2004年6月の開設者うらみ日記


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6月1日(火)
 初夏の陽気から一転雨模様。
 朝、ネットでちょっと調べもの。以前からあちこちで見かけていた「ブリョあき」という名詞の意味がやっと分かる。「原典」を呼んで朝からぶはははと大笑いする。これは天才だ。この天才には誰もがひれ伏さざるを得ないだろう。俺がどんなに妄想の翼を広げても、こんなイメージはとても創出できない。50,000人の大観衆が……いかん、しにそう。人類個々人が有する嗜好の固有振動率の多様性、そのマージナルな部分が一定レベル以上の表現力を得た時、かような素晴らしい芸術を生み出すことがあるんでぃすのー(笑)。ああ、もう数日早ければ『キリストの健康法』評にも反映させられたのになー惜しいなー。
 ついでに、画像コピペ系掲示板で時たま見かける、キツネ耳帽をかぶった細面のヒゲじじいの正体も判明する。「陛下」と仰るそうだ。

 イラクの邦人ジャーナリスト死亡のニュース、国内では信じられないほど淡々と受け止められている。よく言えば「冷静」、悪く言えば「冷淡」。
 言うまでもなく、このパラダイムシフトを起こした全ての原因は、4月の人質事件にある。あの人質事件がなかったら、今回の橋田・小川事件はもっと大騒ぎになっていただろう。それこそ自衛隊撤退論議にまで発展していたはずだ。それが、あの人質事件を経てしまったせいで、もはや我々大衆の感情はそっちの方向へ振れなくなってしまった。おそらく後世の人々が2004年の日本史を勉強したとしたら、なぜここで日本国民がイラク派兵の是非を問わなかったのか、全く理解できないだろう、この「流れ」を掴まないかぎり。
 ええもう小泉の持って生まれた「強運」は分かりました。その小泉個人の「強運」が、日本を栄えさせるのか滅ぼすのか、あたしらにとっちゃそっちのほうが問題でして。小泉生きて国滅ぶ、という状況はすごくイヤだし。

 また職場で果てしないパズルゲーム。昼はスパイシーでビーフカレーを。疲れている。
 帰ってから日記、ちょっぴり更新。
6月2日(水)
 福浦、ダイエー杉内を両手骨折させる。と言っても別に福浦がぶん殴ったわけではなく、福浦の満塁弾に逆上した杉内がベンチとか殴ってポッキリ行っただけで。でもこれってスタンドで攻撃したようなもんかな。スタンド名は「エル・コンドル・パサ」(←だから頭部ネタはやめてやれよと)。

 佐世保の小学校で、小6女子が同級生の頚動脈をカッターでスパーンと。また「もっとこころの教育を」とか安部晋三が「教育基本法改正を急がなければ」とか、いつもの勘違いコメントが飛び交っているが、そろそろ笑うのも飽きてきた。
 加害者はどうも「頚動脈をカッターナイフで切ったらどんだけ血が出るか」知らなかったらしく、返り血まみれになって「わたしの血じゃない〜!」と思いきりうろたえていたそうだが、『キル・ビル』でも観てればそこまで慌てなかったのではないかと。つうか今回の事件はむしろ、子供たちの目から暴力・残虐メディアを遠ざけてしまったのが原因ではないかと邪推する。「人のカラダをナイフで切ればどうなるか」、「人はどこまで殴ればシャレにならないダメージを受けるか」、そのへんの加減が分からないから、平気でケンカに刃物出すし、リンチとなると相手が死ぬまでボコったりするのである。猫の子だって兄弟ゲンカや親に叩かれたりしながら「どのくらいの強さで噛めば相手を殺してしまうか」を学んでいくのに、そういったことを実地に学習する機会を奪われた子供たちが、手加減できなくなるのは当然だ。体育の授業で格闘技やる学校も少ないだろうし。
 にしても、頚動脈ってそんなに簡単に切れるもんなのか? 俺も実地訓練してないからわかんなーい(←するな)。
 それはそれとして、昨年の長崎ちん切り事件並みに我が「替え歌中枢」を刺激される事件。思わず「ふたりは首ズバ!」とか歌ってしまう。

首ズバ 首ズバ
首ズバ 首ズバ 首ズバ 首ズバ
首切って ズバズバ ふたりは 首ズバー!
長崎県でまた殺人 ぶっちゃけありえない
給食しててもふたりは むちゃくちゃ殺害
カッターナイフを喉元に刺し
すごく 血ダルマだね☆ year!
仰天! 6年! 死んでるんだから
『バトロワ』なんて メじゃない!
小学校に サツ来たるでしょ
『キル・ビル』だって ブッとぶぅー!
命の花 散らせて! 思いっきり
少女首切り!!
首ズバ 首ズバ 首ズバ 首ズバ
首切って ズバズバ ふたりは 首ズバー!
首ズバ 首ズバ (シュバー!!)

 『トリビア』。12球団マスコットで一番足が早いのは、よりによってエロズリーだった! 昼はスピード、夜はスタミナ! 2ちゃんねらーも大ウケだろう。
 ジョニー、ついに復活勝利。最後コミーが締めるというのがなんともイイねえ。お立ち台では別に涙のインタビューというわけではなく。まあ今まで5試合も、普通ならとっくにどっかで勝ち星挙げててもおかしくなかった内容だし。むしろ復活登板した時のほうが泣いたんじゃないか。
6月3日(木)
 夢の中で、なぜか『サヴァイヴ』の最終回を観る。と言っても俺、現実世界で『サヴァイヴ』ほとんど観てないので、『エヴァ』の最終回っぽい理屈コネた観念的最終回で残念。どこの同人誌でも見たことのないキャラとか出てるし(しかもあまり造型がかわいくない)。
 そういえば大昔、なぜかファンでもないどころか読んだことすらない『ふたり鷹』の最終回(まだ連載中の頃)を夢の中で読んだことがあった。これが、あの主役2人(という認識でいいのか?)がラストで2人仲良くルアーフィッシングかなんかやってるシーンに「これが青春なんだ!」とかセリフが入ってる衝撃のオチで、夢の中で「バイクはどうした!」とツッコんだものである。自分の深層心理にツッコミ入れてもせんないのだが。もちろん現実の『ふたり鷹』はそんな終わり方はしなかった、と思う。まだ確認してないので。たぶん今度の『サヴァイヴ』も500%違うと思う(5回作ってもそんな最終回にはならない見当)。

 職場でパズルのかたわら、今度『トンデモ本 男の世界』で紹介する『大金持ちになる本』の現物を扶桑社に送る。昼は大昌苑で焼肉定食。久々に以前の味が戻ってきた。
 午後、また鼻水。例によって鼻炎薬を投与し、例によって脳がフワフワに。

 きのうの小6女子級友殺害事件、犯人が殺害後「思いきりうろたえてた」というのは間違いだったそうで。ぶっ刺してから十数分、被害者が動かなくなるまで冷静に見張っていたという話も出ている。いやはや俺も安倍晋三のこと言えないとんだカンチガイ君だったらしい。ハズカシイ。
 くやしいのでもう1曲詠む。

ブレイク ブレイク 同級生を
殺害 殺害 殺してやりたい
「いい子ぶって」と書かれてく ホームページが荒れてゆく
サイトの平和をはばむやつらさ Break Out !
佐世保ブレイク消防 学習ルーム Da Da Da
佐世保ブレイク消防 ファイナルアンサー うらみを晴らし!!
サイト壊すぜ! 友情壊すぜ! 首を壊すぜ! マスコミ西へ
走る! 走る! 佐世保ブレイク消防

ブレイク ブレイク 血管ブチ切る
ぶりっ子 体重 ページも荒らし
厨房処理などおてのもの 強力サポート殺します
正義のカッター 怜美にかざせ!! Break Out !
佐世保ブレイク消防 怨念カッター Da Da Da
佐世保ブレイク消防 少女犯罪 大事に至れ!!
サイト壊すぜ! 友情壊すぜ! 首を壊すぜ! マスコミ西へ
走る! 走る! 佐世保ブレイク小坊

