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| 11月1日(土) |
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某都知事がまたイロイロと公の場で無責任な発言を連発してくれた模様。日韓併合ネタは、これはもう一生治らないだろう。石原個人の責任と言うよりも、もはやこういうエキセントリックな人物を都知事に選んだ東京都民の責任である。それよりも「中国の有人飛行は時代遅れ、日本だってやれば1年で行ける」なんて、言えば言うだけ負け惜しみにしか聞こえないからやめて〜みっともない〜(涙)。この発言でNASDAが焦って有人飛行実験なんかしでかして犠牲者でも出たら石原のせいだからな。ケネディと一緒や。 佐藤順一サーカスアニメ。「萌える」と言うよりは「燃える」。ごく普通のスポ根物語になりかねないところに、小さいヘルメス様がある意味いいアクセントになっているように思う。かと言ってファンタジーに比重が置かれるわけでもない。ヘルメス様が見えるのは選ばれた人間の証らしいが、主人公自身はそこに全く頓着せず、自分なりの動機で看板を守るべく日夜奮闘する。イジワルなライバルもいい感じに嫉妬ムキ出し。「どれみvsおんぷ(無印)」「チュチュvsクレール」を思わせる「正副2大ヒロイン対立構造」が徐々に展開するさまはなるほどサトジュン節大爆発だ。 韓国戦車アニメ。キャラのダサさ、特にガキのかわいくなさは相変わらずイカンともしがたいが、今日は地対潜戦闘の演出などそこそこ工夫見られ。なによりゲストの水中戦仕様おんぷたんの抑えた演技がイイ。洗脳された弟を退治してくださいと頼むところとか。 郵便局で書留(倉庫のカギ)受け取り、その足で実家へ里帰り。弟を強制徴用し、パソコンの箱など軽くてかさばるモノを何点か車に積んで倉庫へ。貸し倉庫を借りるようになったらオタクもおしまいと言う。家という限られたスペースしか保有していないからこそ、物欲にもそれなりの歯止めがかかるものだが、貯蔵スペースが外付けで増設できるとなったら、際限なくモノを集め、ためこむようになるからな。気をつけないと、マジで修羅への道の第一歩になりそうだ。すでに修羅という話もありますが。 倉庫はほんとに倉庫といった感じ。換気用のヨロイ窓がひとつあるぐらいで、板の間は砂だらけ、かなりメンテナンスはおざなりらしい。同人誌置き場にしようかなとも最初は思っていたが、この調子では本や衣類などは避けたほうが無難である。御家庭の庭によくある物置きと同じ用途にとどめておくか。あまり重量物も載せられなさそうだし。まー、今まで実家のクローゼットを何パーセントか占領していた空き箱がなくなっただけでも助かる。残りの大容量をどう使うかは今後ぼちぼちと。 帰りに『魔法陣グルグル』13〜16巻まで一気買い。一気に読む。うわーしまったー一気読みするんじゃなかったーもっと余韻を楽しみながら読むんだったー。 「恋するハート」のシステムとか、14巻で明らかになったニケの「勇者」としての適性とか、アナスタシアに行った後のミグミグ族の生活とか、『グルグル』の世界はとにかくギャグとマジ双方の要素が分かち難く結びついているのが面白い。ガンガン初期の看板連載として人気を二分していた『パプワ』がマジの間にギャグを力技でねじ込むタイプの作品だったのとは極めて対照的。そんな『グルグル』ワールドはついに最終話まで崩れることはなかった(徹頭徹尾ギャグだったのはキタキタおやじぐらいだそういえば)。そもそも「ラブコメのついでに魔王封印」というふざけた設定自体、シリアスの皮を被りながら世界滅亡の瀬戸際にホレたハレたの痴話喧嘩を繰り広げる他のバカファンタジーものに対する壮大なイヤミとも取れ。 衛藤ヒロユキ、絵はなぜかだいぶ荒れてきたが、あの独特の「こころ」の描写が醸し出すやさしい雰囲気は変わらない。いや、パワーアップすらしている。魔法と言えば火やら氷やらカミナリやら出してどかーんとなればいいんだろ的ありきたり魔法描写に背を向けるように、衛藤は「最強の黒魔法」グルグルに「心の魔法」という基本設定を与え、なおかつそれを見事に描写してみせた。『Bastard!』みたいな絵が描けるほどの画力がない(←失礼すぎ)というハンデが、むしろいい方向に働いたのかもしれない。物語を通してずっとニケのことを「ゆーしゃしゃまー」と呼び続けてきたククリが初めてニケを名前で呼ぶところなんか、もう涙が出るほどイイ。てゆうかあそこで「くん」づけするとは夢にも想像しなかったんで、完全に虚を突かれたカタチ。二人の関係性が「庇護関係」から一気に対等になる、この次元転換を最も端的かつ簡潔に、そして最も美しく描写した名シーンだ。地味ながらもガンガン創刊期から10年も連載を続け、根強い支持のもと2回もアニメ化された最大の理由は、このへんの巧みさにあるんだと思う。このテクが『がじぇっと』ではさらに特化されてやがるからたまらない。ギャグは少なめで心理描写多め、これ最強。読者は勝手にタレちゃんの声を想像して勝手に萌え死ぬ罠。これでもし衛藤が所謂「萌え絵」の描き手だったら、今ごろ地球を支配していたかも知れないぞマジで。 北朝鮮に亡命した元オウム信者。こいつ、亡命したはいいが早くも「帰りたい」と坂上田村麻呂モードに入っている模様。バカか。勝手に飢え死にでもしてなさいというのが正直な感想。 なんでもこの女性、オウムに入ったのも「事件後入信」だったらしく、どうもその時々において世の中をお騒がせしている団体に惹かれる特殊な嗜好をお持ちの方らしい。で、オウムに入信したら入信したで公安調査庁ビトと「懇意」になってスパイのマネゴトしてたというから、やはりオウムというコミュニティの中で最も嫌われている団体に律儀に惹かれたらしい。もう、こういう病気なんでしょうね。下手にそこそこ美人だから、周囲が甘く見ていただけで、冷静に考えたら(考えなくても)完全に病人ですね。もしも無事帰国できたら、まずは精神鑑定してもらいなさい。 先月の日記、『クロ高』の鼻歌話のところをまとめているうちに、ガキの頃電子ブロックを組んで作ったラジオから聞こえてきた童謡のことを思い出す。メロディラインや歌詞の一部は覚えているんだが、あれ以来二度と聴く機会がなく、以来四半世紀、タイトルも知らないまま生きてきた。「もしや」と思って、断片的に覚えている単語を羅列してググってみる。「あの丸木橋」「村」「酋長」「ほんとですか」…… http://www15.big.or.jp/~mios/minnanouta/ta/mura.html ぎゃあーっっあったーっ!! これ! 確かにこれ! 絶対これ! うわーん!!(涙)。そうかやっぱり『みんなのうた』か。どれだけ日本人の心にトラウマを残せば気が済むのか『みんなのうた』。北の大臣南の酋長一日おき〜にけんか〜するって、ほんとでっすっかほんとでっすっかほんとでっすっか〜♪……あーん懐かしさにいろんなものがこみ上げてくるよお〜う。 |
| 11月2日(日) |
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0800起床。『ナージャ』は駅伝で休み。『ガッシュ』。ムルモ声のパピィ(笑)というのもなかなか萌える趣向。『でじこ』観ながら洗濯。1130、スーパーでピザパン買ってかじって、1200公民館の文化祭。出番は13時過ぎ。5曲ほど歌って、風のように帰り、着替えて荷物換装してぷにケを目指しダッシュ。特急に乗れなかったのが失敗だったがそれ以外は順調に接続し、京急も特快に乗れて、大田区産業会館PIOに入場したのは閉会10分前! 今日はとにかく3人にだけ挨拶できればと思って。汗だくになりながら、まず1人め・俊俊さんの新刊ゲット。差し入れと称し「例の本」と、「くるみ割り人形」行進曲のDVD(あえて詳細は秘す)を押しつける。 次に安否が気遣われていた2人め・主催ビトさんにご挨拶。来てらっしゃっててよかった。先日のイワオカード&生写真ハァハァのお礼として、セイカの『あずきちゃん』ぬりえと、ところどころ塗りミスがあっていかにもバッタモンくさいパワーパフガールズのラメ入りシール、あとオマケに「例の本」も献呈。最終章の最後の項目の見出し、実は『コメ☆』39話へのオマージュだと気づいていただけただろうか(無理)。さらに、なんと主催ビトさん、俺が1996年に出した『にせ甲子園ストーリー 大村巌』を持っていると聞き仰天。先日部屋を片付けていたらロッテ同人誌の山の中から転がり出て、なんか見覚えある絵だなーアアソウカあのバカ野郎の絵だ、と気づいたという(バカ野郎とは言ってませんが)。あんな50冊しか出回ってない幻の同人誌、買った人間がこんな所にいたとは思ってもみなかった……。そう言えば先日の夏コミでも、昔『美少女選手イーラーブーン』を買ってた人が偶然やって来て『大宗教学』新刊に載ってた伊良部の絵を見てウワァと驚いてた。昔の恥がどこに出回っているか分かったもんではない。 折よくそこに3人め・くれじじさんが通りかかる。極めて効率よく本日の戦略目標クリアである。ごっつい新刊をいただいたので、交換に「例の本」を差し上げる。 即売会が終わってからもちょこちょこくれじじさんや主催ビトさんたちとお話し。主催ビトさんより「メテオさんメガネ似合う説」に実は賛同者がけっこういることを伺う。おお、このリハクの目に狂いはなかった。さらに、ロッテだけでなく、ある特殊な趣味も共通していることが判明。ここには書けませんけど、ロッテファンと同じぐらい時流に逆らった趣味とだけは言っておく。1530退場。帰りに電車の中でカタログ繰ってるうちに、内々欅さんほか幾つかのお目当てサークルも出ていたと知って地団駄。しまたー。 山手線に揺られながら、にわかに神田古本まつりのことを思い出す。ちょーど渋谷に止まったんで、半蔵門線に乗り換え神保町へ向かう。ざっと売り場を見るが、休みとあって人大杉な上、棚もいろんなジャンルの本が雑然と並べられ、こっちの古書センサーをしぼり切れない。疲れてるし。3会場回って『クドい!』のビデオ(500円)以外収穫なし。本じゃないし。 ふらっと裏通りに行ってみたら、こちらでは古書店ではなく出版社がずらりと屋台を並べ、バーゲン本のワゴンセールをやっていた。表通りの古本まつりと共催とのこと。ブックオフの出現以来、古本屋と版元は険悪な関係にあるように思われがちだが、本来は古本屋と版元ってのは相互補完的関係にあるのだ。古書店が稀少書の蒐集・販売を担当するおかげで、版元は昔の品切れ本を高いコストかけて再版しなくてもすむのである。新古書店はその役割をハナから放棄して、古い本はガンガン捨て、新刊書店に行けば売ってるような本しか扱わないから、版元や新刊書店や取次にニラまれるのだ。 それはともかく、見ると青土社も出展してて、「現代思想」とか「ユリイカ」の稀少バックナンバー(雑誌のリストにも載せてないやつ)をどっさり持って来てた。ヨダレどばー。みみみみ店ビトさん、アイアム前から探してた「ユリイカ」1992年7月号(トールキン生誕100年記念号)はございますかな!?「えーと……(台帳をめくりながら)ああ、持ってきてはいたんですけど、今日の昼過ぎに売れてますねー」。アイヤー、タッチの差だったYOー!(涙)「あの号、すごく人気あるんですよね。復刊ドットコムにも票が入ってるし」。おおっ、青土社ビトさんはちゃんと復刊ドットコムチェックしてるそうだぞ諸君! ああそれにしても悔しい、悔しすぎる。分かりましたどーもお騒がせしました〜、と屋台を出ようとしたところで、屋台脇の地べたに置かれたバケットを見つける。あっ、この中にもどっさり「ユリイカ」が入ってるじゃないか。ここになければもう諦め……あったー!! 即ゲット! ウッシャアー! 本買ってガッツポーズとったバカなんて、青土社ビトさんも初めて見たことであろう。ハズカシイ。つーわけで全国の指輪ビトさんたち、あの号はもう正真正銘品切れ、版元にも1冊もなくなってしまいましたので。復刊ドットコムでがんばってください。青土社ビトさんも見ているぞ。 この「ユリイカ」ゲットに気を良くして他の屋台もしらみつぶしに回ると、実はこっちのバーゲンのほうが表通りよりずっと面白かったというか宝の山で。東京堂出版『皇室辞典』(当然「有栖川宮」の項もあり)がたったの1000円でゲットできたり、竹内書店新社の奇書『声に出して歌おう日本の春歌』も500円とか、夢中で買いまくる。インプレスもちょっと汚れた『メモワール・ド・エトワール』(たぶん返本モノだと思う)を2割引きで売ってたが、ワゴンの前に例の予約特典ポスター(折り目なし)を豪快に2枚貼ってたのはけっこう垂涎モノだったぞ。北朝鮮のタバコを売ってるところもあったり、ほんとに面白い。最後に化学同人の屋台で、周期表がプリントされたカコイイTシャツをゲット(2000円)して帰宅の途につく。オモシロカター。 あまりにオモシロかったせいか、JRお茶の水駅を目指したハズが道を間違えてやたら歩いた挙げ句なぜか水道橋に着いてしまう。もう歩きたくない。高田馬場経由で帰る。駅前の松屋で牛めし大盛り食らう。げぷー。さらにコーラ500mlまで買って、家でチビチビ。なんだかんだで充実しすぎた一日。毎日これだと、たぶん40代でしぬな俺。 【今日の倫理】 人は殺してもいいと思う。 ある人を殺すことによって、そこから生じる損失や、遺された者たちの悲しみ、それらを全部ひっくるめて背負う覚悟があるなら、の話だけど。 それがないなら殺すな。それだけの話である。 それは国家のレベルでも同じ。国家がある人に「死刑」を言い渡すというのは、また、国家が戦争を命じるというのは、国家が上記のものを全て背負う覚悟があることを前提にされなければならない。 大人たちが、国が、そのことにあまりに無自覚だから、子供たちも人を殺してはいけない理由が分からなくなってるんだろう。至極当然。 |
| 11月3日(月) |
