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| 11月1日(木) |
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もはや日常になってしまったアフガン空襲。米軍、B52で絨毯爆撃敢行だと。すげえや、ベトナム以来だ。 朝、電車で立っていたところ、何やら小さい固形物をふんづける。おやと足をあげてみると、なんとまぁ先週車内で落っことしたシャーペンのキャップが。イヌネコが帰ってくることはあるが、無生物では珍しいのではないか。てゆうか『ワイルドリーガー』のサメが呑み込んでたトロフィーかい。男は黙ってレッドソックス。 唐沢先生の『すごいけどヘンな人たち×13』、先生の日記によると10/22には著者に見本刷りが届いたというのに、書店にはいまだ並ばず。実は先週からここんとこ毎日書店に通い詰めているのに。サンマーク出版ってどういう流通してんだ? 「チャンピオン」。『ゲッチューまごころ便』最終回。丸3年、一話完結ものでずっとテンション落とさず描いてきたスタミナはすごい。しかもこれ初連載だろ? 読み切りからすでにこれでもかというぐらい光るものがあったけど、みごとに花開いたな。犬くま(初代)、そりゃあれだけ虐待されてりゃしぬよな。アヤちゃんまで紅男の軍門に下るとは。まー全員ほぼ収まるべきサヤに収まったってとこか。梧のカムアウト話はあえて逃げたか。まー描こうとしたらあと1年はかかるだろうし。 帰ってネットの海を逍遥。とあるサイトに載ってた「と学会誌9」の感想に一言「ファミコマンドー読んでみたい」と書いてあったのがすごくうれしい。書評の感想で「読んでみたい」と言ってもらえるのって、美少女マンガ家が「興奮しました」って言ってもらうのと同じことだし。名誉である。少しは新田五郎さんの域に近づけただろうか。 【今日の思想】 お金とは、「物品」の交換券ではなく「貢献」の交換券なのではないか、と思う。 「私は世界のシステムを動かすためにこれだけの貢献をしました」という証が、お金。お金を使うというのは、その「貢献度証券」をもって、他人をして自分に貢献させる行為である。 もしお金が「物品証券」だとしたら、第三次・第四次産業や、第一・第二でも管理職は、何をもって金銭を得ているのか、その根拠がなくなってしまう。「資本家の搾取」思想とかプロレタリア革命は、その誤解から生まれたんじゃないだろうか。もちろん本当に搾取している奴もいるけどさ。 ちなみに俺は経済系の単位は一切取っていないので、もし上記がその道では至極当然の定義だとしたら笑って見逃すこと。そもそもこの欄は単なる覚え書きだし。 【今日の思想 その2】 童貞や処女は、クスリにハマる率が少ないのではないかとふと推測してみる。 きれいな身体の方たちは、せくーすに過剰な期待を抱いている。しかし、汚れてしまった方たちは、人類が生身で得られる最高のカイカーンとされているせくーすが案外つまらんものと知り、さらなるカイカーンを渇望することとなる。そこで化学的方法に走る。しかるに化学的方法はせくーす以上に習慣性が高く。かくしておクスリ業界は大繁昌。 ……という仮説はどうだ。誰かデータとってみない? |
| 11月2日(金) |
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松本零士、横尾忠則に紫綬褒章。30年前の人々に言っても絶対信じてもらえなかっただろう。遊人が叙勲されないと誰が言える。 『と学会年鑑2002』のテープ起こし原稿がメールで到着。いよいよ来たか。 【今日の小論文問題】 チーマーと、80年代「コロコロコミック」が仕掛けた「コロコロ少年団」企画との関係性について適当に邪推せよ。 |
| 11月3日(土) |
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1030起床。『ののちゃん』に間に合わないとは、けっこう疲れがたまっている模様。洗濯しようと思ったが、空も曇り、隣の民家も洗濯物干してなかったので中止。 朝刊でテロ話チェック。米、失業率一気に1.5%上昇。日本以上の5.4%に。ビンラディン大喜び。 それと関連して、読売には載っていなかったんだが、ハイスクールで「反戦クラブ」を結成しようとした米女子高生を学校が停学処分にし、怒った女子高生が裁判に持ち込むも法廷まで学校側の判断を支持、というゆかいなニュース。ベトナム戦争に反対したノーベル平和賞受賞者を暗殺した頃に逆戻りデスカ。 http://www.asahi.com/international/kougeki/K2001110201046.html トースト食べて、彩の国古本市を攻める。会場内で、歴史書をあさっていた親とばったり。マズいことにこちらはちょうど情報公開写真集に出物がないか渉猟中、しかも持っていたのが『日本軍歌全集』と『マンガ滅亡の日』という気まずさ大爆発のシチュエーションだ。親不孝の極み。 今回すごかったのは、1970年代の「YOUNG SONG」「HEIBON SONG」が山のように出品されていたブース。しかもビニールカバーなし。これは天が与えたチャンスとばかりに、20年以上前に聞いた、ある曲を探す。タイトルとメロディの一節を覚えているだけで、誰が歌っていたかなど一切分からず、以後いろんな歌謡曲集を見ても載っていなかった謎の歌である。正直な話、今まで古書店で70年代歌謡曲の本を漁ってきた動機の何割かは、この歌を探すためであった。文字どおり片っ端から索引ページを開き続け、やっと探していたタイトルを発見。しかし楽譜がついていなかったため、本当に俺の記憶にあるあの歌なのかどうかまだ確信が持てない。だから具体的なことはまだ書かないけど、もしこの歌がそうなら、なんとも意外な歌手が歌っていたものである。もし参院選前にこれが分かってたら、きっと投票行動にも影響を及ぼしていただろう。 なんとなく室内気温が下がり、辺りに傘を持った客が増えてきたので、いやな予感がしたら、あんのじょう外は雨。洗濯しなくてよかった。5000円ほど買った本の包みをラグビーボールのごとく後生大事に抱え、所沢駅まで走る。ほんとにラグビー。 いったん帰宅し本を置き、雨の中、オタクアミーゴス夜の部を観るべく新宿LPOへ。待ち時間中、聖ジェルノンの主題歌がエンドレスでかかるというオウムの独房並みにハードな空間。QPハニーさん、Gさん、鈴之助さん、傍見頼路さん、GHOSTさん、それにはるばる上京してきた嘘界の幹部・きだて たくさんと同席。 まずはいつものオードブルでマッドビデオ。映画『北斗の拳』の予告に『クレヨンしんちゃん』の映像をつけたビデオが絶品。それから伊勢田監督の最新アニメ「スタックジェイド」、いろんな意味で「いいのかよ」な香港の特撮ヒーロー映画、涙が出るほどひどい実写+アニメ美少女エロビデオ「スーハーガール」などなどトホホな作品群。さぞ編集が苦痛だったろうなぁ。 最後は、TVKで深夜やってたアニメ『こみっくパーティー』。最終回に不覚にもちょっとグッと来てしまう。たしかに俺の理性は「こんな美少年美少女だらけのコミケがあるか!」「こんな(男子にとって)都合のいい話があるか!」と拡声器片手に街宣車の上で叫んでいる。だが、細かいところがやたらリアルで、ああもうB5判32ページのコピー誌50部ぐらいもっとテキパキ作れんもんか、あーなに一枚一枚バカ丁寧に折ってんだよこのグズ、まとめて折り目つけてモノサシかコップでばっと折らんかばっと、ほら貸してみろガキども俺がやる!……となんだかんだ言ってつい引き込まれてしまうんだよう。 終了は2310過ぎ。会計の行列で時間がかかり、地上に出たのは2330頃。終電が早いのでおいとまする。みなさんとほとんど話ができなかったのが残念だが。で、西武新宿に行ってみたら、山手線との接続のため電車が遅れてるし。ひと皿ぐらい肉ご一緒できたかもな。つくづく残念。 |
| 11月4日(日) |
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『コメ☆』。久々に卑劣なメテオ様。書店でのたくらみ顔が絶品萌え。圭太郎パパがいないこの4話でえらくたくましくなったツヨシくん。男らしさにネネちゃんクラクラ、いつしか双子は禁断の関係に……という展開の同人誌を絶対誰か描くと予言。花京院の魂を賭け(以下略)。前回冒頭の悪い意味で父権をふりかざしてたツヨシパパとはうって変わって、いい意味での父権、社会的父性を発揮してるのは、日頃のパパママの教育がバランスとれてる賜物かと。でも台風シーズンの伝統芸能的ボケかますしツヨシパパ。双子のあのハネた髪は岩鬼のハッパのような表現機能がある模様。実はツヨシくんもノコシタオバケの攻撃対象だったと衝撃のカムアウト、双子揃って嗜好がどこかのチャイドルそっくり。おんぷたんノコシタオバケに食われてハァハァ……ってばべるさんの掲示板に書けばよかったか。ツヨシくんが実際にノコシタオバケと対峙してから迎撃開始を決意するシークエンスが、ハリウッドのガキが出るアクション映画定番の「男が脱皮する瞬間」ってかんじで良し。なお星力は地球人も使えることが判明。失敗するけど。絵本の底の部分に何か書いてあったのは幼稚園の蔵書印か。いや、元はメテオ様の本だし。でもメテオ様が自腹切るとは思えないし、への6号が借り出したのをギッたか。オバケを封印したツヨシくんたちの達成感あふれる大笑いがこれまた良し。オチの教訓「誰かががんばろうとしている時に、そこでやめたほうがいいなんて言ったら、せっかくの輝きが消えてしまいますものね」には個人的にいろいろ反省。そういう時は少しだけお手伝いしてあげるのが正しいボか。製本とか。そういえばブロッコリーが提供に戻ってきてめでたい。 ビデオ巻き戻して『パワパフ』。マチズム大爆発なスーパーヒーローども。あっちの上流階級がよく結成してる女人禁制クラブを風刺してるものと推測。ジェンダーネタとしてはこないだのファム・ファタルの回と比べると格段に表層的だが。 今日は『牙吠』が絶品。グルメなラセツ様のツボを心得て急激に覚えめでたくなるツエツエ。一方、ツエツエほど料理もできないもんで、他の分野で一花咲かせねばと危機感におそわれるヤバイバ、豪快に人間お手玉を披露する弟分ジャグリングオルグとユニット「チームサーカス」結成。そういえばモティーフはアルルカンだったのねヤバ。ガキ同士気が合う青とクソガキ。後楽園ゆうえんちまで追いかける保護者の黄(ここで黒がヤキモチ焼くような描写が一瞬でも入っていると同人シーンが白熱するのだが、放置かよ黒!)、元パイロットのくせにとゆーか元パイロットなだけに、操縦捍がない乗り物にはめっぽう弱くフラフラ。