2005年11月の開設者うらみ日記


ページ末尾へ 前の月へ 次の月へ 日記一覧へ戻る HPトップへ戻る
11月1日(火)
 ああそうか『交響詩篇エウレカセブン』って、エヴァに宮崎駿足してみた実験か……と突然気づく。

 ところで、なんで更科修一郎氏はあんなに『エウレカ』を執拗に罵るんだろうか(『「戦時下」のおたく』より)。これほど露骨にルサンチマンむき出しの論考を書く人も珍しい。そんなに第一世代が嫌いですか。そんなに第一世代が憎いですか。子供の頃目の前で両親を第一世代に惨殺でもされましたか。隣の家で飼ってた第一世代に噛み付かれでもしましたか。
 そのせいで、ルサンチマン抜きで書かれた箇所の妥当性にもついつい疑問を抱いてしまう罠。思想系の書物において罵倒型の文体を採用するというのは実は洗脳力において極めて損なのである。ついてくるのは同じドロドロを心に抱く読者か、何も知らない白紙状態の若い読者のみ。まあそれでも商売になっちゃってるケースがごくまれにあるのでみんな誤解しちゃうみたいですけど小林よしのり。
 自分側の人間しか相手にしない文章を書くのなら(&それだけで食っていけるのなら)罵倒型でいいです。でも、一歩引いた立ち位置の人から見ると、論者の「底」が見えてしまうというかコンプレックスが手に取るように見えるというか。俺なんかおそろしくてヒトの悪口なんか言えません。ソエジーはよほど自分の内面を天下にさらけだすことを怖れない勇者なんだと思います。さもなくば(以下略)
 まだ若いし、自分の中のドロドロをも批判的に検証できるようになったら、さらに一皮も二皮もむけると思います。むけたら何もなくなっちゃうラッキョのような人もいますが、それはまあそれとして。
 第一世代でも第二世代でもない俺は、そんな見知らぬ他人の心のドロドロよりも、第3シーズンに入ってもアレなまんまのエウレカのまゆげのことが気になるのでした。おでましおでましまゆげ〜、はえましはえましまゆげ〜、ホーイホー、ホーイホー♪

 というわけで『「戦時下」のおたく』、まだあまり読んではいないのだが、個人的にはササキバラ・ゴウ氏の論考がやたら面白くて。こんな形で戦後というものをポジティヴに捉えた論はちょっと驚きました。こういうのを読むと、流行の「戦後民主主義が日本人をパーにした」と戦後を貶める言説のほうが別の意味で自虐主義史観なんじゃないかと思えてきます。その直前の大塚英志の序文は、同じこと書いてるはずなのに読んでてぜんぜん頭に入りませんでした。

 職場では人事異動などアタフタ。
 昼、紅梅で生ジャケバタ焼き定食ぱくつきながらスポニチ読む。イワオ、日ハム二軍打撃コーチ就任内定。それでなかなかロッテ公式HPのイワオコラムが更新されなかったのか。ところでなんでスポニチはボビーを帰国させたがってるのかどあほうめ。
 と思えば夕刊デイリーなる夕刊紙までボビー帰国ボビー帰国と。気持ちはわかるがさかうらみはよせよう関西人。わーん。
 夕食はスーパーで串カツ弁当。
11月2日(水)
 《ユカイツーカイ怪物くん》

 ターリタリタリ ターリタリタリ
 おかん重体 タリウム女
 グレアム・ヤングの真似っこだい!
 メンゲレちゃんには負けるけど
 毒に解剖なんでもこ〜い なんでもこ〜い
 アクセス集中 ピキピキドカーン
 たちまちブログが大噴火

 というわけで石井四郎かキュアホワイトかという騒ぎのタリウム少女。ただでさえ変人視されてる理科部女への世間の風当たりをこれ以上強くするんじゃねえこのウスラバカ。ますます一部のマニア以外に相手にされなくなるではないか。

 それはそれとして「理系少年は爆薬、理系少女は毒薬を志向する」という仮説を立ててみたのだがどうか(我が身を振り返りつつ)。
 ええもう俺も理科部時代はどんなに爆薬作りたかったことか……。昔、化学図鑑で銀鏡反応の項目の「硝酸銀にアンモニアを混ぜると雷酸銀という爆薬ができるので注意」てとこ読みながら何度ハァハァしたか知れないぞ。あの時代にインターネットがあれば、まずケーキのレシピを検索してハァハァ悶絶していたことだろう。
 その一方、毒薬にはそんなに興味なかったな。理科部の部室に戦前の島津製作所が作ったイペリットとかマスタードなど化学兵器のサンプルボックス(現物がちゃんと試験管の中に入ってる危険物)があったんだが、俺含め男子校の童貞こじらせた毒部員どもは誰もハァハァするでもなくホコリかぶってました。まだあるのかなあアレ。俺が卒業してから共学になったんで、最初に入った女子部員はアレ見つけてさぞ狂喜したのではないかと。

 桐生祐狩先生も、「毒殺は女性の犯罪」と言っておられる。クリスティなど、薬学を修めた上で紙の上で毒殺計画を実行しては喜ぶ女流ミステリ作家というのもいるそうで。林マスミちゃんも文才があればそっちの方向に昇華できたのかもしれんが、砒素混入なんてのは毒殺の中じゃ粗暴犯もいいとこで、さぞマニア間での評価は低かったことだろう。
 男の毒殺犯がいないことはないが、男が毒薬使うのはやっぱ保険金殺人など暗殺にかぎられて、あまり毒殺という行為そのものにロマンを感じるという性向はないように思う。地下鉄サリンは典型的なロマン犯罪ですけど、あれだって「無差別殺人」という点では爆弾で十分代用できるし。たまたま天才クシティガルバがサリンを完成させちゃったから使っただけで。「毒殺犯罪」の範疇からは外れると思います。
 やっぱ男のテロは自爆が基本。芸術は爆発だ。ドカンと一発。

 イワオ日ハムコーチ就任を受けて、さっそくロッテ公式サイトからイワオコラムのバナーが消える(涙)。コンテンツ自体は残ってるから、マニアは今のうちに保存だ!!
 それにしても最初の「一軍外野守備・走塁コーチ」説は何を考えていたのかと。イワオがSHINJOの守備と足に何をコーチするのかw。しかも去年は、北海道各地で企画してる少年野球教室の講師として招聘しようとしてたというバカにしぶり。もちろんイワオは断ったそうです。北海道人だったら何でもいいのかおまえら。
 アレらにくらべれば二軍打撃コーチとはまあ最初の指導者キャリアとしては順当なところに落ちついたと思う。野性のセンスよりも理詰めで打つタイプの頭のいい選手だったので、あんがいコーチ業は向いてるかもしれませんイワオ。得意の似顔絵に活かされていた観察眼を、今度は選手のフォームチェックなど本来の用途にバリバリ発揮してくれることだろう。来年鎌ヶ谷からとんでもない逸材が札幌へデリバリーされることを祈る。
 で、その「一軍外野守備・走塁コーチ」にはなんと平野謙さんが。

11月3日(木)
 11月3日特有の聞き慣れないジェットエンジンの爆音を聞きながら彩の国古本まつり。「漫金超」の1〜3号を格安でゲット。さらに、めずらしや「マンガファンロード」を見つけたが、生憎ながいけん閣下の描いてる号はなかったので買わず。飯も食わずウロウロしてたら、なんか肩がこってくる。

 実家に帰ってスキヤキ食って猫と遊んで読売読む。なんかボビーは正力賞まで受賞しちゃったらしく。外国人では初めてなんじゃないでしょうか。読売には「外国人初」とは一言も書いてなかったけど、国際化を意識した読売の方針なのかな? それとも誰かいましたっけ外国人。ああ、王か。マッサージチェア2回作動させたが、なかなかほぐれてくれない。
 帰って21時半ナロンエース飲んで、22時半にはベッドにもぐる。