佐世保ブレイク消防 学習ルーム Da Da Da
佐世保ブレイク消防 ファイナルアンサー Da Da Da
佐世保ブレイク消防 怨念カッター Da Da Da
佐世保ブレイク消防 少女犯罪 大事に至れ!!
サイト壊すぜ! 友情壊すぜ! 首を壊すぜ! マスコミ西へ
走る! 走る! 佐世保ブレイク小坊

Break Out !
6月4日(金)
 年金法案をめぐる攻防を見ていると、「すいませんねえ所沢市民のせいで……」と卑屈になってしまうそんな今日このごろ。
 今日も梅雨までの短い初夏の日射しを堪能しつつ職場へ。朝刊第3社会面に森林文化協会への主な寄付団体が列記されてたんだが、その筆頭がコミケ準備会(笑)。いや笑うとこじゃないけどなんとなく。
 今日も、麻の葉で和風ビビンバ食った以外は外出もせずパソコンにへばりつき、2000過ぎまでかかってようやっと200点を超える図版の大きさ&置き位置指定。しにそう。内容が面白くなかったらほんとにしんでる。
 帰ってスパゲティゆでてボロネーズずびずばー。「このホテルも格が落ちたな」。TVでロッテ戦。スンヨプ、復帰戦をスマッシュタイムリーで飾る。ファーストゴロの弾道だけど打球の速度が段違いでまんまとヒットに。第5の男・高木に先発勝利がつかなかったのは残念。マティー暴走大杉。
6月5日(土)
 初夏の陽気も今日までらしいのでイソイソと洗濯。
 『ダンドー』のOPに「年金法案参院可決」の臨時ニュースがかぶる。申し訳なさに包まれる。ええもう懲罰的投票行動すらできないヘタレな所沢市民が悪いんです。野党が腰砕けになったのは、未納問題とかよりも、まさか負けるとは思ってなかった埼玉8区を落としたことがずっと響いていると思います。はずかしい……。
 それはそれとしてやっぱ『ケロロ』面白ぇっス。もうどっからツッコんでいいものか。ATフィールドはともかく、ガソダムネタは使い放題もいいとこ。そうかガソキャノンはうるさいのか。ギロロうれしそう。

 荻窪で、以前単行本を担当したT先生の告別式。99歳の大往生(あと1週間もてば「大台」だったとのこと。惜しいー!)とあって、式もサバサバしたもの……というわけではなく、2番目に挨拶に立った教会婦人会の人はわんわん泣いている。長生きしてても悲しいものは悲しいのである。かえって、つきあった時間が長いぶん絆も深くなっている。
 人は誰しも長生きを望む。若いうちは「俺は40ぐらいで死ぬ」とか言ってるけど、実際にタイムリミットが近づいてみると途端に生への執着が生まれるものである。でも。長生きもそれはそれで幸せなのだろうかと。T先生も、すごく仲の良かった旦那さん(超有名な漫画家さん)を十数年前に亡くし、以来一人で取り残されてきた。もちろん子供はいるし友達は多かったし先生を慕う人たちも大勢いた(今日の告別式も教会の駐車場にまでテント建ててTVで内部の中継見せていたぐらいの盛況ぶりだった)。それでも、自分の半身を欠いたままで、思い出だけを抱いて残された長い余生は、それなりに幸せだったのだろうか。本人に聞いてみなきゃわかんないけどね。どうなんだろ。

 帰って喪服脱いで、さぼてんカツサンドをコーラで流し込むジャンクな昼食ののち、所沢くすのきホールへ。閉店15分前までねばり、エロ写真集から岩波の日本思想大系『キリシタン書・排耶書』から学研の新ひみつシリーズ『大リーグのひみつ』まで種々雑多多岐にわたり10,000円近く買い込む。お清めというわけではないが。

 謎の占い師様より、佐世保の首切り少女は拉致被害者と引き換えに将軍様に献上せよとのナイス提案。もちろん「女暗殺要員」として。「幼少ながら工作用カッターで10センチも首を斬れる腕の持ち主です。長じたらさぞや使い手になることでしょう」と。なんか『キル・ビルVol.1』のヒラメ姐御(オーレン・イシイ)@幼魚時代みたいで萌えるぞ。ぜひこっちもアニメ化希望。
6月6日(日)
 例の学会。例会のたんびに雨が降ってるような気がする。
 今回は学会の荒神様・K子先生がタイムキーパーを務めたおかげで久々にサクサク発表が進む。イグ・ノーベル賞受賞式におけるスウィーティー・プーであるな。プーみたいな可愛いもんじゃないが。例によって詳細は太田出版から出る本で楽しんでほしいが、昔の春画に書き込んであるセリフが、書き下してみると実は現代のエロマンガとほとんどフォーマット一緒なのに大笑いしたり(収斂進化?)、今日も5時間大笑い。
 肝心の俺は準備不足でもうボロボロ。こないだ掘り出した『透明少女エア』のビデオを出してみたはいいが、アナザーアギトの中の人の顔を覚えてる人がほとんどいなくて(開田夫妻でさえ平成ライダーは専門外だし)あえなく撃沈。菊池隆則さんの認知度って案外低いのね(涙)。それとも俺が極端におじさま萌えなだけですか。
 帰りには雨あがる。夏至近い西の夕空に雨上がりの雲がかかり、青と灰色と朱色の妖しい迷彩模様を描いている。デジカメ片手に開田先生がこういうの描きたいんだよなーと慨嘆していた。この貪欲なアート魂。
 二次会行ってパーッとやってベロンベロンになる。帰りがけに学会重鎮のS氏が婚約発表。総員祝福。いい人にはしあわせになってもらいたい。そして、一緒にいる時間を大切にしてください。
 さあ、トンデモ本大賞がんばろー。お〜〜。(ベロンベロン)
6月7日(月)
 二日酔いは全くないんだが、右肩バリバリ、頭も痛い。なんとかがんばってみたんですけど起きられず、朝食もとらず半日休暇。土日あれだけハシャげばしかたないか。
 コンビニパン食って、午後からノコノコと職場へ。重い頭と肩を支えながら、雑誌の原稿依頼状送付とか編集会議のレジュメ作成など事務仕事を。定時キッカリに帰る。神戸屋でパン買って。学会紀要の初校ゲラが届いてたけど今日はそれどころでなし。パン食って、メール少し出して、ちょっとネット。
 佐世保の小6少女、いつの間にか合衆国海軍戦艦みたいなコードネームがついていたらしい。犯人のファンサイトまで作られているが(http://jbbs.shitaraba.com/otaku/2481/)、酒鬼薔薇や宅間守のポータルとはだいぶ雰囲気が違う。なんかこう、萌えてるんだみんな。特にネバダたん萌え絵集がすごい。アニメ化の暁にはどの御仁にキャラデザを依頼しようかと迷うタランティーノ先生の姿を思わず霊視。
6月8日(火)
 今日はなんとか身体が動く。
 ふたたび超巨大企画にとりかかり。昼、センレクヘンを単品で。定時過ぎて、職場に唯一あるスキャナの前から人がいなくなったところで、スキャナを占領、2145までみ〜〜〜〜と画像スキャンに励む。しぬ、しぬうう。
 毎日こうだとこりゃ学会紀要の校正どころじゃない。でもやらないとK子先生にころされる。帰りにえぞ菊で味噌ラーメン食って、電車の中でちこちこと校正。B5判で9ページもあるとさすがに校正もオオゴトである。書きすぎだ。
6月9日(水)
 午前中は編集会議でつぶれる。昇龍軒でチャーハンとスープ。午後は飯田橋のデザイナさんとこ行ったり、割り付けがほぼ決まった超巨大企画の図版の入稿準備など。
 帰りの電車に揺られていると、隣に立ってた男が、会社の同僚だかカノジョだか知らんが女にロッテ戦の面白さを力説している。俺より熱心な積水常駐組らしく、「西武ドームでだけ歌う応援歌」とか(勿論「せーいーぶーにはー!まーけーらーれなーい!」のこと)、誰それが来た時の応援は盛り上がるとか(勿論ミスターじんソンセンニムのこと)濃い説明まで飛び出すのにニヤニヤ。みごと洗脳に成功されんことを祈る。
 西友の寿司買って食って寝る。
6月10日(木)
 出生率が、実は新年金法案の前提となっていた数字よりも低かったことが公表される。なるほど、法案通ってから公表ですか。「出生率落ちる、落ちる、落ちる、出生率落ちる、アンフェア年金♪」なんて歌でも歌いたくなるよなインチキぶりですね。「具体的数値を根拠にした制度」が聞いてあきれます。
 もちろん団塊の世代が年金を受け取り始めている今、年金改革は焦眉の課題ですよ。すでに沈みゆくタイタニックのごとく破綻が目に見えている今、情報統制してでも急いで手を打ちたい政府の気持ちはわかりますよ。でも、こういうインチキを積み重ねていくと、若い世代の年金納付意欲がどんどん下がるだけですよ。

