。あのマグワイアvsソーサのような頂上対決も、あれはあれで良かったのかもしれないけれど、もったいない。『もジャ魔女』、ポーカーフェイスがトレードマークのようなおんぷちゃんの、すごく珍しい表情が。前半だけ観て、ベッド搬入のため新居へゴー。 0900、トラック到着。窓際にどすんと設置。不思議なもので、ベッドひとつ置いただけで、単なる20平米ちょっとのスペースが急に「生活の場」に見えてくる。寝っころがると思わずなごんでしまう。それにしても、駅のすぐそばだというのに気味悪いほど静かだ。街道や通勤路から離れた場所だからなのはもちろんだが、もっと電車の音とか響いてくると覚悟していたのにガタンともゴトンとも言いやしない。そうか、駅というのは電車が止まるから、そんなに走行音が聞こえるわけではないのだな。実際住んでみないと分からないことが多すぎる。それがみんなこういう「嬉しい誤算」ならいいのだが。 11時前、いったん礼拝に行き、また新居へ戻る。13時半ごろ、過干渉なほうの親が来る。新居を予約してからこのかた見せろ見せろとうるさくて、一度見せとかんと『お父さんは心配性』のパピィにでもなりかねんとの判断から、隣人のいない今のうちに見せて満足させてやろうという試み。あちこちチェックして満足したらしい。 またちょっと掃除用具を買いに出る。出たところで、高卒ぐらいの女の子と母親らしきおばはん、父親らしきおっさんと次々にすれ違う。同じ階の住人らしい。女の子と母親は警戒感ありあり。会釈を返してくれたのは父親だけ。まぁ、他の住人(それもこんなトシヨリ)が来ているとは思ってなかったんで驚いただけかもしれんが、先が思いやられるわいゲホゲホ。 ビッグサムで生活用品や収納道具を物色。が、途中で便所に行きたくなり、店のトイレが満杯だったので駅前のパルコまで自転車を走らせる。部屋に帰ればいいじゃんかとお思いだろうが、まだトイレットペーパー買ってなかったもんでな。かなりナサケナイ。で、またビッグサムへ取って返す。その道すがら、偶然リサイクルショップを発見。新古品も扱っており、先日実家のそばで見つけたやつよりもかなり品揃えがいい。洗濯機、冷蔵庫、炊飯器になかなかいい出物があった。引っ越しが済んだら買おう。ビッグサムで分別ゴミ箱や化学ゾーキン、モップ、ハタキなど買い揃える。 実家に帰還。パソコンをいじり、新居の家具のレイアウト最終決定。8.5畳(公称)の細長い部屋の両側面に、本棚3本、キャビネット2本、原稿執筆用机、パソコンデスク、ワードローブ、テレビ台、冷蔵庫、茶ダンス、シングルベッドをびっしりと並べると、通路しか残らない。もちろん接客用の応接セットはおろか茶ぶ台すら置けない。限られたスペースに極限まで「情報」をつめこみ、それでも必要最低限の生活導線は確保、「接客」という観点を無視したすごく排他的な部屋。……これってまるで『大宗教学』そのものじゃん、と気づき大笑いする。編集のクセはこういうところにもロコツに現れるから恐ろしい。名編集者の自宅の家具配置とか、すごく機能的なんだろうな。 『知ってるつもり』、今日の特集は「鈴木その子」……。嘘競演にあんなものを出してしまった直後だけに、気まずくて観られず。たぶん観たら発作的に投稿取り消しただろう。偽善者だし、俺。 【今日のデマ】 最近の中高生のスカートが短いのは、茶巾イジメ対策である。 |
| 3月12日(月)【ここまでは2001.04.05更新】 |
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【今日の映画】 この忙しいのに、『ギャラクシー・クエスト』を観に渋谷シネクイントへ。なるほど噂にたがわぬ名作であった。 さて、こと日本ではオタクの大絶賛を浴びている本作だが、決して単なる「オタク万歳」な戦意昂揚映画ではない。たしかに大雑把に言ってしまえば、「特撮番組の世界が現実に!」というオタクのファンタジーをまんま映像化したような筋ではあるが、じっさい話はそう単純ではない。 本作には、クエステリアン(熱烈な『ギャラクシー・クエスト』ファン。モデルはもちろんトレッキー)と、宇宙人サーミアンという、2種類の「虚構をリアルとして生きる人々」が登場するが、その描き方がかなりキツい。 敵の宇宙人サリスとの戦いで母星を失い滅亡の危機に立たされたサーミアンは、宇宙の彼方から流れてきたTV版『ギャラクシー・クエスト』シリーズを傍受し、それをドキュメントと勘違い(サーミアンには「嘘」とか「演技」という概念がもともとない)。タガート艦長率いる宇宙戦闘艦プロバイダー号(当然USSエンタープライズのアレゴリー)の繰り広げる無敵の戦いに感動した彼らは、自らもコスプレし、『ギャラクシー・クエスト』型の軍隊を造り上げ、プロバイダー号をTVの設定に忠実に建造し、ついにタガート艦長(役の俳優)たちを迎えるべく地球に使者を送るに至った。が、こいつら元がタコクラゲ型宇宙人のくせに、ムリヤリ人間型に変身してるもんだから、どうしても動作がおかしくなる。複雑な動き(二足歩行とか拍手とか)になればなるほどヘンになる。このバカ動きの演技もなかなか見ものである。 かたや、やはり身のほど知らずなコスプレに身を包み、コンベンションにつめかけるクエステリアンたち。こいつらも、『ギャラクシー・クエスト』の世界を現実と信じて疑わず、ゲストに呼ばれたタガート艦長(役の俳優)にマニアな質問をぶつけてくるわ、プロバイダー号の内部構造を自力で3DCGで再現していたりするわ(サーミアンとパラレル)。これが、ありありと悪意をもって戯画化されていればまた話は別なんだが、本物のスタートレックコンベンションを相当取材したのか、かなりオタクの傍若無人さ・身のほど知らずさをリアルに描写している。悪意がないだけにこちらも反論のしようがなく、そこがよけい見る者の心をイタくする。オタクはクエステリアンのイタさに大いに身につまされ、さらに輪をかけてヘンなサーミアンの姿に自虐的な笑いを誘われる仕掛けとなっている。 また映画は、彼らの滑稽さと同時に、悲しさをも残酷に描き出している。サーミアンたちはその虚構を真に受けたがために、かなりひどい目に遭う。ある者は敵に捕まり、TVの最終回で言っていた謎の物質「オメガ13」の正体を吐けと拷問される。またある者は虚構を信じこんだまま命を落とす。タガート(役の俳優)ほかプロバイダー号の地球人クルーがたいして傷つかないぶん、サーミアンの悲惨がよけいに際立つ。が、時々変身が解けるぐらいの苛烈な拷問を受けても、サーミアンのリーダーは幸せそうな笑みを絶やさない。尊敬するDr.ラザラス(役の俳優)と共に仲間の救助に向かい、流れ弾に倒れる若いサーミアンも、「ドクターと一緒に戦えてうれしかった」と言い残し、心の師に看取られつつ至福のうちに息絶える。彼らがあわれな狂信者に見えるか祝福された殉教者に見えるかは受け手次第であろうが、俺の目には間違いなく「まるちり」として映っていた。ぱらいそさまいろうぞ。 またクエステリアンも、最初は人間のクズぶりをスクリーンから全方位発射していて見るのもツラいほどだが、こいつらがまた後半で信じられない大活躍をするんだ。序盤の布石が後半ビシバシとハマっていく、ここらの脚本の巧みさは息を飲むほど。御都合主義なんてイヤ言も吹っ飛ぶほどのカタルシスを見せてくれる。●●の●●を受けたクエステリアンがネットで連絡とり合って大集結し、●●●●●●●の●●●●を●●で●●するクライマックスなど、およそこの世にオタクと生まれた者で、あのシーンを観て熱き涙流さぬ者はいないだろう。酒が入ってなかったら&隣に職場の先輩がいなかったら俺も泣いてたかも。 そんな「虚構に生きる者」をメタに見つめる存在として……つまり我々観客の「もうひとつの部分」の視点を、主人公のタガート艦長(役の俳優)はじめ、『ギャラクエ』の出演者たちが代弁するのもまた巧妙だ。なるほど彼らほど『ギャラクエ』が虚構であることをよく知っている奴らはいないわけで。彼らの思いもまた、自分が「キャプテン」を演じていられた『ギャラクエ』世界に固執するタガート艦長ことネズミスから、出演経験を恥じている元シェークスピア役者(イタタタ)のDr.ラザラスことアレックスまで様々。最も屈託がなかったように見えたネズミスも、コンベンション会場の便所の個室で偶然心ないマニアの「あいつら、コンベンションのゲスト出演のおかげで食っていけてるんだぜ」との中傷話(イタタタタタ)を聴いてブルーになる。目を輝かせて設定の矛盾を突く純真なクエステリアン(イタタタタタタタ)に「これは作り話なんだ」と八つ当たりしてしまうネズミス(アイタタタタタタタ)。なんだ、この胸に焼き鳥の串3万本刺したような痛みは。辛い。サーミアンが出てくるまでの序盤は、見ていてほんとに辛い。 しかし、もっと辛い場面は中盤、タガート艦長(ネズミス)自らサーミアンのリーダーに、『ギャラクエ』がドラマであることを言って聞かせるシーンだ。それも彼が●●●に●●り●●を●●ているところで。これは辛い。「役者」とは何なのか、中盤はその存在論にまでテーマが拡大する。 だが、映画のダーク度はここで底を打つので安心しろ。彼らプロバイダー号のクルーたちは、『ギャラクエ』の出演経験を生かして危機を脱する。ネズミスは「役者として」サリスとのハッタリ勝負に勝つ。エイリアンのメークや「アホな決め台詞」を心底恥じていたはずのDr.ラザラス(アレックス)も、上述のラザラスを心の師と慕うサーミアンとの出会いで少しずつ変わっていく。そしてサーミアンの今際の際、アレックスはその「アホな決め台詞」(サーミアンにとっては歴史上の偉人直々にその名言を言ってもらえたような感激だったろう)で復讐を誓う。名指しはせぬが、特撮出演経験やアニソンレコーディングの経歴を恥じている役者・歌手は全員必見の名シーンである。 そしてあの、あらゆる疑問を問答無用で蹴散らすものすごいラストシーン。日本だったら、「うひゃあ、もう『ギャラクシー・クエスト』はこりごりだよう」「あはははは」ってなオチにしてしまったところだろうけど、ああいう話をとことんハッピーエンドにしてしまうアメーリカの脳天気さ(この場合は絶賛の意味)には、敗北感すら覚える。しかも、あんなお話のために、あそこまで手間ヒマかけてあんな映像を作るこだわり。それに出るティム・アレンやシガニー・ウィーバー(笑)。こういう国と闘うんだ、日本映画界(作り手も役者も)は100年経っても勝てないだろう。そんな気がした。 ひとつだけ気になったところといえば、どっかの惑星で発見したという謎の物体「オメガ13」の効果が、サーミアンが作ったモノでもないのになぜ「原作」通りなのか。そこだけちと引っかかった。この一点だけで、もしかしたらプロバイダー号建造も何もかも全てサーミアンの酔狂なイタズラだったのでは? とまで疑念(というか妄想)が広がってしまった。このへんの説明、英語だと何か言っていたのかもしれないけど、俺ヒアリング能力ゼロだしー。 ともかく、オタク(自称他称問わず)ならば一度は観て損はない。あまり宣伝熱心じゃないからビデオが出るかどうかわかんないぞ。今のうちに映画館で存分に観て泣け。渋谷シネクイントは、音響もよかったし何より椅子がフカフカ。こういう館でドルビー利かせまくって観るべき作品だと思う。スナック菓子型のパンフも記念にどうぞ。 |
