2002年10月の開設者うらみ日記


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10月1日(火)
 超大型台風がまっすぐ帝都をめざし北上中という。台風にワクワクするうちは俺もまだガキか。
 西友の偽装豚肉問題が、意外な裏モノ的副産物を生み出した。狭山の西友では年間720万円しか豚肉売ってないはずなのに返金総額が1000万に到達、札幌元町では返金を求めて警備員に殴りかかったガキを傷害で捕まえてみたら「肉は買ったことがない」とゲロ吐くなど、ほとんどは「偽装消費者」だったらしい。モラルを喪失したのは何も企業ばかりではない。つうか、保身を図らなければいけない企業よりも身動きのとりやすいはずの「個」が、善をなすどころか逆にこのザマとは、恥ずかしくないのか? 西友幹部だけじゃなくてこの嘘つきどもにも土下座させろ。お前らに日ハムや雪印をどうこう言う資格はない。それとも「ダマされたからこっちもダマし返しただけだガタガタ言うな」という北朝鮮的発想かな?
 こういった、人間の性善説に対する反証以外の使い道がないようなバカを見てると、無性に腹が立つやら悲しいやら。「腹減って豚肉万引きした」とかなら、それは人間の弱さだと思う。でも、別に生活に困っているでもなく、ただラクしてカネもらおうと思って良心の呵責も何もなく西友に押し掛けられる神経は、さすがに俺の理解の埒外である。どんな生い立ちを辿ればそんな人間に育つのだ。「親の顔が見たい」という言葉はこういう時に使うものなんだろうな。
 もうひとつ鬼畜な事件。川崎の福祉職員が女子高生に「盲人体験」と称しアイマスクをつけて、(たぶん制服のまま)床に落ちている物を拾わせてスカートの中を撮影したそうですが、どうですかお客さん。よくもまぁそんなエロアイデアを実行に移すな。そういうことはイメクラ(※ダジャレではない)行ってやってもらえ! 福祉プレイの一環として!
 雨は強くなったり弱くなったり。台風が近づくにつれて、渦巻きの雲が濃いところと薄いところとが交互に東京をなでて行っているのだろう。昼は小降りになったので麻の葉まで行ってビーフシチュー。そろそろシチューの恋しい季節。総務から、今日は残業せず定時に帰れとの命令。言われなくとも帰るわ。
 ニッカンで昨日の試合読むも、ロッテ応援団には一言も触れておらず残念。前の電車の「車内トラブル」で5分ほど遅れる。さぼてんで弁当買おうと思ったら18時閉店だと。こっちも台風対策か。しかたなくスーパーまで歩く。足びしょびしょ。店の中も夕飯前にかかわらずガラ空き。みんな家の中で保存食のカンパンでもぽりぽり食ってるんだろうか。寿司買って出たところで風がびうーと出てくる。キター!
 埼玉保険金殺人203回有料記者会見おやじ・八木被告の判決公判、夕方やっと主文が出たらしい。もちろん死刑。
 ネット。金成さんが西友の事件で、ヤンキーの貴重な映像資料を得られたと大喜び。ワイドショーでは西友に押し掛ける偽装消費者どものあさましい生態がモザイクなしで放映されたそうで、ああ、ビデオで撮っとけばよかったなーちくしょー。写真だけ見ても、あからさまに普段コンビニでしか食料品買いそうにない連中ばかり。こいつらが、ママのおつかい以来十数年ぶりにスーパー行って謝罪と返金を要求するニダな映像、見たかったなぁ。「1年間にわたり偽装豚肉を売り続けてきた西友が、我々の3万円程度の詐取をあげつらい大騒ぎするのはいかがなものか」とか朝鮮中央放送チックな言い訳ぐらいしてほしいところだが、ヤンキーの皆様にはそんなウィットを期待してもムダか。
 2000ごろ窓がガタガタ言い出したが、寝る頃にはすっかり風雨も止み。ずいぶん足の早い台風だったな。
10月2日(水)
 「数十万人の同胞を強制連行した日本が十数人程度の拉致で大騒ぎするのはいかがなものか」と相変わらずの北朝鮮。拉致を認めたのは、決して反省したからではなく、単なる外交カードであることが、これで明らかになったわけだが。ところで、もし北の拉致と日本の強制連行が同列に扱われるのなら、強制連行の問題も、日本が「強制連行は軍の一部が勝手にやったこと、関係者は処罰した」と言えば北朝鮮はゆるしてくれる、ってことだよね? ラッキー(笑)。
 台風一過、蒸し暑い日。それでも7月8月の地獄にくらべれば屁でもないが。午前中、職場と飯田橋を2往復。マヌケの一語に尽きる。ついでにスパイシーでカレー食う。そういえば飯田橋駅ホームのポスター広告で、味の素から「トムヤム麺」が発売されるというのを見たが、ティーヌンのパクリだろうか(※タイにはトムヤムスープにラーメンを入れた料理は存在しないらしい。ティーヌンでもトムヤムラーメンにだけはタイ語メニューがない)。午後、著者と電話でナニをドウしてくれと話。いやいやナニはあくまでもナニでなければ云々カンヌン、と丸め込まれる。十代向けの本なのに、ナニをそのままナニなんかしていいのか。校正できないことはないが、そもそもナニの写植持ってる印刷所なんてほとんどない。余計なカネも相当取られるだろう。どうしよう……。残業して、めんどくさいので夕飯は天下一品で並こってり。
 北朝鮮、拉致被害者のうち死んだ8人の死因を発表。横田めぐみさんの「鬱打氏のう」はまだわかるが。李恩恵ほか計2人も交通事故で氏んでるというのは絶対ウソだろ。あんなクルマ少ないところでハネられるなんて、東京で馬に蹴られる率のほうがはるかに高いと思われ。変なところで見栄はってんじゃねぇ>北。正直に処刑or餓死と言え。つか、嘘はもっとディテールでリアリティを持たせるのがコツだぞ。嘘競演で修行しる!
 ネットで、幻の局地戦闘機・震電のファンサイトを見つける。貴重な図版をおしげもなくふんだんに掲載しているのもうれしいが、なによりゲストブックに、博多で震電の試験飛行を目撃した人とか生き証人がゴロゴロ書き込んでいて、すげー興奮する。飛んでるとこ見た人がいるのかー。しかし一緒に見ていたおっちゃんが「戦争に負けだすと飛行機まで後ろに飛ぶようになる」と嘆息したというエピソードには爆笑した。現代人のロマンも何もぶちこわし。こういうミもフタもない証言が読めるなんて、つくづくインターネットはうれしいメディアである。
10月3日(木)
 ふつうに仕事。なぜか昼前、鼻水が出始める。アバコで鼻水こらえつつラーメンセット食って、このままでは仕事に支障をきたすのでやむなくストナリニ服用。わかっちゃいたがアッターマクールクール、どっちみち仕事に大支障。
 帰り、いつのまにか普通に急行に乗れるようになっていた。ヤクルトのプラシーボ効果絶大。いや、本当に効いているのかもしれんな。腹の調子自体けっこう改善されたし。下痢もほとんどしなくなった。このまま引き続き腸内にペットを飼うのもいいか。パルコで寿司買って食う。
 嘘競演。今回はネタ書くつもりはなかったんだが、俺と同じ、怒涛の話芸で読者をねじふせる長文タイプのスタンド使いが現れたのに刺激され、ついNo.155「Rules the Waves」を投稿。ああ鬼畜だなぁ。判決文文体は、書いてると面白いけど、見た目の難しさに読者が拒否反応を示し、せっかくはしばしに織り込んだギャグに気づいてもらえない恐れがある。はたしてどう出るか。
10月4日(金)
 朝からカラダが貪欲に眠りを求める。しかも、ヘンな格好でバタンQと寝たせいか左肩が異常にこりまくる。
 なんかもう、使用図版の版権交渉もめんどくさいし、男たちを機械の星に連れていく仕事もそろそろとりかからなきゃいけないし、気ばかりせいて何もできない状態。昼前、飯田橋のデザイナーさんとこに預けた資料用の本を回収。蒸し暑い。ラムラに入って適当なお店でもりそば&鳥照り焼き丼のランチをかっこんで戻る。で、3時間後また同じデザイナーさんとこに版下受け取りに。とほほ。しかも帰る時、上着の肩のところが2センチぐらい破れているのを見つけショック。たぶん、こないだ歩いてて道路標識に激突した時に、四角い標識の曲がってた角っこのところでひっちゃぶいたのかもしれない。うぐ〜〜。嘘競演投稿終了&投票開始の作業があるので、あまり残業せずとっとと帰宅。西友のしょうが焼き弁当ぱくぱく。
 21時過ぎ、新聞の集金おばちゃんが来る。読売優勝タオルをもらう。足ふきマットにでもしてやろか。
 最後のおまけ、No.200「ママの顔さえも見れなかった」投稿。NHKをつけて時間をはかり、23時ジャスト、投稿終了。と同時に投票ボタンを出す。今回議長に就任するにあたって、「画像ネタ・フォントいじりやめい!」という時代に逆行した縛りを設定してみたが、やはり面白い人はテキストオンリーでも面白いネタを作ってくる。畜生くやしいぞ。
10月5日(土)【ここまでは2002.11.24更新】
 『ミルモ』。「魔法で大事なのは体力と笑顔」、ってまるでエアロビのような。リルムが失敗魔法でモンスターにしてしまった鉢植えがまだ結木の部屋に置いてあるのがイイ。ドラキチくんのヒゲと鈴はオッケーなのか。同じ小学館だからいいのか。流星人間ゾーン(だっけ)にゴジラが出たみたいに。
 拉致ですっかり影が薄くなった感のある不審船引き揚げ調査の続報入る。兵器やらケータイやら、まさに情報のカタマリとも言うべき物件が続々出てきて、本当に宝船だなこりゃ。なんせ引き揚げただけでジョンイルが拉致を認めてしまうほどのシロモノ。U2偵察機みたいに外交カードにも大いに利用しなくちゃな。パワーズみたいに乗員生け捕りにできなかったのがかえすがえすも残念。
 午前中、学会冬コミ本の原稿リライト。まーこんなところでいいかという妥協点に至り、正午編集部にメール。
 駅の西友で豚肉スタミナ漬け300グラム。レシートはとっておこうか(笑)。
 夕方のニュースで西武×ダイエー戦。ニュースの最初に「カブレラ新記録なる」とアオリが出たので、あ、今日はダメだったかとすぐに分かってしまう。すぐオチがバレるアオリはいかん。引退する秋山を試合後、古巣の西武ナインが胴上げするイキな光景に俺もうマジ泣き。うわーん秋山さよーならー。うぉーうぉー秋山のー、鉄人リスートー♪(号泣)。行けばよかったー。そして伊東の動向を逐一チェックしたかったー(←おい)。冬コミ、西武同人ブースを回ってみようかな。
 NHK教育で『おれがあいつであいつがおれで』のドラマ化。もちろん時代の制約もガシガシあるので、『エスパー魔美』の前例もアレだったし、大林宣彦監督作品のような青いエロスは期待すべくもないが、様子見。なるほど名古屋近辺で坂のある町といえば瀬戸になるか。なつかしいなぁ。1回しか行ったことないけどー。あ、TBSガンダム観忘れた。ま、いっか。
 米も炊けたので、久々にフライパン出して豚肉1パック全部炒める。半分残すつもりが、昼食べてなかったんでペロリとたいらげちまう。マンプクー。うまけりゃ産地がどこだろうとかまうもんか。毒でさえなければ。
 『ブロードキャスター』で、西友のアレを見る。俺、ほぼ毎日西友に行ってるけど、あんな人たちが肉売り場で豚肉物色してるとこなんて見たことないぞ。いやーこれはひどい。「あさましい」という形容詞はこういう時にこそ使うもの。現人鬼・散さまに「人類はどす汚れている!」と言われても、ラスカル軍団に「人間はみにくい生き物だなウシシシー」と笑われても、返す言葉もございませんって土下座するしかないほどのなさけなさだ。いっそローマカトリックが「ヤンキーは人類じゃない」と認定してくれればどれだけ精神的に救われるか。
10月6日(日)
 午前、礼拝。教会でカレー食う。闘龍門ファンの知人から、燗ちゃんさんの息子さんがケガで引退するとの情報。プロレスというのも大変なスポーツだと思う。シナリオがあろうがなかろうが、あれだけの体術を披露できる肉体を維持するのに並々ならぬ努力が必要とされることは、素人でも分かる。28日、後楽園ホールで引退試合があるという。