じじい呼ばわりが哀れ。青と黄を『北斗の拳』で見たようなナイフお手玉で追い詰めるチームサーカス。クソガキ人質に取り、いざとどめーっってところでかけつける残り三人。まぁこんだけオルグ反応全方位発射してれば、いつもの水ぼこぼこ→「オルグ反応よ!」を省いても許可。ツエツエからくすねてきた杖で弟巨大化。さらに自分までオルグシード食べて巨大化するヤバイバ。ってもしやヤバイバ散華ーっ!? また拳王親衛隊ばりのナイフお手玉ではいはいはいはいとガオキングを追い詰める巨大チームサーカス。秘孔を突かれて遠近感失い自滅、じゃなくてガオハンターが来て形勢逆転。「兄貴ィ、俺たち輝いてたよな……」となんとも泣かせる断末魔を叫び弟爆死。弟分を失い、オルグシードの効果が切れ死に場所すら失った失意のヤバを励ますツエツエ。ううっ、いい女だよあんた(涙)。いやほんと、ここまで面白くなるとは思わなかった『ガオレンジャー』。『タイムレ』とはまた違うベクトルの名作だ。オモチャも売れてるし。そのうちクウガの時みたいに、YWかAERAで「窓際中間管理職の悲哀がお父さん世代の涙を誘い大人気!」とか記事出るのを楽しみにしてるんだがまだか。 『デジテマ』。「平和を愛する」がゆえに基地提供や思いやり予算、じゃなかった貢ぎ物の酒を作り続け、再軍備主義の愛国者アンドロモンを執拗に忌み嫌うゲコモンたち。何のメタファーのつもりだ脚本。小料理屋の娘だからヨッパライの扱いには慣れているジュリ、って「そういう問題じゃねぇ」とスタンダードなツッコミを入れるレオモン様。完全体相手に苦戦するが、カードだけは豊富なジュリ、レディデビモンのカードでレオモン逆転大勝利。というわけで実はヒロカズにガードロモンをゲットさせるためだけのイベントでしたとさ。なめとんのか。 きのう買った歌本、『チンチンポンポン』など珍曲も載っていたことが判明。 1350〜1510まで公民館の文化祭に出かけ歌う。すぐ帰り日記の更新を続けるもはかどらーず。 『サイボーグ009』初見。小室の主題歌、そこそこかっこいいが、何か違和感が残る。本編、原作のストーリーを忠実にトレースし、あの時代のキャラ・あの時代の美術を忠実に再現、さらに物理考証を適度に加え、原作に沿った形で物語性を適度に加えた、その絶妙のバランスにシビレまくる。えーと、原作あんまり覚えてないんだけど、「001〜004までは第一世代」って設定は今回新作だよな。0010の最後とかは原作のまんまで、こういうところは原作に変に調味料加えないところがいい。で、エンディングも小室だが、やっぱり小室、本作のコンセプトをあんまし理解しないで曲作ったにちがいない。画面にはさりげなく0013がいるのに感動。 「知的障害者チームによる日韓サッカー大会」のニュース。知的障害者と言っても、プレイを見ているかぎり、コーナーキックなどルールも分かっているようだし、ストライカーの走り込む先を予測したパスもきちんと出してて、全く違和感なし。言われなきゃ知的障害者とは分からんぞ。サッカーって、あんまり脳味噌いらないスポーツなのかもな。そもそもどこで「知的障害者」と「健常者」のラインを分けているのか。きのうロリ防止法で捕まったアビスパの選手なんかもラインの向こう側でいいんじゃないのか。つーかスポーツ選手、知的障害者多すぎ。終身名誉監督とか。 |
| 11月5日(月)【ここまでは2001.12.31更新】 |
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アフガン話。米、ラマダン中の空襲も示唆。湾岸や旧ユーゴと違って全く容赦なし。まーラマダンでも戦場にいる兵士や病人は昼間でもごはん食べていいんだから、実質的には別に影響ないんじゃないのか。タリバンが「戦場」の定義を空襲下の市街地にまで拡げてくれれば、の話だがな。ファンダメンタリストじゃちと怪しい。あいつら下手すると兵士にまで断食させそうだし。 イタリアも1000人規模の派兵を検討、議会の承認もすぐ取れそうとのこと。でしゃばって尻馬に乗るのがイタリア軍の伝統とは言え、あまりにも。 例のおととい買った歌本、『ヘイヘイタクシー』まで載っていたのに驚く。おそらく俺が生まれて始めて替え歌にした歌だ。なつかしい〜。 今日も残業。本職も忙しいが、私生活もすごいぞ。嘘競演も『と学会年鑑』もなんとかしなきゃ。しかも冬コミももうすぐだし。コミティア、例会、ファン感謝デー、LPO『大嘘新聞』、と休日イベントも目白押し。そうだ、しし座流星群もチェックせねば。三線も修理に出さなきゃ。蔵書や未整理のオウムグッズ(●●●●直筆ハガキの他、俺も忘れている激レア資料がかなりあるはず)など資料インデックスも作りたい。『大宗教学』のバックナンバーデータもUPしなきゃ。ほんと、どーすんのよ。日記なんて書いてられっかバーローな状況。冷酷に優先順位をつけて、来年に回してよさそうなことはあっさり来年に回すしかないな。しかし、幾ばくかでもゼネになるのは年鑑ぐらいだというのに。何やってんだか(自嘲)。 |
| 11月6日(火) |
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球界の石川一雄さん(おいおい)こと元西鉄の池永、OBリーグで31年ぶりに球界復帰。ほんとに「黒い霧事件」ってなんだったんだろう。あまり事件の背景とか池永らが永久追放メンバーに選定された過程などツッコんではいけなさそうな雰囲気だが。 職場で、少し前の「週刊朝日」を読む。ADHDの小学生が、医者が母親に「お子さんは注意欠陥多動性障害という脳の病気で……」と言うのを聞いてショック受けて悩んで自殺しちゃったという記事。非常に身につまされる。そりゃ小学生が「チューイケッカンタドーセーショーガイ」なんて聞いたら、それこそ「進行性筋萎縮側索硬化症」とか「悪性未分化奇形肉腫」みたいなものすごい病気だと思って当然。小学校当時の俺が聞いても自殺したくなっただろう。また、親御さんはもちろん学校の先生も担当医すらも、「ADHD」という名前だけは知ってたけどその具体的特性についての知識まではなかったというのが致命的だった。そのくらいなら、病名すら知らず、「単に落ち着きのない子供」ということで済ましておいたほうがまだよかった。 小学生は「ぼく、脳の病気なんやろ!?治らないんやろ!?」と叫んだが、親はそれをなだめる言葉を知らなかった。ここで誰か、「ADHDは成長すれば自然に治る」、これだけでも言ってやれれば、どんなにか本人も親も助かったか。いや実際治るもん。つうかADHDが不治の病だったら、俺こんなところにいないし。もちろん、成長してからも人格障害が見られる元ADHD児もいる。だがそれはADHDに起因するものではない、ADHDということで周囲から抑圧を受け続けた結果による「二次的情緒障害」と呼ばれる現象。『もジャ魔女』のかよこちゃん状態だ。ADHDそのものは、感情や好奇心を抑制する能力の発達が他の子供よりも遅い、というだけ。言うなれば、毛が生えたの生えないのという話と一緒だ。中にはずっと生えない奴もいるだろうけど、大方は生える。ADHDも大方は治る。てゆうかむしろ反動で普通のガキよりもおとなしい子供になる。だから安心しろ。過度に心配するな。頼む。 昼、天一でこってりラーメン並。午後、おなかの具合が悪くなる。寝不足のせいか。でも残業。しかも夕食は中村屋のレトルトカレー、カシミールビーフ。何を生き急ぐ俺。 【今日の思想】 炉について考える。 (1)本当に少女にしか性的興味が持てない真正ロリと、単に「エイズにかかってなさそうだから」とアジアで少女買う鬼畜生とは、区別して考えるべきだと思う。現在の児童買春議論はそこんとこをごっちゃにしているから話が行き過ぎるのではないか。 (2)ホモにオコゲがくっつくように、ロリにも大人の女性の友達ってできやすいんじゃないか?(理論上)。「絶対セックスの対象にならない安心感」というポイントからすれば。 【今日の面白アクセス】 「くりいむレモン」「カセット」で1件。 「料理」「画像」で、こないだまでアゲてた嘘タイトル「秋の特集・手軽に作れるハムスター料理レシピ&画像大公開!埼京震学舎 」がひっかかって来た人も約1件。つーかなぜそこでウチに来る。 |
| 11月7日(水) |
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朝刊。ドコモ、迷惑メール送信拒否へ。今月中にも実施。そろそろ安心してiモード持てそう。 それよりも、なんかの福祉論文コンテストで入賞した女子高生オムツ体験談を読んで困ってしまう(爆)。いや、もちろん変態プレイの話なんかじゃなくて、あくまでも老人福祉の観点で、実際に大人用紙オムツを使ってその使い心地のひどさから老人介護を考える、という100%真面目なレポートである。それは分かっている。でも……ねぇ、やっぱり……。筆者が美少女じゃなかったのがせめてもの救いであった。 気を取り直してアフガン話。イタリアに続きドイツまで派兵。すげーや枢軸国揃い踏みじゃん。 今日もお仕事。午前中は体調ずだぼろでしたけど午後にはバイオリズム上昇。残業しました。終わり。 【今日の思想】 今日はホモについて考えてみる。ホモはホモでも、「異性に興味がない」というホモと「異性がキライ」というホモとは区別して考えるべきだと思う。後者は後天的な場合がままあるし。女性にフラレたショックで男に走ってみる奴とか、真正ホモから見たら邪魔者以外の何者でもないんじゃないか。「それって女の代用品として男の尻を使っているだけやん、わしらはダッチワイフか!」って。 |
| 11月8日(木) |
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今日も残業。駅前に引っ越して玄関から馬場・新宿までほぼ「星のトンネル」状態(時間はかかるが)になり、残業が苦にならなくなってきたとは言え。 帰ってから『と学会年鑑2002』の原稿整理。(ハンドルとは言え)名前が出る仕事は初めてということで、プレッシャアーのせいか筆が進まない。自分で編集する本は完全にナメきってるけど(←おい)、自分で書くのはさすがに慣れてねーし。いや、もちろん読者も編集者も、会長とか唐沢先生とか植木先生とか主力選手の原稿が目当てで、俺のなんかサシミのツマですらない、ビニールの草程度のポジションしか期待されていないことは重々分かっている。分かってるったら分かってるわよ。一生懸命現実に目を向け、プレッシャアーを解消する。嘘競演以上に悩む。また毛が抜けそう。 ネットに逃避。光デパートさんからパキスタンの現地旅行社HPの定点観測情報。 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/obahan.htm 派遣される自衛隊員の家族がこのHP読んだらどう思うだろうか。ほんとマジで。ああ嫌な話。ヘド出そう。 |
