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| 8月1日(水) |
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また7時起き・朝食抜き。職場でコンビニおにぎり1個。 昼、残った16ページ分印刷。本文コピー代、しめて21,887円。またコンビニでサンドイッチ。食生活がすっかりジャンクに。3回食べてるだけまだいいか。 午後、張り詰めていた精神が刷了でふっと弛緩。眠くて生ける鹿羽根状態。この3日で睡眠計14時間。常人なら甘えんなバカヤロウってなもんだおるが、俺にとっては致死すれすれのレベル。 さぼてんでミックス弁当。ごはん大盛り。やる気十分。キムチの瓶も出してぺろりと平らげ、本文用紙の仮組み。さっそく事実誤認をひとつ見つける。西村新人類さんに鼻で笑われそう。 今回はほんとに教科書ネタの料理で苦労した。ミギもヒダリも同じような戦いをしてて、ミギを笑うとヒダリにも響き、ヒダリを笑うとミギにも響く。とは言え「どっちもどっち」で済まされる問題ではないし。 その教科書ネタも新情報続々。東京都の養護学校で例の教科書を使うとかなんとか。「神話」にヒルコの話が載ってたら即アウトなんだけどねー。うまいぐあいに省いてやがる。 選挙が終わったとたんに噴出する小泉=真紀子ラインのガタガタ。「反対勢力」も現金なもんだ。 またこないだと同じメアドから、サーカムメール続々。さっさとワクチン打て。マックユーザーでOutlook Expressも使ってない俺には対岸の火事状態なんだが。しかし、ウィルスやワームを「窓ユーザーへの天罰だ」と言うつもりはない。そりゃエイズを「ホモへの天罰だ」と言うのと同じぐらいの暴論なので、林檎ファンはきをつけようね。 |
| 8月2日(木) |
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涼しい。窓を開けるだけで耐えられる。 今日から製本開始。でも11時過ぎまで洗濯とか掃除でぐずぐず。かぎりなく昼飯に近い時間帯に朝飯食って、やっと手をつける。 BGMはサウスパーク、所ジョージ、アル・ヤンコビック、などなど適当に。NOW『Beeper Love』、言うまでもなく、『コスモス』の時間帯で大昔やっていたアニメ『ママはぽよぽよザウルスがお好き』の主題歌だが、アニメで使っていたのは歌詞を番組用に変えた短縮版で、原曲は5分もある大曲。1995年10月リリースってことは、EAST END×YURIなどの徒花を根雪として、ヒップホップが日本に定着しそうでまだしてなかった微妙な時代。まさにそんな時代をカーボンコピーしたような楽曲と言い、ポケベル中毒少女の恋を歌った歌詞と言い、当時の風俗をピンポイントで保存した貴重な歌。歌ってる女の子3人組も、若干日焼けはしているがまだガングロってほどではなく、ヤマンバどころかメイクもほとんどなし。まことタイムカプセルというかプレパラートのようなシングルである。 こないだの「プロパガンダ」の話で、たとえ話をひとつ。いいか、たとえば、の話だからな。これは決して俺の本心とか本音の歴史認識じゃないぞ。 たとえば、だ。プロパガンダの仕方によれば、日本はコリアンに、「君ら朝鮮半島が無能な李氏朝鮮王朝のおかげで中国やロシアに征服されそうだったから、先に王朝を倒して日本の領土にして、君らを守ってあげたんだ」みたいな宣伝をすることもできたんだ。そしたら、半世紀うらまれるどころか、かえって感謝さえされただろう。 「それはいくらなんでも無茶だ」と言う貴方。貴方は、核兵器落とされながら「原爆の洗礼」とか言ってありがたがってる国があることを知らないのか? そういうことだ。戦場でもなんでもない都市への核兵器使用という暴虐すらゴマカシてしまったアメーリカのプロパガンダ術。大日本帝国にもそのくらいの知恵があれば……ねぇ。 16時、TBSのアニメ。五つ子のやつ、TBSらしい可もなく不可もないそこそこ無難な出来。『デ・ジ・キャラット』、まともに見るのは初めてで、セリフを聞き取るのに一苦労。そういえばこいつも不法入国宇宙人。目からビームは星力? 『ポケモン』。うおお〜声優で角田師範登場じゃ〜。暑苦しいんじゃ〜。「おはスタ」や各種バラエティで鍛えられたせいか、案外うまいんじゃ〜。 北方領土サンマ漁をロシアが勝手に韓国に許可した話。完全にロシアのルール違反だし、領土問題でモメている場所と知りながらロシアと政府レベルで交渉した韓国も、盗品と知りながら画商から絵を買ったようなもんだ。だが、日本政府の泥縄ぶりも納得いかない。教科書への抗議程度に「主権の侵害だ」とか言うぐらいなら、なぜこっちの大問題を半年も放置していたんだか。夢はただ願って叶うものじゃないから。 23時過ぎ、さすがにアニソンやロック系はアレなので、ヴォリュームしぼって「オルガン小曲集」&「シューブラー・コラール集」(マリー=クレール・アラン)。つい一と月前までは本業のほうでコレに振り回されていたっけ。そういえば編集者の労をねぎらって一席設けるという話はどうなったんだっけ。もはや当方も著者もそれどころではないが。 24時過ぎ、120冊分素体組み立てたところで寝る。 【今日の面白アクセス】 フレッシュアイで「呪い」で検索して来た人。そりゃ「みんな呪ってやる」なんてコンテンツが30もあればロボット反応するよな。ごめんなさい、のろわないで……。 |
| 8月3日(金) |
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今日も地道に製本。単純作業を続けていると、脳味噌の空きメモリがヒマを持て余し、 まんまとだまされて 投票をして 猫も杓子も 自民は受かり ついに安定過半数 いまさらあとへはひけないぞ だから用済み 小泉さん と、出来の悪い替え歌(というよりはほとんど別の歌詞)が出てきたりする。ちなみに元歌はレインボーマン。あと、ちょっと息抜きに、知人に暑中見舞いを出したりする。 今日も夕方はTBS。五つ子アニメ。前半、このオチはちょっと油断していた。直球ど真ん中を見逃し三振した思い。後半、くうー普通の話ー。『デ・ジ・キャラット』。前半、なんだこれは。後半、最後のオバケが油断ならねぇ。めちゃめちゃにもほどがあるぞ。こうまで視聴者に挑みかかるようなアニメというのも古今あまり例がなし。 1830、200冊分素体組み立て完了。作業時間のべ20時間ってとこか。これだけ作っておけば売り切れることはあるまい。 NHKニュース。西尾幹二かと思ったら中山太郎だった。なつかしいな。今まで選挙対策で地下に潜っていた自民党ロートル軍団が徐々にわいて出てきた模様。赤ちゃん泥棒事件。被害者のパパが、被害者と似ても似つかぬなかなか美形の優男なのに、いろいろ邪推がわいてくる。 ちょっと掲示板につないでみたら、なんとあのリゾコミで発掘した沖縄の天才同人作家・崇芽侖(あがめろん)さんが書き込み。サイトがあったとはつゆ知らず、さっそくジャンプ。作業が一段落したこともあり、じっくり見入ってしまう。 さらに余裕こいて、開設者プロフィールのマイフェイバリット欄に『サウスパーク』のカイルなどを追加。ぐっずり寝る。 【今日の暴言】 なぜ従軍慰安婦には「おいらん淵」方式を取らなかった?(←待てコラ) |
| 8月4日(土) |
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0950起床、はじめてOPからEDまで通して『ののちゃん』観る。調子っぱずれの大谷育江の歌がかわいい。そーか地底人って青かったのか。ガミラス人? 製本作業が峠を越したもんですっかりダラケる。気温涼しく、いい風が吹く。気持良さにダラケにも拍車がかかり。まーそれでもダメはダメなりに地道に、素体に表紙用紙を取りつけていく。 なんとなく手近にあった、コサキン基礎知識のテープ(たしか1993年4月)を聴く。まだ売り出し中のキャイーンのぎこちないラジオコントがなんとも。『いいとも』に初登場した頃か。『スターボウリング』に出た話をうれしそうに告知していたのが初々しすぎる。リスナーのかわのえりこへの不信感は相当なものがあったんだなー。当時は2ちゃんねるとかなかったからよかったようなものの、今だったらニセリスナーだのなんだのとボロクソだったろう。キャイーンにしてもかわの(ローバー美々)にしても隔世の感。しかしウドは変わらないなぁ。「車だん吉のテーマ」ことD.G.ガレスピーの"Swing Row, Sweet Cadilac"も入ってた。イーバリバリバリバリバリバリバリバリ。「マッチョドラゴン」、今聴くと『ベルセルク』のモズグズ拷問隊の車刑担当が歌ってるみたい。「長嶋茂雄のウィスパーカード」フルコーラスも貴重。すでに新人当時から、ホームラン打ってベースを踏み忘れるなど数々の天然伝説を造り上げていたとは、つくづく偉大な男である。こういう選手がいられた時代の野球はさぞ面白かったんだろうな。 表紙用紙取りつけ100冊を越えたあたりで眠くなり、1700夕寝。起きたら1845。あちゃー『コスモス』見逃したー。 夕飯食べずに合唱の練習。寝起きのせいかぜんぜん声が出ない。どうでもいいけど「Kyrie」と言い「Gloria」と言い、ミサ典礼文って「L」と「R」を区別できない日本人をバカにするために作られたような気が。2130過ぎ帰宅。豚の味噌漬けを焼く。 ゴールデン洋画劇場、ついに『タイタニック』解禁か(放映は月末)。えひめ丸の事故直後は「1年待つ」とかなんとか言ってたような気がするが、早かったな。引き上げもまだなのに。 今日は125冊で終了。なまけるなー氏んじゃえー。 |
| 8月5日(日) |
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きのうの遅れを取り戻すべく、朝から新刊の製本作業。 でも日曜朝のお務めは欠かさず。『デジテマ』後半。実は薔薇系だったことが判明した薔ジ薇モン、もといヴァジラモン。あわやレナモン貞操の危機ー!?という展開にはならず。そこまで日本のゲイ文化は成熟しておらん。しかし「お前とは戦いたくない!」ってまるで牛のほうがいいもんのような。最近とみに傍観者モードが板についてきた山木室長の悲哀が。『コメ☆』、やっとクーミン登場。適度なおばさん声が、落ちついた役どころに絶妙にハマってる。これは驚いた。しかもスピカおばさまのキャラデザもすごくいいし。クーミンに転ぶ若いオタクが続々発生するのではと予想。「家は住む人の心を写し出す」と聞いて、ふと足の踏み場もない我が家を見回し大いに肯定。夏コミ終わったら大掃除だぼー。花火の至近距離爆発にもビクともしない装甲はさすがメテオ様、ヤークトティーゲル級の打たれ強さ。マハトマばりにハンガーストライキに突入した双子に食糧摂取を督促するコメットさんがぽろっと言ったセリフ「パパやママのお世話になってるんだから、わがまま言えないよ……」が、ラストのおばさまの「いろいろ我慢してたこともあったでしょう」とリンクしてどきっとする(←深読みしすぎ?)。脳天気そうに見えて、実は主人公なりに居候の身分を自覚していた模様。本編では描かれてないだけで、肉体労働の多い藤吉家では恒常的に相当ハードな労役を強いられていたものと。Arbeit Macht Freiだぼー(←それ違う)。不法滞在宇宙人には労働基準法も児童福祉法もないんだぼー。てゆうかMIBは何やってるんだぼー。何やってると言えば本来の任務を忘れて自分が輝きを見つけるんじゃないラバボー。「とまらないとまらない丸いからとまらないー!」最高。しかもダブル! そのあとのグレート草津トルコの旅。今日はトルコ空手(日本の空手を習ったトルコ人が始めたやつ)とハマム(本場のトルコ風呂)、ってまたホモくさい展開。とまどう草津に伸びるあかすり親父の魔の手! トルコ料理がフレンチ・チャイナと並ぶ世界三大料理とは初耳だが、たしかにドネルケバブだけでなくあれこれうまそう。多方向から文化が流入する地域は、メシも洗練されていくらしい。ただし食物規定の厳しすぎるユダヤは例外。 ビデオ巻き戻して『パワパフ』。前半、モンスターに本来の自分を取り戻してもらうなよガールズ。『牙吠』。ビリヤードで戦うヒーローとは前代未聞なり。ちょっと驚いたぞ。で、ウラ様爆死、象もキリンも白クマ黒クマも元に戻ってとりあえずめでたしめでたし。『アギト』。ショックのあまりまた記憶喪失に逆戻り〜ってわけか。いいのかそれで。 ここまで観たとこで残り75冊の表紙用紙取りつけ完了。昼飯&気分転換にモスへ。モスバーガーセットを腹におさめながら装丁案考える。 帰ってビデオで『もジャ魔女』。あいちゃんの両親やっぱりヨリ戻らずの巻。もっとも生きる場が違う以上、復縁したところで同様のコンフリクトは起こるわけで。それこそ最終解決としてはおかーちゃんがキッパリ仕事やめるか、おとーちゃんが急におかーちゃんの仕事に理解を示すかしかないが、まずどっちも可能性は低い。そこを無理に力技で克服してしまったら『どれみ』じゃなくなるし。掲示板が消えかかる意味がよくわからなかったが、影山脚本としてはアタリではないかと。 改めて『デジテマ』最初から。カメラを嫌がるルキ、実は幼児期に児童ポ●ノに出演させられたトラウマが、とか男性向けな黒設定が瞬時に閃くおのれがイヤになる。やすらかに氏ね>俺。 やっつけ仕事で超手抜きの装丁(ほとんど文字のみ)完成、版下作る。1700、今にも雨が降りそうな空だが時間がないので印刷強行。あんのじょう帰りにパラパラと来るが、B4もすっぽり入るニューカバンのおかげで全然無事。 コンビニおにぎりと、きのう焼いた豚味噌の余りを食べて、印刷した表紙絵をカット。ここまで来ればあとは早い。今日中にカタがつく。しかしこの期に及んで、表紙用紙のくるみ色と表紙絵の濃クリーム色が、ぜんぜんマッチしない。もっと検討するんだったと今さら悔やむ。なんだか急にモチベーションを失い、今日の作業はここまでってことで。 |
