2003年4月の開設者うらみ日記


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4月1日(火)【ここまでは2003.04.14更新】
 今日から政令指定都市・さいたま市と、郵政公社始動。ドサクサにまぎれて長年の公約を果たした小泉。でも別に誰もほめてくれないのが気の毒。
 石神井公園の池回りなど、西武新宿線沿線から見える桜は今日がまさに盛り。5日の源氏山花見会は桜吹雪の中、みんなでメロンパン食うことになるだろう。楽しみだ。それまでには体力回復させておかなきゃ(涙)。俺はと言えば予備動力モードあいも変わらず。原子炉止めて一斉点検でもしてるのか俺。
 仕事してるフリをしながら密かにへたばる。昼、志乃原の味噌煮込みうどん。午後もダメさはさっぱり解消されず。3時休み、本当に「休む」。これで少し動けるようになったので、定時までの残り時間、事務仕事をえいやっと片付ける。歯医者。虫歯関連のオーバーホールは終了。このさい親不知もやっぱ抜いてもらうことにする。花見後に予約入れる。パルコで寿司買って帰って食う。寝る。ただひたすらに。嘘をつく余裕すらなく。とほほ。
4月2日(水)
 読売朝刊「論点」、桃山学院大の松村先生。まだ海のものとも山のものともつかぬミサイル防衛に性急に乗り出すよりは、もっと確実な抑止力を保有すべきと。では弾道ミサイルを防ぎうる抑止力とは何ぞや。本論における松村先生の回答は「空爆能力」の保有。ベストではないが、現時点では少なくともTMDよりずっと現実的な答え。それで周辺国がガタガタ言うなら、「じゃあ抑止核持つよ。どっちがイイ?」と言やいいんだ。兵頭二十八先生の主張する抑止核よりは、はるかに穏当な案だと思うが。
 もちろん一口に「空爆能力」と言ってもイロイロある。松村先生はおそらく我が軍の現有ハードウェアでも可能な、F2と空中給油機(護衛のF15かF4つき)を使った有人空爆を想定しているだろうが、それよりいちばん「安全」なのは、ばべるさんの掲示板で先日来議論されている、潜水艦発射トマホークだろう。いや、何も潜水艦じゃなくてもいい。現用トマホークの射程と重量を見ると、どうも山陰の山奥から4トン車にランチャー載せてぶっ放すことも可能らしい。それどころか瀬戸内海に浮かべた漁船から撃っても、北朝鮮全土を射程におさめることができる。ただその場合、トマホークの飛行コースをどこで設定するかという問題がある。現在、トマホークはGPSを導入していて、イージス艦や潜水艦クラスなら艦内の戦闘指揮室でコース設定することができる(=司令部からの指示を受けなくても単艦スタンドアローンで任意の目標を攻撃できる)が、4トン車や漁船ではそこまではできない。どこかの司令部で設定、遠隔操作でデータを打ち込む必要がある。まぁそのくらいたいした問題ではない。トマホークの値段もアレだが、TMDに参加することで搾り取られるカネにくらべれば何ということはない。
 なにより一番ネックになるのは憲法第9条の問題である。もっとも日本国憲法は、まだ「大量破壊兵器と戦略級弾道弾のコンボ」がなかった時代に作られた法律だから、現代のような状況を全く想定していない。当時は、まさか「近所の狂った国がV2に原爆やBC兵器を積んでオドシをかけてくる」なんて事態が起こるなんて誰も思わなかったろう。第9条の解釈上、「そういう場合」は自国民の基本的人権を守るために敵の戦略級攻撃兵器に対し先制攻撃をかけることに問題はなかろう……と思うけど……(つうか「そういう場合」というのは、もはや戦争ではなくテロだしな)。でも実際にそこを詰めていくのは大変だろうなあ。ミサイルサイロ破壊は認めて、都市制圧・地上戦は認めない、そこんとこを細かく指定した法整備は極めてメンドクサイ。右ビトさんは地上戦もしたがるし、左ビトさんは空爆すら拒否、これでは議論にもならぬ。「憲法9条の理念/文脈を保持したままでの防衛戦略」って、俺は可能だと思うんだけど……なかなかに難しい。
 ここで逆転の発想。他国が堂々と宣戦布告してせめてきた場合の防衛は自衛隊にまかせるけど、宣戦布告もなしにいきなりミサイル撃ってくるなんていう「海外テロ」の抑止は、自衛隊じゃなくていっそ警察にまかせるというのはどうか。で、「海外からの弾道弾によるテロを未然に抑止するため」として、警察庁の管轄でトマホークを配備。各県警がランチャー積んだトレーラーを装備して、コース設定は内閣府の指示を受けて警察庁が一括管理。これでどうだ。北のミサイル基地にトマホークぶちこむのも、連合赤軍のたてこもるあさま山荘に鉄球ぶちこむのの延長線上の事件解決行動ということで。自衛隊に対するカウンターパワーを警察が持つことで万一のクーデターに備える意味もあるんだけど。……やっぱダメ? ねえダメ?(←「ねえ」と言われても)。

 今日は夕方花見の予定だったが、あいにくの雨。今年の首都圏の桜はやっぱ昨夜が盛りだったか。体調悪いなりに黙々と仕事こなす。昼、パピルスでポークソテー。けっこうウマー。ついでにエジプト考古学ビル(そういう名前のビルなんだよ)の階段を初めて昇り、エジプトグッズのセールもひやかす。いや「ひやかし」じゃないな。ちゃんとラクダの骨のペーパーナイフとヒエログリフ印刷したショットグラス買ったし。おまけに吉村作治原作のマンガ(吉村先生のサイン入り)も何かのネタになるかと思って3巻揃える。
 夜、戸山公園で花見……と言ってもただ桜並木の下を傘さして通過しただけに終わる。コリアタウンまで歩き、「高麗」で豪華焼肉パーティ。でも俺は鼻水だだもれクシャミごほげほ状態でかなり迷惑かけたと思う。申し訳なし。
 帰ってイラクのニュース観る。イラクの一般市民が死ねば死ぬほど、イラク自体は有利になる。だからイラク当局は率先して一般市民を巻き添えにしようとする。いったいイラクの軍人は何を守るために戦っているのか。市民は何のために死ぬのか。狂っている。
4月3日(木)
 イラク。米軍、チグリス川渡河。西・南・東の三方からバグダッドを囲む形に。とにかく補給線の確保が心配の種。足回りの悪い砂漠の中を、信じられないほど燃費悪いガス食い虫のエイブラムス何十両と走らせてるんだから、それこそ天文学的燃料を消費しているだろう。イラクもガス欠を狙って、最初から長期戦&補給部隊へのゲリラ戦を目論んでいることだろう。その前にバグダッドを落とせるのか米軍は。
 民間人殺してもいいなら、それこそ空襲によるジェノサイドでケリをつけられよう。我が国に対してやったようにな。核以外なら何でも使い放題だ(さすがに自分らが率先して「大量破壊兵器」使うのはマズいだろう)。しかし、今回は「フセイン政権からイラクの民を解放するための戦い」というタテマエが米軍をして自縄自縛している。民間人が死ねば死ぬほど、かえってサダムのほうが有利になる、という狂った状況が現出している。
 逆にサダムを不利にするのは、BC兵器の使用だ。あれほど「ないない」と言ってたBC兵器を使えば、ブッシュはここぞとばかりに今回の侵攻の正当性をアッピールできる。実はブッシュとしては、さっさとBC兵器使ってほしくてウズウズしてるんじゃないか。サダムは誤爆を待ちこがれ、ブッシュはBC攻撃を待ちこがれ。プロパガンダ時代の戦争とは、かくも狂った様相を呈するのか。オモシレー。

 雨あがる。しかし、肝心の土曜日はまた雨が降るらしい。俺が何をした……。ともかく仕事はしなければ。昼、ティーヌンでバーミーナームとチャーハン。午後もみっちり仕事。
 チャンピオン読みながら帰る。『ななか』、ついに雨宮さんがハイティーンラブコメの王道「今日はパパもママも帰ってこないの」作戦発動。いけーがんばれー押し倒せー逆レーイプ! 『ショー★バン』、ついに監督がショタをカムアウト(笑)。男子中学生萌えが嵩じてドラフトを蹴るとは、まさに漢(おとこ)! やっぱりチャンピオンで一番エロいマンガは『ショー★バン』だという確信を深める俺であった。誰も同意してくれないけど。みんな『エイケン』や『えんむす』に眩惑されている場合じゃないぞ早く目を覚ませ。目を覚ますのは俺のほうですか。
 さぼてんでヒレかつ丼買ってぱくぱく。予報では明日は霜まで降りるという。2200ごろ、ほんとに冷え込んできた。まいったな(涙)。寝よ。
4月4日(金)
 SARSだかSRASだかMRSAだかMLRSだかいう新種のカゼが、なんだかシャレにならない事態にまで発展してきた。最初は「香港を中心に蔓延した」という話だったが、どーも本当の震源地は中国だそうだ。中共のやつら、1月の時点でもうえらいことになってたのに、このカゼに関する情報を全く発表しなかったせいで、アジア中に拡大してしまったらしい。こないだの南京大虐殺2002の時もそうだったけど、この秘密主義はなんとかならんか。その前の南京大虐殺の死者は白髪三千丈レベルで水増しするくせに。そういえば何日か前の新聞に、香港や他のアジア諸国の被害者数一覧が載ってたけど、中国の被害者数ってデータ出てたかどうか見覚えないな。本当は今ごろ100万人ぐらい死んでるんじゃないのか。それでも人口の0.1%だから気にするまでもないってか。政権変わるたびに数千万単位の死者が出る国だもんな。
 メール。山崎円花(弟)さんから、天候不順につき明日の花見は6日に順延との連絡。ぎゃあー6日じゃ出られねえー(激涙)。そんな悲しみを背負いつつ職場へ。今日も今日とて黙々仕事してると、太田出版から『と学会年鑑』のゲラ到着。昼休み、レッドピーマンでドラム食って、残り時間でざっとゲラ確認。前回はアホほど赤入れて悪いことしてしまったけど、今度はほとんど直し無しかな。
 今週の「SPA!」読む。そうか産経は反米・反小泉なんだ。同じウヨクでもブッシュ・小泉支持を全面に打ち出している読売とは真っ向から対立。オモシローイ。「援助交際10年」特集もなかなか面白く。元援交女の「その後」の追跡調査は前から読みたい読みたいと思っていただけに期待していたが、まーそこそこ。もちろんデータはあまりにも少ないが。誰か本格的にルポしてくれたら単行本でも定価で買うぞ。とは言え、一口に「援交」と言ってもこの10年でパターンは3段階で変わり、今は宮台真司すらお手上げの状態という。そうそう、今の宮台真司の言葉が聞けたのもモウケもんだった。宮台が「第一世代」の援交女にあそこまで肩入れした理由も垣間見えて、非常に興味深く。なーるほどソウイウコトだったのね。「第一世代」の屈折に、サヨク第一世代のそれを投影してた、と。古くからの宮台ファンだったら、ちょっと底が見えてガッカリするのではないか。ただ、宮台の「万物は屈折世代から平坦世代へ」というテーゼはオタクにも通ずるところがあり思わずうなずく。以前書いた「同人女の援交率はめちゃめちゃ低い」という仮説を裏付けそうなデータもとれたし。同人やってりゃわざわざ「自分探し」のためセクースする必要もないし。しかし今は「金のため」でも「自分探し」でもなくなっているという。第三世代はまさに『フロン』で語られている「タコ足型人間関係」を体現している。『フロン』世界が徐々にカタチを成してきている現状を垣間見て、オタキングの先見性に少しゾッとする。
 松屋で並・とん汁・生卵セットに納豆つけて、今さらながらカルシウム補給。帰ってメール。仕事関係の依頼、1件承諾の返事。やったー!