 帰ってビデオで『ドジャ魔女』。ひろこちゃんのトラウマ、前半ではもっと深刻なアレだと思ったけど普通なとこに落とす。「なんでこんなに一生懸命に?」「あの丘の頂上に着いたら教える」、おおっ積極!……と思わせといてソレか森川。まぁ直接描写は『どれみ』にゃそぐわぬ、あとは同人誌がイヤと言うほど補完するであろう(笑)。DXパオちゃんぬいぐるみ、「ぶきゅー」と鳴く裏技があったら欲しいかも。ハナちゃんの妄想を鼻で吸って具象化するパオちゃん。見たいなぁ浦沢脚本ナベシン監督の狂いに狂いまくった『どれみ』。
 CD聞きながら日記まとめ。Kyoko Sound Lab.の純正律サウンドでアルファ波出まくったのか眠くなり、1700コトンと昼寝。1830起きる。食っては寝、寝ては食っての猫生活。
 フジの夜の情報番組、ダイエットが脳萎縮を起こすと警告。なるほどそれでガシシ右松は(以下略)。夜半から雨が降り出す。眠くなったのは低気圧のせいか。
10月7日(月)
 アジア陸上プサン大会、北朝鮮から来た美女ぞろいの応援団が人気を博している。韓国では追っかけも現れ、デジカメ持っておねーちゃんたちを追いかけ回す。この御時世になんと脳天気な、とマユをしかめるところだが、俺は非常にいい傾向だと思う。「南朝鮮傀儡政権では、追っかけなんてするような知的レベルも社会的階層も高くない庶民でも普通にデジカメケータイ一眼レフを持っている」、その強烈な現実を北のおねーちゃんたちは存分に見せつけられたことだろう。これが未来への布石となるんだ。
 昨夜からの雨、朝になってもざんざかと。でも9時半ぐらいには前線通過、青空すら見えてくる。高高度にかかるモアレのような秋雲がきれい。昼、ティーヌンでランチ。豚挽き肉炒めが旨いけどむっちゃくちゃ辛い。作ったタイビトらしいおねーさんが「おいしいですカ〜?」と尋ねるので「か、辛い……」と涙目で答える俺。ちょっと腹の調子も崩す。
 男たちを機械の星に連れていく仕事などイロイロやってたら2000までかかる。新宿寄って、ビックカメラでバックアップ用MOをたんと買ってくる。OSをせめて9.2ぐらいにアップグレードしようと思って、その準備。いまやOS9以上入れてないと雑誌のおまけソフトすら使えないしな。G3-300MHz、メモリ192MBでOS9シリーズが運用できるのかどうか知らんが、まあいいやってみよう。
 帰ったら、田嶋陽子が社民党離党してた。「党の男社会ぶりが当初から気に入らなかった」「『田嶋陽子』じゃなくて『社民党』と扱われるのがイヤだった」って、だったらなんで既成政党から出馬した。しかも「北朝鮮問題に対する党の対応が不満で」と、拉致家族を離党のダシにしてるところがすげームカつく。「拉致が判明しても『拉致はウソ』というページを何日もサイトに乗っけていた対応の遅さがいかん」とか言って、即日削除してたら削除してたで「臭いものにはフタという体質がいかん」とほざいただろうなこいつ。その程度の奴に50万票も入ったことがそもそも日本の民度の低さを物語っており。
 なんで俺が田嶋陽子程度にこんなに怒ってるかっつーと、ぶっちゃけて言ってしまうと俺あの時、比例区、社民党に入れたんだよな。もちろん社民党には別に何の思い入れもないので、投票用紙には党名でなく「太田昌国」と書いた。それでも比例代表制の元では、俺も田嶋に投票した一人にカウントされてしまう。それがヘドが出るぐらい嫌だった。みんなもこの気持ちわかるだろ? 巨泉がイヤで民主党に入れたくなかった人とか。それでも太田を国政の場に突入させてみたいという欲求のほうが勝って、涙をのんで……。ええ、もう予想以上のひどい結果が出ましたな。せめて太田が田嶋の毒を消すぐらいがんばってくれればいいのだが、さっぱり表舞台に出てきやしねぇ。どうしてくれようか。
 おなかにやさしくハヤシライス食って寝る。
10月8日(火)【ここまでは2002.11.26更新】
 0735起床。あわてて家を出る。ちゃっちゃか仕事。おなかの具合あまりよろしくなく、また雨も降ってきたんで昼飯はコンビニでおにぎり買って職場にさっさと持ち帰って捕食。
 今作ってる本に、某英国出身有名4人組(うち2人のみ生存)の詩の引用があったので、先日正直にJASRAC様に申請したところ、「某有名グループの楽曲を使いたければ、日本国内での版権を管理しているS社の許諾を得よ!さすれば許諾番号を出してやろう!されど汝に許諾が得られるかな?地獄島で待っておるぞ!ぐははははは!」(大意)との御託宣を得た。それで今日の午後、S社の担当者様に電話してみたんだが、ここで血も凍るようなおそろしい話を聞いてしまった。
 なんでも某有名グループ(1人銃殺1人こないだ死んだ)の楽曲を使用する際にはJASRACに支払うおカネに加え、本国で著作権管理をしてる元締に「協力金」というカタチで支払うおカネも用意しなければならないという。まぁ翻訳モノに二重に使用料がかかるのは当たり前だが、「ちなみにその協力金はハウマッチ?」と単刀直入に伺って、オープンザプライスされた金額の法外さに息を飲む俺。しかもそれが最低限だというから目眩がする。しかしアチラから言わせれば日本の音楽著作権使用料のほうが安すぎるんだそうだ。それに加えて昨年あたりからその元締の著作権管理が厳しくなり、前述の「協力金」を払いますと約束しても、どういう形でその楽曲が使用されるのか審査を経なければならず、そこでダメと言われたらもうダメ使えませんと。あのー、この本来月刊行なんですけど……。
 「それにウチ自身も出版業務をやってますし、自分とこで苦労して独占版権取ったモノをヨソさまにおいそれとお貸しするというのもナニですし……もちろんウチの都合ばかりで申し訳ないんですが……」と担当者様も本当に申し訳なさそうに本音トーク。それでもどうしても某有名グループ(モジョとプリンセスと彼とファジーの4人組ではない)の歌を使いたいのなら、またご連絡ください、とのこと。わかりました、著者と検討しまして、「それでもどうしても」と言われたらまたお電話いたします……。この時すでに俺の頭の中では、著者様と「検討」じゃなくて著者様を「説得」するシナリオが練られていたのは言うまでもない。えーん、某有名グループこわいよーママー(涙)。こないださいたま市(元・与野市)に出来た某記念館なんか、こんな調子でどれだけアチラの元締様にふんだくられてるのか想像するだけで気が遠くなる。いやもう、いつネット世界にまでその牙をむいてくるかと思うとガクガクブルブルである。諸君、奴らにくらべればJASRAC様はまだまだお優しい方なんだぞ。
 そんなわけでめちゃめちゃ精神力を消耗したのでさっさと帰る。帰りに「SPA!」買う。「拉致問題で政治家・政府・メディア等は今までどんなことを言ってきたか」という面白そうな特集目当てだったが、読んでみてガッカリ。単に今、悪役にされている連中(社民党とか朝日とか)の発言をほじくるだけなら、ヒマさえあれば誰でもできる。それよりも、今、鬼の首取ったかのようにハシャイでいる連中が、実は過去どんだけ無責任発言もしくはネグレクトをしてきたか、それを発掘してこその「SPA!」だと思ったんだが。そういう、世間の左右双方の潮流から一歩引いたスタンスが「SPA!」の持ち味だと思ったんだが。こないだの歴史教科書問題ん時もそうだったけど、どうも社のイデオロギーと抵触する問題に関しては、腰砕けになるなぁ。仕方ないと言えば仕方ないけど。てゆうか、朝日の過去の北朝鮮擁護発言を責めるというなら、かつてオウムを擁護した「SPA!」もセプークしる。まぁそれでもツッコミが秀逸ならいいけど、その肝心のツッコミも、槍玉に挙げた元コメントの曲解もしくは悪意に基づく拡大解釈が多すぎ。2ちゃんねるの名無しさんたちとどっこいどっこいのレベル。……週刊誌作るのが大変なのは分かるが、それにしてもなぁ。
 西友で適当の弁当買って帰って食う。ニュース観てたら日本人、3年連続ノーベル賞の報。こんどは物理学賞、しかも今までみたいに理論じゃなくて、基礎研究レベルでの業績とのことで、たいしたもの。もちろんカミオカンデという超兵器あっての賞であることは言うまでもない。カミオカンデのような奇想兵器を構想した小柴氏という適材が日本で一番研究費&機材を湯水のごとく使える適所にあって初めてなせた業。東大教授でなければ、一生ニュートリノ宇宙学の「現場」にはタッチすらできなかっただろう(渡米でもしないかぎり)。「日本の研究が世界をリードするレベルになった」と喜ぶのは、私立大学からもぼこぼこノーベル賞が出るようになってからでもいいと思う。
10月9日(水)
 所沢で、4歳児を餓死させた鬼男。2、3日に1度しか食事を与えてなかったのを「しつけのためだった」と言い張るが、鷹匠じゃあるまいし、飢えさせて狩りでも仕込むつもりだったのか。いっぽう北九州では例の拉致監禁夫婦が姪を殺した容疑で4度めの逮捕。風呂場のスノコに手足を縛りつけて電気コード巻いて電気ショック。少女に「自分で爪をはげ」と強要したり、まるでSM系エロサイトの妄想小説である。興奮しちゃった悪い子は放課後職員室まで来なさい。
 きのうのノーベル賞続報。今回、物理学賞は3人が同時受賞とあって賞金も分割され、小柴博士の取り分は250万クローネ、日本円にして3000万円ちょっと。むう、それではスーパー紙を噛んでの修理費にもならん。
 「トーハン週報」。こないだ月刊になった「少女革命」がまた隔月刊に戻った。月刊化するほどは売れなかったということか、作家陣の量産体制が整わず月刊じゃおっつかなかったのか。
 夕方、飯田橋のデザイナーさんとこにお使いにいったついでに、「江ノ電フェア」の文字に惹かれ(笑)乗り物グッズ・書籍専門店「のりもの倶楽部」を初めて覗いてみる。予想以上の濃さ。まだ5時にもなっていないというのにお客さんもけっこう入っている。実用性ゼロの江ノ電ジッパーストラップ買う。
 帰ると、日本人のノーベル賞受賞、きのうの物理学賞に続き、化学賞まで出たという驚きのニュース。今度はなんと島津製作所の43歳の技術者さん。若さのみならず企業からの受賞ということで、すごいことになってきた。「Nステ」のインタビュー中継、背後にでかい日の丸飾ってるなーと思ったらカメラ引いたら島津の丸に十字紋だった。会見場では他社の取材者が「いつまでやっとんじゃあ!」「何様のつもりじゃ!」と叫びテレ朝ビトがペコペコ頭下げる、西友元町店のごとき大混乱の様相が展開。マスコミヤクザコワイヨー。この特ダネ映像が見られただけでもめっけもん。きっと明日以降は一切放送されないだろう。ビデオに録っとけばよかった。
 候補に上がっていたことも知らなかったらしいノーベル田中氏、本人も最初はノーベル賞とよく似た名前の別の賞かと思ったそうだ。もしイグノーベル賞だったとしたら、こっちも「バウリンガル」と一緒に日本人ダブル受賞ということに。
 ……よけいなお世話だが、もしかして賞金は会社が全取りだろうか。
10月10日(木)
 今朝も田中耕一氏ノーベル賞のニュース。小柴「神を噛んで」博士がすっかり霞んでしまったが、庶民へのニュースバリューとしてはそりゃ圧倒的差だしな。「田中さんが出世コースに乗ってないというのがなんとも……」とコメンテーターが言ってたが、実務で有能な人はヘタに出世しないほうがいい。そりゃウォーリアとしてもコマンダーとしてもどちらにも才能を発揮する人もいないでもないが、大抵の場合、天は二物を与えていない。「ビジネスマンは、彼が無能呼ばわりされる地位にまで昇進する」というマーフィーズロウは真理である。