| 8月6日(月) |
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高校で友人に今度の新刊の表紙を見せて「これ、面白いか?」と聞く夢を見る。よっぽど出来が不満らしい。 通勤途中に夏コミのカタログチェックをしようと目論むも、座ったとたんに目がしょぼつき、そのままぐーと寝てしまう。 代休を利用し、水曜から来週月曜までの豪華6連休を承認させる。これでコミケ前に本作りの疲れを癒せそうだ。 日中はめちゃ眠。午後また銀座で会議。今回は、会議中はわりと頭しっかりしていた。 帰宅すると飛沢さんから暑中見舞。今度の旅行で撮ってきた、マンゴー味の甘酒(!)の写真。つくづく毎度毎度ヘンなものを見つけてくるのが得意な方である。実はと学会の素質あるかも。 『ニュースステーション』、ナマ野中広務登場。靖国のA級戦犯合祀には反対の模様。誰がとるべきだったとまでは言わなかったものの「戦争責任」にまで言及して、久米も驚いていた。ここまで刺激的な番組になるとは思わなかった。ビデオ回してなかったのが悔やまれ。いいのか橋本派。 因幡の海水浴場にシュモクザメ。「ガオハンマーヘッドウォッチング」ということで子供客を誘致できんだろうか。ってオイ。これで被害者でも出たら、ガオハンターが合体できなくなるのか。 新刊の表紙問題。今になって悔やんでもせんないので、まー200冊作り続ければ自分でも見慣れるだろうと必死で思い込み、取りつけ作業開始。今日のところは100冊完成。 |
| 8月7日(火)【ここまでは2001.09.23更新】 |
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コミケ前に片付けるべき仕事を片付けに職場へ。 バンチ読む。『ターキー』。髪止めの伏線がすげー絶妙。「そんなバカな」ってな使い方だが、アルマジロが人語を介するこのマンガなら全然オッケーの範疇。脂が乗ってるなぁにわのまこと。『ワイルドリーガー』。ぜってー現実の球界にはこんな話ねーよ!とは思うものの、つくづく俺のツボをあたたたと突くマンガだなオイ。蓮くんの「友部選手、サインください!」に俺も激涙。秋葉のことも忘れてなくてよかった(笑)。今後、夏門をめぐって秋葉とワイルドハンズの火花飛び散る三角関係が(わくわく)。それに御園生もからんで(どきどき)。ってそんな『MAJOR』みたいな読み方してたらダメっスか? 岸大武郎の月イチ連載『せんせい』。これも電車の中じゃなかったら最後のページでわんわん泣くところだった。こういう師弟話にも弱いんだ俺。北野武は果報者ぞ。Video Killed the Live Starってなお話の都合上、TV媒体でのし上がってきたコント55号を必要以上に軽薄に描くのは仕方ないんだろうけど、でも大将にもそれなりの苦闘はあったんだろうけど、えーと、まあいいや。『蒼天の拳』。仁星のシュウ親子かシャチのような展開に。好きだねぇ。こういう耐えて耐えて最後にどかーんとカタルシスって展開、日本人にはウケるのよねぇ。 仕事、ふしぎにも後顧の憂なきところまでテキパキ進んでしまう。やっぱり神様っているよ(笑)。 帰ってテレビをつけてみると、東京都教育委員会が養護学校に例の教科書を採択、とのニュース。「言うだけ番長」こと石原都知事の数少ない業績としては、日ノ出町ゴミ処分場用地強制収用以来である。パンドラの箱(つくる会側にとっては大きな風穴)が開いたというところか。これで各自治体でもなだれを打ってアレを採択するところが出てくるかもしれない。面白いことになりそうだ。と言いつつなんか脱力。日本はどこまでバカになっていくのだろう。 一般の公立学校と違って、養護学校で使う教科書は、都道府県単位の教育委員会に採択の権限がある。して、その都道府県の教育委員は知事が任命する。つまり、知事がミギバカならその意向に沿った教育委員が揃うわけで。今回の採択は当然といえば当然の結果といえよう。この責めは、ひとえに石原を都知事にした東京都民の上にかかってこよう。 「その日あなたたちは、自分が選んだ王のゆえに、泣き叫ぶ。しかし、主はその日、あなたたちに答えてはくださらない」(「サムエル記上」8章18節)。現実にならないよう祈る。 |
| 8月8日(水) |
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今日から優雅なコミケ休み。新刊『MR017』、残り100冊を仕上げる。 甲子園開幕戦、常総学院対上宮太子。今回はPLが出てないから大阪大会めちゃめちゃだった模様。案の定あっさり負けるし>上宮太子。野原家がゲスト出演した回のコサキンをまた聴く。飯尾「いいとも」進出話に、8年前のキャイーン進出を思う。 冬コミに出した『MR016』も、材料が残っていた28冊製本完了。店頭用POPもしこしこ作る。今回こそ怒られるぞ。よそにこんな絵が貼ってあったら俺なら殴り込む。 ネット接続。5月のコミティアで見つけたすごく絵のかわいいマンガ家さん、國津武士氏がBBS来訪。実は以前からウチのサイトを御存知だったと伺い恐縮するとともに驚く。コミティアで氏の本を手に取ったのも星の子の導き@コメットさん☆だったのか。 『ニュースステーション』。こないだ沖縄で殺人があったと思ったら、こんどは北海道で殺人。どうも動機というか経過がよくわからない。供述によると、母親がカギをかけずに買い物に出た隙に物取りに入るという計画的犯行のくせに、子供がいたと知らず侵入、騒がれて衝動的に刺したというのが不可解。自分の段取りが狂うとすぐパニックに陥る奴とみた。 愛媛県でも養護学校4校で例の教科書採択。愛媛にもミギバカ知事がいたためだ。靖国と言い、この半年かそこらで一気に海流が変わったかのような感覚。 ふと、地下鉄サリンの日のことを思い出した。あの日、午前中TVで「地下鉄で有毒ガス発生・死傷者多数」のニュースを見てから、昼飯を食いに外に出て早稲田通りを歩いた。いい天気で、馬場下の交差点は学生だの社会人だのがいつもどおりてくてく歩いていた。だが、足の下を走る地下鉄東西線、その彼方は丸ノ内線、日比谷線、千代田線と繋がっている。毒ガスの発生源は確実に早稲田と直結している。ふだんはミニマムに絞っている感性のツマミを目盛り1つ分上げるだけで、足の裏からじわじわと毒ガスに侵されていくような不気味さを感じて、立っているのも怖くなってくる。その感覚と、眼前に光学情報として展開するいつもの日常とのギャップを、脳味噌が並列処理しきれない。この、「足元でとんでもない事が起きているのに自分の周囲はまったく日常のまま」という気持ち悪い感覚が、久しぶりに甦ってきた。 それにしても「韓国・中国の要求に屈するな」と言っている人たちは、どこまで実物を読んでいるんだろうか。俺も昔の日記をあさってみると、実物読んでいない時点では彼らと同様のことを書いていたんで、あまりでかい口はたたけないんだが、そのへん気になるところ。 実際の話、普通学級でも持て余すボリュームの教科書を、より授業時間の短い養護学校でどうしろと言うつもりだ。彼らにとって例の教科書は、すでに「日本の矜持」の象徴であり、中身の出来はどうでもいいと見える。もちろん彼らに言わせれば「検定を通った以上、出来は保証されている」となるんだろうが、その検定自体、例の教科書が通過した後になって間違いを自主修正されるほど権威のないものだし(権威を失墜させたのはまぎれもなく「つくる会」)。つまり、「公立学校で採用された」という事実だけが、彼らには重要なのである。それがいかに実態のないものであろうと、「名」だけあれば十分ということか。これでも『ゴー宣』には大勝利のように描かれるのかもしれんが。 英霊(と言う名の、国家に無駄死にを強いられた民衆)たちも、戦争をイメージの世界でしか知らん世代の暴走にはさぞ頭を痛めておられることだろう。すみません、こんなになるまでほっといて。 【今日のアクセス解析】 「メテオ様」「ドイツ」で検索かけて、5月の日記にひっかかった人約1名。「様」をつけて検索するところがイカすったらイカすのよー!(もっとも「様」つけないと映画『メテオ』とかFFの魔法とか『電童』とかいくらでも引っかかるし)。 |
| 8月9日(木) |
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0830起床。新刊『MR017』200冊、ノリも乾きロールアウト。一度に200冊製本したのは初めてなれば、これだけ並ぶとただただ壮観。これが半日で消えるんだよなぁ。消えてもらわんと困るんだけど。 贈呈用の20冊を取り置き、180冊を箱に詰める。これだけあればまず売り切れるこたぁあるまい。とか言って大量に余ったらなさけないなぁ。夏は冬より売れ行きが落ち込むという経験即もあるし。まぁ万一売り切れてまた閉場まで平身低頭謝り続けるよりは、余るほうがまだマシ。 コミケ出店の準備はほぼ終わったが、まだ大切なことが残っていた。というわけで、半分ほど残っていたカタログチェックの続き。一仕事である。 ネットで『コメ☆』のことをちょっと調べる。不覚にも知らなかったが、おけやあきらって『ぶぶチャチャ』も書いてたのか。あれもいまだ根強いファンが多い、名作のほまれ高きアニメと聞く。世にあまり知られぬ才能って、掘れば掘るほど出てくるもんであるなぁ。 夕方ニュース。きのうの北海道殺人事件の犯人、ヒトのこたぁ言えんが、宅間くんとはまた別の方向で知能低そうなツラだな。ダウナー系のバカ。弱そうな双羽黒というか。逃走中に自分の母親に遭って「逃げ切れない」と思って出頭したというのもなんかなさけない。鳥取のサメ、はえなわ漁作戦で1匹とっつかまえたらしい。ただしガオハンマーヘッドみたいなでかいのじゃなくて1メートルちょいの子ザメ。しかもメスとのこと。なんか少女をよってたかってリンチしてるような罪悪感さえ覚える。パスワードギって他人のメール盗み見してた女が逮捕。エシュロンもなんとかしてくれ。 「男だらけのCCさくら」こと『C3B』を委託できるかできないかずっとヤキモキしていたが、夜2200ごろやっと版元の【外道会館】と連絡が取れる。電話に出た総帥のともよ氏、なかなか人なつっこいタイプの方。あちこちのサークルと手広く友好関係を結んでいるのもうなずける。ずっと「しーすりーびー」って読んでたけど、正式には「しーさんびー」と呼ぶらしい。明日の夏コミ1日めで現物受け渡しということに。 |
| 8月10日(金) |