 超巨大企画の本文&楽譜の初校整理大詰め。昼、大昌苑で焼肉定食食ってリキつけて、夕方までかかりドタバタと初校一式印刷所に送りつける。送りつけてから、本文中に組み込む昔の音符の見本をスキャンし、2000頃までクリーニング作業。イチからイラストレータなどで作字しなくてもなんとかなりそうだ。帰りに天一で並こってり。
 「プレコミックブンブン」読む。オバケ退治ファンタジーもののマンガに、全く理由なく某ホビット4人組が登場。やたら目のでかい奴が首からいとしいしとをぶら下げてるけど、別に指輪が話にからんでくるわけでもなく、しかも出てくるのはこの4人だけで馳夫もゴクリも出てこない。特定作品のパロディでもなんでもなく、単によく似ただけのキャラをマンガに登場させるというのは、80年代頃まではよく見られた「お遊び」だが、近年では珍しく、かえって新鮮。雑誌全体に初期のコロコロ的マターリ感がただよってきたが、号を重ねるごとにどんどんショボくなる付録にふと不安がよぎる。創刊号の時計が思いきりすぎたんだけどね。
 帰ってただ寝る。
6月11日(金)
 連日モニタの前に朝から晩までへばりつき、脳も眼球もかなり疲労している。有り体に言うとあたまいたい。この状態で画像いじりは酷である。紅梅でフライ盛り合わせ定食食ってクスリ飲んでもそれほど快復しやしない。たまらず定時退社。
 脳がぐわんぐわんぐらんぐらんしてきもちわるいので、夕食とる気力もわかず、もちろんロッテ戦など行かず、まっすぐ帰ってすぐ寝る。
6月12日(土)
 0900起床。まだ、1日ぐっすり寝れば頭痛がとれる程度には若いらしいぞ俺のカラダ。ありがたいのう。朝刊。ロッテサヨナラ負けに涙。ありがたくないのう。
 洗濯機をガーと回しながら朝食。『ケロロ』は今日もどこからナニをアレすればいいのかというテイ。東映もシンエイもお構い無しだ。21エモンまで出てきたのには倒れた。イモホリホーイ。いやゴンスケは出てませんすいません。紀要原稿、直しがだいぶ入ったので(ダメ執筆者)、加筆部分のテキストデータをメールで編集部へ。

 1145出発。天気はどんよりしているが、とにかくむし暑い。新宿回りで、紀要原稿のレイアウト請け負ってくだすってるデザイン事務所に初校ゲラ届ける。そこから積水ドームへ急行。初めて国分寺・西武遊園地を経由するルートを使う。西武遊園地で試合経過見ると0-2。ああネイト。大江戸線より狭いレオライナーで球場へ。先日いただいた指定席券を使わせていただく。ありがとうございます老師。
 今日はビジターデイとのことで、幕張じゃないのにロッテFCの来場ポイントがたまるサービルを実施。「所沢へ逝ってきますた」(意訳)と書かれた従軍徽章(ピンズ)ももらう。で、スタンド行くとスコアボードは1-2。おや1点返してるぞ、と思ったら、ベニーの打った打球がぐんぐんレフトポールに迫ってくる。うわ逆転3ラーン!
 攻撃が終わるのを見届けせっかくのA指定席に移動、のんびりカレー丼とコーラで昼食。逆転してもらったネイトは、その後再三のピンチを薄氷を踏むよなピッチングで切り抜けていく。5回表にはサブ送りバント→橋本ヒットで1、3塁→小坂スクイズと下位打線が高校野球のような加点。豪快なホームランもあればこういう攻撃もできる、今日はロッテ打線のいいところが存分に出た試合となった。
 7回表、外野に戻ってウィラブマリーンズ斉唱に加わる。実は先日、自分の発声法がすごくまちがっていたことに気がつき、現在フォーム矯正中なのだが、やってみるとたしかに新フォームのほうが喉への負担がかからないような気がする。つまりは呼吸法、腹筋の使い方が逆だったんですけど、慣れればこっちのほうが微妙な強弱、特に今まで不得意だったピアノの発声がうまく制御できそうである。つうか何しに球場来てるんですか俺。発声練習のためですか。カラオケでも逝け。この回、期待のマティベニ揃って凡退でアチャーと思ったが、スンヨプ四球からリズムを崩した帆足をボコボコに打ち込み、まさにダメ押しの4点。
 ネイト先発のわりにはずいぶん長い試合になったが、9-2でみごと勝利。関係ないけどG.G.佐藤の声援は「かっとばせー、じーじーい!」としか聞こえないんですが。

 試合終了を見届けすぐに球場を後に。特急に飛び乗りまた新宿へ舞い戻り、駅前のロッテリアでセットにハンバーガー1つつけて夕食をとり、神田森莉・佐藤丸美・春先小紅先生のバンドマンコスのライブ「わくわくもののけランド2」へ。
 初めて聴くけど、神田森莉先生のギターがなかなかのもの。絶対作れないと承知で言うが『差別節』のCD欲しいなあ。♪犬が犬食ってワンダフル〜、ブタがブタ食ってイスラム教〜♪。あんな普通の気弱な若作り中年にしか見えない神田先生が、なぜあんな鬼畜なマンガや鬼畜な歌を作るのかと。「人は見かけによらない」の最極端な例を見せろと言われたら俺は迷わず神田先生を拉致して学会に発表するぞ。
 おかげで佐藤丸美先生系の歌が必要以上にほのぼのと聞こえる罠。『南国歌謡 赤ちゃん』なんか、ただ赤ちゃんかわいいなーと歌ってるだけの歌のはずなのに、佐藤先生のアレのことを穿ち読みして勝手に胸に迫ってしまう。ほろり。いや、決して穿ち読みなんかじゃないのかもな。残酷ですかみさま。
 布ナプキンの輸入販売の宣伝があったり、トイレの前で出演者と関係者がイチャイチャしてたり、ご清潔ちゃんなボクチンが普段常駐している居場所とはかなり空気を異にする空間。そもそも客の大半はくすぐリングス人脈みたいなんですが。ぼくはここにいてもいいんだろうか。まーいいや面白いし。この「興味の幅」の広さ、大抵の分野から楽しみを見いだせる才能だけが俺の美徳ですんで。もちろん元ネタを知ればオモシロサはさらに増えるんですけど。
 トリはりえ坊&春先小紅両先生のデュエットで「マッドブラバスターLEEのテーマ」熱唱。これもくすぐリングスを観てないもんで面白さも数割減ってとこだけど、お二人で揃いのムームー着て「タマゴを返してください!」と叫びながら手に持ったパックの生タマゴを相方のどタマにぶつけていくあほ芸には鬼気迫るものあり。

 遊び疲れて帰宅。寝る。たのしかった。
6月13日(日)
 0730覚醒。頭が痛くて二度寝する。やっぱり疲労がとれてなかったところに昨日無理しすぎたせいか。0900、あまり快復してないけど起床。『ガッシュ』。レイラたんの中の人、紫で丸い顔だし妥当なところではないかと。まさかそんな選考理由じゃないとは思うが。パンがないので、萩の月で朝食。マリーアントワネットかよ。