4月5日(土)【ここまでは2003.04.18更新】
 0830起床。どえらい雨。うわーん。『ミルモ』、OPED変えてガラリと新展開。もう原作からかなり乖離した世界観に。ワルモ団が登場当初ちらっと口にしてた伏線「あのお方」がやっと登場。今後アクミが中心キャラにのしあがる模様。にしても千葉千恵巳、悪役声ヘタだよなぁ。春風どれみという超アタリ役を得て一気にスター声優の一人にのし上がったけど、実はそれほど器用な声優ではない(器用さで言えばMAHO堂の中では大阪ビトがダントツ)。荒木香恵のような万能選手型ではなく、かなり役を選ぶタイプのユニットである。ハマれば『だぁ!^3』のワンニャーのような大ホームランをかっとばすけど。もちろん、そのことを一番よく知っている本人も、どれみのイメージを脱却しようという狙いで、こないだからあえて霧里七華とか難しい役に挑戦しているのだろう。これを機会に千葉の芸風が広がる可能性もあるので、長い目で見守ろうと思う。俺が見守ってどうなるもんでもないが。
 メール。VOTEジャパンのDMで、フランスが米英支持に方針転換したと知る。きのう読んだSPA!でフランスをヨイショしてた田中康夫の立場ないじゃん。つうか反米・反戦世論のかなりの部分が、フランスに依存していたことを思うと、今後どうなるのか楽しみ……もといハラハラ。鶴岡さんの日記もぱらぱらと。3/30の日記にあった「生物は受精と出産という行為が完了しただけで2勝」という名言(というかすでに「自己存在肯定」の呪文)に唸る。この呪文、鬱の時に思い出せればいいのだが。
 晴れてたらパルコで花見用の買い物してから行くハズだったけど、花見がなくなったので当初の予定よりもノンビリできる。1020頃出発。急行で馬場まで出て新宿でメロンパン2個買って(やっぱり買うか)1130発の湘南新宿ライン快速に。もちろん車内にトイレがあるので安心だが、それに加えてどうも車掌さんがスキャットマン・ジョンだったらしく、アナウンスがしきりにスクラッチするもんで大笑い。車内放送のたびに乗客みんなの心が一つになる(笑)。研修中の新人だったのかもしれんが、とにかくがんばれ。電車にゆられながら『と学会年鑑』のゲラをチェック。戸塚駅で横須賀線に乗り換え。メロンパン1個食う。風雨さらに激しく。
 1230過ぎ、鎌倉駅西口時計台到着。すでに星の子たちが時計台を囲むように集まっている。4月としては反則レベルの寒さ。時折パラソルブレイカーな突風が吹き付ける。コートに手袋にマフラーに帽子までかぶった、そのまま冬コミにも行ける厳冬期装備の俺でもツラいんだから、いつもの服にレインコート着ただけの鹿島一號さんとか、すっかり春めいた格好のみなさんはさぞ大変だろう。ほとんどの人は手袋すらしてないし。ここまで来たのでねんのためメロンパンもう1個はむぅ。さすがにベンチはびしょ濡れで座れない。
 今日はこんなかんじなので花見どころではなく、急遽「鎌倉散策」企画に変更されたわけだが。この嵐の中、一個中隊まとまって動くことはできないので、何組かに分かれて鎌倉を探索することに。病み上がりの俺は「いちばんヌクヌクしたコース」との宣伝文句にひっかかりミサキン先生の組に参加。ミサキン先生の本来のスタンド能力(バトンだけではない)を生かし、江の電&モノレールで「シュテルン」のケーキを食らいに行くというツアーだ。他には駅周辺観光コース、風岡家のモデルになった記念文学館訪問コース、由比ヶ浜特攻コース。特に最後のはこの天気では自殺行為。引率のミサキン先生含め5人で江の電に乗り込む。稲村ヶ崎で下りる海岸特攻隊を敬礼で見送り。しまった、「海ゆかば」でも歌えばよかったか。ほんとに水漬く屍になりそうだし。姫様の辺にこそ死なめかへりみはせじ。
 江の島でモノレールに乗り換える。懸垂式モノレールに乗るのは初めてでドキドキ。ミサキン先生によると、もともと「実験線」として作られたんだそうで、モノレールというよりはジェットコースターを思わせるぐねぐねとしたルートを描き、時折眼下の道路スレスレのところを通ったりする。オモシローイ。
 湘南深沢からちょっと歩き、いやこの「ちょっと」の間にも何度も傘を壊されそうになるんだが、洋菓子屋「シュテルン」到着。ありがたいことに店の中でお茶ができる。名前忘れたけどチョコっぽいケーキとコーヒー注文。ケーキすごウマー。西早稲田のMARBUにも匹敵するウマさ。一部で大評判の同人誌『電車でD』を見せてもらったり(めちゃめちゃ面白い!)、鉄だの星だの著作権法だのイベント論だの非常に有意義なお話を展開。『コメットさん☆』の話がぜんぜん出なかったほど(←いいのかそれで)。けっこういい時間になったので、おみやげのミルフィーユ(よりによって)買って、同じコース逆走して、1615ごろ時計台帰還。鹿島さんほか数名が雨風に吹かれ震えている。ほんとに、わしらが一体何をしたと言うのか。前世でよほど悪いカルマを積んだのだろうか。メテオ様のママンを召喚してしまったのではともっぱらの噂。嵐が来るのよー!
 とりあえず宿泊しない組は危険なのでとっとと帰ることになり1640解散。コートにすっかり雨がしみこみ、カバンもびしょびしょ。これではゲラも出せない本すら読めず。雨はオタクの天敵。半分寝ながら品川まで。山手線に乗り換えて馬場まで来ると、やっと旅先から「自分の場所」に戻ってきたという実感。1830、武蔵関テキサスでアメリカンリブステーキ(225g)。衣(防寒装備)・食(メシ)・住(睡眠)を充実させなければ一気に身体を壊す。食欲のある時は思いっきり食うべし。今日はもう人と会う用事はないんで、遠慮なくおろしニンニクをぶっかけまくる。ステーキ醤油どぼどぼ。ナイフきこきこ、フォークでぱく。ウマー。満足。
 切れかけていた常備薬のナロンエースとリポビタンゴールドをたっぷり買い込んで、1930帰宅。いやはや、これはこれで思い出に残るイベントであった。明日の花見は行けないけれど。ヴァイオリンは、もうちょっと練習してから、ということかな。
 水曜買った吉村作治マンガ『青田大學番外地』読む。困ったことに(困ることはないが)普通に面白い。「型破りな主人公が大学や企業や社会のシステムに翻弄されながら持ち前の行動力でなんとかしてしまう」というきわめてオールマン的マンガに仕上がっている上、『神々の指紋』などトンデモに対する吉村先生の「科学」のスタンスからの見地も示されてて、別な意味で学会で紹介してみたくなった。
4月6日(日)
 0730起床。『アバレ』後半、子供の夢を壊すコツ(笑)。そして実はめちゃめちゃ強かった黒。等身大でギガノイドまで粉砕するか。『ナージャ』、新アイテム登場。いつかあのEDを実写で実演するが出るような気がしてならない。いや実はすでにネットに流れてませんか。なければ外道会館のみなさん夜露死苦。『ガッシュ』第1話、なかなか。なにはともあれ大谷育江だし。でもEDクレジットに「秋谷智子」と出たのには超絶ビックリ。ぜんぜん気づかなかった……。『アトム』じゃなくて『デジキャラット』第1話、異星の姫様が修行のため地球侵攻、お伴とはぐれてコマッタさんになるけど善意の原住民に助けられホームステイと、どこかで聞いたような基本設定。メロンパンは食わなかったものの。そこまで我らを挑発する気はないらしい。誰だ我らって。昔TBSでやってた単発編よりも演出がナチュラルで見やすい。さすが桜井監督。ED、でじこのUFOが迫ってくるシーンのタメのタイミングに息を飲む。
 天気晴朗なれど風強く。教会行ってカレー食って帰って、日記の整理もせずにクリーニング出したりビッグサムで棚をひとつ買ったり。買った棚を担いで帰って組み立てたら疲れたので、1630-1830昼寝。Do It Yourselfは体力勝負。
 夜、合唱の練習。公民館の新聞がいつの間にか読売から朝日になっていた。気持ちは分かる(笑)。今どっちがイカレてるかと言われれば、ねえ。地声で上のAまで出た。でもまだまだこんなもんじゃアバレンジャーの歌は歌えない。いやそもそもあんな、上のCからもうひとつ上のCなんて狂った音域(限りなくアルトに近い)の歌、ハナから歌いこなす望みは捨てている。西友でマーボナス弁当買って帰って捕食。
 今日も楽しいイラクニュース。米軍、バグダッド西のサダム国際空港占領。「大戦略」の心得のある人なら、これがどんなアドバンテージか分かるだろう。制空権握りまくってる現在、首都のノド元に航空拠点を持ったということは、補給の方面でもかなり助かるだろう。単に「バグダッド近郊に達した」という以上の戦略的価値がある。そもそもここまで敵軍を到達させたイラク軍の総くずれ具合はいったい何だ。滑走路や空港施設破壊した上で撤退、という一種の焦土戦術なのではないかと一瞬思ったがそうでもなく、丸々明け渡したという感じ。とにかく市街戦に持ち込んで、同胞民間人を盾にして国際世論を反戦方向へ傾かせようという捨て身の作戦しかとれないのか。サダムはともかく、同胞を盾にさせられる現場の軍人たちの苦悩はいかばかりだろう。
 つうかイラクの空軍戦力は今回どこへ行ってるのか。湾岸の時は虎の子のファルクラムをイランに疎開させてたけど、今回は別にイランやシリアに疎開機が向かったという話は聞かず。米仏からの軍事援助で潤っていた湾岸の時とくらべれば、はるかに稼動率落ちてることは予想できたけど、まさかここまでとは。そりゃ一発逆転のミサイルに賭けるしかないわな。でもそのスカッドも、湾岸の時はあれだけ派手に撃ちまくってたのに、今回は緒戦に数発撃っただけで。
 やっぱここ数日の「米軍不利」報道は、アフガンや湾岸同様、信用するとバカを見る種類のモノだった。本当に不利な時は報道自体なくなるもんな、ソマリアの時みたいに。あの時はカメラマンと照明のあとから海兵隊が上陸したほどの(「ゆけゆけ川口弘」じゃないんだから)報道態勢で臨んだくせにしばらくするとぷっつりとニュース聞かなくなったし。『ブラックホークダウン』みたいな事態が起こってたと知ったのはもっとずっと後だったし。てゆうか、今回米軍の広報が戦況を不利くさく書かせるよう仕向けていたのは、単にイジメのカムフラージュだったようで。
 ……で、『と学会年鑑』の校正は?