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0530起床。0635発の電車で一路有明へ向かう。初めて高田馬場→飯田橋経由のコースを試してみる。新木場駅、むわっとする暑さ。 なんだかんだで有明到着は0840。明後日は5時起きだな。 今日は、3日めのお手伝いを頼んでいるタンチャンさんのパロディPCエンブレムのお店で労役に就く。児玉さんも委託。「『MR017』も置いたら?」と言われたので、お言葉に甘えて、贈呈用などに持ってきていた十数冊を置かせていただく。たぶん身内以外の先行販売は初めて。田野さん来訪。コサキン本編から毒が抜けていくのと反比例し、リスナー同人誌はどんどん悪のオーラが増していってるように思う。 昼前、買い物に出る。國津武士さんにごあいさつ。ちょっと大物になりそうな雰囲気の人。恰幅のいい体型というのもあるが。もったいなくも新刊(ロックマン本)をいただく。やっぱりかわいい〜。ぐっちょんぐっちょんのエロよりも、こういう張りのあるきれいな絵でソフトなエロを見せてくれるほうが個人的にはとっつきやすし。男女問わずウケるタイプじゃないかな。 けふりんさんのお店にも。ガンパレのソフトなボーイズラブ本購入。『コメ☆』話を振られて「そう、メテオ様いいですよねー!」と言ったら、「ああ、そっちの方ですか……(冷)」と呆れられる。い、いや、萌えとかそういう話じゃなくて、お話全体におけるメテオ様というキャラの重要性とかそっちの評価をしようと思ったんだが、完全に軽蔑された模様(涙)。「メテオさん」じゃなくて「様」づけで呼んだのがいかんかったかのう(←クリティカル)。 あとはコサキン、伊集院光、モンティパイソンなどサークルチェックしたところをぐるりと回り、「リップルアイランド」攻略本に懐かしくなったり、そういえば【アーティスツカンパニー】の作風と「リップル」って通じるものがあるような気がするけど飛沢さんもプレイしたことがあるのかなとか妄想したり、ふと見かけた立川ボーイズBE(立川志ら乃・らく次)の同人誌なども買ったり。屋台の牛丼をそのへんのベンチで食って本陣に帰投。 1400ごろ【外道会館】のともよ総帥来店。人なつっこそうだが野望に燃える、起業家タイプの方と見た。昨夜新作CD-ROMの焼き増しを数十枚こなして、そのまま東名をひた走り今朝有明入りしたとのこと。【カダフィ】の西田総帥もそうだが、名古屋・東海方面の同人ってタフだなぁ。『C3B』のビデオ4本と、新作『極C3B 西へ……』10枚を受け取りその場で精算。 それにしても今日の暑さはなかなかのもの。すぐ目の前で女性参加者がばったりと倒れ、スタッフや近くのサークルの人によってたかって介抱されていた。与えられたスポーツドリンクをバキュームカーのような勢いで飲んでいたから、典型的熱中症と見られ。明後日もこんな感じの暑さなんだろうか、とほほ。暑さ対策は万全を期さねば。 1600終了。20冊持ってきていた『MR017』は、國津さんらに贈呈した6冊も含めきれいさっぱりなくなる。念のため増産しなきゃな。3人で1階のカフェに入り、食事をしながら駅前の混雑が引くのを待つ。1700ごろ撤退。へろへろと帰る。 このままでは明日以降の贈呈用どころか準備会見本誌もないので『MR017』10冊増産し、ライムなしキューバリバー(有り体に言えばラムコーク)を一杯あおる。寝る前に、動作チェックを兼ねて、【外道会館】の新作CD-ROM『極C3B 西へ……』を再生。 個人的感想で恐縮ではあるが、非常に残念ながら、前回の『C3B』の面白い要素を全て削ぎ落としたという印象。まず登場人物がケロちゃんとスピネルだけで、前作であれだけ愛嬌と恐怖を振りまいていたさくらも知代も出てこない。さらに、前作で観る者のハートをいきなり鷲掴みにした、文字どおり「つかみはオッケー」のあの実写版オープニングもない(今度は「あいあまどり〜ま〜、ひそむぱ〜わ〜♪」と男声合唱でやってくれると期待したのに)。これでまず、前作にあった「『さくら』の過激なパロディ」というカラーが消し飛んでしまった。 また、前作では、ゲーセンや雑踏の中で男たちがあの衣装に身を包み決死のロケを敢行するという、一種「羞恥プレイ」的可笑しさがあったのが、今回は休日にロケが行われたせいか、背景は人の少ない小さな公園とか、シャッターの閉まったままの人通りのない商店街ばかり。ここはやはり前作同様、日テレやCXの新米アナにでもなったつもりで命をかけて雑踏ロケを遂行してほしかった。 さらに興を削がれたのは、他に3名のキャラクターが登場するのだが、カメラマンはいいとして残り2人は「さくら」と関係のないただの私服の一般人。しかも1人は女性。『聖ジェルノン』などでもそうだが、こういう同人ビデオに女性が登場し、しかもしっかり演技をしてくれるのは極めて珍しく、製作者の交渉能力は高く評価できる。しかし本作に限って言えば、女性が出てきたことのメリットはあまり感じられない。かえって、前作の「男だけで演じる『さくら』」という逆宝塚状態の醸し出していたユーモアを、一気に萎えさせるデメリットのほうが強かったのではなかろうか。 前作全体に漂っていたバカ(ほめ言葉)パワーも格段に落ちていた。前作は凄かった。前述のオープニングから本編、エンディング、その後の「外道会館の歌(『空手バカ一代』の替え歌)」の迫力、メイキング、オマケ映像に至るまで、あれほどバカ(ほめ言葉)に満ちあふれたビデオは、商業映画でもなかなかお目にかかれない。それに比べると今回は、なんだか腰が引けている印象を受けた。実際、本作を観てから前作をまた観たが、やっぱり倒れるほど面白い。委託で預かった4本のうち1本を早々に自分のビデオラックにしまいこんでしまったほどだ。 前作『C3B』が何かのまちがいでたまたま極端に面白くなってしまっただけ、とは思えない。あれだけのものを作れるポテンシャルを【外道会館】は確実に持っているはずである。今回は機構改編など難しい状況の中で製作されたということはあろうが、客は内部事情まで込みで作品を観てはくれまい。いろんな表現方法を模索する態度は結構だが、『C3B』の名を冠するなら、やはり基本は前作の路線を踏襲したほうがよかったのではなかろうか。路線変更は何がなんでもダメ、と言っているのではない。路線変更の効果が見られないのが残念なのだ。『極C3B』を最初に観る客ならともかく、『C3B』を観てしまった者としては、あまりに物足りない内容だった。ファン感情としては前作同様のクオリティで製作してほしかった。たとえそれがいつになっても、少なくとも俺は待ったぞ。 かなり苦言を呈したが、もし万が一読んでいたら、それだけ当方が期待をかけているゆえと解釈していただければ幸いである>関係者の皆様。 あと、見本でいただいた『お米アンソロジー 提督の決断』の実写版ジャイアントロボは笑った。こういう線の映像に力を入れていけば、全国制覇も夢ではないと思う。それだけの実力は十分持っているんだから。 【今日の面白アクセス】 Yahooで「アトランティス」「戦士」「覚醒」で検索すると、トップにウチが出てくるらしい。いや〜ん。 |
| 8月11日(土)【ここまでは2001.10.02更新】 |
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きのう早起きだったぶんのんびり朝寝を楽しみ、TV観ながら『MR017』もう2冊増刷、および明日使う値札を作る。靖国問題。首相個人はどう思っているか知らんが、別な意図でこの公式参拝を利用しようという連中がいるのが問題なんだ。 『MR017』明日の荷物一式をカートに搭載。夜オフがあるので、最悪どっかのホテルか喫茶店で寝ることも考慮し、洗面用具までカバンに突っ込んで出発。飯田橋で、昨日チェックしておいた有楽町線改札前のコインロッカーに荷物を詰め込む。穴場らしく、大半のロッカーが空いている。 しかしなんぼ知り合いが少ないからと言って、いくらなんでも13時半入場は遅すぎた。まず西で『どれみ』エリアを周り、東地区に入ったのは14時過ぎ。お目当てのサークルやチェックしてたとこは半分ほどが新刊売り切れだったりもう帰ってたり。【たんちん同盟】買い逃したのは痛い。『サウスパーク』サークルも全滅。『みどりのマキバオー』擬人化本も撤退した後。泣きたくなる。柴田エリアを回ってみたら、その数少ない知り合いの室戸さんもいない。泣く。 まーそれでも『パワパフ』の18禁本(あの絵柄のまんまで鬼畜エロ)、特撮(アギト中心)+ジャンプ合体パロ、ルキ&レナモンのすっごくかわいい本などが当たったので、そこそこ満足。『コメ☆』本も結構いいの入手。公園のベンチで暮らしてるコメットさん☆とラバボーがかわいいの〜っ(汗)。チャンピオン系でも『酢めし疑獄』本のかなり上物を発見。ギャグマンガ同人は「原作より笑える本が作れない」という致命的ディスアドヴァンテージを包含しているものだが、ここのは下手したら原作とも遜色ないぐらいの作品まで混ざっていて、原作者カタなし。あ、【さらねずみ】も買えました。うれしい。 配置の関係から立ち寄るのが最後になってしまった【バカオブバカーズ】も、あんのじょう新刊売り切れ。しかし通販をやってくれるとのことでありがたく申し込ませていただく。バカーズほどの老舗でも、やっぱり臨時通販のシステムは去年の冬コミの時のウチと同じで、なんかホッとする。 そういえば、とあるブースにて偽レズカップル目撃。このクソ暑い中、片方が膝の上にもう片方の女を抱いてべったり密着してやがった。渋谷のバカップル(死語)かおまえらは。ツガうなら帰ってからツガえ。てゆうか今帰れ。今度のマンレポに送ってやろうか。ああ暑苦しい。 帰りがてら『ライパク』エリアを歩きながらトリスタン&パーシバル本をフワフワとあさって、15時45分ごろ有明離脱。渋谷に出るのでゆりかもめで新橋へ行こうと思ったが、有明駅大混雑の巻。腹立ったので、少しカネはかかるがりんかい線の天王洲アイル回り航路を試してみることに。アイル駅の接続で、モノレールまでけっこう歩かされる。直結してないのかよ。浜松町行きモノレールに乗ると、ぽつぽつ雨が降り出す。 新橋からザ・ギンザの画廊でやってる開田裕治・高田明美・九月姫各氏らの展覧会「ファンタX」へ。開田先生の、初代マンとバルタン星人がビル街で戦う迫力満点の絵、背景のビル看板に「貼丹証券」と書いてあるのを見つけてショックを受ける。これだけ見事な絵に何のテライもなくこういうベタなギャグを入れる貫禄。GHOST、鈴之助両氏とばったり。3人でタクシーに同乗して渋谷へ。車中、池田小の話などとても書けない話をいろいろと。桜田門に連れて行かれなくてよかった。 唐沢夫妻、黒さん、Gさんらと合流し、和食の店で金成さん迎撃オフ。遅れてあや先生も銀座から。『MR017』、金成さんに4冊売。唐沢先生・あや先生に1冊ずつ呈。鈴之助さんの新刊と交換。帰り道、ニュースにゃ一言も出ない明石将棋倒し事故の裏情報を金成さんから伺う。もちろん書かないけど。もとより被害者の権利は尊重されなければならないが、被害者なら何を言っても(やっても)いいという風潮もまた不正義であろう。 所沢に帰り着いたら久々の豪雨。狭山湖・多摩湖に水が溜まれば都民も潤おうだろう。寝る。 【今日の面白アクセス】 いつのまにか「くりいむレモンリンク集」に入っていた……。またアクセス解析の混線かと思ったらマジだった。 http://www.members.tripod.com/manaminomono/creamlemonlink.html それと、Googleから「バカオブバカーズ」で検索かけてウチの昨年の冬コミ日記にひっかかった貴方。同じく「たんちん同盟」で昨夏コミ日記にひっかかった貴方。お友達になりましょう。てゆうかまさかご本人? |
| 8月12日(日) |
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今日はいよいよ本番。