| 3月13日(火) |
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夕方、NTTから電話。やはり19日夕方まで電話回線使用不能。ぐはあー。 帰りにひまつぶしで電気ポット買って、早稲田松竹へ。毎日館の前を通っているのに、入るのは今日が初めて。一人で映画鑑賞などめったにしないんだが、今日からあの『オーガズモ』『サウスパーク無修正映画版』の最低2本立てとあっては、観ずにすまされようか。 【今日の映画】 『オーガズモ』。思いきりロッテの応援歌に使いたくなるド熱い主題歌「Now You're Man」に乗って、アメコミのオーガズモ(もちろんそんなマンガない)の名場面(全部捏造だろう)がぱぱぱっと挿入されるオープニング、明らかに元ネタは『フラッシュ・ゴードン』である。まずこのセンスでぶっとんだ。よりによって『フラッシュ・ゴードン』かい! ストーリーはご存知だろうが、敬虔なモルモン教徒ジョー・ヤングが、訪問伝道先のAVスタジオで腕っぷしの強さを見込まれ、しぶしぶ企画物AV『オーガズモ』(エロいTV版バットマンとでも考えていただければほぼ間違いはない)の主役男優にされるという、セックス&バイオレンスあふるる(あふるるだけ)痛快バカ活劇だ。さすがに中盤タルい部分もあるが(米で興行失敗したのもうなずける)、サウスパーク的小技は十分効いている。そもそもモルモンだぞモルモン。『スターシップトゥルーパーズ』の「宇宙モルモン全滅」で一人だけ爆笑した俺が、この設定で泣かないわけがなかろう。主人公の名前「ジョー・ヤング」からしてナメている。たとえるなら、学会員に「神崎大作」、オウム信者に「上祐チヅオ」とでもつけるようなもんだ。世間知らず丸出しな主人公やフィアンセはよく「どこから来た?段ボールにでも住んでたのか?」とか聞かれるんだが、「ユタから来ました」と答えると、聞いたほうが「……ソーリー」と謝ってしまうんだ。ケント・デリカットがメガネを粉砕せんばかりに怒りそうだな。AVのキャプテン・オーガズモが右腕に装備するオルガズム光線(もちろん光線はあとでフィルム合成)のチャチさと、オーガズモの助手役の男優(実は工学博士、ビデオには純粋におのれの趣味で出演)が自宅で造り上げた「本物のオルガズム光線」のメカメカしさのギャップなど、あたかもTV版バットマンとティム・バートン版バットマンを同居させるような美術(当然バットマンへの意識ありあり)も面白い。とにかく小技の連打で観客をボコボコにするタイプの映画である。スタッフロールの最後に流れる「いざ立て末日聖徒よ〜♪」みたいなモルモンの聖歌(実在の聖歌かどうかは不明)が最高。 『サウスパーク無修正映画版』。こっちはもう絶賛して絶賛しすぎることはない。 もちろんストーリーはバカの嵐。テレンス&フィリップのおげれつ映画のためにアメーリカとキャナーダが戦争するという、あらすじだけを聞くとあまり見る気が起こらないんだが、聞くと観るとじゃ大違い。テレンス&フィリップの映画(これがまた最低)に感化されて「uncle f**ker」など下品なスラングを山ほど覚え、日常会話で使いまくる子供たち。さらに、カートマンとの賭けで、映画のマネして屁に火をつけようとして全身火ダルマになったケニーが序盤早々死ぬ(しかも日曜日に礼拝をサボって映画を観に行ったため地獄に落ちる。やべ、俺も地獄行きだ)に至って、カイルのママを中心にカナダ撲滅論がわきあがり、ついにテレンス&フィリップを当局に逮捕させる。歳入の1/3をT&Pに依存しているカナダ(おい)は国連でアメリカに抗議するが、カナダなまりをバカにされマトモに取り合ってももらえず(ひでぇ)、とうとう開戦を決意。カナダ討伐義勇軍が組織され、その結団式でテレンス&フィリップが死刑にされると聞いたスタンたちは、彼らを救出するためレジスタンスを結成する(実際は純粋にT&P救出のためだけではないのだが)。 いっぽうケニーが落ちた地獄では、ちょっと前に死んでいたフセインが、ホモのサタンをたらしこんでともに地上征服をたくらんでいた(てゆうか主導権はフセインにあり、サタンは「彼はアタシのカラダだけが目当てなんじゃないだろうか」と思い悩んでいるというバカさ)。彼らも、「罪なきカナダ人コメディアンの血が流された時、地上は闇の支配が始まる」というくだらなくも恐ろしい予言の成就を待っていたのであった。……というように、TV版でもよく見られる、平行して進行する2つの物語が徐々に螺旋を描き1本に収斂していく巧みなストーリー構造。 しかしサタン、ホモのくせになんで息子(ダミアン)がいるんだ。『ファミリー!』のジェイムズ・マクギャリーのようなもんか。ホモ特有のナルシシズムで、自分と同じ遺伝子を持った息子を欲しがるというアレ。てゆうか、サタンがこんな大事起こそうとしてる時にダミアンは何やってた。最初、教室のシーンにちゃんと出てたよなダミアン。何やってたと言えばジーザスだジーザス。こっそり義勇軍にまぎれこんで顔だけ出して、全く出番なし。どういうことだゴラァ! もっともそれを言い出せば、ドラミが出ればどんな話も10分で終わってしまう映画版『ドラえもん』なんかもっと責められるべきだし。 本作で特筆すべきは、なんと言ってもケニーの大活躍。ただ死ぬだけじゃない、時々現世に化けて出てサタンの地上侵略を警告したり、地獄でサタンにフセインとの関係を精算するように説得したり、なかなか重要な役どころを担っている。そして、最後の大団円も、ケニーの気高い選択によってもたらされるのである。幻の●●●●●●も●もここで初公開。ラスト、ケニーが●●●●●るあのシーンには涙が出そうになった。ぬう、これでは、映画版ではじめて『サウスパーク』に触れた人は全員ケニー派になってしまうではないか。カイルファンの俺としては、そのマザコン属性しか目立たないのが不満なところだが。で、スタンは転校生グレゴリー(たぶん映画オリジナルキャラ)によろめいたウェンディに振り回され、カートマンは役立たず。それだけにケニーのオイシサがよけいに際立った。ずるいぞケニー。死ぬけど。 それにつけても、TV版のMr.ハンキーの回もそうだったが、トレイ・パーカーの音楽、めちゃめちゃイイ。アカデミー賞にノミネートされた「ブレイム・カナダ」はもちろん、テレンス&フィリップが得意の喉と尻で華麗に歌い上げる「アンクルファッカー」、子供たちの最低スラングを矯正するためにマッケイさんが歌う軽妙な洗脳歌「イッツイージー、オ゜〜ケへ〜イ(←表記不能)」、T&P救出を決意したスタンたちが歌う、勇気がわいてくる名曲「ボイターノならこうするね」、グレゴリーがレジスタンスの集会場で情感たっぷりに歌う「ラ・レジスタンス」など佳品がめじろ押し。同い年の奴にこういう仕事やられると、すげーくやしい。もちろん観たあとでムトウ楽器に寄ってサントラCDを探しちゃった。「シェフ・エイド」しかなくて泣いたけど。「カイルのママはビッチ」が合唱できない、己の語学力のなさが悲しかった(どっちみち映画館では誰も歌ってなかったけど)。しかしR指定のくせに「さぁ世界の子供たちもご一緒に!」も何もないもんである。 ああしかし、こんな忙しいさなかに、2日で3本も映画を見るなんて快楽亭ブラック師匠のような生活をしていていいんだろうか。たまにはいいか。これで今年1年分の映画は観てしまった。 『ギャラクシークエスト』に『オーガズモ』に『サウスパーク』、去年は『太陽の法』、おととしは『スターシップトゥルーパーズ』と、ここ数年酔狂な映画しか観ていないにゃー。人間としてこれでいいのか俺。 図々しいほうの親が、とある会合で加藤紘一と話をしてきたという。例の、「呼ばれたらどこでも行く」とインターネットで宣言していたアレを見て、幹事がダメモトで講演を頼んだら、本当に来たんだと。「呼ばれたらどこでも行く」というのは本当だったらしい。でも今日は党大会だろ(笑)、いいのか加藤紘一。ともかく自分の危機的立場が分かっているぶん、森喜郎よりずっとマシなような気がする。って甘い? あ、そうだ、『政権伝説』持っていってもらえばよかった。 |
| 3月14日(水) |
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一日休暇をとり、また弟を強制連行して荷物の搬入。と言っても半分以上は4日に運び込んでしまったので今日は楽。 パソコンはとりあえず電話線がつながらないんじゃ新居に置いてもしょうがない、プリンタとスキャナ、MOドライブだけ外して持っていく。ネットには、19日まで実家からアクセスすることにする。中毒だねすでに。 さらに、弟に運転手させて、日曜見つけたリサイクルショップ行って冷蔵庫と洗濯機を注文。リサイクル法施行の折りも折り、こういう選択肢を選ぶ庶民は今後ますます増えるだろう。なんたって安いしね。どっちもかなり新型、容量も大きいものを2万円台で買えた。コジマやヤマダでもこの値段では売れまい。あまり安いんでついでに炊飯器(5.5合炊き)を7000円でテイクアウト。新居に放り込んで、その足で彩の国古本市へ(自爆)。引っ越しだからって古本市初日を見逃すようではオタクではない、きさまのような奴は女の穴同然じゃ((C)滝沢解)ってなもんで。ジャンプスーパーコミックス版『妖怪ハンター』を700円で買ったりして合計5000円ほど。ぐろうりやのぜずさま! ついでに文具フェアで分類家具など1500円ほど。 しかしさすがにロフトプラスワンまで行くほど元気はなく、鶴岡法斎先生のイベントは断念。すまぬ。それに、古本市回ってる途中から、なんだか右目がゴロゴロしてきた。眼科の定期検診も忙しさにかまけて1年以上サボっているだけに、心配である。音楽の才能もないし鍼灸やれるほど手先の感覚も鋭くない、だいいち点字も読めない俺にとって、目は大事な商売道具。いちばん大事なメシの種に直結する感覚器官なのに、俺の五感の中では最もデリケートで、コンタクトも入れられないぐらい。肩に爆弾抱えたピッチャーみたいなもんだ。こんなに早く壊すわけにはいかぬ。一晩寝て目を休めれば治るかな。治るといいな。たのむ治れ。 |