 たまってた新聞をぱらぱらと。6月9日の夕刊に、アメリカ人の助教授様が「メディア戦」についての論考を寄稿していた。でも、上海ベビーの写真やベトナムナパーム少女の映像と、今度のアブグレイブや米人質首ちょんぱ映像の流出は、同じ文脈で語れないと思うんですよこの極東の私立文系大学学士は。
 前者はたしかに「メディア戦」の武器としての意図をもって撮られた絵だけど、後者は、なんでわざわざ自分らに(メディア戦上)不利になるような絵を撮っといたりネットに公表したりするのか、全く説明できない。首ちょんぱだって米国やその同盟国への「恐怖」を煽るよりもむしろ怒りに油を注ぐ結果になる上、利害関係にない第三者の「支持」を得るどころか嫌悪感しか誘発しない。アブグレイブについては何をか言わんやである。
 つうかあのへんの絵は、上海ベビーと言うよりはむしろ「100人斬り」の文脈に連なる「作品」なのではないかと。

 教会行ってすぐ帰って、アップルパイ腹におさめてまた寝る(都合三度寝)。1700しぶしぶ起きる。まだそんなに頭痛とれてない。熱いシャワー浴びてせめて肩の血行をよくしようと目論む。1730過ぎ合唱の練習へ。外に出てみたら晴れてて驚く。頭痛、気圧から来るモノだったのかもしれない。
 練習から帰ったところで、嘘競演が始まっていることを思い出し、あわてて1本投稿。今回の競演はこの1本だけの参加になるかな。とっとと寝る。二度寝三度寝までしたもんで眠りは浅いが、とにかく目とカラダは休ませなければ。
6月14日(月)【ここまでは2004.10.18更新】
 近鉄とオリックスが合併を協議というどえらいニュースが飛び込んでくる。青波と猛牛だけに、合併後のマスコットはやっぱウミウシでしょうか。着ぐるみを棒でつつくと紫の液体を噴射して怒ったり(←それはアメフラシ)、踏むと内臓出したり(←それはナマコ)、素敵な機能満載。エロズリーとともに「嫌マスコット」の東西横綱を張るのは確実。
 こんなしょうもないことしか脳裏に浮かばない部外者モードで、当事者たる俊俊さんやピエール瀧上さんには大変申し訳ない気持ちでいっぱいになる。我らが千葉ロッテマリーンズだって決して経営はラクではないはずだ。マリーンズの損益は(株)ロッテの広告宣伝費に計上されているため表向きは赤字というわけではないが、実質は通常の3倍のスピードでガンダムをぼてくりこかすほどの大赤字を出している。
 熱狂的ファンがいると言っても、外野族の存在はたいした収益にはならないだろう(球場で販売される飲食物の売り上げが球団ではなく千葉市美浜区に吸い上げられるシステムになっていることは先日の日記でも書いた)。たしかに「18連敗」以来、外野席は連日ピンストライプで埋まり、もはや流しソーメンもできない活況を呈するようになったものの、内野シーズンシートは未だにカナダかシベリア並みの人口密度である。シーズンシートが売れないかぎり、つまりはそれの購買層たる企業など金持ちがロッテに振り向いてくれないと、経営的にはどうしようもないのである。
 もっと言えば、TV放映権だ。千葉TVやスカパーに買い叩かれている現状では、どんなにいい試合をしようと、どんなスーパープレイを見せようと、おカネになりやしない。
 そんな貧乏球団でも、いい試合を、いいプレイをする選手には、それ相応のお給金をあげなければならない。そうしないとFAですぐ逃げられるし、有望な新人も入ってくれやしないからだ。かと言って、無名新人ばかりでは試合にならないし、運良くその中から芽を出すプレイヤーが出てきたとしても、それはそれで年俸がどんどん上がる。そして支払い不可能なレベルにまで上がったら、泣く泣く「いい人にもらわれるんだよ」と段ボール箱に入れて放出しなければならない。かくして不人気球団(ファンの多寡ではなく「企業にソッポ向かれた球団」という意味である)は毎年大赤字を計上していくことになる。血を吐きながら続けるマラソンですよ。

 ……ところで、どうも野球選手の年俸の上がり方というのはよくわからない。シビアな「能力給」なのかと思えばさにあらず、ほとんど1軍の試合に出なくても毎年億単位のお給金をもらってる選手もいれば、2000万かそこらのお給金でも2割8分ほどの打率でそこそこ打点も稼ぎ要所要所で勝利に貢献している渋い選手もいる。このへんは「スター性」とかも考査の対象にされるので、一概に成績のみをあげつらって云々することはできないが。
 一番わからないのが、急に芽が出て1000万→6000万と年俸が上がった選手が、次の年も同じ程度の成績を上げただけでまた6000万→1億と上昇、さらに1億5000万、2億……と、別に成長しているわけでもないのに年俸だけ際限なく上がっていくシステムだ。1億もらって3割打った選手なら、2億もらうには6割打たなきゃダメだろと。いやそれは計算上ムチャとしても。
 本当に能力・実績に応じて恩賞を与えるのなら、年俸800万円の新人でも、15勝とか挙げたら一気に8000万円ぐらいあげてもいいし、それまで功績のあった名選手でもスランプで1割8分HR2とか期待外れな成績に終わったら500万円ぐらいに下げてもいいだろうし。それが能力/実績給ではないか。まあ、さっきの例で言えば、何年も好調を続けていればその「安定度」に対し若干の加算をしてもいいけど。それでもあそこまで天井知らずに上がっていくことはないだろと。
 近年そのへんの矛盾を解消するために「出来高払い」制度が生まれはしましたけど、まだまだ現状では、選手の年俸は理論上天井知らずである。それが貧乏球団の経営を圧迫している要因のひとつであることは言うまでもない。
 そう考えると読売ってのは、無駄に育って年俸上がって貧乏球団では飼いきれなくなったワニだのニシキヘビだのの捨て場として立派に機能しているのかもしれない……なんて思うわけねえだろバカヤロ。

 それはそれとして今朝は天候さわやか、湿度も低め。だけど俺様肩バリバリ。先週来、この右肩のバリバリがとれやしない。絶対何かとりついてるよコレ。車だん吉の霊ですか。イーバリバリバリバリバリバリバリバリ。(※コサキンヘビーリスナー限定ギャグ)
 野球選手だったら故障者リスト入り確実な状態だが、デスクワークの人なので普通に働かねばならない。極めて物憂げに仕事をこなす。昼、せめてビタミンB1を補給せんとレッドピーマンでポークジンジャー120g食らう。午後、デザイナさんとこに装丁受け取りに行く。駅の東スポに「次の合併はダイエー&ロッテ」と無責任な見出し。そんなアホなー! しかしどっちがどっちを買収するのか。経済的にはダイエーのほうが苦しいのは言うまでもないが、福岡のファンの集客力を無視することはできなかろう。ダイエーが関東に来れば眠田直先生は喜ぶかもしれんが。ダメか。
 さっさと帰ろうさっさと帰ろうと思いながら2000頃まで働いてしまう。外に出ると、まだ西の空が薄ぼんやりと青いのに驚く。夏至ってのはこういうものなんだよな。夏至祭りのない日本。温帯多湿気候の日本。

 『兵法』を読みながら帰る。マキャベリの国家論を現代の国際関係にそのまんま適合させるのは無茶だとは分かっているけど、たぶん今の日本はマキャベリが見たらヘソで茶を沸かす状況にあるのではないか。そして蘇秦は頭を抱えると。すっかりアメリカ様の「連衡の計」にハマってるし。まあ、自衛隊を直接戦場に送っていないぶんまだ救いはあるますが。
 これでもし今後、小泉が自衛隊を直接戦闘に投入するようになりだしたら、それは小泉の自衛隊派兵が「国益」という戦略的ヴィジョンから決断されたものではなく、もっと浅薄なモノであったことの明確な証拠。みんな注意しておくように。