 肩こり、頭痛、変な汗まで出てきて、まんじりともできず。午前1時半、ナロンエースもう1回飲んでも、頭痛は鎮静化するけど肩こり自体は消えず。午前3時頃パブロンゴールド飲んだら7時まで眠れて治ったんで、もしかしたら風邪の初期症状だったのかもしれない。汗の時点で気づけ。
11月4日(金)
 なんとか昨夜のアレは治ったようだが、用心に朝食食べず時間ギリギリまでゴロゴロする。あの亡命サマナ・北川和美が帰国だそうだ。こいつよりも帰ってきてほしい日本人はいくらでもいるのだが。
 遅刻はせず出勤。雑誌の原稿整理などヘロヘロと。まとめて数十冊重版する計画、14日入稿と聞いてあわてて著者に連絡状発送(2時間で)。住所の下調べをしておいたおかげとは言え早い。なにごとも切羽つまらないとやらないバカ。やればできてしまうからギリギリまでやらないのだな。ならもっと早くやれよと。
 1830から吉祥寺鳥良で飲んで。同僚が息子を連れてくる。母親に似て物おじしないガキで気に入った。持ってた玩具のウクレレでマジレンジャーとか弾いてやる。
 西友でポンジュース買って帰って水分&果糖補給。明日はちょっとした合唱の発表会で10時半集合なので用心用心。はあ。
11月5日(土)
 えーと、何があったっけ。ちょっと記憶の糸をたどりたどりしてみると。
 0900起床。トースト食べて。1020公民館集合。練習して、1100過ぎ本番。終わって帰って。それから古本まつりに行くでもなく、バカ画像の整理してたら夜になって。
 思い出すほどのこともない一日でしたな。
11月6日(日)
 0900に起きたけど、朝から肩が重くて、礼拝サボッて葛根湯飲んで正午まで寝て。それから教会会議だけ出て、1330までいろいろやって。まだ肩に違和感あるんでコミティアは断念して(ひょっとしたら小坂王子がロッテ本でも出してるんじゃないかとフト思ったけど)まっすぐ帰って。
 日記の整理しながら『アストロ球団』サウンドトラック聴いてたらすごく良くって(奥慶一ブラボー!)、思わずこのページで各話ダイジェストを最終回まで読んでしまう。気がついたら夜。実家に帰って寿司食って、忘れてた傘回収して、『ナルニア』全巻かっぱらって。今朝タイマー録画したエウレカマジレンガッシュマイメロ観て。

 今朝の読売第3面「民放の不祥事相次ぐ」って記事、日テレ系だけ載ってないのね。あびる優も「モナリザは2つ」大誤報(http://www.sanspo.com/geino/top/gt200503/gt2005032909.html)も視聴率買収もカッパ騒動も書かなくていいように、今年9月以降の事件しか掲載しない作戦は実にうまいねえ。
 スポーツ面の「ナビスコ杯・過去の決勝記録」、ヴェルディだけ略称が本拠都市名じゃない。他は鹿島とか清水とか浦和とかなのに。カタクナなことであるなあ。

 本田美奈子死去。先月Q嘘でネタにした時はここまで深刻だとは思わなかった。参った。

 匕ッポファミリークラブ統一協会の関係を調べようとググってたら、変なものが針にひっかかった。

◎霊界五大宗教指導者セミナーでの五大宗教代表者たちの決意文採択と宣言

 知らんうちにこんなものが採択されていたらしい。
 統一協会が幸福の科学の路線をパクるとはのう。

> 1.キリスト教:イエス・キリストと12名の代表
> 2.儒教:孔子と12名の代表
> 3.仏教:仏陀と12名の代表
> 4.イスラム教:マホメットと12名の代表
> 5.ヒンズー教:3名(12名のうち)の代表

 ヒンズー教の有名人は3人以上名前が思い浮かばなかったらしい。

> 式順
> 日時:2001年12月25日正午  司会:李相軒先生
> 一 開会宣言:五大宗教代表たちの決意文採択と宣布式を挙行いたします
> 二 家庭盟誓:一同
> 三 決意文宣布:イエス
> 四 代表祈祷:イエス
> 五 万歳三唱:マホメット
>   神様万歳、真のご父母様万歳、五大宗教万歳、最後に一同拍手

 いいなあマホメットの万歳三唱。是非、幸福の科学みたいに映像化してほしいですね。ところで、「万歳三唱」てのは日帝につながるってことで韓国じゃ忌避されてるもんだと思ってたけど(それで川田龍平のおかんが都議選当選した時は万歳じゃなくて「やったーやったーやったーV!」とヘンテコな掛け声を挙げてたんじゃなかったっけ)、そうでもないんですね。バンザイじゃなくてマンセーと読めばいいのか。

> 1.ペテロ(弟子)
> 2.パウロ(宣教師)
> 3.ジャン・カルヴァン(宗教改革者)
> 4.マルチン・ルター(宗教改革者)
> 5.ジョン・ウェスレー(宣教師。復興師)
> 6.カール・バルト(現代神学者)
> 7.デイヴィド・リヴィングストン(アフリカ宣教師)
> 8.ジョナサン・エドワーズ(アメリカ大覚醒運動の指導者)
> 9.ジョン・スミス(バプテスト教会創始者)
> 10.ジョン・ハーバード(ハーバード大学後援者。清教徒)
> 11.聖アウグスティヌス(ヒッポの司教。カトリック神学の教父)
> 12.ホリス・グラント・アンダウッド(アメリカの長老派宣教師。韓国最初の宣教師)

 ああ、ああ、カルヴァンやバルトまで引っぱり出して。政治的に一番敵に回すと怖い長老派系に喧嘩を売るような真似を。そのわりに、カトリック畑からラインナップされてるのはアウグスティヌスだけ、聖公会や東方教会はスルーという偏りぶりのどこが「キリスト教の代表」やねんと小一時間。てゆうかアンダウッドって知らないし。誰。
 儒教の代表が12人じゃなくて15人もいたり、なんかもうわけがわかりません。つうか全員、一人称で自分の名前呼んでるのがなんか昔のアイドルみたいでキモいです。

 さらにこんなのもあったけど、こっちではマルクスレーニンスターリンまで出てきて。

 すいません笑いすぎてもうオチをつける気力すら。
11月7日(月)
 低気圧一過スカンと晴れた秋晴れ。パンを買い忘れたのでさっさと出て、職場近所のコンビニでパン買って朝食。  やることありすぎてキレそうになるけど、うまい具合に気力が保ってくれて雑誌の入稿やら初校戻しやら手持ちの物件は全部始末する。書籍のほうもあれこれこなす。
 冬コミ当選。30日東地区「ヤ」24b《埼京震学舎》。来月上旬刊行の本2冊と雑誌を抱えててんてこ舞いだけど、自分の本作る時間も確保できるとイイナ。……ロッテ日本一特集号?
 昼、担々麺。夜、カレーあっためて一昨日炊いた残りごはんにぶっかけて食う。
11月8日(火)
 あまり寝てないが、土日ゴロ寝しまくった貯金がまだあるらしくそれほど眠くなし。本田美奈子.の通夜も高校時代の友人の20回忌も関係なく、今日も夜までみっちり仕事だ。はあ。生きてて仕事があるだけ幸福だと思うことにする。

 行きつけの喫茶店Reyが12日で閉店。週に1度はここで日替わりランチ(コーヒーつき)食らいながらサンデー読破するのが習慣だったんですが。俺は以後どこで「ガッシュ」と「MAJOR」と「絶対可憐チルドレン」と「からくりサーカス」と「ブリザードアクセル」を読めばいいのでしょうか。(答:買え。)