目覚ましは5時10分ごろにセットしてあったのだが、4時45分ふっと目が覚める。毎度のことだが神経が昂っている模様。「真紀子ー真紀子ー真紀子さーん、外務省追い出せー、オー真紀子ー真紀子ー真紀子さーん、暴言ー大臣、真ー紀子さーん♪」と意味ねぇ替え歌がぽっと出てくるぐらいの暴走程度。ちなみに曲はジェットマンね。メールとBBSとアクセスログのみチェック。今朝はなぜか「山田洋子」で検索してトップページにぶちあたった人がいた。スマソ。 ビデオ録画予約を確認し、0610出発。すいすい接続し、飯田橋で荷物回収、0830有明到着。ゆうべの雨のおかげか、暑さも一段落。それでも十分暑いことは暑いが、一昨日の煮えるような暑さではない。 今回東地区「ム」は、前半分がお色気創作で後半分がウチやカダフィのような「評論で申し込めばいいじゃん」なサークル。お誕生日席のウチは、巨乳系フェチ同人誌のお店の隣というなかなか珍しい配置となった。 0850ごろお手伝いのタンチャンさん到着。パロディPCエンブレムを並べている間に、滝季山さんのブースに御挨拶に伺う。滝季山さん、やはり挨拶回りをされていた開田あや先生と御歓談中。意外な取り合わせだが、特撮つながりのお知り合いか。しばらくお話。こないだBBSに載せた替え歌「おじゃまんが宅間くん」に、「あれはいくらなんでもやりすぎ」とお叱りを受ける。やっぱアウトか、とほほ。『●●!●●!●●!』の声優配置についても議論。滝「ほら、同人誌でよく、1人だけ下手くそな奴のマンガが載ってたりするじゃないですか。あれと同じということで」俺「なるほど。でも、そいつを表紙に持ってくるのはいくらなんでも……」(笑)。その隣、【カダフィ】の西田総帥にも御挨拶。「ココ変」霊能者特集に出てた幽霊かけ軸の画像をTシャツに仕立てた危険物をもらう。怖いもの知らず。あや先生にも高価な新刊をいただき恐縮。こっちは返すものといっても頒価250円のみすぼらしいコピー誌しかないし。 1000、店をタンチャンにまかせ、【団結小屋】の新刊を買いに出たきり同人。『どっこい大作戦』、一度「虎」に置いてみたものの、やはり客の顔が見えないのは手ごたえがないということでやめたそうだ。王さんらしい。HP作りませんかとお誘い(懇願)してみたが、実はパソコン持ってなくて、DCもまだネットに繋いでいないとのこと。たしかに、アナログであれだけ見事なコラージュを作成する技術力があれば、パソコンなどいるまい。てゆうかあれでフォトショップ使った日には、あまりの巧さに、ほんとに不正競争防止法で出版社から訴えられるやもしれぬ。開設は当分先か。今回の新刊は『あずまんが大王』に『バキ』の花山薫をぶちこんだ凶悪マンガがスマッシュヒット。王さん、花山のCVのイメージは緒方恵美と。さすが読み込みが濃い。 あとは【と学会】で学会誌9号をもらったり、いつものところを巡回。オタキング、学会、山本会長、鶴岡さんがずらりと並んで配置されたさまは壮観。もちろん【アーティスツカンパニー】の新刊チェック。飛沢さんのマンガに女性キャラが出るのは珍しいかも(イラストでは時々出てるけど)。男の子もかわいいが、おねーさんキャラもかっこいいー。エティー系では、『ののちゃん』の藤原先生と三宅さんの18禁SMものとか。昨日に引き続き『パワパフ』のエロも見つけるが、こちらは博士の愛を独占したいブロッサムが博士を誘惑するという、比較的ストーリー性のある本。コラムを見るとやはり、例のブロッサムが博士の寵愛を得るべくゴルフクラブを失敬しちゃった回からインスピレーションを受けたそうだ。ゲストの人の書いた6頭身バターカップがちょっとかっこいい。 戦列復帰してみると、売り子がGさんに変わっていた。新刊はすでに70冊ほど売れており、夏にしては快調すぎる減り方に少し不安を覚える。飛沢さん、きくりんさんからお菓子の差し入れがあったとのこと。飛沢さんはもちろんよく知っているが、「きくりん」さんという人がどうしても思い出せない。ヤコブ病か。それと実は釣り銭用の50円玉が不足していることが判明。売り切れと同じぐらい、お客様に迷惑をかける。オウマーのd5656さんなど、ネット関係のお客様も続々。児玉さんの偽造したJR北朝鮮の乗車券(平壌−モスクワ間)に引かれてコミケットトレインの篠原氏が来たり。葛西伸哉さんとか桐生祐狩さんたちも来訪。 電話をかけに少し出かける。その足で、【制服画報】のりちゃーどさんにこないだ雑貨屋で買った南部連合旗模様のナンバープレートを差し入れ。委託新刊『伝記 南部連合国大統領ジェファーソン・デービス』と『エチオピア土人軍』をいただく。どちらもミリタリー系の面目躍如たる力作。帰ってくると、留守中に國津武士さんが来訪、ペプシ差し入れしてくださったとのこと。申し訳なし。ありがたく水分糖分カフェイン補給。Gさんから【沖縄体液軍人会】の本を売ってもらったり、お客様に50円玉をせびったりしてるうちに、1500過ぎ170冊完売。いちどきにこれだけ並べたのはもちろん、売れたのも初めて。一昨日の先行販売や献呈なども含めれば頒布数は余裕で200越えている。カダフィに比べれば微々たるものだが、この不況の折、明るいニュースではある。そろそろ刷り部数300に増やすか。以後、買い逃した常連客の駆け込みも特になく、平穏に閉場を迎える。『MR』バックナンバーもあるだけ完売。委託品も【外道会館】のソフト群はとっくに完売、タンチャン&児玉さんのPCエンブレムも好調。新世紀最初を飾る大勝利とあいなった。カートも折り畳めて幸せ。 撤収後、新田さん、Gさんとともに裏モノオフへ。天王洲周りで行ったら案外早く渋谷着。マクドで時間つぶす。『ぶっとびマンガ大作戦』6号の『ファミコマンドー竜』評を自分のと読み比べ、やっぱり新田さんにはかなわぬとガックリくる。作品世界やストーリー展開を(いろいろ疑問はあってもとりあえず)そのまま受け入れる、幼児のような読み方をする俺に対して、新田さんは確固たる自分の常識感覚を持ったまま作品に当たり、自分の中にわき上がった疑問を徹底的に追求する。双方の評を比較すると、そうした互いの読書姿勢がイヤでも浮き彫りになって恥ずかしい。嘘競演みたいに、一冊のトンデモ本かぶっとびマンガの評をネット論客たちに書かせる残酷なコンテストを催したら面白そうである。それから「九州」へ。ファンタXの片づけがある開田夫妻や本業多忙なひえだ先生など欠席続出で、少々こぢんまりした会に。それでもみんなで夏コミの戦利品を自慢し合い、大いに盛り上がる。ビールがやたら進む。料理が余りまくるが、夏場だけにドギーバックともいくまい。【埼京震学舎】の店先に貼っておいた卑怯ポスターをオークションにかけ(かけるなよ)、105円で売る。 酒の力で家まで帰り着く。シャワーでも浴びるかなーと服を脱ぎ、その前にちょっとベッドに寝ころぶと |
| 8月13日(月)【ここまでは2001.10.06更新】 |
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気がついたら、お嫁に行けなくなりそうな恰好で、ベッドのおしりの方に大の字になって寝っころがっていた。涼しかったからよかったようなものの、もしエアコンつけていたら死んでましたな確実。かがみ☆あきらフォーエヴァー。 9時ごろシャワーざっと浴びて、またごろんとベッドに倒れこみ、3日間の戦利品をぱらぱらめくっているうちに……12時ごろ、ゴミ収集車のスピーカーで目を覚ます。完全に電池切れである。近所のパン屋でサンドイッチ買って巣に持ち帰り、昆虫のようにしょこしょこ補食。きのうのビデオを再生する気力もない。とにかく寝ころんで体力回復を待つ。 夕方、実家からメシ食いに来いと電話があり、夕飯。親が旅行先でがばちょと仕入れてきたウニごはん、ウニ&アワビ汁などを贅沢に食いまくる。調子に乗ってビールもぐいっと。帰ってコーラがぶ飲み。しばらくパソコンを打っていると、22時、胃にものすごい違和感。パソコン消して、伊集院のタイマー録音セット。そしてよろよろとバスルームに倒れ込み、堪能したばかりの海の幸を豪快に(以下略)。ああもったいない。胃の中身を全部出すも、引き続き25時ごろまで本気で悶絶する。ニセフローリングの床にぽたぽた落ちる脂汗。やっぱりかなり身体が参っていた。「生命力がなくなった時はとにかく食って回復する」、という『肥前屋十兵衛』理論は、もともと身体頑強な奴しか実行できない模様。富沢ひとしのうそつき。 |
| 8月14日(火) |
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今日から仕事再開だが大事をとり、腹痛という名目の元に午前中半休。 きのう靖国神社参拝を決行したらしい小泉のニュースなどボーッと観る。不覚にも昨日はTVをつけなかったもんで全然知らなかった。前倒し参拝でウヨサヨ双方にいい顔をしようとしたんだろうが、サヨはサヨで参拝したこと自体を攻撃し、ウヨはウヨで15日を回避したことを攻撃するんだろう。ファンダメンタリストは、自分の要求が100パーセント受け入れられないかぎりは決して黙らない。半端な譲歩などカケラほども評価しちゃくれないもんだ。 ただでさえ昼間でガラガラなのに加え、お盆でまるでローカル線の様相を呈する電車で楽々出勤。ポカリとやわらかいパンで昼食。13時からきっちり17時まで働く。 左足のかかとが痛む。コミケ前はずっと右足甲の外側(サッカーで右に軽いサイドパスを出す時に使う部分)が痛かったんだが。足裏健康法やってる人なら何かわかるかもしれん。 ポカリ3リットル買い込んで帰宅。きのう余らせたツナサンドで夕食。必死で冬コミの申込書を描く。カットなんかもうメチャクチャ。夏コミの「オウムパーク」の1000倍はひどい(悪い意味で)。 尼崎でまた虐待死発覚。今度の被害者、『C3B』のさくら役の人に激似。「ほえ〜」とか言いそう。母親とぜんぜん顔が違うところを見ると、よほど前の夫とそっくりなんだろう。虐待の原因もそのへんにありと見た。それにしても前夫の子が虐待されるケース、多すぎ。ボノボの子殺し本能でも持ち出さないと説明できないなこれは。 そんな折、公共広告機構もついに「ネグレクトをやめよう」ってなCMを投入。なんて時代だ。しかし、シンデレラの例を持ち出すまでもなく、実子庶子継子問わず子供への虐待は古来から山ほどあった。家父長制とか民事不介入とかの壁に阻まれて、闇に葬られてきたそれらの悲劇が顕在化しただけであり、むしろ状況は若干マシになっている、と見ることもできるかもしれない。こんなCMも作られるようになったのもそのおかげ、と。 しかし、実態はどうなんだろうか。核家族化以前の家庭なら、母親がわが子を虐待しようとしても他の家族(姑とか他の兄弟とか)の目があった。家族が子育てに協力することで、母親のストレスは現在よりも(子育てに関してのみ言えば)少なかったんではないのか。そういえば、親と同居してるヤンママヤンパパが虐待に走ったという例は少ないように思う。虐待親が捕まるたびに、ニュースにはどう見ても親子3人住むのがやっとな狭いアパートの玄関先が「現場」として映し出される。それも、気密性の高い、隣近所と顔合わせる必要のない家が多いよな。 もちろん核家族化はアルビン・トフラーの言う引き返し不可能な「楔」であり(すいません『フロン』からの孫引きです)、大家族制に戻ることなど今さら不可能。ヨソモノ同士の集合体である都市共同体で、地縁共同体のように隣近所とのコミュニケーションを無理に深めようとしても、また新たなストレスをためるだけ。となると、現代に適合した監視/援助/ガス抜き機能が必要となる。……それが、現代の「井戸端」たるネットの、今後の役割なのだろう。「ビタミンママ」掲示板とかのように。 とすると現在の状況は、「日の下に新しきものなし」で済ますよりも、やはりパラダイムシフトの過渡期ゆえの混沌状況とみるべきか。虐待家庭におけるネット普及率なんて研究データ、誰かとってない? |
| 8月15日(水) |
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【終戦記念日 暴言特集】 「教育勅語とかけましてー」 『おっと、きょ、教育勅語とかけまして?』 「幸福の科学とときましたー」 『ほ、ほう、幸福の科学ととく……。で、そのココロは?』 「たしかにいいこと言ってるけど、 その程度のこたぁロバだって知ってるよ!」 台湾でよしりんの『台湾論』が激売れしたのは、 あの表紙で、台湾の大人気人形劇 『霹靂布袋戯』本だと間違えられたからって本当ですか? 【終戦記念日 暴言特集 −終−】 猛烈な眠さ。眠りの精がけつまずいて俺の頭から眠り粉をぶちまけたような騒ぎ。それでも生きるため仕事はせねばならぬ。無職の不安と恐怖にくらべれば、なんのこれしき。 昼、郵便局へコミケ申込書を投函しに行ったら、前に並んでたゴ・ベミウ・ギ(人間体)みたいなおねーちゃんも同じピンクの封筒を出してて苦笑。有明で会おう。 仕事帰り、BIG BOX古本市。初期の『天才たけしの元気が出るTV』本(たぶんフライデー襲撃よりも前)、こないだ出たばっかりの爆笑不謹慎本『ダーウィン賞! 究極におろかな人たちが人類を進化させる』(W.ノースカット著、講談社、2001)、ひらがな時代の「ふぁんろーど」数冊ほか6000円。 帰ると、BBSに金成さん情報。 http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-010815-04.html アレフ新たな道場建設計画 例のオウムにマンション貸した世田谷のじーさん、やっぱり「ワシがオウムを更正させる」と思っていたらしい。オウム特有の精神構造やオウムが何をしてきたのかなど、貴方がどれだけ理解しているのかは存じ上げないが、貴方の独断でどうこうできるぐらいだったら苦労はしない。そもそも自分で殺人集団にアジト提供しておいて何が「1歩引く余裕はないのか」だ。こいつもオカムラ鉄工のオヤジみたいに、ケツの毛まで抜かれた挙げ句、上祐に「あなたはゲームに負けたんだ」とあざ笑われるまで分からないんだろうか。これも、オウム事件の風化現象のひとつなのかもしれない。嗚呼。 『NEWS23』8.15特集。特攻隊の生き残り、というじーさんが出てきたが、体験談を聞くとどうも話が特殊。よくよく聞いたら、なんとあの奇想兵器・晴嵐のパイロットだったと言うではないか。あの潜水空母イ-400の関係者が存命だったことにも驚いたが、それ以上にあのウルシー泊地攻撃が特攻作戦だったと知り、愕然とする。晴嵐が爆弾抱えてそのまま特攻する予定だったなんて、超兵器マニア本にはそんなこと一言も書いてなかったぞ。おのれの不覚を思いっきり恥じる。嗚呼。きっと震電が配備されても信濃が沈まなくても、けっきょくは特攻するしかなかったんだろうなぁ。架空戦記ファンよ、これが現実だ。 |