| 11月9日(金)【ここまでは2002.01.01未明更新】 |
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燃えるゴミの日なので生ゴミを片付けているうちに、流しも掃除したくなり、さらにシャワーも浴び、気がついたら遅刻。登校拒否か!? 12月に出すでかい本、やっと印刷所に再校を戻す。さー今日は定時に帰るぞー!……と思ったら他の仕事が入り、90分ほど残業。このくらい残業のうちには入らないけど。19時前に帰るだけでも落ちつかなくなるとはやっぱりココロの病か。 書店でアニメ絵本類を買う。『ぶぶチャチャいっぱい プレイランド』も買ったせいか、袋の中に幼児向け学習教材のチラシが入れられた。もし買ったのがAX BOOKS『おジャ魔女どれみ』2巻だけだったら絶対結婚相談所のチラシだったはず。ありがとうチャチャ。何がだ。 2400にはそそっと就寝。 |
| 11月10日(土) |
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ひさしぶりに爆睡。1030起床。風呂掃除して、曇ってるけど洗濯強行、シャワー浴びて、『ぶぶチャチャいっぱい プレイランド』(NHK出版、2001)読む。第一シリーズ全26話のダイジェストがあますところなく収録されていてお得。ひらがなだらけだから俺のようなバカでも読みやすいぞ。しかし、各話ひらがな200字程度に要約しているにもかかわらずいい話揃いで、ぐんぐん本編が観たくなってくる。ビバおけやあきら。マフユゲ星人とかなにげに『コメットさん☆』に通ずるノリもちらほら。作画もすごくいい。人間キャラかわいいし、「動物が乗り移った車」という無茶な設定を違和感なく表現した巧みなデフォルメには感嘆。この話は実写じゃできないよな。これが動くところを想像しただけでもさらに観たさ爆発。地上波プリーズ。今日び「大きなお友達」をまるっきり視野に入れてないアニメ本を読んだのは久々で、すっかり心洗われる。これからは清く生きようと決意(大嘘)。そういえば原作のIku(イク・モハメッド)がパキスタン出身だと思い出す。さぞや故国が心配だろう。 朝飯食べてないことも思い出したのは正午過ぎ。トーストかじって髪切ってカネ下ろして、また彩の国古本市。イ400潜のドキュメント本を立ち読み。やっぱりウルシー攻撃は特攻だったって書いてある(8/15の日記参照)けど、よく読まないと読み飛ばしてしまうぐらいあっさりとした書き方。すでに大戦末期は「攻撃」イコール「特攻」だったのか。とほほ。先週ひととおり棚を荒らしたもんで、そんなに買うものはなし。 いまだに立木義浩の『ぬーど・17才』など、厳密に言えば法に触れる本が普通に売っている。しかし、例の法律に照らせば、この本もSAPIOムック『日本国憲法』も『エウロパ・12歳の伝説』もモノホンの幼女レイプビデオも全く等価、という現状には苦笑を禁じ得ない。「悪法もまた法」とは言うが、悪法は後世永く笑われることを、立法府は覚えておいたほうがいい。禁酒法みたいにな。えーと、これも口すっぱくして言うけど、「児童買春」の部分には大賛成だからな。「児童買春」と「児童ポルノ」をごっちゃにし、また「児童買春」も東南アジアの少女売春と日本の援助交際とを同列に扱っている、その現状が全く見えていない立法府の大雑把さを笑っているんだからな。ああもういちいち書かないとマークされそう。俺、ほんとは幼女はダメなんだよう。……どうでもいいけど、『12歳の伝説』のモデルって、唐沢先生やオタキングと同い歳なのね。そう考えると一気に萎えてこないか(笑)。 帰りに見かけた駅売店の夕刊紙トップ見出しに「マザリシャリフ制圧」とあって、「どっちが?」と一瞬悩む。この程度の認識なんです俺。まーこれだけ火力支援を受けて勝てなかったら相当弱いぞ北部同盟。マスードが生きているうちにやっておけば。 NHK『聖徳太子』前半。「蘇我毛人が出ないのはサギー!」と思うのは『日出処の天子』史観なので気にするな。新羅の密偵・伊真のたどたどしい日本語に萌え。娘に家では百済語を話させるなど、仏教の守護者というよりもただの西洋カブレに通ずる描き方をされている蘇我馬子、順当とは言え面白い。橋田ドラマ級の長回し多用がすごい。本木の厩戸、ジョニー黒木的エキゾチックな顔立ちと雰囲気が、ミステリアスな厩戸像になかなかハマっててイイぞ。 中休みのNHKニュース、「全国同人誌大賞」と聞いてドキッとしたら、文芸のほうの同人誌だった。 改めて『聖徳太子』後半。毛人が出ないかわりに馬子が厩戸ラヴかい。そうか、新羅出兵を推進したのも政敵を殺しまくったのも、すべて平和主義者の厩戸にかまってもらいたいがためのダダこねだったのか>馬子。老いらくの恋は激しすぎ。刀自古との父娘三角関係もイカすよヒァー。それに伊真もからみ、飛鳥のやおいシーンはみごとに厩戸を中心に回り(妄)。ハブ空港というかカバラの「6」状態だな厩戸。このわかりやすい人間関係も、本ドラマに一本の明確な筋を通しているように思う。クライマックスの「厩戸キレて馬子ぐさー→実は懐にしていた仏像が切っ先を防ぎ馬子・厩戸愕然」のシークエンスがケレン味たっぷりでベリグー。厩戸の長台詞が泣かせる。「夢は半分外れた……」。ラストが駆け足だったのが残念。もう少し余韻を残してくれるとよかったのだが。 2630まで年鑑の原稿整理。頭蓋骨にオコゲがへばりつくぐらい煮詰まる。シロートはこれだから。 |
| 11月11日(日) |
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1000起床。コーヒーでトースト流し込んで、礼拝で指揮して、いったん帰って1時間ほど原稿の続き。また教会のバザーに行く。友人にフリースのジャケットを売りつけられる(50円)。それと、残業続きで買いに行けなかったワイングラスとデカンタ(氷が入るやつ)のセットがあったので購入(300円)。帰って原稿の続き。ほぼ完成したところで合唱の練習。終わり頃になって声が出るようになる。帰ってコンビニ弁当食べて原稿の仕上げ。いいかげん煮詰まりつつ、2330ごろメール。いつもヒトに書かせてばかりなだけに、書き手の気持ちを体験するのはいい勉強になる。〆切前の著者はみんな苦労してるんだにゃー。 それにしてもコストパフォーマンス悪すぎ。カルロス・ゴーンがギロチン引きずってせめてくるぐらい悪いぞ。だって、いちばん俺側に有利な計算をしても、入ってくるおゼゼはどう考えても5円/冊。5000部売れたとしても、一回のコミケでパーである。実際にはまず1冊あたり5円も入るまい。まー、純粋に筆だけによる収益が発生するってだけでも、シロートとしては大躍進ナリよ。 思えば埼京震学舎が1992年末コミケに初めて店出してから、95年に初マスコミ登場、99年に初めて単行本(『ミニコミ魂』)で紹介され、00年学会に拾われ、やっと商業出版物に記名(ハンドルだけど)で寄稿するまでになったわけで。プロのライターさんから見たら鼻で笑われるような(てゆうかとっくにヒボシになってる)亀のごとき歩みだが、脳の発育が遅い俺にはこのくらいのスピードがちょうどよかったんじゃないかなと思う。いろいろな幸運が、絶望するほど遅くはなく、増長するほど急でもなく、それぞれちょうどいいタイミングで訪れたように思う。「一気に幸運がおしよせてくる」ということがないのが、俺の人生における最大の幸運なのかもしれない。 ふと、以前某大出版社の入社試験(当然落ちた)を受けた時に言われた、「君は編集者よりもライターになったほうがいいんじゃないか」という言葉を思い出す。その言葉に10年間とらわれ続けた、というわけではないが、ともかくその予言(笑)はある意味成就しようとしている。いやもちろん編集者のほうが本業なことは変わらないけど。つうか、編集者としては企画力に欠け、ライターとしては取材力に欠ける俺は、どっちにしても本物にはなれない。だからと言って文字を操るお仕事以外に適性があるわけでもなく、今後もこの世界でごはんを食べていくしかないだろう。それなら、なるべくこの世界における様々なスキルを地道に伸ばしていくしかない。同人誌を描き、作り、売り、HPをいじり、「何か書け」と言われれば書いてきたことは、きっとこの世界で生きるためのコヤシになっていると思う。現金収入云々という問題ではなく。 ともかく今はまだ自分の人生のあちこちに布石を置いている段階。「何かをやりたい」という明確なビジョンがない人間は、自分の嗜好の範囲でいろいろ目に石を置いてみて、徐々に盤面に構築されていく布陣に従って戦っていけばいい。それがきっと「やりがいのある人生」になっていくと思う。布石すらなければゲームにもならん。死ぬまでのひまつぶしとは言え、なるべくなら有意義に楽しみたいし。で、自分だけでなく、より多くの人を楽しませられればそれに越したことはなし。それだけの話。今度の原稿も、楽しんでもらえるとうれしいんだが。 |
| 11月12日(月) |
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こないだ「社会的父性」の話を書いたO先生に、オタキングの『フロン』を勧めてみる。面白いことになったらウレシイんだが。 帰るとポストに色ラベルつき封筒。日曜日東地区「ヤ」31b。またお誕生席だが、出入り口の反対側。客の入りはどうだろうか。 年鑑の原稿データ置き場を覗く。きのうメールした俺の原稿もちゃんとUPされていた。他の人たちの原稿も読むが、どれも俺のよりずっと面白くてすごくくやしい。キャリアの差は歴然。担当編集者さんは受領メールで俺のことをおだててくれているけど。ああ自信なくすなぁ。でも今の俺にはこれがせいいっぱい。このくやしさが明日の糧になると思えば。ああそれでもくやしいー。シドニーで銀取った直後の水ゴリラ並みにくやしがる。 ビデオで昨日の『パワパフ』。うわーイヤな話。こういう本当に救いのないイヤなキャラも作れるのがパワパフのあなどれなさ。「彼」の500倍ひどい。量産すると稼動率が極端に落ちるガールズ。やっぱり月光初期型や誉エンジンのように、なまなかな生産ラインでは製造不可能だった模様。テレコンワールドには比較的出来のいいガールズを出してるとこがイイ。できそこないガールズたちがかなしすぎ……。バニーの回と言い、生命倫理専門の脚本家でもいるのか。クレジット確認してないからわからんが。 また米で旅客機墜落……。 |
| 11月13日(火)【ここまでは2002.01.01深夜更新】 |
