2002年4月の開設者うらみ日記


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4月1日(月)
 ロッテの敵・小池が復活マウンドで涙。拍手を送るか歯がみして憤るか、微妙なところ。つい拍手しちゃった俺は、まだロッテ原理主義になりきれず。
 朝のデフォルト・ハムチーズトーストに、さらにブルーベリージャムを塗りたくって食う。今夜のオタクアミーゴスに備えて目にいい食い物を食っておこうという寸法。ジャムごときでどれほど効くかは疑問が残るが。行きの電車でもずっと寝る。高田馬場、早稲田の新入生が占拠。バスも大幅に遅れ、新年度早々遅刻。遅刻ついでに銀行で金おろすグータラ社会人。
 午前中、雑誌関係の仕事を中心にテキパキ、もといモタモタとこなす。ただ、先週来めっきり低下していた「やる気」ゲージは徐々に上がってきた模様。午後にはかなりエンジンがかかり、未整理の原稿の山をどんどん切り崩していく。
 しかし1530頃、どうも何か足の感触がオカシイと思って足元を見る。おろかにも、靴を左右違うのを履いてきていた。両方同じ色だし、ヒールの高さも変わらないし、ぱっと見は分からないと思うけど、それでも一気に死にたくなる。もしやこれはメテオ様を冒涜した呪いであろうかいやきっとそうだ。許してくだせ、とりなしてくだせ(悔悛の涙)。
 1800ごろ退社。足元を見られないよう人込みの中を早足で歩き、LPOへ。ああハズカシイ。1500円もした前売り券を入り口で提出すると、さらに500円要求されていぶかしむが、500円はドリンク代だそうで。会計時の混雑を見越して、今日は前払い制にする模様。1500円という高額チャージの霊験はあらたかで、予想していたほどの混雑はなく、簡単に席に座れた。LPOも徐々に学習している。こないだ改装したらしく、舞台背後の壁にリリー・フランキーが壁画を描いていた。それとジェイルの壁がぶち抜かれて客席がかなり広くなっている。新田さんと合流。鶴岡さんにも御挨拶。
 開演前の画面には韓国製ダメアニメ『フェニックスキング』が流れる。宇宙船の窓を開けて拳銃を撃つシーンで場内大爆笑。ガミラス星人のような顔色の悪役がみんなギョロ目で頬骨と鼻が張っているのは、日本人をモデルにしているのかもしれぬ。今日の演目は、ネタを見せながらその合間合間にひどい話を入れるという形式。いろいろバカな映像やグッズを見せてもらったハズなんだが、最後の伊勢田監督コーナーに全ての記憶を上書きされてしまったらしく、にわかには思い出せない。思い出せたところで、ジャンボーグAとタイの変な神様が一緒に戦うあほビデオなど、どう説明すれば諸君に信じてもらえるだろうか。
 中休み、先行販売されていた唐沢議長の新刊2冊と、UA!ライブラリーの最新本を購入。今回は店員の「物販なんかすんじゃねーよ」という文句は聞こえなかった。
 後半戦のトリを取ったのはアニメ界の遊星爆弾・伊勢田監督作品集。定番の『浅瀬でランデブー』『ハイスクールリーパー』(ふと思ったが、ファーザーの『電光石火供えガイ』を忠実に映像化できるのは、この世で伊勢田監督しかいないような気がする)等に加え、今回は新ネタとして、眠田先生が決死の思いでゲットしてきた『浅瀬』ノベルティ(もしビニール傘にマジックで絵を描いただけのモノを「ノベルティ」と呼ぶのなら)や、伊勢田監督自作自演の替え歌?が披露された。聖ジェルノンの主題歌を聴いた時も思ったが、監督、歌は案外うまいんだよね。自分の能力の限界に挑戦するがごとくいろんな表現方法に手を出している、まるで文化部系『ストップ!にいちゃん』とも言うべき監督だが、歌の才能に関しては人並み以上に恵まれているかもしれない。替え歌の腕もなかなか悪くない。もちろん、最大最強の才能は、あの「量産能力」だが。
 それと今回分かったんだが、監督、自分のアニメがヘタクソだということをちゃんと知っているらしい。『浅瀬』だったか何かのキャラクターCDがあって、その中でキャラに「私の動きがヘンで云々」と自虐的なギャグを言わせているぐらいだから、重々認識しているようだ。それなのに全くうまくならないのはどういうことか。努力を「技術の向上」ではなく「とにかく作品を完成させること」にのみ振り向けるとこうなるのか。いさぎよし!
 ここには絶対書けないひどい話モロモロに笑い転げ、2300ごろお開き。いつものように最後の特急で帰る。さっき買った議長の本を見ると、サインのところにちゃんと「気楽院様へ」と書いてあった。あの混雑の中で。かたじけなさに涙こぼるるなり。所沢で降りたところで、別の車両に乗っていた眠田先生とすれちがって一瞬ぎょっとなる(失礼すぎ)。寝る。
4月2日(火)
 きのう鳴りもの入りで再編したみずほ銀行が、初日からATM誤作動など、えらいことになっていたらしい。なんか「1ch.tv」のようだ。
 靴を左右たしかめて(恥)出勤。今日もふつうに仕事。先月責了した本、来週には刊行だそうな。初回刷り部数の関係上、高い本になってしまったが、なんとか売れてくれよ。せめて初版ぐらいは。でないといろいろ小細工しておいた甲斐がない。
 18時過ぎ退社、今日もLPOへ。昨日は食い物が出るのがえらい遅かったので、今日はファーストキッチンの伝統バーガーを胃に収めておく。
 今日のオタアミは、ネタを一切出さず、4時間雑談だけで切り抜けるという、この3人だからこそできる無謀な企画。しかし結果としてこれが昨日よりも面白くヤバい内容に。もちろん95%書けないことばかりだが。とりあえずオタキングはぜったいADHDだと思う。考えてみたら、「長文が書けないから項目をカードにして並べて奥さんが聞き書き」という執筆方法からしてADHDならではだし。眠田先生は「女」を感じさせない女が好みだそうで。それでマキちゃんですか。あと、俺自身もよくしていただいてて言うのもナンだが。唐沢議長は面倒見よすぎです。
 そういえば、「と学会やってて何が一番うれしいかって、『もうUFO本読まなくてもすむ』ってことですよね(UFO本は軒並み山本会長や皆神先生が読んでツッコミ入れてくれるから、自分で読む必要がなくなる)」という話から、「オタクは分業化すべき」という提案が出たが、全く同感。俺も、もうマンガ方面の情報は新田さんにかなり依存している。変なマンガを見つけた時も、だいたい新田さんに譲っている。新田さんなら俺の何千倍も面白いレビューを書けるし。貴重な資料や情報は、その道の素人が死蔵するよりも、ふさわしいエキスパートのところに集中させたほうが効率的。で、いろんな分野の専門家が集まって情報を交換し合う。そういう分業形式でないと、この情報過多時代にオタクなどやっていけやしないし。……オタクもゆくゆくは「大学(University)」化するのか。
 某氏から、アニメ『あたしンち』に関するとんでもない未確認情報を聞く。にわかには信じ難いが、とりあえず第1話は標準で録ってみるか。「伝説」のアニメがまたひとつ生まれるかもしれない。
 今日も特急で帰る。寝る。
4月3日(水)
 朝からカラダが動かない。思えば昨日・一昨日と合わせて1日分しか寝てないんだし、当然か。定時に帰るダメ社会人。パルコでパンとチーズ仕入れ、夕飯用におこわも買う。ウマー。この味なら花見に持って行っても大丈夫。土曜は晴れるといいな。
 中東情勢、過越祭すぎたらなんかもうえらいことになって。大方穏健派とみられるイスラエル国民も、まさかシャロンがここまでやるとは思ってなかっただろう。だが、シャロンを首相にしたのは彼ら自身である事実は変わらない。「閉塞感のあまり極右リーダーを選んでしまうとどうなるか」、というイヤな見本となってしまった感がある。自ら、ワイマール共和国と同じアヤマチを犯してしまったことを、イスラエルの民はどう思っているだろうか。……なんとしても石原慎太郎を首相にしちゃいかんよ、うん。

【今日の面白アクセス】
 「補身湯+荒川」1件。
4月4日(木)
 東尾理子とケイン・コスギさわやか交際。雀鬼・東尾とショー・コスギ、Wファイターの勝負センスが隔世遺伝すると思うと、交配が楽しみ。

 朝からものすごい強風。高田馬場BIG BOX口を出ると、ちょうど商品満載したワゴンが通路を吹き抜ける風でがらがら爆走し、OLが追いかけられてキャーキャー叫んでいるところだった。これで雨降ってたら台風だよな。
 職場に着いて、自販機コーヒー買いに地上に降りると、近所のセミナーハウスの前で、大学生ぐらいのねーちゃんが、部下らしい学生を立たせて、「そんなやる気のないことじゃみんなの士気が落ちるんだよ!」とかどえらい剣幕で怒鳴りつけている。早稲田の何かのサークルだろうか。辻元センセイも学生時代はあんなだったのかにゃーとか思いながらコーヒー買って戻る。で、20分ぐらい仕事してたら、さっきのねーちゃんのけたたましい怒鳴り声がまだ聞こえてくる。同僚たちも何だ何だと窓にへばりつく。何のサークルか知らんが、いくらなんでも常軌を逸しすぎ。あ、さては統一協会か?

 帰宅後、新田さんのBBS経由で、『あまいぞ!男吾』復刊大落丁事件の話を読んで怒。
 先日「復刊ドットコム」のロビー活動によってめでたく復刊が決まった『あまいぞ!男吾』。しかし、その第2巻で、2ページ丸々欠落するという一大事が発生した。これに対し復刊版元の英知出版は、「初版は表記上の問題で当該ページを削除した」と、あたかも原作に差別的表現があったから削除しましたみたいな言い訳をし、初版を持っている読者には、証拠に初版のオビを送れば当該話の完全版(小冊子)を返送する、という対応策を打ち出した。だが、普通なら初版回収、もしくは2版と無償交換するところだろう。当然、復刊ドットコムの掲示板には抗議の発言が並んだ。
 しかも呆れたことに、「表記上の問題」があったと言いながら、『男吾』ファンのササキバラ・ゴウ氏(http://member.nifty.ne.jp/gos/)が、第2版に「表記に修正」した上で掲載されたハズの当該ページと、以前のてんとう虫コミックス版のそことを比べたところ、「修正」なんぞどこにもなされていなかったという。「表記上の問題」云々は、言い逃れのためのウソだったらしい。……いくら出版界が社会不適応ゲス野郎の集まり(含む俺)とは言え、まさか差別問題を落丁の言い訳に使う奴がいるとは、さすがの俺でも思わなかったぞ。たとえば、もし同じことを岩波とかがやったら、いろんな団体から抗議が殺到、社長土下座するまで糾弾されるのは確実だ。
 こうなると、早く朝日あたりが食いつかないかにゃーと内心ワクワク。ハリポタのミツクチやドリトル先生の「ニガー川」どころじゃない騒ぎになるぞ。堺のバカ親子なんかスクランブル発進かけそうなもんだが。それとも英知出版ぐらいならお目こぼしでしょうか。
 なんか、同業者に対してこんなに腹立てたのは久しぶりかも。原作者のMoo.念平先生自身は、復刊してもらったという手前、大っぴらには怒ることはできないだろう。だからそのぶん、俺たち読者が怒る。金返せ。俺は払ってないけど。

 参考URL:
http://www.cameraguild.co.jp/officeheliar/moo/notify.htm
http://member.nifty.ne.jp/gos/

【今日の妄想】
 男性向けエロメディアでは、当然のように「レズもの」が氾濫している。
 にもかかわらず、なぜ女性向けボーイズラブは、いまだにド変態扱いされるのだろうか。

 「やおいの社会的認知の証左」と思われがちな中島沙帆子『電脳やおい少女』も、やおいが日陰者であることをアプリオリに前提としている点で、実はまだやおいが社会的に認知されていないことをこそ証明しているマンガであると言えよう(いや、それで中島先生を批判しようというつもりは毛頭ありませんけど)。
 ためしに、あの設定を全部裏返してみるとどうだ。「彼女に内緒でレズビアンサイトやレズもの同人誌にハマる男子大学生の苦悩の物語」……マンガになりゃしねぇし。