【今日の面白アクセス】
 「(特に名を秘すが某高名嘘ツキャーの名前)+つまらん」というキーワードで1件。本人だったりして。
4月7日(月)
 都知事選、下馬評では石原断然有利。独自候補を立てていない自民・公明の支持層はともかく、民主党支持層の半分まで取り込んでいるというのはどういうことか。いやほんとうまいと思う。あの暴言大将が、選挙前にはピタリと口を閉ざす。石原の暴言は「失言」じゃなくて確信犯だからよけいにタチが悪い。ふつうなら政治生命にもかかわりかねない舌禍を、逆に自分のコマーシャルとして利用しているフシすらある。ここで「脱・政党」を標榜している点が生きてくる。政党に所属している人間が舌禍事件を起こすと、自分じゃ全く悪いとは思ってないのに周囲の「やめろやめろ」の大合唱に押されて離党→辞職に追いやられる。しかし石原にはそんな対抗勢力はいない。市民団体やマスコミもてんで怖がっちゃいない。有権者の最大多数を占めるノンポリ無関心層に対して、どういう言動をとれば最もアッピールするか、というのを石原は知り尽くしている。このへんはさすが、大衆向け作家出身だけのことはある。で、ふだん威勢のいい暴言や行動で顔と名前を大衆に売っておいて、いざ選挙が近くなるとマスコミに下手なネガティヴキャンペーンをはられないよう口にチャックしておとなしく投票を待つ。たいしたタマである。で、また対抗馬もロクなのがいないし。つまらん選挙になりそうだ。
 イラクニュースも。きのうの空港占領、なんと米軍地上部隊はバグダッド中心部を戦車で突っ切って空港に突入するという大胆な戦術をとったらしい。でも、正しいかも。生身の歩兵にバグダッド歩かせるよりもずっと安全に、イラクに「首都侵攻」の事実をつきつける作戦。こうした心理効果ばかりは「大戦略」では再現できない。
 ……とかなんとか現実逃避をはからんがため天下国家を論じてみるテストに明け暮れてもしかたないので仕事仕事。でも、ちょっと停滞していた企画、はるばるハンガリーから1ヶ月ぶりに著者校正が戻ってきてガゼンやる気が出る。字句統一などちゃっちゃかちゃっちゃかと。昼、台湾料理店で油琳鶏定食ぱくぱく。残りの休み時間で『と学会年鑑』のゲラ赤入れ。午後もさっきの企画の続き。定時にタイムカード押して、『年鑑』赤入れの仕上げ。なんだかんだ言って細かい赤が10箇所ほど入ってしまう。前回よりはマシだけど。早大正門からバスに乗って太田出版へ。速達で送るよりも仕事帰りに寄ったほうが安いという罠。担当のHさん修羅場モードなのでゲラだけ渡してすぐ帰る。俺にあとできることは、ジャマをしないことだけ。新宿やんばるでラフテー丼セット。道すがら台湾のホモ雑誌(ほとんど無修正なのね)などゲットして帰宅。寝る。
4月8日(火)
 シャワーのような驟雨が吹き付けてきたかと思うと晴れ間がのぞいたり、というどうにも落ち着きのない天気。せこせこ仕事。うまいぐあいに昼は雨が止む。何を食おうかと歩き回るが結局松屋で牛めし大盛りとサラダをテイクアウト。さらにパンまで2個買う。今日は親不知抜くので、もしかしたら満足に夕飯食えないかもしれない、その前になるべく腹に食い物詰め込んでおきたいというラマダン前のイスラム教徒のような心理。けっきょくパンは食わず。
 定時退社。半年来の懸案事項であった、右上の親不知引っこ抜く。施術は麻酔の時間なども入れて15分ほど。歯茎もちょっと切開するだけですむ。かえって麻酔注射のほうが痛かったぐらい。心配していたメシも、麻酔が抜ければ普通に食べていいとのことで安堵する。抜けた歯(血まみれ)を見せてもらったら、臼歯をそのまんまミニチュアにしたようなかわいい歯。実は乳歯ですか。根っこの先が少し曲がってる以外はわりとまっすぐ。お持ち帰り希望する。小さいので、子供用のお持ち帰りカプセル(キリンさんのシールつき)に入れてくれる。やっぱり乳歯かよ。
 薬局で化膿止めの抗生物質3日分と、もしもの時の痛み止め2錠もらって帰る。どしゃ降りだが、ちょうどバスが出たところだったので歩く。5分もすると傘もいらないぐらいの小降りに。なんなんだ今日の天気は。BIGBOX古本市。兵頭二十八先生の『武侠都市宣言!』(四谷ラウンド)ゲット。帰りの電車で読む。期待以上の面白さ。初期著作への自己批判もそこここに記されているので、ファンは読んでおいたほうがいい。
 神戸屋パンをちこちこ食い、化膿止め飲んで、とっとと寝る。
 ……そういえば今年のマーティン・ルーサー・キングデーってどうなったんだろ。去年に輪をかけて盛り上がらなかったな。キングの死から35年、アメリカはどこへ行くのか。
4月9日(水)
 朝から2ちゃんねる。やっぱり『でじこ』と『コメ☆』の類似性を指摘する者がいたにょ。
 仕事。7月刊行の本の初校戻りをいじくり、別途メールで「あとがき」も届いたのでQuarkに流し込み。で、この本「7月刊行」のハズだったのがいきなり繰り上がって6月に出すことになってしまった。ひでぇー(涙)。他の仕事もあるから早め早めに進捗させてたらすぐコレだ。昼、きのう買って食べなかったパンをぱくぱく食べながらDTP。午後もそのままDTP。15時休みを利用して歯医者で口内消毒。異状はなし。右上の奥歯、かみしめるとちょっとグラつくというかネバつくような感じがする。位置が落ちつくにはまだ少しかかろう。やれやれ、前歯割ってから計12,000円もかかった大修理であった。夕方、自分の席に戻ってみると雑誌の初校ゲラもどっさり出ていたのでそっちもしこしこ。原稿も1本。とりあえず整理。そんなこんなで2030ごろまで働く。
 イラク。ついにバグダッド陥落(?)。市内は「略奪が横行する無政府状態」とは言うが、略奪対象はモヌケのカラになった政府庁舎のみ(報道されているかぎりは)。Nステの解説者以外はそこを指摘せず。みんなよほどイラクビトを野蛮人にしたいらしい。略奪略奪と騒ぐのは、住宅地で火事場ドロが出てからでも遅くはない。でも火事場ドロぐらい日本の有珠山でも発生してるし。ともかく、バグダッド市民もそこまで鬼畜生ではなかろう。いくら指導者が鬼畜生だったからと言って。
4月10日(木)
 朝、パン買い忘れてたのでコンビニハンバーガー。6月刊行本の再校送りと雑誌の入稿・ゲラ送を並行して。昼、パピルスでコシャリ。午後も午前の続き。で、気がついたら定時のチャイム鳴る。日が長くなった。郵便の回収車が来るギリギリまでゲラ発送作業こなして、1730帰る。
 チャンピオン。『ななか』、先週の雨宮さんの賭け、いかにも『ななか』な穏当なところに落ちつく。はたしてラストまでにどう転ぶのか。『ショー★バン』、オノレの性癖を必死でごまかすショタ監督29歳。ドラフトにひっかかんなかったのは年齢よりも少年愛嗜好が原因では。そらたしかにホモビデオ出演よりタチ悪いわな。
 チヅオ、被告人質問でついに一言もしゃべらーず。このフテクサレブタ、控訴なんかしやがった日にゃまた税金で国選弁護人立てなきゃなんねえ。控訴棄却は確実だろうけどそれまでにまた何年も時間がかかる。ゴネ得もいいとこで。ああ畜生。こうして歯がみをしているオリの外の一般市民たちの姿を想像してはほくそ笑んでいるんだろうなぁ。命がけのイヤガラセ。
4月11日(金)
 また食パン買い忘れた。朝はコンビニで適当なパン買って食う。雑誌仕事と、大きな企画の字句統一作業に頭悩ませる。昼は文学部隣の喫茶店でビーフストロガノフ。午後も悩む。ああもうアレは「キ」じゃなくて「ケイ」のままでいいや。でもそうすると4章で「ケ」はどうしよう。ああー。脳が煮詰まる。ついでに、新企画の自分の文体についてもいろいろ悩む。こんなんじゃ全然面白くなさそう。イラストもどう運用するか。今後のスケジュールは。ああ未来が全く見えない。もしかして鬱気味ですか今。
 夕方、銀座・三笠会館2階のイタメシ屋で会議。と言ってもしょっぱなから酒飲んでるし。でも一応話すことは話している。しかし、料理がテーブルに出ている状態でメモを取らされる俺は大変。つうか、山ほど持ってきた資料が全然出せなかった。接待もいいが、もっと「会議」らしいセッティングをしてほしい。それはともかく料理はうまかった。鳥胸肉の焼き加減が絶妙で、ぱっと見サーモンか何かかと思ったぐらいのきれいな色。これならコース5000円でも高くない。4人でワイン1本開ける。あんまし飲んでないな。
 鹿児島市で花火工場大爆発。インタビュー受けてる現地ビトたちがどいつもこいつも「桜島が噴火したのかと思った」と言ってるのがローカルで面白い。
4月12日(土)
 『ミルモ』。アクミ、やっぱりそういうキャラになりますか。千葉が悪役に挑戦する、というより、むしろアクミのキャラのほうが千葉の芸風に引きずられていきそう。もちろん、前田亜季のローテンションボイスに引きずり回されたことでかえって奇跡的な効果を挙げたコメットさんのケースもあるし、今後どう転ぶか。素で妖精を視認できる謎の新キャラ登場。フルートの音、はづきのヴァイオリンやまさるくんのラッパみたいに生だったらよかったんだけどそこまでは凝らないか。ああっリルムが普通の顔で魔法使ってるぞ!(最後だけ鬼になる)。
 今日はもうとにかく日記日記。その合間に『チュチュ』観たりニュース観たり。バグダッド、略奪本格化。どうもバグダッド市民のことを買い被りすぎていたようだ。残念だよ(悲)。講談社主催「日本のナイスカップル大賞」に小柴昌俊名誉教授が選ばれたと聞き、一瞬萌えてしまった俺……。もちろん相手は晝馬社長じゃなくて実の奥さんだそうです。ちぇー。