| 8月16日(木) |
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1日30時間寝たいほどの眠さ。きのうよりはマシではあるが。 例の教科書、けっきょく東京と愛媛の養護学校、それに皇學館などごく一部の私立に採用されたにとどまる。イッちゃってる「つくる会」はともかく、扶桑社は営業的にどのくらいの線を予想していたのか。教科書だけではまず採算とれない、と読んだからこそ市販本の強行出版に踏み切ったのだろう。ほんと、市販本がなかったら「社運をかけた出版」がシャレにならなくなるところだった。 BIG BOX古本市。きのうチェックしなかったあたりをサーチ。比較研究用に、幸徳秋水『基督抹殺論』の戦後版、『わが闘争』の戦前版(昭和12年)などが見つかって喜ぶ。『ロリータ』の序文が、LとRの発音の区別をマスターするのに少し役立つというのは新発見。「Lolitaと発音すると、歯ぐきに舌が3回当たる」そうだ。 帰って日曜のビデオ。『牙吠』。「獣医だとネコ語が分かる」って『ガウガウわー太』かよ。シルバーも壊れすぎ。にゃーにゃー。カラオケオルグの胸の「811-121」はどこのメーカーの番号だろう。『アギト』。ギルス人情噺。あ、最後の教会、早稲田教会じゃん。アバコスタジオんとこの。OPに「撮影協力:早稲田奉仕園スコットホール」とかクレジット出てなかったからまんまと不意打ち。ミューズと航空公園以外で知ってる地形が出ると新鮮。『もジャ魔女』。おんぷちゃんだけ魔法文字が読めるとか、6級以上だと植物とコミュニケーションとれるとか、善行をなすと飛び級できるとか、そういえば忘れていた設定がぽろぽろ。一方『デジテマ』は新情報ぞろぞろ。ジェンが功夫習ってるのも初耳ならインプモンが元・飼いデジってのも初耳。 |
| 8月17日(金) |
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いい天気だが、空気が涼しい。気持ちよくて、あやうく朝の電車で寝過ごしかける。 担当本の厖大なゲラを翻訳者へ送りつけ、やっと雑務を処理できる、と思ったら別の下働きが回ってくる。とほほのほ。 帰り道、芳林堂に寄る。谷沢永一が「つくる会」の教科書を絶版にしろと息巻いている本を立ち読み。思想的には味方になるはずの谷沢にすらボロクソ言われるウヨクっていったい何だよ。やっぱり藤岡やよしりんごとき転向ウヨク(思いっきり「記述からマルクス思想がぷんぷん臭ってくる」と見抜かれてやんの)って、根っからの右から見るとジャマ以外の何物でもないんだろうな。あの教科書読んで喜んでいるのもウッスいエセ右翼(石原とかタカ派とかガキとか)ばっかりだし。 帰宅すると、ポストに室戸さんからアギトの某プリペイドカードが。これをゲットする道すがら、思いっきり足を骨折したと聞く。文字どおり骨折りゲットしてきた、岩壁に咲くエーデルワイスの一輪にも等しき貴重な品、かたじけなし。注文していた【バカオブバカーズ】の新刊も到着。原哲夫に捧げる衷心よりの思い、ただ見事の一言。バカを自覚しつつも止められぬ熱情は美しい。俺も似たようなストーカー一歩手前の熱情を特定の殿方に捧げる一人のバカとして、意気に感ずるところ大いにあり。ああイワオは何処に。 てなわけで待ちに待った所沢のロッテ戦だが、体力まったくなしの助状態のため西武ドームには行けず、文化放送ライオンズナイターで聴く。今日は鳴り物禁止デー。精鋭揃いだと思っていた西武ドームの応援も、鳴り物がないとやたら上すべる上すべる。8点も取ってんだからもう少し落ちつけってなもんで。東京ドームの応援が乱れるのもやっぱり太鼓がないせいか。最終的に8-6まで追いつかれるし。コバマサまで出さなきゃならなくなるし。しかも連打されるし。あぶねーったらありゃしない。 22時過ぎ、Gさんから借りた「マンガファンロード」のコピーに出かける。30分かけてコピーし終わりコンビニを出ると、ロッテのビジユニ来た男とすれ違う。勝ったわりには疲れ切った顔。そりゃそうだろうなぁ。 【今日の面白アクセス】 「たれそんし」で検索した人約1名。 |
| 8月18日(土)【ここまでは2001.10.06深夜更新】 |
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0830起床。洗濯したら雨が降り出すままならなさ。 先週の『コメ☆』やっと観る。ゆがみぎみの作画と、珍しくほんとに普通の話。お盆休みか。しかしお盆休みとは言え、「ルールを守らない奴は大嫌い」というラバピョンの律法主義が、食い逃げラバボーと不法キャンパーに続けざまに炸裂、ごきげんナナメが増幅されるあたりなど、さすがおけや脚本に無駄はなしといった感。なんだかんだ言って作画も、チョコを食われて唖然とするラバピョンの顔とか、ペンダントからしたたり落ちるラバボーの涙とかなかなか笑わせてくれる。ラバボーが実は星国の食べ物しか食べられない(ただの偏食か?)ため第1話から断食状態だったとか、新パワー「恋力(こいぢから)」とかニュー設定も。姫さま、「星のトンネルはもう使わない」とか言ってたのは完全にお忘れあそばされた模様。濫用は避けるが緊急用とか遠距離はオッケーということか。 更新が途絶えていた日記を久々にまとめていたら眠くなり、ベッドに寝っ転がる。模試を受ける夢を見る。ただし、9割以上正解すると、得点に応じてキャッシュバックがあるという、射幸心をあおるまことに嬉しいシステム。で、勇んで解いてはみたものの、結局500点満点中414点。ざんねーん。 1530起きてパン何個か買う。サンドイッチだけ食べてまた寝る。今度の夢は覚えてない。 1915、三たび起きる。合唱の練習。終わってからブックオフへ。新装版『週刊光源氏』ゲット。小学館版はなかなか見つからない。 どうも天候が落ちつかないと思ったら、どでかい台風が来ている模様。これで西日本の水不足もなんとかなるか。 |
| 8月19日(日) |
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『コメ☆』。「ハートマーク3つあげるぴょん」ってラバピョン実はガンツ先生だった模様。アバンチュールなメテオ様、いつか手錠かけられて高速道路に捨てられるぞ。本能のおもむくまま簡単にツガう変な生き物どもにひきかえ、もっと深読みしたり考え過ぎたりする人類様(&侵略宇宙人様)はすれちがうすれちがう。あ、もしかしてメテオ様がコメットさんにダメージ与えたのってこれが最初じゃないのか。ワレ奇襲ニ成功セリったら成功セリなのよーっ! ありゃ どうしたっていいよ お前にあげたものだから かってにすてていいよ 僕の恋なんて 男って純情なのね うちあける前にきらわれて 順序が違うとこが純情 まるできらいなんでしょ 僕のやる事なんか おおむねきらいなんでしょ 僕の事なんて 男って純情なのね 声かける前にあきらめて 順序が違うとこが純情♪ (所ジョージ『純情』) つくづく『コメ☆』のラヴ描写はツボを突く。ほんとに男が書いてるのかこの脚本。夏だというのにコメットさん☆露出増えねーし(そのぶん同人が(笑))。 礼拝で指揮して新宿へ。1400、紀伊国屋前でGさんと待ち合わせ。マイシティを昇ると、催事場で駄菓子フェアをやってたので寄り道。お面売り場にコメットさんのお面がひっかかってたので買う。こんなローカル番組のお面が作られているとは思わず、メーカーの達見を大いに評価。出来もいいし。願わくばメテオ様も商品化……。喫茶店で「マンガファンロード」返還&御礼のアニメック増刊「ステイ」受け渡し。鈴之助さんの同人誌をなんとか商業出版できんだろうかなど、1700頃までいろいろ話し込む。 1800また教会へ。バーベキューと花火。弟と例の教科書に関するひどい話をいろいろと。ついでに実家行って手紙回収。 ああ、とうとう西武ドーム3連戦に一度も行かなかった。ヘタレたもんだ。 |
| 8月20日(月) |
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また週5日働く日々が始まる。他人の下働きとイベントの会計作業。 夜、荻窪ナタラジでオフ。職場の人と飲む時は「オフ」たぁ言わんか。でもつい「オフ」と表現してしまう。時間があったので北口のブックオフへ。ついに土屋書店版『太陽の法』をゲット。最新版ともども100円均一棚から保護。しめて210円(税込み)、安い安い。脱会者実名誹謗中傷本『現代のユダを斬る』(1994年)も。今日はアタリ。さすが中央線沿線、磁場が違う。 1900ナタラジ。ここ数日ロクなもの食べてなかったもんで、スパイスが身体にしみ通り食欲増進。ターメリックライスがおいしい。当然いつものパニールマカンワラ(チーズ入りトマトカレー)も。5人で16,000円。それから1時間ほどカラオケ。 帰りの電車の中で、土屋版と現行版、2冊の『太陽の法』を出し、第6章の総裁先生の生い立ちの部分を読み比べる。ぜんっぜん話が違ってて、涙が止まらなくなる。土屋版では自ら「亀のような人生」と評し、段ボール箱いっぱいのラブレターを送ったけれど便箋1枚でフラレた話なども忌憚なく記述してある。当時の総裁先生はまだ人間味があり、共感するところもある愛すべきお方だった。が、現行版(『マンガ太陽の法』6巻の底本はこっち)による総裁先生の人生はすっかり順風満帆に書き換えられ(都合のいい部分はクローズアップし、悪い部分は全部そぎ落とし)、全く共感できなくなってしまった。てゆうかこれじゃただのドキュソ厨房のプロフィール……。人間がコワレていくってのは、こういうことなんだなぁ、と。 帰りの電車の中で、どっかのおっさんが読んでた新聞に「いしだ壱成逮捕」の見出しが踊っていて少し驚く。近くに立っていた女の子たちもその見出しを見てコソコソなんだかんだ話していた。 音羽幼女殺害事件の山田みつ子被告に懲役18年求刑。いろんな意味で、悲しい事件だ。 |
| 8月21日(火) |
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4時間睡眠で出勤。台風11号接近中。霧雨がそのままでかくなったような、台風の末端特有の変な雨。気圧&寝不足で頭痛。 バンチ、『熱血江湖』復活。やっぱタルい。つーかビガン卑劣すぎて共感できん。 馬場のロータリーで、インド人がナンの切れっ端をまく。鳩が来る。カラスが鳩をけちらして横取り。個人的に、黒くて大きくて利口なカラスは都会の生き物でも好きな方なんだが、ちょっと嫌いになった。 21時前あたりから風雨強くなり。NHKのニュースをだらだら流していたら、プロ野球途中経過のコーナーで「ロッテ対ダイエーは、代打大村のタイムリーでロッテが勝ち越し」と聞こえ、声を裏返して狂喜。てゆうかもう言葉にならず。うわーいつのまに上がってたイワオー。ロッテ公式サイトを見ると17日に上がっているじゃんかー。なぜ一昨日みたいな試合で出さなかったー。そのままつい旧プロ野球ニュースの時間まで夜更かし。 寝る前に適当にTVをザッピングしてたら、日テレ『きょうの出来事』で一瞬たしかに、柴田亜美の「どっきんばぐばぐアニマル」の1コマが映ったのが見えた。「えっ!?」と思って画面にかじりついたが、すぐにダイエーがどうのこうのというニュースに変わる。ネットでニュース検索したりファンサイトを覗いたりしたが、別にお亡くなりになったわけでもなさそうで。妙な胸騒ぎがする。睡眠時間も……。 【今日の極私的断章】 新宿の平和祈念展示資料館だったかの広告を見ていてふと思った。 従軍慰安婦問題は、韓国が国としてバックアップしているからここまでホットな問題になっているが、シベリア抑留に関しては、その人的被害のわりには国はな〜んにもしてくれないに等しい。抑留者に10万かそこらの恩給を出したぐらいだろう。ソ連にもロシアにも「謝罪しろ」ともなんとも言っていない。証拠も馬に食わせるほどあり、国際法上も完全に違法な「一方的条約破棄→捕虜長期抑留・強制労働」という悪事をなぜ放置しているのか、さっぱり理解できん。 だいたい中国残留孤児だって、ソ連の参戦が直接の原因だった。スターリンの火事場泥棒的参戦さえなければ、満州の日本人植民者はもっと整然と撤退できた(全く混乱がなかった、とは言わんが。