| 3月15日(木) |
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昨日からゴロゴロしている右目、あまり治っていない。今まで似たような症状はたまに出たけど、たいてい一晩寝れば治ったものだが。出勤することはしたがどうも心配。きのう溜まった仕事を片付けただけで早退。 所沢まで保険証取りに戻り、立川の神園眼科へ。けっきょく目のゴロゴロはものもらい(ズッコケ)。今までのもそうだったのか。なんだ、てっきり寝不足のせいかと思ってたけど。ついでに眼圧視野眼底も検査してもらったもんで、たっぷり夕方までかかる。今の時期、花粉症の患者がけっこうつめかけてて、時間がかかったのもある。今のところ異状なし。瞳孔拡散剤を差したため視界がボンヤリする。抗生物質入り目薬処方してもらって、なるべく鏡を見ないように(瞳孔開いてさぞ面白いツラになってるだろうから)帰宅。 ハナクソが異様に黄色い。医者で差した目薬のせいだろうか。 【今日の随想】 うるせえなぁ朱鎔基(こんな字だったっけ)首相。国定教科書ならともかく、たかがエセ右翼出版社が出した教科書に、国を挙げてそこまでツベコベ言うこたぁないじゃん。それで「内政干渉にはあたらない」たぁごあいさつだな。それとも何か、おまえの国には「『南京大屠殺はなかった』論は禁止する」って法律でもあるのか、ドイツのナチスコスプレ禁止みたいに。いや、ドイツだってよその国の親ナチバカまでは取り締まらないぞ(取り締まってほしいぐらいだが)。 だいいち、騒ぎになればなるほどサンケイを喜ばせるだけだぜ。あんなエセ右翼集団を図に乗らせることはない。 段ボール長女おしこめ餓死させ親初公判。今日び五体満足で生まれただけでもありがたいってぇのに、殺すなよ。いらねーなら、こないだの鳥取の赤ちゃん泥棒女にやればよかったのに。まったく。これ以上書くとこわい考えになりそうなのでやめるけど。 デフレスパイラルって、何かの必殺技みたい。イメージ的にはパイルドライバーみたいな技。いや、たしかに必殺は必殺なんだけど。はぁ。 |
| 3月16日(金) |
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朝、ネットつないで掲示板を読んでから最終荷作り。最低限の生活用品は、ロッテファンクラブ景品の遠征用バッグに全部おさまった。便利便利。 昼前、NTTから電話。19日の電話設置、立ち会わなくてもOKらしい。なんだ、じゃあ今日にすればよかった。 1330、渡辺運輸到着。前回、実家の引っ越しをお願いしてかなり感じが良かったのでまた使ってみたが、今回も丁寧。来た二人ともバイトじゃなくて正規兵だったのがうれしい。もちろん、3月末のかき入れ時を避けた賜物だろうが。これまでの経験でいくと、大手ほどダメな気がする。前々回使った●●●なんか、指揮官役の社員が部下やバイトをオラオラとどなりちらして、弟がえらくおびえていた。その点今日来た渡辺の二人は和気あいあいと仕事してて、どっちが上司なのか最後まで分からなかった。荷物がほとんど本だった俺にはあまりメリットはなかったが、新品段ボール箱10個サービスしてくれる(しかも、使用済み箱なら頼めばいくらでもくれる)のは、前回の引っ越しでかなり助かった。次も頼みたい。次っていつだか。1700前、搬入終了。厖大な家具が計算通りに整然と並んだサマは快感。これで段ボール箱の山がなくなればもっと快感なんだろうな。いつになるやらトホホ。 夕方、真っ先にビデオとテレビの接続。実家に戻りメシ食って新居へ帰る。疲れたので今日のところはさっさと寝る。カーテンがないせいか、窓からどんどん冷気が入り込んで寒い。 【今日の三国人発言】 俺と同世代なら、その昔、コロコロで故・片倉陽二先生が連載してた「ドラえもん百科」を読んでいた人は多いだろう。その中で、いつだったかは忘れたが、まだ分離手術前の藤子不二雄先生が上海だか北京だかに旅行した際の話で、ホテルにカギがないのに驚き、「中国ではドロボウがいないからカギもいらないんです」と説明され「ドロボウがいないなんて、なんていい国なんだ……」と感動して終わる回があったのを覚えているだろうか。昔の記憶ぜんぜんない俺が、あの話のことは鮮明に覚えてるぐらいだから、当時の俺もよほど驚いたんだろう。 その「ドロボウのいない国」の国民が日本に来てピッキング強盗とは、どういうことか。まさか「日本も我が国のようにカギのない国にしてやろう」とカギを壊して回ってるわけじゃあるまい。『よろいを脱いだ桃太郎』の鬼じゃねえんだから。 現在のピッキング強盗の横行は、せっかく「ドラえもん百科」の例の話を読んでいた世代が持っていた親中感情を一気に逆転させるという点で、国際関係上もかなり有害である。中国で公開銃殺にしてもらえんかな。それとも日本人のカネならいくらでも外貨獲得してこいってつもりか中国。 |
| 3月17日(土) |
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0900起床。朝食。1000過ぎ、さっそくビッグサムにカーテンを買いに行く。なるほど、窓が多いとカーテン代もそれだけかかるわけだな。当たり前だが。全てが勉強。この歳になってこんな初歩的なこと学習するのもなさけないが。店内BGMに『ゾイドφ』の主題歌がかかってた。フルコーラス聴くのは初めて。レジ横のTVでは『とっとこハム太郎』のビデオ。週末の午後ともなるとこのTVの前にガキがわらわらと集まっているもんだが、まだこの時間帯は客が少ない。 帰ると、冷蔵庫と洗濯機がお待ちかね。文化的生活に近づくごとに、部屋が狭くなるのう。引き続き本棚の整理などしようと思ったが、きのうの寒さのせいか頭痛が出る。昼寝。 夕方起きる。頭痛まだ消えず。最寄りのコンビニで買った鳥空揚弁当をぼそぼそ食いながら『ゾイドφ』。お話的には、前作が『デジモン』だとすると本作は『ポケモン』というところか。サトシにカスミにタケシにオーキドはかせまでいるし、というわけではないが。本作のように各ポケモン、もとい各ゾイドの魅力を毎回描き出す仕組みのほうが、「販促アニメ」としては適切であろう。『Gガンダム』も入っているところがさらに良し。食後ナロンエース投与。合唱団の練習で体内の酸素を交換しているうちに、頭痛消える。 久々に2日続けてパソコンのない夜。コンピュータのない一日がこんなに空虚とは。このわびしさがまたたまらぬ。やっぱり依存症かも。とりあえず頭痛も治ったので、昼できなかった片付けの続きをして、2600就寝。 |
| 3月18日(日) |
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0900起床。本の片付け。教会の帰りにラオックスでMDラジカセとFAXつき電話。帰って冷やした水飲もうとしたら、冷蔵庫の冷凍設定が最強になっていて、ボトルの中の水がみぞれ状態に。泣く。ラジカセと電話設置。1500、さっそく伊集院光の番組つける。少しずついつもの生活を取り戻していく感覚。イイダで食糧買い込んで冷蔵庫に放り込む。新聞申し込み。 夕方実家へ。ニフティとインターネット。嘘競演、「ほほをつたう涙」の意外な好評ぶりに驚く。前々回銅メダル取った「芸能スクランブル」もそうだったけど、やっぱりこういう、最初に一発先制嘘をかまし、すかさず嘘の連打でダメージを与える北斗百烈拳のようなスタイルが俺の拳法か。詰めにくいさんやなんしぃKIMさんのように一撃必殺の拳を持っていればいいんだが。とりあえずログをダウンロードし、車でパソコン、モニタ、モデムを運ぶ。ついでにまた実家戻りメシ食って帰る。 パソコン無事起動。嘘ログ読んでひとしきり笑い、2300過ぎ就寝。 |
| 3月19日(月) |
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定時起床。トーストがないので焼いてないパンにハムとチーズをはさむ。それと、きのうの冷やし過ぎ事故の余波で、まだ半分凍ったままのコンビニサラダに、ドレッシングがないので醤油をかけて食べる。泣けてくる。はやく人間並みの生活に戻ってやる。 玄関開けたら2分で改札、というロケーションは、朝の通勤時にその威力をいかんなく発揮する。クセになりそう。 ひさしぶりに仕事。つかれたので19時前に退社。早稲田松竹の『オーガズモ』『サウスパーク』上映、今日までだったけど、この時間では観られぬ。くそう、引っ越しとぶつからなければ毎日でも観たかったものを。人生ままならぬ。ヤケ買いでもないが、ひまつぶしでトースターとMD10枚組購入。天下一品でチャーハン定食。 高田馬場の芳林堂に寄り、今日出てるはずの葛西伸哉『エシィール黄金記』の3巻を探すも見つからず。発行が延びたらしい。あちゃー、ここんとこ葛西先生のHP覗いてなかったから知らなかった。 駅で「くらオリ」4月号ゲット。『電脳やおい少女』、あいかわらずオモシレー。同じ電脳やおい少女たちの感想が聞いてみたいものだが、彼ら「くらオリ」なんか読まないだろうしなぁ。単行本化が待たれる作品である。 電車降りて、2分で帰宅(ああ楽だ)。さっそくネット接続試験。成功。ただれた生活こんにちは。 【今日の三国人発言】 石原が都議会かなんかで「共産党はハイエナ」とか発言し、都議が謝罪を求めたそうだが、石原「文学的表現」と言い張り相手にしなかったそうな。 いったいどこの星の文学だか。 あ、ちんちん障子に突き刺す文学か。 |