 やはりやおいは、ホモ・レズとは全く別次元のセクシュアリティ妄想(いや、セクシュアリティとすら言えない、もっと広い、人間関係論のカリカチュアかもしれん)ということなんだろう。
 今でこそやおいは「男同士」という最低限のルールを保持してはいるが、やおいマーケットが拡大・拡散し、男の書き手・読み手がじわじわと参入していくと、近い将来やおいは「男同士」というタガさえ外してしまうかもしれない。「男×女」「女×男」というやおいが、そのうち登場するかもしれない。

 ……てゆうか、文学ってほとんどそういうもんだし……。(たとえばナボコフ『ロリータ』だって言ってみれば「じじい受」でしょ。「○○○×△△△」という「やおい式」を立てると、さしずめ「ロリータ×じじい」か。)

 すくなくとも、近い将来、「やおい式」はあらゆる人間関係にも適用されるようになるだろう。「○○○×△△△」というカタチで人間関係を捉える思考方法が、今後ますます一般化していくような気がする。国際関係すら。

【今日のドキドキアクセス】
 未明1時台前半、「太陽の法」大事典経由でトップページに数名侵入。ぜんぶIPホストが違う。またどこかの掲示板(2ちゃんねるくさい)で書かれたか。
4月5日(金)【ここまでは2002.04.14更新】
 改憲大好き・読売新聞がまたやってくれた。
 朝刊1面、憲法に関する世論調査で「憲法改正賛成57%」と出たそうだが、よく読むとこの世論調査をしたのが先月の23,24日だと。おいおい、それって読売が計11ページ改憲大特集組んだ翌日・翌々日じゃん。あんな記事読ませた次の日に調査したところで、ニュートラルなデータが取れるわけがないことは、小学生でも分かるだろう。なるほどこれがジサクジエーンというやつですか(ちょっと違)。
 で、このジサクジエーンアンケートの結果を受けて、社説では「もはや『改憲か護憲か』の議論は終わった、次は具体的にドコを変えるかだ」と気の早いことを。「必ず変えること」を前提にするのと「変えることもできる」では議論は大違いである。そもそもその立脚点が上記のようなジサクジエーンぶりでは。
 ……最近の読売、だんだん産経化しているような気がする。

 今日もしこしこ仕事。昼食、久々にパピルスでランチ。いつのまにかランチメニューは日替わり形式から、5種類から自由に選べるようになっていた。羊食う。開店3周年フェアということでデザート(ちっちゃいショコラケーキ)がオマケにつく。最初はいつ潰れるかとハラハラしていたが、なんだかんだ言ってもう3年保ったのか。
 こないだ新聞のインタビュー記事で読んだけど、そもそもこの店、オーナーの吉村作治教授が、故郷の味を懐かしむ妻のために作ったんだってね。いい話というか豪快というか。開店当時はそりゃもう殺風景な店だったが、徐々に内装がエジプトな調度品で埋められ、肝心のメニューも豊富になった。ホームページと同じで、最初からコンテンツ充実しているところもいいが、こういう素人っぽい店が時間とともに進化していくのを見るのもまた楽しい。グルメ、というのとは全く違うんだろうが。

 午後、トーア音楽工房からFinsternisの修理が終わったとの電話。いかん、すっかり忘れてた(笑)。1730ごろ早々に仕事切り上げ、荻窪に向かう。新たに強化皮を装備したFinsternisを試し弾き。むう、やはり俺ごときトーシロの耳では、本皮との区別はつかない。てゆうかそもそも俺の腕前の問題と思われ。裏表あわせて12,000円+税。即金払い。
 ついでに、ここで作っているオリジナルの三線用ソフトケースも見せてもらう。今使っているカスタムメイドのハードケースは、堅牢無比なのはいいが(店の人によると「沖縄の工房でも評判でした」そうな。とほほ)、とにかく重くてゴツくて持ち運びに不便すぎるもんで、以前から携帯用の背負い式ケースが欲しいと思っていた。ちょうど最近開発したばかりという、マジックテープで三線を固定できるタイプがなかなかよさげ。1980円+税。うわ、安い。これも即金。
 そんなわけで帰りは、通勤用のでかいカバンにでかいハードケースにでかいソフトケースという、ケンプファーのような重装備に。バスで武蔵関までワープ。ちょうど腹が減ったところで、駅の中にある小さなカウンター式のステーキハウスが目に入る。にわかに某おジャ魔女の人が憑衣したらしく、ふらふらと引き寄せられるが、この大荷物ではあの狭い店内にはまず入れそうもないので泣く泣くあきらめる。あううステ〜キ〜(涙)。けっきょく夕飯、なに食べたかどうしても思い出せないんですけど。

【今日の面白アクセス】
 「新田五郎+池袋+大学」で1件。熱狂的ファンのストーキングと推測。
4月6日(土)【ここまでは2002.04.18更新】
 ああジョバンニ、ロッテ本拠地開幕をブッチしてコメット☆ぱーてぃ鎌倉花見会に向かうぼくを、おっかさんは許してくださるだろうか。

 (答:どっちにしろおっかさん号泣)

 0700起床。洗濯物干して、トーストかじって、少しHPいじって、カバンの中に大好きなものたくさんつめて出かけーよーうー。せめて心の一部分だけはロッテとともにあらんと(←何をヌケヌケとこの転びバテレンが)、ロッテスタジャン(旧)を羽織って10時前出撃。
 パルコ地下でおこわ3種類(あさりの桜おこわ、赤飯、栗豆おこわ)折り詰めにしてもらって、西武線に乗り込む。西武新宿から歩き、1130新宿発の新宿湘南ライン快速に。品川まで出るより格段にラク。横浜で、線路にゴミか何かが落ちたとかで数分待たされたものの、他には何のアクシデントもなく、戸塚で横須賀線に乗り換えて、1230ごろ無事鎌倉到着。新宿=鎌倉間が1時間で繋がる時代。こういう細かいところで21世紀のアリガタサを感じる。ただ、切符がしばらく見つからずオタオタし、改札を出たのは1245。

 極寒地獄の2月3日とはうって変わった、絶好の行楽日和。うれしいぐらい空が青い。たとえ桜のなかりとて、などて後悔あらざらん。例の時計台の前にたむろするそれらしい輝きビトさんたちのところにおそるおそる合流。どうも飛び入り参加は俺だけだった模様でかなり申し訳なく。じきさんも来る。面識のある人がいるとやっぱりホッとする。総勢40人といったところか、コメ☆トレーナーだのコメ☆キャリーバッグだのコメ☆人形だの、いい歳してその手の装備に身を包むきちが……もとい信仰篤き人々の一団は、ハイキングスタイルのじじばば団体だらけの古都・鎌倉でひときわ異彩を全方位発射している。「ぼく、帰っちゃだめか?(汗」
 巡礼団は数班に分かれ、てくてくと源氏山公園へ行軍(百鬼夜行?)。Gさんのスクーターがビール運搬に大活躍。「Me163」と書かれたTシャツを自作してきた人がいて、ほほうコメートさん☆ですなとおほめの言葉を差し上げると「わかってくれる人がいた」と逆に喜ばれる。コメ☆ファンとミリタリー系はあまり客層重ならないんだろうか。一部の人たちは、コメットさん☆が流木アートのマンボウを担いで宅配したルートを辿っていく。まさにヴィア・ドロロサ巡礼である。きっと「ほら、ここで聖ヴェロニカがコメットさん☆の汗をふいたらハンカチにコメットさん☆の顔が映ったんだよ」(注:そんなシーンはない)とかやってたんだろうな(注:絶対やってない)。そういえば鎌倉は『コメ☆』だけでなくいろんなアニメの聖地でもあり、まさにエルサレムのごとき状況とのこと。もし他のアニメのファンが聖地オフをしてても宗教紛争を起こすべからず、とは事前に重々言い含められ済み。

 「公園」と言いながらかぎりなくただの山に近い天然の要害を、コメットさん☆のお苦しみをしのびつつ(馬鹿)登りきると、やっと公園らしいオープンスペースに出る。巨大頼朝座像がお出迎え。桜はかろうじてちらほら咲いている状態。最後に残ったツボミが、我々よい子のみんなを待っていてくれた模様。うれしいなぁ。先発隊がブルーのシートで場所をとっており、すでに星の子たちの持ち寄った食糧が多数供出されていた。重箱入りのマーボナス(激辛ではなかったらしい)など、やはり『コメ☆』がらみの品が続々。あんのじょう、メロンパンが十数個山をなす。小一時間問いつめていいですか。いや、そう言う俺もブルボン「クリームメロンパン」(メロンパン状のスナック菓子)を出しましたけどさ。あと俺はオーストラリアワインとひとくちチーズ、おこわを提供。
 俺の座ったあたりには、俺のワイン(肝心の味はなんかネボケてて失敗だったスマソ。やっぱりワインは味見して買うべきですねトホホ)やGさんのワイルドターキー(ウマー)はじめ、なぜか酒類が集中。主催ビトさんがたまたまスーパーで見つけたという銘酒「越乃輝き」(こういう名前の酒をたまたま見つけるというのもすごい)やマッコリまで回ってきて、名前もわからんが流木アート男のコスプレさん(コスではなく自前の服らしい)や大阪ビトさんなどと飲んだくれ、あんな心洗われるアニメのファンとは思えないようなヒドい話やエロい話モロモロに花を咲かせる。と言ってもせいぜい、ゼンダライオンの歌がバイセクシャルの猥歌だったとか、その程度のレベルですけど。参加者自己紹介コーナーの最中も、「某有名大学の学生です」という子が出ると「有名ってぇと、レイプで有名な帝●大?」「いや、も●つくり大学ですよきっと」とかコソコソと言い合うような、すすっと鬼畜ビトさんエリアと化す。すいません主に俺のせいです。いや、だいぶセーブしたんですよこれでも。学会の二次会とか裏モノとかドリフト道場のオフの時よりは。もちろん、まっとうな『コメ☆』情報も皆様といろいろ交換。