 夜、合唱の練習。帰りに松屋で牛めしセットに納豆つける。カルシウムカルシウム。で、日記どかんと24日分更新。おっしゃああと20日!(先は長い……)。
4月13日(日)
 天気晴朗気温も高く。これは投票率低くなりそうだにゃー。『ナージャ』。主人公のフェロモンおそるべし。
 教会行って帰りに投票券かっぱらいに実家に帰ったら親に呼び止められ、なんだかんだで長話。先日専門学校卒業した弟の学位証見せてもらう。資格があるっていいにゃーあこがれるにゃー俺なんか「学士(教養)」だけだもんにゃーツブシきかないよにゃー。ついでに成績証明書も盗み見るが、「優」がズラリと並ぶまぶしさに思わずひれ伏す俺。まったく、こんなに頭いいのになぜその歳まで勉強しようとしなかったのか>弟。頭よすぎるのも困ったもの。俺は「学校の勉強なんかやって将来何の役に立つのか」という疑問すら抱けないほどのバカだったので、持って生まれた唯一のギフト「なんの役にも立たないことを覚える才能」をフルに駆使してふつうに受験して大学4年で卒業して就職してしまっただけ。それでも世間的には俺のほうが優秀ということになるのだから、笑わせるんじゃねえってなもんで。
 投票所はもうマターリとしたかんじで。555のケータイひゅおんひゅおんひゅおんと鳴らす園児。クリーニングに出してたコート回収して帰る。ほんとに今日は投票率低そう。
 バグダッド、略奪深刻化。民間の商店などだけでなく、なんと博物館までも相当な被害に遭っている。ハンムラビ法典の石版も破壊されたか略奪されたか行方不明だという。絶句。思えば最初の陥落時、政府庁舎からの略奪行為を米軍が放置してしまったのがホコロビの始まりだったのではないだろうか。ジュリアーニ元市長じゃないけど、やっぱ「割れ窓理論」ということか。しかし、この市民のモラル低下はなにも米軍だけの責任ではあるまい。10年後、100年後、1000年後までも、バグダッド市民はこの時の自分たちの行為を恥じることになるだろう。……なぜこの強盗どもが誤爆でくたばらなかったのだろう(←おい)。死の偶発性は平等であるがゆえに理不尽である。
 2000から選挙番組。早々と石原再選。イラクだ北朝鮮だとゴタゴタしていた中、暴言吐かないようお口にチャックかけてずっとガマンしてた甲斐がありました。これで明日からまた暴言吐き放題。よかったね。まーかくなる上は責任もって、外形標準課税裁判に勝ってほしいもんである。負けたら都民の血税から各銀行に余計なカネがっぽり払わなくちゃいけないので。その石原、共同インタビューでさっそく歯に衣着せぬ憎まれトーク。なんで石原と橋本龍太郎のトークは、こうわざわざ相手を挑発するのか。マスコミなんぞ敵に回したところで怖くない、というイヤな自信が満々。
4月14日(月)
 朝刊は選挙特集。埼玉県議選、ウチの選挙区は今回、自民・公明・民主・共産・そして無所属の元市議が4つの椅子をめぐって椅子取りゲームに血道をあげたわけだが、民主と共産でビリ争いを演じ、タッチの差で座りそこねたのは共産。「戦争反対」の訴えも通用しなかったらしい。それよりも、自民と創価学会の二大与党候補をおしのけて無所属候補がトップ当選を果たしたのが象徴的。政党政治はほんとに崩壊するのか。もっとも、政党による衆愚政治は独裁者の出現を抑制する効果もあるのでバカにしたもんではない。肝心の選挙権持ってる一般庶民どもがバカで浅はかな以上、デマゴーゴスを独裁者にしてしまいかねないシステムへの移行は極力避けたいもんだが、これは俺がポチホシュだからですか。
 また鼻水がどばどば出る。もうたまらん。最終兵器ストナリニを昼前使用。昼、大昌苑で焼肉定食。東京三菱に寄って口座をスーパー普通に変更、さらにメインバンク申し込み。これで時間外手数料などいろいろ免除してもらえるというが本当か。とりあえず西早稲田支店は6月で高田馬場に統合されてしまうので、今のうちにやっておかんと。昼休みに馬場まで行ってられるか。ああ不便になるなぁ。ATMと、せめて両替機は残しておいてくれ。午後、最終兵器の副作用で中枢神経がテキメンに冒され、夢の世界へトリップ。たすけて。15時休みにお茶部屋でひと休みして、やっと頭が働きはじめる。18時あたりで帰る。
 夜、パルコで980円寿司(2割引き)買う。ロータリーのところで、歩きながらチェッチェッコリーチェッコリー♪とエンドレスで歌ってるガキ2人。思わず後頭部に蹴り入れるところだったがすんでのところで理性が働く。帰って食う。メール。今度のトンデモ本大賞「と学会例会エクストラ!」出演者、あのお方やあのお方に加え、ついにあのお方にオファーが行った。引き受けてほしいにゃー。俺の仕事関係の依頼は、1件お断りされる。高望みしすぎ。
 ああ、サダムトランプ欲しいにゃー。今なら5000円出す。
 ……で、いつのまにか次のターゲットシリアになってるし。
4月15日(火)
 NHK朝のニュース、北朝鮮報道でいちいち「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」と言い直さなくなった。朝鮮総聯の発言力も零落したものである。もちろん、半年前までがオカシカッタのである。在日エゲレスビトがマスコミ各社に「『イギリス』と言うな、『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』と呼べ」と圧力かけたなんて話は聞いたことがない(スコットランドビトやウェールズビトは内心忸怩たる思いかもしれんが)。中国ビトでさえいちいち「中華人民共和国」と呼び直せとは言わないのに。東京電力、全原発停止。なんだか、「ほーら、原発ないと不便でしょ?だから……」と国民を兵糧攻めにしているような気がする。
 メール開く。あのお方、「と学会例会エクストラ!」への出演承諾。やったー!「あのお方伝説」のはじまりとなるか! この勢いでそのうち太田から本出さないかにゃー。
 天候不順。鼻水は止まったがダルさ昨日のまま。しかも頭も痛く肩もこり。向かいのビル取り壊し開始。まるでバグダッドか旧正田邸のような様相。日の丸担いで「バチがあたりますよー!」とか叫びたくなる(笑)。昼食、ちょうど雨が切れたので、タントタントまで足を伸ばし豚生姜焼き定食。ここは看板の赤白緑三色もまぶしいイタメシ屋のはずなのに、開店当初から普通の定食も出すゆかいな店である。ただ、ロケーション上この戦略はきわめて正しいらしく、近所の会社の人とかわりと固定客がついている。この近辺、ラーメン屋は多いけど普通の定食屋はないんだよな。実際、スパゲティよりも定食食べる人のほうが多い。早稲田通りに面しておらず、裏通りにひっそりと店を出しているので、そんなに客は入らないが、店も狭いし夫婦二人でやってるので、今の「知る人ぞ知る穴場」程度のポジションでちょうどいいんだろう。場所は詳述しないけど、ガソリンスタンドの裏、銭湯のはすむかい、とだけ書いておく。全部たいらげた頃にはヘトヘトに疲れている。メシ食うだけでヘトヘトになるというのはどういうことか。やっぱり今日はダメ日。
 ビタミンB+E錠、ナロンエースも使う。しにそう。6月刊行本を印刷所に入れるなど、できる範囲の仕事しかできない。定時退社。夕方も雨が切れてヨカタ。米炊いてカレー、それと西友で買ったイタリアンサラダ。トマト増量してルーコラ菜入れただけで「イタリアン」と呼べるとは便利な。珍しくメール5通も書く。もちろん気がついたら23時台も半分回ったとこ。どひー。リポビタンゴールド飲んで寝る。
4月16日(水)
 NHK朝のニュース。所沢の雑木林でカラス大量死、胃の中から農薬検出。あんな利口なカラスに農薬食わせるとはものすごい技術だ。犯人が見つかったら、きっと全国の農家のみなさんや石原慎太郎が教えを乞いに殺到することであろう。朝刊、イラクの上祐ことサハフ情報相自殺の報。上祐よりはるかにいさぎよい。つくる会、自分らの教科書騒動のこと書いた他社の教科書に対し訂正させるよう文部省に要求。ホント何様のつもりかあいつら。
 午前中会議。午後も外で会議。病み上がりなんだからとっとと帰ればいいものを、なぜか久々に気力乗り、20時過ぎまで働いてしまう。無理は禁物なのに。帰って、さぼてんのロースカツとカニクリームコロッケとシーザーサラダで夕食。メールの返事ちょこちょこ。しかし、昨日ほど頭が冴えない。なんだろ。またリポビタンゴールド飲んで。
4月17日(木)
 健康診断のため朝食抜き。体重、この1年で1.5kg減。「理想体重」まであと5kg。これが筋肉ならまだいいんだろうが、純粋に脂肪だしなぁ。それからどーしても照合しなければならん資料を探しに図書館へ。図書整理日につき休館。ガックリ。職場に帰ってNACSISで探すと、なじみの学校ではT大などに置いてあるという。で、T大図書館に電話かけてみると、利用登録してない人が閲覧するのはイロイロめんどくさいらしい。またガックリ。J大の利用登録しているバイトビトさんに頼んで借りてきてもらうことに。
 朝食抜きに加え身体冷やしたせいか、どーも頭重く。5kgもの脂肪はなんのためについているのか。1100、葛根湯服用。元気つけるべく昼は昇龍軒でチャーハン&ギョーザ。しかし悪化。コンタック飲んで1300まで横になるもさっぱり治らない。頭ガンガンしてどうにもならんので1500早退。本当は1700ごろ著者の先生が原稿持ってやって来ることになっているんだが、他の人によろしく頼む。太田のHさんだったら机にかじりついてでも何が何でも居残って自分で原稿受け取るところだろう。このあたりが一流と三流の違い。自己嫌悪。