| 3月20日(火) |
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0900起床。トーストにハムとチーズ。毎朝これで飽きない無神経さが、今後の生活ではプラスとなろう。 今日は地下鉄サリンの悲劇から6周年。しかし、カップをひっくり返し床にコーヒーをぶちまけてしまった事のほうが悲しいのは何故。こんな自分にまた泣けてくる。MDでタイマー録音した伊集院を聴きながら、朝食とコーヒーふきとり。 1050ごろ出発。駅でライオンズファンクラブ入会申し込み。3000円。タダ券4枚、そのうち2枚は開幕戦だろうが小僧の登板だろうが優勝決定戦だろうが立ち見を覚悟すれば問答無用で入場できるオールマイティチケットなのは、やはり大きい。これで思う存分西武ドームのロッテ戦行きまくるぞ。 高田馬場で花束を買い、茅場町まわりで霞ヶ関へ。1250頃献花。今年も駅事務所にしつらえられた「物故者之碑」の脇には、花束が7,8束ほど。「一般」の記帳簿は、まだ1ページ目だった。筆頭は高橋シズエさん、ってあーた「関係者」じゃなかったのか。 事務所を出たところで、Y売の若い記者(去年とは違う人)が寄ってくる。ここに来た動機を尋ねられる。ムゲにして信者かと思われるのもイヤなんで、「オウムがあんなことをした反社会団体であることも忘れて、上祐にマンション貸すオヤジまで出てくるご時勢、俺の中だけでも事件を風化させたくなくて来た」とか適当に答えておく。もちろん今年も『大宗教学』のことなんか一言も言わず。でも「風化」云々は本当だ。確実に事件は風化している。前回まで献花場には、花を持参しなかった参列者のために白菊の切り花が用意されていたハズだが、今日はなくなっていた。去年まで記帳後に手渡してくれた駅長名義の「御礼状」ももらえなかったので、今年は印刷しなかったんだろう。「風化させたくない」というのは、俺の中でだけではない。この「世界」に対してもだ。一般市民の中にもいまだオウムを憎み続ける者がいることを、少しでも「世界」に知らしめる……すでにそんなパフォーマンスと化しているのかも知れない、俺の献花は。 気を取り直してそこから海浜幕張まで足を延ばし、今度はロッテのファンクラブに入会。3500円。景品はバスタオルをもらう。去年は結局1試合も観られなかったけど、今年は何回来れるかなぁ。ついでにボールパークでサンバイザーをゲット。ボールパークにかかってた今年のイワオの色紙、添えられた言葉が「力は我に ?」。このクエスチョンマークがいかにもイワオらしくていい。隣のロッテリアでBBライトセット頼んで遅い昼食。マリンではオープン戦をやっていたが、観に行ったら帰宅は夜になりそうだったので断念。ああ引っ越し直後でなければ。帰路、海浜幕張の駅前で「3月25日は千葉県知事選挙でーす」と、販促用ティッシュとバンソウコを配られる。あのー俺埼玉県民なんスけど。 お金を遣い過ぎたので、ためしに米炊いて、オリジンでお惣菜買って済ます。米炊くだけで、こんなに食費が激減するものなのか。「米さえあれば生きていける」って本当なんだなぁ。世間知らずのパラサイトシングルにとっては毎日が新発見。 この日オウムが、国に正式に謝罪したそうだ。 やはり奴らの意識としてはクーデターだったようだな、あの事件は。うぬぼれんな死ねバカ。 |
| 3月21日(水) |
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おしごと。昼はMonamiでナスとベーコンのトマトスパ。 「出版ニュース」3月中旬号に、先月9日の日記に書いた『ハリー・ポッター』差別表現の詳報が載っていた(『ハリー・ポッターと魔法の家』とかウソタイトル書いちゃったけど、ほんとは第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でしたすんません)。 くだんの「先天性疾患」というのは口唇・口蓋裂だそうで、同書の中にこれを「『醜さ』の象徴として差別的に表現した箇所」(p.26)があった。口唇・口蓋裂をネガティブな比喩に使用されることで、本人や家族が大きな傷を受けるだけでなく、『ハリー・ポッター』シリーズを読んだ子供たちがこうした差別的表現が記憶し、「口唇・口蓋裂を差別してもいい」という認識を持ったまま大人になってしまうオソレもある。そこで「口唇・口蓋裂友の会」(という会があるとは知らなかった)は版元と話し合い、原作者代理人の了承も得て、当該箇所を含む一文の削除を約束してもらった。この版元の手早い措置は評価したい。 そして、削除前の版を所蔵する図書館や教育委員会には、「内容をご確認いただき、上記の主旨を十分ご理解の上、削除前の本に対するご配慮をご検討お願い申し上げます」とのお願い文書を送ったという。もちろん「ご配慮」というのは、回収や廃棄を求めたものではなく、各館の「自主的な協議・判断を求めたもの」だった。だが、一部自治体が過剰反応し、同『秘密の部屋』を県民や児童の目に触れないような措置(つまり回収や廃棄か)を半強制的にとらせたりしてしまった。さらに朝日の、例のなんの説明にもなっていない煽り記事が騒ぎに拍車をかけたという(やっぱりな……)。 この「出版ニュース」の記事を書いた西尾肇氏(鳥取市民図書館)は、「差別を助長すると批判を受けた資料であっても、その資料を利用者から隠蔽してしまうことなく、提供を行いながら住民の自由な思考を保障するのが図書館の任務である。問題があるとされた当の資料を排除してしまったら、一体その資料の何が問題だったのか、判断する材料を失ってしまう、問題とされた事実の所在を明かす肝心の一次資料を自ら放棄し、住民の知る権利や論議の機会を奪ってしまうことになる」(p.27)と厳しく批判する。まったく同感。朝日の記事のように、どこがどう問題だったのかを一言も説明せず、ただ「『ハリー・ポッター』に差別表現があって、版元がその箇所をさしかえたらしいぞ」と吹いて回るだけで、何が解決するというのか。なんのための報道か。なんのための情報か。まさか、世界的ベストセラーの翻訳権をまんまと手に入れた版元へのジェラシーで、つい記事にしちまったんじゃないだろうなオイ。 「差別語をなくしたからといって差別がなくなるわけではないし、差別的と批判された資料を処分したからといって差別が解消するわけではない。差別的だと批判を受けた表現や資料があるのなら、どこにその差別の根が宿っているのかを話し合い、差別を受けた人の心の痛みや悲しみが分る社会を作っていくのは、真に差別をなくしていく方向だと思う」(同頁)。恥ずかしながら、何も付け加える言葉もない。 もちろんこれは「図書館」という、「資料性」を旨としたハコの立場からの話なので、出版社や書店や取次などの態度にも100%適用できるわけではない。しかし、この提言は「言葉」を操る人間全員が聞いておいて損はなかろう。「出版ニュース」をどんだけの業界人が実際に読んでいるかは分からんが。以上、ほぼ受け売りで恐縮だが、追加情報ということで書かせていただいた。 定時で帰る。電車で乗り合わせた中国人が読んでいた中国語の新聞に、「2003年(?)航空母艦就役」って記事と、ロシアから買ってきたスキージャンプ式大型空母の写真が堂々と載っていた。よその国の侵略にはブーブー言って教科書にまでケチつけるくせに、てめぇらは空母なんか配備して何に使うつもりだゴルァ! そういえば、タリバンによるバーミヤン仏像破壊に中国からも抗議の声が挙がっているとのことだが、チベットで仏像破壊しまくった自分の国をタナに上げて何をってなもんで。文化大革命ん時に何をやったか忘れたのか。まったく、「心に棚を造る」((C)島本和彦)ことに関しては、中国は世界最強かもしれない。それこそ日本やアメーリカに並ぶぐらい。 さすがにトンデモ度では、「世界最古の生物の化石を発見した」→「したがって朝鮮こそ生物発祥の地」と吹く北朝鮮にかなう国はないだろうが。 駅の西友で生活用品と食糧。実家の近所の西友はほぼ食い物しか置いていなかったが、さすがにここは、衣料品や生活雑貨、家具などまで置いてあって使い勝手がいい。おまけに折よく、ちょうど今月から営業時間が23時までエクステンド。ありがたやありがたや。きのうのごはんの残りを、カキフライとペチュキムチで平らげる。 |
| 3月22日(木)【ここまでは2001.04.08更新】 |
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東大野球部の女性左腕投手、この春のリーグからついにベンチ入りだそうだ。マンガだったらまず企画段階で編集者に「おいおい」とツッコミ入れられそうな設定だ。事実は小説より奇なり。 奇といえば「両手両足のない早大生」だって、落ちついて考えるまでもなく相当奇想天外な存在だぞ。しかもこいつが電動車椅子で早稲田の街を爆走するなんて、そんな変なマンガ描いてゆるされるのは神田森莉先生ぐらいのもんだろう。でも実在するんだこいつが。あまつさえに自伝書いたらそれがベストセラーになるなんて、5年前だったら誰が信じてくれただろうか。なぜ現実のほうがマンガより面白いんだ。てゆうかマンガのほうがあまりにも「リアリティ」という名の常識の枠にとらわれてしまったせいだろう。負けるなマンガ。 きょうも普通に仕事。 チャンピオン、『PIKA☆POKOスクランブル』、最終回。けっこう面白かったんだけどなぁ、設定しっかりしてて。ただ、その設定が『ピース電器』とカブっちゃったのがいけなかったのかも。 夕飯、さぼてんでトンカツ買って、米炊いてキャベツ刻んで、あこがれの「深田一郎の食卓」を再現(笑)。「ホホホ、うまいかオンナスキー?」とファー様の声が聞こえてくるようだ。米も一昨日より格段においしく炊けて、満足満足。「いいからさっさと食え」。 しかし、米さえとげば勝手に炊いてくれるマシンはあるわ、出来合いのおかずをずらりと用意している店はあるわ、つくづく幸せな世の中だと思う。「21世紀になっても何も変わらない」と人(俺含む)はボヤくが、いったいどこを見ておるのか。これこそ、半世紀前の主婦たちが夢見た楽ちんパラダイス生活じゃないか。もっとも、家事がラクになったせいで、30過ぎても独り身でのほほんとやっている成人男女(俺含む)が増えるという副作用まで出てくるとは、この未来を造った人たちは誰も想像しなかっただろうが。 メシ食ってると実家から電話。こないだ教えた電話番号、まちがってなかったようだな。 |