 他にも、ギターやピアニカオカリナ携帯着メロが集中したモーアシビ状態の音楽エリア、イヌ機関士さんたちのバトンくるくるエリア、2ちゃんねらーエソア(嗚呼)……などなどさまざまなコロニーが形成されるものの、たとえば音楽エリアでティンクルホンの着メロが鳴ると全員が敏感に反応し、バトンエリアで妙技が披露されると拍手が沸き起こり、また音楽エリアで「ミラクルパワー」が弾かれるとヨッパライどもの合唱が始まり、今度はラブハンター弾けーとギタービトに強要する始末……と、なんともふしぎな一体感が参加者全員を支配している。ちくしょーこんなことなら俺もヴァイオリン持ってくればよかったー「Joy of Love」とかメテオ様のテーマとか弾くものはいっぱいあったのにー、と練習もしてないくせに不遜なことを考えたりするヨッパライが約1名。
 おのれの信心深さを誇示するべく自慢のアイテムや自作グッズを持ってきた星の子たちもいて、コメットさん☆人形にマジックハンドを内蔵して拍手やコップが持てるようにしたスグレモノや、緑のアクリルを切って作ったメテオ様専用ペンダントなどが目を引いた。そうだ、憧れの「おジャ魔女どれみ土管」色紙の実物にさわれたのはすげーラッキー。膝つくほどワラタ。なにが「藤原邸」か。
 中でも最大の圧巻は、メテオ様&ムークさんの野外着ぐるみショー。この山道を、あの巨大なムークさんを担いで登ってきた中の人のド根性には感動すら覚える。折り畳むと紫のサーフボードのように見えないこともないが、海岸ならともかく山ん中ではかなり目立つぞ。メテオ様の着ぐるみも、ブッコロシーのCMに出てきて「うさだ勝負にょ!」とか言いそうな完成度。しかも中にはバトンの名手・イヌ機関士さんを入れる、これ最強。ワンフェスで売っていたメテオ様専用ハーケンシュテルンバトンを回すかっこよさといったらもう。動画を載せたいぐらいだ。てゆうかすでに花見じゃないし。サバトだし。いつから源氏山はワルプルギスかブロッケンになったですか。時折通りかかる一般通行ビトが、きのどくな人の団体にでもはち合わせしたかのような勢いで引く引く。今ごろ神奈川県警に通報が相次いでいるんじゃなかろうか。
 こんな大勢の、社会的身分もバックグラウンドも違う人間たちが、ひとつの価値、ひとつの信仰対象によって結ばれて、和気あいあいと酒を酌み交わすさまは、正直、うるわしさの極みである。極楽とか「ぱらいそ」とか呼ばれる場所は、ある意味、こういう空間なのかもしれない。大概の宗教が、全人類を救うとかエラソウな理想を言う一方で「天国には自分たちの宗教の信者しか行けない」というシバリを設定しているのは、何もケチで言っているわけではない。究極のところで価値観を同じくする者たちが固まるからこそ楽しいんだ、という、きわめて現実的かつ当然至極な判断のゆえである。
 ……こうした現象の「宗教」性こそ、今後もっと研究されるべきモノかもしれない。いや、研究もなにも、ミイラ取りがすっかりミイラになってるし。ダメじゃん。黄熱病に倒れた野口英世のような有様で。フィールドワーカーが一番陥りやすいワナである。
 それにしても『コメ☆ぱ』の時も思ったが、これだけのイベントをキチンと段取りつけて企画する主催ビトさんの手腕には驚かされる。ストラテジーの次元にとどまらず、戦術レベルでも絶妙なツッコミ芸、堂々たる司会進行ぶりを見せつけるさまは、とても素人さんとは思えない。本業は何をなさっているのか知らんし詮索するつもりもないが、よもや本職の芸人さんじゃなかろうな。とりあえず、ねるとんパーティー会場か何かでバリバリ働いてるという仮説を立てているのだが。大穴でピースボートとか(笑)。

 17時過ぎお開き。これだけ食って飲んで歌って騒いで、会費は800円ポッキリ。まー食糧の持ち込みもだいぶあったし。開封した飲食物はとにかくみんなの胃袋力で処理し、未開封ものは2次会(強化合宿)の兵糧に転用される模様。日が暮れたら絶対歩けなくなるような危険きわまりない山道をぞろぞろ下山するが、幸い県警の山狩りにも遭わず。ヨッパライビトさんが約1名ダウンした以外はみんな元気。どっかの駐車場に停めてあった黄色いワーゲンにコメ☆人形載せて撮影会するなど各地で狼藉のかぎりを尽くしつつ、スタート地点の時計台前に到着。18時過ぎ、2次会に向かう人々と別れ、帰路に。
 2030帰宅。Gさんにもらったラブリンハートを祭壇に安置。ああ楽しかった。

 ……ロッテは今日も負けました。ごめんきっと俺のせいだ。三じゅわんさま、許してくだせ、とりなしてくだせ……。

【今日の面白(てゆうか意図不明)アクセス】
 「まんがくらぶ+かがみ」で1件。
4月7日(日)
 朝からぐずついた空模様。いちおう所沢では雨は上がっているが、鎌倉はどうだろうか。
 『デジモンフロンティア』初回。東映戦隊伝統の熱血・ニヒル・デブ・紅一点・チビ(ニヒルは一時別行動)。今度はちんこ進化((C)内々欅氏)メイン。『デジテマ』初回でいきなりルキに萌えたようなトキメキはいまいち感じられず。やおい姉さんたちは次回以降、ニヒルの合流を待って評価を下すものと推測。もしくは帽子餓鬼からもっとマズいショタ萌えに走るか。『ぴたテン』初回。ちょっとおもしろいOP、フルで聴いてみるともう少しまとまって聞こえることを期待。男の子が碁を打ちそうなかんじ。悪くはないんじゃないの。
 1100ごろ、川崎に向けて出発。途中、みるみるうちに天気が好転する。1300、川崎大師駅でひえだ先生、QP大人らと待ち合わせした頃には、もうスタジャンが暑いぐらいのピーカン空。鎌倉の遠足部隊もこれなら大丈夫だろう。金山神社・かなまら祭りアタック。名高いエリザベス神輿はじめ神輿群はとっくに街に出たあと。神社やちんちん型のオブジェ、資料室を見て回る。境内は妙に外国人率が高く、さすがは世界的に有名な祭り。ホモさんレズさんがあちこちで手を繋ぐばかりかと思ったら全然そういうわけでもなく、むしろカップルなど我々同様ヘテロの客のほうが普通に目立つ。もともとは安産属性の神社だから当然と言えば当然か。ミサイルのような木製のちんちんに婦女子がキャッキャ言ってまたがりながら記念写真を撮っている。よきかなよきかな。日本の出生率には全く関係しないだろうが。
 祭り自体はもう後半戦といったところで、出店の食料もあまり残っていない。ワインを買ったら、最後の1杯だってんでビールのコップになみなみ注がれる。暑さにかまけてそれこそビールのごとくごっくごっく、プハー。これですっかり脳味噌デキあがる。
 1430ごろ交通規制が敷かれ、やがて「でっかいまーら」「かーなーまーら」と不思議な囃子に乗って、巨大なピンクのナニをかたどったエリザベス神輿が、交差点のかげからのっそのっそと姿を見せる。担ぐお姉さんたちも、揃いのピンクの法被に身を包み、太く黄色い囃子声を挙げる。町田の住宅街をぺたぺた歩くファーザーを思わせる、日常と非日常の交錯する空間。本当にこれを担いで川崎大師の町ん中を練り歩いたのか君ら。冷静に考えればとてつもなくバカバカしい光景のはずなのに、なんだろう、この神々しさは。ワインがぶ飲みに加え、このあまりの異次元空間ぶりに、脳がオーバーフローを起こしたものと推測。笛と囃しに乗り、しずしずとエリザベス神輿が鳥居をくぐる時、頭の中になぜか千年前の単旋律聖歌「Gloria, laus, et honor」のスコラ・アンティクワ解読版(「讃美歌21」308番と言ったほうが通りがいいか)が流れる。そういえばこの光景、アンソールの「キリストのブリュッセル入城」に似てなくもなし。ここでもエリザベス神輿をバックに記念写真を撮るカップルなど。
 エリザベス神輿は境内に入ってからも「でっかいまーら」「かーなーまーら」と躍動を続ける。じき男衆に担がれた船神輿、大神輿も帰還。数時間の行軍を経て、3本の魔羅は逆光の中、最後の力を振り絞り、蒼天を犯し貫くがごとくリズミカルに上下動を繰り返す。この狂騒の中に、自分らをホモとして産み落とした天に対する復讐、もしくはホモとして生まれた悦びを表現しているとかなんとか勝手な読み込みをしてみると、ちょっとスカしたセクシャリティ論文っぽくなるぞ。けけけ。
 しかし、踊るアホウに見るアホウと言うが、これほど祭りの参加者と見物客との一体感に欠ける祭りもあまりない。神輿を激しく上下させて踊るお兄さんお姉さんを取り巻きながら、見物客が手ひとつ叩きやしないのに不審なものを感じる。同じ祭りに熱狂しているというよりは、まるでコロセウムでキリスト教徒の殉教ショーでも見物しているような覚めっぷりである。「奇祭」の見物客ってのは、えてしてこんなもんなのかもしれん。
 川崎まで戻り、二次会はカラオケボックスの中で女装大会。QPさんの妖艶さに写真撮りまくるが、こればっかりは載せられねぇ。珍田一家の姐御に心理テストをしてもらったらなぜか「宗教家向き」と出る。宗教家にだけはなるつもりはないんだが。
 1700ごろ、三次会に行かれる皆様と別れ南武線&武蔵野線で帰還。新秋津で降りる時、向かいの席で横になって寝ていたヨッパライおっさんが携帯電話忘れてるのを見つけ、届けてあげる。改札くぐろとしたところでおっさんが追いかけてきて「せめてもの気持ちだとっとけ」と1000円くれる。ありがたや、これで今日の交通費が。川崎駅のパン屋で買ったエビカツサンドを秋津でかじる。なかなかウマー。帰って合唱の練習行って帰って倒れ伏すように眠る。

【今日の面白アクセス】
 「バンドゥーラ+ナターシャ」1件。
4月8日(月)
 仕事。昼休み、土日撮りまくった写真を現像に出す。おやつ休み、職場抜け出して取りに行く。天に屹立するエリザベス神輿に逆光が差し込む写真とか、俺にしてはけっこういい絵が撮れたと職場でニヤニヤ(文字通り「自画自賛」)。はたから見たら、ピンクのちんちん写真を眺めながらエヘラエヘラするヤバい生き物なんですけど。保健所呼んだほうがいいですよ。
 19時過ぎまで働き、帰りにさぼてんでロースカツ弁当大盛り買って、明日の絶食健康診断に供えて21時までにバクバク喰らう。21時以降食べなきゃいいんだろ。
 中東情勢。イスラエル、ベツレヘム聖誕教会に砲撃・炎上。イスラエル的にはマズいことに。もちろんパレスチナ側も「砲撃したら国際政治を牛耳るキリスト教諸国の皆様を敵に回すぞええのんかゴルァ」という意図もあって立て篭ったんだろう。僧兵団が神輿担いで六波羅に殺到したみたいなもんで。そしたらイスラエル軍に平重盛がいたらしく(もしくは信長でも可)どっかーんという形。ただ、聖誕教会は十字軍時代に要塞として改築されており、使用法としてはきわめて正しくはあるのだが。

【今日の面白アクセス】
 「上石神井+松屋+伊集院」1件。何を調べようとしたのか。上石神井の松屋に伊集院光が出没するのか。教えておじいさん。
4月9日(火)
 加藤紘一議員辞職。ムネオより早いとはちょっと意外。
 なんだかジメジメした空気。桜も早かったが梅雨も早いのかよまさか。健康診断、体重少し減る。てゆうか去年が太りすぎだってば。これから徐々に適正体重を目指す。腹とか二の腕とか背中についたぷにぷにをなんとかせねば。
 今月刊行の新刊が、もう製本所から届く。当初は15日にできればオンの字というつもりだったのだが。専門書店へのアナウンスは間に合うのか。もちろん、人間の早産とはちがって、早くできるに越したことはない。30万字級の本を入稿から3ヶ月半で刊行とは、専門書としては異例の早さ。一般書なら普通かもしれないけど。「知り合いの評論家に送る」と言う名目で1冊、唐沢先生に謹呈。本業で、議長の守備範囲に入る本を作ったのは初めてだし。
 朝飯抜きだったんで、昼はレッドピーマンでハンバーグ+カキフライ喰ったら、腹が苦しくなる。いつの間にか胃が縮んだのか。げっぷ。午前中なんだかんだで働かなかったぶん、今日もちまちま残業。
 『おとなのADHD』(VOICE、2001年)読み始める。人間は、なぜか自分のことを言い当てられることを快楽として知覚する習性がある。以前『人生テスト』の【学者】の項を読んだ時も相当なものだった。今回の『おとなのADHD』には、その10倍悶絶させられる。今まで俺独自の特徴だと思っていた異常性……「ひっきりなしに動く脳味噌」、「人の話を5分と聞いていられない」、まして「学力テストは得意なのに出題範囲が決まっている定期テストは苦手」なとこまで、どれもこれもADHDにとってはありふれた症状だったと知った時の驚きといったら。しかし、ショックというよりは、自分の異常行動に医学的説明がつけられたことへの安堵のほうが強い。ただの寝不足か何かをナルコレプシーと診断されたがっている某氏の気持ちがちょっと分かった。そしたら、この本にも「ADHDの人は自分がADHDと診断されると落ち込むよりも安堵する」とあって倒れる。何から何までお見通しってわけかよ。