 病院寄る。総合感冒薬のみ処方。帰りの電車、よりによって冷房入れてやがる。ホホホホ余計なことすんな(怒)。でもこれが最大多数の最大幸福を追求した結果ですか。寒気がするのは頭痛のせいかカゼなのか。なぜか額に汗をかき、その汗が気化冷却されるのがたまらん。やっぱカゼか車中でナロンエース1錠。駅前のパン屋でポカリとオレンジジュースと小さなふかしパン買う。1630過ぎ帰ってジュース飲んでパン食って、さっそく感冒薬服用。寝る。
 1930ごろ目を覚ます。寝汗ぐっしょり。まだクラクラしてるけど頭痛はだいぶ解消。残りご飯をお茶漬けにして、感冒薬飲んで。ベッドでゴロゴロしながらテレ朝の『動物のお医者さん』第1回観る。江守徹の漆原教授と岸田今日子のおタカさんはナカナカ。さすがに野際陽子の月影先生には負けるけど(あれはマンガドラマ史に残る反則配役だろう)。それだけに、ヒゲのない菅原教授とアゴ二階堂には不満が残る。まぁ雰囲気を重視したというところか。草刈正雄(友情出演)に「ヒゲつけてください」とも言えないだろうし。菱沼さんはもっとぬぼー&ヨロヨロとしたところが欲しい。肝心のハムテルは及第点か。最後に「ハスキー犬は飼うのがとても難しい犬種です」&「獣医になるにはものすごい努力が必要です」とテロップが入る。保健所がシベリアンハスキーでいっぱいになった10年前の悲劇を繰り返さぬためには仕方あるまい。なんせサラ金のCMごときでチワワが売れるアサハカな国民性では是非もなし。少しNステ観て、2230リポビタンゴールド飲んでTVと電気消して就寝。
4月18日(金)【ここまでは2003.04.19更新】
 NHK朝ニュースでアジア学院の朝ごはん風景が出る。T校長萌えー。ざんねんながら理事長までは出なかった。
 朝刊。『クレヨンしんちゃん』、またもPTAの「子供に見せたくない番組」認定。読売は「文化庁の賞までもらった『クレしん』が何故」と困惑した感じの記事にしているが、『クレしん』の場合映画とTVはかなり別モノと考えたほうがいいし。でもなぁ、現実のガキどもの話し方聞いてると、いまやTVのしんのすけのほうがまだ礼儀正しいぐらいだ。すくなくともしんのすけは親に「うるせーな」とか「バーカ」とか言うまい。他のTV番組でも聞かない。むしろ現実世界でしか聞いたことがないぞ俺は。ガキがそういうふざけた物言いをするのは、別にアニメやドラマやバラエティのせいではない。親がしっかり叱らないせいではないだろうか。今まで俺が目にした多くのケースの中で、親が「もう一度言ってみろ!」と子供を怒鳴ったのは先日見たただ1回しかない。しつけのため怒鳴ったのか、本当にムカついて怒鳴ったのかまでは判別できなかったが、でもこういう時は怒ったほうがいい。体罰までしちゃいけないけど、でも、「悪いことをしたら叱る」という行動は絶対とらなければいけない。犬猫だって叱らなければいつまでも噛みぐせがついたままだ。叱らない親というのは、「叱る」イコール「体罰」とでも思って躊躇しているのだろうか。
 今日は無理だけはしないよう昼、ザフェランで牛肉の串焼き。オマケに豆スープもつく。今日はすいててラッキー。てゆうか客俺しかいないんだが。心配になってくる。午後、待ってた原稿も入り、他の懸案事項もいくつかこなしたので、無理せず定時で帰ることにする。さぼてんでカツサンド買って、書店で「ムー」買って。「ムー」の『聖書の暗号』記事、ほとんど第2巻からの引き写しばっかりで、新味のある内容ではないが、ヘブライ語アルファベット表を載せているのだけは評価。バンチ『ワイルドリーガー』突然の最終回にショック。なんでーっ!? もしや選手実名で出してるのにコナミからケチがついたか? 現実の野球界では伊良部、初の甲子園で完投勝利。高校時代は何回か暴れているけど、プロでは初か。連日のようにリポビタンゴールド飲んで寝る。
4月19日(土)
 世界の終わりかと見まがうばかりにどっかんどっかん雷が落ちる中、ガクガクブルブルしながら実家に閉じこもる夢。雷が大好きなハズの俺がガクガクブルブルするほどのすさまじい雷の雨あられ。それで未明一度目を覚ます。また寝る。0830起床。現実世界はポカポカというよりかなりあったかい初夏の陽気。
 『ミルモ』。原作ではチラリと出てた日高さんの弟ついに登場。覆面しているので、セリフしゃべる前にしゃべる奴がまばたきして、誰がしゃべってるのか視聴者に申告するワルモ団。あまりにえげつなさすぎる死の商人ミモモ。ヤシチの魔法BGMが「でっでっでっ、でっでれっでっ♪」じゃなくなってる。
 洗濯したり片付けしたり日記整理したり。1130朝食。日記の続き。1500飽きて、陽気に誘わればっさり髪切る。いつもさぼてんのカツサンドばかりでもアレなのでドムドムでてりやきバーガーセット(コーヒーフロート)テイクアウト。
 ビデオで『ななか』最終回。原作よりだいぶ簡略化したものの、全12話のシメとしてはきれいにまとめた。最後にスケバンまで出るとは思わなかったけど。全体を通してハイレベルの作画、やはりテンション持続するにはこのくらいの話数がちょうどいいのかな。『ミルモ』、まだ観てなかった時の宝玉三部作第三話だが……こんなハードな話だったのかよー!(笑)。うわーばたばた死んでいく妖精先祖ー。幸福の科学的リセットを阻止すべく楓マイク喪失、妖精界の歴史に残るという最終回的ノリに続き、クリフハンガーで新シリーズ突入か。オーソドックスにしてうまい構成だにゃー順番に観ておくんだったにゃー。『アバレ』。バキちゃん誕生の回前半。『アバレ』は毎回の情報量がけっこう濃いので、最初から最後まで目を離さず観ておかないと話が分からなくなる。いや決して欠点ではない。話の展開タルいよりはずっと面白い。そして毎回毎回西部警察顔負けの破壊描写がイカス。なにげにロシア語話せる青。イグレックの回前半。容赦なく黒の臓腑をえぐる青の正直トーク。時をかける少女+神隠しの回。移動する前にはきちんと焚き火を消す赤。なぜかバトルフィーバーJの心得があるブラキオ。ひーとりひとりはー小さいけれーどー。眠り姫(黒)の無精ヒゲがラブリィ。バキちゃんパーンチ。
 2100ちょっと前、閉店間際のスーパーで半額の寿司とネギトロ巻き買ってバクバクと。日記、やっとこさ昨日のぶんまでUPする。現実に追いついたのは何ヶ月ぶりか。なんだか借金完済したような達成感と虚脱感。
4月20日(日)
 『ナージャ』。細田演出全開のバリバリ暴走バカ回。魚介類。おおーっ学天則ー!(笑)。『ガッシュ』。大谷の泣き声はそそるのう。秋谷のナチュラルな声はこんなかんじなのか。
 雨降りと聞いていたが、傘さすほどの雨は降らず。イースター礼拝に出る。特別献金しようと思ったら、財布に大きいカネしかない。しかたなく天に宝を積む(涙)。1400過ぎまでイースターの祝会。帰って日記を……と思ったけどもう18日分まで書いたんだっけ。借金返したかわりに心にポッカリ空いたモノを埋めるかのように、以前からの懸案だった『コメットさん☆』ページの構造改革に着手。インデックスページがスッキリする。ここまでやっておけば、近い将来フレーム導入する時も簡単だろう。
 ビデオで『デジ』(モンじゃなくてキャラット)。EDの一部がなんか4人組の実写映像にさしかえられてる。こないだ俺が感心したあのカットも丸々さしかえ。俺がほめたものは次々となくなっていくジンクス。ままならねぇー(涙)。で、またタカラは妙なオモチャを流行らせようと。てゆうかただのゴムとびにょ。でじこは本編でゴムとびなんか絶対しなさそうだにょ。夕方、合唱の練習。傘はいらない。
 埼玉・中川にアザラシ出現の報。「んゴ?」「なっ、違うアザラシだよー!」「しかも2匹!?」「何匹アザラシ増やせば気がすむんだ……」「まったくだ、狙いが分かんねーよ……」「誰に言ってんだ?」
4月21日(月)
 読売新聞、こんどはにわかに「反・国連」キャンペーンをはってきた。たしかに予算の2割も負担させられながら非常任理事国ほどの発言力すらないという現状を鑑みるに、読売の論にも一理はある。で、そのココロは「アメリカ様と組んで新・United Nationを創っちまえ」というところか。まー「【武装】中立」という選択肢をあらかじめ封じられている以上、それもベターなチョイスのひとつかもしれん。だが、本当にアメリカ様がそこまで頼りになるのかどうか、きわめて怪しい。
 アメリカが弱い、と言っているのではない。いざ日本に有事があった時、本当にアメリカは日本のために身体をはって戦ってくれるという保証はまったくないのだ。日本側に、アメリカを脅してでも確実に動かすような「担保」が何もない以上、いくら日米安全保障条約があろうと、そんな証文いつでも踏み倒される。自分の利益にならないドンパチを極力渋るのは、日本もアメリカもどこの国も同じだ(イラクや北朝鮮でさえそうだ)。ましてやベトナム以降、「別にアメリカ人が危害を受けているわけでもないのにアメリカの軍隊が戦場に出かけて血を流す」ことを、アメリカの有権者はキチガイのように嫌がるようになった(いやどこの国でも嫌がるけど)。彼らは安保条約の存在なんか全然知らないだろう。てゆうか知ってたら「オーマイ、なんでイエローマンキーのために私たちのダディやステディが死ななきゃなんないのよ!」「そんな危なっかしいサノバビーッチな条約は破棄してしまえ!」と彼らのほうから言ってくるだろう。そんな状況で、日本有事の際、本当にアメリカは動いてくれるのか。