 『ライオンと魔女』読了。十数年ほど前にも読んだことは読んでたのだが、覚えてたのはアスランと街灯とエドマンドの厨ぶりだけ。タムナスさんとかビーバーさんとか、細かいとこはほとんど忘れてましたすいません。
 さて映画はどうなるんだろう。アスランを映像にするって、実はガラドリエル様やサウロンを映像にするよりもはるかに命知らずな挑戦だし。それこそ100人中100人を満足させるアスランなんか描くのはムリ。50人に怒られても残り50人を怒らせなければ成功、ってぐらいの難関かもしんない。

 この夏、某N大でC.S.ルイスネタの公開講座を聴講した時の話。
 講座の最後、プロジェクタにあちらのアニメの『ライオンと魔女』のクライマックスシーンが映された。あとで先生に聞いたんだが、そのとき前のほうに座ってた聴講生の一人が泣いたという。感動したのではない。アスランの造型にショックを受けて「なんだこのヘッポコなアスランはふざけんなバカヤロー!」と憤激のあまりの涙だったとか。俺はそのままああそうですかと観ていただけでしたが、許せない人には許せない出来だったらしい。

 「アスランがイエス・キリストのアレゴリー」ってことは誰でも知ってる一般常識、ということを前提で書くけど。
 まだまだ基督教的価値観の中で生きている欧米人にとって、「己の中のアスラン像」を目に見える形で表明する行為というのは、必然的に、いろんなものを問われることになると思う。見せる方だけではない、実は見る方も、自分の深奥の部分を問われることになる。
 この恐怖は『ロード・オブ・ザ・リング』どころの騒ぎじゃないですよ。

 その点では本場よりもむしろ、人口の99%以上が下手な「俺アスラン」像を持ってない日本のほうが、すんなり映画が受け入れられる素地はあるかもしれません。
 とりあえずピーター軍と魔女軍のバトルを原作より尺取ってCGばんばか使ってド派手にヒューンドカーンバガーンがぶーグエーばさーアー石になれーワーギャーヒーと描いておけば、けっこう満足してもらえるんじゃないでしょうか。
 って日本人バカにしてませんかあんた。
 すいません。

 『ライオンと魔女』読み終わっちゃったんで今日発売の「FLASH」読む。ウルトラセブン12話の記事、思ったより充実しててコレはめっけもんでした。そうかそうか、あいつら実際に12話見ないで抗議してたのか(怒)。そしてマスコミがデマの拡大に拍車をかけて(怒)。現在でもしばしば起きてる展開だけに、あまりにもかなしい。むしろネットのある現代のほうが、せつない事態が起こりやすい。我々は何人のスペル星ビトさんを欠番にすれば気が済むのだろうか。

 本田美奈子.の遺作ってナージャというわけじゃないんですね。
 そういえば死んだ友人の実家も朝霞だったっけ。
11月9日(水)
 午前中は会議でつぶれる。昼、センレクヘンと鶏生姜炒めのせごはん。食べ過ぎておなかこわす。しくしく。古代ローマ市民みたいに食べ過ぎたら吐瀉ってまた食うシステムが確立していればいいのだが、なかなか吐けない体質で、こういう時は大変。仕事にならないよう。大正漢方胃腸薬と生セイロガンを時間差投与して、夕方頃にはだいぶ楽になる。ぐふー。どうも今週に入ってから寝不足がだいぶ累積しているせいかやたらゲップが出ていたのだが、もっと用心すべきでした。ぶふー。

 1600過ぎ、なぜかS学館様から電話。2年前作ったクリスマス雑学の本を、「S学六年生」の来月発売号で紹介してくださるとのこと。ありがたやありがたや。しかしわざわざ電話かけてきたということは内容についていろいろ根掘り葉掘り聞かれるのだろうかとビクビクしてたら、単に「表紙画像を載せていいでしょうか」というお問い合わせで拍子抜け。ええもちろんそんなもんドシドシ使ってくださいよー別にいいのにー。ああそういえばS学館は書影の扱いが厳しいんでした(http://www.shogakukan.co.jp/picture/)。他人にも「勝手にウチの本の書影を使うな」と言う一方、自分らにも厳しい規制をかけている模様。たしかに容赦も遠慮も著作権法も知らない一般人のネットにおける画像使用に対抗するにはこのくらい厳しいガイドラインを作りたくなるのも分かりますが。現場もめんどくさいだろうに。業界同士ならお互い様でナアナアで済ませてもいいんじゃないかなあ書影ぐらい。お互いの利益になることなんだし。ってワキ甘すぎですか。

 ちょっと年上の同僚が児嶋都と小学校で同級生だったと判明。濃い生まれつきでうらやましい。俺の同級生で有名人なんて出たためしねーや。ひょっとしたら俺同様身分隠して意外な業界で暗躍してるのかもしれませんが。

 カラダをいたわり、今日は早めに1830過ぎ店仕舞い。明日はまた忙しいぞ。『カスピアン王子のつのぶえ』、小人の出てきたとこまで読む。コーンスープひとすすりして2230就寝。2740ごろ腹痛で覚醒。下痢。また寝る。無理のできないカラダであるなあつくづく。
11月10日(木)
 なんとか出勤。きのう下拵えしたDTP版面をしこしこいじくる。1400、人形町のデザイン事務所へ赴き別の本の出張校正(こういうのを出張校正と言うのか)&表紙色校正。こっちは問題なく来月アタマには出そうだ。引き継ぎ仕事のわりには順調に行った(始動する前は勝手が分からずギャーギャー大騒ぎしていたような気もするが気のせいということにしておこう)。生む前にめちゃくちゃ案ずるタイプなので。
11月11日(金)
 急に冷え込んできたのう。
 DTP本仕上げて初校を著者に発送。
 神戸だか町田だかで女子高生殺害。殺す女子高生もいれば殺される女子高生もいる、こうしてバランスはとれているのかと。どういうバランスだ。
 『タモリ倶楽部』にゲストでパラダイス山元さん。ヒゲがないけど、サンタは廃業したのか。これから伸ばすのか。
11月12日(土)
 2年前自分でUPした日記がたまたまネット検索にひっかかって「俺こんないいこと書いてたんだ」と感心する。
 たぶん偶然その日だけ脳の配線が繋がってたらしい。

 俺は基本的にひとつのアイデアを日々考えつづけるということができない人である。学者さんやプロデューサーさんや主婦さんという生き物はそれができるのだろうが、脳にパーテーションを切れないどころか同時に2つ以上のソフトを起動できないMS-DOS並みのOSを使用している我が脳では不可能もいいところで。寝る前にどんな深遠な思考を巡らせていても、電源落ちて翌朝になったらもう全部キャンセルされている。だからぜんぜん進歩しない。連続性というものがない。すべての思考、すべての行動は、「思いつき」に依存する。人生これ思いつきの連続。布石も戦略もあったもんじゃない。実線も面もない、点描で描かれた人生。よく無事に生き延びてこれたもんだ。日本って平和だなあ。
 思いつきの記録として日記(というか文字どおりの備忘録)をつけるようになって、まだマシになったかもしれない。 少なくとも、一過性だった思いつきを、カード化してデッキの中に組み込むことはできる。でもそれ以前に考えたことの記録は全て雲散霧消してるし。日記に書く前に忘れたアイデアもあるし。まあだいたいは記録するほどのこともないんですけど。「アンデレとツンデレは似てる」、とか。
 せめてKJ法みたいなかんじで脳の中身を相関図化できんものか。俺がそれをやったらただの南方曼陀羅になりそう。ああ効率的に脳味噌使いたいよう。

 でも、この脳味噌でよかったのかもしれないと思わないでもない。
 もし目的を持ち邁進するタイプの生き物だったら、俺、タリウム女になってたかもしれないから。なんか別人だと思えないんだよう。あの生育歴を垣間見るに、行動原理とか俺のリア厨の頃そっくりですごくよく分かる(常人に理解できるような言葉で説明することはできないけど)。俺が女である程度金持ちで両親とも無宗教な家に生まれてたら、ファンロードより先にグレアム・ヤングの本読んでたら、そして一個の目的に没入できる集中力があれば、もっとあんなかんじに育ってたと思う。
 配線切れてるから、かろうじて犯罪も犯さず生きてる。案外そういう俺みたいな人は多いと思う。要領が悪くてボーっとしてるけど時々妙な能力を発揮することがある、企業では使いにくいタイプの人材。そういう人の大半は、実はけっこうこういう人間なんじゃないかと。そういう人が陰でどんな日記書いてるのか読んでみたい。スッゲエ面白いと思う。