【今日の面白アクセス】
 「光の騎士団」で1件……。
4月10日(水)【ここまでは2002.04.21更新】
 午前中会議。午後は企画を練ったり。帰り、きのう出た本の見本と契約書を監訳者に届けるため母校へ。ほんとは昨夜にでも行ければよかったんだが。オフィスがもう閉まっていたので、ご自宅までアポなしでおしかける無礼なマネに及ぶ。新緑の森の中を歩くとキモチイイー。ついでに学食で夕食にしようかなとも思ったが、教員住宅からはちと遠いのであきらめる。家で食う。
 日記に書くのもイヤすぎるが、重傷ロッテ、今日はあわや完全試合の危機。ミラバル80球しか投げてないし。それにしても、ジョニーとシンゴがいない投手陣の火の車ぶりはわかるが、打線は小坂以外ほぼフルメンバー雁首揃えていながら打たなすぎ。嗚呼イワオは何処に。
 花見で封も切らず持って帰ったブルボン「クリームメロンパン」を食ってみる。マズー。てゆうか、なんだこのメロン果汁入りクリームとやらの苦さは。腐ってんじゃなかろうな。いや賞味期限は9月だ。ああ源氏山で開けなくてよかった、開けてたら袋叩きまちがいなしだった。捨てればいいものを、無理に全部たいらげる。うえーぷ。
 先週の『フィギュア』。暗躍するブンヤ。翔くん才能ありすぎ。やっぱりまだいたヘナモン。というわけでヒカルたん実験材料も残念ながら回避(←鬼畜)。

【今日の面白アクセス】
 「ウルシー攻撃」で1件。
4月11日(木)
 午前中、きのう本をお届けした監訳者(きのうは直接会えなかった)から電話。ねぎらいの言葉&装丁におほめを賜る。装丁モティーフに関してはちょっとしたワルだくみをしてしまったが、監訳者もノリ気でよかった。
 で、その本を新聞各紙、大手出版社にバラまき発送。一般向けの本を出した時はいつもやってることだが、さらに今回はこれに加えて、この分野の専門誌を出している代表的出版社4社にも送るよう手配する。こないだ重鎮とも言える1社(1誌)が減ってしまったばかりなのが残念。はたして反応や如何に。

 昼、大昌苑で焼肉定食。ここのランチは日によって肉質にバラつきがあるので、昼飯喰うのもギャンブルである。今日は勝ち。
 昼すぎから原因不明の鼻水が出始める。夕方近くにはクシャミまで出てくる。そういえば寒い。きのうの森林浴でカゼでもひいたか。弱すぎ。

 ウチの職場のとある電話番号には以前から、月数回ほどなぜかコリア語の間違い電話がかかってくる。最初は、韓国方面に知人のいるウチのボス(非常勤)にかかってきたものだと思っていたんだが、ボスも心当たりはないという。だいいち、ボス宛ての電話ならこっちの社名ぐらい知っているハズだが、いくら言っても(まぁ日本語と英語でだけど)ぜんぜん通じない。
 先日、残業中にやはりその番号に電話がかかってきた(ふつうは雑誌の責了直前でもなければ電話なんてまずかかってこない時間帯)ので取ってみたら、アニョハセヨーだかヨボセヨーだか忘れたが案の定コリア語だ。ただ幸運にもその時の相手は日本語がある程度できて、こっちが「もしもし?」と言ったらカタコトの日本語で「そちらは●●●●プトサンですか?」と聞いてきた。●●●●プトサン? いえ、こちらは××××という出版社でして。「えっ、出版社? プトサンじゃないんですか?」プトサン? 何それ? プトサン……不動産?「ええ、そちら、プトサンじゃない?」ちかうよプトサンないよ。トコてこの電話番号見たね?「広告に書いてありました。そうですか違いますかすいません」がちゃ。
 これでようやく「どこかの不動産屋が情報誌か何か(少なくともコリア語プロパーの読む雑誌/新聞に限定)に載せた広告に電話番号間違いがあるらしい」ということまでは解明された。じゃあ、その情報ソースを突き止めて訂正させれば事件は解決である。しかし、在日向け情報誌といっても何誌もあろう。かくして、「次に間違い電話を取った人は情報ソースを問いつめること」というお触れが発令された。だが、なかなか日本語を解する間違い電話ビトは現れず、こちらにもわざわざ間違い電話の原因究明のために駅前留学するほどヒマな社員がいるでもない。その後数カ月、「●●●●プトサン」宛ての間違い電話は続いた。
 それが今日の午後、やっと状況打開の糸口が見えた。雑誌部門にいる後輩が電話に出たところ、今回の間違いビトさんは日本語ができたため、プロの取材の腕でいろいろ聞き出し、『月刊A』という在日向け情報誌の広告欄を見てかけてきたところまで突き止められたという。でかしたぞ後輩。
 ここまでくれば現物を手に入れるだけ。ネットでその『A』を調べてみたら、新宿・新大久保界隈の焼肉店などで無料配付しているという。すると後輩が「じゃあ私、帰りに新大久保寄って探してきます」と言う。いや、俺が探してきてもいいけど。「いえいえ、ちょっと探検してみたいんで」。おいおい嫁入り前の娘さんが単独で夜の新大久保探検などして大丈夫か、とつい都知事的人種差別モードに入りそうなところをこらえて、後輩の取材力に任せることにする。いずれにしても今日の俺の体調では行っても死ぬだけだしな。ずるずるゲホゲホ。でも本当に大丈夫かオイ。免疫あるんだろうな汝。

 後輩を危険な目に遭わせながら、てめぇはさっさと退社。パルコ地下でチキンカツとホーレンソウの胡麻和えとポテトフライ、薬店でコンタック総合買って、ばくばく喰って薬も飲んで、2100前に就寝。もうダメ、死ぬる。
4月12日(金)
 朝刊。ロシアのネオナチがヒトラー誕生日を前に何かしそうなので一斉検挙、というニュースを読んで、すごい違和感を覚え。あれだけヒトラーにたいがいな目に遭わされた国に、何故ネオナチがおるのか。たとえばソウルに「楯の会」の支部があるようなもんだぞ。リベリアにディキシーパブがあるようなもんだぞ。アルメニアでオイルレスリング同好会を作るようなもんだぞ。『コメット☆ぱーてぃ』でギャラクシーエンジェル本売るようなもんだぞ。どんどん比喩がわけわからなくなってくるんですけど。でも一番わけわかんねーのはロシア人。それともこれはやはり、ヒトラーにひどいことされたすぐその後に、スターリンがもっとひどいことしたせいですかそうですか。

 カゼは表面上回復したかに見えたが、栄養補給をもくろんで天一でラーメンライス食べたら、昼過ぎ、こんどは下痢に見舞われる。昨夜のバカ食いで胃腸にダメージが来てたか。もうやだ。おまけに今夜の映画クレヨンしんちゃん『オトナ帝国』も留守録忘れるし。仕事のたまり具合から、まず1900までに帰るのは絶望的なので、早めに手を打つ(=実家に電話)。便利。
 録画のアテがついて安心したもんでダラダラと残業続け、『オトナ帝国』がそろそろ終わりそうな頃に退社。ここで、きのう後輩が『月刊A』をゲットできたかどうか聞いてなかったことにやっと気づく。後輩から何も自発的報告がなかったということは、見つからなかった可能性高いなー、と思い、お節介ながら西武新宿まで出て、リトルコリアを徘徊。
 オフでは何度か訪れてはいるが、さすがに単独行動でこの時間帯に路地を攻めるのはアレなので、職安通り→明治通り→大久保通りと大通り沿いのコリアン向け店鋪を探索する。それでも通行人の会話は6割方コリア語。まったくコリア語の素養のない人が歩いたらたしかに怖いと思う。差別とかそういうのとは全く関係なく、異世界に迷い込んだ本能的恐怖というか。しかし『月刊A』はさっぱり見つからない。
 新大久保駅を突っ切り大久保駅まで歩いたところで(恥ずかしながら、新大久保と大久保がこんなに近いとは知らなかった)反転、大久保通りの北側を歩いてしばらく歩き、いかにも濃そうな食料品店(客も店員もオール在日のおっさん)の前で、各種無料情報誌を満載した、赤い屋根のついた什器を見つける。妖怪レーダーが反応し、探してみたらやっとありました『A』。やれやれ一苦労。んでホッとして、西武新宿に向けて、最短距離の路地を突っ切っていくと、これと同じ什器がそこかしこに立ってやんの(ズッコケ)。最初から勇気出して路地のディープな店を探せばよかったー。……これで実は後輩難なくゲットしてたりしたら、俺様いい笑い者なんですけど。
 帰りの電車の中で『A』解読。全記事ハングルなので手こずるが、ちょこちょこ読み下し、やっとこさ巻末のイエローページみたいなコーナーに「プトサン(不動産)」の項があるのを見つける。たぶんここのリストに載っているどれかがウチの電話と一致しているものと推測。肝心の電話番号を忘れたので(ガク)、謎解き編は来週月曜までオアズケということに。それにしてもこの雑誌、風俗関係の求人広告が多いように見えるのは気のせいか。連絡先のTel番も「090」で始まるやつがザラだし、すげー怪しい。