 んで読売は、そこまで考えた上で「アメリカマンセー」を叫んでいるのか? 読売はあまりにも無邪気に「アメリカの善意」を信じ込んでいる。それが危ない。北朝鮮に対しては性悪説をとりながら、アメリカに対しては性善説をとるのは何故か。どっちも我が国から長年大金脅し取ってるのは同じなのに。つうか読売は、アメリカがどんなに気まぐれな国か知らないのか。湾岸戦争後イラクで巻き起こった反フセイン運動を、アメリカが見殺しにしたのを忘れたのか。新聞のくせに。おまえらだって報道しただろう。
 つうか、アメリカの属国になったら、それこそ国際的発言力はゼロに等しくなろう。いざという時本当に助けてくれるのかも分からんガキ大将の完全な腰巾着になって、虎の威を借るつもりだろうが、それは本当に安全・安価・有利だろうか。それよりは、非力ながらもまだアメリカに対するカウンターパワーとして機能する欧州諸国を含んだ国連にとどまっているほうがマシではないか。現在の発言力の低さがイヤなら、「もう負担金出さん」と言えばいいんだよ。そのくらいの恫喝はしていいと思う。てゆうかそのくらいの恫喝すらできんようでは、とても日本独自の外交などできはせん。

 天候不穏なせいか、朝から洟が出る。しょーがないからストナリニ使う。もう今日はどうにでもなれってかんじ。昼前、中枢神経が冒されていく。昼、志乃原の味噌煮込み。午後もぜんぜんダメ。定時退社。空はカラリと晴れたが、桶屋が自社ビルでも建てそうなほどの暴風の中、吹き飛ばされそうになりながら歩いて帰る。通りがかりに早稲田松竹のポスターチェック。25日まで『奇人たちの晩餐会』ほか1本をやっているとのこと。ウワサにはちらりと聞いていたタイトルだが、上映は1830から。しかも2本見ると帰りは2130。金曜までにもっと体力つけておこう。新宿書店でティアズマガジンと「ぷにケット7」のカタログゲット。
 けっきょく終日ボーっとしたまんま。ストナリニ強力。米炊いて味噌カツとナムル食って。夜が更けても暴風止まず。屋上のアンテナだか部屋の換気口だかが風で共振でも起こしてるのか、時折「うぉ〜ん」という低い共鳴音が鳴って眠れず。
4月22日(火)【ここまでは2003.04.27更新】
 市議会選が公示されてからというものの、毎朝毎朝駅前には入れ替わり立ち替わり何人もの候補者が立ち、運動員連れて自分の名前を連呼している。正直ウザい以外のなにものでもない。でも、これが万国共通の「選挙」というものなんだよな。「民主主義国家」においては、選挙というのは必ずこういう形態をとる。日本だけの風習ではない。アメリカ大統領選ですら、「ケネディケネディケネディケネディ♪」とか候補者名を連呼し続けるTVCMを流しまくったりするのだ。
 街頭演説や選挙カーのやかましさに閉口し「あんな奴には絶対入れない」と言う有権者がいることも、候補たちはよく知っている。でもじゃあ、そういう有権者は、期間中ずっと黙っている候補に投票するのか、と言えばまずそんなことはない(もともと特定の誰かの支持者でなければ)。最初から特定の誰かに投票するつもりがなければ、彼らの大半は選挙自体に足を運ぶまい。それでいいのである。候補者たちははじめから、そういう有権者に好かれようとまでは考えていない。
 候補者たちがターゲットにしているのは、投票所に行くか行かないか分からない連中などではなく、浮動票の中でも高確率で投票所に足を運ぶ可能性のある層である。「いちおう『国民の義務』らしいから投票所には足を運ぶ意志があるけど、かと言ってふだん市政のことなんか何も考えてないから候補者一人一人の政策の違いも全然分からないし、誰に入れたらいいやら決めかねている」、そんな有権者に、とにかく自分の名前を覚えてもらうため、彼らは懸命に自分の名前を連呼し続ける。浮動票たちが投票所のボックスの前で、全く記憶にない人名を投票用紙にしたためる可能性なんかゼロなんだから。普段だって消費者は、聞いたことのないメーカーの家電を買うのは躊躇するだろう。CMばんばん流してる、聞き覚えのあるメーカーのものを買うだろう。それと原理は全く同じだ。
 また、こういう時には、とにかく「一生懸命やっています」というポーズを見せるのがコツである。雨でも降ろうものなら喜んで傘も差さずに街頭に立ち、選挙戦最終日までには声をガラガラに枯らしているようにペースを配分し、ヴィジュアルで有権者の憐れを誘うんだ。政策なんかじゃなくて、感情に訴えるんだ。なに、そんなパフォーマンスの裏を透かして見るほど理性の勝る有権者など何パーセントもおるまい。だって事実そうだから。「激戦区」と呼ばれる選挙区ほど、この「一生懸命やっています」型候補が当選しているのはまぎれもない事実なんだから。それに市議選区議選ともなれば、下手をすれば10票20票の差が生死を分けることがある。じゃあやらなきゃソンだろ。
 だが、それでも個人的には、選挙カーというのが大キライである。小ガキ生の頃、祖父母の家で飼っていたインコを手に乗せて遊んでいた時、家の近くに忍び寄っていた選挙カーがいきなり大音量でガナリだしたのに驚いてインコが逃げたことがある(いやもちろん、いくら馴れてたとは言え羽根も切っていないインコを外に出した俺も悪いけど)。顔面どころか全身蒼白になり呆然と立ち尽くす俺の横を、選挙カーは謝りもせず、そのまま自分の名前を連呼しつつとろとろと走り去っていった。それ以来、選挙カーにはひとかたならぬ憎しみとトラウマ(責任転嫁とも言う)を抱いて生きてきた。あれも今ぐらいの季節だったから、市議選だったかもしれない。あの時、俺は「ぜったい政治家にはなるもんか」と固く誓った。そして幸運にもその誓いを破ることなく今まで生きてきた。いやほんと、ここまで選挙活動を「許せる」ようになったのは、つい最近のことである。キライなことに変わりはないが。
 そんなわけで、俺は選挙がキライです。理解はするけど好きにはなれん。

 ピーカンながらも気温はそんなに暑くない、風もおさまり、快適の一言につきる。天候とともに俺のダイノガッツも回復……とは残念ながらいかないけど、とりあえず心地いい空気に心身ともにリラークス。こんな日は、のんびりひなたぼっこでもしていたいんですけど。ダメですか。
 しぶしぶ仕事。午前中、『と学会年鑑』用グッズが帰ってくる。今回はおまわりさんに見つかったらヤバい品(笑)などあったが、無事届いてよかった。昼、なんかさっぱりしたものが食べたくて麻の葉弁当。ウマー。もう今日は「リラークスする日」に制定。8月刊行のでかい本の初校を印刷所に戻して、定時退社。今日も映画どころじゃない。
 夜、レバニラ炒めと鳥の空揚げ。埼玉アザラシ、タマちゃんと同じ個体の可能性が高いらしい。住民票移さんといかんな。今こそ住基ネットを生かす時(笑)。
4月23日(水)
 朝刊。この3月までプロ野球の選手名使用に関する権利を独占管理していたコナミに対し、公正取引委員会が独禁法抵触のカド(他社の野球ゲームへの許諾を意図的に遅らせた疑い)で警告を発したそうだ。さらにプロ野球機構にも「二度とあんなバカな契約結ぶなドアホウ」とカミナリ落とし、機構は「これからは独禁法も念頭に置きますごめんなさい」と平謝り。4月からは機構が直接管理するそうだが、まこと悪夢のような3年間であった。ゲーム業界以外にも、水島新司とモメるなど各方面への影響は決して少なくなかった。プロ野球同人衰退のかげにはコナミの恐怖もあったのではないか。あ、もしかして『ワイルドリーガー』の唐突な打ち切りの裏にも、管理先変更にまつわる何かゴタゴタがあったとか(憶測)。ゆるすまじコナミ。
 10月に出す企画をいろいろすすめる。昼、紅梅でうどんと明太子ごはん。午後も続き、夜も2000までダラダラと。レトルトのタイカレー食べて、寝る。しかし布団の中でやっと脳味噌が活性化、眠れなくなる。エンジンかかるの遅すぎ。
 他にも陰でいろいろ進行しているらしい陰謀のこととかも頭をよぎり。悪いが、どうも俺は「親友」とか「恋人」とか「配偶者」とかそういうディープな人間関係を結ぶことができないらしい。実の家族との関係も水のごとき薄さだし(決してケンカしているわけではない。てゆうかケンカするほどの愛着がない)。周りが全部敵だった幼少期を送っていたせい、というよりも、これは生まれつきだろう。だから向こうから迫られると素直に引くし、またここで俺の持つ唯一の美徳「イヤなものをはっきりイヤと言える才能」が発揮されてしまう。
 自分が何とも思ってなかった相手と、その熱心さにほだされてなんとなくつきあう、ということはまずありえない。何とも思っていない相手に対しては、俺はとことん冷淡に接してしまう。その気もないのに親切にして「気がある」と誤解されるのもイヤだし、相手の好意を利用してアレコレ貢がせたりというのはもっとイヤだし。だから邪険にするしかないんですけど。これがいいことなのか悪いことなのか、いまだに答えは出ませんけれど。どうなんでしょ。他人の、とくに異性の思考パターンというのはわからんから、こっちがヨカレと思ってやったことでも相手にとってはクリティカルヒットになることもある。一回みんなにアンケート取って回りたいぐらいだ。