 「中央公論」読む。しばらく目を離していたら、いつの間にか誌面が「諸君!」のようなアリサマになっていたが、読売傘下じゃしかたない。ウヨ記事はどうでもいい、目的はADHD特集。こういうのを読めば読むほど、自分がまちがいなくアレであると自覚を深めていく。メカニズムにも謎の多いADHDだが、今のところは「前頭葉の一部が機能しないための症状」ということらしい。で、人間の脳というのは案外器用なもんで、ある領域が機能しなくなると別の部位がかわりにその機能を受け持ったりする。ADHDビトも、機能停止している部分を補うため別の部位を代用している。それゆえに常人と違う思考法をするんだそうだ。なるほど。「注意散漫のくせに一度興味を持ったモノへの集中力はすごい」とか「人間にウラオモテがない」という特徴も、いちいち俺に当てはまる。ADHDビトは、信頼はできないけど信用はできる、ということか。

 昼、スパイシーでカレー食って本屋に寄って、その足でえっちらおっちら箱根山登って戸山図書館で資料探し。ほんっと、今日びの図書館って古い本がないのな。20年前ベストセラーになったほどの本が、検索してみたら9つある新宿区立図書館のいずれにも在庫なし。そーゆーのを保存してこその図書館だろうに、ブーブー。そういう本をきちんと所蔵していないというのは、大衆文化を軽視している結果と言えるかもしれない。まー注文すれば今でも文庫が買えるらしいからいいけど。

 銭湯隠し撮りビデオで盗撮者逮捕。ビデオ観てハァハァしてたら妻が出て来てビクーリしたダンナが告発したものだが、表沙汰にしたダンナの勇気に乾杯。犯人は当然だが女。しかも9000万円荒稼ぎしたというから呆れてモノも言えん。こういう奴こそ「女の敵」として公開処刑しる。庶民のモラルますます低下。

 Nステ、ノーベル田中氏のニュースで「星のトレイン」がかかる。なんか本当に状況が飲み込めずオドオドしているのがすげぇラブリィ。イギリス時代の上司に「エニーグマ」とか言われてるし。さて、男2人寄れば必ずわいて出るのがやおいの話。しかし、ことやおいとなると、田中氏には特定のカップリング相手がいないのが残念。やっぱ島津の上司たちがよってたかって総受状態の田中を? イギリス時代の上司まで混ざって「オー、タナーカエニーグマー」とか言いながら?
 「小柴博士×田中学士」というカップリングも安直に提唱されているが、いかんせん二人に直接の接点がない以上妄想のしようがないではないか。むしろ俺個人的には「小柴博士×晝馬社長」本がすごく読みたい。晝馬社長も普通なら攻めに回るガハハタイプだが、それに増して押しの強い小柴博士にかかってはひとたまりもない。なんせ小柴博士、晝馬社長に対しのっけから「俺のほうが少し先に生まれたから俺が兄貴だ」と下僕宣言、神を噛んで開発に際してはムチャな要求をつきつけ、さらに「国民の血税で作るんだから」と製作費も相当値切ったという。それでも小柴にメロメロな晝馬は逆らえない。そんな晝馬をジラすように、院の若い子に浮気するそぶりを見せる小柴。焦る晝馬は小柴を振り向かせようと巨大光電子増倍管の開発に躍起になる。かくして二人の愛の結晶・神を噛んでは生まれた。プロジェクトエーックス。もちろんNHKじゃ放送できませーん。お願い、冬コミで誰か書いて……。俺絶対買うから。

 ジョンイルが拉致を認めて以来、国内世論はますます「北朝鮮に拉致の全容解明と補償を要求しる!」とヒートアップ。こういう光景を見ていると、中国・韓国のウヨクビトたちが1995年の「村山談話」をカサにきてしつこいぐらい「日本に謝罪と補償を要求するニダ!」と騒ぐのも理解できる。「自分自身が被害受けたわけでもないのに被害者ヅラする快感」はいずこの国民も同じというわけか。……俺、非国民?
 もちろん、犯罪行為に対し謝罪と補償を要求するのは当然の権利。でも、中韓ビトのアレを今まで鼻で笑い続けてきたエセ右翼のみなさんが、いざ自分たちの国が逆の立場に立つと、あちらのエセ右翼と同じ行動様式をとってしまうのが実に面白いというかなんと言うか。そろそろ北朝鮮のサイトをクラックして「日本人拉致を謝罪しる」とかラクガキする和製黒客がゾロゾロ出現する頃では。
 このぶんでは、数十年後あの国と国交正常化して、あの国の旅行者が日本に来たら、この拉致事件を知っている日本の老人が「お前たちの国は我が同胞を拉致し殺したんだ」とインネンつけたりするんだろうな。で、北朝鮮ビトが「じゃあどうすればいいニカ!?」と逆ギレすると「この過去を決して忘れるな」とか言われて。……俺、最低?

 寝床でなんとなく『キリエ』全2巻を読みふける。
10月11日(金)
 ノーベル田中氏、「特許料はいらない」と無欲ぶりを発揮。さすがエニーグマ、研究環境さえあれば満足というマッドサイテンティストの典型。だがなぁ、あんたはいいだろうが、これが「美談」とされてしまうと、ノドから手が出て分子結合したくなるほどお金のほしい他の研究者は困る。青色LEDの人が守銭奴に見えてくるような風潮はマズいと思う。
 で、田中学士が何やってノーベル賞もらったのかなどどうでもいい世間の人々は田中妻に萌え萌えらしい。「眼鏡っ娘萌え」現象もここまでキタか。しかし、俺もメガネ萌え属性があるはずなのにどーも田中妻には萌えない。やっぱり、現実にマジかわいい眼鏡っ娘を何人も知ってるせいか、目が肥えすぎているらしい。たとえば大学で同じサークルだった、酒豪の才媛G(旧姓K)。これがまたメガネかけて生まれてきたんじゃないかというほどメガネが似合ってて。ただし性格が今にして思うと極めてメテオ様的なお方で、「覚えてらっしゃい!」というセリフを実生活で使用されたのは後にも先にも奴をからかった時のみである。で、またそんなセリフがすごく似合うキャラだった。普段豪快なだけに、ごくまれにポロッと見せる女の子らしさが必要以上に引き立つという罠もメテオ様的だったにゃー。今ならあの性格も「込み」で萌え〜なのだが、当時はただガクガクブルブルと怖れていた。おーいKー、元気で人買いやってるかー。読んでないだろーけど。そもそも読まれてたら困るけどこんなの。ころされる。
 それにしても田中夫妻はお似合いというほかない。「馴れ初めは幕張移転前の晴海東館で」と言われても何の違和感もない似合いすぎカップル。でも、学士で6歳違いということは大学時代に出会っていた可能性はないし、田中学士も自分はMNOだったと自供してるし、本当にコミケッコンじゃなかろうな。そんなあたりも田中妻萌え旋風に拍車をかけているのではないか。「汝、他人の妻をむさぼるなかれ」(十戒)。主よ、ハァハァするだけでも不可ですか。

 計算すると5時間しか寝てない。もっと寝たいと言うより、体中に血が通っていない、徹夜明けのような感覚。東村山で座ったとたんコテンとなり、新井薬師前までぐっすり。職場に着いても眠くて眠くて、動かないと夢の世界にワープしてしまいそうなのでムリに外出仕事をぶんどったりしてなんとか堪える。昼、麻の葉でビーフシチュー食ったのち、昨日FAXで来た学会紀要原稿の校正。職場のFAXで編集局に送る。
 午後は少し脳味噌が働くようになったので、午前の遅れを取り戻す、というわけでもないが2000ぐらいまで残業。帰るとFAXにもう再校ゲラが来ている。これが一般の作家さんの校正ペースか。いまだ速達でゲラのやりとりをしてる俺らなど、明らかに時代遅れか。ウチはライターさん相手じゃないんでメールやFAX持ってない著者もザラなもんで、仕方ないと言えば仕方ないけど。逆を言えば、今日びライターさんはメールとFAXがなければ仕事も取れないということか。ペン1本あれば他に何も設備投資の必要がない仕事だと思っていたが、そういうわけにもいかないのか。