 残りご飯を茶漬けにして軽く夕食済ませながら、TVでは今日もパレスチナ話。パウエルが来てる最中にも自爆テロ続く。正気の沙汰とは思えない。テロというのは、少なくとも何らかの政治的意志を「暴力」と言う手段で主張する行為である。なんのヴィジョンもなく無辜の市民を道連れに自爆する行為は、もはやテロですらない。ただの「派手な自殺」。それとも、アメリカなんかどーせユダヤ寄りの調停案しか出さないんだろーと思ってるのか。いや確かにそうだけど。それでも、このタイミングは情報戦略的にどうか。
 世界的にはシャロンの強攻政策への非難ばかりが高まっているが、ここまでくると、この連続自殺に対して「やめろ」の一言すら発せず放置しているアラファトのリーダーシップにも、もっと国際的非難を集中させてもいいと思う。そういえば、シャロンのパレスチナ侵攻の理由が「アラファトにはリーダーシップがない」だったっけ。本当だったらしいな。
 まーイスラム教徒とユダヤ人がいくら死んでもかまうこたぁない、というのが欧米中心の国際世論の本音だろうが。けっきょく彼らが心配してるのは、石油の値段だけであって。
4月13日(土)
 晴れたり曇ったりのはっきりしねぇ天気だが、かまわず洗濯。ついでに部屋の掃除も始めるが、床が見えたあたりで中断。日記という名の覚え書きをダラダラまとめるもはかどらず。これしきの文章になんでこんなに時間がかかるんだよう。
 たまったビデオを消化。今週の『フィギュア』。ついに宇宙刑事単独でヘナモン退治!と思ったらシミュレーションかよ。夏から2+3週間でもうススキが生える北海道。とりあえずほぼシミュレーション通りに7匹め退治、しかしこいつも親ヘナモンじゃない、はてさて落とした6匹のうち親ヘナモンは何匹か、という論理学の問題に。
 先々週の『ドジャ魔女』。はづき&まさる話。略してラブばな。せつない眼鏡の人に視聴者もせつなさ大爆発。夕闇のトーンで統一された画面が、無印EDを思い出させる。中山家は代々早世の家系、ってジョースター家のような。初の人間死者が出るかと思いきや助かり。さすが6年生ともなると気が利く奴ら(もちろんハナちゃん除く)。髪飾り製作に話を持って行く過程のウマさなど、影山とは思えぬ名作回だが、今回は五十嵐演出の手柄も大きいと思われ。
 先週の『ドジャ魔女』。修学旅行準備話。アゴに誘ってもらってうるうるのエテヒッキー、まだ不安神経症は完治してない模様。従軍慰安男子を拉致してくるハナちゃん(商行為であって軍は関与せず)。どれみ&小竹は3年以来進展せず。伝統のバナナ論争とか。イベント話を手堅くハナちゃんの成長物語としてまとめる成田脚本。しかし個人的にはこまかいエテヒッキー話のフォロー部分を評価したい。これでアゴとエテくっついたら面白いんだけどな。双方インテリジェンス高いから案外話が合いそうだし。でも基本的に要領悪くトロいエテをほっとけなくて、つい面倒みちゃううちに情がわいてくるアゴ。エテもエテで、アゴの言動にいちいちドキドキするのは単に不安神経症のせいかと思ってたら実は……という展開キボンヌ。旅行中に進展あるか。いやでもエテは基本的にどれみラヴラヴだからダメか。ダメですか。誰か林野&長門本執筆しる。俺ぜったい買うし。てゆうか夏コミ当選したらウチの店に置かせてください。ちなみに次回、丸1年ほっとかれてたFLAT4が再登場の模様。魔法使い界は人口増えたんだろうか。ペンペン草の大量発生で。
 ネット放浪。議長日記に、俺が献呈した本のことが触れてあって恐縮。書名や俺の素性もあえてボカしていただいたお心遣いにただただ感謝。
 夕方、『カスミン』再放送を見てから、『オトナ帝国』エアチェックビデオ回収のため実家へ。ついでに寿司食って酒飲んで猫と遊ぶ。実家に置いてきた資料を若干持ち帰り。帰って、花見の写真を何枚かスキャンしていじくる。3年半近くPhotoshopをいじってきたが、今日やっとレイヤーの概念を理解。そこらの画像系サイトに載ってる絵のような美麗な効果を使いこなすまでには推定2万年ほどかかると言われており。日本沈没とどっちが早いか。とりあえずコメ☆部屋にUP。てゆうかそんなヒマあったらさっさと日記を更新しる。
4月14日(日)
 1000、目覚ましで起床。トースト食って教会行って帰ってまたダラダラ日記更新。腹減る。スパゲティゆでてボロネーズにしてパンもつけて食う。合唱の練習行って帰ってまた日記。5日分しかまとまらず。ニュース観る。ロッテやっと勝ったらしい。安堵して寝る。
 そんな休日でしたけど何か。
4月15日(月)【ここまでは2002.04.25更新】
 きのうパン買うの忘れて(てゆうか今朝のぶんのパンを昨夕食ってしまうという暴挙に及んだがため)ラマダン出勤。コンビニでピザパン買って職場でがつがつ。
 先週の木曜『月刊A』を探索に出かけたはずの後輩に、首尾を聞いてみる。予想通りというか何というか、夜の新大久保に降り立ったはいいが、『A』が見つからないどころか「帰れなくなるんじゃないか」というぐらい怖くて逃げ帰ってきたそうだ。やっぱりリトルコリアに行ったのは初めてで免疫がなかったらしい。何度か犬食べてる俺でも怖いんだから、後輩の恐怖はいかほどだったろう。おーよしよし。
 で、俺のゲットした『A』を持ってきて謎解きタイム。調べてみると、ウチの番号は載っていなかったが、1文字ちがいの番号がひとつ載っていた。ウチが「123-4566」、『A』に載っていたなんとかプトサンの番号が「123-4556」(※どちらも架空の番号にしてあります)。なるほど、これで合点がいった。ダイヤルしながら「同じ数字が2回続く」という意識を抱いてしまった一部の人が、つい「4556」と間違えて「4566」とやってしまうんだな。つーわけで、今までの間違い電話は、かけた人のケアレスミスであると確定したわけで。今後同様の間違い電話があった時は、「123-4556」のほうの番号を教えてみることで合意。
 なお、この後輩、実はハングルを解することが判明。それも俺よりスキル高い模様。おととしのソウル旅行の時、なにげなくTVの字幕読んでたのをちらと見かけてからずっと疑っていたんだが。ハングル表記された『A』の表紙を見せただけで「あっ、それは!」と判別するし、「プトサン」一覧のページを見せたら「ほんとだ、プトサンですね」とスラスラ読みやがるし。普段はそんな特技などおくびにも出さず天然キャラを貫いている奴だけに、やはりあなどれないとの認識を強くする。俺は基本的に無能なので、自分の特殊技能は針小棒大にひけらかし、恥を忍んで実戦で使いつづけることによってスキルを伸ばすようにしている。しかし、本当に技能や教養が身についている奴は、スキルを伸ばす必要がないから実戦で無闇に使う必要もない。これが「能ある鷹は爪を隠す」の本来の意味である。無能コンプレックスの強い俺にとって、こういう「爪を隠す」タイプの足元からチラリと爪の先が見える時ほど怖いものはない。それこそ夜のリトルコリア歩くのより何十倍も怖いぞ個人的には。
 1100から会議。昼にさしかかった頃、大隈講堂の方向からよくわからんがさかんにシュプレヒコールがかかってうるせぇのなんの。早稲田で何をやってるんだ。なんだっけ4月15日って。7年前オウムが「新宿で何かが起こるぞ〜」と予告した日だったっけ。でもそれがなぜ早稲田と関係あるのか。わからん降参。メシ食ってお菓子もバクバク食って会議はまったり続き、1600ごろお開き。後片付けして、どうも疲れが取れないのでさっさと帰る。
 疲れが取れないと言いつつ、きのう合唱の帰りに買った『アストロ球団』2冊(復讐球団編とロッテ編)を一気読みしてしまう。馬鹿である。マンガも俺も。それにしても川上と金田は卑劣だ。
4月16日(火)
 朝の「やじうまワイド」で、きのう小泉が早稲田で講演してたのを知る。そうか、昨日のくそやかましいシュプレヒコールはそのせいか。なのにコメンテーターたちは「有事法制ができそうな時に早稲田の学生は何も反対運動起こさなかったんでしょうかね」「OBとしてなさけなし」とか言ってるのでアレといぶかしむ。どうも、新聞各紙はあの抗議行動のことを一言も書いてないらしい。そして、新聞が報じていない事件や運動というのは、なかったことになるらしい。
 ADHDとは「情報を取捨選択できない障害」らしい。逆を言えば、普通のヒトは大事な情報にのみ意識を集中、他の情報は一切遮断できるものらしい。で、その結果がコレだとしたら。俺、ADHD治さなくてもいいや。
 ……それとも単に、アレは学生じゃなくて革マルビトさんだったのか?

 とか言ってたら、今朝読んだ『おとなのADHD』に、「ADHDの人の中には『(自分のヒラメキを大事にしたいから)治らなくてもいい』と言い張る人がよくいる」と書いてあって倒れる。つくづくお見通しなのねん。とほ〜。ここまで言われると、ためしにリタリン飲んでみたくなってくる。「ふつうの人間」の思考ロジックというのを体験してみたいにゃー。ほんとに思考が一直線に展開していくのか。

 てなわけで、有事法案は別にいいけど(いやよくないけど)、いちばん問題があるのは、国民自身の手で選べない内閣総理大臣に、あそこまで絶大な権力を付与させるのはいかがなものかってところである。とは言え首相公選制にしたところで、「主権在民」意識に乏しいあほな国民は安直に石原みたいなのを選んで、もっと泥沼にハマってしまうことは確実。ワイマール共和国の轍を踏むのは、シャロンを首相にしてしまったイスラエルだけでたくさんだし。いずれにしても主権者(=国民)不在のまま、議論は勝手に進んでいく。

 きのう後輩に渡した『月刊A』が、さっそく役に立った模様。よかったよかった。
4月17日(水)
 読売朝刊の社説。成田滑走路ネタで「個人の利益と公共の利益が対立する時、個人のそれにはおのずと制約がかけられる」と。いろいろ激しくツッコミたいが(そもそも左翼につけ入るスキを与えたのは「公共」側のムチャな土地収用ではないのか)、とりあえずこういう思想の持ち主が有事法を運用しないことを心底祈る。
 『おとなのADHD』。車を運転中に考え事をしてドカーンとやるのも、ADHDにありがちの悲劇だという。やっぱり岡田“ベンツ全損”斗司夫先生はADHDだよな。それも俺より重症だと思われ。ぜひ神経外来を勧めたい。俺が幸運にもゴールドカード持ってるのは、ビクビクしながら運転してるからだろうけど、慣れるとああなるんじゃろかー。
 この4月から、宅急便の伝票に郵便番号を書くことになった。たしかに郵便だけでなく宅配便も7ケタ郵便番号を利用すれば、分類処理など大いに助かるだろう。でもこれって、郵政省が7ケタ郵便番号の認知にかけた宣伝費ほか多大な労力にフリーライド(ただ乗り)しているわけで。著作権法か何かに抵触しないんだろうか。とふと思ってみるテスト。
 帰ってたまたまつけたフジのニュースが、『コメットさん☆』BGM集使いまくり。ささやかなシアワセ。
 カダフィの西田総帥も「かなまら祭り」に逝ってたという。我々とは行き違いになってしまったらしい。

【今日の謎アクセス】
 「児童+ポルノ+所沢+逮捕」。誰かつかまったの? 俺じゃないよな?
4月18日(木)
 「調教モノのアダルトゲームまねて」20歳女を2週間監禁して殴打首輪をつけて鎖でつないだりの21歳暴力男。またぞろ(中略)論が飛び交うんでしょうなぁ。もう飽きた。
 俺はエロゲーをやったことがないしエロゲーでメシ食ってるわけでもないので、別にエロゲーがいくら規制されようが何されようがかまいやしない。でも、監禁ゲーと実際の監禁事件との因果関係を証明するには、こんな特殊例だけじゃぜんぜん不足なのは言うまでもない。せめてそのへんの893屋さんの事務所からも押収されないと納得いかないし。
 偉大なる総書記様に拉致監禁ゲームを人道援助すれば、満足して二度と拉致などしでかさないと思うんだが、ダメですか。