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昨夜の旅客機墜落、個人的印象としては整備不良か人為ミスによる事故っぽい。警備のほうに神経使いすぎて整備がおろそかになったんじゃシャレにもならん。もしこれもテロだとしたら、ほんと、何のための警備体制だったのかという話になり。 日本でも科学の象徴・スーパーカミオカンデ破損のニュース。スペースシャトル「チャレンジャー」爆発にも匹敵する理系的大事故である。復旧は何ヶ月かかるのか。 仕事して定時退社。早大正門からバスに乗り、太田出版まで図版用の品々を届ける(ちょーど再校戻してヒマだったもんで←おい)。一般の出版社を見るのは初めてで新鮮。担当さんと30分ほど打ち合わせ(と言うかただの雑談か)。やっぱり宗教ネタは気を使う。『大宗教学』ならともかく商業出版ではなおさらである。なんとか文章を練って、「これで訴えたら我々が恥をかくだけ」と相手方に思わせるような書き方をしなければ(上兵伐謀)。それにしても、こっちが突然おしかけたのに、あれだけオダテの言葉が出る担当さんはさすがだと思う。俺だったら事前に予習していてもとてもこんなに著者をエンクーリッジさせられないし。やっぱし俺編集者に向いてない、とつくづく実感。曙橋から地下鉄で帰る。 毎度おなじみのアフガン話。北部同盟、カブール無血制圧。意外なほどのタリバンの脆弱さ。で、さっそく北部同盟が「タリバンの少年兵100人を虐殺」とか「カブールでお約束の掠奪」なんてニュースも出る。北部同盟が空爆されるのは何年後か(笑)。だから笑うなって>俺。 |
| 11月14日(水) |
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朝刊一面はやっぱりタリバンカブール撤退。考えてみるとタリバンって1994年結成つーから、実は埼京震学舎よりも歴史浅かったのね。世間知らずの神学生がムジャヒディンの生き残り・オマル師にオルグされて「世直し」を夢見、そこにビンラディンなんて変なのまで混ざって電波が増幅、引き返せないところまで来てしまったんだね。下っ端神学生たちにとっては、この7年はほんとにあれよあれよという間の出来事だったろう。気がついたらすっかり雑誌が右傾化していた「SAPIO」編集部どころの話ではない。自分らの組織が民衆をしめつけ、殺し、歴史遺産を爆破するのを止められずオロオロしているうちに、庇を貸して母屋を乗っ取りやがったビンラディンが広域暴力団の事務所の窓ガラスをぶち割るというとんでもないイタズラをしでかし、怒った暴力団がせめてきて、今度はオロオロと撤退していった、という形だろう。気の毒というほかない。プラトーンの提唱した「哲人王制」論の唯一最大のウィークポイントは、「世知長けた学者」なんてのがまずどこにもいない点である。カリスマやリーダーシップのある学者は確かにいる。オマル師もそういうタイプだったんだろう。だが、学者はどうしても現実を直視することよりも理想の追求を優先する。ラボでの実験結果がそのまま現実世界で追試できると思うキライがある。人間の物欲&ナマケ欲を計算に入れずに大失敗したマルクスやエンゲルスがそうじゃないか。けっきょく共産主義もスターリンだの●●●だの●●●●だのといったバカ野郎の手にかかり、崩壊していった。すべては歴史をなぞるがごとし。 ほんの3日前に原稿を入れたばかりなのに、ゲラはまだかゲラはまだかとウズウズしてくる。著者がどれだけ一日千秋の思いで著書の刊行を待っているのか、その気持ちがよく分かった。これからはもっと仕事早くしよう(汗)。こういうことが分かるから、たまに著者の立場に立つのはいい勉強になる。 夜、カレー食べて、18日のコミティアのために『大宗教学第拾七號』10冊増産。 ネット。『ジョジョの奇妙な冒険』ファンサイトで、「ジョジョ気楽院」という名のサイトが立ち上がっていた。がーん。 米露、戦略核削減合意。ICBMじゃテロは防げず。 【今日の面白アクセス】 「ペットロス」「論文」で、第16回嘘競演の感想掲示板から飛んできた方が。 |
| 11月15日(木) |
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野平俊水+大北章二著『韓日戦争勃発!? 韓国けったい本の世界』(文芸春秋・2001年)購入。日本文化解禁直前まで、韓国でばかすか出版されていた、日本に対する偏見・コンプレックスがどろどろに渦巻いた小説や研究書を「韓国けったい本」と呼び、そのけったいな内容をツッコミとともに紹介してくれる貴重な本で、期待にたがわぬ出来。 残念なのは、文春の単行本特有の旧態然としたあかぬけないレイアウト。『トンデモ本の世界』などを意識して強調部分にはゴシック体を使っているが、それだけ。ヤングアダルト本を編集しなれてないセクションが担当しちゃったんだろうか。また著者の文体も、「と学会口調」を意識しながらイマイチ板についておらず、ぎこちなさばかりが目立つ。著者は、翻訳のキャリアはかなりあるようだが、書き下ろしは経験ウスい模様。あえて「トンデモ本」という用語を避けたんだろうが、「けったい本」という言葉も座りの悪さを禁じ得ない。 しかしそれでも、取り上げられた「韓日対決けったい小説」「韓日歴史けったい本」の数々はどれもこれもバカな本ばっかりで、面白いったらない。日本人は必ず半島征服を企んでいるし(特に理由はない)、日本女性は韓国人と見ればホイホイ足を開くし、もう書きたい放題。歴史書のほうも、日本も琉球も世界文明も全部韓国人が作ったと平気で言い出すし、『竹内文書』かオスタラ叢書級の狂いっぷりである。大長編(それも冗長なだけ)ぞろいの小説群や頭の痛くなる偽史書の数々を読破し、そのキモを要約した著者の労力は想像を絶するものがある。「聖ジェルノン」シリーズ全巻視聴以上の苦行だったろう。今までこの種の書籍が日本に紹介されなかった理由もよくわかる。誰もそんな徒労をしたくなかったというだけだ。まさに野平・大北両氏という、コリア語に精通した、しかも奇特な著者でなければなし得ない労作である。「けったい本」の内容を概観することで、韓国人が日本人に抱いているさまざまなコンプレックスを浮き彫りにしていく、本書の文化的意義は高く評価したい。日韓問題を考える者は、ぜひ一読するように。 |
| 11月16日(金) |
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社員旅行。嵐山PAで『コメットさん☆』システム手帳を見つけたので買う。メテオ様が目立ってないのが不満。伊香保で昼食。刺身が凍っていた以外は問題なし。食後、竹久夢二美術館とオルゴール博物館。前者は数年前に来た時より展示物が濃くなったかんじ。日本画/浮世絵と、田川水泡などの前・手塚マンガとを結ぶミッシングリンクこそ夢二のような気がするが、気のせいか。それとも日本のマンガは全て「ディズニー→手塚」から発していることになってるわけでもあるまい。後者はあいかわらず充実。伊香保温泉に来たら絶対行くといい。「スター・ウォーズのテーマ」のオルゴールシリンダー買う。帝国のテーマがあればほしかったけど。夕方、四万温泉到着。夕食、もすこし量があってもよかったような。例年なら牛がふんだんに出るとこだったんだろうが。外に出て酒買い込む。このへんの地方信金「かみつけ信金」って言うのな。ATMに手ェはさまれそうな。宿に戻って飲む。寝る。そんなかんじの一日。 |
| 11月17日(土) |
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0800まで惰眠。朝食、みごとに和食主体のバイキング。昼の事を考え控えめに。チェックアウトまで、NHK『むしまるQゴールド』観る。甲虫、ソフトスキン、爬虫類、哺乳類でクイズの内容を分けていたことに今ごろ気づく。「トゲナナフシの歌」が頭にしみついて離れなくなる。勉強になるなぁ。薬師堂見てダム見て、伊香保まで戻ってキノコ料理屋で昼食。期待ハズレ。イナゴの佃煮買う。りんご狩り。もう最後の富士のシーズン。そんなに食えるもんでもなし、おいしそうなの1個もいで食う。当たり。夕方東京着。そんな旅行。てゆうか寝たい。 久しぶりに新聞読む。と言ってもテロ話ばかりだが。政府、イージス艦派遣断念。議論のマトが変なところに行ってしまった末か。てゆうかそもそもそんな、地底人攻撃に戦闘機を派遣するようなわけわからん後方支援があるか。米のテロ被害者に日本企業からの義援金が47億円に達しているそうだ。アフガン難民にも送られているらしいが金額は書いてない。 |
| 11月18日(日) |
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0700起床。『パワパフ』。お隣に越してきた小動物系新キャラ・ロビンがかわいい。ガールズと頭身同じ、ガールズ同様まちがって作られ(汗)、ガールズ同様スーパーパワー(笑)の持ち主。実線だらけの作画の中、お空のシグナルをピント少し外れて虹みたいにぼやかしているのがうまいなぁ。心底悪人なプリンセス。悪人描写が妙にリアルなところが『パワパフ』のあなどれなさ。くだらない理由で呼ぶな市長。 『牙吠』。伏線はりまくりだった風太郎、実は現人鬼・散!じゃなくてガオゴッドと判明。オルグも夢の島(古い)から生まれると判明。「人間がいなくなれば本当の自由がやってくる」、そのとおり!(笑)。来週はなんかいきなりタイムレンジャーを彷佛とさせるハードな展開に? 0800、コミティアへ出発。1000過ぎビッグサイト入り。新田さんの【WAIWAIスタジオ】に委託。吉田等さんは今日もお仕事で来られず。滝季山さんとまたいろいろ話し込む。今度の冬コミの配置、またカダフィの両隣にウチと滝季山さんが並ぶカタチになる模様。新刊はたっぷり作っておいたほうがいいな。1100開場。らいだゆず、藤井ひまわり他、チェックしてたとこのみ回る。【アーティスツカンパニー】、新作カレンダー登場。2001年版カレンダーより格段にレベルアップしてるし。いまだレイヤーの使い方も知らない我が身がはずかしく。あとはまったり店番。新田さん、同人誌の企画であの【木持アート出版】にインタビューしてきたとのこと。これはすごい記事になりそうだ。本になった時が大いに楽しみ。途中、BGMにデリック・メイの応援歌の元歌がかかる。ごーでぃーめい、ごーでぃーめい、おれたちーのでーりっくめーい♪ 特に打ち上げもせずさっさと帰る。いなり寿司とカキフライ弁当をたいらげ、しし座を見るため1930ごろさっさと寝る。 なぜか小坂俊史『せんせいになれません』の1組か2組の生徒になって(たぶん1組)、流星群の観測をする夢を見る。