 ジーヴァカ遠藤に死刑判決。単に毒ガス合成しただけで死刑、というのは普通なら厳しすぎるかもしれない。当然争点はジーヴァカの「殺意」の有無であったわけだが、「閉鎖空間で毒ガス作ってて、何に使われるか知らないわけがなかろう」ということで死刑。控訴しやがる公算高いなぁ。いやそれにしても、同じ「研究環境さえあれば満足」なマッドサイテンティストでも、島津製作所とオウム、ただそれだけの差が、田中学士とは大違いのかような末路を歩ましめたかと思うと、人生って残酷だなぁとつくづく思う。もちろん、ジーヴァカが島津に行ってたとしてもノーベル賞もらえたとは限らず、田中学士もオウムでどこまで「業績」を上げていたかは分からない、いやそもそも学部しか出てない田中氏など学歴偏重のオウムではロクに出世もできず末端サマナとしてジーヴァカかクシティガルバにこき使われていただけだろう。……人生は、つまらなくはないが、すばらしいとも限らない。

 2300、嘘競演投票終了。今回は、投票期間が終わるまで誰に何票入ったか途中経過が分からないように細工してもらった。おかげで自分のネタがウケているのかどうか1週間不安のしどおしだったが、フタを開けてみるとなぜかオマケのつもりで出したNo.200「ママの顔さえも見れなかった」が32票も集めて同率4位。詰めにくいさんの力作・No.155「行列のできる店」と同数得票なんて申し訳なさすぎる。No.155「Rules the Waves」にも18票入っている。議長祝儀だろうか。
10月12日(土)
 『ミルモ』。次回は久々に原作話で期待。月刊連載のアニメ化はクオリティ管理が大変だ。ことに『ミルモ』みたいに原作が出来いいと、アニメオリジナルの脚本はプレッシャー。こういう時、アメーリカみたいに脚本家売り込み制度が確立してると、原作がタネ切れしても品質維持が可能なのかもしれん。教育TVにチャンネル変えて『むしまるQゴールド』。「ハムスターのひげき」ってどんな歌かと思ったら「ラジオスターの悲劇」のモジリかよ! 楽曲までオマージュ! ちっ千葉繁の電子ヴォイスが、電子ヴォイスがーっっ(爆笑)。みんなも小動物にあまりストレスをかけないようにしよう。『うたっておどろんぱ!』。黄金戦隊かぼっちゃマンと比べても遜色ないオドロンファイター(「遜色」の用法が微妙に違う)。民放がロクな子供番組作らないぶん、NHK教育ががんばってくれている21世紀。受信料払ってやってる甲斐もあるというもの。もっと予算を与えよ。いや、低予算でやらせてこそのパワーというものもあるし。
 洗濯しながら学会紀要の再校ゲラチェック。と言ってももうほとんど直しはナシ。今回の原稿は、あまり赤を入れずにすむよう最初からかなりキッチリ作ったし、それ以上に、完璧求めるのはやめたし。俺の文章は、ふつうに書きっぱなしでもそれなりに読めるらしいから、言いたい情報さえあまさず詰め込んであれば、細部にはもうこだわらないことにした。前回の、校正が直ってなかった件のおかげで、俺の中で何かが吹っ切れたというか、開き直ったというか、肩の力が抜けたというか。その点ではありがたいことだ。人は悲しみを背負うほど強くなる、というやつか。いやそれとは違うし。
 昼ごろトースト食べて、パルコで酔心純米吟醸とスモークサーモン買って、先日引っ越した同僚の新居へ遊びに行く。すぐそばにNTTの支局があって、これはADSLの繋ぎ甲斐があるだろうとヘンなところで羨望。職場の先輩後輩数名といろいろひどい話をしつつドンチャン騒ぐも、数日来の寝不足がこんなところで祟り頭痛でダウン、1830ごろ引き上げる。道すがら古本屋に引き寄せられそうになるが頭痛ではいかんともしがたし。
 2000ごろ帰宅。目の奥のズキズキをこらえつつ、テレ朝の悪名高い『これマジスペシャル』後半のみ観る。前半どういう構成だったのか知らんが、なんとズルい作りの番組かと呆れ返る。
 すでにあちこちのサイトで解明済みの「アポロが月に行ってない証拠」(「と学会誌10」でも皆神先生が懇切丁寧に解説している)を、わざわざ2人の元アポロ飛行士につきつけ、双方の答えが一致していると「まるで前もって作られた答えを言っているようだ」、食い違うと「なぜ答えが食い違うのか、あやしい」と、どっちにしても視聴者に疑心暗鬼を起こさせるようなツッコミをはさむワイドショー的手法。オルドリンが言うようにNASAに聞けばいくらでも疑問に答えてくれるだろうし、そこまでしなくてもさっきも言ったように国内外あちこちのサイトで答えは出ているのに、あえてそれらにはホッカムリをして、都合のいい(自分らに便利な)情報源ばかり提示し、有名人の権威まで利用する……あんたらの番組、オウムのチラシと一緒やな。「上から引っぱられているように起き上がる宇宙飛行士」の左手が実は相方の身体にかかっている(そう言われて映像を見れば一目瞭然)という、これも皆神先生ほか多数が指摘している答えすら無視するとは。
 そう、テレ朝の目的はあくまでも「疑惑の解明」などではなく、「疑惑をさらに疑惑っぽく演出して視聴者を惑わせ注目を集める」ことでしかない。で、「これは科学番組ではなくバラエティーですよ何ムキになってんスか?」というエクスキューズのため爆笑問題を司会にしている、と。まったく、「あなたがたが月に行ってないという情報で日本の子供たちが混乱してます」(デヴィ夫人)とかよくもいけしゃあしゃあと言わせるもんだ。混乱させてるのはテレ朝だろうに。オルドリン、ほんとに法的措置とってもいいんじゃないか。映像分析にかけちゃ百戦錬磨の法廷では、まず否定派の「証拠」は通らないだろう。
 あまりのひどさに頭に来たんで頭痛も悪化。2100、ナロンエース飲んで就寝。寒気までしてきた。
10月13日(日)
 0700覚醒。まだ頭がガンガンするので、ナロンエースかっくらって二度寝。目覚めてもなお疼くのか我がアタマ。
 アクセス解析見る。きのうどこぞのニュースサイトさんに紹介してもらったらしく、カウンタがエロサイト並みにはね上がってて驚く。いよいよ先日来の懸案だったOSアップグレード。頭痛は痛いが、データモロモロバックアップとる。やっぱMOバックアップは時間がかかる。ひととおり保存して、いよいよOS8.6のディスクを入れ、インストールを開始すると……「このPCではインストールできません」……なぜにーーーッッ!?!? 職場からかっぱらってきたディスクじゃいかんのか!? ああもう今日はやめたやめた。
 『サイボーグ009』最終回。001が与えた「新しい力」を公開しただけで、あえて天使編の続きを描かないいさぎよさ。石ノ森への敬意を前面に押し出した終わり方に少しほろり。
 バリ島ですごい爆発があった、と聞いて最初火山でも噴火したかと思ったが、なんかテロらしい。インドネシアで爆弾テロか。それもジャカルタとかでなくなぜバリ。関係ないけど車だん吉の「ウニのテーマ」が脳内に流れる。イーバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ。すんませんコサキンリスナー(それもヘビー級)だけ笑ってください。
10月14日(月)
 0740起床。いつもの月曜日なら完全遅刻ターイムだが、ハッピーマンデーのおかげで優雅にシャワー浴びてトースト食って。移動式祭日にも慣れてきた。つうか、休みなんだから本当はこんな早起きする必要ないじゃん。でもしょうがない、市の合唱祭だし。実際の出番は数分なんだが、参加団体はマナーとして最初から最後まで聞いてなくてはならんという掟があって、日中はほぼつぶれる。
 その間、内職で今回の嘘競演の投票結果を集計してみる。やはり途中経過をわからなくしたおかげで、上位のネタに票が不自然に集中することもなく、票が適度にバラけたという印象。狙い通りの効果である。俺の計略が狙い通り当たるとは、滅多にない椿事。それでも各嘘つきの個性がきちんと現れているのが面白い。一嘘入魂型の人もいれば、詰めにくいさんや梅千代さんのように出すネタ出すネタ大量票を獲得しているモンスターもいるし、スマッシュヒットをコツコツ量産して競演を盛り上げるいぶし銀の嘘つきもいる。このバラエティもまた嘘競演を読む時の醍醐味。
 夕方、フジの報道番組で成人のADHD特集。「片付けない女」と「片付けられない女」をきっちり分けて比較検討しているのは評価したい。前者はいちおう物が分類されているが、仕事のストレスなどでゴミ捨てができないケース。後者が、集中力がなく片付けそのものができないケース。前者の部屋はただのゴミ屋敷だが、後者の部屋を見てると心の故郷という感じがする。かなりヤバい。俺の場合は(本以外)モノを買わないので、部屋が単に本に埋め尽されているように見えるだけ。これが、この女みたいに手当たりしだいにモノを買ってたら絶対同じ部屋になっているだろう。
 生活必需品だけは最低限あったが娯楽遊興にカネを使うということをほとんどしなかった、貧しくも合理的な家に育った俺は、あまり「物欲」というものが発達しなかったのもある。かてて加えて、長じて経済力がついた時には、すでに自分が「片付けられない女」であるという自覚を持っていた。だから食器でも食べ物も何でも必要最低限のモノしか買わないし、グッズ集めの誘惑に幾度となくかられても「これを集め始めたらどうなるか」と冷静に未来予測しオノレを制することができる。……本以外はな(号泣)。ほんとにどうしたもんかのう。部屋が8畳あれば8畳まるまる本で埋まる。12畳あれば12畳埋まる。40畳あれば公民館の図書室か古本屋のようなアリサマになるだけ。本だけは別腹である。嗚呼。
10月15日(火)【ここまでは2002.11.27更新】
 なんか拉致被害者のうち生きてた5人が一時帰国するそうで。ニュースはそればっかりやっている。
 4日ぶりにおしごと。モナミで昼食、オクラとベーコンのトマトスパゲティ食ってると、不意に葛山信吾の婚約相手が細川直美だったか飯島直子だったか分からなくなりパニックに陥り、同僚に聞く。答えはもちろん細川。「古参セクシーアイドルと同じ名字で名前に『直』がつく女」という覚え方をしていたのがド忘れの原因とみられる。考えてみたら飯島直子はチューブのヨメだ。