 事務仕事をちゃっちゃと1030ごろまでに片付け、これは仕事だ断じて仕事だと呪文をとなえつつ、ビッグサイトの東京国際ブックフェアへ向かう。久しぶりに平日参加したけど、一般開放デーと見まがうばかりの混雑ぶりに驚く。昔サンシャインでやってた頃(←えらい「久しぶり」だな)はこんな混んでなかったのに。
 ブックフェアと言いつつ半分は印刷メーカーなどが占領しており、電子出版とかオンデマンド出版とか電子書籍とかが幅をきかせている。オンデマンドに関しては平河がやはり一日の長があり規模も技術もすごいもんだが、後発の会社も、さすがにこういうイベントにブース出しているような所はかなりのレベルに達している。いろいろ資料や見本をもらう。質や値段などは職場で検討。もちろんコレで取引業者を決めようというわけではなく、まずは市場相場や技術の発達度を把握するのが大事。
 それに比して出版社ブースはなんとなく活気がない。もっとも今日・明日は業界向けの日で、出版社は一般に開放される土日にマト絞って調整しているのだろう。サイン会とかも土日に集中しているし。
 集英社ブース。物販コーナーでジャンプ系オリジナルグッズを即売している。以前来た時はまぁショボい品揃えだったが、あれから少しは反省したのか、チョッパーの帽子(ツノつき)など変わったグッズを揃えている。これ普段はどこで売ってるんですかと売り子さんに聞いてみたら、あわてて店の奥に引っ込んで、しばらくして「すいません、今、集英社の人がいないので分かりません」。なんだ、売り子さんは派遣ビトか。ヌルいなぁ。こういうところにこそ社員を配備して、客の動向を肌で感じさせておけば、1000枚のアンケートハガキに勝る貴重なリサーチができると思うんだけど。出版社とユーザーが直接触れ合う機会なんて他にはまずないんだから。
 角川ブースで2割引きセール。古賀亮一『ニニンがシノブ伝』1巻と、ついでにやっと『あずまんが大王』1,2巻をゲット。こっちは営業の社員さんがレジに立ってる。その意気やよし!
 講談社ブース。今回も海外版コミックスの見本をバーゲン。台湾版『どれみ』、はづきは「藤原羽月」あいこは「妹尾愛子」なのに、どれみだけ「春風DoReMi」になってるのが目立つ。「どれみ」を漢字表記できなかったための苦肉の策らしい。なるほどそもそも「どれみ」ってイタリア語(になるのか?)だしなぁ。「奴隷美」じゃダメだろうし。
 扶桑社ブース。あの大ヒット作『新しい歴史/公民教科書』はブースのいちばん奥まったところに申し訳程度に飾っているだけ。となりの国からのお客様に配慮したのか。それ以前の問題なのか。お店の人には質問できず(伊勢田監督がどうやって生計立ててるか誰も聞けないのと同じ)。
 復刊ドットコムもブース出してて、あの『あまいぞ!男吾』第2巻の最新版(3刷)が置いてあったので見ると、例の「表記上の問題で云々」というウソ注意書きはそのまんまでやんの。てゆうか3刷もしてるんだったら、初版交換に応じてやれよ。何部刷ってるのか知らんが。
 宗教系は、毎度おなじみ幸福の科学出版がノベルティの弾丸サイズのミニボールペンを配る。毎度毎度「鬼太郎の練乳」だの「ゴジラふりかけ」だのコンセプト不明の謎のフェアを開催しているたちばな出版は、またわけのわかんない「一休さんのひと休みフェア」というのをやっていて、本を買った人には「一休さんのコーヒーの元」をくれるという。いつも思うんだが、食い物系の景品はヤバくないか。何か混入してやしないかと思って食えやしないんだが。社員が一休さんのコスプレさせられてて、青いハゲヅラとスネ毛が痛々しい。ラエリアンは「クローンオッケー」チラシを配りまくる。あとはダイアネティクスとか中国系の変なおばはんの信者とか、使徒率も徐々に高くなっていないかブックフェア。
 洋書バーゲンもつらつら眺め、素材集など5000円ほど買って、会場を出る。腹が減り、地下カフェテリアでチキンソテー。時計を見たらもう16時前で驚く。そりゃ腹減るわ。そんなに回ってたっけ俺。職場に戻って仕事用の資料の山を置いて、最低限の事務仕事を済ませて帰る。車内、『ニニンがシノブ伝』の独特なリズムあるギャグに笑う。さすがに商業誌&エロということで、同人誌時代のマンガほど破壊的ではないが、それでもこの味は古賀先生の他に出せる人はいないだろう。しかしよくあの狂気を制御しているもんだと思う。ながい閣下よりはもっと「こっち側」にしっかり足をつけているみたいだけど。
 昼が遅かったので、夕食は納豆とペチュキムチだけで済ます。今度は『あずまんが大王』読む。たしかに標準より面白い、よく書けてるけど……このくらいの4コマ作家さんなら、竹書房の子飼いにいくらでもいると思われ。やはりオタクは「くらオリ」読んだことないらしい。これで何十刷もしているなら、『幕張サボテンキャンパス』は余裕で100刷行ってなきゃウソである。ひどい言い方をすれば、「みんながドラクエしてるからボクもしなきゃ仲間はずれになっちゃう」みたいな感覚で買ってるのかもしれない。もちろん、クソマンガとか金返せとか言うつもりは全くないのでファンの皆様は誤解なきよう。もし「くらオリ」に載ってても、そこそこいいセンは行くぐらいのオモシロサはある。それに、これで【団結小屋】などの『あずまんが』パロが分かるようになったし(例:「花山さん」「いいなぁ、黒王号いいなぁ……」等)。オタクの共通言語を共有するにやぶさかではなし。

【今日の謎アクセス】
 「選手+病気+少女+花+カバン+道徳」。……道徳の教科書にそういうワードの出る心あたたまるお話でも載ってるですか。
4月19日(金)
 BBSに寄せられた情報から記念コピペ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020417-00000344-reu-int

「児童ポルノ禁止法は言論の自由に反するために違憲」

米最高裁は、コンピューター・グラフィックを用いて児童を題材とした性的表現を禁じている連邦法について審理し、言論の自由を侵害するとの理由でこれを違憲とする判断を下した。
 最高裁のアンソニー・ケネディ判事は、判決文のなかで、問題の連邦法の対象範囲が広過ぎ、まじめな文学的、美術的、政治的、または科学的な価値を無視して言論を制限するもので、したがって憲法修正第1条に反している、との見解を示した。
 特に、同判事は、10代による性的行為や、児童に対する性的虐待は、多くの文学作品の題材になっていると述べ、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を例として挙げた。
 1996年に成立した児童ポルノ禁止法は、児童が含まれた性的な画像を配布、または所有することを禁じたものだが、コンピューターで作成するなど架空の児童が題材となっている場合も処罰の対象になっていた。

 そうだよなー、日本にも世界に誇る、天皇の隠し子が幼女調教する激ヤバ鬼畜古典小説があるもんな。
 しかし今度は芸術とポーノグラフィーの線引きという新たな問題が浮上するので、そこでまた熱い攻防戦が繰り広げられるは必定。たとえば、「確信犯的にエロスを喚起することを目的に作られた芸術作品」はどうなるのか。「芸術」さえ名乗っていればいいのか。バーコードの図書コードさえ「72」(芸術)になっていればどんな鬼畜エロマンガもOKなのか。
 グレーゾーンは判例と慣行の積み重ねで徐々に固めていくしかないんでしょうけど。または著作権のように、あえてグレーゾーンはグレーのまま、ダラダラと残していくのか。
 ともあれ、全部クロとするオモシロ法が消えてなくなることは歓迎。
 そもそも外圧によって制定された我が国の児ポ法が、今回の判例によって今後どう動いていくか、楽しみだし。

 仕事行って働いて、きのう買いそびれたチャンピオン読みながら帰る。『ななか6/17』、いよいよクライマックスへ。ただただ、せつないです。もし俺が音系の仕事してたら、オリジナルサントラ作らせてほしいぐらいです。もちろんそんな崇高なお仕事してないですけど。とりあえず雨宮さんには幸せになってほしい。『スクライド』は最終回。『覚悟のススメ』に輪をかけてギャグに傾きつつ、これはこれで『覚悟』とはまた別の形で絶妙なバランスを保っていた。かっこいいなぁ。
 ポストにNTTの請求書。ADSLへの初期投資と、設定に悪戦苦闘していた3/10までの電話代で、まだかなり取られる模様。でも、実質3/11以降の電話代はほとんどないし。次回からは請求額がガクンと下がると思うとワクワクしてくる。本当に下がるのかまだ半信半疑だが。
 噂の新番組『あたしンち』。OP、最後まで大地監督の名前がクレジットされずドキドキする。前半、思ったほどメチャメチャでない。やはり仮にもプロがそう無茶するわけないか。さすがに初回からは、ねぇ。でも●●さんたちは本当に出演してるし。うーわー。録っといてよかったー。ってこの世で30人ぐらいしか分からないぞアレは。今は亡き旧壁画。ED、グラディウスかと思ったら威風堂々かよーやられたー。

 紀要の〆切が明日。でも3本(1本はダメモトだけど)送ったからもういいや。なんかやる気なし。万年スランプ。
4月20日(土)
 紀要、やっぱりがんばってもう2本書いてみようと思ったけど、2本とも書けなくなる。スランプだからじゃなくて、「こいつらをそこまでケチョンケチョンに笑い者にするぐらいでございますから、さーぞやアナタサマは日々是理知的・科学的に生きてるんでございましょうねぇーゴルァ」というツッコミが頭の中でガンガン響くからだ。題材がプチ宗教系なのが悪いのかもしれん。山本会長だったら容赦なく八つ裂き光輪浴びせるんだろうけど、俺にはなんか自分に返ってきそうでできない。やっぱり宗教持ってるような奴は立派な裏モノ超人になれないのじゃろかー。
 『あずまんが大王』ダラダラ読む。4コマ専門誌を読み慣れた目で見ると、やっぱりいろいろ文脈的に変わっている。これ最初、女子校のお話かと思ったら、男子生徒もいるのね。しかし、共学校を舞台にしていればまず出てこないわけがない恋愛話が、クスリほどもからんでこない。それどころか、名前を持った(一個のキャラクターとして設定された)男子は一人もいない。ちょっとヤバい男の先生が例外的に出てくるぐらいで、男子生徒は単なる背景でしかないのである。これにはかなり驚いた。この異常な世界、一種の「設定上のデフォルメ」と言えばいいんだろうか。てゆうかはじめから女子校でもよかったんじゃないのか。