 パスタゆでて「行列のできる店」のポモドーロ。付属の粉チーズを入れないほうがおいしいな。
6月15日(火)
【今日の国防】
 軍事・国防面だけに話をしぼると、地政学上、日本は韓国と仲良くしておいたほうが圧倒的に有利だ。「有利」どころか、どーしても仲良くしておかなきゃすごく困るハズだ。それなのに日米関係ほどの良好な関係をなかなか築けないのは何故だろうか。それは、立場を逆にしてみれば分かるような気がする。
 すなわち、韓国にとっては、日本と仲良くしなきゃならない理由が全くないからではないか。
 韓国から見れば、北朝鮮や中国の脅威から自国を守るにあたり、日本はまるでアテになりはしない。なんせ平和憲法なんてモノがありますから。アレがあるかぎり、韓国がせめられても日本の軍隊は助けに来ちゃくれません。ただし、その平和憲法のおかげで、日本の侵略も未然に防がれている。少なくとも半島南岸から韓国がせめられることはない。そこが痛し痒しといったところで。
 つまり、憲法第9条あるかぎり(=現状では)、韓国にとって日本とは毒にも薬にもならない国なのである。
 で、9条がなくなれば、日韓関係は一気に緊張関係にシフトする。韓国にとって日本が、侵略される可能性もあれば軍事的パートナーともなりうる、使いようで毒にも薬にもなる相手となるのである。
 「毒にも薬にもならない国家」か「毒にも薬にもなる国家」か。日本にとってはどちらがトクか、という話になる。
 つうか、もし本当に韓国再併合する野望をカケラも抱いていないのなら、9条を撤廃しても、国防上何ら我が国に利するところはないんだよな。国防軍としての自衛隊の存在が黙認されている現状では、わざわざ9条撤廃する必要がどこにあるのかと。
 むしろ韓国の出方より心配しなきゃならないのはアメリカだ。もし9条がなくなったとしても、事実上9条とセットだった日米安保条約まで破棄はされまい。かくして、アメリカは世界中で展開する「対テロ戦争」に日本を公然と巻き込もうとするだろう。対岸で火事が起こるたび、我が軍はドボンと飛び込んで対岸まで泳いでいってわざわざ火事ん中に突っ込まねばならなくなる。テイのいい傭兵国家(しかも手弁当!)のできあがりである。
 自国政府が主体的に軍を動かすヴィジョンを持たないまま、ただ行動抑制のカセだけ外したら、どういうことになりますかね。右も左も分からないまま、悪いトモダチの言いなりになって万引きヒッタクリ車上荒らし暴行オレオレ詐欺その他各種犯罪に手を染めていくだけでしょうな。それで本人はオトナへの階段を昇ってるつもりかもしれませんが、その通過儀礼につきあわされて迷惑被る世界中の国々、そして自国の国防上なんの理由もない前線に派遣され自国ではなくアメリカ様の醜の御盾として死地に赴かされる自衛官とその家族が、なんとも気の毒なのである。

 朝寝坊して、朝食はラテラテ1本のみ。同僚と「ネバダ事件の御手洗さんの手記はどこが出版するんじゃろうかのう、やっぱ毎日新聞社?」など業界鬼畜話などしつつ(ああやだやだ鬼畜マスコミ)、引き続きダラダラと仕事。
 昼はティーヌンまで行く。センレクヘン(汁なしビーフン)を頼んだのに来たのはセンレクナーム(汁あり)。でもサービス券2枚もらったから許す。
 1800頃まで仕事。帰る。
6月16日(水)
 青波×猛牛合併話。近鉄は古来読売の姥捨て山というか引き抜き畑というか実質二軍みたいなもんだったんだから、読売が責任とるのがスジだよな。石井のアニキやらローズやら人気選手引っこ抜いて近鉄の観客動員減らした責任をなんとするつもりか。
 ネバダ事件。デブスと呼ばれたネバダたんのほうが、今や「かわいい〜」「萌え〜」と被害者以上に支持を集めているのが皮肉なもんで。被害者があんな変な顔と変なポーズの写真を流されてしまったのも、相対的にネバダ人気に一役買ったのではないかと。いつ殺されてもいいように、いい顔の近影をこまめに撮っておくが戦場(いくさば)の作法と見つけたり。俺も今殺されたら、去年のトンデモ本大賞の打ち上げで撮られた、IPPANさんと抱き合ったホモ写真がマスコミに出回ってしまうので、早めにいい写真を撮っておかねば……。
 のんべんだらだら仕事。昼はつるやの冷やしきしめん定食。夕方会議。帰って、パスタゆでて青の洞窟のボロネーズ。
 『トリビア』。先週の予告トリビアで期待させられた戦国時代ネタは、残念ながらこちらの期待したのとは違うネタだった。つうか『花の慶次』読んでればみんな知ってるし。古代エジプトビトは猫が半殺しになると眉を片方剃ってバカの顔になるんじゃろかー。「寒ブリのうた」はぜひガッシュを出してほしかったぞ。どーせ同じ局なんだから。ウヌウ。ブリブリー。
 それより最後にたまげたのが、『ファミコマンドー竜』劇メーション化!(笑) 俺や新田五郎さんや「ニュー漫画大学」の大西祥平さんの地道な啓蒙活動が、ついにここまで実を結んだかー!! これで「ファミコミック」の古書価もヴェルサイユ条約後のドイツの物価並みに暴騰だ!「ええっ、この古本屋に入る時はアタッシュケース1杯分の万札で買えたはずなのに!」「申し訳ありませんお客様、さきほど2杯分に相場が上がりましたので」みたいなかんじで。ただ、「ファミコミック」が1号で廃刊というのは間違い。少なくとも3号までは確認してます。
 おそるおそるアクセス解析ページを開いてみたら案の定、22時以降「ファミコミック」で検索かけてくる人が殺到。直接ウチに来る人半分。ググると最初に新田さんのページが出てくるので、そこからリンクを辿ってウチに来る人がもう半分、てとこ。だから新田さんとこはさらにすごいことになってるのではないかと。
6月17日(木)
 サマワに展開する自衛隊、指揮権はあくまでもアメリカではなく日本政府にある、と小泉は言い張る。
 でも、その政府がアメリカの指揮で動いているなら結局同じことではと(笑)。
 また寝坊で朝食を抜く。ダメなひと。
 仕事。昼食、昇龍軒でチャーハンとギョーザ。超巨大企画のデジタル図版、ようやく耳を揃えて印刷所へ入稿。さーあ次はアナログ図版130点だ!(死)。タイムカードを押してから、学会紀要の再校ゲラをFax。

 『リアル鬼ごっこ』のコミカライズ読む。案外読みやすい。数多の論客からツッコミの入った場所は巧妙にボカされている(それでも登場人物のバカさと「西暦3000年」に見えない西暦3000年の風景風俗はどうしようもなかったが)。なによりマンガなので、あの頭痛が痛くなるすごい文章を読まなくていいし。……それでも、時間が経てば経つほどモロモロの疑問がわいて出てくる。でも、どんな疑問や矛盾も「王様がキチガイなせいです」と言ってしまえば説明がつく(というか質問者を黙らせることができる)んだからラクだよな。この「キチガイの王様が押しつけた変なルールに従って話が進む」というプロットは、実は最強の設定ではないかと。
6月18日(金)【ここまでは2004.11.07更新】
 自衛隊、なしくずしに多国籍軍に参加。はあ。

 ロッテ、福岡ドームに大広告。ダイエーもロッテ主催試合のチケットを買い取り販促材にするとのこと。こないだ東スポがかました「合併」報道の実態はコレだったらしい。合併ではなく、こういう共存共栄をめざすタイプの業務提携は賛成。どっちも熱狂的ファン多いし。
 それでも夕刊紙各社はなおも合併合併と。よほど合併させたいらしい。そんなに合併が好きなら合併さんちの子になっちゃいなさい。つうか日刊ゲンダイと夕刊フジ合併しちまえ。
 しかし本当にダイエーとロッテが合併したらどうなるのか。眠田直先生とS井グッズ番長も合併しなきゃならんのか。どういう合併だよ。