現地民間人の報復はあっただろうし)。 日本政府はソ連/ロシアにいつ謝罪を求めた? 国は何をしてきた? 小林よしのりは、「日本のじーちゃんばーちゃんたちはじっと耐えてきたから、韓国のアイゴーばばぁより偉い!」なんてしたり顔で言っているが、大きな間違いだ。日本の戦争被害者だって声挙げてるよ。全抑協とか。 国がバックアップしてくれなかっただけだ! 日本の大半の戦争被害者は、なにも「耐えるのが美徳」と思って黙っていたわけじゃない。日本政府が何もしてくれないからあきらめていただけだ。それこそ軍政時代の韓国慰安婦が何も言わなかったのと同じで。シンガポールの華僑と同じで(なぜ教科書問題であのシンガポール華僑大虐殺が取り沙汰されないのか、答えは簡単。シンガポールの支配層はマレー系で占められてるから)。 「じいちゃんたちの世代の思い」、大いに結構。抑留でじいちゃんを障害者にされ、朝鮮引き揚げで両親とも身ぐるみはがされた、15年戦争さえなければ格段にいい生活ができたはずの者として、そこんとこはハッキリ言っておきたい。 戦争の何が罪深いって、他国民を苦しめる点もそうだが、それよりなにより自国民を苦しめる点だ。ウヨクもサヨクも、その視点がすっぽり抜け落ちている。よっぽど「戦争になっても自分の生活はなんの影響もない」と信じ込んでいるんだろう。小泉の「痛みを伴う改革」に賛成票を入れた連中のように。うらやましいぐらいシアワセな方々だ。俺はイヤだよ。他人を泣かせるのもイヤだし、それ以上に自分が泣くのもイヤ。だから、泣かせ合いだけはまっぴらだ。他人のためじゃない、俺のためだ。これは100%利己主義だ。お願いだからこれ以上俺を煩わせるな。そして、これ以上俺から何も奪うな。 ……以前、【埼京震学舎】には「立ち位置」はないと言った。たしかに【埼京震学舎】にはいかなる「立ち位置」もない。 だから以上の見解は、あくまでも俺個人の「立ち位置」(怨念、と言い換えてもいいかもしれん)ということで、ここに表明しておく。 |
| 8月22日(水) |
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先日起こった黒磯少女誘拐事件、犯人の「コント藤田くんと田中くん」の片割れが捕まった模様。 台風11号、きのうの上陸以降のろのろと大平洋岸の海岸線をなぞるように進む。水不足の折も折、まぁ結構なことではある。 帰宅ラッシュを直撃すると思われた台風だが、15時にはさっさと首都通過。仕事終わって所沢に着いた頃には久々の青空が広がる。空気は換気扇つけ忘れた翌朝の風呂ん中のようなくそヌルさ。 久しぶりに米を炊いて、「銀座カリー」。けっこうおいしい。日曜のビデオ。『アギト』。また刑事ものに戻るか。どうも落ちつかん。『もジャ魔女』。大谷フィーチャーの回というか千葉以外お盆休みの回というか、と思ったら実は伏線の回だった模様。ピアノ弾けたのかオヤジーデ。 まんがくらぶオリジナル読む。今月号から山野りんりん『はにーすぃーとティータイム』が表紙に。今度はこっちを売り出すつもりか。『小梅ちゃんが行く!!R』、そんな金成さんや詰めにくいさんでなきゃわからん関西芸能ネタを……。『電脳やおい少女』、親戚の通夜先から泥沼チャットに接続してくる末期チャッター、越村くんに迫られて「うわーっ昨日読んだマンガ(もちやおい)と同じーっ」と思ってしまう美月ちゃんの腐れぶりなど、今回も泣かせる。 実はすごく変なマンガ、吉田美紀子『あいあいハウス』。ペットOKのアパート「あいあいハウス」の青年家主と、彼に憧れる店子の女の子たちの織り成す日常が、ほのぼのとした絵柄とまったりしたテンポで描き出される4コママンガ……と紹介してしまえば話は早い。しかし問題なのは、作品世界に似合わぬ登場人物の鬼畜ぶり。モテモテ家主・充さんはさまざまなバイト(それも『めぞん一刻』の四谷さん並みに仕事内容が不明瞭。ときどき港に沈んだりもする)に精を出す守銭奴。店子の女の子に食事をふるまい平気で「5000円」と金銭を請求するわ、今月号では店子の家のコンセントから盗電まで働く始末。彼を取り巻く女の子たちも既知外揃い。主人公のOL・ゆりは盗聴マニアで、家主の部屋にたびたび盗聴機を仕掛けるストーカー女。内気な里美はコブラのミケを放し飼いにし、ミケが人間の腕だけとか引っぱってきても、猫がスズメでも取ってきたぐらいにしか意に介さない。さすがにツッコミ担当のホステス・右子はごく普通の亀飼い(本来は「亀を飼っているホステス」というだけでも十分主人公張れるキャラだが)。こいつらイカレたキャラが伝統のほのぼの4コママンガの世界を演じているアンバランス感が、毎回読者の精神をトリップさせてくれるなかなかの逸品である。地味な絵柄のせいか、「くらオリ」の中では地味な中堅どころの位置を固めているが、それでもやっぱり、この絵でこんなセリフで始まる4コママンガって、かなり一大事のような気がする。3コマ目じゃなくて1コマ目だぞ、これが。いかがなものか>吉田先生。 新人4コマフェスティバル、意外にも前々月押した2番こと『科学部部長・西園寺綾』が決勝に。対するは先月のチャンピオン『彼は後輩』。勝った方には11月号から3ヶ月連続掲載権が与えられる、というまるで『月刊フリップ』のネタのような血みどろバトルロワイアル。ネタの完成度は後者だが、なんといっても前者には、4コマ誌では珍しい絵柄と珍しいテーマ、という武器がある(それで勝ち抜いたんだろう)。あと、実は前者のほうが構図のバリエーション豊富。バストショットばかりになりがちな4コマにおいて、こうコロコロ視点を変えられる絵描きは貴重。こうなるとなんとなく最初から出来レースのような気もしてこないでもないが。とりあえず連載時には「荷性ソーダ」なんて誤植をしないよう、担当編集者にも理系に明るい人をあてるべし。 池袋の通り魔、死刑求刑。あれも何年前だったか。狂悪犯罪が起こるたびに「今年は前代未聞のひどい年だ」と言われがちだが、似たような事件は毎年と言わんでもしょっちゅう起こっている。 黒磯少女誘拐事件の藤田容疑者、「趣味はコスプレ」など、かなりマスコミ好みなキャラである模様。コミケ直後の事件なんぞウォッチングしてる余裕もなかったが、がぜん注目の事件に。しかしコミケの2日後に少女誘拐とは元気なやつだ。レイヤーって体力あるのかな。 【今日の面白アクセス】 「オウム」「源氏物語」で検索、うちのなあぷる応援ページにたどりついた人が。正しい選択だ。 「パチンコ」「ミリオン」「石川県」という人も。こっちはさぞなんの役にも立たなかったことだろう。 |
| 8月23日(木) |
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横浜某所のドンキホーテが、「住民から迷惑料を要求された」とウソをついていたことが判明。(客はともかく)各地で住民とのトラブルが絶えないのは、こういう体質に起因するものか。 「つくる会」の公式サイト見る。16日に出した声明文というのが、6年半ほど前にどこぞのテロ集団が出したそんし様ビデオレターそっくりで大笑い。ぜんぶフリーメーソンの陰謀ってか。 http://www.tsukurukai.com/saishu.html 彼らの「暴力」定義によると、サヨクのデモは「暴力」だが、ウヨク政治家の圧力は「暴力」とは言わないらしい。元マルキストとは思えぬ権力への迎合ぶり(笑)。なんでも、こんどの教科書採択を全部白紙に戻すよう文部科学大臣に要請するそうだが、そんなムチャがアリだったら、逆に、サヨク側が検定合格自体を白紙に戻させる要請を出すのもアリというわけで(笑)。それにも気づかないぐらいテンパッてるのか西尾幹二。てゆうか、なぜこんな「純粋まっすぐ君」の見本みたいな奴を放置しているんだ小林よしりん。 その一方、職場の資料室で、『日韓の歴史教科書を読み直す 新しい相互理解を求めて』(キリスト教学校教育同盟関西地区国際交流委員会・編、神戸学生青年センター出版部、2000年)という本を見つける。ミッションスクール系の団体が出した本ということであまり期待はしていなかったんだが、ぱらぱらめくってみて己の偏見を恥じる。工藤弘志氏のあとがきを読むと、ちゃんと「どの国の教科書も自国賛美に偏りすぎる傾向がある」ことを踏まえている。また、当時の韓国にいた親日派の存在や、結果的に侵略の片棒を担ぎはしたものの日本キリスト教会の朝鮮宣教が「侵略」という意図だけでは片付けられないことなど、単純に白黒つけられない問題にも目を向けている。 先月紹介した鈴木邦男氏の文章もそうだったが、右も左も、ほんとうに先端にいる人たち(極右/極左、という意味ではない)は、一段踏み込んだところに達している。それこそ、本当の意味での(俺が期待していた)「自由主義史観」は、すでに、つくる会とは全然関係ないところで息づきはじめていたんだ。日本もまだまだ捨てたもんじゃないよ。 ちなみにこの本は2000年3月刊行。教科書問題が表面化した1982年から、こういう「双方の」教科書(「日本の」だけではない)を改善しようという取り組みが、日韓の学者たちによって細く長く続けられていたんだ。そして、できたら日韓合同で新しい歴史教科書を作ろうという計画もあったらしい。残念ながらまだそこまでは至らず、この研究成果の中間発表をまとめた本の刊行にとどまっているわけだが。 こういう取り組みがすでに進行していたというのに、あの「つくる会」と、教科書関係のニュースを単純に左右二元論で報じたマスコミは、「真の自由主義史観」への道を30年は後退させてしまった。こうした右でも左でもない立場というのがニュースにしにくいのは分かるが、それでも、なぜ今取材されないのだ。俺の数億倍広いアンテナを張っているはずのお前らが、何故。そんなに極右と極左しか出したくないのか。 http://www.hyogo-iic.ne.jp/~rokko/ 『ココが変だよ日本人』、また霊能者特集。終わりの方でひえだ先生御出演。今回も大活躍。しかし「地蔵の呪い」の話は納得いかず。人々の苦しみをかぶってくださるようなありがたい地蔵様がなぜ、なんの罪もないADの父親を呪い殺すのか。AD本人がしぬならともかく。 山崎拓が、対中国ODAについて、どんなに金つぎこんでも恩知らずだわ軍事費増えてるわな現状を鑑みるに、今後考え直す必要があると発言。TBSのニュースは、「靖国でギクシャクした日中関係をよけいややこしいことにするんじゃないか」と批判的なニュアンスで報道。たしかに日本の政治家の発言としては過激な部類に入るのかもしれんが、スジは通っている。個人的には激しく同意。ただ、中国の軍事費に言及したついでに「アジアの平和維持のために」云々と、申し訳程度にでも口にしておけばよかったのにと思う。そうすれば台湾はもちろんフィリピン、ベトナムあたりも山崎を支持してくれたろう。そこまでの狡猾さはなかった模様>ヤマザキ。 |
| 8月24日(金) |