| 3月23日(金) |
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お給金が出たので家賃を払う。実家で月4万円徴収されていたことを思えば、たいした負担増ではなし。とりあえず米さえあれば当初の試算よりもずっと食費が抑えられると分かった。想像していたほどみじめな生活にはならなさそうである。まだわからんがな。 夕方、今日発売の唐沢俊一・鶴岡法斎対談集『ブンカザツロン』を、思うところあって新宿紀伊国屋まで買いに行く。今日は鶴岡先生ご本人のサイトで情報確認したから確かだ。こないだの『エシィール』のようなことはないはず。しかし、1階の新刊売り場をスタンド能力全開で探してみたのだがさっぱり見つからない。閉店間際にギブアップし、レジで店員さんに聞いてみると、コンピュータでなにやら検索した挙げ句、「4月発売になってますが」と信じられない答え。 どうも釈然としない。そこで高田馬場まで戻って芳林堂のサブカル書の棚に行ってみると……ちゃーんと平積みに。 どういうことだゴルァ! で、今夜は西友でトンカツを買ってみる。……ノーコメント。60円高くても、さぼてんのトンカツのほうが段違いにうまい。 【今日の一冊】 今、電車の中でちょこちょこ読んでいる、佐藤育代『海外で差別されたことありますか はだかの“名誉白人”』(主婦の友社、1995)が、すげー面白い。 最初は、タイトルがタイトルなもんで、海外における日本人差別の実態を逐一書き連ね、差別撤廃と国際社会における日本人の地位向上を訴える本だと思った。が、著者の佐藤氏が人脈を生かし、旅行経験者、留学・ホームステイ経験者、添乗員、帰国子女、駐在員やその家族などから収集した、厖大なナマの聞き取りデータが訴えるのは、そんな一面的なオピニオンなどではない。 たしかに、理不尽な日本人差別はある。道を歩けばジロジロ見られ、ジャップだシノワだチンチョンチャンだとはやしたてられ、食堂予約しても目立たない変な席しかあてがわれず、部屋も借りられず、仕事もなく、云々カンヌン。 しかし翻って我が国を見れば、俺たちも国内の外国人に対して上記と同じ事をしていることにイヤでも気付く。俺もかつてやったし。すまんアンディ(私信)。公園にイラン人が集まっているだけで「何かされるんじゃないか」とか「歌舞伎町は外国人が多くてヤ●ザも近寄らない by.都知事」とか異常に怖がったりするのも、たとえば、君らが長期旅行中にケンジントンパークとかで日本人同士集まって旧交を暖めあっているのを見て、付近住民が警察に電話したりしたらどう思う。 けっきょく、外国人が嫌いなのはどこの国でも同じなんである。 「差別する/される理由」にもいろいろある。感情的な、理不尽なものもあれば、聞いてみたらそれなりの背景があるものもある。たとえば、日本人がヨーロッパのレストランとかブティックとかで嫌われるのも、ゆえないことではない。 階級社会のヨーロッパでは、各階級が利用する店というのが決まっており、ブランド直営店などの高級店は「格」を重んずる。だが、日本人観光客は、そうした地元の労働者階級やミドルクラスは決して足を踏み入れないような場所にも、「格」を無視してずかずか入り込み、金にあかせて安物をごっそり買って帰る。食事の際も、高級レストランにやって来て、ヘンテコなマナーで皿とか汚して食べ散らかし、周囲の失笑を買って帰る(添乗員も自国民のマナーの悪さには困っているらしい)。 もちろん、日本人とは言えほんとにノーブルで、マナーも心得ている人もいることは分かっている。しかし、年間ウン万人と押しかける日本人観光客の大多数が、こうした「文化破壊者」であることも事実である。 この欧州の階級制は、公民権以前のアメーリカの人種隔離とか、現代日本で思われている「差別」とは全く別の伝統文化である。上流階級も労働者階級も、自分の身の丈に合った範囲で生活を充実させるのが欧州のライフスタイルだ。身分の上下、というよりも、ボクシングや柔道の階級制と考えたほうが近い。それを下手に無差別級なもんだから、「頑張って働けばどんどんいい暮らしができる」と、お父さんが家にも帰らずバリバリ働いてお金を稼いだはいいが、その金で妻子だけが贅沢の限りを尽くし、挙げ句にお父さんハシでパンツをつままれ粗大ゴミ扱いという馬鹿げた国は、世界でもジャパーンとアメーリカぐらいかもしれない(アジアでは経済成長に伴ってどんどん増えているらしいけど)。それだけヨーロッパ諸国が、大航海時代のようなイケイケ時代よりも「枯れて」しまっただけの話かもしれないが。 自分の基本賃金や今までの生育環境、文化的バックグラウンド、そうしたものに合致した無理のない範囲で人生を楽しむ。……この考え方は、上昇志向の強い日本人には受け入れられないようだが、俺個人はすごく正しいと思う。中学高校と、生徒名簿を見ると父兄の職業欄に「社長」とか「会社役員」とか上流自営業(医者とか弁護士とか)がゾロゾロ並ぶ学校に通い、生活レベルのぜんぜん違う友人に囲まれて、相当苦労したしな。ちょうどサウスパーク小学校で言えばケニーのポジションである。もし制服がなかったら、もっと露骨に差が出たと思う。そしたらフードかぶってモゴモゴ喋ってたな(笑)。元々付き合いの悪い俺だからこそ、月2000円(!)の小遣いでもやっていけたけど、これが普通の日本人的感性を持った貧乏人だったら耐えられなかっただろう、それこそ当時援助交際とかあったら、やりまくってでも友達との遊興費稼いでさぁ。 そういう点では、金持ちも貧乏人も同様な生活を強いられるのってツラいよ。金持ちは自分らの自尊心を維持しきれずムカムカするし、貧乏人は背伸びのし過ぎで生活メチャメチャになるし。金持ちの子弟も貧乏人のセガレも、みんな同じ学校に通っていっしょに生活なんて、なんか変だよ。異論があるなら、たとえば君らは、電車に乗っていてマナーの悪い乗客にマユをひそめなかったことがあるのか? 電車は、まさにいろんな階級の人間が一つところに押し込められる特殊環境である。よたろうが次の駅名を絶叫していても、おっさんがおねーちゃんの情報公開写真をどーんと載せたスポーツ新聞のエロ記事読んでいても、ヨッパライが口から酸性の毒液を放射していても、痴漢やスリが乗ってても、何も気にしないのか。心の底から全然平気、と言うのなら、謝る。ごめんなさい。 それに、いくら日本で「成り上がり」が可能と言っても、日本には厳然とした「身分社会」が存在する。たとえば、俺がどっかのおぼっちゃまなりお嬢様なりと結婚を前提としたおつきあいを始めたとしよう。絶対双方の親族から反対される。階級の差はないけど、身分の差はある。ちょうど、日本の国技にたとえれば分かりやすいだろう。体重による階級差はないけど、横綱から序の口までランキングによって徹底的に上下関係が存在する、相撲に象徴される世界。日本人が欧州階級制に嫌悪を示し、それをないがしろにしたりするのは、この「階級」と「身分」を混同してしまっている点に原因があるんじゃなかろうか。例によって俺の勝手な決め打ちなんだけどさ。 ……って何の話だっけ。 とにかく、500ページ近い多種多様な証言の数々は、決して一概に語ることのできない「外国人/異民族差別」の実態を、あたかもクロッキーの描線の一本一本のように、重層的に浮き彫りにしている。一つ読むごとに考えさせられ、しばし電車の中で黙想してしまう。だからまだ1/3ぐらいしか読んでいない。それでも150ページ超えてるんだけどね。また、こんな巨大な本にもかかわらず飽きずに読み続けられるのは、これだけの数の証言を聞き取り、また読みやすく書き直し、たくみに編集した著者の力量に負うところがかなり大きい。『アンダーグラウンド』よりも圧倒的に読みやすいぞ。つまり村上龍以上か。 凡百の国際関係論のように、まず大上段な文化論(どうせ著者の個人的体験しか踏まえていないくせに)ありきで、それに合致するような例ばかり引いて来た本を読まされるよりも、こうした「ナマの証言集」を読んだほうが、何百倍も得るところは大きい。上記の日本人旅行者が嫌われる理由はじめ、上流階級による差別(排除)と下層民による差別(やつあたり)の違い、外国であんまり差別され続けてきたため自分も他の日本人を差別しはじめる心理、外国よりも日本に帰ってきてからのほうが陰湿ないじめを受け苦労している帰国子女の話など、当事者にとっては大変だったろうけど、読むぶんには面白いったらありゃしない。 久しぶりに、全ROMに推薦したい本である。古本屋とかで見つけたら絶対ゲットだ。 |
| 3月24日(土)【ここまでは2001.04.15更新】 |