 いやそれにつけても実際あの「ファンロードというシステム」によって救われたきちがい厨房は何百何千人もいると思う。
 一般社会の友達付き合いからハミ出たローディストが、投稿を媒介としてコミュニティを形成することができる利点。「●月号のあのネタ描いた◎◎◎です」とさえ言えば、めんどくさい自己PRもなしに「ああ、あの◎◎◎さんでしたか!」と万人に分かってもらえるあのラクチンさは捨て難いものがある。これがブログやHPだったら、よほど有名なサイトでも運営してないかぎり、みんなが見てるとはかぎらないし。
 また投稿作品も、編集部の選別の目を通したものしか載らないから、これまたブログやHPのようにデンパの垂れ流しにはならない。投稿を通して、「どういうものを書けば他人にウケるのか」、コミュニティ内の共通理解をどのようにイジクレば笑いがとれるかを学習した厨房は多いはず。
 で、それほど面白くないネタでも、Kさんは一定の水準なら載せていた。OUTとかにくらべるとすごく載りやすかったあたりも、発展途上の厨房が参入しやすかった原因だと思う。かと言って全然面白くないネタばかりじゃ今度は逆にコーナーが衰退するので、ハイレベルな投稿もきちんと載せて、没連へのお手本にする。今思うとイニシャルビスケットのKさんは、このへんのサジ加減がむちゃくちゃ巧みでした。
 「自分の作品を広く不特定多数に『確実に』見てもらう」システムとしては、やはり同人誌よりもネットよりも、ファンロードなんですよね。なにも高いサークル申込料や同人誌印刷代を負担するでもなく、切手代だけで万単位の人たちの目にほぼ確実に触れるんだから、こんなラクなことはない。サイトやブログを立ち上げて、レスもトラバもつかない感想メールも来ないとウジウジするよりは、投稿してKさんに出来を評価してもらうほうがよほど手ごたえは大きいと思うし。
 ……副作用は、別の方向に人生踏み外すことですが(とほほ)。

 きのうの町田の女子高生殺害事件、元同級生の男子がヤったとか。イタい。イタすぎる。

 対中国戦。ベニマティ以外1.5軍のメンツを揃えて、それでもきっかり中継時間内に勝つロッテ。小宮山見事なロングリリーフ。ボビーに頼まれればどんな仕事でもやっちゃう小宮山。ボビーと一緒にー、小宮山戦うー♪。中国にも三盗→辻ちゃんの悪送球を誘い先制点を挙げた1番ショートの選手とか、左打者には滅法強い左のサイドスローとか個々に面白そうな選手はいたが、チームとしてはまだまだ日本で言えば社会人野球レベル。

 1500、自転車でユニクロへ。ジャケットとかちょこちょこ防寒着買う。
 道すがら、男だらけの9人組、ということで「一つの指輪、完全燃焼ー!」とか歌いながら指輪の仲間をアストロにあてはめようとするが、やっぱうまくいかん。ええと、フロドとサムが球一と二代目球二で、ボロミア=球四郎という線でやると球九郎がピピンか、馳夫が竜で、ちょっと待て球七球八はどうするんじゃ、おっとボロミアは兄弟因果話があるから球三郎か、でも兄弟逆だ、そもそもガンダルフがどう見てもシュウロなので数が合わないことこの上ない。困った。困るな。
11月13日(日)
 長年借りてる借金の利子というか、株主配当というか、ささやかながら払ってみる。いや別に返済や配当を日々矢のように催促されているとかそういうことはないし、本気で配当出そうと思ったらこんなの配当のうちに入らないゴミのようなもんですけど。でも、いつまで今のように資産運用してられるかわかんないし、せめて配当出せるうちに、出す機会に巡り会った時にはいさぎよく出す方向で。我ながらなんとも殊勝な心がけではあるますが。
 そんなかんじの一日。

 今日の日記は意味わかんなくていいです。
 ピンと来た人だけ来てください。いないだろうけど

 シベリウスのクリスマスソング、なんかいいなあ。

 朝、トースト。昼、1500頃コンビニおにぎり2個。夜、1930頃カレー(ウマー)。帰宅して2100頃サンドイッチ。
11月14日(月)
 ツンデレ萌えとは「男女関係でなるべくラクして相手を独占したい」という気持ちのあらわれなのでは、という仮説。
 ほら、彼女が誰にでも愛想がいいと、男としては内心シーット!の炎に身をこがされ悶え狂うもんですよ。またこないだの女子高生殺害事件みたいな、「親切」を「好意」とはき違えるさびしんぼうから横恋慕されるリスクも発生するし、それ系の害から防衛する手間もかかるでしょ。
 逆に「他者にはツンだけど自分にだけはデレ」という在り方は、男の独占欲もコチョコチョくすぐってくれるもんですよ。自分だけの神〜様〜♪じゃないけど。
 とにかく男の嫉妬と独占欲は女性の比じゃないし(嫉妬で異性を殺したり自分が自殺したりする率は男のほうが高いと思う)。
 というわけで、ツンデレを読み解く隠しキーワードは「嫉妬・独占欲」だと思う。

 昼食は昇龍軒でチャーハン。夕食はスーパーで生姜焼き弁当。今日のは特にマズー。
11月15日(火)
 朝方、軽く地震。積み上げてる本やガラクタなどには特に被害なし。またたいしたことない近場のミニ地震か、と思ったら震源は三陸沖。表層地震だとここまで届くのか。

 ド根性大根「大ちゃん」叩き折られたらしい。ニュースになって以来、あーあこんなに話題にしちゃったら絶対折ったり抜いたり燃やしたり食ったり何かいらんことするバカが出るぞと危惧していたが、思ったよりも早かったなあ。
 前にも書いたかもしれんが、いつも使ってる駅の交番の軒下に、毎年ツバメが巣を作っていた。「いた」と過去系なのは、数年前、交番が「みんなで見守りましょう」と看板を掲げたとたんに何者かに破壊されて以来、二度とそこにツバメが営巣することがなくなったからである。おそらくアレと同じような奴による犯行だろう。プロファイリングするまでもない。

 人間は関係性の中でしか生きていけない生物である。ゆえに人間はすべからく、サムバディネス(=「自分が何がしかの存在であること」)の実感を必要とする。言い換えれば「自分以外の他者から気にかけてもらえること」。
 メジャーどころの宗教の敬虔な信者さんが日々平安を感じノホホンとした雰囲気を醸し出しているのも、究極的には、主なる神なりアッラーなりみほとけなりといった「超越者」から日々見守られ自己の存在を肯定されているという実感を抱いているせい、と言ってもいい。
 もっと卑近な例を出せば、「恋をすると女はキレイになる」とか。自己の存在の拠り所としての彼氏ないし彼女を設定することは、この上ないサムバディネスの担保となる。その快感はきわめて中毒的である。フラレナオンが落としやすい理由はそこにある。中毒が抜けず禁断症状でジッタンバッタンしてるところで新しいシャブをちらつかせればそりゃ食いつきもいいでしょうよ。それこそ北●鮮製の粗悪品でもかまわず。