 定時退社。帰ると、『トンデモ本 男の世界』初校ゲラの不在票がドアにはさまってたんで、電話して2030頃受け取り。ゲラを一見して驚く。すごいなこれは。全然元の原稿と違うじゃん。最初の原稿はテキストデータで送ったはずなのに、まるで手打ちでもしたかのような誤字・脱字ぶり。もともとコレを出版するはずだった(そのまま何年も棚上げされていた)版元から原稿データを委譲してもらえなかったのか。データそのものも紛失されてしまったのか。新担当さんの苦労に思いを馳せる。
 ネット少々。そうかロッテの新人・杉原ってイワオと同じ5月31日生まれなんだ。それなら55番を背負っても許す。俺が許可するもんでもないけど。どうせならお前もフレッシュオールスターでMVP取って賞金で「バットを買います」とコメントして美談になれ。
 「ファミコマンドー竜」、ググると94件に。
6月19日(土)
 今日は日本トンデモ本大賞本番。0630起床し、いつもの通勤コースをいつもよりちょっぴり早く辿る。
 新聞。自衛隊は多国籍軍に参加しながら、(1)活動は非戦闘地域に限定し、(2)戦闘には従事せず、(3)日本の主体的指揮下に動くそうだ。……それって多国籍軍の一員なのか? てゆうか実際間近で戦闘が起こったら絶対そんなわけにはいくまい。

 0900千代田区公会堂前に集合。いい天気だが蒸し暑い。ロビーの熱気がちと心配。バタバタと準備。楽屋ではちゆ12歳のコスプレで決めてきた声さんの撮影会が始まったり、その声さんをたずねてオーケンがやって来たり、弁当の天丼がなかなかおいしかったり。投票収集係の原田先生に学会ハッピ貸す。
 今回初スタッフ参加の俺はメカニックアシスタントに回されたものの、厨房の頃放送委員会で触ったきりの各種音響機材の前でオタオタするばかり。この状況を一言で言えば役立たず
 舞台裏では、ハイテンションな舞台監督N瀬さんを抑えようと進行総指揮I矢さんが懸命に手綱締める光景が。なんせN瀬さん「準備が早くできたから開演を15分早めよう!」とかとんでもないことを言い出す始末で俺も驚いた。それで何だかんだで結局開場5分遅れてちゃ世話はない。

 まずはトンデモ学講座。ソデで見ていると、折角の発表もよく見えないし、客席のほうもウケてるんだかどうだかよく分からないのが難点。でも、フラットウッズモンスターの紹介で先日の『ケロロ軍曹』を使うアップトゥーデイトさとか、なぜ宇宙人にさらわれる人はみんな絵がヘタなのかとか、すでに「サークル」でも何でもなくなっている最新ミステリーサークル事情とかになると客席もあったまり爆笑が聞こえてくる。
 前回評判のよかった例会エクストラは人数大幅増。S井グッズ番長はまた水で手堅く笑いをとり。開田あや先生は新観察対象・安野モヨコを投入してバカウケ。初登場の大沢南さんはマイペースにパワーポイント方式で、と学会員の芸風を「科学←→オカルト」「理論的←→感情的」のマトリックスで分類。唯一空白とされていた「科学+感情的」系には大槻教授を入れてはどうか。新田さんは『ちんつぶ』が核爆発級のヒット。少ない時間にもめげず『ピンギーマヤー』の「握手」まで紹介できて、ご本人もまずまず満足の内容だったのではないか。また初登場のA木先生は本職の学者らしく手慣れたプレゼンで、本職のオマケで見つけてきた中国Xファイル(もちろん失笑もの)を紹介してこれもバカウケ。これまた初登場のM越さんのちんこ気功も大ウケ。ちんこの多いエクストラだ。本郷さん(アシスタントにバニーボーイつき)のエルメスあほスカーフ紹介も前回同様爆笑。トリはさっき大沢さんに「オカルト+感情的」と分類されたひえだ先生、何かが降りてきたかのように時間オーバーしまくり、「感情的なひえだ」如何なく炸裂(笑)。
 本題のトンデモ本大賞ノミネート。壇上白熱、観客爆笑。でも時間が押してソデのI矢さんはハラハラ。同じくソデで出を待つ司会アシスタントの声さん、よく効いた冷房に加え肩から背中にかけてがばっと開いたちゆ12歳のコスが災いし、僧房筋を冷やしてグッタリ。そんな舞台裏はさておき表舞台では、ノミネート外でも『ちんつぶ』が大衆の圧倒的支持を受けたほか次々と選外作品が出て来て、時間は伸びて。裏方と舞台上との連絡が次回以降の課題だな。前半終わった時には1時間近くオーバー。あちゃー。

 休み時間、西田総帥GさんQPさん傍見さんとダベる。心配されていた物販コーナーも比較的スムーズにさばけている。新田さんの本がなんと完売。そりゃそうだろう、あの見事なプレゼン見た後だったらみんな新田五郎の本を読みたくもならあな。開田画伯のトートバック、最後の1枚をゲット。商売繁昌。投票は、ノミネート外だがあえて『ちんつぶ』に入れておく。

 後半、談之助師匠のトンデモ落語「赤尾敏物語」。さすが喋りのプロ、時間が押しまくってるのでショートバージョンにしてくれたが、それでも全くウスくならず場内は狂ったような笑いに包まれる。後半にこういう時間を計算できる演者を配置するという「基本設計」のよさのおかげで命拾いしたようなもの。もっとも、トンデモ落語は投票集計の時間稼ぎという意味もあるので、こうなると集計スタッフは大変だ。
 いよいよ大賞発表。壇上の出演者たちが話を脱線させないのは、時間がないからそうしてるのか、鶴岡さんがいないせいなのか。過半数の票を集めた『ガチンコ神霊交友録』がブッチギリで今年の大賞を受賞。だが、次点になんとノミネート外から『ちんつぶ』が食い込むという大波瀾。新田さんも壇上で困惑顔だ。「狙ってやっている」という理由でノミネートからは外れていたのだが、もしノミネートされていたらと思うとおそろしい。『発情期ブルマ検査』以来のエロス系受賞がならなかったのは残念だが(おい)、何か次点特別賞あげられないもんだろうか。
 なんだかんだで終わったのは時間通り。それでも内容薄まったという印象を受けないのがたいしたもんだ。つくづく芸人揃いだわこの団体。テキパキと後片付けを済ませて予定通り公会堂撤収。

 打ち上げは、東條会館で豪華な着席式。まるで本物のパーティーだ。食事はうまいが、残念ながらアッという間になくなり。普通は披露宴や何かの記念会の二次会など、さんざん飲み食いした人たちが来るようなプランらしく、飢えた数十人のオタクどもの襲撃は想定外だったらしい。おなかすいた。
 新田さんと、こないだ地上波デビューした『ファミコマンド−竜』の話や結婚話などいろいろと。「40歳独身と40歳バツイチではどちらのほうがステータス上か」と議論。新田さんは後者と即答。そういうものか。俺なんかは、考えなしにケコンして結局別れてヒトサマの戸籍やら何やらにキズつけるよりは、誰にも迷惑かけずに生きてるほうがマシと思ってしまうんだが、社会的にはそうは見てもらえない模様。そういうものか。