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オタキング夏コミ新刊『恋愛の取説(仮)』+『30代独身女、どうよ?』(リバーシブル同人誌)読む。『恋愛…』のほうは、昔感想を書いた『人生テスト』の恋愛アドバイス版。まさか俺の感想を読んだわけじゃないだろうが、やはり「取説」で恋愛ネタをやってもらうと面白いのなんの……と言いたいところだが、まだサワリだけしか書いてくれてないので欲求不満。 『30代…』はまさにドンピシャの話題なので気にならないわけがない。こちらは『フロン』で提唱された「情報化時代の人間関係」を、30代独身女をターゲットにしぼって解説したもの。こちらもサワリのみ。それでも、大抵の30代独身女が共有する不安を言語化し、容赦なく矛盾を整理する過程は十分刺激的。かえって「何かだまされてるんじゃないのか」と勘ぐってしまう俺。 『フロン』でも触れられていたが、「《恋人》の範囲を格段に広げる」という考え方は、たしかに人生における選択肢を格段に増やしてくれるし、面白くしてもくれるだろう。欲望の範囲が格段に広がってしまった現代、一人の男に経済もセックスも趣味も知性も家庭生活も子育ても何もかも期待するほうが、そもそも無茶な話というのはすごく納得。男のほうだって、全部を期待されたら困るだろう。もちろん、一人で何でも期待しうる男がいないとは限らないが、金のワラジで探しても滅多に見つかるもんじゃない。だから、セックスを前提としない恋人、結婚を前提としない恋人、イベント限定の恋人、などなど機能別の恋人を設定し、その中で結婚生活に適した男と結婚し、子育てまで結婚生活の中で無理なようなら他の選択肢を模索する。「恋愛→結婚→子育て」一直線の恋愛観よりもずっと現実的だ。俺もやってみよう。ってそんな露骨にイヤな顔しないで〜>異性の友人たち。 ただやはり、6月の日記の『フロン』感想でも書いたのと同じだが、「男の嫉妬係数」への考察が反映されていない点で、岡田システムは現実社会を変革する理論としては未完成と言わざるを得ない。岡田家のように、男の側が「そういうシステム」を納得している場合は、きわめて有効に機能するだろう。しかし、男が自分の本能的独占欲をムキ出しにした時、新たなドメスティックバイオレンスが発生することになる。オタク男ならフェミニストが多いし、なおかつ「一人の女性の人生を全部ひっかぶる責任」から逃避できればこんなラクな話はないから、オタク界では岡田システムの受容度は高いかもしれん。しかし、「恋愛→結婚→子育て」の直線史観と恋愛マチズムにどっぷり漬かっていいカンジに発酵した連中にはハナモチならぬ暴論ととられよう。そんな彼らをも黙らせる「宣教」のテクニックが今後の大きな課題と思われ。 帰り、馬場目前で夕立に降られる。ちょうど雨雲の下を通り抜ける形で西へ。所沢は晴れ。 嘘競演、お題「I/O」に決定。難しい、というかどう使えばいいのか私立文系の俺には見当もつかず。今回もつらい競演になりそうだ。 SMAP稲垣逮捕。てっきりいしだ壱成からのイモヅル逮捕だと思ったら、道路交通法違反(駐車違反)と公務執行妨害(逃げる時に警官ハネそうになった)で現行犯だと。田舎の珍走団みたいな罪状で逮捕されてんじゃねぇよ。はてさてこれでSMAPもう1人減るか。そこまではいかねぇだろうなぁ。ワンギャルぐらいなら即刻クビだろうが。 22日の日記に書いた「柴田亜美の絵」の正体、チクリメールにより判明。ありがとう情報提供者氏。実はあれ、よりによって藤田容疑者が知り合いのサイトにプレゼントした絵だったらしい。たしかに、もし柴田先生の死亡記事だったら『パプワ』とか『ジバクくん』が出るよな。ちなみにこれ。 『どれみ』のオヤジーデ役の声優さんが急死したという情報。 またパラダイムをぐわんぐわんと揺すぶられるようなサイトを見つけて感動する。【I少女の館】という、有り体に言えば乙武君な少女を愛でるというごっついコンセプトのサイトだ。言うまでもなく「I」は「IMOMUSHI」の「I」である。だが、きれいな画像とか内容とか、その本気度がすごくいい。気に入った。『五体不満足』がダメな人でも、これを読めば四肢欠損者への見方がかなり……とか月並みなコメントしかできん。いやすごい。感動した! 【ヌギスタ学園】と言いココと言い、おのがフェチと真正面から向き合い、本気でフェチを追求するサイトは、美しい。韓国の生首ゲームみたいに「奇をてらった挙げ句煮詰まっちゃいました」な手合いには絶対出せない、ほんとに好きでやっている者だけが醸し出す美のアロマ。俺は支持する。またURLは書かないので各自検索してね。ちなみに18禁鬼畜系。 【今日のどういう経路でこういう考えに至ったのか全然わかんない断章】 カルマ論/因果応報論って、きっとこの世の不条理を(神に責任を問うことなしに)説明するため生まれた、いろんな意味で「いい子ちゃん」が生み出した思想だと思う。 しかし、カルマ論を生み出した幸福な連中は、実際不条理に直面した当事者にとってカルマ論がどんだけ残酷な思想か、なんて考えも及ばなかったんだろう。宅間守に殺された子供たちに「前世で悪いことをしたからだ」と言って何になる。オウムとか幸福の科学とか統一協会とか、カルマ論を安直に持ち出す奴らは、たしかに「いい子ちゃん」が多い。 田舎漁師とかプチインテリのテント職人とかの作ったキリスト教だからこそ、もっと直截に神に不条理を問いかけ、それを納得する装置として「神の子が人のために死んだ」という形の慰め(「説明」ではないが)を発明したのかもしれない。理論的説明よりも実効的慰めを優先したわけだ。ユダヤ教が「ヨブ記」のラインまで到達しながらそれ以上行けなかったのを、ナザレのイエスを「神の子」と設定することにより一段突破できたわけで。だからこそ「イエス=神の子」かつ「神の子=神」という設定にキリスト教は猛烈にこだわった。これをユダヤ教の完成と見るかユダヤ教の曲解と見るかは人それぞれだろう。だが、すくなくとも不条理に対する「慰め」という点では、格段の進歩をとげたと思う。「宗教」に要求される機能を考えれば、「完成」と見てもいいんじゃないか。 長く続いている宗教ほど、あえて不条理を方程式のようにきっちり「説明」することを避け、「慰め」を重視しているように思う。そもそも不条理を説明することなんかできないのかもしれない。かえって、不条理をきっちり方程式のように説明しようとする連中ほど、ボロを出す傾向が強いように思う。どうだろうかそのへん。(「どうだろうか」って言われても……) |
| 8月25日(土)【ここまでは2001.10.07更新】 |
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1000起き。『ののちゃん』観て『時宗』再放送観て。あしたから蒙古襲来か。予告編見るかぎりバトルシーンはなかなかの模様。『毛利元就』の厳島の100倍ぐらいは迫力ありそう。 掃除少しして、頭いたくて16-19時ひるね。合唱の練習行ったら今日はやってなくて(今週は日曜だった)、帰りにモスで夕食買う。今月いっぱいで閉店するとのことで極めて残念。 NHKスペシャル「教科書」観ながらネットも。【猿の領域】というサイト発見。最初は人間の少女をサルと言い張っていろいろえっちなマネをする変態企画かと思ったら、これが実はなかなかSFしてるお話で、めちゃくちゃうまい。Hなし。つい2時間接続したまんま読みふけってしまう。DLすればよかったーっ。猿の絵もかわいいの〜っ。 http://www.ex.sakura.ne.jp/~jukai/saru/sarutop.html 『ブロードキャスター』が終わってからもつけっぱなしにしてたTBSからなにやらオカマ声が聞こえる。v『チューボーですよ』におすぎかピーコでも出てんのかと思って観てみたら、なんと『怪奇タコ少女』の山咲トオル先生。メニューはゴーヤチャンプル。なぜタコじゃないのか。さすがに堺正章も山咲先生のキャラに圧倒された模様。ひえだ先生と言い山咲先生と言い、裏モノ人脈のTBS進出には何か唐沢先生の日記にも書かれていない陰謀でも隠されているのでは。来年あたり鶴岡さんもTVデビューか。堺の自爆「仕送り」ギャグに涙。 |
| 8月26日(日) |
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0700起床。『牙吠』、「バカ」の一言。ライノス&マジロ、リストラされなくてよかったな。展開はうまい。『アギト』もちょっと観て出発。 ひかり219号(1021発)で京都へ向かう。途中名古屋にしか止まらないのでのぞみ並みに早い。熱海から浜名湖まで寝る。 1300京都着、1330K駅着。駅の片側だけエクセルで作ったようにびっちり区画整理された街の案内図にぞくっとする。駅前ロッテリアで『軍学考』読みながら昼食。『千と千尋の神隠し』の主題歌かかる。息継ぎがうるさい。たしかにブレス取りにくい曲だけど。1500研修会場到着。職場経由で入れてあったはずの申し込みが通ってなくて困る。売店で、こちらではあまり見かけない解放出版社の本を何冊か買う。『ゴー宣差別論』、今年の7月で21刷。 講演ひとつ、劇ひとつ。そのあとの歓談の席で、噂に聞いた人物をナマで見る。みごとなヨッパライぶりに辟易。かなり無礼な発言もあったが、事前に噂を聞いていたおかげで喧嘩にならずにすむ。2330寝る。 |
| 8月27日(月) |
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朝から駅前でビラ配り。コミケでのノウハウが大いに生きる。それにしてもビラを手に取る通行人が多い。まさか俺の配り方がいいせいでもあるまい。いい気持ちを通り越して不審なものを感じる。 講演ひとつ。そのあとで分団。こちらの発言が不明瞭だったせいか、一部の参加者に極めて不本意な受け取られ方をされ、ちょっとモメる。言ってもいないセリフで責められても困る。おまけに、「これは君の責任ではない、君をちゃんと教育できてない組織の責任だから、君は安心していい」という言い方までされて、ついにブツンと切れる。自分のウスさを侮辱されるのは別にいくらでもかまわんが、所属組織を侮辱されるのは我慢ならない(てゆうか俺のことも十分侮辱してんだけどな)。分団の時間が終わってからもゴタゴタウダウダと。 彼ら(と突き放した言い方しちゃうけど)の常套句に「姿勢を見せろ」というのがある。しかし、「姿勢を見せる」というのがどういうことなのか、言われた方にとってこれほど困る要求はない。姿勢をとるのは主体的行為のはずだが、それが十分かどうかを評価するのは客体であるかぎり、「見せろ」と言った側がお気に召すまで許されることはない。もちろん、いちばん深い所では「彼ら」の求めるものが具体的にどういうものなのか分かっている。しかし、そのポーズさえ見せれば満足するのか。こちらの演技力さえ巧みならだまされてくれるのか。逆に、こちらの表現力が拙ければずっとダメ出しを食らい続けるではないか。「彼ら」は、見れば安心なのか。「姿勢」なんて、「結果」でしか見せられないのではないか。つーか、俺が個人的にやっていることを知ったら、まず「彼ら」の常識じゃ理解してもらえないだろう。差別の認知、不正義の認知。「彼ら」がおそらく一生出会わない(彼らが無視し続けている)世界に対して、それをやっているなんて、永遠に理解してもらえないだろう。しかし、不条理に立ち向かっている者が、さらなる不条理を振り回してくるのはどういうことだ。 1600終了。1630出発。駅のトイレに入ろうとすると、入り口に落書き禁止の注意書き。しかし、なんか文面が長い。 「最近、悪質な差別落書きが発生しています。 人の心を傷つける落書きはやめましょう。」 ここにきて初めて、関西の差別の根深さを目の当たりにし、しばし尿意を忘れる。朝、通行人の7、8割がビラを手に取っていったのも、実は、それだけ問題が深刻ということだ。ほとんどの人間は潜在的に「差別はよくない」と理解しているが、残りのごく少数の中にディープな差別主義者がいて、その層がさまざまな事件を起こすんだろう。「理解」層だって、いざ自分の子供が結婚するなど自分の生活に直接関わってくれば、いつ差別層に転ずるかわかったもんじゃない。なるほど、こういう土地柄で24時間春夏秋冬何年も生活していればこそ、「彼ら」が過敏になるのも仕方ないか。 1700過ぎ、京都駅着。さすが平日ラッシュアワー、楽々取れた行きとは打って変わって取れない切符。しかたなくのぞみに乗る。大阪スポーツでは昨日起きた世田谷の警官刺殺通り魔事件が大きく報じられている。そういえば行きの新幹線の中でそんなスポットニュースが流れていたような。京都駅で買った焼肉弁当、冷めた状態を前提に味つけをしているらしく、妙においしい。赤ワインの風味が抜群。少し機嫌が治る(笑)。『軍学考』読みながら東京へ。 馬場からの帰りにAERA購入。黒磯の少女誘拐犯・藤田くんに「オタクの風上にも置けぬ」とその方面から轟々たるバッシングが殺到、という記事。この1ページに360円も出してしまったのも癪だが、それなりに面白かったので許す。なんでも藤田くん、「カリスマネットワーカー」とやらを目指していたそうで。ウチに限らず、HPの管理人プロフィール欄の記述などマジメに読むほうが馬鹿を見ると言ってしまえばおしまいだが、それなりに書き手の病理を邪推できるのもまた事実。ともかく「カリスマを目指す」と言っている時点ですでにオシマイである。カリスマはなろうと思ってなれるもんじゃなくて、想像を絶する芸を見せたり人格を周囲に認められたりしているうちに、結果としてなってしまうもの。同人誌やサイトを作ること自体が目的なんじゃなくて、同人を「カリスマ」になるための手段としてやがる志の低さ、まさにオタクの風上にも置けぬ。で、カリスマになれずイラついたあまり生身の少女誘拐か。ドキュソ厨房の見本だな。この事件、「同人屋が犯罪を犯した」んじゃなくて、「犯罪者がたまたま同人誌を作っていた」というだけの話と見たほうがよかろう。 帰宅。ネット接続。ついついBBSにうらみ節を並べ立てる。 = = = = = = = = = = = = = = = = = = 自分たちの中の困ったちゃん一人も押さえきれず「ことなかれ」と放置して、 どうやって世界中のことなかれ主義を打ち破れるというんだ。 自分たちが侮辱され続けてきたからといって、さらに別の者たちを侮辱しても いいなんて誰が決めた。 社交辞令が欲しかったんだったら、最初からそう言ってくれれば。 マイノリティの声は、誰かに聞いてもらえる。 被差別者の声は、誰かに聞いてもらえる。 障害者の声は、誰かに聞いてもらえる……言語障害を除いて。 「声を聞かせて」と言われても、喋る能力のない者はどうすればいいのか。 がんばって語ろうとしても聞いちゃくれないし。 みんながみんな、貴方達のように口が達者ではない。 何時間もの討論よりも、便所の注意書きひとつのほうが問題のリアルさを実感 させるというのはどういうことか。俺が頭おかしいだけか。 = = = = = = = = = = = = = = = = = = 相当怒り狂っていたようである。我ながらここまでキレたのは珍しい。 落ちつけ俺。 |