 やっぱりこの一ヶ月間で、在日へのイヤガラセは数百件に及んでいるという。得意の自作自演を除外しても実数は相当なものになろう。今までのパチンコ疑惑とかテポドン打ち上げとかの時とは比べ物にならない逆風だもんな。こうした風潮に、人権ビトたちが仲間内で「在日を守れ」と叫び合うのはたやすいが、この「状況」をまずよく認識した上で、「それでもなぜ在日を守らなければいかんのか」という論理を構築せねば、半ばヒステリーに陥った一般市民の心にはさっぱり響いてこないのではないか。俺? 俺もただ、「真珠湾後の在米日系人がどうなったか知ってる?」としか言えない。それしかできない。歴史に学ぶことしか。日の下に新しきことなし。

 頭痛。ナロンエースで目の痛みは治まるが、前頭葉がどうにも重いので1800退社。帰り、職場のそばで餌付けされているノラが何匹か集まっている。そのうち三毛が初めてなでさせてくれた。だいぶゴキゲンうるわしかった模様。

 例のニュースのおかげでNHKのタイムテーブルがめちゃめちゃに。実は自分でも不思議なぐらい、今回の一時帰国のニュースには興味がわかない。たしかに、拉致被害者が帰国したという事実そのものは、24年間サビついていた歯車がギシギシ回り始めた歴史的大事件として関心がある。だが、帰国した彼らが何をしたとか何を言ったとかどこ行ったかとか、そんなワイドショーの芸能ニュースレベルの話は、俺は正直どうでもいい。ほっといてやれよってな感じ。
 逆に、なんでみんな、会ったこともないヨソの家族にそこまでシンパシーを抱けるのか、それが分からない。単に俺が薄情者なのか、それともみんな、彼ら帰国者が北朝鮮の暗部をベラベラしゃべってくれるとでも期待しているのか。どうせ家族を人質に取られている状況では、我々が本当に聞きたがっていることは知っていても何ひとつしゃべれないだろうし、そもそもあまりヤバい情報を知らないからこそ生き残れて帰国も果たせたのだろうし。「望郷の念を果たし涙の帰国」という路線でバカスカ報道攻勢をかけている各マスコミには悪いが、俺はどうもその手の、目撃ドキュンかバラ珍系統のお涙頂戴話には関心がないらしい。今回帰ってくる5人が滞在中どこで何をどうするのか逐一知らせてもらったところで、正直興味はない(犯罪活動でもしないかぎりは)。拉致被害者と家族が全員身元判明して完全帰国を果たすというのなら話は別だが。
10月16日(水)
 大学時代のサークルの連中&と学会の人たちと遊園地で遊ぶ夢を見ていたら、目覚ましで起こされる。
 まだ目が疲れている。でも仕事行く。昼飯、パピルスで羊のロースト。イマイチかな。クスクスはバターでムニエルにしてもらったほうがよかったな。
 少し残業して帰る。また近所のネコをなでようとしたら、黒にネコパンチを食らう。榊さんばりに泣く。寿司買って食って寝る。
10月17日(木)
 小柴博士×晝馬社長やおいの具体例。