4月24日(木)
 きのうのタイカレーが辛すぎたよーで、朝から下痢。ううう。なんとか電車には乗ったがすぐ途中下車。満を持して、所沢から、こないだのダイヤ改正で増発された朝特急に乗ることにする。発車10分前にはもう特急券ソールドアウト。
 今日から東京国際ブックフェアだけど、今年は行けそうにない。月末近くなると身動きとれないのじゃよー雑誌の責了もあるしー。ラエリアンのブースとかいろいろ見たかったのにーうえーん。土曜もダメだし、なんとか日曜日に行ければなー。
 雑誌の仕事をこなすかたわら、昨夜ベッドの中で思いついた構想をカタチにしてみる。昼、ザフェランでペルシア風ピラフ。今日は他に2組+1人客が入ってたので少し安心したが、採算は全然とれないだろう。夜はどのくらい入ってんのかな。1600までかけて第1案を試作してみたが、同僚に見せると「うーん、字が小さい」。やっぱ12Q*21Hは小さすぎましたか。1930までかけて、13Q*23Hに改装してみる。いい感じ。13Qでもそんなにページ増えないし。これで、空きスペースに図版さえ入れればすぐにでも出版できる状態にまで仕上がった。いやマジでこのままデータドロボウしてどっかの出版社に持ち込めば、そのまま出版されちゃいそうな勢い。もちろん記述のウラ取りなどまだまだすることはイッパイあるけどー。テキストは持ち時間いっぱいまで練って練って練り込む。で、図版だが、こないだ本命のイラストレーターさんは内定したので、どんなの描いてもらおうかにゃーとワクワクする。編集者のヨロコビというのは本来こういうことなのではないかと。ウチの職場は特殊なシステムで運営されているので、あまりこのヨロコビが味わえないんだよな。そんな大出版社でもないわりに、編集者がサラリーマン化するというか。いやサラリーマンはラクでいいけど、やっぱこんなかんじで能動的な仕事のノウハウも勉強しておかないとね。いざという時(汗)、ツブシが利くように。
 帰ってさぼてんカツサンド。仕事に一応の目処がついたのに気をよくして、しばらく放置していたメールや掲示板の返事をまとめて。こんな気分屋でいいのか。プロの作家でも全てのメールに即日返事出す人がいるというのに。ダメな俺。タイマー録音しておいたコサキンで、NOVAうさぎの歌聴く。けっこういいアレンジ。売れるかもしれない(って売れそうだからCD化したんだろうけど)。でも紅白にだけは出られない。
 チヅオ、死刑求刑。予想通り。しかしアーレフの広報まで「予想通り」と言ってのけてるのには妙な違和感を覚える。俺が「予想通り」と言うのと、言わば身内が「予想通り」と言い放つのは、意味合いとして大きな違いがある。「事実を正面から受け止めている」、というよりもむしろ、「他人事」といった雰囲気なんだよな。あいつら、チヅオ崇拝色を薄めていくのはいいが、それと同時に、一連の事件のこともチヅオと一緒に「なかったこと」として自分らの中では処理している様子がアリアリと見える。あいつらの姿を見るにつけ、戦争責任を一部の戦犯にのみ負わせて国家体制そのまんま維持して半世紀のほほんとしてきた、どこかの国とさも似たり。元A級戦犯(上祐)を平気で国家元首に据えているところもソックリじゃないか。オウムは「戦後日本」を醜悪にデフォルメした戯画である、という指摘は俺だけでなく何人もの識者がしているところだが、つくづくそう思う。日本のほうがまだマシではあるが。
4月25日(金)
 毎度のごとく夢はきれいサッパリ忘れたが、『と学会年鑑』が届いたシーンだけは覚えている。
 今日もやっぱり雑誌が難航してるので、ビッグサイトには行けない。無念の涙を流しつつ、きのうと同様雑誌と単行本を並行して。昼は一歩で焼肉定食。まだ学生が多い。連休明ければまた静かな早稲田が戻ってくるかな。午後も仕事の続き。とりあえず夢は正夢にならず。待ち遠しいよう。
 ウェンディーズに寄ってダブルバーガーコンボを胃に収め、早稲田松竹でフレンチコメディ2本立て。最終日の最終回だけあってそこそこの入り。目が疲れていたので、用心のため葛根湯とナロンエース投与。
 『奇人たちの晩餐会』バカを探して笑い者にする秘密サークル(どきっ)に所属する人でなしが、そのバカのせいでひどい目に遭うサマに、すごく身につまされるものがありガクガクブルブル。それより「コン」(フランス語でバカとかマヌケの意)という言葉に敏感に反応するようになってしまたんですがどうしてくれますか。もう「雪やこんこん」「子ギツネこんこん」を聴いただけで吹き出してしまうかも。「語学はまず悪口から覚える」という大宇宙の法則は健在。これだけ笑わせておいて最後の最後はちょっとホロリとさせる松竹喜劇のような展開、けっこう日本人にも受けるタイプの映画だと思う。
 『メルシィ!人生』。リストラ要員になったさえない経理の社員が、リストラを回避するため隣人のアドヴァイスでホモを偽装(「クビにしたら人権問題になるぞ」という無言の脅し)したことから、経営陣も周りの社員も本人もいいように振り回される、一部の方々は激怒するかもしれんが俺にとっては爆笑コメディ。ほとんどのシーンが人でなしの自宅で展開する『奇人』に比べ、こっちはセット(コンドーム工場)にも役者にも数倍金かけてる。しかもしっかり主人公の成長物語にもなってるし、だいぶメリケン映画の影響あり。
 2130終了。両者ともに面白く、おなかいっぱいになって帰る。
4月26日(土)
 0800起床。洗濯。教会の用事で1100出かける。暑い。1500過ぎ帰ると『と学会年鑑BLUE』の著者見本が届いていた。装丁、美しいインディブルーの背景と、前回『2002』の宇宙人解剖大会に勝るさらなる地獄絵図とのコントラストが見事。ああっよく見ると志水先生が巫女水着着てるぞ。帯の☆は、やっぱり『ボウリング・フォー・コロンバイン』を意識したのだろうか。あの映画にもビキニねーちゃんマシンガンばりばりビデオが一瞬映ってたし。ベッドの上でざっと通して読みながら、何十回となくぶっははははははハヒーホヒーと大笑い。それぞれの初期原稿はMLで読んでいたけど、やっぱり図版も入ると面白さが違う。その一方、自分の文章はいざ本になって読み返すとツナガリの悪いところとかいくつも見つかって、ほんとにこの文章でカネ取れるんだろうかと反省することしきり。講談社・集英社・小学館と三大出版社にケンカ売るようなネタの組み合わせも、いい度胸というかなんというか。ちなみに『太陽になれない月』は絶版らしいです。さらに驚くことに、『オーラの神秘』は今でもアマゾンドットコムとかで買えます。
 実家から電話。「明日は15時に帰ってこい」との通達。あ〜あ、ブックフェア行けずじまいか。
4月27日(日)【ここまでは2003.04.29更新】
 0830起床。『ナージャ』。ナージャ、第二の呪文(違)・チロリアンダーンス修得。巧妙なすれちがい演出やらノブレス・オブリジやら身分を超えた夜明けのぶちゅーやら、今回は対象年齢高めにゃー。つくづく実力派声優は百難隠すです。それにしてもノブレス・オブリジ、日本と米国の上流階級にはさっぱり定着しませんな。貴族が率先して戦場に出ていくヨーロッパと、政治家や金持ちの師弟はのうのうと兵役逃れて黒人やホワイトトラッシュばかり最前線におっぽり出すアメリカの違いが、このノブレス・オブリジでして。「貴族」と「単に金や権力持っただけの平民」の最大の差が、ノブレス・オブリジが身についているかいないかなんだろうね。もちろんヨーロッパにだって、家柄だけ貴族でも魂まで零落れた連中もいるにはいますけど。あと、日本の旧華族はぜんぜんダメですねこのへん。もともと公家や大名がこの千数百年間ノブレス・オブリジなんて発想カケラほども思いつかなかったし。その中でもさすがに皇室だけは、形だけとは言え欧州型ノブレス・オブリジを模倣しようと、慈善団体の総裁に名前を貸したり足しげく慰問巡行したりしてますね、あれはエライ。光明皇后以来の伝統から来てるのかもしんないけど。ところで「情報エリート」たるオタクのノブレス・オブリジは、やはり人々が気づかない輝きをススっと発掘して、その輝きを人々に分け与えることでしょうか。スノッブの酔狂と言う人もいるけど、一人の消費者として面白いアイテムを発見・紹介して、他のみんなが喜ぶと自分もうれしいんだ。みたいな。『ガッシュ』。すずめ、やっぱ「はうあー!」って叫び声にはMAHO堂の眼鏡ビトの面影が。カメラ持ってないすごい顔の島倉さんまで登場ー。にしても毎回毎回尋常でない脚本。アニメ自体の出来以上に、これは元の素材がすごくいいんだろうなあ。原作のコミックス、すごい勢いで売れてると予想される。
 教会行って帰ってビデオで先週の『アバレ』。今度はポワトリンブラ。浦沢暴走しすぎブラ。今朝の『アバレ』。ねらわれた学園ですか。無理ありすぎるアバレ制服姿(青は元・仲間由紀恵の生徒とは言え)。自称アバレピンク、初めて戦闘の役に立つ。ギャバンブラ。次回はメタルダーあたり出るブラか。
 1500過ぎ実家に帰り、選挙。日テレのニュース番組で、「タマちゃんはスカラー波兵器でパーになって東京湾に迷い込んだ」と主張するバカ宗教情報観てゲラゲラ大笑い。例の「タマちゃんのことを想う会」の会長はここの信者だとか、会にも資金援助したとか、香ばしい話がいろいろと。あれ、これ今度の『と学会年鑑BLUE』で猫耳法会さんが紹介してる「神推奨マシン」の団体じゃないか。