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【今日の新連載】 日夜妹萌えを追究する末恐ろしい小学生同人作家『ミスター妹っ子』というのはどうか。 萌えが嵩じると巨大化して光線吐いたり大阪城壊したりする妹皇様とか出てきて。「母さん全然わかんないわよ!」そりゃわからんだろうなぁ。 ……いえ、「味」と「妹」ってちょっと似てるなー、と思っただけで。 1000過ぎ起床。特異日とは思えぬグズつき空。 ニュースだらだらと観る。西安で反日暴動が起きているとのこと。なんでも、日本人留学生が予餞会か何かでヒワイなダンスを踊ったのが原因だそうだが。いいじゃん裸踊りぐらい。一家惨殺してダンベルつけて博多湾に沈めたどっかの国の留学生のにくらべれば。福岡市民はよく反中暴動を起こさないもんだ。ダイエーの日本一でそれどころじゃないのかもしれんが。 1100頃トーストかじり、昼前、ホウキ持って実家に帰る。また荷物をいくつか倉庫へ放り込み、ついでに内部の掃除。床はベニヤ板、空調設備もない、ほんとに物置以外の何物でもないが、換気用の小さなヨロイ窓はよく見たら開閉自由で、締めておけば荒天時もそこそこ気密性は保てそう。しかし、電球とスイッチがついてるのに、どんなに押しても電気がつかない。管理会社に電話しなきゃな。夕方帰宅(実家じゃなくて自宅ね←ややこしい)。 6時のニュース。ボビー、再びロッテ監督に就任。背番号は2。8年前と変わらぬあの笑顔に、ついじわりと目から水が……。だが感涙してばかりもいられぬ。これからコーチングスタッフを急ピッチで整えなければならん。この遅れが来年の政権1年目、どのくらい響いてくるか。いきなり1年めで優勝とはいくまいて。フリオもヒルマン(日ハム監督じゃなくてエリックのほう)もいないし。ボビーお気に入りのイワオもいないし……(涙)。 小久保、読売に無償トレード。どうもエサ代が払えなくなったから泣く泣く放出した模様。段ボール箱に小久保を入れて「いい人に拾われろよ」と橋の下に捨てて泣きながら走って行く中内オーナーの1コママンガは、やくみつるか誰かが描くだろうから俺は別に描かない。……しかし、金銭トレードですらないというのが怪しい。これは明日から(いや今夜から)いろいろな憶測を呼びそうだ。相手が相手だけに、ねぇ。 1900からテレ朝のIQテスト番組。なんでもオランダほか世界十数カ国で各国国民が熱狂、ものすごい視聴率を取ったというフレコミであるが。きのう渋谷駅を降りた時に広告観て初めて知ったんだが、昔っからこういうテストは大好きなので、ぜひともやろうと楽しみにしていた。しかしネットで参加しようとしたら、テレ朝のサイト開きやしねぇ。案の定パンクしつつある。正直に紙とエンピツで参加。 スタジオではゲスト10人ほどに加え、「東大生」「医者」「格闘家」「先生」「巨乳」(←このへんの通俗性がなんとも)などが各50人ほどのチームを組み、視聴者と一緒に1問ずつテスト(制限時間つき)を解いていくという趣向。もちろん答え合わせは番組の終わりまでやらず、ただ黙々と試験をこなしていくのみ。いやはやすっごい息苦しい番組。出題ミスとかも許されないわけだから司会の古館の緊張感もハンパじゃないし。 テストに2時間以上、答え合わせに1時間近く(この答え合わせも「なぜそういう答えが導かれるのか」を古館が自分で全然分からないままただ台本読んでるだけで、歯がゆいったらありゃしない)の息詰まる長時間番組。パソ&ケータイで参加した人たち(サンプル数30万)のデータは、都道府県・血液型・星座別などに分けられ集計されていたが、それほど有為な差は現れず。でも野球ファン別ランキングの、ビリが読売ファン(103)、1位がロッテファンと日ハムファン(108)という結果には大爆笑。酔狂が知能の高さに比例することが図らずも証明されたわけで。にしても、インターネットを使いこなす人々のIQにしては平均100台と低いのが意外。パソコンはともかく、ケータイは知能で扱うもんではないらしい。 そういえば、「都道府県別」で北海道から九州までほとんど100台前半だったのが、沖縄だけピッタリ100だったのには、何か余計な考えを回したせいか、スタジオでは誰も何も言及してなかった。でもこれって、沖縄県民がそれだけこの種のテストに対する好奇心が旺盛なせいかもしれない。「自分の知能を数値化する」ってのは、人によっては恐怖以外の何物でもないし、他の都道府県で平均が100を超えたのは、よほど自信のある人しか参加しなかったというだけの話かもしれん。てゆうか本来はどこで測っても平均値は100になるもんじゃないのか? で、各国国民がいちばん熱狂したらしい「男女の知能差」だが、日本では男は106、女は102。女のほうがケータイ普及率が高いのと好奇心が旺盛なためか、と当てずっぽうな分析をしてみる。ちなみにスタジオ最高は144。ゲスト最高は石坂浩二の133。生放送出演中というプレッシャーを差し引けば、実際はもっと高いんだろうと推測される。 肝心の俺の成績だが、全70問中6問ミス。特に「映像記憶」問題で5問中3問もミスったのが痛かった(これって、人の顔覚えるのが超ニガテなのと関係あるんでしょうか……)。んで出た数字は、シュワルツコフやビンラディンほど極端に高いわけでもないが、ブッシュ大統領(IQ91)ほどひどくもなく、ちょっとホッと。ラエリアンの提唱する「天才政治」(笑)でもこのくらいあれば選挙権もらえるんじゃないか、という程度の数字。もちろん、各分野5問ぽっちでは正式な判定などできるもんではない。あくまでお遊びだぁね。ともかく、改めて「ADHDと知能に相関関係はない」ことが立証されたわけですな。あと、文章力も関係なさそうですな。この日記を見るかぎり。トホホ〜。 実は俺は、今まで自分の知能を数字にしたモノを見たことが一度もない。よく「小学校の時に知能テストの結果を教えてもらった」という人がいるけど、俺はそれもなかった。ただ一度、小学何年生の時だったか、テストの直後行われた父兄面談で、俺のことを嫌っていた当時の担任が、俺の親に開口一番「知能が高いからっていい気になるな」みたいなことを言ったという話は、親から聞いたことがある。それで、おそらく平均よりは高いんじゃないかなということは推測できたけど、具体的な数値はついぞ教えてもらえなかった。 今回このトシになってやっとそこそこ具体的な数値を見ることができて、ヘンな期待値(実は200ぐらいあるんじゃないのか、とか)を払拭できたのはよかった。山本会長んとこのチャリス嬢(IQ170以上)ほどのこともなく、案外ありふれた数値だった。でも高いことには変わりはない。もし、この数値を消防の時にリアルタイムで知っていたら、俺も俺の親もどうなっていたか、考えるとちょっと怖い。 所ジョージの伝記で、あまりに勉強しない所さんに業を煮やした学校の先生が知能テストの結果を見せて「お前はものすごく頭がいいんだから勉強すればどんな学校にだって行ける」と励ましたところ、所さん「こんなに頭がいいのならワタクシ勉強する必要ないじゃーん」とますます勉強しなくなった、という故事を読んだことがある。もし俺が所さん並みに時の担任に好かれていて、テスト結果を見せられていたら、おそらく同じ行動に走っていただろう。いや、どっちにしろ勉強しなかったんですけどね俺。 それより、親がトチ狂って教育ママゴン(死語)にトランスフォームしていたかもしれない。俺がどんなに学校でいじめられても「大衆はブタだ、ブタの遠吠えなど気にするな」と教育され、こっちも自分の知能指数知ってるもんだからその気になって、チンケなプライドを抱えたまま学校でも孤立し、OUTにもファンロードにも出会わずオタクにもならず、東大にでも行って、今ごろ壊れたキャリア官僚にでもなって無能なくせに愚民どもを見下げていたかもしれない。 現実の俺は、バカのアホの注意力散漫の社会性皆無のと周囲からクドクド言われ続け、そんな自分のダメさに劣等感を抱えたままいつ死のうかとばかり考えながら曇りガラスの十代を過ごし、それでも運良く滑り込んだ大学でようやっと「この世界はめちゃめちゃ面白い」ことに開眼し、折角こんな面白いモノを鑑賞できるのにここで死んじまっちゃあ勿体ないと、月給ドロボウのキモいオタクとしてクソ虫のごとくオメオメ生きながらえる道を選び現在に至るわけだが。さて、どっちがマシな人生か。俺はけっこう満足してますけど、クソ虫人生。そういう意味では、小学時代に教えてもらわんでよかったのかもしれん。 つうかぶっちゃけ俺の場合、「知能が高い」んじゃなくて、「知能テストを解く能力が高い」だけの話なんだけどね。クイズとかパズルとかが大好きだというだけで。 あの手のテストを受けたのは大学入試のSAT(学習能力考査)と某社の就職試験の時の2回きりだけど、大学には(英語が全然出来なかったハズなのに)受かったし、某社も(面接ズタボロだったハズなのに)即刻内定くれたし。ほんとペテンもいいとこだよな。某社には結局入らなかったので、内定断った以上の迷惑をかけずにすんだけど、大学の先生方はさぞ大迷惑だったことと推定。絶対ウチの大学、「SAT枠」ってのがあるに違いない。文字どおり学習能力に期待する枠。はたして俺は学校の期待通り学習能力を発揮して業績を挙げたのだろうか。あほ同人誌やこんなサイト作って、どう見ても母校の名を汚すようなマネしかしてませんが何か。IQテストを絶対視してはいけませんよという生きた好例として、高IQ男性の精子が高額で取引される狂った国・アメリカにでも引っぱって行って見世物にでもすれば面白いのではないかこのクソ虫。 てなわけで個人的にはすごく面白かったけど、ただひとつ、番組冒頭で「自分の可能性が分かるかもしれない」と言ったワリには、どの分野で高得点をはじき出した人が何に向いているかといった解説は全くなかったのが不満。ほんとに総合力としてのIQしか話題にしてない。つぅか「映像記憶の弱い人は●●●●に気を付けて生活しよう」とかそういう指針も欲しかった。まー5問ずつじゃウカツなことは言えねぇってことか。 そんなわけで22時までクイズ番組ごときに夢中になって、夕飯買いそこねる。こんな時間に今さら松屋やオリジン弁当やコンビニ行くのも億劫なので、何年かぶりにカップヌードルにお湯注ぎ(腐ってんじゃねーのか?)づるづる食らう。そのままテレ朝でNステ観る。浦和レッズ優勝。これが初優勝だとは意外だった。J2降格、浦和市消滅など幾多の苦難を乗り越え(浦和市消滅はどうでもいいが)頂点に立ったレッズとサポーターどもにはただただおめでとうと。 Nステ終わってもチャンネルそのまま。「あしたまにあーな」まで始まる。明日から浦安ネズミーランドでクリスマスパレードだと。フライングにもほどがありませんか。キリスト教会のアドヴェント(待降節)が始まるのが今年は11月30日。アメリカですらサンクスギビング(今年は11/27)が過ぎてからクリスマス商戦が開始されるというのに。すっかり世界一クリスマスの早い国になってしまた。別にいいケド。 ジポネットからメール。自民党のマニフェストに青環法早期成立が明記された旨と、東京都の「あっ!ジャソプもマガジソも発禁になった!」法について。これが成立したら、障子にちんちん突き刺す小説とかも即刻ハキーンにするんですよね>某都知事 http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6372/ |
| 11月4日(火) |
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職場へ向かう電車内で、私立小学校の制服着たおぼっちゃま方が昨晩のテレ朝IQテストの話をしている。あの番組、けっこう視聴率出ているのかもしれん。つうかこういうおぼっちゃま方の家庭ほど、ああいう番組家族ぐるみで喜んで観てそうな気がする。 高田馬場で降り、バス停に出るとあのスットンキョーな演説が。又吉イエス降臨ー! 例の奇妙なアクセントで人類滅亡がどーのこーのとがなりたてる街宣カー(選挙演説で「人類滅亡」なんて単語聞いたの生まれて初めてだわ)の脇で、生イエスが得意そうな顔して立っている。たぶん俺もコミケの時は自分のブースで同じ顔して立ってるんだろうな。イエス、黙ってるぶんにはそこそこマトモそうに見えるんだがなぁ。ああ政見放送観てみたい。 今日も主に雑事をこなす。飯田橋のデザイナさんとこに色校正持って行ったり。仕事中に不意にこないだの俊俊さんの新刊『裏ワールド・エトワール』のとある1コマを思い出し表情が弛んだ現場(所謂「思い出し笑い」)を後輩に見られハズカシイ思いをしたり。俊俊さんに謝罪と補償を要求しる!(←知るかそんなの)。 定時退社。芳林堂で西村新人類さんの『オウム真理教大辞典』探すも、宗教書棚にも社会科学のとこrにもドコにもなかったので注文。ちゃんと入れておいてよー。 河内長野市で大学生と高校生のバカップルが、心中ついでに大学生側の家族を殺傷したという事件。どーも高校生の彼女のほうがゴスロリでリスカ常習犯らしく。なんか、この先捜査が進めば進むほど、トホホな背景が白日のもとにさらされていきそうな予感。 |
| 11月5日(水) |