 小柴
 「さあ晝馬くん、ノーベル賞のごほうびだ。きみのスーパーカミオカンデで
  ぼくの超新星爆発をたっぷり観測しておくれ……」

 晝馬
 「きょっ、教授のニュートリノが、私の中の光電子増倍管をををーっ!!」

 ……爽やかな秋晴れの中、朝からただれきっている俺の脳味噌。

 朝のニュース。あんのじょう質問攻めに遭っている模様の拉致被害者たち。ガス中毒で死んだ(と北朝鮮が主張している)拉致被害者のことを聞かれた帰国者たちが、家の暖房器具の仕組みまで事細かに説明したのを、みんな「絶対口裏合わせてるんだ」とか言ってるけど、長いこと朝鮮に在住してた彼らがオンドルの構造ぐらい知ってても別にそんな驚くこたぁないと思われ。そこまで疑心暗鬼になるこたぁない。
 いよいよ仕事が忙しくなり。たっぷり残業する。どうも日没後のほうが仕事に集中できるらしい俺。何故。実は俺狂血病ですか。死王に殉ずる死兵ですか。人肉おいしいですか。こんなうまいもの食わずにガマンするなんてバカですか。犬なら食えるんですけど。まーもっともウチの職場は、借家住まいの悲しさ、警備上の理由で22時きっかりに全員建物から追い出される。だから終電まで仕事したり泊まり込んだりという、他の自社ビル持ってるような職場で働く皆様が自慢げに書くような荒技はできないことになっている。そのかわり始業も9時きっかりなので、実質、昼から出社して終電で帰る業種の人たちとあまり仕事時間は変わらないんじゃないか。朝寝ができず通勤ラッシュにさらされるぶん、余計に大変かも。
 そんなわけで2200職場を追い出され。馬場で2241発の特急券確保しておいて、閉店間近のロッテリアでテイクアウト。急いで駅に戻ると、下落合で人身事故(ホ−ムと電車の間に人が挟まれたとか)があったためダイヤ乱れ。遅れてやってきた特急内で、すっかり冷めたサラダバーガーとイモをぱくぱく。わびしい。
 TVで適当にニュース。イラクでまたサダム・フセイン大統領の信任投票があり、100%が「信任」だったと。アメリカなんかはこの結果を取り上げて、ホレ見たことかイラクには民主主義なんかどこにもねーんだあんな独裁国家ぶっつぶしちまえーとプロパガンダの準備に入っていることだろう。もちろん、ユダヤの律法を挙げるまでもなく、「満場一致」にかえって気持ち悪さとウサン臭さを感じるのは、わりと万国共通の感覚である(それが敵国であればあるほど)。それも分からず、この選挙結果を「イラクはこんなに安定した国なんだ」とでも言わんばかりに吹聴するイラクの常識感覚欠除ぶりも、またたいがいなもんだが。こういう国と、支持率1ケタの内閣が長期間居座っていた国と、どっちがマシなのか。内閣不信任案を提出できる国のほうがはるかにマシということか。
 議長の裏モノ日記で、柳瀬さんが(株)オタキングを退職すると知り、俺も驚く。アインシュタインかトーマス・アルバ・エジソン級の注意欠陥多動性障害者である岡田斗司夫がアレほどの多彩な活動をなし得ているのは、優秀な書記たる奥様と優秀な秘書たる柳瀬さんのバックアップのおかげだと邪推するだけに、今後オタキングのスケジュール管理などはどうなるのか心配。
 『少林サッカー』サントラ聴く。カコイイー! めっさカコイイー! どんどごどっどーんどっどっどっ、どんどごどっどーんどっどっどっ♪ってチャイニーズロックのリズム(最後が「どっどんっ」じゃなくて「どっどっどっ」としつこくもう1打入るところが、西洋リズムとは違う重厚感を出している)とどこか垢抜けないメロディに、俺の中のエイジャンの血が煮えたぎる煮えたぎる。#11「UNDERWEAR」では、あの兄弟弟子が復活を遂げる名シーンが甦り涙々。ネットでは、あの突如どこからともなくお経が聞こえてくるのがトンデモだと笑う意見が多いが、俺は特にそうは思わなかった。個人的には、あれは屈辱と絶望のどん底に叩き込まれた彼らが極限状況の中で修行時代の精神テンションを思い出した、その心象風景を表現したBGMではないかと思って、そのまんま自然に受け取ってしまったんだが。ジョジョの「ドッギャアーン」や男塾の「ゴゴゴゴゴゴ」だって別に誰かが鳴らしてるわけじゃないでしょ。そんな「心理的オノマトペ」の類なんじゃないかと。どうも俺はあの手のマンガ的(ジャンプ的)表現を素直に受け止めるきらいがある模様(だからこそ本作に容赦なくのめりこめる素地があったわけだが)。つか、それ言ったら全てのBGMはヘンじゃん。フランスシネマみたいにBGM全部とっぱらえばいいのか。
10月18日(金)
 0730起床。きのうはあんなに晴れていたのに、外はなぜか雨。そのせいか、なんとなくうだうだと起きられず結局チコーク。朝刊。アメリカが北朝鮮の核開発の証拠をつかんだと発表。いいタイミングだ、いや実にイイ。食欲もないので朝のトーストも焼かず、職場近所のコンビニでハンバーガーとコーヒー買って朝飯。
 今日もとにかくDTP。なんとしても今日中に初校を出して著者に送りつけておきたい、でないとこの土日寝ても寝られん。いやもうホントに今、仕事大変なんスよ。この11月から入るはずだった期待の即戦力新人が家庭の事情で来れなくなるし(「信濃」かい!)、現有戦力も1人は産休が早まるし1人は定年間近、1人は夜間学校に通っているため残業できない、上司も公私ともにドタバタ中、無傷なのは俺だけという有様でして。それで、11月にシリーズものの企画をイチドキに4冊出そうってんだから(もちろん他の企画も進めながら)、無茶である。こんなボロボロの態勢で作戦行動できるのかよ。なんか普通の会社みたいになってきたぞ(笑)。
 午後、鼻が出る出るどばどば出る。でもここで鼻炎のクスリなんか飲んだらもう仕事にならない。鼻にティッシュねじこんでセロテープで止めて怒涛の勢いで校正しまくる鬼気迫る姿。他に誰かいたらとてもできねぇ。やっぱり日没後のパワーはすごい。俺の目に日光は眩しすぎるのか。22時追い出されるまでに、なんとか著者に送らなければいけないモノは全て荷作りが済んだ。宅急便の集配もとっくに終わってるので、帰りがけに、いまだ止まらぬ鼻水をこらえつつ近所の酒屋で出す。はーやれやれ、これで眠れる。歩きながらやっとストナリニ1錠投与。それでもあまり止まらず。コンビニで牛丼買って帰って食ってると、だんだんボーッとしてくる。眠りの精がダンプに砂を満載してやってきた。もう死ぬる。寝る。
10月19日(土)
 1000起床。ビデオで『ミルモ』。いきなりOPが変わっててショック。『ミルモ』の高視聴率に目をつけたか東芝EMI。ベッキーを売り出したいという意気込みは分かるが。ああ、もうCDのCMやってるよ。12月4日発売って気が早すぎ。本編は単行本にも収録されている読みきり話(ミルモとリルムの甘々話)を、他のキャラも大勢出演できるようにアレンジ。原作の少女マンガ少女マンガしていたオチはそっくり差し換えられていたがそれなりにうまくまとめてあったので良し。最後のBGM、初代OPのアレンジだったのは、現場のせめてもの意地か。EDもベッキーに。今年のアニソン中屈指の出来だった「プリティケーキマジック」と「ミルモのワルツ」の後を襲うには、両者ともあまりにも普通の歌謡曲然としている。悪い歌ではないが、「アニソン特ソンは主人公の名を絶叫しなければいかん、俺国会で俺が決めたのだ!」という旧式オタクとしては、ミルモのミの字も出ない歌では納得いかんのである。もちろんベッキーは悪くない。でもどうせ使うなら、初代OP&EDと遜色ないぐらいの楽曲を用意してあげないと逆効果になって、セラムンの主題歌横取りした桜っ子クラブとかポケモンの(以下同文)ホワイトベリーみたいに、アニメの高視聴率を利用したみたいなことをしたと言われてはベッキー自身も気の毒であろう。そんなこと言うのは俺ぐらいかもしれんが。
 洗濯もせず、日記をチマチマとつけていく。最近、TV埼玉でも見られることが分かったため、念願の『プリンセスチュチュ』初見。じじいと踊って「心のかけら」をゲットするシーンに、笑っていいのかどうか悩む。ポージングで敵を倒すサムソン&アドン@『愛・超兄貴』みたいなものと解釈すればいいのか。でも超兄貴と違って、すごくフンイキで魅せるタイプの映像に、徐々に引き込まれていく。チュチュが集めた心のかけらをみゅうとが食って黄金のウンチをひり出すのかと思ったが違うらしい(絶対違うし)。あひる(人間体)のアクションは当然ながら『どれみ』にかなり似ている。
 たわむれにグーグルで「メテオ+眼鏡」という極めてマニアックな検索ワードをかけてみたところ、こんなスゴい名前の修道院がひっかかって大爆笑。修道院というより、むしろメテオ様に身も心も捧げたオタクの収容所としか。「メテオラ」という市名も極めてポイント高し。第3回「コメ☆ぱ」を誘致するのはモナコかギリシャか。それは主催ビトさんに氏ねと言っているのかね君。
 夕方『おじゃる丸』。笏がないのでしかたなく若い頃のように自分で亡き者を裁くエンマ大王様の奮闘。この裁判の内容がすげー泣かせるんだ。誰だこんなの書く脚本家は。うわ、山田隆司!
 ひさしぶりにニュース観たら、トップニュースはやっぱと言うかまだと言うか拉致帰国者。帰国者が何を話したかとかどういう反応したかとか逐一記者会見で報告させてるけど、家族に脱会カウンセリングまで期待するのは荷が重すぎないか。それにしても、脱会カウンセリングまで期待されてる拉致被害者家族は大変だよな。帰国者が何かしゃべるごとに逐一記者会見で公表させられ、それをマスコミでいろいろ邪推されるシステムも、気の毒というかなんというか。
 前にも書いたけど、どーも今回の一連の「一時帰国」ニュースって興味がわかなくて。どうせ面白そうな情報は何も語らず(語れず)、期限が切れて北朝鮮にまたさらわれるだけのような気がして。いっそ「一時」と言わず、「もともと我が国の国民なんだからそっちには返さん」とか日本政府が逆拉致(拉致じゃない拉致じゃない)ぐらいかまして「永久帰国」にするぐらいの矜持はないもんかにゃー。
 そういえば、30年前、日中国交正常化する時も、中国では「従軍慰安婦の問題を解決せずに正常化などありえない」とか吠えてた右翼ビトがいたんだろうか。大丈夫、国交正常化してからでも謝罪と補償を要求することはいくらでもできることは、中国や韓国が証明してくれてるし。安心して正常化交渉していいと思う。
 「ブロードキャスター」。ノーベル化学賞の田中学士、鉄ちゃんだったことが判明。やはり全身から放射されるオタのオーラにイツワリはなかった。
10月20日(日)【ここまでは2002.11.28更新】
 0920起床。雨模様だがしかたない洗濯洗濯。パンは焼かずにハムサンドにしてヤクルトで流し込む。礼拝行って聖歌隊の練習して、1500過ぎ、注文してた本の抽選が当たったので、調布の古書店まで受け取りに行く。
 田無からほぼまっすぐ南下するような形で西武→小田急とバス2本乗り継ぎ、1時間ちょっとで調布駅到着。あんがい早い。電車だけだったらもっとややこしく乗り継ぎを繰り返すか、遠回りだが新宿まで出るしかないだろう。調布に降り立ったのは初めてだが、駅周辺の狭いところにいろんな店がゴチャゴチャつまってる印象。南口に回り徒歩数分、まんがのさんぽみち到着。狭い店鋪に稀覯本から何からゴチャゴチャつまってる、調布の街のような店。落札した本、ぶじゲット。そういえば昼飯食ってないのを思い出し、ちょうど南口の公園でやっていた市の商工まつりで出店を物色。ジャンボ串焼き屋で塩カルビ買う。500円。合計するとちょっとしたステーキぐらいの量の肉をぶっ刺して豪快に焼いてるのを、公園のベンチではむぅ。俺はパーカー着てるし時あたかも夕方だし空は雨降りそうだし、いつ双子の園児が乗った黄色いワ−ゲンが通りかかるかと。でも肉とメロンパンじゃ大違い。
 1700、また小田急バスで帰路に。実はこのバスは大学時代、雨降った時にいつも利用していた路線。母校の前を通るとちょっと感傷がよぎり、ふと頭の中でワンフレーズしか覚えていない校歌を口ずさむ。振り返れるような思い出があるというのは、幸せなことだと思う。辛いことばかりの人生は、「あの頃は良かった」と過去にひたってウジウジしなくてすむという利点がある。でも、そんな人生を歩むぐらいなら、まだ「あの日に帰りたい」と涙するほうがマシだ、と最近になって思えるようになった。
 プチ旅行をしたついでに、武蔵境からちょっと気分を変えて花小金井行きのバスに乗ってみたら、まー時間かかるかかる。素直に田無行っときゃヨカタよ。15分ほど余計にロス。帰宅し、野菜カレー(さっき肉食ったんでバランスをとってみました)食ってひとやすみ。むろと先生の指輪日記読んで笑い転げる。あんた、やっぱ漢(おとこ)だよ! グアムといえばオタキングが『エピソード1』観に行ったという故事があったっけな。こういう立派なオタクになりたくもありなりたくなくもあり。なったら収入がいくらあっても足りぬ。
 合唱の練習行って帰ってビデオで『ドジャ魔女』。食卓にうんこするな象。ラブやんの100万倍有能なあいちゃんのラブセッティング。松岡アルトヴォイス、「おかーちゃーん!」でシリーズ最高周波数を計測。映画ネタをTVにからめるなー。ソツなく視聴者の涙を搾り取る山田、もとい栗山の罠。「パメルクー!ラルクー!じじい氏ねー!」「だめだよあいちゃん、それは正直すぎ!」……同ネタ多数ですか。
 嘘競演、議長として最後の発言を書き込む。みんな、楽しんでもらえただろうか。
10月21日(月)
 0700までうだうだ寝ころび、シャワー浴びて、ハムサンドをラップにくるんで職場へゴー。電車でグー。
 今日はほぼ一日会議。前半は出ないで、人形町のデザイナさんとこへおつかい。午後、珍しく新企画を出してみる。もちろん、他人に何かを頼むのが苦手(他人を自分の思い通りに使役させる術を持っていない)な俺のこと、自分で原稿書いてみるハメに。1月、叩き台を提出することになる。冬コミとコメ☆ぱはどうなるのか俺。
 会議中からなんか胃に膨満感を覚える。昼の弁当が消化しきれてないせいだと思ってたらどんどん悪化。おなかの体表温度が露骨に冷たい。背中にも悪寒。うんうん唸りながら1900ぐらいまで働く。西武新宿まで行って特急券買って、「くらオリ」読みながら帰る。吉田美紀子の新連載、またマトモな人間が一人も出てこない(笑)。『電脳やおい少女』、まりあが若干マイルドになって復活。このくらいの濃さでカンベンしてください中島先生……。
 じっと座ってたら少し気分良くなる。でも大事をとって夜は絶食。
 先月の日記メモを読み返す。マスコミ、9/11の時点では「この時期に不審船引き上げとは何事か」て言ってたんだよな(注:朝日だけではない)。こう節操なく手の平コロコロ返す連中を見ていると、社会情勢がどうなろうと(それが右につけ左につけ)一本スジを貫き通すマスコミにはそれなりに敬意を表さなければと思う。もちろんバカなことほざいてたら悪口言うけど、それでも、ある一定の立ち位置を持って発言しているヒトというのは、どこまで発言を割引くべきかというのが分かりやすいぶん「信用」が置ける(信用と言っていいのかどうか知らんが)。庶民のニーズに従ってコロコロ論調を変えるコウモリさんがいちばん信用ならん。ほんと最近、「キャンペーン」てのやるマスコミは少なくなったよな。テレ朝の「ザ・スクープ」も終わっちゃったし。あの仙台の筋弛緩剤男の件はどうなるのだろう。
10月22日(火)
 今日は久々に朝からいい天気。休んで洗濯でもしたいが、そうもいかず。胃も全快とは言いがたいが、そうもいかず。また朝食食べず職場へ行き、コンビニでコーンスープ買ってブレックファスト。こういう時はつぶつぶなしの方がありがたい。やっぱりカゼっぽいのでストナデイタイムも服用。昼、志乃原で味噌煮込みうどん。丸一日ぶりのまともなメシ。白味噌の滋養が五体にしみわたるよう。どうにも頭が痛くて、1800過ぎ退社。固まりかけのごはんを茶漬けにして、あと餃子1パック。今日こそ寝なきゃ……。