さっさとストーブをつけろとかやっぱりこき使われる。出るはずのない月齢14ぐらいの月がしし座のそばに出ていて、夢の中でも「何かおかしい」とは思ったんだが、バカなもんで夢とは気づかず、さっぱり見えない流星にヘコみまくる。2200ごろ目が覚める。窓の外は曇り。気持ちがかなりくじけるが、天気予報を信じてまた寝る。2430ごろまた覚醒。コミケ前のような無駄な昂揚感。でもまだ曇り。いや、寝る前の天気予報では「未明は晴れ」と確かに言っていた。信じよう。信じて睡眠とろう。 2545、目覚ましで起きる。東の窓を開けると、最初は光害でよくわからなかったが、目が慣れてくるとどうやらほぼピーカンな模様。なんとか最低限の観測状況は揃った。まー寒いから部屋ん中で観るかなーと考えていたところ、そこにマイナス級の流星が立て続けに2発。……まさか「当たり」か!? これは家なんかで見てる場合じゃなねーよオイ、と急いで防寒装備。夜食のカップヌードルをかきこみ熱源確保、BBSに書き置き、玄関を出たところでまた北の空にマイナス級が流れ、期待は確信へと。なんかもう笑いすらこみ上げてくる。 自転車で観測ポイントへ。途中で缶コーヒー買って懐中に放り込む。中新井と中富の境界あたりの農道で、鋪装はされているが街灯が一切ない、流星見物にはもってこいの嬉しい穴場があって、2630ごろそこへ辿り着いてみるともう親子連れなど数組のにわか観測隊が。公園でワイワイ観るほど素人でもないが、八ヶ岳とか本格的観測ポイントに行くほどマニアでもない、近場でのんびり静かに天体ショーを見物しましょうという、俺と同程度のヌルさの人たちが集まっている模様。非常に居心地がいい。 はたして獅子の口は流星全方位発射状態。0等マイナス当たり前、木星級も毎分1個ぐらいの頻度で出現し、ときどき金星級の火球も飛ぶ。本物の木星土星が居座る冬の星座群すらかすむほど。大きさはもちろん、数もものすごい。去年のしし座の時は、欧州やカナリアで撮影された映像をニュースで観て悔しさに地団駄踏んだものだが、あの映像をそのまんま再現しているような騒ぎ。いや、ナマの迫力には高感度カメラの映像など及びもつかぬ。3点バーストあり、一度に3方向に散るものあり。もう、首を向けたところに飛んでくるといった状態。火球を2、3個見逃しても全然惜しくない。27時台の極大時には、見逃したもの、視界に入らなかったものも概算して1分100個は余裕で飛んだと思う。昔の子供向けの天文本の挿し絵にあったような、この世の終わりと見まがうほどの「流星雨」とまではいかないが、今日のこれも10年20年経って記憶が美化されていくと「流星雨」になるのかもしれない。 3年前の「4時13分」のような光の帯を引いて爆発する超特大熱核爆裂火球(←ほら、かなり記憶が美化されている)こそなかったものの、あれに準ずるクラスの大火球は何発も見られた。なにより数が去年一昨年とは段違い。白いの赤いの長いの太く短いの垂直に飛んできたのとバリエーションも豊富。いやもう実は米軍が空爆してきやがったのかってぇぐらいのスゴさだ。 先に来ていた人たちは27時半には寒さに耐えきれず三々五々撤収していき、あとは一人でのんびり観測。俺はちょうどオイシイところで来たらしい。さすがに俺も足元から来る冷気に何度か帰ろうと思ったが、自転車を向けた先にまたでかい流星が飛んでくるもんで、帰るに帰れない。こんなすごいショーの最中にノコノコ帰る手はねえだろ。人肌に冷めた缶コーヒーを一度取り替えた以外は、終始農道を右往左往。そろそろ帰ろうかな→火球飛ぶ→観測続行→寒い→そろそろ→また火球→続行→寒い……のエンドレス。お願い、帰らせて……。 で、極大も収まってきた2830ごろになってやっと撤収。星力をお腹一杯にチャージして帰宅。今なら鎌倉の海だって真っ二つにできそう。いやはや、所沢でもこれだけ見えたんだから、本格的な観測スポットではほんとに「流星雨」が見られたことだろう。アッシャー博士マンセー。2930過ぎ就寝。 【今日の面白アクセス】 「スタッフ」「コミケ」「鈴木」「浦安」で検索あり。何を調べようとしたんだろう。 |
| 11月19日(月) |
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1時間ほど仮眠をとり出勤。不規則睡眠であまり頭は働かないが、それでも仕事はしなければ。その合間に今度は嘘競演のネタを考える。なかなか嘘に集中できない。 「ニュースステーション」、お天気のコーナーでちょろっとしし座のニュース。今朝のは200年に一度の大出現だったそうだ。あの伝説の1966年より凄かったってことか。久米、26時ごろ空を観たら曇りだったので寝てしまったと悔しがっている。天気予報ではさんざん晴れる晴れると言っていたはずなのだが、そんなに天気予報が信用できんか久米。それとも昨日の「Nステ」のお天気のコーナーでは「曇り」と言っていたのかな? どこかで読んだ「流星群は信じる人にしか見えない」というフレーズはまさに大宇宙の真理。だまされ続けてこそ報われた時の喜びもひとしお。もちろん、「だまされることも流星群観測の醍醐味」とまで自虐的になる必要はないが。 |
| 11月20日(火) |
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昼休み、天文ガイド号外「しし座特集」を記念購入。ちくしょう、えびなみつるのマンガ、今にして読むとめちゃくちゃ泣けるよおう。 「先生ッ先生ーッ」 「もうカウントできませんッ」 「……いいよ」 「え!?」 「もう記録はいいよ。 しっかり見て…覚えておこう」 本当にこんな状況になるなんてよおう(感涙)。 「つくる会」教科書、今年の採用数は1369冊と判明。市販しなかったらマジで扶桑社傾いてたよな。 黒磯の幼女誘拐犯・藤田くん田中くん初公判。夜ノ森クンのほうが少女殺害を持ちかけたとか、衝撃の事実が続々と。田中、よくぞ反対した。 |
| 11月21日(水) |
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イチローMVP。こんなバケモンがいたのに2回しか優勝できなかったオリックスっていったい。つくづく野球は1人でやるスポーツじゃないんだなぁと実感。 二頭目の狂牛病ウシ発見。人の噂も75日経とうとしたところでコレかよ。せっかく先週の『虹色ラーメン』がフォローしてくれたというのに、なんてぇタイミングだ。まだ肉牛からは見つかっていないものの、なぁ。 【今日の妄言】 ウヨとしては、従軍慰安婦問題をクローズアップしてもらえばもらうほど、嬉しいんじゃなかろうか。 あきらかに政府主導で行われた、しかも慰安婦よりも人的被害の大きい強制連行とか、反論不可能な事例を挙げられるよりも、反論しやすい(議論をワヤクチャにしやすい)慰安婦問題のほうが、彼らもやりやすいと思うよ。サヨも、なんでわざわざ相手のワナにわざわざハマるような戦いをするかね。 もちろんウヨのことだから、強制連行に対しても「ちゃんと賃金は払っていたから単なる出稼ぎだ」とかいろいろと無茶な言い訳をしてくることは予想されるが。 それにしてもウヨも、その弁説を、旧ソ連の条約破り・シベリア抑留を糾弾する方向に向けてくれれば、どれだけ日本のためになることやら、と右翼のハシクレとしては切に思うのだが。まー、「言い訳」のスタンド能力というのは、防御は強いが攻撃にゃさっぱり向かないもんだし。今の立場が「つくる会」とかヌルいウヨの限界ってとこだろ。よしりん、その勢いでこんどはアメーリカの原爆投下にごーまんかましてくれ。なに、自己弁護のための資料を調べるのでせいいっぱいなウヨは、よその戦争犯罪にはツッコミ入れるほどの知識もないってか? てゆうか、「つくる会」は「連合軍は原爆の惨劇をごまかすカウンターバランスとして南京大虐殺をクローズアップした」と言ってるけど、逆におまえらこそ南京大虐殺をごまかすために原爆や東京大空襲や満州の虐殺を使ってるんじゃないのか。それが結局「どっちもどっち」と、双方の犯罪性をごまかしてしまうことになる。「許す」ことと「忘れ去る」ことは別だ。「許そう、しかし忘れない」と言うユダヤの立場は、同じ過ちを犯さない/犯させないという決意だが、「忘れ去る」者は、また同じ過ちを繰り返す。「忘れない」ための学問が歴史学ではないのか。「ごまかさない」ための学問が歴史学ではないのか。漫画家や在野のウヨが何を言っても別にかまわん、言論の自由の範囲内と聞き流せばいい。だが、歴史学を専攻する学者が、それでいいのか。 |
| 11月22日(木) |
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今月のお給金明細が出る。5割増しだよオイ。毎月このくらいもらっていれば、貯蓄もできるし、子育てもできるんだろうが。そーなったら同人はやめなきゃな。あと早死に決定な。 テロ話。米、イラク攻撃まで検討。世界中で何億人が「おいおい」とツッコミ入れたくてウズウズしていることか。 久しぶりに『ポケモン』観る。フシギダネ戦線離脱。パターン的にはピジョン、ゼニガメ型。ピカチュウに次ぐ古参選手がいなくなるのは寂しいが、ベイリーフと芸風が重なる以上仕方なしか。 嘘競演に「ヤーレンソーラン北海道」投稿。普段新聞形式の投稿しかしていないくせに、いざ「新聞形式で」と言われると書けなくなるのは何故か。露出狂が「ほれ出せやれ出せ」と言われるとえてしてコートをおっぴろげられなくなるようなものか。 |
| 11月23日(金) |