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朝からメールチェック。またジポネットから、今度は次回の衆院選でドコソコに投票してみればぁ〜というチト生臭いメール(AMIからの転載だそうだが)。オタク票で政局を左右できるようになれば確かに面白いけど。 一行知識掲示板で「女性の性中枢は満腹中枢も兼務している」という一行知識を読み、目からウロコ(アジアアロワナ級のサイズ)がぼろっと。拒食症・過食症が女の子にばかり頻発する理由から春風どれみの肉欲まで、いろんなモノが氷解していく。 だからと言って体調が良くなるわけでもなく。まだ肩が凝って仕方がない。気温は暖かいが、あまり爽快という感じではない。印刷所が昼休み中に来るとかムチャなことを言うので、急いでコンビニでおにぎり3個買って職場でぱくつきながらゲラと版下用意して待つ。 午後、倉庫の管理会社に電話、一昨日の電気のことで説明を求める。実はアレ、もともと別の場所に設置していたトランクルームを引っこ抜いて現在の場所に置き直したんだそうで、最初から電線も通していないという。つまり電気がつかないのは仕様だそうだ(笑)。道理で相場よりだいぶ安いと思った。値段のことを言われてはこっちも文句の言い様がない。「搬入は明るいうちか、懐中電灯を持ってきてください」と。へーへー分かりましたですだ。 定時直前、また別の印刷所に別の青焼き校正戻す。帰って、西友で天丼買う。一日チープな食生活。学会紀要(冬コミ号)の初校ゲラFaxが届く。6枚もあって申し訳なし。 『トリビア』観ようとTVつけたら、野球でお休み。スタッフもホッと一息入れてるのではないか。CMタイム、江角マキコが「国民年金がもらえなくなるって誰が言ったゴルァ」とヤングどもを問い詰めるガクガクブルブルなCMが流れ、怖くてオシッコちびりそうになる。本当に破綻しても今の政治家や官僚は誰も責任とらなくて済むとタカをくくっているのか、自信満々なことであるが。ともかく社会保険庁、保険料の未払いは本当に腹に据えかねているらしいことだけは分かった。俺はきちんと厚生年金天引きされてますので助けてください殺さないでください江角先生。 学会MLで、例のゴスロリ女の個人サイト(ミラー)のアドレスが回ってくる。 http://earth.prohosting.com/archiver/momoju/top.html こいつの自分語りページを見るかぎり、まぁ普通の自意識過剰な16歳だと思う。俺もこのくらいの年頃は死ぬことばかり考えてたし親もウザかったし。たまたま当時はネットもなかったし手玉に取るよな大学生もいなかったんで、運よく事件を起こさずにこの歳まで生きてこられましたケド。いや俺の生い立ちはどうでもいい。読売夕刊によると、今回の尊属殺人に至った動機は 「ずっと一緒に暮らしたかった →けど金がないのでどっちかの家に住むしかない →でも同居すると親が反対するかもしれない →家族が邪魔だから殺す」 という過程を経ていたらしい。普通のバカップルなら後先考えずに駆け落ちでもするんだろうけど、こいつらなまじ中途半端にアタマがおよろしかったせいで、経済問題や嫁姑問題にまで考えが及んでしまったんだぁね。でもそこで短絡的に絶滅政策に走ってしまったのが、こいつらの若さというかおミソの限界だった模様。一部では女子高生のほうに関し「すごく頭がいい」と評判も立っているが、なに、本当にそこまで頭がよかったら「一家もろとも心中」なんてリスキーにもほどがある選択肢など最初から選ぶまいて。何事も中途半端は身を滅ぼす。てゆうか、普通歯止めをかける側だろうに自ら率先して家族絶滅に及んだ男子大生が情けなさすぎなんですけど、まぁ18歳じゃあね。あのトシで16歳の比較的利発で比較的美人っぽいカノジョができちゃったら手玉に取られてやむなしか。 そろそろ寝ようと思ったところで、明日資源ゴミの日だと思い出し、アタフタバタバタと古新聞古雑誌広告など荷作り。また満足に睡眠時間がとれなかった。俺もくれじじさんみたいに時間家計簿つけようかな。 |
| 11月6日(木) |
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新聞の社説とか投書欄とかアチコチで、チヅオちゃん裁判にかこつけて「この裁判の教訓を生かして云々」と力説する文章をもう何度も何度も読んだ気がする。でも不思議なことに、どういう「教訓」かは誰も具体的に書いてないんだよな。 あの一連の裁判に、そんなアプリオリに周知の事実となっている「教訓」があったというのなら、とっくの昔にその「教訓」は実になっているハズではないか。この期に及んで「この裁判の教訓を生かせ」とみんなが言っているということは、裏を返せばその教訓は未だ生かされていない証拠である。そりゃそうだ、誰もその「教訓」を明文化できてないからだ。 それでも、この厖大な時間と想像を絶する無駄なマンパワーと多額の血税を注ぎ込んだからには、そこから何がしかの教訓みたいなモノだけでも回収しなければ割に合わない。……上記の「教訓論者」はおそらくそんな貧乏性というか強迫観念にかられているんじゃないかな。 または、単に「裁判長すぎて飽きた、つまらん、もっと面白くまとめろ」という正直な感想をオブラートに包んで「教訓云々」と言ってるだけなのか。 それともまさかみんなの考えてるその「教訓」って、「弁護団の裁判引き延ばし戦術を禁止する法律を作れ」なーんてレベルじゃないだろうな。 普通に仕事。つうか朝イチからバス停でがなりたてるイエスの電波カーを見たせいでやる気なし(←人のせいにするのは感心せんなぁ)。さっさと帰る。新宿書店で『電脳やおい少女』2巻とティアマガゲット。こんどのコミティアは自分で店出すだけに、どのくらい回れるやらわからんが。 2230ごろシャワー浴びて、さて寝るか、というところで、「日本ハウス」とやらのセールスマンがインタホンを鳴らす。「水道設備の案内に来た」とか言うのだが、何時だと思っているのか。森田健作だったらとっくに夢の中だ。不動産屋からの案内でもないし。「集合住宅だとタンクに一度水を溜めて使ってますので」って、この低層マンションはタンク式じゃなくて直に水道引いてるのだがそんなことも下調べせず、何を売り付けるつもりか。しばらくウダウダ言ってたが、「じゃあ、夜も遅いので」と退散。だったら最初からこんな時間に来るな。 もちろんネットで検索。(こういうことしてるから睡眠時間が) > 3 名前: FROM名無しさan 投稿日: 2001/07/06(金) 10:45 > > 掲載された求人誌:an > 企業名、職種:日本ハウス、訪問販売 > 掲載された嘘の募集要項: > 土日祝休日、勤務時間10:00〜18:30残業なし、月給28万円 > 実際の労働条件: > 休みは日祝のみ、勤務は10:00〜21:00残業あり、月給20万円 > その他備考: > アホですか? ……大変だなぁ。残業代つくのか? |
| 11月7日(金) |
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読売朝刊「論点」に、「英語教育は文法をオロソカにすべからず」という提言。英語教育における文法の占める位置を、算数教育における九九にたとえたのはすごくウマい。もちろん九九を知っているだけでは算数はできん。山ほど計算問題をこなして自分の中に「算数感覚」を育ててこそ、九九はオノレの血肉になる。その計算ドリルにあたるのが、英語教育ではネイティヴとの会話なんだろう。九九=文法も知らないで英会話ばかりこなしても、たしかに決まりきった言い回しはカッコよく覚えられるかもしれんが、「応用問題」=英語で自分の意志を正直に伝えたりはできない。思うに、巷間にはびこる「文法二の次」論ってのは、「(自分の怠慢を正当化できる)ラクな理論ほど民にウケる」という大宇宙の法則ゆえに過剰にもてはやされてるだけで。ホントに英語を身につけたければ、そりゃ文法は大事だわな。って俺は日本語の文法すらオボツカナイのであまり偉そうなことは言えないんですけど。 へろへろと仕事。そろそろ連日の無駄な寝不足が肩などにキた模様。なぜか猛烈に腹が減り、昼、一歩で焼肉ラーメン定食をかっこむ。さすがに肉体労働もせず焼ラー定は多すぎた模様。げぷー。くいすぎと肩の重さのダブルパンチでヘロヘロ度UP。 「例の本」、ようやく公式に重版検討の話が出たものの、やはり在庫を抱えたくないらしくグズグズしている模様。初めて売るタイプの本だから今後の動きの「読み」が厳しくなるのは分かるが、なんともミミッチイ。ま、担当者の希望としては、確実に職場全体の利益になるように利用していただければいいんですが。ウチを潰さないための布石として作った本ですから。……その前に「手柄」とか「利益」と呼べるほどの数字を出すのが先決だがな。そのためにもさっさと重版しる〜!(涙)。今在庫がなくなったらマジでヤバいだろうが。 夕方、そういえば彩の国古本まつりが始まってることをようやく思い出し(なんてマヌケな)、定時退社、特急で所沢へ。歌本など5000円ほど。それにしても頭痛い。古本あさってる最中はわりと頭痛治まってるんですけど。 さぼてんのヒレカツ丼食って、もうホントにアタマ痛くて2230就寝。 |
| 11月8日(土) |
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1030起床。肩凝りと頭痛、まだ引きずる。 頭痛バリバリでパソコンに向かっていられない。肉体労働でもするかと、ビッグサムで懐中電灯とサンダル買って、そのまま一昨年のしし座流星群観測スポットを通って倉庫へ。これで少しは使い勝手が良くなったかな。実家に行って、父と弟を徴用して本などいろいろ荷物を搬出、どさどさ放り込む。まーだ全然余裕があるな。帰り際、他の倉庫ユーザーが来る。こっちの人はなんと大小2つも倉庫借りてるみたいだけど、物持ちなのか捨てられない性分なのか。俺もこうならないように注意しなければ(笑)。健康的に汗を流したおかげか、頭痛解消。さぼてんで肉まん買って帰宅。けっこう腹にたまる。 詰めにくいさんがAmazon.comに「例の本」の書評を投稿してくだすったらしい。ありがたい。でもまだこの本、Amazonでは買えないんだよな。どういうわけか「在庫切れ」となっている。おいおい先々週出たばかりだぞ。どうもAmazonのデータ集積過程はよくわからない。業界最大手のわりには、所帯が小さくて身動き取れないのかもしれない。bk1のほうがはるかにフットワークが軽い。あっちは24時間以内に届けてくれるらしいし。 トルコ、イラク派兵中止の報。同盟国スペインもバグダッドから政府関係者を引き上げさせた。これでもまだイラクが「安全」と言い張る日本政府とはいったい。もはや自衛隊を派遣すること自体が目的化し、その方向に沿わない不利な現地情報とかあらゆるデータは全てリジェクトされる状態。まるで公共事業である。諌早湾干拓じゃあるまいし。政府の意識では、自衛隊員の命はノリやムツゴロウ並みの重さしかないらしい。 |
| 11月9日(日) |
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0800起床。息苦しい展開が続く『ナージャ』。おんぷたんの知略にハマってアイシャルリターンで第一ウィーン編・完。そしてちゃっかり新商品も。『ガッシュ』。TVオリジナル話開始。新ED、しょっぱなヨポポやコルルやダニーボーイが目立つところに出やがるのが巧妙(涙どばー)。『でじこ』。ついにタカラ様から何か言われたか(笑)、いきなりゴムヒモフィーチャー話。監督以下アニメスタッフもシニカルな笑いを浮かべつつ「ケッ!」てな感じでやってるのがありありと分かる。この意気で『コメットさん☆』の無念をどんどん晴らしていただきたく。2年も経つのに俺もいいかげんしつこいけど。 礼拝行って帰って、また実家戻って選挙して、ついでに『魔法陣グルグル』12巻までとか『肥前屋十兵衛』全3巻ほか何冊か略奪して帰る。1600-0730昼寝。 合唱の練習、その前に定期演奏会の広報会議。プロ経験をひけらかすじじいに頭が痛くなる。悪気はないんだろうけど、素人さんのやることに必要以上にケチをつけて結果やる気をなくさせるというのは、およそプロのすることではないぞ。本当にプロなら制作進行を第一に考えてくれ。俺も歳を取ってからこういう嫌な老人にはならないように気をつけなければ、と他山の石に。 練習終わって帰ってNHKで総選挙速報ダラダラと。民放ではなんと言ってるかは知らんが、なんともつまんない結果。オブチの娘もまた当選してるし。民主党が非・与党票を全取りして大躍進。特に都市部で強い強い。自由党と合併しながら、小沢一郎にカオ出させず菅の指揮効果にのみ頼った戦術が当たった模様。特に比例区の伸びがすごい。とは言え政権奪取など夢のまた夢。連立を組もうにも、民主党が伸びたぶん社民党がきれいに議席を減らしてるので、連立も組みようがないし。公明党、小選挙区ではたったの9議席なのに、比例区で25議席も確保。自民との間で「小選挙区は自民、比例は公明」とのバーター契約があったのが露骨に分かる。東京21区、龍平ママ余裕で落選。 さて、東京1区・ぼくらの又吉イエスだが、開票率89%で52票と出て大笑いしたら、91%でいきなり444票に。たぶん「イエス」とだけ書かれた投票用紙が400枚近くあって、それがアリかナシかで選管が議論してたんだろうと推測。もちろんトップとの差は絶望的な落選確実ライン。供託金の値上げのせいで今や絶滅危惧種となった選挙の華・泡沫デンパ候補、その生き残りの奮戦とみごとな玉砕にただ拍手。 |
| 11月10日(月) |