| 8月28日(火) |
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「伝説マガジン」第2号。新田さんの【ふぬけ共和国・マンガ】で紹介されていた1980年代初頭のぶっとびマンガ『マウンドの稲妻』の、真の最終回が掲載されていた。これが聞きしに勝るバカぶり。スタンドに突っ込んだファウルボールが観客吹っ飛ばすし。ケツアゴの敵キャラに主人公が「アゴにカレーついたらどうするつもりだコノヤロー!」とかバカなヤジかますし。挙げ句に「アゴからビービー血便出させてやろうか!はだしのゲンみたいに!」とまで。いいのかゴッセージ先生。読者の感性をハンマー投げのごとく豪快に振り回すタイプの、何もかも過剰なすごいマンガである。これは「伝説」になるわ。そうだよ! 今後この方向でやってくれよ「伝説マガジン」! 少なくとも今回の『マウンドの稲妻』掲載で、俺の中の「伝説マガジン」株は急上昇だ。他にも、大不評だった前号の『鉄腕アトム』も、非難を受けて急遽休載してるし。かたや大好評だった『黄金仮面』の復刻は、完結編まで載せてくれたし。隔月刊ということもあるが、このフットワークの良さは大いに評価。なかなか『熱血江湖』を切れない「バンチ」もこの姿勢を見習え。 「バンチ」も読む。いつもは笑いながら読んでる日高義樹の頑固親父コラム、今回は珍しく意見が合う。たしかに首相公選制は日本人には早すぎる。横山ノックや石原慎太郎を知事に選んでしまう日本人には2億年早かろう。 昼、家賃を払って、レッドピーマンでロングプレートA。食欲旺盛。 帰りにBIG BOX古本市(毎月恒例のやつ)。歌本など少々。 米炊いて空揚げとポテトサラダで夕食。ビデオでおとといの『パワパフ』。前半後半ともにひでえ〜っ!!後半は、LPO「トゥーン大好き」でも観たシティズビルのエピソード。最後、じつは博士も新しい職場になじめなかったというオチは、日本語版でやっとわかった(リスニング能力ゼロの助)。博士の豹変の理由が、絵を観ただけではわからなかった。『もジャ魔女』、恒例の山内寺怪談ってことで期待はしていなかったがなんのなんの、すごく出来よし。小竹に手刀ツッコミ入れる島倉さん(久々に聞く溝脇声がたまらぬ)、新キャラの教会の子なつみちゃん、腰抜けて例の呪文唱え続けるまさるくんなど、めちゃめちゃかわいい。オバケとは非科学的な、と思ったが、サンタクロースまで出してる『おジャ魔女』シリーズなら十分許容範囲。だいいちそれ言ったら「魔女」自体アレだし。今日のマジカルステージはまた過去見せモノだが、紛争当事者たちに真相をつきつけるという展開でなしに、もっと根源に踏み込む巧妙さ。大和屋脚本としてはナイスピッチング。宗教考証も特に文句無し(『お江戸でござる』かい>俺)。CM、セーラームーンのおさげつきカチューシャマイクなんてのが出てるのか。もはや武内直子、「コカコーラのビンの形をデザインした人」状態だな。 【今日の被害妄想的断章】 基督教徒が『軍学考』とか読んで何が悪い。戦争の勉強して何が悪い。 たとえばファンダメンタリストとかエホバとかは、イザヤ書2章4節の「もはや戦いのことを学ばない」という記述をもって、戦争に関わる全ての知識を否定する。だが、そういう彼らは、イザヤのあの言葉は終末の日の預言であって、律法ではないことにどれだけ注意を払っているのだろうか。 だいたい、軍事知らずがどうやって軍備を放棄させられるというのだ。軍備を増強している国に、「よくわからんがとにかく軍拡をやめろ」と言ったって誰が聞くか。兵器輸出国に騙されて国防上どんなにムダ遣いをしているのか、兵器によらず周辺国家と安全な関係を築く方法はあるのか、現在軍備に回している金があったら他にどれだけ使い道があるのか、論理立てて説き伏せられるぐらいの知識がなければどうしようもないじゃないか。 軍事知らずのハト派は、軍事知らずのタカ派の次に危険だ。 |
| 8月29日(水) |
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「SPA!」に例の教科書関連の記事。やっぱり木で鼻をくくったようなことしか書いてない。大変だねぇ。 帰ってみると、マイライン登録の通知が。見てみたらなんと、「同一県内の市外」にしか登録していなかったはずなのに、市内も県外も国際も全部KDDIにされている。どういうことだ。たしかに先月拡張員のあんちゃんが来た時、たしかに申込書の「県内市外」のとこにしかマルをつけていなかったのに。なんか電話口の言い草とか、体質的に信用ならないと思っていたら、あんのじょうだよオイ。KDDI逝ってよし。 腹が立つとおなかがすく。マグロ中落ちとゴボウサラダで夕食。ニュースでは、H2Aロケット打ち上げ成功との朗報。いろんな意味で大きなニュース。今、兵頭二十八先生を首相にすれば1年で北朝鮮を屈服せしめよう(笑)……ってそういう軍事的方向じゃなくて。たとえば、輸出や打ち上げビジネス参入への道も大きく開けてきたし、細かいところでは保険料も安くなる。もっと細かいところだと、自前でも衛星打ち上げ可能な技術力を持っていれば、万が一よそのロケットを借りることになった時も足元を見られない。夢と実益双方を満足させる、久々にめでたい話である。バッシングに耐えてよくがんばった。感動した! 世界移植者スポーツ大会開催。「移植者スポーツ大会」というと、ダチョウの足を移植したスプリンターとか、電気ウナギの発電器を移植したレスラーとか……ちがうの?←それ改造人間。 BBS、黒さんから例の藤田容疑者の絵が出たニュースの情報。担当のオザワ(男)を「ぬいぐるみを着た幼女」と解説したり、事件となんとか結びつけようと日テレも努力したらしい。涙ぐまし。 【今日の暴言】 「欧米諸国に対する日本の善戦がアジア諸国を奮起させた」。それは事実だ。否定はしない。 だが。それは、酒鬼薔薇聖斗が1982年生まれのガキを「同い年のガキがあそこまでやれるなら俺だって」と奮起させ、2000年の「17歳犯罪ラッシュ」につながったようなもんではないのか。 【今日の面白アクセス】 ヤフーから「学舎」で検索かけてきた人。驚いただろうなあ。だがそこでなぜウチの項をクリックする。 |
| 8月30日(木) |
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『軍学考』。たしかにイギリスの宣伝作戦(主に責任逃れを旨とする)はすごい。パレスチナはじめ、大英帝国がいらんことしたために未だに紛争を引きずっている地域はいくらでもある。なのに、その尻ぬぐいを何もしていないにもかかわらず、何ら道義的責任を問われないのは、日本人としてはなんともウラヤマシイかぎり。どうやったら相手国(国民)を黙らせられるのか。かつての日英同盟のよしみで伝授してほしいもんである。 マイラインサービスセンターに「申し込み解除してくれ」と電話すると、「KDDIに言え」との返事。KDDIに電話すると、「解除」というのはできないので、何も申し込んでいない状態と同じにしたいならNTT東日本に申し込み直せ、との返事。なんとめんどくさい。だからマイラインは嫌だったんだ。 夜、イエロータイカレー食ってから台所掃除。H2Aに、どっかの首相が「2連続失敗したあとで3度めの正直、なんか私と似ている」と言ったらしい。その前に5回成功しているのもカウントしてあげようよ……>小泉。ともかくH2A、プロトタイプとも言うべきH2に比べ部品・工程を格段に減らし、生産性を高めたおかげで、旧西側の衛星打ち上げ級ロケットとしては初めて1発100億円を切ったとのこと。この値段は十分武器になる。EUのアリアンが占有している打ち上げビジネスのパイをがんがん食ってほしいもんである。ついに失業率が消費税を超えた、痛みばっかりの世の中だけに、少しは夢のある話があっても。 |
| 8月31日(金)【ここまでは2001.10.07深夜更新】 |
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昨日のひえだ先生が出演した『うたばん』を見忘れた。ショック。いろんな事があったからなぁ。自分の記憶力のなさにあきれるばかり。どうでもいいことはよく憶えるのに。 『軍学考』やっと読了。兵頭先生は『人生の取説』で言えば【学者】タイプだな。論の過激さのわりには全編通してクールなのは、自分で世界を直接変革しようなどハナから思ってないからだ(そこが同じ過激論客でも小林よしりんとの決定的違い)。そこがいいんだけど。 藤田容疑者こと夜ノ森一輝くんのウェブマンガが載っているとのことで、「週刊女性」を読んでみる。山田みつ子事件をいまだ「音羽お受験殺人」と表記しているのも呆れたが(「お受験」が全く関係なかったことは第一回公判でとっくに明らかになっているはずなのに)、肝心の夜ノ森マンガの記事もまたひどい。『Kanon』が実在のゲームで、キャラもその中からパクっただけ、と知らないのは確実。「知っててワザと知らないふりをしている」という線も無理に邪推してみたが、それにしてはトンチンカン粒子の濃度が高すぎる(致死レベル)。まー、なじみのない文化への理解度の低さ、またそれをキチンと調べようとしない適当さは、なにも「週刊女性」に限った特徴ではない。こないだの日テレだって同レベルだ。このへんが、一般人の興味・認識レベルを代弁していると見ていいだろう。きっと訂正記事など永遠に出るまい。 小泉首相写真集発売予定。調子にのりすぎというか勘違いしすぎというか。 金曜にもかかわらずフジで映画『タイタニック』前半。半年前、えひめ丸事故で自粛したアレが早くも放映。しかし今まさにハワイではえひめ丸の引き揚げが行われているというのに。あの時さんざん言ってた「遺族感情」はどうした。けっきょく半年前の自粛は、「遺族感情を慮って」なんかではなく、「視聴者のツッコミを怖れて」でしかなかったことが判明。あきれた局である。 2130ごろスパゲティゆでる。ビデオで日曜の『デジテマ』。ジュリがついにテイマーに!?と思ったのもつかの間、浦沢にかかればこれだ。やはりレオモンにはオーガモンという(以下略)。デーヴァ、十二支をモティーフにしてることにやっと気がつく。遅すぎ? 『コメ☆』。色恋に浮かれて職務怠慢こきまくりなラバボーに検察のメスが。当然だぼー。変なチワワと思いきや、ぶっはははははヒゲノシタの変身シーンさいこー!! やっぱり男もああやって変身&星力発動するのか。セルフパロディとは風格が出てきたものであるなあ『コメ☆』。ディラックの海のごときゼツボー星でずんどこダメ人間化していく姫様とラバボー、素直になれない姫様&ケースケの会話シーンなど、演出グンバツ。幼稚園児ごときの陽動にハマり、国際問題も省みず破壊活動に及ぶメテオ様、カダフィ大佐並みにヤバい国家元首ですな。来週の予告、ヒゲノシタ殉職にしか見えないんだが、もうだまされんぞ。 【今日のやや出どころ特定しやすい断章】 人が、犯罪者に「無職」とか「17歳」とか「オタク」とか「元警官」とかレッテルをはりたがるのは、犯罪者が「普通の人」では困るからである。特殊な民族による特殊な症例、ということにしておけば、「普通の人々」は安心できるから。 「普通の人々」が一番恐れるのは、山田みつ子みたいな、普通の育児や近所付き合いに悩むただの人が犯罪を犯すこと。「週刊女性」があの事件に「お受験殺人」と架空のレッテルをはり、未だに訂正しないのは、そうでないと読者が困るからである。なんとか「お受験に狂奔する一部の特殊な主婦の異常心理による特殊な犯罪」ということにしておかないと、不安になるからである。 残念ながら、俺たちオタクにもそれは言える。宮崎勤や夜ノ森一輝を「オタクの埒外」に設定したがるのも、主婦が山田みつ子を「主婦の埒外」に設定したがるのと同じような気がする。すごく認めたくはないが、そうなんじゃないか、と。 |
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