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0930起床。嘘競演に2つめのネタ「品種改良の果て」投稿。前回競演に続けて相撲ネタは避けたかったんだが。今回はぜんぜん力を入れられなかった、いつもに増して悔いの残る競演となった。 1145ごろ出発、渋谷で学会。今日も詳しくは書かないがゲラゲラ笑う。あいかわらずスゲエよみんな。もちろん、ネタの山本会長、話術の鶴岡さん、インパクトのひえだ先生、総合力の唐沢先生など一軍選手に並ぶのは夢また夢だけど、俺もいつか2ちゃんねるで名指しでスレッド立てられてねたまれるぐらい面白いネタを出したいものであるなぁ(笑)。休み時間、社員旅行で買ってきたイナゴの佃煮を出す。桐生さんが「あたしのソウルフード」と喜んでくださる。ひえだ先生に、総裁先生講演テープ(キティちゃんカセットにダビング)、某教派の牧師専用手帳、先生が出演した『ココ変』のビデオ、それとカダフィの西田総帥からもらった幽霊掛け軸Tシャツを寄進。 後半、俺に順番が回り、飛沢さんにもらった因業深い絵ハガキ、「ハム太郎高野どうふ」(会長はもう食べてた。負けた……)、般若心経の自己流解説をうだうだ書き連ねた「超大型」トンデモ本(中身はともかく、高い紙使いまくってて材料費だけでも1冊1万円以上、重量3キロ超えてるので書籍小包で送れない、にもかかわらず188箇所に献本しまくるという、その札束ドブ投げ込み具合がイカす超大作)、それと『大宗教学』でも紹介済みだが「ヘルメスエンゼルズ」に載った総裁先生の実兄へのコンプレックス話を駆け足で紹介。発表中、この総裁先生のお兄さんに関する重大な話を志水先生に伺い驚く。まだウスいな俺も。なるほど、あの文章、実は総裁先生の余裕のアラワレだったか。最低だな。死者とか病人とか、文句言えない人間に対してしか言いたい放題できない、「セト神」のアレッシー級のヘタレぶりがたまらん。つーか、丸山眞男とか景山民夫とか、ここまで死者を冒涜できるのも、総裁先生が「霊魂の不滅」なんて信じちゃいない何よりの証拠だと思うんですけど。また「超大型」トンデモ本に関して鶴岡さんから、最近東京・神奈川で手書きの般若心経が町にベタベタ貼られるという事件が頻発しているとの話を伺う。著者も神奈川在住なだけに、関連性が大いに疑われる。 4時間たっぷり笑い転げ、二次会は「九州」で。鶴岡さんから「●●●●●●●」があの『●●●●』を載せた経緯に関するとほほな噂話。やっぱり、アホなスカウトがダメ外人つかんでくる阪神状態だった模様。ひえだ先生と、原理主義全般に対するグチをこぼし合う。他には誰と何を話したやら覚えていないが、面白かったことと満腹したことだけは確か。三次会も別の飲み屋でワイワイと。桐生さんに『夏の滴』の執筆裏話など伺う。あのシーン、最初はあの親子にあそこまでさせる予定じゃなかったという。キャラが勝手に動いたらしい。小説ではままあること。新田さんに、冬コミでの店番を頼んでみる。心身共に満たされてよろよろと帰る。 |
| 11月24日(土) |
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1100起床。たまってた洗濯、たまってたビデオの処理にあたる。 先々週の『牙吠』。所沢っていつの間に「北関東市」と改名したザンスか。住民投票した覚えはないザンス。ナレーションまで侵略する悪ノリぶり、最高ザンス。猛獣使いオルグに操られ暴れるガオキング、所沢を壊すんじゃないー(涙)。しかし「一匹狼の集まり」ガオハンターは操られず、ってそういうもんか? でも弱いぞハンター。おまけにマッスルも操られて、男子幼稚園児の妄想のような状態に。でもガキがパワーアニマルたちの魂を取り戻させて、オルグボコボコ。とどめはガオイカロス、さすがファルコンだけは別格か。 『アギト』。ハンギョモン超進化、ゲボアギト圧倒。アギトの正体が判明し逆上のメカバッタ中身。おむろんのほどよい腰抜け具合がナイース。なると占いに曼陀羅まで持ち出すかオヤジ。恋する乙女度3倍速なメカバッタ中身も良い。アギトの理想は快食快便。栗を皮ごと喰うとは武骨にもほどがあり。アギト&G3-X初共闘。変形バイクの機動力と携帯ガトリング砲の火力を合わせて犬粉砕。一方美杉家では真魚ちゃん何かリーディングで次回以降のお楽しみ。 『もジャ魔女』。今回の脚本は力抜けてるにゃー、悪い意味で。セリフ回しも寒いし、5人分のお着替えをダラダラやったりとテンポも悪い。エースは少し調子が悪くてもそれなりに締まったピッチングをするが、二線級が調子を落とすとすぐ打ち込まれる。おまえもおたふくカゼかい、と突っ込みたくなる。こんなことならこの一話分の枠を『コメットさん☆』にあげてほしい。おけやあきらに一話でも多く書かせたい。いやマジで。 『デジテマ』。水の中でもイメージすれば呼吸できる……なぁぁんか4年前の某アニメ映画を思い出すなぁ。あれも東映だし。最終回近くで「実はデジタルワールドは霊界だった」とかオチがつかぬことを祈る。しかし最近の小ガキ生はこんな形而上的な話についてこれるのか?俺が小ガキ生の頃だったら全然わかんないヒァーだ。次週、シウチョンもデジタルワールド侵略か。 『コメ☆』。「魁!メテオ塾」一号生、塾長殿に似て口が悪く。いやあれは根っからか。通販番組にハマるばばくさい塾長殿、その口で王女の尊厳がどーのこーのと言うか。ケースケ、アングロサクソン系ヨットマンをヒッチハイク。「ウォッシングオーケー、クッキングオーケー、プリーズ、オーサンキュー!」と乗ったはいいが、「オーノー、ベッドイズノットオーケー! ああっ、師匠……(涙)」(落ちる椿の花)とならんかワクワク、もとい心配。 万能の天才たるメテオ様に二星国連合軍でトワリング大会出場直訴。直訴てゆうかすでに映像的には麻薬中毒者の幻覚レベルだし。そりゃ嫌がるて。タンバリン姉弟に電話で送還命令。このまま居座ってたらメスオバQが地球の食糧を食いつくし開発途上国の飢餓に拍車がかかるとの懸念からか(違)。一号生の「ごっつぁんでした塾長!」宣言に意気に感じた塾長殿、一号生の地球での思い出作りに陰ながら助力すべく、へたくそ女をみっちりシゴかんと夜間攻撃敢行。人に親切にし慣れてないメテオ様だがコメットさん☆の無茶すぎるフォローでメテオ塾臨時開校。しかもチームにまで加入とメテオ様とは思えない大盤振る舞い。江田島塾長に勝るとも劣らぬ塾生思いな塾長である。 しかし大会を前にタンバリンの恒星間気球飛来。姉弟の下僕風正装がいいのう。やっぱり第一目的は王子様探索じゃなくて姫様どもの調査だった模様。そこへしばし待たれよと二大姫様最強陳情にタンバリン議会の使者もアタフタ。「夢は願い続ければ」って、あんたらのは権力カサに着ただけやろが(笑)。三国干渉か。大会には出場したものの練習不足で負け。まーあの急ごしらえの混成部隊で優勝できるほどバトン界は甘くない、と監修が入ったか。けっきょく姉弟は大会後送還。あえて見送らないメテオ様がメテオ様らしくてイイ。ケースケの定期盗聴電波が届かない。まさか本当に外人ヨットマンに師匠のこともコメットさん☆のことも忘れるぐらいのもうそれこそ(中略)か!? なお、単にマリアナ以南は電波の圏外、というオチは許さんので。 さーて次は先週のビデオだ。忙しいなオイ。『アギト』。アギト・ギルス・ゲボアギト・G3-Xの4人ライダー揃い踏みなれどサメ強し。最近になって徐々に話が見えてくるようになった。辛抱して観続けた甲斐がそろそろでてきたか。謎解き主体のストーリーに1年もかけるのは長過ぎかもしれない。 『もジャ魔女』。なんか出だしはアロマ企画のビデオのような。睦月先生の変態ナイトに持っていこうか。うわ、ハナちゃん公開脱糞強制まで。アホほどイモを仕入れてきた青。お嬢様ズ(橙&紫)はヤキイモ忌避もその繊維質の魔力には抗えず。あいちゃん、のぶこちゃんに嘘習ったほうがよろし。パティシエ服着たまんま焚き火するとニオイつくで。甘蔗は野菜か否かの分類問題、呪い的には野菜と判定。あいちゃんのゴンスケ@『21エモン』級のイモへのこだわり。もしおとーちゃんおかーちゃんと古本屋に行った思い出があったら今ごろ立派な古本マニアに(笑)。現物を見せないで料理するという欺瞞をあえて否定したのは良いぞ大和屋。今回はグッド! しかしなぜこんなに出来の浮き沈みが激しいんだ『もジャ魔女』。長期放映ものの宿命か。 『デジテマ』。今回もわけわかんないうちにシウチョンもテイマーに。受ウサギかわいそう。慇懃なセリフ回しがちょっと我のツボかも(←少し伝染)。 『コメ☆』。のっけから疑似餌でラバボー恒星間フィッシングという衝撃のオープニング。職務怠慢とかじゃなくて「ほったらかし罪」というまぬけな罪状がいいのう。ケースケ、豪州には到着したが大会は玉砕。弁護人ムークはグチるばかりで役立たずー。なんか背後に不穏な動き。タンバリンの議会はなんか怪しい。メスオバQと毒舌ヒッキーを撤収したのも陰謀の前準備か。こうなると実は王子の失踪自体ブラフの可能性も。でも直接来週に引っぱるわけでもなさそう。 貿易センタービルの犠牲者、3,646名に下方修正。 「ブロードキャスター」、藤田くん田中くん初公判特集。ゲーム機の山は画面に何度も映ったものの、意外なぐらい「オタク」云々といった表現が出てこなかった。オタク版サイモン=ヴィーゼンタールかオタク解放同盟でも誕生したのか。 |
| 11月25日(日) |
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おとといの例会で発表され爆笑を買っていた『地上星座学への招待』が、読売朝刊の書評欄に出てて笑う。 『もジャ魔女』。なんかアリの街のマリアかダミアン神父のようなマジョリード村長がかっこいい。成田、ナイスピー! 0920ごろ出発、ロッテのファン感を観に一路幕張へ。 パンフレットにイワオの名前がどこにも載ってなかったのでもしやと思ったら、また今年も似顔絵の店ゲリラ出店。去年は大人50,000円、子供0円だったが、今回は大人85,000円に値上がりしていた。このデフレの世に70%も値上げすんなー! やはり周囲に人垣が形成されるが、今季ほとんど出場しなかったせいか、「あのヒゲ誰?」と無礼なことを言うファンもちらほら。不敬者ーっ!! 「大塚?」天誅ーっ!!(ばさ)……ああ、ファンは無情じゃのう。そんな空気を知ってか知らずか、去年とはうって変わってファンのサイン要求に快く大盤振る舞いするイワオ。去年は俺にしかくれなかったのに。なんだかイワオじゃないみたい。本当に大塚だったりして(笑)。イワオも、いちおう来年のカレンダーには載っているとは言え、予断を許さないポジションである。ああ、こんな快くサインしてくれるなら、ユニシャツとかスタジャン持ってくればよかった〜。『甲子園の詩』級のレアアイテムでも持って来なけりゃダメだと思ってたし。長男を抱っこした松本が「似顔絵描いて〜」とやって来た。この息子がどういうわけか西村コーチに似ているんだが。将軍×松本?(妄想爆)。 そんなこんなで選手集合、ジョニーと監督の挨拶でファン感終了。引っ込む選手。ぞろぞろ帰る客。機材撤収。ふと見るとイワオの店に、まだイワオ手書きの看板(画用紙にマジック書き)がかかっている。そばにいた係のおねーさんに「すいません、コレもらってっていいですか?」。おねーさん、呆れながらも承諾。よっしゃあー、イワオの聖遺物(笑)ゲットだぜー! やれやれ、最後の最後で大逆転。 毬印団の芋煮会にちょっと顔出し、芋汁食べ散らかして帰る。海浜幕張駅への帰り道、前を歩いていたユニシャツ姿の小ガキ生が、着メロで近鉄のタオル踊り&チャンステーマをかけて喜んでいたので、よほど「非国民ー!」と叫んで後頭部に真空飛びひざ蹴りくらわそうかと思ったが、親がいたので断念。おそるべし近鉄。プレナの売店でいろいろ買い物。石井アニキグッズがまとめて投げ売りされていた。涙。 幕張本郷までバスで出て、総武線で新宿を目指す。信濃町で途中下車し、慶応病院へ友人の見舞い。風邪で視神経がイカレたとか。目がダメだから本も読めないTVも観られない。ゲームもパソコンももってのほか。俺なら気が狂うな。で、CDばかり聞きまくっている模様。長期入院になるようなら落語全集でも差し入れて日本の伝統芸能に精通してもらおうかと思ったが、そんなにはかからないとのこと。なんにせよ命にかかわるアレでなくてよかった。 新宿LPO着はちょうどいい時間。今日は『大嘘新聞』イベントのパート2。スライド劇「プロジェクトY」の採算度外視した手の込みように圧倒されたり、「ハナゲ」を詠み人知らずのネタとして紹介してしまった某パソコン誌編集長がゲスト出演してやゆよ帝にワビの電話を入れるのを見て「新潮社だけは敵に回すもんじゃねーな」と肝に銘じたり(笑)。しかし、冷たいウーロン茶を口にしたところで突然胃袋にトラブル発生。前半終了したところで無念の途中退場。たろぼーさんや他の嘘つき諸氏に挨拶もできず申し訳ないことをした。ゲストの永井一郎御大も見たかったのに、嗚呼。帰りの特急で吐いて、少し楽になる。大正漢方飲んで2130寝る。ああ残念無念。冬コミに向け体力を温存せよとの神の思し召しか? |