 そしてサムバディネスを担保されていない、誰からも気にかけてもらえない、デフォルトで石ころ帽子をかぶった透明人間ほど、他人が目立ちチヤホヤされるのがねたましくて我慢ならない。その感情が、ヒステリーや自傷行為や「さがさないでください」とわざわざ書き置き残しての失踪やビルの屋上で来るなー来たら飛び降りてやるーと騒いだりといった、自己顕示の行動になり。ベクトルが逆になると、石ころ帽子かぶったまま大根やツバメの巣を叩き壊したりネトアのブログを荒らしたりといった、プチテロ行動になる。
 永続的にサムバディネスを担保してくれるような役割を、有限な存在である人間に期待するのは、実は難しい。親は自分より圧倒的に早く死ぬし、子供は期待通りに育たないし、彼氏彼女は試用期間で危なっかしいことこの上ないし、配偶者は離縁されるし。
 かと言って「超越者」の設定……つまり宗教とかいうウサンクサイものに走るのも、近代先進科学文明国に生きるみなさまはイヤなんでしょ? なじょすっぺ。

 何者でもない人。
 誰からも気にかけられないと思ってる人。
 自分が何がしかの存在であると自覚できない人。
 高速道路に自転車や消火器落としたり幼児の頭ハンマーで殴ったりすることでしかサムバディネスを実感できない人。
 そういう人は確実に増えている。
 おちおち大根も道路から生えてられません。

 関係ないけど、今「サムバディネス」でググったら、日本でこの用語使ってるの俺しかいなくてビビった(もう1人は俺の日記のコピーだから数に入れない)。「somebodiness」はけっこう引っかかるんだけど。これから日本でも重要なキーワードになると思うんだが。逆にこれが鍵概念にならないようなら、日本の教育および犯罪対策は袋小路に入りますよと。
11月16日(水)
 北海道広尾町「広尾サンタランド」のサンタメール事業が財政難で存続の危機、という話を聞いた。

 「サンタの国」を標榜する国家は北欧を中心に数カ国あり、どこもサンタを観光資源として利用せんと、国内にサンタのテーマパークを作ったりサンタ関連のイベントを行ったりしてツバ競り合いを演じている。古来サンタの住処として世界中になんとなく認識されてきたグリーンランドを擁する地の利から、国際的サンタ連合を結成して権威によるサンタの囲い込みを目論む、大東亜共栄圏型のデンマーク。そのグリーンランド(=デンマーク)中心主義に一人真っ向から叛旗を翻し、第二次大戦前より「サンタの住処は我が国北端のコルヴァトゥントゥリ(耳の山)である」と主張、デンマークで毎年行われるサンタサミットにも代表を送らず独立独歩の道を歩むフィンランド(※なお、フィンランドがサンタの領有にこだわる理由、またその根底にナショナリズムが絡んでいることは、拙著にも簡単に触れているので、お持ちの方はp.165-166を参照のこと)。権威をかけた本家・元祖争いに正面から参戦しない一方で、「名より実を取れ」と言わんばかりに、サンタランドの宣伝にも余念なく、ある意味最も商売として割り切っているスウェーデン。
 拙著最終稿ではこのへんを「もちろんサンタクロースがこの世にただ一人でなければならない理由はありませんので、各国のサンタランドは正統論争や宗教戦争を繰り広げるでもなく、共存共栄の道を歩んでいるようです。」(p.169)とかなんとか誤摩化してしまいましたが、すいませんウソです。本当はバルト海の水面下で、南沙群島周辺諸国のごとく(子供の目に触れないように)すごい火花を散らしてます。
 ただ、他の北欧諸国がそんなかんじで鎬を削っている中、ノルウェーだけはいたってマイペースというか、商売っ気も野心も一番感じられなかったのが印象的だった。いやもちろんノルウェーもオスロ近郊のフログンに「ニッセの家」というサンタランドを作っているが、公式サイトに日本語のページまで作ってるフィンランドやスウェーデンと比べると、それほど海外旅行者向けの観光資源にしようという気はないらしい。単に好きでノルウェー人向けにノルウェーの伝統的サンタであるところのニッセの里を作ってみましたー、というかんじだ。
 この北欧サンタクロース争奪戦は、我が国をもバトルフィールドとして展開しつつある。日本にはすでに何種類も「サンタさんからお手紙がもらえます」と銘打ったいわゆるサンタメール事業が上陸しているのだが、手紙をくれるのがどこのサンタさんかよく確認してもらえれば、サンタメールが大きく「フィンランド系列」と「スウェーデン系列」に分かれていることに誰でも気がつくだろう。キリスト教徒が1%もいないくせにサンタは信じてる迷信の国ジャパンに、「サンタの国フィンランド」をアピールしたいフィンランドと、豊潤なジャパンマネーを狙うスウェーデンが乗り込み、両者が日本制覇を狙いにらみあっている形である。
 フィンランド系はさすがにサンタ領有が国是となっているだけあって、たとえば「サンタクロース・エンバシィー」のサンタメールはフィンランド政府観光局、ラップランド州政府、フィンランド航空が後援につき、それとは別にフィンランド郵政庁後援のサンタメール事業もあるなど、公的機関がからんで「権威」を醸し出している。一方スウェーデン系はおそらくもっと身軽な民間団体だろうが「サンタワールド日本事務局」「サンタクロースの家」「サンタさんからのお手紙事務局」などなどメールサービスを展開し、サンリオなど各企業ともドシドシ提携して、物量でフィンランドを圧倒しつつある。さらに、怖くて詳しい話を聴けなかったのだが、「●●屋事件」と名前がつき、のちに関係者がケッと吐き捨てるようにその名を呼ぶようなトラブルすらあったようだ。おまけに、そのトラブルに関係した組織がまだこの業界にいるらしい。いえ、聞いた話をそのまま書いてるだけですよ。裏なんて取ってませんよ。取ったところで例の雑学本の内容からは大きく逸脱するので載せられませんから。知らぬが仏と言いますか何と言いますかガクガクブルブル。ワタシは何も知りませんですよハイ。えー、なんでこのネタが最終稿で没になったか、察していただけましたでしょうか……(汗)。建前に「夢」とか「善意」とか「情操教育」とかを持ち出す商売ほどタチの悪いもんはありませんですよ。

 前置きが長くなったが、日本のサンタメール事情がそんな混沌状況に陥るよりはるかはるかロングロングアゴー、昭和60年から始まった国内最老舗が、北海道広尾町は「広尾サンタランド」のサンタメールである。
 古くから水族館関係でノルウェー第2の都市ベルゲンと交流があった広尾町は、首都オスロが世界中の子供たちから届いた「サンタさんへの手紙」に返事のカードを出すというなんとも粋な「サンタメール事業」を続けていることに注目。1984年にオスロから正式にノルウェー国外では唯一の「サンタの町」と認可されると、翌年から独自のサンタメール事業をはじめ、オスロとリンクしたクリスマスツリー点灯などサンタの町としての活動を開始した。サンタメールは1987年から郵政省と提携を開始したものの、本国ノルウェーのノンビリさをそのまま引き継ぎ、町役場・商工観光課を拠点として20年間地道にほんわか続けられてきた。
 古いだけではない、企業ほか営利団体の類ではなく、北海道広尾町という地方自治体が主催しているという点でも、後発のサンタメールとあきらかに一線を画している。フィンランド系やスウェーデン系のサービスはどれもこれも1通あたり千数百円とけっこうなお代を取るのに対し、広尾のサンタさんが送ってくれるメールは1通500円と、国際郵便を使わないことを差し引いてもかなりお得だ。つうか、海外に送る場合も同じく500円というのは、商売でやってたら絶対考えられない出血サービスだ。もちろん安いだけに、フィンランドスウェーデンのようにチョコとか豪華なオマケや有名な猫の絵がつくわけではなく、毎年永田萌画伯が描き下ろすクリスマスカードとシールなどの簡単なオマケがつく、比較的、いや、いたって簡素なものではある。
 やっぱお役所仕事はサービスがショボいとか旧態然としてるとか、そんな批判もできるかもしれん。だが、この安さ・シンプルさにこそ、広尾のサンタさんのポリシーがあるのではないだろうか。商売のことを考えれば、付加価値を上げてそのぶん価格を高くしたほうが当然売り上げは増します。でも、広尾町は20年間それをしなかった。手紙にいろいろゴテゴテプレゼントがくっついたり有名な猫の絵がプリントされてたり半年後に暑中見舞いが届くオプションがあったり、そんな付属サービスより何より、「サンタさんがこの世に実在してお手紙をくれること」、それだけで十分「夢」は届くじゃないか。それに、1通1400円とか1500円とか2600円となると自分の子供に送るのがせいいっぱいだが、1通500円なら、甥姪イトコハトコ孫曾孫、はては知り合いの子供なんかにバンバカ送ってもそれほど懐も痛くない。ちょっと豪華なクリスマスカード買って切手貼る経費に毛が生えた程度のお代で、比べ物にならないぐらい巨大な「夢」を贈れるんですからおトクなもんだ。さあさみなさん、ドシドシ夢を送りましょ。