 おなかすいたので、QPさん傍見さんとともに嘘屋オフ二次会へ合流。新宿で鬼畜カラオケ

 つかれました。
6月20日(日)
 午前中は疲れて起きられず。
 1500、教会の建築委員会会議。帰ってQUICK嘘屋の漫才原稿にとりかかる。夕方合唱の練習。帰って原稿の続き。2400頃メール。やっぱり2人でボケ倒してしまう。こんなの漫才じゃない。
 寝る前に「ファミコマンドー竜」をググると135件に増えている。
6月21日(月)
 暑い。さらに台風まで接近してるそうで、いったい今は何月かと。
 仕事。気力体力ともに乗らないので、ひとまず超巨大企画を忘れ、単行本の色校正や雑誌の次号割付や印刷所なだめなど細かい仕事をこつこつと。全くアタマが働かないのが困ったもんだ。昼食、大昌苑の焼肉定食で肉分補給。
 風がだんだん強くなり、雲行きもあやしくなり、昼下がり突如ざざーと驟雨。ついに来ましたか。外はびゅーびゅー突風吹き荒れるのを尻目に、雑事さまざま片付け、1800退社。
 早大正門発の学バスに乗ろうと思ったら超満員で、風のわりに雨足はそれほどでもなかったので、駅まで歩くことにする。だがこれがまた修羅の道でして、いつ突風くらって傘がオチョコになるかビクビクもの(実際ぶっ壊れた傘を悲しげに差して歩く学生とか何人か見たし)。南の風を防ぐべく、ビルに沿うように歩いて風を避け、前方にビルの切れ目が見えてくると、そこに立っているプラタナスや前方歩く人の傘の舞い方で敏感に風を読みながら、傘を展開したり閉じたりしつつ歩く。なんかニュータイプになった気分。ア・バオア・クー脱出してるみたい。
 傘を破壊されることなく無事高田馬場に着き、さらに本屋で「くらオリ」まで買う余裕ぶり。しかし、西武新宿線が倒木であぼーん。なんてえ風だ。しかたなく振替輸送キップもらって池袋回りで帰る。普通に帰れば半分ぐらいしか読めない「くらオリ」を片道で読了してしまう。
 スーパーでカツ丼買って食ってしまう。さすがにカロリーが心配。
6月22日(火)
 今回のイラク征伐、どうせアメリカの味方をするのなら、もっとアメリカが欧州諸国の批判の嵐にさらされイギリスにまで見捨てられかけ、お山の大将的に孤立しそうになったところでショーザフラッグするというテクニックはどうだったろうか。
 そうすればアメリカは今以上に日本の勇気に感じてチヤホヤし、日本ももっと主体的能動的なイラク「支援」活動ができ、国際的にも一目置かれる国になっただろうに。それを、アメリカが大して困ってないうちにさっさとシッポ振っちゃあ、それじゃただの下僕宣言だろうよ。
 今回のイラク派兵の最大目的は「対テロ」でも「国際平和」でもなく「アメリカにもっとかわいがってもらうため」なんだろ? だったら、もっと自分を高く売り込むタイミングを測ればいいのに。北朝鮮ですら心得ている「焦らし」のテクニックを、日本の政治家や官僚は全く会得していないらしい。何ごとにつけても拙速かグズグズするかどちらかだしなあ。そこらの女子のほうがずっとそのへんのテクは上手いぞ。
 これで、不祥事をごまかすタイミングだけは見逃さないんだから不思議だ。

 きのうの台風の名残りか風強く。今日はそこそこ気力があるので、アナログ画像入稿準備に着手。昼、大昌苑でチャーハンとスープ。飯田橋におつかい。戻ろうとしたら東西線、架線にビニールがひっかかったとかでストップ。連日の振替輸送。JRで職場に帰投。1900頃までダラダラ仕事。

 クリスタルキングが『愛をとりもどせ!』セルフカヴァーCD発売の運び。宇多田ヒカルのヨイショで『北斗の拳』がDVD化され、パチスロになり、その余波でクリキン復活ですか。音楽業界から始まった商機がまた音楽業界に戻ってきた格好で、因果は巡ると言うか、なんかいい話を聞いた。
6月23日(水)
 今日も画像整理。昼、紅梅で豚の冷しゃぶ定食。

 イラクで拘束されていた韓国人殺害。いやほんとに小泉は運がよかった。日本の「人質事件」は、ドジだけどイラク人の好意を比較的得られそうな連中がノコノコバグダッド行って、素人に毛が生えたような純朴なゲリラに捕まったおかげで、なんてことなしに済んだのである。そして以後の橋田さん事件にも日本人の反応は冷淡になった。
 もちろん脅迫に屈するのは言語同断だが、日本人人質5人が助かったのは、何も日本政府が毅然とした態度をとったからではなく、純粋に単なる幸運にすぎないことをよく認識しておくべきだ。次もその幸運が巡ってくる保証は全くない。

 高田馬場で13歳少女が幼児つきおとし。去年の長崎ちん切り事件とこないだの佐世保ネバダ事件を足して3で割ったような事件だな。「3」で割ったのは、なんかインパクトがウスいせい。

 ネットウロウロしてて、なかなか笑えるサイトを見つける。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~chizuko/kandoubook1.htm
 この一番下の、『日本の知恵、ヨーロッパの知恵』(松原久子著、三笠書房)なる本の書評読んで、もう開いた口がふさがりませんですた。

 しかしそのことより、もっと驚いたのは、日本の封建社会に比べて、西洋のそれの方がどんなに残酷だったのかという事実です。キリスト教という一信教が、どこまで残酷に異教徒を虐殺してきたのか、それに比べて、日本の場合には、秀吉が、禁教令を出した後長崎で26人の磔(はりつけ)刑を執行したのみで、西洋のように、新旧の宗教対立で改宗してまで惨殺されるというような残酷さはなかったという。信長は、浄土真宗の信者が、宗教の域を越え、政治まで掌握しようとしたことに対して、長年戦い、瀬戸内海に鉄製の艦船を作って(西洋でこれができたのは、18世紀になってからとのこと)海上封鎖して、とうとう相手方が、降参。その後、あいて勢力を殺戮するのではなく、信教の自由を与え、政教分離をさせたのみだった。というのです。信長というのは、日本では、残酷の代名詞のように言われてきたと思うのですが、このことだけで相当に驚きました。単に私が無知だっただけなのかな?
 日本が宗教その他に関して、許容量が大きい現状の根源を知る思いがしました。細川隆元が、前書きで言っていますが、日本人の白人へのコンプレックスを克服する名著だと思います。


 ハァ? 日本で殺された「異教徒」が長崎二十六聖人だけ? 元和の大殉教は? 島原の乱は? 浦上四番崩れは? あなた、江戸幕府が何万人キリシタン殺したと思ってんですか、それもローマ帝国にも負けない残酷かつ陰湿な方法で。ひょっとして「かくれキリシタン」の事もまさか横井庄一さんか何かの一種だとでも思ってるんじゃないでしょうなな。あなたが評価する織田信長にしても、長島攻めは? 本願寺焼き打ちは?
 まあこの人、「私は、昔から歴史嫌いで、歴史の本は面白くないと思って読んでいませんでしたから、皆さんが知っておられるようなことをほとんど知りません」と告白してるので、直接責める気はありませんが……おそろしいことに参議院議員なんだよなこの人。「日本は多神教だから寛容だ」という妄信が、中曽根主計中尉殿のみならずヒダリの人にまで受け入れられるとはのう。政治家という人種の歴史認識は、右も左もこんなレベルなんでしょうか、とほほ。
 ただ、この人の無知ゆえの天然ボケなのか、それとも『日本の知恵、ヨーロッパの知恵』自体がトンデモ本でそれを鵜呑みにしちゃっただけのきのどくな人なのか(『ポケモン・カルト』を鵜呑みにしちゃった久田恵のように)、現在の時点ではちょっと判別できぬ。読みてえなあこの本、どっかの古本屋で見つかんないかなあ。
6月24日(木)
 仕事。昼、センレクヘンと豚肉炒め飯。
 今日はとっととタイムカード押し、閉店セール中のスーツ屋で先週買うたスーツを引き取る。閉店セールと言っても景気が悪いわけではなく、地下鉄の新駅ができるんでその工事のため、8月か9月から向こう2年ほどトンテンカンとやるそうな。帰り道にあってけっこう便利な店だっただけに、2年間使えないのはちと不便。復活後は駅ビルか何かに生まれ変わるのか。

 ライブドア、近鉄買収の用意ありと発表。ベンチャーには疎いもんでライブドアなる会社があったことなんかまるで知らなかったが、この発表だけでものすごい広告効果はあったろう。