 午後、新宿へ向かう。十一宮では丸1年ぶりとなる鶴岡法斎ライブ。昼食を食べてなかったので、クイーンズシェフ近くのモスバーガーでセット食べてから少し早いが1520ごろ入場。鶴岡さんとGHOSTさんが打ち合わせ中。フライングではあるがいろいろお話を伺う。アレの楽屋裏は大変なことになっているらしい。●●●●●が●●●●と衝突、スタッフがみんな●●側についてしまい、●●氏はほとんど孤立状態。氏の個人サイトの日記にもなんにも書いていない異常な状況も、それなら全部説明できる。これからどうなるんだ。職種にかかわらず、フリーの仕事人はツラい。まがりなりにも宮仕えの俺なんかほんとノホホンと生きてるよな。明日にでもリストラくらったり職場自体があぼーんされたりした日にゃどうなるのか。
 1600、トークライブ開演。と言っても、鶴岡さんのサイトぐらいでしか告知していないため、お客は葛西さん、やがもんさんなど、鶴岡セクトゆかりの面々が10人ちょっと。ぶっちゃけた話、仲間内のお楽しみ会に近いものがありますな。形式は昨年と同じく、鶴岡さんのビデオライブラリの中から、LPOでのライブや学会例会などで使えない、もしくは使いにくい素材をお蔵出し、それに鶴岡さんとGHOSTさんが絶妙のツッコミを入れる、観客笑い死ぬ、というもの。Vシネマ濫造時代の徒花・武田真治主演『おいら女蛮』、60年代アメリカで一時流行し消えていった「ビーチもの」映画の最後の1本『ビーチガールズ』(80年代前半公開)を、いずれも早送り。石堂淑郎脚本の回の『ウルトラマン80』、これは普通に再生し、さんざん宇宙人が出没するのにUFOの存在は信じられていないというよくわからないことになっている世界設定から、めちゃくちゃ緻密なミニチュアセットまで、あますところなく存分に鑑賞。
 中休み、鶴岡さんたちと新宿2丁目を横断し、ラーメンを食べに行く。初めて「ルミエール」の前を通る。鶴岡さんと、キングギドラ問題に関して「これがまかり通ればゲイリブも●●●●と同じ失敗をする」などいろいろ話。
 後半はエロ素材。ものすごくきれいなニューハーフのAV(ちんちんついてるとこと、骨盤の位置とか細かいとこ以外はまるっきし女性、声まで女声なのに驚き)と、アロマ企画の超ド級バチあたりビデオ。後者を観ているうちに、胃痙攣のような腹痛に襲われ難儀。モスバーガーセットを食べて3時間しか経ってないところにトンコツラーメンをたいらげて胃がオーバーフローエラーを起こしたようだが、つくづく胃袋小さくなったもんだ。それともタタリですかーっ!?
 小休止中にまた外に出て、薬局を探すが見つからず。もう20時過ぎてるし、土曜日だし。新宿駅、せめて歌舞伎町まで行けばいくらでもあるだろうが、とてもそんなに足伸ばせない。このへんで夜までいろんな店が開いてそうな通りは……というわけで、夜の新宿2丁目一人旅。腹痛で半分意識が飛んでいたせいもあろうが、わりと平気でズカズカ乗り込んでしまった。シラフ?だったらこうはいかなかったかもしれん。でも頭の中では「♪男の人生、あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれハッテンだ〜(ソイヤ!)♪」とかひどい歌が響く。ルミエールを過ぎたあたりで薬局を見つけ、大正漢方胃腸薬買って、ぶじ十一宮に帰還。給湯室で一服飲んで会場に戻る。すいません遅れて。入ってみたら鈴之助さんが今度の夏コミ新刊用のサジェスチョンを受けていた。つうかなんか万引きを強要されるいじめられっ子みたいだったのは気のせいか。
 最後はガシシ右松監督・主演作品『カンバック』(カムバック、ではない)を早送り。この映画と選挙のせいでガシシの借金は決定的なものになったという。ガシシのベタ足フットワークに涙する。普通はあれだけ出血してたらドクターストップ入るし。ガシシ頃したのはレフェリーのせいだと思われ。氏鯛の役は妙にうまいガシシ。こんな変な映画なのに、久石譲の音楽がちょっといいかんじなのがモッタイない。
 2100過ぎ、ライブお開き。鶴岡さんたちはみんなでゾロゾロ飲みにいくが、俺はこの腹具合につき泣く泣く別れる。ちくしょう、あしたは休みだってのに。でもこの体調では。特急で帰る途中も、他に客いなかったらウーウーうめきたかったぐらいのバッドコンディショーン。空腹は人類誰でも悲しいものだが、満腹を苦痛と感じるというのも、また悲しい。満腹であることを喜べない、というだけでも、人類が感じる幸福感の何パーセントかを奪われているような気がする。ああ、グルメになれるぐらいの丈夫な胃腸がほしい。食べ放題でモトが取れるぐらいの健康がほしい。2300就寝。ぐふぅ。
4月21日(日)【ここまでは2002.04.29更新】
 腹はそこそこ治った模様。しかし朝からけっこうな雨。
 リアルタイムで『ドジャ魔女』修学旅行後編。いかん、前編ビデオ早く観なきゃ。小竹vs暁激突。暁くんのインチキを見破るどれみ、さすが知恵の水を飲んだだけのことはあり。どれみ最大のスタンド能力を見抜く関先生、3年生以来の付き合いはダテでなし。前半で暁くん引っ込んじゃってどうするのかと思ったら新月でハナちゃん小型化オーマイガーイベント発生。どれみ&ハナちゃん(2歳)をスマキにした布団を軽々抱える剛力輪っかビト。修学旅行ならではのどれみ小竹一歩接近。低学年時はむしろどれみのほうが極悪人だった模様。こういう小学生レベルのラブばな、実は個人的にはオッケーだったりする。いちばん痛々しいのは、性欲がからむくせにそれを正視しようとしない『Boys be...』のような男子中高生向け妄想物語。ところで、魔法で胃袋の中身を転送することはできないのか。胃液こってりでダメですか。続けて『デジ風呂』。ぎゃああーッッ!! ウィザーモン悪者にするなーっばかーっ!!(涙)。『ぴたテン』。天使様がやっとおろかな人類どもに天使と認知される。てっきりこのままずっと「ただの変な人」という扱いで話が進むのかなと思ったが、それはまだ俺が『コメットさん☆』の呪縛から離れ得ないせいですか。
 雨の中礼拝行って、帰って、ビデオで『ドジャ魔女』修学旅行前編。「都会に留学したら遊びまくるぞよ」と福井に留学するFLAT4、って福井に失礼と思われ。「ほんとは美空市や都内に留学したかったんだけど」ということは、美空市は伊勢湾沿岸ではなかったのか。どれみ以外はナンパ野郎4人組への不信感ぬぐえず。はづきにトランペットは禁じ手ゾナ>フジオ。マキハタヤマ班長の的確なツッコミ。旅先でなにげにくっつきまくる木村&まりな、宗教ペア、長谷部&超人レスラー(このペアの話は見逃したので知らなかった)、そしてアゴ&エテ(<やっぱりそうだったのか貴様らーっ!)。奥山&佐川がいなかったのが不審なれど、身長差のため佐川がフレームアウトしたものと思われ。はづき病人ダシにナンパされ、おんぷ親衛隊に取り囲まれ、あいこ嘘ツキャーに強制連行され、ももこ復活玉木にさらわれ、ハナちゃんとともに孤立したどれみに小竹ナンパ敢行するも大失敗の巻。女々しい男よ……だが、お主のような男、嫌いではない! てゆうか、どれみとハナちゃんは2晩ともまともに夕飯喰ってないのか。ミラさんなら餓死してますな。
 日記ダラダラ更新。4日分しか進まない。しかもこれだけ時間かけて書いてもぜんぜん面白くないのがどうにも。ほんとにスランプらしい。いえ、好調時の文章もべつに面白いわけではないですけど。なんか、書いてて自分でノッてこないというか、内から何かが沸き上がってキーを叩く指先から噴出するような勢いがないというか。かなまら祭りなんかいくらでも書くことがあるはずなのに。あんな面白いソースを仕入れておいて何故これしきしか書けないのか。
 夕方になり、そろそろ合唱の練習行くべぇと外に出たらまだ雨が降っている。この部屋はわりと防音効果がある上に窓もプライバシー対策のため全面曇りガラスのため、家にいると、昼夜の区別と、あとせいぜい太陽が照っているかいないかぐらいしか分からないんである。引きこもりですか。これで雨戸があれば何日でも寝ていられそうである。そんなゴールデンウィークもいいかも。
 小泉、謎の靖国ぬきうち参拝。今朝突然行くことにしたそうだが、何か変な夢でも見たのか。枕元に大勲位でも立ったか。万事につけ論理抜きなお人である。何かのパフォーマンスなのかもしれないが、それにしてはこんな『安穏族』でバーコード頭の総理大臣がかましそうな、ツッコミどころ満載の分かりやすすぎるギャグを、はたして現実にやるもんだろうか。国民やマスコミのあずかり知らぬ理由でもあるのか。さて、有事法制の審議やW杯への影響は如何に。
4月22日(月)
 会議の準備で午前中あたふた。昼、どーにもこーにも頭が重くなる。配置薬の箱をあさりながらぺたんと床に座り込む。ナロンエースとパブロンのカクテルでなんとか抑える。
 夕方から私学会館で会議。遠方から来た先生の宿泊予約がとれてなくてさらにあたふた。なんとかなったけど。頭痛、豪華ディナー(和食)の頃にはかなり回復。なぜかカトリックのフェティシズムの話でもりあがる。食事中にザビエルの右手のミイラがどーのこーのとか話す学者様たち。干物でも出たらどうするつもりだったか。「キリストのカワ探索隊」ネタを披露、物知りと崇め奉られ照れる。てゆうか『大猟奇』の受け売りだし。先生2名をホテルに案内し、ふらふら帰宅。
 ニュース。最近の小泉首相の人気急落を受け、また石原が首相に色気出してきやがったらしい。ワイドショーを利用する芸能人の手法を、そのまんま報道に使っている巧妙な石原。
4月23日(火)
 「出版ニュース」4月下旬号読む。先月30日、日比谷公園でイスラエルに抗議して焼身自殺があったそうだが、ニュースにはぜんぜん出てなかったぞそんなの。先週の早稲田シュプレヒコールもそうだが、最近はサヨクのやることなすことはみんな「なかったこと」になるらしい。
 てゆうか、「情報過多」の世の中とは言うけど、メジャーなマスメディアでブロードキャストされる情報の絶対量は従来とほとんど変わらないんだよな。新聞の紙面が数倍に増えたわけでもないし。TVの報道番組はみんなほぼ同じニュースをなぞるばかりだし。山ほどある情報の中から、紙面に載せられるだけ、放映時間の枠内に入れられるだけの量の情報を、恣意的に取捨選択してブロードキャストする。その状況は何ら変わっていない。サヨクのやることなすことが、「取捨選択」の「取」から「捨」のほうに認定された、それだけの話にすぎない。情報自体は、今も昔も山ほどあった。現在の「情報過多」状況は、そのことにみんなが気づいた、というだけのような気がする。
 右の人さし指の爪を痛め、ペンが持てなくなる。昼、チャーハンとギョーザ。そんなに消化が悪いモノでもないのに、腹の具合もおかしくなる。帰りにティアズマガジン買って、電車で読む。前回のコミティア、小坂俊史重野なおき(言うまでもなく、どっちも『くらオリ』他で大暴れ中の新進4コマ作家)が合作本出してたと知って驚く。うわ、来月ぜったい買お。夜、まだ腹が不調なため茶漬けとサバの塩焼きとホーレンソウで済ませる。
 2ちゃんねるのいわゆる「汚物スレ」をROM。少年漫画板、ということもあるのか、(汚物以外の)参加者の紳士ぶりにちょっと感動。自分らと汚物が「紙一重」だということをちゃんと自覚した上で、紙一重の彼方に転がり落ちた汚物の弱さを我がことのように嘆き、叱りつけているように思う。裏モノ会議室の「火の七日間」を目の当たりにした身には、なんとも歯がゆいものを感じるが、やはり彼らのこの紳士的態度は、汚物が被告の立場であることから生じる余裕もあるのだろうか。

【今日のADHD的ひらめき】
 ネットワーカーに大流行している「ゴルァ」「マターリ」「漏れ」などの2ちゃんねる語というのは、もしかしたら、ちょっと前のコギャルにおけるルーズソックスやヤマンバメイクのようなアイデンティティ機能を果たしているのではないか。
 ……と書いてみるテスト。(←すでに感染手遅れ)

【今日の謎アクセス】
 「前世+転生+同人+見つけた」。何を見つけたオイ。しっかりしろ傷は浅いぞ。
4月24日(水)
 朝、腹痛で遅刻。
 今月のお給金の通知。これでまた一息つける。家賃払ってもまだ生きていけるぞ。でも明日『コメットさん☆』DVDボックス第2巻買って、28日はばべるさんたちとオフ会、29日は鶴岡さんとこの映画会、来月3日ぷにケット、4日みみケット、5日コミティア、そろそろロッテ戦も観たいし、DVDプレイヤーもさっさと配備したいし……。カネはいくらあっても足りない。恐怖のペイオフもあるし。そろそろ振り込まれるらしい、謎のDVDボックス用臨時財源(M資金ではない)が唯一の好材料だが、いくら入るやら。
 それでも、ローンなどの借金がないだけでも、どれだけ恵まれているかわからん。実家のマンションもローン払い終えたし、親がどうかなっても俺にふりかかってくる負債はない(遺産もないけどな)。100人村(笑)の中ではかなり豊かな暮らしをしている部類だと思う。富を独占しているアメリカ国籍ビトさんたちだって、その大多数はカード社会で借金漬けになって生きてるんだし。借金は奨学金だけでたくさんである。借金するぐらいなら、持ち家なんかいらん。車もいらん。ブランド品もいらん。とても商売とかベンチャーとかできないよなこういうヘタレは。
 昼前から晴れてくる。天候の回復に伴って体調も徐々に上向き。しかし油断はできねぇ。昼食、志乃原で珍しくおかめうどん頼む。この店の欠点は、客席の狭さと値段の高さ。でも他の点は申し分なし、なによりウマーイからついつい食いに来てしまう。ちんたら仕事して帰る。夜は京樽の寿司だけですます。
 【ふにゃふにゃスタジアム】さんのBBSで、「アゴ×エテ」はオフィシャルカップルという情報を読む。そこまでされると萌え度が落ちるんだよにゃー、勝手なもんだけど。でも『ぷにケ』でアゴ×エテ本見つけたら速攻買う。
4月25日(木)
 読売朝刊、トップ記事「H2Aロケット商業打ち上げピーンチ」。よかったね、君ら国内マスコミが、たかがオマケ衛星の切り離し装置の配線ミスぐらいで「H2A打ち上げ失敗」みたいな報道しまくってくれたおかげだよ。「ヴォケが、ヴァカが」と言ってやりたい。
 消化器系は回復傾向にあるというのに、こんどはまたもや鼻から心の汗がだりーん。気圧のせいか、はたまた溜まった疲れがいろんな所から順ぐりに噴出しているのか。でも昼休み、なんとなく一歩のチープな焼肉定食が食べたくなったので外に出て昼飯。鼻水をこらえながらばーくばく。
 食後、たまらずストナリニ服用。中枢神経にテキメンに作用し、午後は死ぬほど眠くなる。夕方、やっとストナリニ本来の薬効があらわれ鼻水が止まる。しかし脳の機能も基本的に止まってるし。雨の中、デザイン事務所から雑誌のカットを回収して指定かけて、はいさようならとフラフラ退社。
 帰りの電車の中で『おとなのADHD』読了。ADHDは完全に治ることはない。でも、近眼とかと同じように、日常生活に適応できるぐらいの矯正は十分可能。近眼ならメガネかければいいように、ADHDはメモパッドやスケジューラを肌身離さず装備することによって、人並みの社会生活を営むことができる。現在の俺のADHD(今は「H」[hyperactive]がないから本当はADDと言うべき)なんぞ、この本の症例を読んでるとまだまだ軽症のようだが、それも、どうやら十数年にわたってポケット日記を愛用しているおかげらしい。未来をポケット日記で管理し、過去の記憶はこの日記や『大宗教学』で管理する。神経科の先生に指導されるでもなくうまい具合に適応していたわけだね。俺よりもっと重症にちがいないオタキングも、優秀な秘書(柳瀬さん)と書記(奥様)がいればこそ、あれだけの仕事をこなしているんだと思う。秘書と書記は俺もすごくほしい。俺の脳味噌を整理してくれる優秀なダンナ様きぼーん。カセギがよければなお良し。手抜き料理やスーパーのお惣菜でもブーブー言わなければさらに良し。限定条件つきで結婚してぇー。ドサクサにまぎれてなんか言ってますぜ先生。ほんとにリタリンでも飲ませたほうがいいんじゃないか。
 田無で下りて、こないだの店で『コメ☆』DVDボックス第2巻をゲット。バカだねぇ。そうだねぇ。1巻を買った時に満期を迎えたスタンプカードのおかげで1000円引き。こうしてまんまと資本主義の策略にハマっていく俺。
 西友で天丼買って帰ると、折よくDVDボックス用臨時財源の振込通知が届いていた。調子に乗ってアホほど著者買いしたせいでだいぶ目減りしたが、それでもだいぶ助かる。そもそも自分の書いたものがマトモに現金収入になったのは初体験なので、それだけでも単純にうれしい。ふだんは払う方だし。源泉徴収の数字にショック受けたのも初体験。もらう身になってはじめて分かることがいろいろある。今回のプロジェクトは、本業にとってもコヤシになるいい経験であった。あとはもっと重版がかかるのが楽しみ。しかし、こんなボロい商売は最初で最後だろう。最初の現金収入仕事でこんなラクをしちゃ、あとがツラいと思う。
 DVDボックス開封。もちろんまだプレイヤーを持ってないので、ブックレットのみ読む。ページ単価1000円とは高い同人誌だなトホホ(違)。でも高いだけあって、今回もメテオ様ラブリンモードの杖の設定など貴重な資料が満載。さんざんメテオ様のラクガキしながら、ずっと何か足りないまだ足りないと心の中で納得できないものを感じていたが、そうか、メテオ様って下まつげがあるんだ。気の利いた同人誌やファンサイトの絵を見ると、たしかに下まつげ描いてる。これが勝利のカギか! でも俺が描くとなんか元ロッテ(現・大阪近鉄)の五十嵐みたいになってしまうのが困ったところ。やーいヘタクソー。(自虐史観)
 辻元参考人質議。たとえば、痴漢の裁判で、陪審員も全員痴漢だったらどうなるか。そんなかんじのマターリとした質議だったらしい。心に棚を作らない代議士のみなさまの正直さにはちょっと感動。心情的には、お主らのような政治家、嫌いではない。てゆうか、こういうところが日本の政治家の美徳でもあり「弱さ」でもある。某アジアの国々のように、現在進行形のチベット侵略や国民大量餓死などを棚に上げて、半世紀前の戦争を外交カードに日本をいじめる奴らと渡り合うには、この正直さが最大のネックとなるんだよな。