| 11月26日(月) |
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9時間寝たけどもっと寝たい。連休中とはうって変わった朝の冷え込みが、より激しくよりせつなく、おふとん恋しさをかきたてる。にゃ〜。 仕事帰り、図版用アイテムを届けにまたバスで太田出版へ。車中、昼休みに古書店で見つけた『すべてに射矢ガール』1巻を読む。新田さんのサイトで書評を見てからずっと気になっていたマンガだが、これがめちゃくちゃ面白くて、あやうく渋谷方面へ乗り過ごすところだった。どういうマンガかは上記新田さんのサイトか、こことかここらへんのファンサイトを参照していただきたいが、とにかくあなどれない。つくづく、新田さんの評を読んで「面白そう」と思った作品は、絶対ハズレがない。「面白いもの」を、どこがどう面白いのか的確にその要素を抽出し、かと言って過剰にほめ殺すでもなく、過不足なく評価できる能力はたいしたもんである。 近年、オタクアミーゴスや『超クソゲー』シリーズのように、クズのような作品にシャープなツッコミを入れて新たな価値を見い出すタイプの評論が増えてきた。もちろんこうしたデカダンな物の見方が定着してきたのは、日本のサブカルチャーが爛熟してきた証左であり、俺もその一翼を担っているだけに否定・批判する気は毛頭ない。だが、常人がその価値を共有するには、気の遠くなるような修行が求められる。 そうしたキッチュエリートならぬ一般人が求めるのは、無数に氾濫する情報の中から「本当に面白いもの」をメジャー・マイナー問わず掘り出し、そのキモを過不足なく紹介するタイプの評論ではないだろうか。「面白いマンガが読みたい」という欲求を持った「普通の読者」にとっては、マイナーレーベルからも貪欲に「面白いマンガ」を探し出し、紹介してくれる新田さんや鶴岡さんのようなタイプのマンガ評論こそが役に立つのではないか。「面白さを他人と共有する能力」に著しく欠ける俺からすると、彼らのスタンド能力は非常にうらやましい。 担当さんに図版用アイテムを渡し、またちょっと雑談。俺の専攻が宗教ネタ、ということで、「学会で紹介できるようでしたら是非してください。年鑑には載せられませんけど(笑)」と、以前太田出版から出ていた景山民夫『私は如何にして幸福の科学の正会員となったか』(1992年)を薦められる。面白そうなのでその場で買う。 帰りの地下鉄で『すべてに射矢ガール』の続き。こんどは見事に新宿で下りそこね初台まで乗り越す。やられた。 西武線で『私は如何にして幸福の科学の正会員となったか』読み始める。内村鑑三の『余は如何にして基督教徒となりしか』同様、体裁はまるっきし自伝。読んでいて飽きのこない巧みな叙述はさすが景山民夫、内容もサクサク頭に入ってくる。そして、鋭い感性を持った天才作家であった彼が、その感性ゆえに環境問題やプライベートな問題などに悩んだ末、それらを克服するための「悟り」をちらつかせた幸福の科学にひっかかってしまう過程がよくわかり、読んでて泣けてくる。 景山は、環境破壊がもたらす破滅的未来を人一倍鋭敏に見抜き、現在みたいにネコもシャクシも環境破壊環境破壊と騒ぎ立てる何年も前から、自分の持つメディアで警鐘を鳴らしてきた。しかし景山ほど鋭くもない世の中は、あいかわらず熱帯雨林を伐採し、フロンガスを使い続け、チェルノブイリが起きても原発依存政策を推進していく。そんな経済性のみを重視した「物質偏重主義」を景山は批判する。それに変わって景山は、未来の破滅を見通せる想像力、また各自が自分のできることからコツコツと破滅を防ぐ努力をするという意味での「精神主義」に傾いていく。……そこまではいい。だが景山は、その「精神主義」を、「物質主義」を止揚するものではなく、単に「物質主義」に対立する概念として捉えてしまったんじゃないかと思う。 俺は、物質主義と(景山の言う)精神主義は、決して対立するものではないと考えている。物質主義を享受する立場を前提として、その上に立った上で、「このままのペースで資源の浪費を続ければ物質主義的生活を続けられなくなる」という想像力を働かせること。これは決して物質主義と対立するものではない。たとえば京都議定書の理念なんか、ぶっちゃけた話、「今日のように明日も明後日も来年も孫子の代まで物質主義的生活を送るため」という、モロに先進国の物質主義に根ざしたものだろう。で、今日のことしか頭にない想像力ゼロのどこかのバカ大統領は議定書から離脱しちゃったんだけどな。 物質主義を批判するのはいいが、そこで単純に精神主義にコロッとシフトするのは、気持ちはわかるけど、やっぱり一種の逃避行動だと思う。てゆうか、大川隆法がアホほど出版してる本は熱帯雨林使ってないのか。総裁先生のことになると景山の感性も強制スリープ状態に入るらしい。 もちろん、TVのバラエティ番組の作りが経済性・量産性のみを追求しどんどん雑になっていく時代を、放送作家として目の当たりにした末に、TVの現場から去った景山が、それに通底する物質偏重主義からも「逃避」したくなったのも仕方のないことである。幸福の科学もヘンだが、現世のほうもいいかげんに腐っているし。オウムのケースでも言えることだが、こっちが「現世に帰ってこい」と言えば言うほどドツボにハマるのが困ったところである。 途中まで読んだ印象では、ちょっと例会で紹介するような本じゃないな、という感じ。悲しくて、そして怒りだけがわいてくる。そんな本。 |
| 11月27日(火)【ここまでは2002.01.02更新】 |
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『私は如何にして幸福の科学の正会員となったか』続けて。景山が『太陽の法』(角川文庫版)のトンデモ内容を信じ込もうとする過程にまた涙。「今まで恐竜と人間の化石が一緒に出てこないからと言って、恐竜の時代に人類がいなかったとは言い切れない」って景山先生、それ、典型的「悪魔の証明」……。「ないこと」を証明することは誰にもできませんぜ。 なまじ頭がいい人ほど、いったん何かにハマると、「俺が信じたものが間違っているわけがない」と言わんばかりに突き進み、どんな矛盾にも勝手に説明をつけて納得しようとする。その典型例を目の当たりにしたい人は、本書を読むといい。あれほどの知性が大川隆法ごときにのめり込んでいく悲劇の過程を見るといい。見て存分に泣け。景山のために、そしていまだにだまされ続けている数多の知性のために泣け。 どうにも眠くて定時退社。米炊いて久々にハヤシライス温めて食う。 嘘競演投票。今回は持ち票10票という限定投票制なのですげー悩む。俺の得票は現在「ヤーレンソーラン北海道」(以下「牛」)4票、「品種改良の果て」(以下「馬」)8票。「牛」は4票とも「テクニック」、「馬」は大半が「反則」票。もちろんトップ集団との差は歴然。もし前回競演で出した「性本能と原爆戦」をここで投入していたら、案外場をかっさらえたかもしれなかったのになぁ。勝負の世界に「たら」「れば」は禁物ではあるが。うまくいかんのう。 スクウェア、例の映画がコケて社長交代。なんだかなぁ。 手錠先生初公判。被害者の親父が、娘に何か伝えたいことはあるかとの記者の質問に「お前は何も悪くない、悪いのは全部あいつ(手錠先生)だ、と言ってやりたい」と答えていた。相当「自業自得」と言われてきたんだろうなぁ。俺も言ってるけど。てゆうか一番悪いのは、娘虐待して家出させたお前じゃん。光市のあのオヤジ以上にいい気なもんである。 ネットウロウロ。唐沢先生の日記で、議長&鶴岡さんと二人がかりで『デッドオアアライブ』の説明をしていただいたことが書いてあった。うひゃあ、コロッと忘れてた。あまりの衝撃的内容に脳内ログから吹っ飛んでいた模様。だってさぁ、なんの前触れもなく実は奴らが●●●●●で、●をぶちーんと●●●●くとそこから●●●●が出てきてどかーん、で、最後は●●●●なんて、そんなバカな映画、どんなに説明されても信じられるもんか。そりゃ「アタマが混乱したような顔」するわ俺。 |
| 11月28日(水) |