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1000前起床。レーズンバターロール、ハム、コーヒーでブランチをとりつつ新聞。 責任者が逃げたりしてどうなることかと思っていた「ミール」落下、予定通り無事南太平洋にぼちゃん。見てみたかったなぁ。きっと便乗本の原稿用意して待っていたであろう五島勉、残念デシタ。 「ハンナ・バーベラ」のウィリアム・ハンナ氏の訃報(90歳)。ああ、そんな年代だったんだ。 再販制度、存続で決着。まぁ結構なことだと思う。本が売れないから「安くなれば買うだろう」、という発想がヘタレすぎたんだ。ほんとに意義のある、そして面白い本なら、定価で発売したって読者は発売当日に買いに来るもんだ。 てゆうか、「本が売れない」原因のもっと大きな要因は、新刊の点数が多すぎて、本が書店に並ぶ期間がすごく短くなってしまったことだと思う。シブい出版社が面白そうな本を出しても、発売日にかけつけなければすぐ店頭から消えてしまう。俺みたいに「トーハン週報」とかチェックできる身分の人間なら、事前に出版情報をキャッチできるけれど、一般庶民が「漠然と」本を探す時は、書店を回って店頭で現物を見るしかない。新聞広告だってめちゃめちゃ広告料高いから、中小以下の出版社では定期的に新刊情報を載せるわけにはいかぬ(新聞朝刊第1面の下に並んでいる、あまりなじみのない名前の出版社が出してる広告、あれはみんな、自信の新刊だけをチョイスして、清水の舞台から飛び下りる決死の覚悟で載せているんだよ)。いわんや電車の中吊りやTVCMにおいてをや。 これで再販制度をぶっこわして、自由競争モードに突入したら、零細出版社だけでなく、町の小さな本屋さんもバタバタつぶれる。酒や家電で起きていることがそのまんま書籍流通の世界でも起こるだけの話だ。いや、まだ町の電気屋さんなら、修理とか、電池・電球などの消耗品販売で糊口をしのぐことができる。しかし本屋にはそれがない。文房具や週刊雑誌がそれに当たるかもしれんが。ともかく、ただでさえ凋落傾向にある町書店の消滅がさらに早まるぞ。もちろん、小売り店が減ったほうが、流通の手間も軽くなり、より効率的な書籍流通の道が開けるかもしれない、という見方もあるがな。そして、再販制度がの存廃にかかわらず、そういう書店は早晩消えていく、ということも。 とか書いてると折も折、NHKでブックオフが紹介されている。やはり、買い取りの基準は本そのものの価値ではなく「キレイか否か」で、特AからCまで、および「値段なし」の5段階に分けるんだそうだ。はっきり明言していた。ポイントはまず背表紙が色あせていないか、次に上面が焼けていないか。で、希少価値などにかかわらずいろんな本が機械的に選別されていく光景は、見ていて心底ハラハラしてしまった。「まんだらけ」の店長なんかが見てたらアワ吹いたかもな。去年『タモリ倶楽部』で血祭くんの家のアリサマを見て絶叫してた佐竹雅明の気持ちがわかる。こうして、たとえば唐沢俊一先生らが収集している昭和30、40年代のマンガなどは絶滅していくんだろうな。 フジの午前の報道番組。地下鉄サリンから6年、事件が「歴史」として風化していく中、いまだに後遺症に苦しんでいる被害者たちにとっては、事件は終わっていない。上祐にマンション貸した世田谷のおっさん、これをどう見るね。まぁ、神妙なツラでこのニュースを報じているコメンテーターどもも、司会が「さて、次の話題です」と言ったとたんに忘れ去るんだけど。ただ、オウムが何をしたかを国民に想起させる儀礼ということで、こういうニュースを節目節目に報道すること自体の意義は大いにある。 しかし地下鉄サリン事件の状況って、原爆とそっくりだね。アレもいまだに放射線障害で苦しんでいる被爆者がいっぱいいるのに、もはや「歴史」として風化しつつある。いや、原爆のほうがもっとひどい。落としたほうは謝罪はおろか、誰にも裁かれすらしてないんだ。破壊的カルト「アメーリカ世界一教」(埼京震学舎の命名)の信者のほとんどが、いまだに「原爆はジャスティスだった」と狂った殺人教義を奉じて平然としている。落とされたほうの政府も、被害者の痛みに耳を閉ざし、落とした奴らに尻尾を振る始末。果ては大川総裁とのバカ話の上とは言え、防衛に携わる政治家がなんの考えもなしに核武装を語る。わけわかんねーよ。オウムは戦争に負けて、アメーリカは戦争に勝った、それだけの差でえらい違いだなオイ。「勝てば官軍」は時代を超えた真理か。 半世紀前の従軍慰安婦や大虐殺でいろいろ言われるんだから、こちらももっと「原爆へのの謝罪」を求めていいんじゃないのか? 「ウチが侵略したからヤラレたんだ、自業自得だ」と、自分サイドの非ばかり考えて済まされる問題じゃないぞバカヤロウ。それ、日本人の悪いクセだかんね。治したほうがいい。 とは言えこんなこと、そのすぐ後に「少年8人の乗ったワゴン車が電柱に激突して4人死亡」というニュースを聞いてとっさに「電柱でござるー!」というフレーズがアタマをよぎったような奴が言っても説得力ないけどな。 1200過ぎ出発。1230前にはもう西武ドームに入場。早い早ーい。最寄り駅から徒歩30分の実家にいた頃は、まず駅に行くまでが一苦労で、週末はよほどのモチベーションがないと遠出(この場合の「遠出」とは電車など公共交通機関を利用するほどの移動、という意味)ができなかった。これからは違う。思い出したように西武ドームや古本市や各種イベントに足を運べる。土日のライブでも新宿LPOまで出られる。距離が俺の行動を縛り付けるようなことはなくなった。ただ、そのかわりこれからは財政面の拘束を受けるがな。人生ままならぬものよのうトホホ。 開幕戦、しかも予告先発はジョニー黒木とロケット松坂(←もう忘れてやれよ……>俺)というスーパーカードなだけに、チケットはすでにソールドアウト。そこで、ファンクラブのオールマイティーチケットが役に立つわけだ。レフト側外野席は、一面、黒い髪と黒いロッテのビジターユニシャツで真っ黒く塗りつぶされている。芝生はおろか通路さえ見えないほど。日本にこんなにロッテファンがいたのかと言わんばかりの騒ぎだ。この中を分け入って知人を探すほどの根性はなし。試合開始は外周通路で迎える。半年ぶりの「まーりーんず、おーおおおーおー」(オーバーザレインボーの替え歌)にちょっと感涙。 オープン戦絶好調に飛ばしてきた松坂と、さんざんな状態で開幕を迎えてしまったジョニー。ファンの不安は的中した。1回表、先頭の3人をピシャリと締め、好調な立ち上がりの小僧。対するジョニーはその裏いきなり制球が乱れ3失点。「ああ、今年も開幕はダメか……」と早くもあきらめムードがスタ〜ンド〜ぜんた〜いに〜広が〜ってゆ〜く〜。 しかし2回表。オープン戦以来ジョニーについていた憑き物が乗り移ったかのように、小僧まで制球を乱し、ボロボロ四球連発(球審のジャッジがひどかったせいもあるらしいが)。この霊現象に乗じてロッテが2点取り返すと、ファンの間にも「これはイケるかも!」との期待が高まる。はたしてまんまと小僧を調伏してしまったジョニー、2回以降別人のように立ち直り、以後ライオンズ打線に1点も与えない。 俺も半年ぶりの応援で、最初はぜんぜん声が出なかったんだが、2回あたりから声がほぐれてきた。あいかわらず俺の声は、エンジンかかるのが遅い。しょっぱなから超人的な声が出るM浦氏とかシスターズがうらやましい。そうそう、2回裏、M浦氏が「サブロー!」と絶叫した時、俺のとなりで観戦していた少年2人組が「あのコーイチおやじ、また来てるよ」と言っていた。妙な俗名がついたもんであるM浦氏。3回、いけちゃん氏、みのむら氏、イオン氏、関西支部のきんゆん氏ら毬印団の面々と合流。 松坂の制球が悪いのか、開幕マスクの重責に和田がビビってるのか、とにかくピリッとしない西武バッテリー。ロッテ打線は3回に逆転、6回もう2点追加して勝負を決め、ついに小僧をマウンドから引きずり下ろす。かくしてロッテは1997年の東京ドーム(へきへき効果で日ハム完封負け)以来の開幕戦勝利。これまで毎年、神戸や福岡まで開幕戦を観に行ってゲンナリして千葉に帰っていたファンは、喜びもひとしおであろう。イオン氏など、満足げに「これで今年は終わった」とか気の早いことを言っている。あと139試合はどうする。ともかくよかったよかった。 しかし、西武のルーキー佐藤友亮に、21世紀公式戦初ヒット&初生還などまんまと功名なさしめてしまったのは悔しい。さすが今年、ただ一人開幕スタメンに食い込んだルーキーだけのことはある。今後手ごわい選手になりそう。あと、終盤の潮崎の好投も光った。 【今日の新曲】 Original Key = F (Major) F Dm ♪Here we go〜〜 お〜おおお here we go〜〜 お〜おおお (ファファファ〜〜 ラ〜ソファソレ〜レ〜レ〜〜 ファ〜ミレミ) B♭ C F お〜〜れた〜ち〜の〜マリーンズ〜 おい! おいおいおいおい! (レ〜 ミファ〜ミ〜ミ ファソ〜ファ〜) (以下気がすむまでくりかえし) 試合後、恒例の勝利の儀式を終えたのち、明日のためさっそく3塁側ゲート前に場所とりシートをはるロッテファンども。球場職員がニラんでるぞ。それを傍観していたら、横を通りかかった外国人2人連れが彼らを見て「クレイジー」と。たしかに聞いた。悪かったなバカヤロウ、おまえらの祖先がおかしなスポーツ作りやがったせいだ。責任とれ。 所沢のやる気茶屋で、まる子氏、イオン氏、いけちゃん氏と祝勝会。千葉からの遠征組はもうグッタリ。ハジケすぎや君ら。 帰ってメールを開くと、漫画家・佐々木さいこ先生から、ロッテ応援サイト【M Press】閉鎖のお知らせ。多忙で頻繁な更新ができなくなったから、らしい。作風に似て、なんとマジメな方であろうか。これぞプロって感じ。「表現」にかけるこの真摯さ、コミケや引っ越しぐらいのことで平気で30日40日日記を遅らせる誰かさんにも見習ってもらいたい、って俺かゴメン。なにはともあれ漫画家が仕事で多忙なのはめでたいこと。今度は『ちゅらさん』のコミカライズでも依頼されたか。飛沢さんからもメール。WOWOWのカイルの声が山口勝平と聞いて愕然とする。いくらなんでも小学3年生の声に山口勝平はねえだろ。中学生が限度だろう。それとも原作のマット・ストーン同様裏声で入れてるのか? ビデオ録画していた開幕戦を再生。つくづくテレ朝の映りの悪さはなんだ。何十分かに1回画面がざざっと乱れるのは、上空を入間のC-1か何かが通過した跡だろうか。外付けアンテナでも増設するか。最初はジョニーと小僧の投げ合いをじっくり中継していたが、案の定、小僧がノックアウトされたらとたんに他球場の中継にシフトしやがってた。まぁこんなもんさね。いけちゃんの「Johnny Be Good!!」横断幕が、試合終了後にちょっと映ってた。途中、瀬戸内一帯で大地震とのニュース速報が入る。最近関西で非火山性地震が多いな。 |
| 3月25日(日) |