【今日の面白アクセス】
 「沢田奈緒美+BBS」。そんなのがあるのか。てゆうか沢田奈緒美ってまだいたのか。
4月26日(金)【ここまでは2002.05.03更新】
 こないだ書いた「宅急便7ケタ郵便番号フリーライド」の件だが。よくよく考えてみたら、あの「7ケタ郵便番号」は税金使って構築したシステムだから、公共物とみなせるわけか。そもそも住所とか番地だってそうだしな。なら黒猫さんが流用しても誰がとがめだてできようか。
 『あたしンち』録画を忘れる。まーさっさと帰って観ればいい。と思ったら予定外の仕事が入って帰れず。あきらめる。
 その仕事のためアークヒルズへ。六本木一丁目駅、馬場・新宿や渋谷とはあからさまに乗降客の身なりがちがう。新宿渋谷もあまり好きになれないが(新宿は慣れたけど)、こういうハイソな街もどうも性に合わない。
 帰りに少し迷う。霊南坂教会の、アメリカ大使館に面した一角にポリスボックスが設置され、おまわりさん2名が番をしている。ハイソな車がハイソに行き交う中、スペイン大使館を建て替えているのはハイソでもなんでもないガテンなおっさんたち。世界はこうしてできている。
 車中、いつのまにか平綴じになった「コミック伝説マガジン」を読みふける。『ワイルド7』、30代飛葉ちゃんかっこよすぎー。って原作ぜんぜん読んだことないんだけどさ。そういえば今回の号は、表紙の『8マン』はじめ『光速エスパー』『宇宙エース』といった、知名度だけは高いが現役のマンガ読みはおそらくほとんど読んでいない「古典」が集められている。『8マン』のSF考証とスタイリッシュな造型、『光速エスパー』のハードな設定(「子供を事故から守るための強化服」になぜ10連装レーザーガンなんて物騒なものがついているのかは不明だが)は、今読んでもじゅうぶん通用する。「知られざる名作」の発掘という同人誌レベルの視座からさらに一歩展開し、「みんな名前は知ってるけど実は誰も読んでない古典」を発掘・紹介するというところにまで至った編集部の見識を評価したい。こうした「古典」の紹介こそ、商業誌レベルでするべき仕事であろう。ますます今後に期待が持てる雑誌である。応援するぞ。

【今日の面白アクセス】
 「未掲載+モテモテ王国」。それも某有名大学のサーバから。見どころあるにゃー汝。
4月27日(土)
【今日の妄想】
 『ピョルナラヨチョン(星國妖精)コミ』にアニメの楽しさを教えてもらった韓国の少年が、長じてのち神戸守とおけやあきらの無念を引き継ぎ、2002年1月27日生まれの体のどこかに星形のアザを持つ9人のコメット超人を集めて『コメットさん☆』の続編を作る……という熱血物語はどうだろうか。

 そんなあほなこと考えながら、土曜朝の少女アニメライン。よくぞここまでドウデモなアニメを揃えたなテレ東も、と言いたいところだが、『ミルモでポン!』が思いのほかよくできてるんだ実は。渡部チェル先生、「いかにも」な音楽を作らせるとめちゃめちゃうまいよなーちくしょー。EDけっこう好き。本編も、妖精は一人一匹しか憑衣しないルール(憑衣ちゃうわ憑衣)とか、体重の単位はいちごとか(ハローキティに倣ったものと推測)、種族としての妖精のキャラクター作りに余念がない点も良し。ウチワで空飛ぶな。一匹一匹のキャラ立ちもいい。女の子の妖精が、魔法を発動する時は鬼のような形相になるとか。タイマー録画してでも観ておくべきかにゃー。つうか、今日の冒頭の「はいですのー」で分かるように、あきらかにわしらをターゲットとして意識しているのが見てとれる。挑戦は受けねばならない。満月とミュウミュウは本当にドウデモイイけど。
 読売朝刊。テレビ面投書欄、『あたしンち』に好感2通。なんというかテレ朝の番組なのに朝日より読売のほうが大きく取り上げてるって、源三位頼政のような微妙な立場の番組だよな。
 お洗濯に続きお掃除再チャレンジも、またもや中断。脳味噌働かず、1430昼寝開始。起きたら1830。もう死んでしまえってなかんじのふぬけぶり。

 BBSで、有事法制についてちょっと話し合い。
 昨年の海保法改正の時も書いたけど、基本的に俺は、自衛隊や海上保安庁を有効に運用するための法整備は大賛成。不審船を爆沈せしめたのもそのおかげだし。それに、自衛隊の兵隊さんにガンディーよろしく非暴力抵抗大行進を強制する権利は誰にもない。軍事訓練同様、「非暴力抵抗」を組織的に行うのにだって、それなりの専門訓練が必要である。マーティン・ルーサー・キングJr.について書かれた本を読めばいくらでも書いてある通り。政治家さんが非暴力非暴力言ってて貫けるほど、非暴力は容易ではない。
 ただ、「法案のための議論を尽くした」と言うのは大間違い。右と左のダンナさまの論点が全く一致しないまま何十年も議論したところで、ゼロはいくつかけてもゼロだし。
 これまでの「議論」とやらの何がオカシイって、現実に戦わされる兵隊さんのことを全く眼中に入れてないのな。命をかけてお国を守る兵隊さんの立場になって考えた法整備、また、そんな兵隊さんを国民が尊敬し敬意を払えるような共通理解を構築しなければいけないのに。自衛官がかわいそうだよ。そもそも当の立法府にある皆様からして、右のダンナは兵隊さんを「将棋の駒」、左のダンナは「人殺し」としか認識してない。こんな連中のどの口から「法案のための議論を尽くした」なんて言葉が出るんだか。このままでは、今後三軍に志願する優秀な人材はますます減っていくだろう。あ、そしたら徴兵制を布けばいいですかそうですかあーはいはい。

 合唱の練習行って帰ってまた寝たらしい。

4月28日(日)
 『ドジャ魔女』。熊殺しむつみー。輝くアゴきらりーん。長谷部の「男だからだよー」で背景に談志便所、こういうあざとげな演出はけっこうスキ。おんぷたんのお手当てで性に目覚める超人レスラー。さすがおんぷたん。「男子はプロレス以上のことをしたいのよ」(違)。おジャ魔女玉砕ードッカーン。長谷部、過激に路上で俺を押し倒せ宣言。6年にもなって部屋まで押しかけられるとは尋常な関係でなし。お主のような男、嫌いではない!(こればっかり)
 昼からばべるさんたちとオフ会。新宿でオタクショップ回って肉焼き食って新宿書店寄ってジョナサンに立て篭って、その間中、『フィギュア17』のネタバレや『ぴたテン』の原作はアニメと全然違うダークマンガだとか男なら『シベリア超特急』観れとか、絶え間なく濃厚なオタ話に終始。つうか、みなさんの教養の広さ深さにただ翻弄されるばかり。俺がなんの説明もなく十面鬼フィギュアの上半身隠して「ザ〜ルド〜ス」と言っただけでみんなが笑ってくれる団体っていったいなんだよ。無教養な俺はほとんど聞き役に回る。腹も脳も満腹状態で、2500ごろ帰宅。楽しかった。
4月29日(月)
 朝寝を決め込み1000ごろ起床。ほんとはドリフト道場の三池映画鑑賞会があるのだが、飛び入り参加するだけの体力がない。そのぶん日記と紀要原稿のリライトに一日かける。
 ビデオできのうの『ハリケン』。『もジャ魔女』のももこ裏切り回みたいな話にちょっと泣く。さよならマジョモンロー。『ドジャ魔女』もビデオで改めて。熊殺しを吹聴したのはやはりのぶこちゃん&スタンドだったか。覆面時の眼鏡ビトは眼鏡してたりしてなかったり。キャンディ伊藤の歌、けっこうバカだし。「アニメっぽくなさ」を追求した『コメットさん☆』とは正反対の、「アニメであること」に邁進する、まことにアニメらしいアニメだが、この回なんかその代表のような話。『どれみ』と『コメ☆』、どっちが優れているとか志が高いというものでもないし、またこの全くベクトルの違う両作品をカケモチするファンが多いというのも、面白いもんである。俺もどっちも好きだし。
 あしたはまた仕事、てゆうか雑誌の責了なので、さっさと寝る。
4月30日(火)【ここまでは2002.05.10更新】
 日本中雨っぽい。東京は曇りですんでいるものの風強く。気圧の乱れか肩がはって肩がはって。
 昼、家賃振り込み。現金振込で毎回毎回手数料取られるのもバカバカしい話で。なんとかしなきゃな。モスバーガーで昼食。
 昼過ぎ、雨が降り出す。肩こりさらに激しく。難儀なり。夕方、やっと治まる。雨も少し上がり気味か。いやまだ降ってるな。
 夜、西友で豚スタミナ漬け300gパック買って、全部焼いてぺろりと食べる。
 なんか日記としてつまらんが、本当につまらん一日なんだからしょうがない。明日は休みだから、何か面白いことでもしようか。いや別に何も思いつかないけど。藤吉家みたいにコメットさんが毎日遊んでくれるわけでもなし。
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