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久々に寝覚めがいい。 どっかの掲示板でうちのサイトを紹介してもらったらしく、アクセスがどーんとはね上がる。 『私は如何にして幸福の科学の正会員となったか』読了。 「こんなの(=幸福の科学の教え)昔から言ってる倫理と同じじゃん」というたけしのツッコミの言葉に対して、景山は「古臭い倫理と一緒にするな」と反論しているが、完全に議論がすれ違っていてまた涙。たけしは倫理そのものを否定したわけではない。誰でも承知しているような倫理を、さも仰々しく神の言葉でございと持ち出すORと、それに気づかずありがたがる信者に、苦言を呈しているだけである。景山、たけしがそんなバカだと思ったか。芸人をバカにするな。さすが慶応卒は違うね。 「見よう見まねのモノサシ」(p.190)ってのもまさにORのことじゃん。しかし、仰る通りマスコミも「見よう見まねのモノサシ」振りかざしてるし。TVの質の悪さを熟知し嫌気がさして出て行った景山だからこそ、フライデー事件にもガマンができず、その反動でよけいにORサイドにのめり込んでしまったんだと思う。 そう、「フライデー事件」が景山にとっての「引き返し不能点」となったことは想像に難くない。91年春になんとなく入信したものの、その直後にあの「フライデー事件」が起こり、もともとあった「TV/マスコミの体質への不満・不信」が「フライデーへの反感」につながり、それと表裏一体の心理として「ORへの帰依心」までが強化されたのであろう。入信直後の「フライデー事件」さえなければ、景山ももっと冷静にORを見つめる余裕ができただろう。そして景山ほどの感性の持ち主ならば、そのどうしようもない矛盾やOR自身の持っている差別的体質(女性蔑視、外国人差別など)にまで洞察が及んだことだろう。……それが「フライデー事件」に直面したせいで、ORへの帰依を「急速加熱」せざるを得なくなってしまったことが、景山の最大の不幸だった。(その点において、講談社は景山民夫の破滅に間接的に責任を負うものである。) 例の「フライデー事件」に関しては、個人的にはやはりフライデー側の報道(?)に行き過ぎがあったと思う。もっと強固な裏を取って、OR側にグウの音も出させないぐらいの布陣をしいたのちに、満を持してツブシにかかるべきだった。とは言え、OR側の肩を持つわけでもない。「OR vs フライデー」って、俺から見ればそれこそ「スターリニズム vs ナチズム」の戦いにすぎないわけで。反共だからと言ってナチに味方するわけにも、ナチと戦っているからってスターリンに味方するわけにもいかない。が、「ORとフライデーとどっちに味方するんだ」と言われれば、この場合、俺はフライデーの敵に回る。でもORとは絶対組まねー。俺は俺として、フライデーや週刊現代のアサハカ報道に反対する。この件に関しては、な。だからってORのやっていることを支持する気も毛頭ない。俺にとってはORも敵だ。自分らの「宗教的人格権」は主張しつつ、かたや「イエスは生前から『死ぬ死ぬ』と言っていたから処刑されたんだ」とかふざけたことを放言し、俺の宗教的人格権を侵害している奴らとは、決して相容れることはないだろう。 そうそう、細かいところだけど、イエスの元から逃げた弟子たちのうちで「ヨハネが最初に戻ってきた」とか景山書いてるけど(p.215)、そんなこと聖書のどこに書いてある? そもそも、弟子がイエスの元に戻ったんじゃない。復活したイエスの方から、逃げ隠れていた弟子たちのところに来てくれたんだ。逆だ逆。それこそが、神から人に無条件に与えられる基督教式「神の愛」を象徴するありがた〜いエピソードなんじゃないか。そっちこそ、事実(?)は正確に書いてもらわないと困る。 そんなこんなで、本書を読んで、少なくとも景山民夫という人物に対する見方はだいぶ変わった。これからはちょっと景山を安直にバカにすることはできなくなりそうだ。……はっ! もしかしたら、太田の担当さんがこの本を俺に薦めたのって、「著者校正でもう少し幸福の科学に同情的な文章を付け足してくれ」という計略か!? だとしたらあなどれない人だ。(絶対そんなことはないだろうが) 夕方、新宿LPOへ。「唐沢俊一朗読の夕べ」。ゲストは議長の二番弟子、というかK子先生の舎弟・石原伸司氏。ご夫妻の本にも出てきた獄中ライターさんで、お務めが終わり、今回が公の場には初のお披露目となる。写真を撮るのもちょっとビビる。議長が書いたシャブ話など暴力団系ネタの大半の情報源というだけあり、とにかく話すこと話すことどれもこれも刺激が強すぎる特濃ネタばかり。無尽蔵の資源(=濃すぎる人生経験)と、それを採掘する技術(=冷徹な観察眼と的確な表現力)を併せ持った、オイルメジャーのような作家である。おまけに、ご自分もライターとして一人立ちするところだというのに、みずから女の子2人組のマンガ家をプロデュースしているという。この2人もまた尋常ならざる経歴の持ち主で、スタンド使いみたいに奇人変人も奇人変人同士引き合うんじゃないだろうかという気になってくる。末恐ろしい作家のイベントデビューの場に立ち会えたことは、のちのち自慢になるかもしれない。 朗読の演目は、宮武外骨の奇書『手淫通』と小説『ゴジラ』。まったりとした時間を楽しみ2300お開き。 アフガン話。 米軍の介入により、アフガンは結果としてタリバン支配下よりはマシな状況になるだろう。 この事実をもってして、反戦を主張していた人々を嘲笑しようと手ぐすね引いて待ち構えている方々もあろう。どっかの本のオビみたいに「正義の戦争もある」と言う方々もあろう。 たしかに今回の同時多発テロ→アフガン空爆→タリバン政権崩壊に至る歴史の流れを見れば、むやみに反戦を訴えるよりも、米軍投入を肯定しておいたほうが、コメンテーターとしては「正解」だろう。(推定形が多い文章だな) だが、それでも俺は、こないだ『大宗教学』に書いたのと同じ言葉を言い続ける。「正義の戦争なんかない」と言い続ける。「アフガン情勢が少しマシになったとしても、それは結果オーライにすぎない」と言い続ける。「たかが結果オーライでいばるな」と言い続ける。バカかお前、いやアカかお前、と言われようとも言い続ける。 別に俺は、「どうコメントすればアタマよく見えるか」なんて意識しながら日記や掲示板に書き込みしているわけじゃない。そういう目的なら、もっとアタマ良さそうな文章を書く。 また、別に俺が基督教徒だからその社会的立場だのを意識してこういう役割を演じようと思って言ってるわけじゃない。単に、どんなに理屈では分かっても、「義戦」なんてものの存在が信じられないから。信じられないものは仕方がない。それだけだ。宗教はあまり関係なし(「あまり」と言うのは、俺が「義戦」を信じられないのが長年の宗教教育のせいである可能性も考慮しての表現)。 俺はただ、自分が思っていることを、書きたいように書くだけ。世界中の人間がそう思っていようといまいと。もちろん他に同志がいれば嬉しいけど。ネットサーフィンやっててメテオ様萌えサイトを見つけると嬉しいように(笑)。そういう意味では、俺にとって「義戦否定」は「メテオたまハァハァ」と等価のイデオロギーかもしれぬ。こういうこと書くからバカだと思われるんだな。いや正真正銘バカなんですけど。……なんの話だったっけ? |
| 11月29日(木) |
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コサキンの録音タイマーはかけたのに、目覚まし時計はかけ忘れたらしい。0930起床。社会人失格。午前中半休にする。 せっかくだからとっちらかった新聞の整理。「女性セブン」の、伊集院光をハメた号の広告が見つかる。くだんの記事もひどいもんだが、「狂牛病はミントで防げる」とか(そんなわけねーだろ!)「アトピー、生理不順、肩こりから失恋まで癒す驚異の西欧漢方『ホメオパシー治療』やってる病院・相談所全国22」とか、他にもろくなもんじゃねぇ見出しが踊る(ホメオパシー病院リストは別な意味でいい資料だが)。伊集院リスナーとしては、小学館前でダメ天使の群れに見守られながらデモ行進するというのはどうだ。 いや実際、小学館だけでなく講談社もそうだけど、こういう下世話な出版物で稼いだおカネがあってこそ、文化事業的大企画を立てられるというのもまた事実であり、そもそも消費者のニーズがそういう下世話なところにある以上、下世話雑誌をつぶしたところで地上ユートピアなんぞ来やしないのはよく分かっている。だが、日本の大手出版社って、もう少し出版社のブランドイメージというものを考えてもいいと思うんだけどにゃー。かつて娯楽部門を別会社(集英社)として独立させたみたいに。 10月10日の夕刊。オウムが亀戸で噴霧した炭疽菌(のできそこない)、北アリゾナ大と日本の国立感染症研究所の分析により、実はアメリカから買ったワクチン用に無毒化された菌を培養したものと判明したそうだ。なるほど、「ワクチンは元の菌をうすめたもの」→「じゃあワクチンを買って濃縮すれば元の菌ができるぞ」とは、いかにもハンパな知識持ってる厨房が考えそうなマヌケな手口である。細菌医学専攻してる人が読んだら床を転げ回っただろうなぁ。 朝銀資産横領事件がらみで、朝鮮総連に警視庁初捜査の様子をTVで生中継。建物の前で在日が帰れ帰れと大騒ぎ。何様のつもりか。 午後から仕事に出る。仕事帰りに、上司から頼まれてノートンシステムワークス買いに行く。どこに行っても売り切れ。カゼが流行ってるからねぇ。とほほ。後日出直すことにする。 新宿の電光掲示板に「アフガンの捕虜収容所でタリバン兵が暴動」の報。タリバンがカブール撤退しても、まだまだ混乱は終わらない。緒方貞子氏が言っていたように、「先進国が無視し続けた地」・アフガニスタン。その長年の無視のツケが、あの同時多発テロとして降りかかってきたということを、アメリカはよくよく覚えなければならない(あ、言わずもがなだが、これはビンラディンのテロを正当化する目的で書いてるわけではない。同じ論法で太平洋戦争を正当化する連中と一緒になりたくはないので)。もちろん、戦争中に自分からそんなこと言い出すバカはおるまい。タリバンの息の根を止めるまでは、口にしなくてもいい。でも、お願いだから、口にはせずとも、そのことは自覚していてほしい。 機密費流用の松尾被告に懲役10年求刑。機密費流用への非難が、機密費そのものの存在への非難にまでなってしまったのはおかしな話であった。いわば「雑費」のようなもので、不測の事態を想定してプールしておくべき予算はあってもいいはず。一般企業にだってあるはずなのに。「機密費」ってアヤシイ呼び名が定着してしまったのがそもそもの間違いだったんだろう。風評被害。もちろん、私的に流用するのはまちがいなく犯罪である。機密費であろうと別の予算であろうと。 |
| 11月30日(金)【ここまでは2002.01.03更新】 |
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失業率5.4%に。これでアメリカに並んだぞ。 新潟少女監禁事件の佐藤宣行被告に懲役15年求刑。ほんとは監禁傷害では10年までしかつかないが、窃盗(万引き)による5年も加算するという検察のウルトラC技。もちろん一人の人間の人生を狂わせた責任は、15年でもつぐなえないぐらいだ。誰も異存はあるまい。 硫酸サルブタモール鬼母・坂中由紀子被告にも懲役6年求刑。次女殺しなどは立件されていないのか。 仕事帰りに吉祥寺「牛鉄」へ。狂った牛のナニを見越して予約無しで行ってみたが、なるほどいつもなら店の前にずらりと並んでいる客がウィークエンドにもかかわらずたいして見当たらない。それでも受付で30分ほど待つ。久々に肉をたらふく。ジョッキとマッコリ。 【今日のドキドキアクセス】 yahooから「大村巌」で検索あり。候補が約1230も出てるのになぜわざわざウチに来る。はっ、アクセスポイントが千葉……まさか(冷汗) |
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