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0830起床。『もジャ魔女』と『デジ02』を観ながらレーズンバターロールとコーヒー。 『もジャ魔女』、嘘ツキャー・のぶこちゃんの舎弟(←をい)として、マンガ描けて内向的な新キャラが登場。どれみロボのヨゴレっぷりが絶品。今日びかくまでヨゴレの似合う主人公って『うちゅう人田中太郎』のタカシぐらいではなかろうか。 『デジ02』は最終回。というか前作との2部作をしめくくる形の、まずまずのオチをつける。「夢を信じる心があれば誰でも『選ばれし子供』になれるんだ」と『デジモン』節炸裂の、ケレン味あふるるも泣かせる最終回であった。ただ、それを子供&大きいおともだちの夢を食い物にするバ¥ダイが言うなってかんじであるが(藁)。「夢」をデジモンにすりかえた時点で論点ズレてるし。とりあえず死ぬまぎわにいい奴になるんじゃねぇ及川。ナレーションの声が実はアイツだったという仕掛けも見事。たしかに『無印』『02』両方の冒険に全試合フルイニング出場しているのはアイツだけだもんな。選ばれし子供たちのまた子供がみんな親と同じ顔なのはどういうことだ、ひょっとして25年後の未来はみんなクローン羊ドリーみたいな繁殖法になるのか? 伊織と同じ顔のムスメがなにげにかわいいのでまぁ良し。あと、ロンゲさらに伸ばして白いコート着てムシ連れて刑事になってる一乗寺賢ちゃんに爆死。「見ててちょうだい、ボクの進化!」ってか。いくらなんでもやりすぎ東映。次回『デジモンテイマーズ』は別の世界軸のおはなしらしい。主役クラスの女の子がちょっと良さげなので来週チェックしておこう。魔女っ子チックル以来、ジャケットとかコートざっくり着込んだ女の子にはなんか弱くて。 0930、賛美の練習で教会へ。駐輪場の出入り口で他の入居者とばったり。純朴そうな男の子。男もいたのか。教会に着くも、時間を間違えていたと分かり、コンビニで日刊スポーツ買っていったん帰宅。こんどは駐輪場の前に沼津ナンバーの車が停まってて、両親と娘らしき3人が。地味な両親にひきかえ、派手というかパンキッシュな娘。大学デビューだろうか。にしては着こなしが無難。あれが普段着か。まぁいろんな奴が越してくるってことで。 ニッカンの一面、黒いビジターユニフォームのジョニーと黒山のレフトスタンドの写真で、まさに黒一色。『アストロ球団』や「10・19」以来、ロッテはヒールがよく似合う。去年ビジターユニホームを灰色から黒に変えて、その傾向がさらに強まった。さしずめジョニーは悪の帝国の美形幹部か。シャーキンとかガルーダとかハイネルとかトニー・ハーケンとか。例が古くて申し訳ないが。もう少し新しいところでシャアか(まだ古いまだ古い)。熱血度はドズル並みなんだが。 礼拝後、今日も西武ドームへ。1300ちょっと過ぎ、球場前に着いたとたんレフトスタンドからどわーっと大歓声。時間的にまだ1回表だろう、福浦がホームランでも打ったかと思って入場してみると、メイの2ランだと。うわ、マリーンズ今世紀最初のホームランがメイかよ。きのうの今世紀初ヒットは清水だし。このへんの中途半端ぐあいがロッテらしい。 その後も小刻みに点を重ねけっきょく6得点、投げては広島から来たミンチーが順調に7回1失点で乗り切り、あとは藤田と吉田の2回無失点リレーでコバマサ温存したまま勝利(6対1)。 西武側では、急きょ石井のリリーフに立ったルーキー三井の、左打者限定ナイスピッチが光った。最終的には左の小坂に2点タイムリーを食らったが、プロ初登板としてはまずまずの出来。橋本よりも長いイニング投げられそうだし。佐藤友亮、今日はセンター守るも、ライナー性の打球の目測を誤る。外野よりきのうのセカンド守備のほうが良かったんじゃないか。 【今日のイワオ】 9回表、モロの代打で今世紀初登場(きゃーっ!!)。今世紀最初の、ドームに轟く「イワイワオー」をバックに、巨大な体躯を生かしたデッドボール(涙)で今世紀初出塁。橋本のバガーっ!!(激涙) 今日は所沢の王将で祝勝会。いやまさか西武相手に開幕2連勝とは。夢ならさめるな。隣の座敷に西武ファンがいたらしく、こちらで過去のダメ外人ネタとか西武の応援歌の話などをしていると向こうでも笑っている。帰宅。 【今日のCD】 ニフティのログ落としと嘘競演の投票準備をしながら、『サウスパーク無修正映画版』サントラをかける。あまりの出来のよさに聞き惚れる。 映画で使われた音楽はどれもこれもスーパー。手堅くも清清しい序曲「Mountain Town」、歌詞は最低だが音楽は楽しく軽快な「Uncle F**ka」、ロッテの応援並みにかっこいい「What Would Brian Boitano Do」、サタンのただれた純情をしっとり歌い上げた「Up There」、クライマックス突入直前、入り乱れる各々の思惑を巧みにメドレーにまとめた「La Resistance」、思い出したくなかったフセインの気色悪い踊りをまざまざと甦らせてくれた「I Can Change」、もちろん「カイルのママはビッチ」映画バージョンまで、ひとつも駄作がない、J. S. バッハもかくやたるハイアベレージアルバム。アカデミー賞ノミネートも、決してアメリカ人のシャレっ気なんかじゃなかったことがうなずける。 ただ惜しむらくは、原語の歌詞カードが入っていなかったこと。そりゃたしかに「Uncle F**ka」なんか印刷物にするのもはばかられるというのは分かるが、ヒアリング能力ゼロの俺としてはぜひとも歌詞カードほしかったな。アル・ヤンコビック並みに早口の歌多いんだもん。ボイターノの歌なんかぜんぜんわからん。あと、映画も観てないのにライナーノーツ書かされるライターさんも大変だよな。同情する。 あんまり聞き惚れて、コロッと投票を忘れる。2330過ぎ思い出し、あわてて投票所にかけこむも、最後の4票分だけ時間切れではじかれる。ゴメンナサイ。俺の【ほほをつたう涙】、33票得票で単独4位に食い込む。いいのか本当に。てゆうか33票のうち30票はその子先生という卑怯な素材のおかげであろう。同じ卑怯な素材を使うなら、詰めにくい氏の「福原愛首相」ぐらい創意工夫しないと。ええい俺の正直者。 |
| 3月26日(月) |
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きのう、イワオの母校・東海大四、センバツ1回戦勝利。日下部監督(48)って、イワオがいた時の監督と同じ人か? とするとイワオ甲子園出場当時33歳の青年監督か。むぅー。高校野球の監督ってそんなもんか。 午後、銀座に出る。その帰り、松屋の交差点に、日の丸とノルウェーの旗が飾ってあるのに気付く。なぜノルウェーの旗。さらに、松屋の前で、グリンピースか何かとおぼしき運動員が「クジラの脂身、ベーコンはいらない」云々との横断幕をはり、それをTVカメラとか報道カメラマンみたいな人が撮影していた。 なんだかなーと思って銀座線に乗り、ふと「亜ERA」もとい「YomiuriWeekly」の中吊り広告を見ると、ノルウェー国王と大臣が来日してクジラ売りに来たとの見出しが。なるほどこれか。バラバラの情報が一気に統合される、ジグゾーパズルのピースをはめたような快感。しかし王様が直々にクジラ売りに来るとは、『ウメ星デンカ』並みに親しみやすい王室もあったもんである。 1930頃帰宅。NHK『クローズアップ現代』、今日の特集は、麻酔科医などに広がる麻薬汚染。医療現場には「ヤク中を見破るガイドライン」というのがあるそうで、たとえば「よくトイレに立つ」、「夏でも長袖で過ごす」……って俺かーっ!? ちっ、違う! 便所によく行くのは消化器系が弱いせいであって、決して個室でシャブ打ってるわけではなーい! 夏でも長袖着てるのはクーラーに弱いからであって、決して注射痕を隠すためではなーい! いつもフラフラしてるのも慢性寝不足気味なだけー! 言動がイカレてるのも単に生まれつきー! クスリなんて生まれてこのかた一度もやってねぇー!! そんなもんに頼らずとも常時トリップしてるしー!!(←よけいヤバいじゃん) カキフライとキャベツと納豆で夕食。そういえば引っ越してからまだカップメン作ってないな。コンビニ弁当も最初の1日だけだし。このコンビニ利用率の低さは、ひとえに駅と家のあいだにコンビニがないせいであろう。あるのはドムドムバーガーとパチンコ屋とキャバレーとヘルスと錠前屋。近すぎるのも考えものか。 メシ食いながら、ビデオで『テレタビーズ』。食欲一気に減退。う〜んう〜ん、噂には聞いていたが、ここまで悪夢のような映像とは想像できなかった〜。頭のネジがすぽんすぽんと外れていくのが分かる〜。太陽が怖い〜。同じフィルム繰り返すな〜。幼児期にこれを観た世代はどうなるんだろう。てゆうか地球はどうなる。エッオー。なかよし。テーレタビーズ、テーレタビーズ、あ、そ、ぼ♪……うぎゃああ脳が侵されているうううう。今日が最終回でよかった(自爆)。 |
| 3月27日(火)【ここまでは2001.04.16更新】 |
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心なしか、上司の目がキビシイような気がする。さてはきのうの『クローズアップ現代』観たか。本当に疑われてるかも(焦)。気のせいならいいんだが。
昼はパピルスでランチ。牛肉とヒヨコ豆のトマト煮というなんとなくエジプティーなランチメニュー。同行2人はカレーを頼んで「エジプトらしくなーい」と文句。あたりまえだ。
夜は、きのうの飯が残っているので、刺身盛り合わせと納豆とポテトサラダ。ワサビで食べる変わった納豆だが、イマイチ。刺身のツマの下に敷いてあった白いペラペラしたもの、つい大根のカツラむきしたやつかと思ってパクついてみたら、ただの紙で号泣。 姫路市が、暴走族のギャラリーにも罰則を与える条例を全国で初めて制定。路上で族にエールを送ったり旗振って応援したりすると5万円以下の罰金とのこと。もっともな事だ。今までの族取り締まりは、いわば援助交際した少女だけ取り締まって、そいつに援助したオヤジは野放しにしていたようなもんで。ってちょっと違うか。 |
| 3月28日(水)【ここまでは2001.04.18更新】 |