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雨。なんとも寒くなってきた。 今回の「マニフェスト選挙」、曇り空にもかかわらずそれほど投票率は伸びなかった模様。「マニフェスト」なんてわけのわからん難しそうなモノが絡んだことが敬遠されたのか。いや、今回の選挙と「マニフェスト」ってどのくらい関係してるんだろ。 えーと、各党のマニフェスト読んで比較検討した上で投票した(または棄権した)人って、誰かいます? ちなみに俺は民主党と自民党のは入手したけど開いてもいません。選挙演説や政見放送と一緒で、どうせどこの党のも、耳障りのいいゴタクしか並んでないのは分かり切ってるんだから。単なるコレクターズアイテムっスよあんなの。ふだんから各党が何をしているか逐一観察していれば、別にマニフェストなんぞ必要なかろう。そういう平時からの定点観測を怠るから、いざ選挙になって誰に入れようか迷った挙げ句棄権しちゃったり、石原慎太郎なんか再選させちゃったりするんだ。 まぁね、やっぱり投票はするもんだと思う。なんせ投票したほうが、ダンゼン選挙が面白くなる。嘘競演は自分で投稿したほうがガゼン面白いのと同じようなもんだ。これが嵩じると選挙運動に身を投じたりするので注意が必要だが(嘘競演で言えば運営スタッフにあたるだろうか)。 金成さんから恵贈された『旅の指さし会話帳・国内編(2)大阪』(初版限定虎ジマ仕様)が職場に届く。俺が送った「例の本」なんかお返しにもなんにもならないほどの、手間も叡智も注ぎまくりの超力作。 これまで版元が刊行してきた『旅の指さし会話帳』シリーズのセルフパロディとも言うべき怪作で、要するに、旅に必要な単語や短文(必要でないものも多数含有)を日本語・英語・大阪語のトリリンガルに加えて分かりやすいイラストで表示し、大阪を旅する旅行者の便宜を必要以上にはかる本である。大阪語には高低のアクセント記号も付され、その通りに読めば自動的に大阪型関西弁のアクセントで喋れる親切設計である。それだけでない、とにかく例文も単語カテゴリーも無駄に濃く、「探偵ナイトスクープ」から日本橋のめぼしいオタクショップまで網羅され、人名なんか著明な上方落語家や芸人、今年と1985年の阪神のスタメンなどが、一言メモと一緒に紹介されており、読むだけで大阪文化のエッセンスが脳内に滲み通ってくる。これ1冊あれば「旅」どころか、大阪残留孤児になっても生きていけそうである。 なにより、金成さん詰めにくいさん二人の諧謔趣味をリミッター解除して書きつけたかのような、阪神ファンのあしらい方の解説とか、事細かなヤンキーの説明とか、「あなたはジミー大西さんのように知的ですね(標準語)」とか、仕事中に机に突っ伏して死ぬほど笑った。「例の本」もこのくらいリミッター解除して書ければ、議長にももっとウケたかもしれないなーと思うと悔しくてならない。いや、俺がリミッター外したところで、詰めにくい・金成由美の2大怪獣相手に勝てるわきゃないんですが(俺の秒殺)。 昼前、その「例の本」の重版にゴーサインが出る。光速で印刷所に電話。昼、腹減ったのでレッドピーマンでカルカッタがつがつと。寒さのせいか気圧のせいか、頭痛発生。1430、印刷所ビトさん来る。「例の本」入稿。出来は今度の連休明けになりそう。うわ、それまでにほぼ確実に初版なくなっちゃうよー。空白の期間がなんとも惜しい。しかし重版がかかったらかかったで、がんばって売らないとシーズン終わってからまた来年末まで在庫抱えることになる。これがシーズンもの書籍の難しさ。苦悩は続く。 あとは雑事にかまけ、帰ってスーパーの寿司食らう。カンパチがわりとイケる。 党首が落選した保守新党、自民党に吸収される。新党さきがけ、社会党(社民党)に続き、また「自民党と連立組んだ党は没落する」というジンクスの犠牲者が。その中で未だにブイブイ言ってるどころか逆に自民党に寄生し影で操るまでになった公明党は、もしかしたらすごくすごいのかもしれない。「すごい」という漠然とした形容詞ですまん、あまり具体的に感想書くと何されるわ分からないので。 BBS。先月の日記に書いた『ザルドス』の音楽は「ベートーベンの第7では」との情報が常塚さんより。聞いてみるもんだにゃー。 |
| 11月11日(火) |
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朝刊読んでたら、「女性自身」の広告に「トリビアの元ネタ本と陰の仕掛人」というタイトルを見つけ、あわてて買ってしまう。誰か議長をさしおいて「俺が『トリビア』を作った」とかホラ吹いて回る不心得者でも出たかと思ったら、なーんだ議長本人でした(笑)。取材もちゃんとしてある普通のいい記事。 でも、その一方ゴスロリちゃん記事では相変わらず「男子大学生もゴスロリファッションをしており」とわけのわからん記述があって苦笑。女装男だったんですか? たぶんGLAYっぽい格好してたんだろうと推測されるが。黒けりゃ全部ゴスロリか。こないだ学会MLで植木不等式先生が「男のゴスと言ったらこういう格好ですか?」と古代ゴート人のおっさんフィギュアの写真を出してたのには大笑いしたけど。 それよりも戦慄したのが、某ラジオで「12年前アグネスのガキの残飯を食わされた」という嘘投稿が読まれたという話がわざわざ記事にされてて。「一部のラジオや深夜番組では芸能人を実名でネタにした作り話がたれ流されていて云々」というコメントまで載ってたんですけど。……コサキンや伊集院があぶない!(汗) ちんたらと雑事片付ける。昼、昇龍軒のチャーハン&ギョーザ。午後もちんたら。夕方、Amazon.comに「例の本」の版元推薦レビューを投稿。なんとか「品切れじゃないぞ」という意思表示をしなければ。業界最大手で売り場に並べてもらえなければ目も当てられん。 帰りに、中古CD屋でベートーベンの「第7」(カラヤン)、芳林堂で注文していた『オウム真理教大辞典』ゲット。 車内で『大辞典』読む。西村新人類さん自身も「オウマー日記」で仰っていたが、たしかにだいぶ項目を削った模様。西村さん「らしさ」が出ているのも各所のコラムや巻末のオウムソング一覧ぐらいだし。あの西村新人類が参加した本としては、残念ながらかなり物足りないものに仕上がってしまっている(もちろん一般人にとってはこれでも十分濃いだろうけど)。 いやむしろ、西村新人類ほどの男にこんな脂の抜けたモノしか書くことを許さない、オウムを取り巻く論壇の貧しさ・ガンジガラメさこそが、今後厳しく問われるべきだろうし、また西村さんにこんな中途半端な仕事しかさせられない現状が、ただ悲しく、みじめでもある。森達也も序文ぐらい書いてあげればいいのに、なんともケツの穴の小さいことで。ああ、完全版読みたいなあ。 帰って「第7」第2楽章聴く。……コレだーっ!! 常塚さんありがとうーっっ!! 西友で買った空揚丼とサラダをむさぼりながら、BBSにお礼のカキコ。錆びて朽ち果てたリボルバーが脳内に甦る。 |
| 11月12日(水) |
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朝、危うくゴミを捨て忘れる。あわてて戻ってゴミ袋持って捨てて電車乗って、はーやれやれと思ったところで、今夜の『トリビア』の録画を忘れたことに気づく。しんだほうがいいかも。 午前中、仕事。昼、志乃原の味噌煮込みうどん食う。午後、仕事。その合間に「例の本」の評判をネットでサーチ。なんとbk1に、見知らぬ人からのレビューが載っていた。しかも星5つ。うれしい。定時退社。 1800、「例の本」のカバーおよび前半イラストを担当してくだすったI先生を接待しに新大久保へ。「韓国料理はニオイがつきますぜ」と事前に脅かしておいたもんで、I先生はラフなネルシャツで登場。昔から、こういう格好のほうがI先生らしい。週末でもなし時間も早めだったおかげで、予約なしでグリーン食堂に入れる。犬鍋をつつきながらゴスロリ殺人(こういう呼称をするとゴスロリビトさんたちから怒られそうだが)話など鬼畜な話に花を咲かせる。 それにつけても韓国料理は濃厚な味の食い物ばかり。ナムルですら、ゴマ油をふんだんに使ったギトギト風味。若者には懐石料理なんかよりこっちのほうが圧倒的支持を受けるだろうが。コリアビトには昆布ダシの鍋なんか「ぜんぜん味がしないニダ」と言われるんだろーなー、とかなんとかI先生と話す。しかし二人でポシンジョンゴルは多かったかもしれん。いっそT先生も呼べばよかったか。酒もあまり飲まず、二人で8800円。原稿料の一環として会計持たせてもらう。厨房時代だったら計算機出して1円単位まで折半しただろうが、オトナになったもんだ。 腹ごなしに韓国広場まで歩き、コリアン風物を堪能。I先生は好物の韓国ノリを購入。また新大久保に戻り、ルノアールで『トリビアの泉』話や視聴率買収話などトリトメもなく2200まで。ここはI先生のゴチになる。ほんとお互いオトナになったもんだ。 こんどは腹八分目におさえてカラオケも行こうと約し、新大久保駅で赤羽方面へ帰るI先生を見送る。見送った直後、ああっそういえば俺も同じ方向だったと気づくバカが約1名。ほんとにしんだほうがいいかも。 夕刊に週刊視聴率ランキング。こないだのテレ朝の知能テスト、トップ10にも入らなかったそうだ。日本人は、自分の能力を数値化されるのが案外キライなのかもしれない。 厚生労働省の年金改革案が明らかに。現行では収入の13.58%となってる保険料を向こう20年で段階的に上げ、最終的に20%が徴収されるという。もちろん雇用主と折半になるわけだが、雇用主の払う保険料も元はと言えば人件費。都合、「もらえるはずの収入」の18.18%が吸い上げられる計算になる。医療費が3倍になり、厚生年金まで値上がりし、サラリーマンの生活は徐々に締め上げられていく。まーそれで生活できなくなって自殺するという奴はいないだろうけど。せいぜい晩酌が飲めなくなるとかぐらいで。だからと言ってスンナリ飲むわけにはいかん。現在払っている「見た目の保険料」が1.5倍になるんだ。なんとかしてくれ。 寝る前に、彩の国古本まつりで買った故・ラポートの『スペースガンダムV』、じゃなかった『Vガンダム』ムックぱらぱらと読む。実は『Vガン』って一度も観たことないんだけど。なるほどーこれが「ガンダム史上最も扱いがぞんざいなガンダム」かーほとんどスコープドッグ並みですなー。なるほどーこれが「ガンダム史上最も視聴者に嫌われたヒロイン」かーそりゃカテ公呼ばわりもされますわなー。なんだー謎の固有名詞を思わせぶりにセリフにちりばめて視聴者を幻惑させる手法は『エヴァ』より前に『Vガン』がやってたのかー。いかん、ちょっと観たくなってきたぞ。ウッソもシャクティもわりと萌えそう。 |
| 11月13日(木)【ここまでは2003.11.24更新】 |
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イラク南部に駐留していたイタリア軍施設で自爆テロ、22人死亡の被害。ビンラディンが名指しにしたアメリカシンパ国が次々と確実に標的にされていく。それでも自衛隊は行く(行かされる)。我が軍将兵としては、どうせ戦地に行かされるならせめてテロリスト掃討任務として行きたいと思っているのではないか。あまりにも、あまりな仕打ちではないか。こんな使い方ばかりしていては、ますます自衛隊に有能な人材が集まりにくくなるぞ。 「例の本」、TRCからどっさり追加注文の電話が来る。取次からもまたかなり注文来てるし、ちょっと待てよ……うーわー、在庫なくなっちゃったー! すまんAmazon.com、ホントーに「在庫切れ」になっちゃったい。だからさっさと重版しろと提言したのに。 これが著者の立場なら笑いが止まらないところだろうが、版元の立場としてはそんなノンキにはしていられない。重版ができるまでハラハラ、できたらできたでこのシーズン中に売り抜けて在庫抱えずにすむかどうかでまたハラハラと、気の休まるヒマがない。こんなミクロな商いでも在庫がどーの利益がこーのと頭悩ませるのが中小版元の現実である。 折も折、「出版ニュース」11月上旬号の「表紙の言葉」欄に、恐怖の出版怪談・「ベストセラー倒産」の話が載っていた。昔々、ある小さな出版社がでっかいホームランかっとばそうと思い立ち、苦心の末とある有名作家さんの原稿を分捕ってきました。有名作家の本はまたたく間に売れ、書店からの追加注文が殺到、出版社はガンガン重版をかけました。1か月経ち、2か月経ち、売れ行きは止まりません。重版は続きました。ところが刊行半年後、売り上げが止まったかと思ったら、書店からの返本がどっさどっさと返ってきました。日本の出版界には「再販制度」というものがあり、書店は売れそうな時は好きなだけ売れ筋本の在庫を抱え込み、いざ売れなくなったら版元に返品することができるのです(もちろん最初に返品期限とか細かい条件が取り決められてたりはするけれど基本的にはそういうこと)。小さな出版社の小さな倉庫は、たちまちキャパを超えた返本の山で埋め尽くされました。そうしてまた半年後、その出版社は倒産しましたとさ。(ロウソクをふっと消す)。ギャアーッッ!! ベストセラーを飛ばせば、著者は刷り部数のぶんだけ印税がもらえるから、何万部でも何十万部でも刷ってくれと要求してくる。しかし版元は、なるべく在庫を抱えないように刷り部数を調整しなくてはいけない。その計算は、実はベストセラーのほうが立てにくいのである。たとえば、5000冊刷った本が4500冊売れて500冊残れば、原価率にもよるけれどまずまずの出来である。でも、ある本を重版重ねて合計50万冊刷って、そのうち45万冊売れても5万冊返本があったら一大事である。その在庫をどこに置けばいいのか、5万冊分の印刷費をどこから捻出するのか、余ったぶんも著者には印税を払わなきゃならないし、もう大騒ぎ。中小版元なら印刷費だけで不渡りだ。同じ「販売率90%」でもかたや勝利でかたや大惨事、とまぁ天と地ほどの差があるわけだ。 出版社としては、50万冊刷って45万冊売れる本を1タイトル出すよりも、5000冊刷って4500冊売れる本を100タイトル出すほうが実はありがたいのである。1種類の本が5万冊余っているのと、100種類の本が500冊ずつ余っているのでは、在庫がハケていく率はどっちの方が高いか。考えるまでもない、在庫のバラエティが豊かな方だ。出版不況のご時世、版元が初版・重版部数をケチろうケチろうとするのは、故なきことではない。もっともその裏をかいて『ダディ』のような奇襲をかける戦略家もいるけれど、よほどの勝機と下準備がなければあんな戦法はとれまい。 究極的に、版元にとって一番ありがたい商品は、所謂「ロングセラー」である。発売当初こそベストセラーにはならなかったけど、根強い定評があり、毎年ほぼ一定の部数が売れていく本ね。