【今日の検索ワード】
 「深見東州+韓国」。そうなんですか?
10月23日(水)
 よく寝た。まだ寝たいぐらいだけど。おかげで胃袋、なんとか回復へ。朝、いつものピザ風トーストにせず、ハムサンド。
 静岡でとっつかまった31歳援交男、実はガキにニセ札をつかませていたことが判明。なお、こいつが作ったニセ札は、全て援助交際にしか使用していないという。さて問題、この場合「援助交際(=未成年買春)」は成立するのか? 言うなれば、こども銀行券渡して女子とセクースしたにすぎない。ひょっとしたら、この男に適用できるのは淫行条例違反と通貨偽造だけで、児童買春禁止法は適用できないのではないか。検察の判断がちょっと楽しみである。
 ヘロヘロと仕事に行く。昼は栄養と消化のよさを両立させようという甘い考えのもと、大昌苑でカルビクッパ。オニキュー!(『地獄戦士(ヘルズウォーリアー)魔王』の屍肉をむさぼる野獣風に)。帰り、お茶の水CLCへ資料をあさりに出かける。楽譜という楽譜を手当りしだいにめくり、お目当てのスコアをみごと見つける。すかさず職場に電話、結局職場の資料庫にもあったことが判明、買わずにすむ。CLCさんごめんなさい。
 さらにてくてく三省堂まで歩く。折よく今月から営業時間が20時までに延長されたとのこと。はるか昔、卒論の資料探してて19時に追い出された時の無念が甦り、感慨深いものあり。ここでもお目当ての資料2点ぶじゲット。これで来月の新刊に間に合う。レジ前に「ハリー・ポッター本日発売!」と張り紙。そうか今日か、炎のゴブレット。最初、あの地味な装丁を見た時は、まさかこれほど世代を超えたメガヒットをかますとは想像もできなかった。水面下では数年後の文庫化権をめぐって大出版社がチャンチャンバラバラをくり拡げていることだろう。俺ごとき末端には縁のない話……でもないんだよな、なんたって静山社自身がそういう前例を作っているし。最後は情熱が勝つ。ついでに1階入り口でやっていた中古CD市にひっかかり、当然ながら職場の経費で落ちないような品を9000円ほど買い込んでしまう。本にくらべてCDは中古でも単価高いからダメージも大きい。
 三省堂は閉店延びたものの、神保町の夜はあいかわらず異様に早い。まだ20時だというのに店はおおかたシャッターを締め、街そのものがおねむモードに入っている。高田馬場なんか18時だろうと22時だろうとあまり街の風景が変わらないので残業しても実感がわかないのに。
 さぼてんのカキ弁当食いながら、三省堂で買った「おやこで楽しむ テレビまんがデラックス! ファンタジー・ヒロイン」(コロムビア)さっそく聴く。なるほど「おやこで楽しむ」と言うだけあって、古くは名作劇場黄金期から新しくはニュー『グルグル』や『はなまるくん』までかなりバラバラな年代の曲が収まっている。また選曲も微妙で、『あさりちゃん』『まんがこども文庫』の歌には思いっきりノスタルのツボ突かれた。ああトシがバレる。今『あさりちゃん』再放送したらタタミに眼鏡っ娘萌えする奴が大量発生すると思うので面白いからぜひ。でもパンチラ多いから(てゆうか磯野ワカメ並みにつんぱダシモロ状態だし)児ポ法改悪されたら永久に闇に葬り去られるにゃー。
 あ、児ポ法といえば。
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20021019KIIASA45010.htm

80%が所持規制を要求 児童ポルノで内閣府調査
 内閣府が19日付で発表した「児童の性的搾取に関する世論調査」によると、「児童買春、児童ポルノの行為処罰・児童保護法」(児童買春禁止法)が禁じていない写真、ビデオなど児童ポルノの「単なる所持」について80・5%の人が規制すべきだと考えていることが分かった。
 インターネット「出会い系サイト」も5割以上(複数回答)が「犯罪の温床」と批判した。
 同法は販売目的での所持は規制しているが、表現の自由と絡むため単なる所持は禁じていない。今回の調査は施行後3年の見直し時期に当たり、今年8月に初めて全国の15歳以上の男女5000人を対象に個別面接した。回収率は64・9%。
 所持規制賛成の理由(複数回答)は「存在自体が良くない」が67・3%でトップ。「所持を禁止しないと商業目的で違反する人が後を絶たない」が57・2%、「単に持つだけでも児童の権利を害する」が36・2%だった。
(10/19 17:12)

 このアンケート取る時、具体的にどういうモノが「児童ポーノ」に該当してしまうのかちゃんと説明したのかね>総理府。具体例を出していればまずこんな数字にはなるまい。それにつけても、「一部の変態(ロリコン)が興奮するなら、一般人がなんとも思わなくても、ポルノとして取り締まりの対象となる」という基準のバカバカしさよ。だったらデブ専が法規制を受けるようになったら、性の対象とされるかわいそうなデブの人権を守るために大相撲は放送&入場禁止ですか。なんかこのままだと行きつく先は、着衣の写真もNGになりそうで。ゆくゆくは、前も書いたけど少女全員18歳になるまで強制収容所に入れるしかなくなる。
10月24日(木)
 蓮池薫さんに会いに来た旧友たちが「おれはお前を(北朝鮮に)帰さないために来た」とか言って、薫さん「俺の24年間を無視するのか」「お前ら俺を洗脳する気か」とキレたという。それは脱会カウンセリングでいちばんやっちゃいけないことだよーう(泣)>友達。だからシロートさんに脱会カウンセリングまで期待しちゃいけないって。
 また朝から雨。ウザい。こういう日ほど、駅前に越してきてよかったと思う日はない。チーズのせずパンも焼かずハムサンド。  ともかく仕事だ仕事。しかし、いちどきにいろんな雑用が舞い込んでアタフタする。上司は「気分転換も兼ねて必ず2つ以上仕事を抱えていたほうがいい」と言うが、俺は逆に2つ以上のジョブを同時にこなそうとすると極めて効率が悪くなる。つうか、そもそも常人は仕事の優先順位をきっかりかっちり決める習慣がついていて、ひとつの仕事を終えないと次の仕事にとりかからないらしいな。嗚呼ADHDの悲しさよ。昼、スパイシーでビーフカレー。さすがにまだ早かったらしく胃がもたれる。昼すぎにはウザい雨も上がる。
 半月前、とある本の著作権管理者(著者のご遺族)に転載許諾の文書を出したものの音沙汰なし、タイムリミットも迫っているんで、ついに電話で直談判することに。しかし、104をかけたら「その住所では登録されてませんにゃー」。ガッデーム! 恥を忍んで、その本の版元に改めて電話番号を聞こうかと思ったが、ふとネットで著者のことを検索したところ、昔の地方紙の記事が出てきて、その中に「遺族は現在●●市の薬局で薬剤師をしており云々」とあった。もしや、と思い「●●市+薬局」で検索すると、●●市内の薬局の住所・電話番号一覧というのが出た。その中に、ご遺族の名字と同じ名前の店があったんで、ためしに電話かけてみたら……ビンゴー! 「すいません、返事出しそびれてまして〜(汗」。ウガー! ともかく快く許諾していただけたので良し! お金も別に請求されなかったし(←せこっ!)。
 もひとつネットで、とある有名な英語詩の原文を調べるべく検索。現在は、(証拠物件は残っていないが)カナダのP夫人が作者というのが定説になっている。しかし検索してみると、その詩を載せているサイトは山ほど出てきたが、その半数はいまだ「作者不明」として、P夫人が「自分が作ったオリジナル」と主張する詩とはだいぶ食い違った詩を載せているからややこしい。さらにややこしいことに、「アレはP夫人じゃなくて別の人の作である」と主張しているサイトが出てきて驚いた。サイト本体はすでになくなっており、Googleのキャッシュにしか残っていなかったが、読むと「●●年(P夫人がこの詩を作ったという年)以前にこの詩が書かれてたり印刷されてたりしているのを見つけた人には懸賞金1000ドル出します」とまで書いてある。一気に心がすさむ。ちなみにこのP夫人、証拠がないので著作財産権の主張はもうあきらめるが、この詩を使う時にはせめて自分の名前をクレジットしてくれと著作者人格権のみ主張している。俺も今回は、「P夫人の作」として、P夫人の作ったバージョンを掲載することに決めている。しかし、P夫人の代弁者のつもりだろうか、「P夫人の名前を載せずにこの詩を使うのは盗作に価する!」とまで言っている右派サイトも見つかり、すさみ具合にさらに拍車がかかる。なんだかなぁ。
 そんなこんなで2130まで働き、コンビニで買った牛カルビ丼と、インスタントスープで夕食。メシに時間をかける余裕なし。
 米東部で連続狙撃事件が起きてると思ったら、モスクワでも負けずにチェチェン武装勢力が劇場占拠700人人質の報。「9.11」のおかげで、すっかりテロが「有効なプロパガンダ」として認識されてしまった観あり。テロリストどもは何を勘違いしてるのか。米のアフガン攻撃を批判した人々は、無差別空襲による民間人への被害を危惧したのであって、決してタリバンやアルカイダを支持してるわけではないのに。まーこれは、その批判する我々の側にも問題があり。米の攻撃に反対するが、それと同じぐらい、「テロによって己の意見を押し通すアルカイダに対しても断固その要求をはねつける」という意思を表明しなければいけなかった。ジョージもオサマも同じくテロリストであると。それが米批判にばかり意見がシフトしたがために、テロリストどもに「どうやらテロをすれば国際世論が大国のエゴを批判してくれるらしいぞ」と思わせてしまったのではないか。ゴネ得というやつだ。
10月25日(金)【ここまでは2002.12.01更新】
 DTPするぞDTPするぞDTPするぞ徹底的にハードなDTPするぞ、うれしいなあうれしいなあQuarkXPress使えてうれしいなあ、がんばるぞがんばるぞ画像の取り込みもがんばるぞ、真っ赤だぞ真っ赤だぞ真っ赤だぞ著者校正も真っ赤だぞ、修正するぞ修正するぞ修正するぞ、レイアウト変わるぞレイアウト変わるぞレイアウト変わるぞ、舞い込むぞ舞い込むぞ舞い込むぞ他の人の仕事も舞い込むぞ……てなかんじで2200までみっちり。うれしいなあうれしいなあ明日は朝寝ができるぞうれしいなあ。
 政府、帰国者を北朝鮮に返さずこのまま日本に置いておくことに。ほほう、我が政府も少しはやるもんだ。もっともこの追い風の中で、水に落ちた犬に石を投げられないほどのフヌケ外交しかできないのなら、日本はもう一度鎖国でもするしかない。……とは言え、北朝鮮が「約束破った」と騒ぎ立てるのは確実。どこまでビビらず突っぱねることができるかな。お手並み拝見だ。
 民主党の石井紘基議員が刺されたと。どういうことだ。何か極右か極左を怒らせるような発言をしたとも聞いてないし。わからん、何故。
10月26日(土)
 『むしまるQゴールド』。ハゲワシが首までハゲてるのは、獲物のやわらかい肛門に頭をえぐり込んで内臓を食うべし食うべしするため。本当に一行知識の勉強になるにゃー。オオムラサキが羽化する時の、サナギの外殻の割れ方が可変モビルアーマー(アッシマーとかバウンドドッグとか)っぽくてカコイイー! 実はキャストには金を惜しまない本気度高い番組。
 読売朝刊、フジの横田めぐみさん娘インタビューを批判。ニュース観てたら『チュチュ』前半見逃す。NHK昼のニュースでも、フジのインタビューに横田めぐみさん父らの批判コメント流れる。臨時ニュースでモスクワ劇場に特殊部隊突入制圧の報。いそがしい。
 水曜買ったアニソンCD聴く。花の子ルンルンのあとにペリーヌ物語を入れるお茶目さがイイ。「ルルルンルンルン」の次が「ルンルン、ルルールルンルン」か。ルンルンのOPとED、小林亜星作曲だったのは初めて知った。しかもEDは亜星本人もヴォーカル参加してるし。渡辺岳夫メロディと大杉久美子声の組み合わせは泣けるにゃー。パトラッシュとある〜いた〜♪。一緒に買った『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』も聴く。「メリークリスマス・アイムソリ」の、露骨に音声が修正されている「ニコニコ稼業」のとこは、元は「ニコヨン」だったんでしょうか。
 『ふしぎ発見』。エリザベス女王も愛用しているイギリスでもポピュラーな健康法、としてホメオパシーが紹介されてて困ってしまう。いいのか。『ブロードキャスター』でもフジを(フジという名前こそ出さなかったものの)批判。フジテレビは文字どおり四面楚歌、袋だたき状態である。他社としてはスクープ抜かれたうらみもこもっているんだろう。フジの反撃や如何に。
10月27日(日)
 洗濯しながら日記整理。最近視聴率が伸びて笑いが止まらないであろう報道系番組もちらほらと見る。「北朝鮮の子供たちは限られた情報しか与えられていない」と言うが、青環法とか作ろうとしている国の人が言っても説得力なし。
 1300-1500聖歌隊の練習。帰って日記続行、といきたかったが頭痛。1730-1830昼寝。合唱の練習で有酸素運動して頭痛をねじふせる。帰ってコメット☆ぱーてぃの申込書書き。コミケ以外のイベントに申し込むのは初めてなもんで、コミケ申込書のそれに数倍する巨大なサークルカット欄を与えられると、何を書けばいいのか分からなくなる。空間不安症の俺はなおさら。しかも今までサークルカットと言えばチヅオばっかり描いてきたような奴に、マジメにメテオ様とか描けるわけもなく。例のキラキラークルクルーのふしで「もっしも、おしりっかーら、もっしも、ぶたれったーなーら、悶絶をーしてみたーいー♪」とか奇怪な歌を歌いながら、とにかく描いてみる。
 きのうのモスクワの特殊部隊突入、人質にも多数の死傷者が出たという。これがどうも特殊部隊がバルサン焚いたせいらしい。なんともロシアらしい豪快な話。人命安い国である。そりゃチェチェンも問答無用で武力弾圧するわな。