 だが、少子化社会では薄利多売よりも一点豪華、少ない子供に豪華なモノが届くサービスのほうがパパママジジババに好まれることは、わかりやすい消費現象である。実際に、拙著の下調べをしていた当時から、広尾のサンタメールはシェアを後進のスウェーデンやフィンランドに食われつつあった。

> 昭和60年  24,000
> 昭和61年  31,000
> 昭和62年  49,330
> 昭和63年 160,560
> 平成元年 172,639
> 平成2年 138,679
> 平成3年  82,680
> 平成4年  82,676
> 平成5年 127,549
> 平成6年 165,103
> 平成7年 129,822
> 平成8年 148,418
> 平成9年 117,603
> 平成10年  99,227
> 平成11年 104,320
> 平成12年  62,879
> 平成13年  45,682
> 平成14年  48,660
> 計   1,790,837

 海外と提携した「本場」のサンタメールが上陸しはじめたせいか、それに加えてインターネットの普及で「外国にもっとそれらしいサンタの拠点がある」という余計な知識が広まって「本物志向」の反動で日本国内のサンタを軽視する動きが出てきたのか(そもそもサンタのモデルがトルコ人であることを思えば、言っちゃあなんだが北欧のサンタも真っ赤なニセモノなんだが)、サンタメール申込件数は平成12年にガクンと落ちている。
 単に「少子化で送り先が少なくなった」というだけでは、この急激な落ち方は説明できない。言いたくないけど、やはり、近年上陸したフィンランドやスウェーデンのサンタメールにシェアを食われていったのだろう。このデータが載っていたページはサイトリニューアルのせいで404になってしまったが、おそらく平成15年16年はもっと絶望的な数字が並んでいるのだろう。そりゃNOT FOUNDにもなるよな。(※のちの北海道新聞の報道によると平成16年には2万通まで落ち込んでいたらしい。そ、そこまで……;)
 基金に関する詳しい話は、リニューアル後の広尾サイトにも、上記のコミュにも載っていない。2年前の十勝沖地震のダメージがボディブローのように町の経済を圧迫しているのか、永田萌の原稿料が高騰して払えなくなってきたのか、とか無根拠な憶測ばかりが脳をよぎるが、実際のところどうなのか俺はまだ知らない。コミュ主さんに聞けば教えてくれるかな。そこまですることはないか。
 正直、俺の生活にはどーでもいいっちゃあいい話ではある。
 ではあるのだが。
 なんか広尾サンタランドだけは気になるんだよう。
 えー、ここだけの話ですが。
 「我こそ本当の夢の担い手」みたいな言い方する人たちの多い中、ここの担当の人だけでしたよ、広尾サンタランドの紹介をさせてください、と俺が問い合わせたら「サンタランドはウチだけじゃなくて白神とか他にもいろいろあるから、ウチだけ紹介されると他のところに悪いので、そのへん配慮していただけますでしょうか……」なんて心配して俺を慌てさせた、本当に「サンタの共存共栄」を考えていたいい人は。
 白状します。俺の本のあの「共存共栄」という文言は、あのサンタランド担当者さんと電話で話してから書き込みました。「そういうことにしておこう」というキレイゴトと、「そういうことになってくれ」という願いを込めて。お元気かなあ、広尾町水産観光課の●●さん。あの方と話したのと、パラダイス山元氏の『サンタクロース、ライフ。』を読んで、俺はサンタの実在を信じるようになりました。ええ、サンタは本当にいますよ、うん。
 つか、本当は北欧諸国にいるサンタさんも、同じ精神の持ち主なんですよね。実は、日本国内で展開してる高いメールサービスを使わなくても、あちらのサンタランドに直接、150円の国際返信用切手券を2枚同封して手紙を送れば、ちゃんとサンタさんからお返事が帰ってきます(実験済。ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、それと米国インディアナ州サンタクロース町の郵便局がちゃんとお返事をくれた)。最大手のフィンランドなんか、世界中のよい子からいろんな言語で年間50万通ものお手紙が殺到するそうですから、返事書く以前に仕分け整理するだけでも年賀状シーズンの郵便局のごとき大騒ぎです。だから普通はサンタの繁茂期であるクリスマスシーズンに返事が来ることはありません。忘れかけてた春過ぎにひょっこり「クリスマスは死ぬほど忙しくてその後も休んでたんで返事が遅くなってスマソ」とお返事が来たりします。
 サンタランド自体は観光目的とかいろいろあるだろうけど、現場で返事書いたり事務仕事してるサンタさんたちはぜったい商売とか営利目的じゃやってられないだろうなあと思います。
 逆を言えば、千ウン百円もかかるメールサービスの差額は、どこに消えているんだろうという話になり。中間搾し……もとい、たぶんクリスマスシーズンに確実に返事を届けるために事務処理を外注に回して、そのぶん人件費がかかったりするんでしょうね。

 他のサンタメールはともあれ、広尾町のサンタメールだけは、「がんばれ」、と心から思う。

 最近『トリビア』を観忘れるのは、『アストロ球団』の録画を忘れまい忘れまいとあまりに強く念じているため、他の番組のことをつい忘れてしまうせいらしい。どちくしょお〜!
11月17日(木)
 ハルノートがどうのこうのと言うけれど。
 そういう日本も逆にその前は対華二十一ヶ条の要求をやってるんだよな。
 さらにその前は、日本は三国干渉をやられている。
 三国干渉の屈辱を耐え忍んだ日本は、その後イギリスを味方に引き込みロシアに勝った。
 対華二十一ヶ条の要求の屈辱を耐え忍んだ中華民国は、けっきょく攻めてきた日本を悪役にして国際世論を味方につけて結果的にアメリカの軍事力まで巻き込み日本を追い出した。
 ハルノートを蹴った日本は、まんまとああいうことになった。
 ……要するに、「明日の勝利のためには、今日の屈辱に耐えておいたほうが長期的にはトク」、というのが世の習いらしい。
 今日の溜飲を下げるために未来を犠牲にしてはいかんと思う。臥薪嘗胆したほうが、国民は強くなる。

 サンヨー大赤字。来年のオールスターいよいよヤバいか。
11月18日(金)
 先日、もみあげの中に白髪を発見。そろそろ正月が冥土の旅の一里塚な歳になってきた。
 そして今朝鏡を見たら、白髪のそばに極細の銅線のような赤いもみあげが生えてた。また紅白とはめでたいのう。どうめでたいのやら。