 スキヤキたらふく食って帰ってアクセス解析見たら、さっそく「スカラー波」で検索かけてきた人がずいぶんと。TVの力はすごい。
 統一地方選挙情報。こないだリコールされた豊郷町の町長が返り咲いたというのがわけわからん。

【今日の弟の名言】
 「引きこもりが引きこもるのは、平日の昼間に出歩くとみんなが変な目で見るからだ」。……たしかに。
4月28日(月)
 選挙番組の見過ぎであからさまに寝不足。朝、食欲なく、出かけるまでベッドでごろごろ。コンビニでコロッケパン買ってカプチーノでぱくぱく。1000-1130まで来客。これで少し目が覚める。その間に、600ページ近い本の再校ゲラと、太田出版さんに注文していた『と学会年鑑BLUE』15冊到着。一気に机が狭くなり。新田五郎さん商業誌デビューということで、5/5のコミティアで直販しようというたくらみだ。ほんのちょっと割り引きもあるので買ってね。
 昼、スパイシーでビーフカレーとラッシー。2月に歯ァ割って以来だなそういえば。午後、やっぱり眠い。ただの寝不足じゃない。でも雑誌の責了準備などイロイロあって、2000までみっちり働く。松屋で牛めしセット+納豆。
 Nステで善光寺の「前立本尊」ご開帳の映像を見る。7年に1度公開される秘仏だが、実はこの前立本尊もダミーで、本物はその奥の厨子に秘匿されていて、寺の坊さんも含めて誰も見ることができないという。なんだそれは。だが、本尊を拝観できないかわりに、この前立本尊の手に金色の糸が結んであって、そのまま天井を伝って外に出て「回向柱」という柱にゆわえてある。つまりこの柱に触れば、ご本尊に触るのと同じ功徳が得られるというわけだ。いやこれはすごく巧妙なシステムである。本尊を秘仏中の秘仏としてレア度を高めることにより、アクセス端末たる回向柱のありがたみを増している。中枢たる本尊が秘仏じゃなかったら、御参りしてる善男善女もここまで端末(回向柱)をありがたがってベタベタ触りはしないだろう。信仰対象へのアクセスが難しければ難しいほど、その端末に対するフェティッシュなまでの執着心はかきたてられる。イワオにアクセスできない俺が、イワオ直筆の似顔絵店価格表を球団職員のおねーさんに笑われながらゲットしてハァハァするように(恥)。この「宗教的チラリズム」とでも言うべき心憎いテクニック、さすが歴史ある善光寺だよなぁと感心する。

【今日のアクセス解析チェック】
 ウチは普段は「ながいけん」という検索ワードで来る客が多いんだが、今日はついに「スカラー波」が「ながいけん」「高山正樹」「ポケモンエロ」など並み居る強豪を抜いてぶっちぎりでトップに立つ。「スカラー波+トンデモ」とか「タマ+と学会」という組み合わせも多い。と学会はやはりそういう役目を期待されているらしい。こうした花形分野に疎い俺は、やっぱ一軍にはなれないのかにゃー。
4月29日(火)
 みどりの日。下手をしたら来年から「昭和の日」になるらしいが、なぜ昭和だけをそんなにありがたがるのか。そもそも、「昭和という激動の時代を記憶するため」というタテマエが本当だったら、なんでそれが4月29日になるのか。
 「昭和を記憶する日」だったら、昭和の始まった12月25日か、昭和の終わった1月8日を新たに祝日にするのがスジではないのか。わざわざアリモノの祝日である「みどりの日」を改名して「昭和の日」に仕立て上げる必然性はない。だいたい「4月29日」って、昭和という時代にとってどういう意味があるんですか。昭和天皇が生まれたという以外に何かありましたか。サンフランシスコ講和条約が発効したのは4月28日ですよ。
 「昭和を記憶すること」自体は全然かまわない。問題は、昭和天皇の誕生日をその日にしようとするから起きるのだ。そこに、「昭和の日」を作ろうとしているミナサマの本音が見え隠れしている。てめえら自身が「昭和という時代」を記憶しようなんざこれっぽっちも思ってないくせに、自分でも信じていない見え透いたタテマエを振りかざす連中のいやらしさが、俺なんかから見るとオゾケを誘うんですけど。なんで正直に「昭和天皇を記念したいから」と言わないんですか。わからん。
 「昭和の日」が「昭和時代」でなく「昭和天皇」のための日であることは、前回の法案が森喜朗の「天皇を中心とした神の国」発言のアオリで廃案になった事実から明らかです。本当に「昭和時代」を記念するための日だったら、「神の国発言」なんかにかまわずそのまま制定すればよかったのに。あそこで引っ込めたということは、アレが「天皇がらみの日です」と自分らで白状したようなもんじゃんか。
 いいから「昭和の日」は12月25日か1月8日に新たに設定しなさい。そうすれば冬コミ前後のスケジュールも楽になるし(笑)。

 まーそれはそれとして休みを満喫。天気もいいのでネットウロウロ(←天気と関係ない……)。俊俊さんの日記でも、ウチの日記が現実に追いついたことがネタになっていた。そんな大事件だったですか(汗)。
 午後はポテチばりばり食いながら地上波でパリーグ3試合ザッピングという至福の刻。文字通りカウチポテーイトー。NHKで近鉄×オリックス戦。あからさまに「ヤフーBBスタジアム」って言いたくなさそうなNHKアナ。その元GS神戸、一部内野フェンスをめちゃめちゃ低くしたり、ファウルボール捕球用グラブを貸し出すなど、お客が選手とふれ合える改装をほどこしてある。イチローがいた頃はとてもできなかったことだろう。試合はいきなり2回に青波打線爆発、一気に8点取って試合を支配。……したかに見えたが近鉄も川口のホームランなどで7回には2点差まで詰め寄る。しかしその裏進藤がスリーランかっとばして突き放す。8回にも追加点入れて大勝。俊俊さんの狂喜する姿が目に浮かぶ。
 テレ東でロッテ×日ハム。ゲストの伊集院、『深夜の馬鹿力』明けのせいかぜんぜん元気なし。フェルの2本などでこっちも快勝。8回途中から出た小林宏がそのままクローザーに。4点差じゃコバマサ出してもセーブつかないし。
 いっぽうTV埼玉のダイエー×西武戦はうって変わって小僧と新垣の息づまる投手戦。両者粘りのピッチングと見事な守りで点を入れさせず、1点差から終盤、高木浩のタイムリーでようやく同点にした西武が、大成のソロで逆転勝利、小僧新垣ともに最終回まで投げきりゲームセットという、まるで『ドカベンプロ野球編』でありがちの緊迫した試合展開に。小僧もたいしたもんだが新垣もあっぱれ。こんな名勝負がなぜUHFなのか。今日のTV埼玉の視聴率はえらいことになっただろう。
 1700ごろカップヌードルすする。ああ不健康。

 フジの夕方ニュースで、スカラー波軍団見る。報道陣に対し巨大なアルミ板みたいなので殴りかかる信者の映像をうれしそうに何度も何度も流すフジ。フジの記者はモミクチャにされながら「暴力はやめましょうよ!」とか叫んでたけど、ほんとにうれしそう。カメラマンも足についたケガを見せながらニッコニコしてるし。
 たしかにあの白づくめ軍団はイカレている。でも、普通あれだけの報道陣がおしかけてくれば、バカ宗教じゃなくてもおびえて殴りかかってくると思う。あいつらの側から撮った映像があったら、さぞ威圧的な絵だと思う。ましてやあいつらにとっては、カメラとか電磁波を出すものは「兵器」と同じなんだし。銃をつきつけた何十人もの軍団が強行突破してくれば、そりゃバリケードはるのも人情だわな。そこんところは少し理解してやってもいいと思う。
 それにしても「電磁波こわい論」がこんなゲテモノまで生むとはにゃー。てゆうかあいつらが報道陣に向けてパシャパシャやってたデジカメは電磁波出さないのかにゃー。
 米を炊いておいて、2100ごろ閉店間際のスーパーでポテトフライとチキン春雨というなんだかわかんない取り合わせでおかず買ってぱくぱく。寝る。建設的なことは一切しなかった一日。
4月30日(水)【ここまでは2003.05.01更新】
 どういうわけか朝から疲れ目がひどい。今日は天気が崩れるというが、窓の外からはなんか陽の光が射しているような気がするんですけど。外に出てみるとたしかに荒れ模様の雲。電車の中で本も読めずひたすら瞑想。ほぼ無の境地。朝一番で雑誌を責了。あとは10月刊行本をいじる。目が疲れる。昼、パピルスで限定20食の盛り合わせランチを食べてみる。大きめのディッシュにビーフシチュー、レタス、イカ煮、ピタ、蜜たっぷりのカステラみたいな菓子パン一切れが乗っている。いかにも「昨夜立食パーティーがあってその余りをぶちこんでみましたー」みたいな取り合わせがすばらしい。
 午後もダラダラと、途中1回デザイナーさんとこに版下受け取りに行った以外は、1830までデータいじくり。目がクラクラするから東京ドームには行かず。中古CD屋で『ななか』『ミルモ』のCD1枚ずつゲット。帰ってクリスピーチキンとキノコサラダ。TV埼玉で中継見るとロッテボロ負け。1点取ったら2点取られ、2点返せばこんどは5点取られ、というレイテ島戦記じゃあるまいしな絶望的試合展開にも目頭が熱くなる。見どころは於保の猛打賞ぐらいか。無理して行かなくてよかった。それにつけても東京ドームでの応援はテンポあってねーなー。ラッパに関係なく声張り上げてる連中は、一度TVで自分らの応援聞いてみたほうがいい。たまらず寝る。
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