預金の利子か株の配当みたいなもんで、出版社(と印刷所と製紙所)にとっては最低限の労力で定期的に落ちてくる、言わば不労所得だ。こういう不労所得のタネをどれだけ持っているか、というのが、版元の本当の財産なのである。こういう本が作れたら、編集者としてはマジで理想的なんだが。定期的に奥付の「◯◯◯◯年◯月◯日第◯刷」の数字だけ変えて入稿して刷ってもらって、それだけで、同じ値段・同じ部数の新刊を編集・出版する以上の利益を上げられるんだから、こんなラクな話はない。版元は(もっと限定すれば営業方と経営者は)ぶっちゃけリスキーなベストセラーなど望んではいない。「確実に何冊売れるか読める本」と「確実に刷っただけ着実に売れる本」が欲しいのである。名より実である。 そのデンで行くと「例の本」は「ありがたい本」「ありがた迷惑な本」のどちらに分類されるのか。それを考えると、あまり居丈高に重版しる重版しる構うこたぁない一気にドーンと◯万部重版しると叫ぶこともできないんだよな。いくら同人誌みたいな作り方したからって、販売戦略でまでヤンチャはできん。 そんな脳内出版論はさておき、現実世界では雑誌の校正などやって過ごしてましたが何か。昼は、きのう食べ過ぎたのでコンビニパン3個で済ます。 午後、神田の装丁展を観に行く。うーん、いろんな装丁家の装丁を見られたのは面白かったけど……。できればそれぞれのデザインを「編集者が前もってどれだけ装丁イメージや資料を用意して依頼してきたのか(またはデザイナさんに完全丸投げだったのか)」と、「ぶっちゃけ何万円で請け負ったのか」(笑)まで書いてあれば、ものすごく参考になったんだけどなー、編集者の身としては。そこまで発表してたらそれこそ東京中の出版社から編集者がつめかけ押すな押すなの大盛況になっていたろうに、いやマジで。まーこれは最初から版元の人間向けではなく、デザイナさんが他人の装丁を見ていろいろ勉強するための展覧会だったのかもしらんね。 また職場に戻って、2000までかかって各著者に初校ゲラを発送し終わり、日曜のコミティアで売る「例の本」20冊(よかった〜取り置きしておいて〜)をかついで帰る。 駅前のさぼてんでヒレカツ丼買う。バイトが新人らしく、ロレツが回ってないのが初々しい。食いながら、というわけでもないが、萌え.jpの「捕食スレ」(女の子がモンスターなどに食われる絵のスレッド)をふと開くと、なんとウチのバッタビトさん試食POP(ミラさんがバッタビトを食ってる図柄)が貼ってあって倒れる。当然のように「逆やん」とツッコミが入っていてワラタ。 ところでゴルフの宮里藍プロって大魔神ササキ様の娘ですか。 |
| 11月14日(金) |
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えー、土井たか子が党首辞任したそうですが。滝季山さんも書いてたけど、社民党の、いや社会党の凋落は、土井が衆議院議長(滝季山さん言うところの「単なる声出し人形」)になったのが嚆矢だった。村山内閣が自民党に篭絡され、どんどん社会党がフヌケになっていくサマを、ただ黙って見ているしかなかった土井も大変な立場だったろう。あの時、土井をまんまと衆議院議長に祭り上げ党運営から切り離してしまった自民党の戦略は、ついに実を結んだということで。 厚生年金、加入条件を「週20時間以上労働」に緩和。パートの多い業界からは猛反発が予想されるそうだが。あと、サラリーマンと専業主婦の家庭の場合、リーマン年金を夫婦に分割して支払う方向に。離婚した場合も、元妻に分割支給されるとか。もちろん「何年以上結婚生活を営んでいたか」も勘案されるんだろうな。そのへん不備があると、年金目当てにケコーンリコーンをくり返す年金サギ女が出かねない。 FRIDAYにt.A.T.uのヌードが載るとか。「チケット売れてませーん」と日本中に宣言するようなもんだな。プロデユーサーも何をトチ狂ったかとんでもない悪手を打ったものだ。話題を集めるよりも、逆に本来のt.A.T.uファン層(女の子とオタク)にまでソッポ向かれてしまうリスクのほうが大きいと思うのだが。あほプロデユーサーに振り回されたあの2人こそ気の毒と言う他はない。 鎌倉へ。と言ってもアレがらみではなく、単なる職場の旅行でございます。内心激萌えだが、職場の面々に説明するのがめんどくさいので『コメ☆』のことは黙っておく。空は気持ちいいぐらいスカーンと抜けた快晴。今年始めの「コメ☆ぱ2」を思い出す。 北鎌倉から源氏山ハイキング。地面若干滑り気味で足元ばかり見て、肝心の景色なんかぜんぜん見てません。どっちみち紅葉も始まってないし。大仏の背中が見えるというスポットも、いいかんじに木が茂って大仏なんかどこやら。ヘビースモーカーの後輩に「ちょっと火計カマしてこいやゴルァ」と命令するも拒否され。ああ暑い。お遊戯服姿の園児とか、中坊がスカートのまんま崖を下ってたり、大変だ。 山を下りて鎌倉大仏へ。裏手の木立にタイワンリスがうじゃうじゃ。普通のリスより大きく、チーともなんとも鳴かず樹上や地面をシュバッと走っていく姿は「かわいい」というよりは正直怖い。見た目だけでなく、実際にブラックバスやブルーギルのように生態系を壊しまくってる怖い生物ではあるが、こいつら自身の罪ではない。それにしても毛皮にしたら暖かそう。 ハラペコになって長谷の懐石料理店へ。ちと冷え、頭痛出る。料理はそこそこ旨いが、BGMにエンドレスで同じ曲がかかってるので気が狂いそう。これは浮世の時間を忘れさせる効果でも狙っているのかもしれぬ。 ここで解散し、幾人かは海を見に海岸へ向かい、残り大部分は長谷から江の電で鎌倉へ。鎌倉でお茶する一団もあったが、俺は頭痛いのでまっすぐJR。ナロンエース使用。 新宿で降り、紀伊國屋新宿本店に寄る。屋内に入った途端なぜかどっと汗をかき難儀する。こないだ見た時は5冊置いてあった「例の本」がどこにもない。8階のフェアに回された様子もない。さては売れたか、それとも早くも返本か(←ガビンにも勝るネガティヴシンキング)。汗が引くと頭痛も引いていた。軽いカゼだったのかも。 帰って米炊いてレトルトのパク森ビーフカレー。夕刊ぱらぱら。来日したラムズフェルドに対し小泉、自衛隊派遣時期「年内にこだわらず慎重に判断」と。ほんとに慎重に、より現実的な方向を模索してくれ。なにより自衛隊員も有権者であることをお忘れなく。川口外相、「ひるむのはテロリストの思うつぼ」と。えーと、それとこれとはかなり話が違うのではないか。つうかすでに「行くこと」それ自体が目的化していて、実際行ってから具体的にどういう貢献をどれだけできるかなどといった実践面はどーでもいいという思想が透けて見える。大和に特攻させた時のように、日本人はこの種の「話の取り違え」が好きな民族らしい。 2230頃、さっさと寝ておく。 |
| 11月15日(土) |
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1000前起床。朝食、お茶漬け。TVもつけず、ダラダラと明日のコミティアの準備。昼食、レトルトのセネガルカレー。 こないだ買ったまま忘れてた鈴木みそ『銭』1巻掘り出す。こういう普通にイイ話も書けるんだ鈴木……。いや『おとなのしくみ』のブラッキー物語あたりからその徴候は見られたが。このストーリーテリングと、毎度の取材力がガッチリかみ合ったすごく面白い本。週刊新潮にまで書評が載っただけのことはある。 北朝鮮が「日本がウリナラを『北朝鮮』と呼ぶならウリも日本のことを『日本群島』と呼ぶニダ」と。子供ですかあんたら。だいたい「日本」と呼ぶよりめんどくさいじゃん。略称になってねえ。呼びたいならどうぞ勝手に呼んでください、てなもんである。困るのはそっちだ。てゆうか「地勢学的表現をするな」と言うなら、いっそ「韓国未接収地」とでも呼びましょうか。あんたんトコとは国交ないんだからそういう表現をするしかない。もし韓国が中国並みに帝国主義モロ出しにしてたら、北朝鮮の立場は台湾と一緒なんですぜ。そのへんどうよ、韓国未接収地の占拠者さんたち。 水曜日に見つけた「例の本」の書評、実は光デパートさんのものと判明(笑)。3000ポイントゲットおめでとうございます。アマゾンより競争率低く、しかも実力主義のbk1を狙ったのはさすが光デパートさん。 ……そんな一日を過ごし、明日もあるので2400過ぎベッドにもぐりこみグー。 |
| 11月16日(日)【ここまでは2004.01.03更新】 |
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0630起床。予報では雨のち晴れのハズが、すでに朝からどえらいいい天気。日頃の行いが(以下略)。 0750出発、0930頃有明入城。潮の香りが鼻をくすぐる。今日はコミティア初・独自スペースを取ってるのでディスプレイもコミケ並みに気合い入る。ディスプレイだけじゃない、版元と取っ組み合いしてまで確保してきた「例の本」20冊はじめ『大宗教学』のバックナンバーお蔵出し、怪しい薬品も含め計91冊/個搬入。こんな大戦力でコミティアに臨んだのは古今例のないことで。そりゃそうだ、いつもは新田五郎さんとこに居候の身だし。3杯めにはそっと出してたし。しかるに今回は合体申し込みとは言え一国一城の主なれば。 気合い入りまくりの我が軍にひきかえ、新田さんはどうもダメ日だったらしく。新刊は印刷だけして現地製本、しかも19,20ページを忘れてきてウガーとなっていた。心労が続いていたとは言え、なんとも気の毒。 開場しばらくして、カダフィの西田総帥ご来店。冬コミ新刊の試作品をいただく。うわ、作業早っ! もっともこのくらいのスケジュールでなければあの人海戦術はとれまい。『大宗教学』がノンビリ作りすぎてるんだ。こちらはお返しするものがない。「例の本」を差し上げたいところだが、これは版元品切れの貴重本なので可能な限り持ち帰らなければならず、オイソレと大盤振る舞いできないのだ堪忍してつかぁさい。 新田さんにお店の見張りをお願いして、いつものところをぐるっと回る。滝季山さんにもご挨拶。田中真紀子を極限までデフォルメすると『あたしンち!』のお母さんになる、と言われて「うおっ!」と唸る。この観察眼はどんなに修行しても身につかない。 本陣に戻ってみると、しりさんから差し入れ。ありがたし。葛西さん飛沢さんほか千客万来。高額な「例の本」もわりと売れたばかりか、不思議なことに、いつものコミティアでは誰にも見向きされなかった『大宗教学』稀少バックナンバーも着実にハケていく。「ロード・オブ・ザ・ソンシ」とか「くそでぶ☆フェアリー チヅオでポア!」とか「アサー・ハッラーと信者の意地」とか「アストロ教団」とか多種類並べたのが人目を引いたらしく、通りすがりに笑い転げる婦女子などもあり。かと思うと、「この本で批判している宗教はどんな宗教ですか?」となんか執拗に訊ねてくる女性もいて怖い。とりあえず「主にオウムです」と無難な答えをしておく。創価学会員だったりしたらヤだから。 本日の最終的な売り上げは、「例の本」9冊、バックナンバー36冊。オマケに並べた怪しいドラッグも3セット売れた(薬事法違反)。コミティアでこんなに売り上げたことはこれまた古今例のないことで。二度とないかもしれん。 帰り道、新田さんとバカの壁を嘆いたり、「ノブレスオブリジ」とか「マッカーサーが天皇をギロチンにかけていたら、日本はイラクのようになっていた」とか「つんく♂と石野卓球のベクトルの違い」とかいろいろ論じる。高田馬場で新田さんと別れ、乗り換えた西武線の中で、飛沢さんに俊俊さんの『おどるあひる』をあげ忘れたことを思い出し、己を恥じる。 戻って一息つく間もなく合唱の練習。タフなこった。 |
| 11月17日(月) |
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昨日売れ残った「例の本」を職場へ持ち帰る。即日取次へ搬送されていった。なんかほんとに大変なことになっている。だいたいティアで9冊も売れたのが信じられん。その「例の本」だが、光デパートさんの書評のおかげで、なんとbk1のトップページに画像が載る。もうニューヨークに足向けて寝られん。いやもう日本帰ってきてるけど。bk1でどんだけ売れてくれるかにゃー。【QUICK USOYA】でも広告してもらっちゃってるし。持つべきものは文章力のある友であるなあ(笑)。 「例の本」にウツツを抜かすほかは、午前午後ともに雑誌とか雑誌とか。昼飯はティーヌン行ってセンレクナームとレッドカレーのセット。 帰って、西友で買ったモツ煮込みと適当な煮物とヒジキと納豆という和風ディナー。「Nステ」、北朝鮮の子供たちにコメを送るNPOに協力する新潟の農家ビトさんが出る。この活動のことは以前聞いたことがある、てゆうか発起人の一人が知り合いなんだけど。とオノレの立ち位置を表明した上で論評するけど。日本海隔てた向こうの大地に餓死寸前の子供たちがいて、自分の手元には減反で余ったコメがうなるほどある、という状況に置かれれば、一定量以上の人情を持った人なら協力しちゃうのは当然かもしれん。それが本当に子供たちの口に届くのか自分で見定めることはできなくても、捨てるよりゃ誰かに食ってもらおうと思うのは当然だわな。 そしてさらにこの農家ビト、北朝鮮の政治はハッキリ「まちがってる」と言い放つんだよ。コメはあげるけど、北の政治体制を支持するかどうかは全く別の問題、と切り離してモノを考えている。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」型思考をしがちな日本人としては珍しく、デュアルな想像力を持っている。そして、こういう「それはそれ、これはこれ」という健全な思考ができる人ほど、日本では生きにくいだろうと思う。オウマーしかり、共産趣味者しかり、と学会の面々しかり。 実際この活動、去年の日朝首脳会談以来いろいろイヤガラセを受けていて、協力農家も半分ぐらいに減ってしまったそうだ(さらに今年は冷夏の影響もあるかもしれんが)。でもさあ、日本政府が経済制裁も発動してないこの現状で、誰が彼らの活動を非難できる? コメ送って何が悪いのよ。つうか、日本からの食糧援助は全てこういう民間ボランティア単位にすべきだよ。コメ支援は政府の仕事ではない。政府単位で北朝鮮にコメを送るということは、ひいては「日本政府が北朝鮮政府を承認し、その政治体制の存続を望んでいる」という意味になるんだから。 政府のスタンスとしてはさっさと経済制裁でも送金停止でもして根っこから締め上げちまえばいいんだ。「テロには屈しない」と言うんだったらテポドンにも拉致にも屈するなよ。そしてその一方、民間レベルの食糧援助は見て見ぬふりをしてくれればいいんだ。それだけだ。ダブルスタンダードは政治家のみなさんにとっちゃ得意中の得意でしょうが、特に日本では。結局みんな、北朝鮮の飢えた人民のことなんかどーでもいいから、そういう手を打たないんでしょどーせ。……とかなんとか、ぱくぱく夕飯食いながら思う対岸の俺。なんだかなあ。 |