【今日のユニークアクセス】
 昨日からアクセスチェッカーを強化。これまではトップページにしかはっていなかったが、今回の強化換装により、特殊な検索ワードをかけてウチの日記に立ち寄った人たちも抽出できるようになった。で、皆様のその検索ワードで笑い転げる。いやもう面白いのなんの。今までほんとに上っつらしか見えてなかったのが分かった。俺のサイト、こんなにも人サマの役に立ってたんだと(違)。中には「高麗人参+急性白血病」とか申し訳なくなるのもあるが。
 それにしても、ここに列記するのもはばかられるようなエロワードによる検索(主に「任意のアニメorマンガのキャラ名」+「特殊なエロ行為の名詞系」という組み合わせ)がやたら多い。この日記って、そんなにエロい話出てますか? 18禁にしたほうがいいですか? 今や、フェチさんたちが茫漠たるウェブの広野で仲間を探す上で、検索エンジンはなくてはならない羅針盤となった。てゆうかなぜそんなエロを求めるエロス人(びと)が、他にいくつも出たであろう検索結果の中からわざわざウチの日記をクリックするか。
10月28日(月)
 寝不足だがカラダは動く、というなんだかヘンな体調。久々のピーカン空のせいだろうか。
 もちろん動くのはカラダだけで気力はヘタレたまんまなので、仕事山積のはずなのにヤル気が起こらない、というか何からどう手をつけていいかわからん状態。まーほっといても何とかならぁなというフヌケたマインドに支配される。「なんとかならぁな」という根拠のない楽天思想が出てくるうちは、鬱病ではなさそうだが。
 それでもコメット☆ぱーてぃの申込書投函だけは忘れず。これ忘れたら本当に鬱になる。昼食、バーミーナームとゲンキョーワーンガイ。和訳すればタイラーメンとグリーンチキンカレー。和訳になってません。
 さすがに日没が近づくと気力も徐々に戻り、定時30分前から1時間ほどのみ仕事らしい仕事して、後楽園ホールへ向かう。闘龍門に所属する、燗ちゃんさん(毬印団)の息子さんの引退試合があると聞き、現役時代一度も見る機会がなかったがせめて最後ぐらいは見届けようという殊勝な考えで。
 しかし俺の「殊勝な考え」というのはえてしてイキアタリバッタリになるもんで。フラリと行けばすぐに当日券買えるだろ、とパリーグの試合程度の感覚でのこのこ出向いた俺のスウィートな認識は、ホール入り口前の大群衆と「ダフ屋逝ってよし」の立て看板によって粉砕された。ダフ屋が出るほどの人気団体だったなんて全然知らなかったぞ闘龍門!(ごめんなさい)。もちろん当日券など太古の昔にソールドアウト。己の情報収集&分析能力のなさを思い知らされ、オメオメとJR方面に向けて帰路につく。
 ……と、その道すがら、ちょーど買い出しに出ていたらしい燗ちゃんさんとバッタリ出会う。「あれーっ!? 気楽院さん、競馬?」いや場外馬券売場帰りとちゃいますて。ともかくパパにご挨拶できただけでも目的の本質は達成したも同然、よかったよかった。うわーん。
 帰ってカレイの空揚げとシーザーサラダ。カレイはもう背骨と頭以外バリバリと。猫のごときキレイな食べ方。
10月29日(火)
 きのうは予定より早く帰れたもののグズグズしててけっきょく寝たのは24時。アブク銭が身につかないタイプである。てゆうか金はほっときゃあまり減らないけど、時間はほっといても確実に漸減する。そして、日記の更新は日々着実に利子がつくのである。あうう。

 きのうアクセス解析したら「週刊現代+ドラフト+ホモ」って検索ワードが出てきて何事かと思ったが、今朝金成さんからBBSに上がった報告によると、ホモビデオ出演が原因で横浜が某投手の一位指名を断念したらしい。なるほどそういうことか。読売には週刊現代の広告載らないんでピンと来なかったわい。
 しかし我が国のプロ野球界もケツの穴の狭い。まーたしかに、特に横浜は中山の一件以来、変態関連には潔癖というか臆病になってるのは分かる。だが、ビデオ出演ぐらい別に犯罪でもなんでもなかろうて。ビデオん中で幼児を「虐待」したとかなら話は別だが、どーせ和製のホモビデオなんか、せいぜい成人男性を掘るか成人男性に掘られるかひとりエッチぐらいだろう。モザイクさえかけときゃ刑法上なんの問題もないレベルだ。そもそも子供番組にAV女優が平気で出るこのご時勢に何をってなもんで。そんなことであたら前途有望な選手のタマゴを潰していいのか。
 というわけで横浜のやおい同人誌作ってるみなさんは特に関係者バレ要注意らしいですぜー。危険だよー。男色スキな子寄っといでー。

 職場へ。昨夜、中庭の大木の根本に巣食ってたスズメバチの駆除があり、駐車場に何匹か掃除しそこねたハチの死体がごろごろと。モスクワの劇場だなまるで。先日から何度か残業中にオフィスにハチが迷い込み、そのたびに仕事中断させられていただけに、今回の虐殺は大歓迎。どーせならハチの子もらって食ってみたかったところだが。
 雑誌の責了など、まじめに仕事。昼食、パピルスで牛タンシチュー。今日は繁盛している。午後もかなり遅くまで仕事。
 弁当買って食ってネットして笑ってシャワー浴びて『プロ野球ニュース』ちらっと観たらデーブ大久保が3連敗中の西武に「データを忘れろ」とかよくわからんアドバイスしてたんで「お前ごときが何を」とキレてTV消して寝る。
10月30日(水)
 しまぶー、懲役2年+執行猶予4年。判決が読売朝刊にまで載るとは。ミセシメ効果は絶大だったな>当局。
 今日も今日とてDTP三昧。もともと宵っぱりでアフターファイブの仕事があまり苦にならないタチな上に、別に家で待ってる家族がいるでもなく夕飯までに帰らなきゃギタギタにされるでもなし、嘘競演も終わったし冬コミにもまだ間があるちょーど微妙な時期なだけに、カラダが遠慮なくワーカホリックモードになっている。
 2130過ぎ退社。急行で帰る。駅に降りると、駅員さんが「ライオンズご声援感謝セール」のポスターを貼っていたので、ああ4連敗かと察知。TVもつけず寝る。てやんでぇ。
10月31日(木)【ここまでは2003.01.19更新】
 『やじうまワイド』で日本シリーズ分析。FA&逆指名導入と西武の凋落(&読売の飛躍)との相関関係は重要な指摘。つうかそれが全てだろう。読売の黄金時代を終わらせたドラフトを骨抜きにすることで、黄金時代のようなあの異常な選手層を再現した、というところか。ナベツネ十年の大計ここに成就ですか。ケッ。
 でも、本来FAとセットでなければならない完全ウェーバー方式については、全く議論されることがないのがふざけたところ。メジャーはこの両者がセットになっているから、各チームの戦力均質化(完全ウェーバー)&各選手の職業選択の自由アハハン(FA)という両面を建前上両立させている。完全ウェーバーを前提としないFAは、単に経済力のあるチームがますます肥え太り貧乏チームはますます貧する構造しか生まない。別にマルクス先生ならずともサルでも予想しうる当然の帰結だ。読売新聞や日テレでは絶対指摘しないけどな。
 自由競争社会のアメーリカですら、各チームの戦力をそれなりに均質化させようとする完全ウェーバーを導入しているのは何故なのか。ナベツネは考えたこともあるまい。産業は競争によって発達するが、「一人勝ち」が実現した時点でゲームは終わる。モノポリーなら勝ってばんばんざい、さあレッツプレイツー、というところだろうが、現実のゲームは終わりがない。ゲームを終わらせたらオシマイなんだ(変な文章)。そりゃ老い先短いナベツネは10年後20年後のプロ野球がどうなろうと知ったこっちゃないだろうが。
 とりあえず、読売朝刊の「タオルを回して喜ぶファン」との記述には、電車ん中で本気で新聞ひっちゃぶいてやろうかと思った。もっとカルシウム取れ俺。

 DTP続行。図版全部スキャンし直し。夕方、資料を探して区立戸山図書館と中央図書館をチャリでハシゴ。ローギアというのは上り坂だけではなく、人ゴミをノロノロ走る際にも威力を発揮するのだな。2130、再校印刷。働き者ー。つうか9時始業で毎日こうだとこりゃ泣けてくる(『これが男の生きる道』とは違う意味で)。福神漬じゃなくてコンビニのオムハヤシで晩飯。虫歯は痛まんが、最近右上歯列最奥部からついに時限爆弾が顔を出してきた。いわゆる親不知というやつですな。たのむから冬コミ終わるまでは爆発しないでくれ。
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