 あれこれ仕事。昼、食べようと思った店が全部混んでてどんどん早稲田通りを馬場方面へ歩いていく。その途中で郵便局の前を通りかかり、サンタメールのことを思い出し飛び込んで定額小為替ゲット。星の子の導きかもしれない。
 仕事あれこれやって、頭痛あるも帰りに神園眼科へ寄る。目薬を使い切ればオシマイってことで。次は来年の定期検診と。
11月19日(土)
 先週の『マジ』ビデオで。鬼ごっこだけじゃ絵的に地味だからとドレイクを暴走させた模様。
 午前中は第34回嘘競演になさけないネタを投稿。午後は学会紀要の原稿。
 『ブロードキャスター』、ピーコがサーヤのファッションチェックという地雷企画。だがそのへんはさすが百戦錬磨のピーコで、「シンプルなドレスは、着てる方の内面の上品さがそのまま出るのよね〜」と、価値判断を視聴者の主観に押し付ける「裸の王様」戦法に。「上品」って実はうまい言葉だよな。「地味」とか「野暮」と紙一重なのだが、誰か権威が「上品」とお墨付きを与えればそれが「上品」になってしまうからな。
11月20日(日)
 幕張でロッテ優勝パレード。しかし今日は教会で打ち合わせがあるので行ってられない(涙)。
 で、教会行ってみたら、なんと打ち合わせ中止だと。昨日メールが入っていたのを、最近メール恐怖症にかかったせいで見てなかった模様。ままならねー!!(号泣)。
 ダアーと全てのことにくじけて、紀要原稿第一稿プリントアウトしただけで2100過ぎさっさと寝てしまう。
11月21日(月)
 ここんとこブレイク中の姉歯マンション、職場の近所にもあるらしい。でも職場に倒れかかるような近場ではないので安心。つうかそれより職場のビルのほうが老朽化ではるかにあぶないと思う。
 昼、志乃原で味噌煮込みうどん。昼すぎ、あたまがいたくなる。1800頃治る。なんなんだいったい。
 神戸屋でパン買って帰る。今日も普通に白い杖ついてる人とすれ違う。ふと思うに、白い杖ついてる人たちが普通に外歩けるうちは、まだ日本も捨てたもんじゃないのかもなきっと。そう思いたい。つかオヤジ狩りやオタク狩りみたいなかんじで「盲人狩り」やるような人でなしが出現したら、もうその国は終わりだ。
11月22日(火)
 せっせと来月刊行本のDTP作業。雑誌の最後まで残ってた原稿もやっと届きダアーと入稿。昼、紅梅でカジキフライ定食。1600、来月刊行本の著者の先生来る。1700まで打ち合わせ。なんかおなかがすいて夕方ソーセージパンかじる。2000までプリントアウト。ひー。さぼてんでライスボール買って軽く食べて寝る。
 あしたは休みだゆっくり寝よう。……と言いたいがそうもいかず。ひー。
11月23日(水)
 広島小1少女変死事件。奈良に続き広島も、ロリ本持ってるだけで逮捕されるおそろしい県になるのかのう。60年前は国民学校の先生がゲンのねーちゃんをドロボウ扱いしてブルマ1枚にひんむいて身体検査してたけど、アレもおやじパンチが出るまでもなく条例違反になるんじゃろうな。ブルルル、おそろしい世の中になったのう、兄ちゃん。ギギギギギ。
 いやまだ殺人と決まったわけじゃないですが。死因もまだ不明なのに。でもワイドショーのスタジオでは完全にペド厨殺人と決め打ちしてます。マルティン・ニーメラー先生なんとか言ってやってください。いやまだオタクの仕業とは。オタクじゃなくても幼女殺す奴は殺しますから。
 まったく、そんなに幼女にイタズラしたかったら、ヒトサマが苦労して育てた子供なんかかっぱらわず、自分で作ればいいのに。イヤそれはもっと鬼畜な行為ですけど。
 まあ犯人は比較的早めに見つかるんじゃないでしょか。去年の小林薫クンほど計画的でもなさそうだし。証拠物件も多いし。あの近辺で平日の昼間にブラブラ動ける高等遊民身分の人間をシラミつぶしに事情聴取していけば。そしていよいよ全国的にニート狩りですか。ニート審問官がニート連行して拷問の限りを加えて、就職しない奴は火あぶり。なんか目的がすりかわってるけど一般人は気にしない。

 市の合唱祭。まあこんなもん。市長は来てない。補欠衆院議員(森派)、最初だけ顔を見せてすぐ消える。おー帰れ帰れ。お前らに聞かせるような歌はない。
 主に平和ソングばかり歌っている団体が、イラク人質の高遠さんが作った歌を歌う。悪いとは思いつつも歌詞聞いて吹き出してしまう。思えばイラク人質に死ね死ね言ってた連中も、自分らがサムバディネス(※15日の日記を参照)を担保されてなかったから、政府にまで気にかけてもらえる奴らがド根性大根以上に目障りだったんだろうな。

 ミクシィに入って1年以上、コミュニティというものを初めて作ってみる。題して【大村巌☆イワイワオー!】。某ロッテコミュで触発されて、つい。にしても何人入るんだようこんなコミュ。(イワオファンも入らないような気がする。)
11月24日(木)
 原稿依頼どうにもうまくいかず。雲をつかむような話。だが、ちょっと雲の端っこをつかまえかけたような感触。
 昼、一歩で焼肉定食。
 明日DTP入稿予定のA5判336ページの専門書の最終チェックに費やす。夕方、もはやここまでってプリントアウトするも、プリントしたそばからさらにミスが見つかる。
 数年前TVで観たのだが、ディスプレイの表示と印刷物とでは、人間の情報認識力には大きな差が出るらしい。臨床実験で立証されているらしいがソースは知らん。探したい人が探してください。でも実感としてよくわかる。印刷したとたん、本になったとたん、見つかるマチガイというのはよくある。近年書籍の誤字が往年のファンロード並みにアホほど目立つようになった一因にも、画面上でしか校正しない編集者が増えてきたことがあるのではないかと推測するのだが。たとえば数字の「二」カタカナの「ニ」なんかただでさえゴシック体で出力した日にゃプロでも時々見落とすというのに、画面上ではよほど注意して見ないと見分けがつかん。注意して見ろったってだいいち目が悪い瞳の色素も薄い俺は(瞳は関係ないかもしれんが)液晶モニタをあまり眺めていられないのだ。
 ミスったページは修正してまた印刷し直して、ってやってたら終わったのはけっこういい時間。いいかげん目も限界おなかもすいたので帰る。
 寄り道してエチオピアビーフカレー食べる。そうかエチオピアはヒンズー教じゃないから普通にビーフがあるんだ。なに教だっけ。コプト教? じゃあたぶん食材は人肉以外フリーだな。いや人カレー出されても困りますが。アシュラ。
11月25日(金)
 読売「編集手帳」読んで少し驚く。
 「天皇といういつも日本のことを思ってくださっている存在がいることが日本人の心のよりどころとなっている」みたいなこと書いてますけど、それって「エル・カンターレさまいつもみまってくれてありがとうございます」と同じノリだと思うんですが。天皇神格化ですか。そういう天皇観って、「象徴天皇制」とかなりコンフリクトしませんか。せっかく人間宣言した天皇をまた神様にしたてあげる気ですかあんたら。
 かわいそうだからそろそろ天皇を解放してあげてください。早く普通の立憲君主制にしてください。

 きのうまとめた出力見本とクォークデータ(すいません原始人なのでまだインデザイン使ったことないです)&図版全部ぶちこんだMOをせっせと用意。
 お給金出たので昼、家賃振り込む。振込手数料をケチるためいつもメインバンクで現金おろしてわざわざ振込先銀行の支店行って、という手法を使ってるのだが、さすが25日にコレをやると時間がなくなる。しゃーないからコンビニおにぎり3個で済ませてしまう。シンプルライフ。