| 11月18日(火) |
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イラク派兵問題日々過熱。読売だけ読んでると、「それゆえに自衛隊は派遣しなくてはならない」と大カトーばりの記事ばっかで洗脳されてきてしまうのが困ったもんであるが。「ここで自衛隊派遣をやめたらテロに屈することになる」と威勢のいい意見もあるが、何を勘違いしているのか。だって、自衛隊派遣の是非がこれだけ論議されているのは、ひとえに「イラクが本当に(自衛隊をほぼ丸腰で派遣できるぐらい)安全かどうか」という根本的問題によるのであって。「派兵するしない」と「日本がテロを受けるか受けないか」は、そもそも全く別の問題なのである。それを、「テロに屈して派兵しないわけにはいかん」と問題をすりかえるのはズルい。テロを利用しているのは君らのほうではないか。どっちみち、我が政府がアメリカを支持した時点で、全国民がテロのリスクを負ってるんだし。 折も折、東京名指しでテロの予告があったそうで。東証株価も一気に10,000円割れだ。予告直前に株売り抜けた奴があやしい(笑)。 「例の本」、発売1か月にしてやっとアマゾンで注文できるようになった。それも、今までさんざんロビー活動してこの結果である。同じ日に同じ出版社から出た某書など、エントリーすらされていないんだぞ。この異常な遅さは何だ。世の中には予約注文だけでランキング上位に躍り出る本もあるというのに。大出版社かオタ好みのコンテンツでないとアマゾンは冷たいらしい。あと、先々週メールしたエディターレビューがまだ載らないんですけど。何か放送禁止用語でも書きましたか俺。 一日おしごと。昼飯は昇龍軒でチャーハンとギョーザ。普通に帰る。 議長の『切手をなめると2キロカロリー』、あちこち駆けずり回ってようやく芳林堂でゲット。どこにもないぞサンマーク文庫。ついでに旅行本の棚に寄り、『旅の指さし会話帳・国内編(2)大阪』のスリップ&ハガキを「こわいオッサン、オバハン」のページと「阪神ファンとの付き合い方」のページに挟みかえる作業。 車内で岡田斗司夫『結婚ってどうよ』読了。独身女が日夜どんなプレッシャーの中で焦りと迷いを抱きつつ修羅の道を生きているか、世の男にはまず想像できないだろう。もともとは独身女のそんな焦りと迷いを超整理するための本であるが、俺はむしろ男こそ読むべき本だと思った。いや、決して「ナオンを落とすためのタイプ別マニュアル」として読めと言ってるんじゃなくて、まぁそういう使い方もできますけど、えーと、その……。 西友で適当なサラダ、さぼてんでヒレカツ丼買って帰宅。趣味で湯布院のことを調べている父親に、今夜の『プロジェクトX』で湯布院やるらしいから観れと電話。ついでにいろいろ話す。こないだ借りた倉庫、父親の会社の名義で借りることにする(実際会社の荷物もばんばか入れてるし)。そのほうがこっちもメンドくさくなくてよし。億劫がってまだ不動産屋に契約書送ってなくてよかった〜(←おい)。 しし座流星群対策のため2100就寝。2600起床。窓を開く。月すら見えない曇り空。泣きながら寝る。 |
| 11月19日(水) |
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日に日に空気が冬へと近づいていく中、ちんたら仕事。昼、今週から現場復帰した同僚の歓迎会。さすが八幡の上にぎりは美味なれど、量的に腹が減る。「例の本」重版、紙のトラブルで2日ほど遅れる模様。うがぁーこの時期に2日の遅れは痛いー。1500-1700、外で定例会議。斯くの如し。 帰りにティーヌンでバーミーナームすすり、新宿LPOへ。今日はトリビア便乗イベント(笑)。議長ゲストに惹かれてIPPANさん、KOWさん、めずらしや奥平広康さんまでいるぞ。イベントは進行グダグダながらもけっこう時間を忘れる。客に勝ち抜きトリビア合戦をさせるというスタイルで、KOWさんが決勝まで残るも惜しくも2位。負けた主な理由がデブコードというのがひどい。自分のトークに自信のない素人さんほど客イジリの度を越すという法則。フォローとイジリは全然違う。俺も司会とかステージとかやる機会があったら気をつけなければ。あと、座敷席の女が異常にうるさい。議長、終始ローテンションのまま。K子先生が半日でHPの告知下ろしたというのも、なんとなく納得してしまった。次回同様のイベントがあるとしても(店の人は大乗り気だったようだが)行くかどうかは微妙。俺までイジられてはかなわん。 内容はともかく、注文は柿ピー、ジャーキー、キューバリバー、淡麗生、モスコミュールとかなり豪快にしてしまってて、しめて3950円。いくらが議長のギャラになるんだろう。つうかあのヨッパライ司会者のギャラにもなると思うと歯がゆいわ。 |
| 11月20日(木)【ここまでは2004.01.07更新】 |
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「おれおれ詐欺」、やっと1人捕まったらしい。こういう肉親の情や老人の寂しさやその他モロモロにつけこんだ卑劣な奴は、公開処刑にしてもいいと思う。それはともかく、ここまで大流行してる原因は、実入りがイイことだけではあるまい。収入よりも重要なのは、電話以外これといった元手もいらないし1人でもできる超絶お手軽さ、また逆探知か盗聴でもされてなければ足もつかないというリスクの薄さ、これらが新参者の参入を許しているんだと思う。犯人は絶対1人や2人ではない。万引きや痴漢同様、不特定多数の素人がこのビジネスに参入しているに違いない。 熊本の温泉ホテルがハンセン病元患者の宿泊を拒否したとか。もちろん「いけないこと」ではあるが、はたして問題はホテルの差別意識のみに収斂されるのだろうか。つうか、もしかしたらホテルが宿泊拒否した理由は、「ハンセン病に対する差別」という文脈でなく、実は「身体に絵の描いてある人お断り」と同じ次元の話だったのかもしれない。そんな気がする。 だってホテルにとってみれば、お客様はその元患者一人だけじゃないんだぞ。他の大多数の宿泊客が「ハンセン病キモい」と思っていれば、ホテルとしては最大多数の最大幸福を優先せざるを得なかろう。もちろん、他の客が「あいつらを泊めるな」とクレームをつけたという証言はないし、客もまず大っぴらにそんなことは言わないだろう。だが、その客はたぶん二度とこのホテルには泊まらない。簡単に予測できる。ホテルが差別していなくても、他のお客様が差別していたら、ホテルは宿泊拒否せざるを得ないんだよ。 しかしホテル側も「他のお客様に配慮した」とは口が裂けても言えまい。「客をダシに責任逃れをした」と思われてはいけない。ホテルはただただアタマを下げるしかできないんだよな。言わばホテルは「踏み絵」を踏まされたようなもんだ。踏んでも地獄、踏まなくても地獄。難しい問題だ。ほんとに難しい問題だ。サービス業のなんたるかを知らない人間には、この問題に軽々しく白黒つけないほうがいいと思う。 当のハンセン病元患者のみなさんがホテルの対応に怒るのは当然だろう。だが、ニュースキャスターなど第三者の皆様が同様にホテルを責めるのを見てると、なんか嫌な感じのシコリが胸の中に育ってくるのを感じる。じゃあ君ら、元患者さんが君の家に来て「風呂つかわせてくれ」と言ったらどうします。最もマシな人なら、「差別はいけない差別はいけない」と頭の中で何千回もマントラ唱えながら貸すだろう。でもそのマントラ唱えた時点で、もう君らは自分の中の差別意識を認めているわけで。 「差別意識」は、ホテルだけのものではない。それなのに「ホテルの差別意識」のみがクローズアップされて責められている「問題の矮小化現象」、そこに拭い難い違和感を覚える。 それはともかく、雨の中仕事。昼は志乃原でみそ煮込みうどん。夜は昨晩の豪遊を反省して松屋で牛めし並。 |
| 11月21日(金) |
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太田出版のゲーム誌「Continue」に、ついに『ファミコマンドー竜』が載る模様(新田五郎さん情報)。発売は来月。楽しみ。 ダラダラと仕事。定時ちょっと過ぎ、さっさと帰る。パルコで買った半額寿司モリモリ食って、なんとなくワイン開ける。ラインヘッセンはケラー醸造所のフクセルレーベ2001年産シュペートレーゼ。ほどよい甘さと、まるでスパークリングワインのような鮮烈なシュワシュワ感が舌をくすぐるムーンストーン色の甘露。「スカッとさわやか」というフレーズはこの酒にこそ相応しい。 日記ちょっと更新。 |
| 11月22日(土) |
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朝、パンがないのでカントリーマアム何枚かかじる。マリー・アントワネットに言われたわけではないが。日記更新。 昼、カレーヌードルすする。引き続き日記更新。 夜、米たいてカキフライやコロッケやホーレン草や何やかや適当に。ワインも少々。1930、『ボボボーボ・ボーボボ』観る。わ、わからん……全くわからん……ううう、ジョジョ、おそろしい……それはそれとしてマミーポコパンツのCMナレーションやってるのはやっぱ釘宮ですかハァハァ……。(※2004.01.27追記:釘宮じゃなくてかないみかという説が有力らしい。言われてみればそう聞こえないことも……。すまん、声優にはあまり詳しくないのじゃよー。) |
| 11月23日(日) |
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早起き。『アバレ』観て『555』観て『ナージャ』。証人喚問のため単独でイギリスに向かう旅程で、コメットさんよりコマッタさんな目に遭う主人公。『ガッシュ』。6畳1間で煎餅を出す悪のスネ夫。『でじこ』。「ついにタカラから何か言われましたか」話・第ウン弾、なぞなぞケータイフィーチャーの回。商業主義に乗せられてはいけませんぞピョコラ様ー! てゆうかあの番組の視聴者のいったい何%がゴム飛びに興味を持つのか推測するに、先月の参院埼玉補選の投票率をはるかに下回ることは確実なれば。タカラはアタマ抱えてるのでは(おまえの自業自得にゅ>タカラ)。でもブッコロシーはホクホクしてるので、『コメットさん☆』のようにギロチン刑にもできず。 教会へ行くので着替える。セーターとかトレーナー着る時、一旦メガネ外して首通したらまたかけるのって、なんだかダンガードAの合体みたい。チェエーンジダンガーッド、セッットオーン! 礼拝と聖歌隊の練習で1500頃まで教会に。そっから実家に帰る。留守番していた猫と遊んでやる。こないだ持ち帰り忘れた『グルグル』1巻を回収。キタキタおやじとトマって1巻からもう出てたのね、忘れてた。ついでに文庫版『ハレンチ学園』全7巻も。PTAから目の敵にされ、それに真っ向から立ち向かったことで、半ば伝説的に語られるマンガだけど、実際読んでみるとほんとにどーしよーもない。『けっこう仮面』はまだ正気で読める程度のストーリー性があったけど、こっちは『やるっきゃ騎士』クラスの支離滅裂さに頭がおかしくなってくる。いつ消えてなくなっても別にかまわないマンガ。「表現の自由」のシンボルとしてかえって持ち上げられた『ルナ先生』のように、必要以上に「象徴化」したマンガなんだろう。永井豪自身、内心闇に葬りたがっているのではないか。1600頃母親が帰ってくる。弟が極めて手近で堅実な就職先を決めた話とかイロイロと。 合唱の練習。帰って実家からもらった骨つき豚リブ肉の煮込みで夕食。 【今日の意味ねぇ随想】 「萌え」と「性欲」は直結するのか、それとも別の次元の感情なのか、という、「異性間の友情は成立するのか」クラスの難問がオタクたちの間で議論されている。 現在の学説では、概ね前者が優勢と見受けられるが、実は俺はどちらかと言えば後者の立場を支持するものである。 もし「萌え」と「性欲」を同列に扱うとするなら、なるほど「メイド萌え」とか「ツインテール少女萌え」あたりまではその理論系でも説明できる。 だが、たとえば「猫萌え」はどうだ。猫耳少女じゃない、4本足でニャーと鳴いて全身毛だらけで肉食でウンコが臭い本物の猫のほうだ。男女問わず、路上で寝ころぶ猫を見つめてほえ〜と脳内麻薬分泌している人種はけっこういるではないか、てゆうか俺もそうだ。では彼ら彼女らは、あわよくばその猫と性交したいと思っているのか? サラ金CMのチワワにハァハァする人たちはチワワとの粘膜接触を望んでいるというのか? いくらなんでも世の中、そこまで獣姦マニア人口が多いとは思えないんだが。 さらに言えば、俺のイワオへの想い(爆)はどうか。