 「ファミコマンドー竜」、ググるとついに310件も出る事態に。悪い夢でも見ているんだろうか。
6月25日(金)
 国内のイラク話を概観するに、世論が「自衛隊のイラク即時撤退を望む反小泉派」か「自衛隊のイラク即時撤退を望まない親小泉派」のどちらか2色に色分けされているのが、俺としてはなんか不満。
 実際問題として、一旦踏み込んでしまった以上、イラクからの即時撤兵は不可能である。たとえ水道屋業務しかしていないとは言え、今撤退したらどっちみち「テロに屈した」と思われてしまうからだ。実態がどうであれ、イラクでワーワーブーブーやってる連中は勝手にそう判断して勝手に喜び勝手に勢いづく。イラク派兵は、一旦してしまってから、やっぱ危険だからやめまーすなんて言ってほいほいトンボ帰りできる種類のプロジェクトではない。ちょうど今はなつかしいオウムへの破防法適用と一緒だ。アレも村山内閣が一旦「適用を検討」と言っておいて結局やめてしまったもんで、結果オウムの連中をホラ見ろやっぱり我々は真理の集団なんだと元気づけてしまったんだ。なら最初から検討しないほうがなんぼマシだったか。
 だからと言って、「即時撤兵を望まない」ことをもってイコール「小泉支持」にカウントされてはかなわない。即時撤退の是非はともかくとして、こんなややこしい事態に日本を追い込んだ責任を、小泉には小一時間どころか何時間でも問いつめたいぐらいだ。
 「派兵」は一旦やってしまったらオイソレとやめることはできない不可逆の楔だからこそ、その決定はもっと慎重になされるべきだった。その手続きを踏まず、状況把握もせぬうちに、その打ち込まんでもいい不可逆の楔を打ち込んでしまった小泉と自民党の責任、さらにそれを援護した元「平和の党」のなれのはて・公明党の責任は、存分に問われなければならない。はたして我が自衛隊にイラクで水道屋をやらせることが、我が国の威信や国際的権力を高めるために安全・安価・有利な選択だったのか。そこまで考えての派兵だったのか。ブッシュ政権が来期も続くことを確信しての選択だったのか。
 そんなわけで「自衛隊のイラク即時撤退を望まない反小泉派」は結構いると思うんじゃが、マスコミには出てこないもんじゃろかー。あ、SAPIO系?

 警察庁が少年のケータイ所持率を調査したところ、非行少年(72%)のほうが一般少年(57%)より断然高かったそうな。
 ……「ケータイ脳の恐怖」?

 仕事。巨大企画の図版、生写真やらepsファイルやらとりまぜて120点あまりを耳ィそろえて印刷所に送る。死ぬる。今日は定時に帰っても誰も文句を言うまい。
 帰ってクリーニング出して海鮮寿司食って。ぜえぜえ。
6月26日(土)
 1000起床。『ケロロ』で始まる、久々にのんびりした週末。
 日記の天使が降りてきたので、一歩も外に出ず久々に日記更新。
 夜、エチオピアビーフカレー食って、映画『ハリポタ』ちょこっと観る。ハーマイオニーたん便所泣きとか期待のシーンがすっとばされてるけど、なかなかの出来じゃないスか。ただ、クィディッチはもっと白熱したスポーツかと思ったが、実際絵にすると案外ショボいんですね。クリケットのイメージなのかな。
 2400頃、日記3月末まで更新。「竜」、378件。そのまま、嘘屋チャットのことを完全に忘れ果てて寝る。バカ。
6月27日(日)
 『プリキュア』。キリヤ退場。泣ける。『ガッシュ』。ビクトリーム退場。泣ける(ウマゴンに)。『レジェンズ』。急展開。ところで、アニメと全然内容違うコミックスをプレゼントして欲しがる視聴者がいるのか。『六神合体ゴッドマーズ』の視聴者に横山光輝の『マーズ』をプレゼントするようなもんで。

 昨日の『ケロロ』じゃないけど、ふとトラウマにスイッチが入る。やっぱり俺は決して許してもらえそうにないことをしてしまった、10年やそこらで信用を取り戻そうたぁ甘すぎるのもいいとこで、まったく何様のつもりだ俺、ってかんじで地の底までも落ち込む。
 いずれにしてもそろそろ決着をつける頃。

 納豆で昼ごはん食べ、『トンデモ本 男の世界』の校正しながらNACK5サンデーライオンズ。さすが富山まで巡礼行く精鋭たちは応援の練度も段違いで、スンヨプの応援歌もちゃんと歌ってる。聴き始めた時点でもう3-0とリード。セラフィニ好先発。6回裏1点返されるが、すかさず今江の走者一掃三塁打で6-1、以後大沼メッタ打ち、12-2で快勝。
 気持ち良く昼寝。起きて合唱の練習。帰って寝る。
6月28日(月)
 アメリカの南部バプテスト連盟、ついにバプテスト世界連盟から脱退。奴らどこまで行くんだ。そのうちハルマゲドンでも起こすんじゃないか。困ったもんだ。

 コマい仕事をちこちこ始末。昼、スパイシーでビーフカレー。メニューからニセラッシーがなくなっていた。残念。
 午後もたまった古いゲラを資源ゴミに出したり。定時に帰ろうとしたら、1655、印刷所から8月刊行本の再校ゲラがどさりと。ままならねえー。

 QUICK嘘屋に寄稿した漫才に、抗議のメールが来た。あちゃー。とうとう筆禍事件を起こしてしまいましたか。けっこう落ち込む。そういえば「筆禍事件」と「日華事変」て似てるな。ほんとに落ち込んでるのか。
6月29日(火)
 イラク主権委譲。2日も前倒ししたのは、内々に撤兵を検討している国々にその機を逸させる作戦ではなかろうな。かくして我が自衛隊もあたらサマワで交代で引きこもりを続けなければならなくなってしまった。もちろん経費は税金で。ズッコケ三人組の救出費用どころではないぞ。
 思えばあの三人組も、たしかにアレは歌舞伎町のぼったくりバーでぼったくられたり風俗で病気もらってくるのと同じく「自己責任」である。だがこの場合、日本政府は「歌舞伎町はおっかないぞ〜」と言うどころか、「歌舞伎町は自衛隊員まで遊びに行けるぐらい安全ですよー、現地のおねーちゃんたちもホラ大喜び!」とか宣伝してたんだから、どこまで「自己責任」と言えるのか。あ、政府のホラを鵜呑みにした奴の「自己責任」というわけか。満蒙開拓団みたいなもんですか。「地上の楽園」に行っちゃった在日や日本人妻みたいなもんですか。
 さて、こたびの派兵による税金の無駄遣いと国防力低下は、誰の自己責任なのか。

 事務仕事を中心に。昼、紅梅でみそかつ丼。とっとと帰って、クリーニング回収。と学会ハッピを受け取るのはハズカシイ。
 『トンデモ本 男の世界』、著者校正UP。当初よりもずいぶん甘々な原稿にしてしまった。笑いどころがないし。でも抗議が来ると怖いし。筆禍事件起こした直後だけになおさら。
 2300頃キンピラと納豆でベジタリアンな夕食。ゲラの差し替え箇所をメールして寝る。
 さすが定時に帰るといろいろ仕事ができるなあ。
6月30日(水)【ここまでは2004.11.27更新】
 なんか外で雷が鳴ってるような音が聞こえるんですが幻聴ですか。
 速達で『トンデモ本 男の世界』著者校正ゲラ送る。来年あたり出す楽譜集のデータ整理を9時から5時まで。昼は大昌苑で焼肉定食。量は十分なのだが、どうも肉はすぐに胃腸を通過するらしく、5時には腹が減ってくるから不思議だ。
 今日も定時退社し、ふらふらとムトウ楽器に寄って『ケロロ軍曹』のCD探すが売り切れ。かわりに『オバ歌謡』買う。値段票に「バカ」とだけ書かれてて笑う。田無で途中下車、VANDAでやっと『ケロロ』ゲット。
 帰宅後、納豆とマグロぶつ切りで夕食。嘘競演の感想戦に夢中になり『トリビア』見逃す。
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