 13時過ぎ、『トリビア』のリサーチャーさんから電話がかかる。例のクリスマス雑学本の内容についての問い合わせだが、一番やっつけ仕事で書いてしまった箇所だったので資料が散逸して正確な情報が分からない。ぱっとネットを開いたらそれらしい場所は出てきたのだが、こないだの北欧対抗サンタ争奪戦の話じゃないけどトカクこの業界は類似品にご注意くださいというケースが多いので、確かなことが分からないとウカツなことは言えん。ガセビアに加担しては立つ瀬がない。
 調べておくので数十分後また電話くださいと謝って(どうせギャラも出ないのに謝るこたないのだが)切って、あわててネットの海へ飛び込む。2年前の記憶を辿りながらググってググって、やっと本物さんの公式サイトを見つける。よかったーウソつかなくて。
 1400頃、またさっきの人から電話。サイトのURLを告げて、詳しいことはココ見れば全部分かりますぜとサジェスチョン。連絡先の住所TEL番も全部バッチリ載ってるから取材もできるだろう。お役に立てただろうか。去年電話がきた時のネタは結局放送されなかったし。ま、今年のクリスマス特集を期待せずに待ちましょうってことで。

 専門書の入稿も無事済んで、ふにゃ〜と疲れが出る。ねーむーいー。
 1700に飯田橋のデザイナーさんとこに行く約束だったので1630頃コート着て出かけると、中庭でこれからクリスマスツリーの点灯式があるとか。そんなのやるの初めてだな。正装した牧師さんがいたり(でもストールが紫じゃなくて赤というのはカトリックの人が見たら噴飯ものかもしれん)シャンパングラス並べた机が出たり合唱団がいたりかなり本格的だが、時間がないのでそのまま駅へ。雑誌のカットなど無事受領。帰ってきた時にはもうシャンパンは片付けられてましたとほほ。

 そのままさっさとタイムカード押して退社。また地下鉄に乗り、一路東を目指す。約1時間後、海浜幕張到着。プレナのボールパークで先月買えなかったロッテ日本一グッズを買いあさる。先月の大混雑から一転、余裕でお買い物を楽しめた。でもTシャツのLサイズは最後の1枚であぶないところだった。DVDからコアラのマーチまで、しめて11,600円。パリーグ優勝グッズにまでは手が出なかった。シーズン1位通過だったら気分的にももっと楽だったんですが。来年はぜひ「本当」の完全Vを。
 さらに2階のイワオショップにも寄る。ちゃんとイワオのサイン入りボードが飾ってあってうれしいよう。まだイワオこの店のオーナーやってるのかな。そのうちファイターズグッズも置かれるのかなあ。エロズリーグッズ欲しいなあ。こちらでも4,970円落とす。ロッテ破産は間近。
 1階のステーキ屋でバーベキューセット1,300円食って、駅のキオスクでも「Number」とか買って1,030円、すごい経済効果ですよ。なんて千葉県の財政に貢献してるんだ。帰りはその「Number」を読みながら。初芝の特集記事がどっかのタチの悪い(笑)ファンサイトからコピペしてきたかのような爆笑初芝神エピソードの集大成で萌え死にそうである。
 2230帰宅。肉の栄養がまだ頭に回ってない。今日はもう学会紀要の原稿仕上げるのは無理と判断、いさぎよく寝る。がんばれ明日の俺。ぐー。
11月26日(土)
 0830起床。AM、学会紀要原稿UP。きのうロッテ破産寸前まで大散財したことだし、少しでもおこづかい稼いでおかないといかん。
 昼からビバノンノンと風呂に入り、第34回嘘競演投票と面白かったネタへの感想書き。
 1930頃実家に帰り食糧略奪ヒャハハハハー! 帰ってイワオコミュちょっと整備して寝る。

 《デビルマン》

 姉歯ダメだ ダメだ ダメだ
 姉歯がビル 設計した 設計した

 価格破壊の名を受けて
 すっげぇ手を抜いて 設計する男
 耐震性にチョー問題
 地震来たら地獄行き
 構造計算手順無視
 ホテルマンション欠陥品
 悪魔の仕事 し続けた
 是非とも賠償 建築屋 建築屋

 はじめて知った偽装書類
 そのあやしさを見逃すイーホームズ
 建築業者が圧力
 脅し文句の破壊力
 安くしないならヨソ頼む
 コストカッターはビル砕く
 デフレな仕事 し続けた
 是非とも賠償 建築屋 建築屋

 《女ひとり》

 強度〜 大幅 足りねーし
 故意〜に偽装した 姉〜歯が〜 ひどい〜♪
 (以下考え中でーす。←学級会で発言求められた時風味の声で)
11月27日(日)
 0900起床。『ガッシュ』。じゃあおまえら水のあるとこに引っ越したほうが早いだろ!ってそう簡単にはいかんのか防衛とか。『マイメロ』。「メテオさん&ムークさん」とか「ファルネーゼ様&セルピコ」的共依存関係にはつくづく萌えるのう。てゆうかバクと結婚したい(笑)。あんな家庭的で子煩悩な嫁、俺が女だったらほっとかないザマス。あ、でも案外父親の家庭内での姿を見てるからああいうグータラになる可能性もあるし。うーん。って何を悩んでいるのか。
 教会行って帰って冬の新刊のネタ整理。

 国家の統帥権を争ってついに元老院が執政に叛旗を翻してみたら、実は元老院のほうが民意をぜんぜん把握していなかったというなんともはやな悲喜劇。議員は一部の不平庶民の陳情しか聞かず、民意は我にありと思ってた模様。そりゃ誤解するよな。不満のない国民はそもそも陳情に訪れないし。これまで元老院側が執政にひどいことされたという話ばかりかいつまんで聞かされてきたが、執政もかなりひどいこと元老院から言われてたらしい。
 なんにせよ、執政がコトを公にしてくれたおかげで風通しが少しよくなったのはいいこと。密室状態でうらみごとばかりこねくり回し執政と水面下で暗闘していた元老院システムの問題点が、国民の目にも明らかになって。少しは居心地いい方向に向かってくれるかな。今は隠居の身の初代元老院議長から「やめないでくれ」と言われてるだけに。
 ただ、これでまた今夜怪文書怪メール怪電話が飛び交うようだと、初代に申し訳ないことになりそうですけど。
 今まで方々の国で何度もこの手の状態を見てきただろうじーさんと、帰り際、やれやれと苦笑し合う。

 帰ってネタ整理の続き。
11月28日(月)
 新山千春のアイコラ写真作った奴が逮捕。容疑は名誉毀損なんですよね。著作権侵害じゃなくて。それがちょっとフーンと。首から下の人の立場とか思いを馳せてみたり。むしろ「下の人」に対する名誉毀損のほうが。
 そういえばオタキングが昔コミケで『アイドルの首すげかえヌードは正しい!』ってコピー誌出してたけど、教唆の罪に問われやしないか。
11月29日(火)
 雑誌やら本やら責了に向けてしこしこやってたような気がする。
11月30日(水)【ここまでは2006.09.03更新】
 広島の小1誘拐殺人事件、予想通りご近所犯罪であったが、外国人とは想定外。オタ規制賛成派のみなさまはガッカリしてるだろうなあケラケラケラ。それともあのヤギをなんとかしてオタクに仕立て上げますか。
 そして今「広島+カルロス」でググると、『ミラクルジャイアンツ童夢くん』のページが出てくるのはどうしたものか。

 《ミラーマン》

 朝焼けの光の中で
 パクられた ペルー人(ペルー人)
 広島市内を通り抜け
 「今だ、少女を襲え! ペド!」
 ガスコンロで足がつく
 たたかえぼくらの ペルー人

 《ウルトラマンレオ》

 ペド 広島県!
 ペド ペルー人!
 ペド たたかえ

 ペドはそこまで来ている ペドは幼女に萌えてる
 指名手配をくぐって 三重に現れる
 平和を壊す敵は この手で叩き伏せる
 それじゃあペドは死刑 それが世間の願い
 右なマスコミ燃えて 嵐たちまち起こり
 たたかう たたかう 広島県ペド

 マンション耐震強度偽造事件に伴う引っ越し支援として、東京都は各マンションに引っ越しババア河原美代子タソを誘致するための補助金を交付することを決定……したら面白いなあ。
  前の月へ 次の月へ 日記一覧へ戻る トップページへ戻る