俺の狂いぶりはワールドワイドウェブ様によってあまねく全世界60億人類にバレバレなところなので、あえてここで紙幅を費やすまでもない。だが、天地神明にかけて、俺はこれっぽっちも、イワオに抱かれたいとも、イワオを抱きたいとも、公園のトイレにかけこむイワオにツナギのファスナーを外してみせて「やらないか」と誘惑しようとも思っていないぞ(イワオが「やらないか」と迫ってきたらちょっと分からんが)。さあ、どう説明するイワオ萌え。 そうした自分の中の「萌え」と正直に向き合って考えてみるに、「萌え」の感情とは、突き詰めていくと性欲というよりも「見つめていたい欲」とでも言うべき欲求に近いのではないか。ちょうどペドファイルとロリコンの差、と言えば分かりやすいかもしれない。幼児を犯っちまわなきゃ満足しないペドファイルに対し、ただのロリコンはかわいい少女をただ眺めているだけで満足する。ロリコンの欲求は、必ずしも粘膜の接触を必要条件としない。 「萌え」、特に二次元萌えが理解されないのは、ペドファイルとロリコンが混同されるのと軌を一にする、概念未分化現象なのかも知れない。「見てるだけで満たせる欲求」の存在。これさえ証明できれば、二次元の女の子にウツツを抜かす奴や、猫萌え、アイドル萌え、俺のイワオ萌え(汗)なども一気に説明できるだろう。そしてもはやペドとロリも混同されることはなくなるだろう。 だからと言って、「萌え」と「性欲」は対立概念というわけでもない。たとえばインセストなんかも、肉親の情が嵩じた結果と思われがちだが、情の厚い親子が必ずインセストに走るわけでもなく、逆に、肉親の情なんかカケラもなく単にタダマンしたいがため実の娘や姉妹に手を出すタイプのインセストもある。それと同様に、「萌え」と「性欲」は、比例にせよ反比例にせよ相関関係はあまりないのではないか。そもそも「萌え」は極めて肉体性が希薄なのではないかと。分かりやすい表現で言えば、「萌え」は「ちんこの繋がり」とは別次元の感情なのではないかと。 女子がやおいカップリングに萌えるのも、別に片方に感情移入・自己投影して仮想セクースするわけではなく、あれはカップルがイチャイチャするのを見て(つうかそのイチャイチャぶりを勝手に妄想して)その仲睦まじさを愛でるものであろう。自分がそこに関与して「ちんこの繋がり」を渇望する、という種類のハァハァではない。「萌え」とは、そんな感情なのではないかと。 あえて言えば「萌え」とはむしろ「恋」に近いのかもしれない。恋する少女が憧れのカレに告白する際、男女の営みまでリアルに想像し考慮しているだろうか。恋する少年が憧れのカノジョに(以下略)の際もまた同様。男女の営みが最初から脳裏に浮かぶような場合は、それは「恋」じゃなくて普通に「肉欲」だし。……まあ、今のボーイズ&ガールズはメディアの洗脳のおかげで、恋する時もまず「ちんこの繋がり」を意識するよーに仕向けられてはいますケドね。 思えば、メディアによる「セクース洗脳」が蔓延したのと、「ちんこの繋がり」を必要条件としない「日本型ロリコン」やら「やおい」やらという愛好様態が生まれ広まったのとは、ほぼ同時期だったような気がするんですけど。 もちろん健康な10代のガキなら異性の付き合いで性的なモノを意識するのは当然であり、無理に抑圧するのはいかん。だが、性への意識を肯定するのはいいけど、近年はそれがエスカレートし、「男女はセクースするのが当たり前、しないほうがむしろ人として異常」てぇトンデモ倫理にまで行きついてしまっている(それで出生率が上がるなら別にいいけど、上がってるのは中絶率だけなのでままならねぇ)。 そんなトンデモ倫理についていけない常識的な人種が、二次元萌えややおいカップリング萌えに流れているのではないかと(そしてさらに出生率は下がる)。 そういう意味で「萌え」は、時代精神の偏りから自然発生した一種のアンチテーゼであり、その出現は社会心理学的必然だったのではないかと。 よくわかんないままに終わり。 |
| 11月24日(月) |
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ファンファンファーマシィーと吉祥寺菊屋を足したような雰囲気の小道具屋(店長はおばーさん、店員も客も女ばっかし)で働いてるという設定のマターリとした夢を楽しむ。マターリとしつつも『コメットさん☆』クラスのマターリした事件がちょこちょこ起こり、それなりに退屈しない。0830起床。 フジのワイドショーで、福岡の中学校が体育館落成記念講演に秋山仁と間違えて秋山幸二を呼んでしまったというバカニュース観る。ヒゲ秋山とシワ秋山を間違えるとはどういうシステムエラーか。で、鉄人リストのほうの秋山が怒りもせずそのまま講演を務めるというオトナな対応をしてくれたおかげで「ハプニング」で済み、生徒たちもホークスの英雄登場に予定以上に喜んで万々歳というところだったが、スタジオでピーコが激怒していたように、一歩間違えたら大事件である。ロクに確認もしなかった校長やミスリードを引き起こした教育委員会は、あんなヘラヘラせずもっと陳謝すべきだろう。 そんなわけで、NHKの皆既日食も見忘れるぐらい集中して終日日記。今日は2週間ほど更新。ここ数日でなかなかの快進撃だが、次の更新は冬コミ明けだな。 |
| 11月25日(火) |
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氷雨(と言うかけっこうなザーザー降り)。連休中パソコンの前でハリキリすぎたツケが回り、頭もイタい。おまけに消化器系も不調につき、何度か電車降りる。 仕事もヘロヘロと。いや、ほとんど仕事になりませんでしたけど。印刷所がどーしても昼休み中にしか来れないというので、昼飯はコンビニでネギ塩カルビ弁当買って、印刷所ビトさん待ちながらもそもそと。結局来たのは休み時間終わってから。哭く。 学会のS井グッズ番長から、「例の本」がどこの本屋行っても見つからないので来週の例会で売ってやくれないか、との申し訳なさすぎメール。すいません現在品切れでございまして、例会の2日前に重版ができるので担いで持っていきますと返事。その「例の本」だが、図書館関係の注文がものすごいらしく、TRC(図書館流通センター)から貰ってる週間注文状況を見ると、いったいどこの売れ線本ですかという勢いで売れている。日本の公立図書館が2600館ほどだから、このまま行くと大半の自治体に入ることになりそうだ。一般人にウケるのはやはり嬉しい。内容が内容だけに、約1600館ある大学図書館にはあまり入れてもらえそうにありませんが。 2000まで楽譜の整理。天候の回復に伴い頭痛も解消。でも疲れてることは疲れてるので帰る。さぼてんで特ヒレカツとかちょこちょこ、それにコールスロー買って、ごはんぱくぱく。 最近ほぼ日課になっている「例の本」の反響調査(単にググるだけですけど)。公立図書館HPの「新着図書一覧」にラインナップされてるのがいくつも引っかかる。その中に、長野の某村立図書館の新着図書19冊の中に入ってたのが見つかる。図書費がうなるほどある都市型図書館ならいざ知らず、蔵書20,000冊クラスの村の小さな図書館が、少ない図書費からあえてこの本を買ってくれたというのは、実はものすごいことかも……。ちょっと感激。 BBSで、その後のイワオの動向を伝え聞く。がんばれ(涙)。 |
| 11月26日(水)【ここまでは2004.01.10更新】 |
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いい天気。朝から仕事もテキパキと。 ネットでWeb紀伊國屋をチェック。「例の本」、ついに新宿本店の在庫がなくなった模様。一時全国8店鋪に置いてもらってた「例の本」が、現在残ってるのは3店鋪のみ。こういう時に版元品切れなのがなんとも無念。まるでクーリッシュの生産が需要に追いつかなくて泣きを見たロッテのごとし(ただアレは、品切れ状態でいよいよ夏本番到来と現場が頭を抱えてたところにフタを開けてみたら冷夏が来ちゃったんで、結局のところ不良在庫抱えなくてちょうどよかったという話もあるが)。ともかく、重版が待ち遠しい。TRCからは「一刻も早く欲しいから、重版刷り上がったら取次通さず直接こっちに搬入キボンヌ」との催促まで来てるそうだ。あうー。一方、愛読者カードもよく帰ってきている。いつも俺が担当している学術書では、こんなに愛読者カードが帰ってくることはまずない。『大宗教学』だってこんなに反響ないかも(笑)。 昼、何を食おうか思案。歩いていると、大昌苑の前になつかしいランチタイムの看板が。さっそく入ってみたかったが、午後イチから会議もあるし、なにより明日肉食いまくる予定なので思い直してガマン。つるやまで足を伸ばし、きしめん定食。 午後、会議。サクサク進み1500には終わる。時間が余ったので、MARBUのケーキをほじくりながら、料理の心得もないくせに家に豪華なシステムキッチンをしつらえるバカ(←暗喩)の話や、単なる特定ブランドマンセーオタクが「業者と癒着」だの何だのと痛くもない腹を探られる話など、特定業界の悲話をイロイロと伺う。そのあと1900まで資料の整理して帰る。 残りごはんを茶漬けにして、サーモンののっけ盛りとキンピラゴボウで夕食。『トリビアの泉』。ヤラセならヤラセで、もう少し実際にありそうなペンネームぐらい考えたらどうですか。雑誌の読者投稿欄によくあるジサクジエーン記事みたいで悲しくなってくるんですが。投稿者の年齢が露骨に低くなってきているのは、やっぱりガキ向け番組へシフトしようとしているんですか。ますます学会の出る幕はなくなりそう。「18782+18782=37564」にはちょっと感心したけど。 |
| 11月27日(木) |
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さむい。ついに洋服ダンスからコート引っぱり出す。 読売朝刊。埼玉版、朝霞で印刷所の倉庫から本やらビデオ盗んで古本屋に売り払ってた本ドロボウがタイーホの報。こいつらとグルになって盗品買い取ってた「行田の古本屋」ってもしかして、児ポ法施行直前まで駆け込みで『君はキラリ』とかのダビングビデオ売り捌いてたアソコか? しかもこの古本屋、ただ買い取るだけでなく、「普通の本じゃなくてよく売れる写真集とかビデオを盗ってこい」とリクエストまで出していたというから、商売熱心なことで。もう二度と彩の国古本まつりにゃ出店できんわなあいつら。盗品買い取りはブックオフの専売特許かと思ってたんだがなあ。 経済面、証券化アイドル登場と。投資者からの出資金で写真集やDVDを出し、売れれば利益を投資者に還元するというシステム。ただし元本は40%までしか補償されないハイリスク銘柄。一般投資家相手の商品というよりも、モンスター(オタク)がダンジョンにためこんでる無駄な財宝(預貯金)をこそげ取ってやろうという冒険者的企画と見た。それにしても遂に『オッパイファンド』が現実化したというか、和牛商法の人間版というか。 ちんたら仕事。昼、志乃原でみそ煮込み。NHKニュース、よく名前を知ってる某政治家の会社が、サギで資金集めてた廉で捜索を受けたとのこと。ざまあみろ。 仕事帰りに数名で連れ立って松屋。と言っても牛丼屋ではなく新大久保の韓国料理店。ちょっと駅から遠く、路地の奥まったところにあるが、わりと調度とか高級そうなお店。新人さんが前の会社時代に時々行っていたお店だそうで。グリーン食堂のようにどさどさ突き出しが来ないのは物足りないが、そのぶんチヂミやプルコギなどガンガン頼みガンガン堪能。マッコリがけっこうイケて、下戸の派遣さんにも勧めたところ「これなら飲める」と。明日もあるので普通にお開き現地解散、ふらふら帰宅。 |
| 11月28日(金) |
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ブッシュ、イラク電撃訪問。サンクスギビングに合わせて極秘でバグダッド国際空港の米軍基地に現れ兵士を激励、一緒に七面鳥を食って帰っていったとのこと。この作戦立案した奴は相当の軍師だな。少なくとも米軍の士気は一気に底支えされた。2度とは使えない手だけど。 いやはや、ドーリットル隊の東京空襲以来、こういうパフォーマンスをやらせたらアメリカの右に出る国はないよな。味方の士気はドカーンと上げて、逆に敵への心理的ダメージは絶大というタイプのパフォーマンスね。これで焦ったサダムやビンラディンがMI作戦(ミッドウェー)でも発動して自滅してくれりゃシメたもんだ。日本はこのへんのノウハウが全くないから、日中戦争や太平洋戦争を適当なところで収めることができず不利な消耗戦に引きずり込まれたんだ。我が国も大いに学ぶべし。もちろん、今さら小泉がイラク行ってもなんにもならんが。 午前中、「例の本」第2版入荷。今回刷った部数の半分は即刻取次に搬入、さらにそこからTRCが直接数百部持って行ったという。たのむ、売れてくれ。せめて赤字にならないぐらい。 チャンピオン読みながら帰宅。『虹色ラーメン』、実は見た目まんまの豪放キャラだった麺伶王に萌え。我ながらこのオヤジ萌えはどうにかならんか。 ながいけん閣下復活の報がネットを駆け巡る。マジっすか?(歓)。ロッテにはボビーが帰ってくるし、最近「古き良き90年代」リバイバルの気運でも高まってきたのか。よくよく考えてみると90年代、「失われた10年」と言われながらも何だかんだ言ってそこそこ楽しかった時代でしたにゃー(←喉元過ぎれば熱さ忘れる現象)。それにしても復活の舞台はヤンサンか……。ということは、「コサキン」や「深夜の馬鹿力」の時間帯、CMで「神聖モテモテ王国」という単語が放送される可能性もあるわけで。閣下がコサキンのゲストに呼ばれる可能性もあるわけで。巻頭グラビアに悩ましの閣下セクシーポーズが載る可能性も(以下略)。 で、その影響か、アクセス解析すると「ながいけん」で検索してくるネットビトが激増。 「上戸彩」と「ウルトラマン」って、早口で言うとちょっと似てませんか。 |