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小坂俊史『月刊FLIP編集日誌』1巻(竹書房、2001)読了。このノリは、系統樹的にはいしいひさいちの直系のような気がするんだが、どうだろうか。あと四半世紀がんばればジブリが映画化してくれよう。 系統樹で思い出した。いつだったかの日記で、「みずしな孝之が4コママンガで『間』を実用化した」と書いたが、訂正する。いがらしみきおの存在をコロッと忘れてました。『ネ暗トピア』『ぼのぼの』と、あのへんが、「間」をふんだんに生かしたサイレントな雰囲気の4コマ(8コマ)マンガの走りだった。その系統にみずしなは位置づけられると思う。まだ誰か忘れてたらゴメンナサイ。 アバコのラウンジでカツ丼(メニューには「カツ重」と書いてあるが、あきらかに容器は重箱系じゃなく、うどんとかも入れるドンブリに入って出てくる)を食ってると、昼のNHKニュースで、地獄先生あ〜べ〜((C)カダフィ企画)こと薬害エイズの安部英に無罪判決が出たと言ってて驚く。正直「そんなアホな」という思い。「安部が当時、非加熱製剤の危険性を知り得なかった」というのが無罪の根拠だそうだが、そうだったっけ? 昔、薬害エイズがメインだった頃の『ゴーマニズム宣言』によると、安部は当初非加熱製剤の危険性を口にしていたのを、ミドリ十字とかバイエルと結託していきなり「非加熱は安全」と言い出して現在に至るんじゃなかったっけか? てゆうか、当時の血友病の第一人者が本当に知らなかったとしたら、日本医学界の情報収集能力ってそんなもんなのか? かえって怖いぞ。 若干残業。めんどくさいから帰りに天下一品で並一丁。新宿書店のディスカウントコーナーで鋭利菊のすごいマンガなどゲットして21時ごろ帰宅。近所のマンション前には見事な夜桜。東京は今日が満開か。週末まで保ってくれよ。TVのニュースによると、鹿児島ではまだ開花宣言が出てないとのことでまた驚く。冬があんまり寒くなかったせいらしい。こういうこともあるんだな。 読売夕刊でも「安部無罪」が一面・社会面と大きく取り上げられている。その中で、1983年の会議で安部が「非加熱コワイ」と発言した記録が、ポンと紹介されていた。そうそう、たしかにこれ『ゴー宣』でも書いてた。キャプションには、「裁判で証拠採用された」という衝撃の事実も。こういうクリティカルな資料をさらりと紹介するセンス、なかなかクールでいい。記事は司法の判断に対して何も言わずとも、読む者が読めば判決の矛盾を一瞬で看取できるというわけで。この点、他の新聞はちゃんとこの点、ツッコミ入れてるのかな。まーこりゃ検察は確実控訴だな。なに考えてんだ東京地裁。 野菜ジュース飲みながらニフやって寝る。 |
| 3月29日(木) |
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せっかく桜が満開になったと思ったら、朝から無粋な雨がばしばし桜を花弁ごとたたき落とす。きのうの夜花見できた人は幸運だったね。 森がきのう、ノルウェー国王の晩餐会をキャンセルし、寿司食いにいったらしい。「天皇中心の神の国」とか口走るんだったら、他の国の王家も尊重してしかるべきではないのか。それに、世界有数のクジラ捕獲国同士、もっと仲良くしてもいいんじゃないか。やっぱり『ウメ星デンカ』並みに軽んぜられてるような気がするぞ、ノルウェー王家。 昼から大学の先生方を交えての企画会議。弁当が出たので食費が浮く。途中、ミッションスクールの経営がけっこう大変(特に地方の、そんなに偏差値高くない学校には受験生がぜんぜん来ないらしい)とか、神学校に若い学生が少なくなった(そのかわり社会人やリタイア組の入学者は多くなったらしい)とかから、「なぜオウムにはあんなに優秀な学生がばんばん入ったのか? その魅力はなにか?」という話に。そりゃ、オウムはエリートのエリート意識をストレートにくすぐってくれたからですよ先生、と言っておく。 科学者とか官僚とか警察とか軍人(自衛隊員)とか、エリートの就く仕事ってぇのはたいがい公共の福祉に奉仕する職種と相場が決まっている。だが、彼らとしちゃ内心「何が悲しゅーてエリートたるボクらが庶民のミナサマに奉仕しなきゃならんのだ」て思いがある。見返りに名誉を求めようにも、そうした職種は「人サマのためになって当たり前」、少しでも不祥事を起こせばマスコミから袋だたきにされる。 エリート予備軍の東大生とかも、世間では色眼鏡で見られ、真面目に生きてると「やっぱ東大生様はお固くて」、ハメを外すと「東大生のくせに」とどっちにしても後ろ指さされ、OBが殺人でもしようもんなら「東大生が殺人!」と報道される。「普通」であることが価値である世界では、エリートや一流校の学生に必要以上に辛く当たる。せちがらい世の中である。 だいたい「優秀な学生」ってぇのはめんどくさい生き物で、「学校名とかで特別扱いをされたくない」、かつ、「俺の能力を認めてほしい」というアンビバレンツな心理をその内面に有している。この微妙な線を、オウムは非常にうまく満足させていた。学校名とか職場の肩書きではなく「その人本人」に直接向き合い(でも、実はスカウトする方は学校名とか職場の肩書きを目印に近寄ってきてるんだけどな)、かつ、その能力を認めてものすごい実験室やら大勢の部下やらを与えてくれるオウム。これほどエリートのエリートゆえのアンビバレンツな欲求を満たしてくれる宗教はほかにないぞ。せいぜいが前者止まり。ましてや、「キリストにならいて、己を低くして人に仕えよ」なんて言われて、誰が己を低くして人に仕えますか。「君らは真理の戦士であると」とか自尊心をコチョコチョされて、「そうだ、俺は他の人間とは違うんだ」と思い込んだほうがどんなに人生楽しいか。 キリスト教も、もっとエリートをテングにさせてくれる要素があればいいんだが。逆にテングの鼻をへし折る教えだもんな。なんたって人類みんな罪人だし。俺みたいに自分の邪悪さをイタいほど自覚している人間ならともかく。せめて、中世ヨーロッパみたいに聖職者の権力が絶大だったらなぁ。そうすりゃみんなこぞってキリスト教主義大学に神学を修めに来ますぜ。なんか荒巻義雄『神世代』(だったっけ)のような世界。 夕方、近藤(ニク魔神じゃなくて「近藤采配」のほうの近藤)のサインが飾ってある八幡鮨で打ち上げ。夜も食費が浮いたぞラッキー。俺は別に王様のパーティーにお呼ばれしてるわけじゃないから、遠慮なく食う(笑)。寿司はもちろん、ぷりぷりしたハマチの刺身、アラ煮などもうまかった。食いだめ食いだめ。久々に日本酒。 ブッシュが「京都議定書」を無視する宣言をしたらしい。「有効性を発揮していない議定書なんぞ守る必要はない」とは契約社会アメーリカらしい言い草。まぁ批准しておいて守らないよりは男らしいかも。今日はもう何も考えられない。 |
| 3月30日(金) |
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きのう酔っぱらってパン買うのを忘れたので、カップヌードルでごまかす。 こないだナップスターを打倒した全米レコード協会(RIAA)等が「20世紀アメリカの歌」を選んだそうだが、その栄えある第一位が「オーバーザレインボー」。まさか海の向こうで某キチ●゛イベースボールファンどもが毎試合、1回の攻撃直前に大合唱しているとは、RIAAも知るまい。名曲は海を越える。 実家に帰って寿司。2日続けて寿司とは豪勢な。『サムソン』バックナンバーなど、持っていくのを忘れた荷物を少々回収。と学会ハッピはどこにやったかなぁ。高かったのに。ついでに食パンなども掠奪。日記ちょこっと更新し、26時過ぎ就寝。 【今日のマンガ】 松本零士『惑星ロボ ダンガードA』2巻(秋田書店)。古書店の100円均一ワゴンにちょっと汚いのがあったのでゲット。 アニメの方も主役メカ・ダンガードAがなかなか出て来ず、延々と一文字タクマの熱血シゴキ訓練が続くという、ある意味空前絶後の番組であったが、マンガ版『ダンガードA』はもっとすごい。2巻しかないのに、サテライザーが出るのがこの第2巻の半ば。しかも出番らしい出番は、ドップラーの戦闘機部隊を衝撃波でぶっこわしたその時の出撃だけ。 ダンガードAに至っては、ラストの見開きページでやっと出てくる。しかも、ネタバレを怖れず書いてしまえば、ダンガードAはバトルの一つもせず、惑星プロメテの先住民に対する友好の証として、そのまんまプロメテの大地に置き去りにされるだけなのである。なんじゃあこりゃあ! いやもうこの衝撃はなんとも表現しづらい。たとえば、もし『機動戦士ガンダム』で、ガンダムがシリーズ通して出て来ず、最終回やっと出たと思ったらジオンとの和平の証にア・バオア・クーに置き去りにされて「完」……となったら諸君はどうする? きっと『エヴァ』の最終回以上の暴動が起こるだろう。松本版『ダンガードA』がどんなに一大事か、分かってくれただろうか。コロコロとかボンボンで、かけ出しのマンガ家がゲームかアニメのコミカライズで同じことをしたら、きっと編集に殴られる。俺が編集でも殴る。でも松本零士だったら、こっちが「許してください」と謝ってしまう。 |
| 3月31日(土)【ここまでは2001.04.22更新】 |
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0930起床。なんだか寒い。 今年度も、1971億円の対中国円借款が決定。あのなぁ、再来年には空母就役させようってぇ金持ち国にそこまでカネ貢いでどうするんだよ。金のかわりにあの空母抵当に取れ。 ダラダラと本の整理&日記の更新。 NHK『生活笑百科』、ゲスト相談員が大西結花、特別相談員がキダタロー。こんなところで何故大西結花、と思ったが、これがまた意外なほどなじむなじむ。聞くとネイティブ関西人らしくて、上沼相談員・キダ先生とのトリオの呼吸も自然。しかし、大西結花の法律相談というのも実感こもってそうで観ててドキドキしてくる。実はこれほど『生活笑百科』向きのキャラもいないんじゃないか。 TVを消し、ちょっと窓を開けてみるといつのまにやら粉雪。窓が曇りガラスなもんで分からなかった。しかし冗談キツいぞ。桜が満開になってからの雪といえば13年ぶりぐらいか。これが本当の桜吹雪、ってオイ。あ〜あ、これで今年の所沢の桜は確実終わりだな。 夕方、さぼてんのロースカツ弁当を買う。雪は上がっていたが、空気がすっかり冷却され、冬にタイムスリップしたような寒さ。手袋しまってなくて助かった。夕食むさぼりながら『HUNTER×HUNTER』最終回。いちおう原作に沿った形。 コーラスの練習。出がけに、また新入居者と会う。まずミリオン出版の雑誌にゃ載らなさそうなほえっとした新大学生(推定)と母親(推定)が、不動産屋のおねいさん(推定)に集合ポストのダイヤルの使い方をレクチャーされていた。いろんな奴が住むもんだ。俺がダントツで異色の入居者だろうけどな。帰りに行政道路沿いのブックオフに寄る。帰って寝る。 |
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