| 11月29日(土) |
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11時半起床。外はすごい雨。台風が来ているらしい。それでも洗濯強行。1230、家賃振り込み忘れてたのを思い出し、しぶしぶ外出。西友の2階から縄文人が出てくるのを目視で確認。この寒さにもかかわらずいつものシャツと半ズボン。 「例の本」をググる。bk1のページが何枚かひっかかるが、なんとその中で、植木不等式先生が連載コラムの最新号(第8回)で「例の本」を紹介してくだすってるのを発見。「神」つながりで、山本会長の小説と2ちゃんねる用語辞典に挟まれて紹介されるとは、これにまさる光栄なし! 折も折、ちょうど昨日重版が刷り上がって、bk1にも入荷されたばかり。まさにグッタイミーン! 18時のニュース。スパイ衛星を載せたH2Aロケット、打ち上げ失敗の報に唖然。スパイ体制の遅れよりも、H2Aの信頼度が落ちたことのほうが大問題。ショック〜。悪いことに、今回のH2Aには予算ケチって衛星2個載せていたんだそうだ。H2Aの発射試験も兼ねて、また今回のような失敗のリスクを最小限にとどめる意味でも、1個ずつ打ち上げるべきだろ。あーあ、予算減らされたせいだな。 実家に。以前日記にも書いた、父親の事業をダシに使った某政治家のゆかいな末路とかイロイロと。家宅捜索のニュースをしっかりビデオに録画して楽しんでやがるあたり、俺の鬼畜の血はぜったいこっちの親からの遺伝だと確信。世の中、突然変異なんて滅多に出ないものである。 帰って、bk1の「例の本」ページを見ると、もう「24時間以内発送」に戻っていた。bk1はなかなかレスポンスが早い。「出版社からのレビュー」も21日夕方に入力したら23日には載せてくれたし。てゆうか、その1週間前アマゾンに送ったもののナシのツブテで(未だに載ってねぇ)アタマに来てbk1に二重投稿したことは内緒。さらにググる。また某市立図書館の新着欄にエントリー。しかもここ、2冊も買ってくれてるし。おまけに2冊とも「貸出中」になってるじゃありませんか。うわー。 TBSの脳味噌番組観る。「妖精の子供」と呼ばれるウィリアムズ症候群のパートが面白い。第7遺伝子の一部が欠損することで生まれる子供たちで、いろいろ障害を持つらしいが、特に空間認識能力が超ニガテ(成長度E)、写生したりフィギュア作ったり階段の昇り降りとか靴のヒモ結ぶといった作業は全然ダメ。そのかわり人の顔はすぐ覚え、表情などを読むのはめちゃめちゃ得意。社交性が高く、全ての人に興味を持ち、いつでも満面の笑顔をたたえ、自分のことよりまず人を喜ばせることを考えてしまう。俺の持っていない美徳全てを生まれつき持った人々である。現代においては俺以上に生きにくいだろう。 感性豊かなウィリアムズの人々は時にものすごい音楽的才能を発揮することがあり、物おじしないウィリアムズビトは満場の大ホールでもなんの気後れもせず堂々とアリアを歌い上げる。番組ではウィリアムズの子供たちを集めて音楽の手ほどきをするアメリカのサマーキャンプを紹介していた。子供たちはこのキャンプで隠れた才能を開花させ、自己を表現する術を見い出す。そしてまたウィリアムズの親たちも、ただの障害者だと思っていたわが子がとてつもないアビリティを秘めていることを知ることで、これまで以上にわが子を受容することができ、また、わが子をウィリアムズとして生んだことに対して感じていた自責の念(ウィリアムズは親の遺伝子や生活習慣などに関係なく20000人に1人の割合で偶発的に生まれるので親は全然悪くないんだが)も解消できるという寸法である。 ところでこのウィリアムズ、同じく染色体レベルの変異体であるダウン症候群などと同様、外見上の特徴がある。尖った鼻、でかい口、いつでもニコニコという、まさに中世のイタズラ妖精と同じ風貌。この容貌が「妖精の子供」と呼ばれる所以である。ウィリアムズビトはアジアより欧米のほうが出現確率が高いので、欧州では昔から彼らの存在が知られ、そのエキセントリックな容貌と気質で村の陽気なイタズラ者としてそれなりに受け入れられ、それが妖精伝説として語り伝えられてきたのだろう、ということ。 それにしても彼らの顔つき、やたら見覚えがあるんですけど。●●さん音楽やってないのかな(←おい)。あの人も社交性めちゃくちゃ高いし物オジしないしいつもニコニコしてるし人を喜ばせること大好きだし。そういえばあの人が絵ェ描いたり立体物作ったの見たことないし、こないだ骨折したのもたしか階段からコケたせいじゃなかったっけか。才能をなぜか音楽じゃなくて●●●●の方向に開花させた珍しいケースとして学会で報告できんじゃろかー。 |
| 11月30日(日)【ここまでは2004.01.11更新】 |
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BBS。金成さんから、昨夜の爆笑問題の番組で「例の本」から拾ったらしいネタをやっていたとご報告。ただ、「サンタ≒ナマハゲ」説は以前から指摘されてるので、それだけではウチの本のパクリとは断言できない。あの本にしか書いてないオリジナルの学説(新約聖書が書かれる以前に流布していたクリスマス物語を最大公約数的にあぶり出すとか、「サンタクロース合体怪獣説」とか、「サンタが煙突使うのは暖炉に一番近いから」などなど)も紹介されていればパクリ確実なのだが。そういう罠もアチコチに仕込んでますので、あの本をパクる皆様はご注意を。ともかく、本当に「例の本」からのパクリだったとしても、番組制作会社が100冊ぐらい買ってくれてれば不問に処しますので(笑)。 『ガッシュ』観てたらED画面にニュース速報で邦人文官イラクで殺害の報。ええっ、日本人がいたのか!? 迂闊にも知らなかった。スペインでさえ要員引き上げさせたというのに。しかしイラクゲリラのフラストレーションは暴走しまくってとどまるところなきことハマスのごとくですな。この目的不在な暴走ぶりは、ビンラディンの無目的テロに通じるところありありなんですが。それでもイラクは安全ですか。「公共事業」たる自衛隊派遣は曲げられないですか。いっそ自衛隊を護衛する部隊も派遣したらどうですか。またその部隊を護衛する部隊も(以下略)。 『でじこ』の後のアイドル予備校的番組、こっちの脳が慣れてきたせいかけっこう楽しんで観てしまう自分が怖い。今どき18歳未満の生ブルマ映像が拝める番組はこのくらいしかないのではないか。消えゆく日本の伝統を保存するNHK教育のプログラムですか。てゆうかこの番組、実は男性向けだったんですね。前番組のおしゃれ指南番組の流れかと思ってずっと誤解してましたすんまそん。あと、トミーエンジェルスとか言うトミフェブの妹分4人組、デビューするですね。モー娘。やおはガールみたいな無駄なド根性要素を排したスマートなグダグダ感が、観ていて安心できるのかもしれない。もちろん番組開始当初に比べて相当レベルアップしてるし、罰ゲームで鼻ヒゲメガネつけさせられながらも真面目に笑顔で踊る姿には、背後でかなりの修練を積んでいるんだなーということは丸分かりなんだが、その努力のサマを見せないところが「湖に浮かぶ白鳥は人知れず水をかく」といった感じでよろしい。努力しているところを見せて視聴者に感情移入させようというコンセプトよりも、こうした古典的な「平然な顔して芸能人やってる」人にこそ敬意を表してしまうんだよこの歳になってくると、ゲホゲホ。 とかなんとか感心してたら出発の時間に。あわててカバン背負って学会例会会場に向けてゴー。そぼ降る雨の中、バスに飛び乗り、なんとかギリギリ1200着。でも会長も到着が遅れ、15分遅れで例会スタート。ゲストでいらっしゃった鈴之助さんと座る。今回も骨太の定点観測あり、偶発的に会員のアンテナにひっかかった物件あり、爆笑爆笑また爆笑の研究発表が続く。 俺は前半戦のオーラス。冬コミ当選と「例の本」を宣伝。ネタは魔改造する気も失せるOR公式グッズのアリサたんフィギュア、日朝首脳会談最大の成果・エロムック『喜び組』第1号(2号は出たのか?)、とんでもない書き込みが入った『少女革命』最新号の3本。きれいにエロスネタでまとめて席に戻ると、いつの間にかひえだ先生の連れのIお嬢様が入場していらっしゃっててギャーと焦る。嗚呼、はしたないところを見られてしまった。 中休み。宣伝の甲斐あり「例の本」ポンポン売れる。当然グッズ番長にも会員割引(笑)で頒布。サインも数件求められるが、本には俺の名前は載ってないので、サインなんかしてもなんの価値もないと思いマス。かえってブックオフに売り払いにくくなるだけで。山本会長には献呈。談之助師匠にも「奥様へ」ということで1冊献呈。奥様宛てにサインも。 こないだ情報提供した番組制作会社の社長さんも来てて(学会経由で紹介が来た)、マジ名刺を交換。お役に立てたかどうかは怪しいが、今後ともこっち方面の調べものがありましたらどうぞと。ひえだ先生から、総裁先生のキリスト教冒涜発言が載った『ザ・伝道』を拝領、おまけに『黄金の法』メイキングビデオまでお借りする。ありがたや。 植木先生に「例の本」書評の件で激しく謝意を述べる。雑誌『本当にあったトリビアな話』に「例の本」からパクったらしいネタがあるとタレコミ。ぱっと見た印象では、かなりあやしい。もちろんトリビアには著作権はないので文句は言えないが、どんな本からパクったかという参考文献表ぐらいはつけておくのがこの業界の慣習であろう。 かく言う「例の本」自体もあちこちの本からのパクリで構成されているが(汗)、パクリのネタ元は巻末に列挙しているし、場合によっては使用許諾伺いのメールを出したりネタ元の著者に実際会いに行くなど、可能な限り仁義を通すようにしている。「著作権がない」というのは「使用するにあたってわざわざ許可をとる法的根拠はない」というだけであって、元ネタの発表者に対するリスペクトはアプリオリに前提されなければならないと思うのだが。同じ「出版」という情報伝達業をナリワイとする者同士、そこんとこはきっちり対処しておいたほうがよくないか。 後半戦もゴツいネタからバカなネタまで続々登場し、あっという間に1800。初ゲスト参加の鈴之助さんも「時の経つのが早かったっスよ(汗」と漏らす。次回はぜひ発表もしてくださいと頼む。やはりゲスト参加の歌人・笹公人先生に「平均年齢3●歳のアイドルグループって何なんですか!」と無礼なツッコミを入れたり。高田馬場の二次会会場に移動。道すがらIお嬢様とイロイロ鬼畜話を。 二次会は前回同様土風炉でドンチャンと。K子先生から、議長の稿料に関するトップシークレットな話を伺う。『トリビアの温泉』のあとがき原稿料がなんと【ピー】円(手取りか税込かは不明)。オビの推薦文なんか【ピー】円から書いてくださるそうだ。だあーっやっぱり「例の本」に議長の推薦文もらっておけばよかったー! 【ピー】円ぐらいなら予算が出なくても俺が自腹切ってボーナスから捻出してでも出したのにー! と(酒も入ってたこともあり)悔しさに地団駄踏む。てゆうか本当に推薦文もらって、一般書店用に推薦文入りのオビ作ろうかな。 それと「気楽院もライターになりなさいよ」と勧められるが、そっちは「ワタシの文章、量産きかないんですよ(涙)」と固辞。筆でごはん食べるには、議長ぐらいのペースで毎日ムラなく内容的にもそこそこのアベレージのものが書けなければ話にならん。何日かに1度「天使」が降りてきた時だけ狂ったように文章が書けるけど他の時はてんでダメ、なんて状態では、とてもとてもプロになどなれません。それよりはクソ虫らしく毎月定期的にエサ貰える社畜やってたほうが気が楽です。 それに俺は今の居場所でまだまだやる事がある。今さら俺がライターになったところで、鬼畜系ものかきが一人増えるだけだ。先輩ライターとパイを奪い合う以外、何も変わらない。今のポジションにいてこそ、他の鬼畜にはできない事ができると思う。ペルシア王クセルクセスの後宮にあって、ユダヤ人みなごろしの陰謀を防いだ英雄エステルのように(←おい)。そのためにはせいぜい王の寵愛を得て、イザという時には王笏を差し伸べてもらえるようにしておかねば。 その一環として、ふたたび「例の本」の行商。これが売れれば、いろいろな意味で今後の布石になる。がんばらねば。サインも求められるままキュッキュキュのキュと。いいのかみんな本当に。さっきお買い上げいただいたイットリウムさんからもサイン求められる。イットリウムさん、俺が基督教徒だと知らなかったそうで驚いていた。「ええーっ、だってクリスチャンだったら、なんで私と宗教の話しても怒り出さないんですか!?」。いや、それはイットリウムさんが真面目で敬虔な方たちのサイトにばかり乱入してらっしゃるからで(笑)。そもそもイットリウムさんのツッコミ程度で怒り出すぐらいだったら、あたしゃこんな学会にいませんて。 他にも、モモカのウツセさんのサイトの『ナージャ』評が辛すぎるとせっかんしたり(いや、ウツセさんのツッコミは全部妥当なんだけど、それじゃお話が動かないし(汗))。もう誰と何話したかいちいち覚えてませーん。 さらに20人ほどでルノアールを攻め、閉店時間まで三次会。ひえだ先生と主に宗教談議。明日までに著者校正を終えなければならないというアニメージュの記事の色校をちらと拝見させていただく。瞬時に俺のスタンドが誤植を1箇所見つけてしまう。職業病。やっぱり俺はライターよりセコセコ校閲してたほうが性に合ってますです。ここでも「例の本」ちょこちょこ売れ、結局残ったのは1冊だけ。即売会だったら大勝利の部類に入る売れ行き。カバンが軽い。 帰宅。酔いにまかせて嘘競演に最低のネタを1本投稿。気がついたらもう2630。あわてて寝る。ハシャギすぎ。 |
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