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| 6月30日(金)【ここまでは2007.02.18更新】 |
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仕事。37度1分の微熱あれど飲みに行く。2600頃寝る。 |
| 6月29日(木) |
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仕事する。昼、タントタントでメシ食った帰り道、昼寝していた猫がさわらせてくれた。俺もまだまだ捨てたもんじゃないのか、単に猫も暑くて脳が溶けていただけか。関係ないけどリエージュの司教ノートケルというのがいるのだが本当にどうでもいい。 ネイキッドロフト「鶴岡法斎のエログロハイセンス」第7回。今回は鶴岡さん新田さんに加え、「5コマ目から始まる4コママンガ」(鶴岡法斎)こと、大長編バイオロジカル連作4コママンガ『ねぎ姉さん』 の作者・小林銅蟲氏を囲む形式。 これまでほとんど謎とされていた銅蟲氏の人となりが分かり、『ねぎ姉さん』の随所に垣間見えるアカデミックなクスグリの背景が理解できたのが大収穫。また、一見ヤク中患者が酩酊状態で見た悪夢のようにしか見えない『ねぎ姉さん』が、実は「素数の法則」(ブラックねぎ姉さんは話数が素数の回にのみ出現する)など、バッハ並みのものすごい暗号の元に描かれていたことが分かる。 銅蟲氏、あと5年ぐらい前に知り合っておきたかった。 帰路、『ねぎ姉さん』の主題歌を作ってみる。 《ミッドナイトデカレンジャー》 ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ姉さん ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ姉さん ねぎがにょきりと頭頂部 もぎとって ブチーン 痛いぜ 5話に1度は放尿 謎の擬音 テレーン 意味はない 薬物反応 実はシロ ナンセンス 全開 完全無意味のウェブマンガ ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ姉さん はびこる蟻 理由ないんだ ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ ねぎ姉さん ジャッジメントテレーン ねぎ姉さん♪ 2500頃寝る。 |
| 6月28日(水) |
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こんどの夏コミ合わせの学会紀要で作治をネタにした。姓まで書くと検索が怖いので特に名を秘すが、都の西北にレンガ色の秘密基地を構え轟々戦隊ボウケンジャーでもないのに王家の墓を盗掘するトレジャーハンターのかたわら神々に指紋なんかないと言い張るトンデモハンターの一面も持つ作治である。 原稿提出したらその週末にもうゲラが来た。戻しのリミットは1週間。なぜ商業誌よりも同人誌のほうがスケジュールに余裕があるのか。それはいろいろ事情があるのじゃがほっといて、カバンの中にゲラ突っ込んで通勤の合間にちまちま見ていたわけだが。 今日の帰り道、作治(本物)とすれ違う。心の中で土下座を5万回。そしてこれを天啓と思い、帰って校正ゲラFax。 ああそれにしてもそれにしても。 Q:ロッテの不振の原因はなんでしょう。 1)スンヨプの呪い。 2)小関の呪い。 3)腹監督の呪い。 4)西岡三塁コーチの呪い。 5)ってなんでお前が↑。 6)ではあちらの連敗は 「人を呪わば穴ふたつ」てやつですか。 7)きっと腹は毎夜変な仮面つけて 「トコイ……トコイ……」って 呪文唱えてるんだ((C)諸星大二郎)。 8)死ぬな今江。 東大生、じゃなくて東大阪大生リンチ生き埋め事件。最初はナンパのイザコザだったのが、双方徒党を組み、相手の手勢を圧倒しようと数と力のインフレーションを起こした末に全面戦争→シャレんならない事態に……という構造は、国際政治でもよくある話ですな。バカのフラクタル構造。 穴からは死体と一緒に大量の石が見つかったと。穴に落として投石でとどめを刺すとは、なんかギャートルズのマンモス狩りのレベルですな。あまり乱獲してると人間も絶滅しますよ。ただでさえ出生率下がってるというのに。 解放した会社員にも「おまえがとどめを刺せ」と石投げさせたとか。オウムの落田耕太郎さん(享年29)リンチ殺害事件そっくりです。チヅオ程度の残虐超人はけっこうそこらにゴロゴロしてるみたいです。スタンフォード大学の監獄実験を引くまでもございません。 人間、個人個人ならここまで残虐にはならないのだが、集団を形成すると、命令者は実行者に、実行者は命令者に「責任をなすりつけられる」という意識が働くせいか、理性解除スイッチがオンになってしまうものらしい。「一人の力は小さいけれど力を合わせれば何倍もの力が出せる」という法則は、逆のベクトルにも適用されるのである。 《サイボーグ009》 生き埋めの刑が よく似合う 9人の戦鬼と 人の言う だが我々は 愛のため ヤクザを名乗った 人のため 彼氏がキレる死のナンパ ユンボで埋める死の荒野 最悪リンチ 誰がために戦う 最悪リンチ 誰がために戦う |
| 6月27日(火) |
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フラフラとお仕事。 川淵の「オシムって言っちゃった」は、ひょっとしてジーコ(とジーコを監督に選んだ人たち)の責任問題をごまかすための高度な策略だったのではないかという気がしてきた。 |
| 6月26日(月) |
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朝から頭が痛い。熱はないが、体のバランスが崩れきったかんじ。夜、窓を開けすぎたか。さらに電車の冷房と職場のエアコンにもやられてさらにクラクラ。早退。 |
| 6月25日(日) |
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『マイメロ』、折り紙戦争。爆発まで折り紙という徹底ぶり。そしてそのミスリーディングは反則だあー! 新刊のネタまとめをしていると、必然的にいろいろ過去の話題を思い出す。 今モヤモヤしているのは、西澤“ガセメール”孝の件。3月24日に永田が「ガセメールの出所は西澤ですた」と白状して、本人も数日後にようやく認めて、でも永田が辞任したんで4月4日の証人喚問も開かれず、結局あのあとどういうオチがついたんですか。西澤に(社会的制裁以外)なんらかの罰が与えられたという話もあれから全然聞かないし。 そして、一時「西澤孝は実在しない」と喧伝しネット中で話題になっていた「きっこのブログ」なる有名ブログ(mixi内にもファンのコミュが3つも立ってるところを見ると本当に有名らしい)。その3月24日近辺の日記をざっと見たのだが、この件に関する訂正記事など一切ナッシング。……いいの? それで読者は納得してるの? これだけ注目度の高かったネタならこの大誤報に山ほどツッコミが入っているだろうと思ったのだが、検索してみると数件のブログが言及するのみで、さっぱり話題になってないのが不可解でならぬ。あの頃、なんか他に盛り上がるニュースあったっけ。小沢の代表就任がそんな一大事だったのか。んなわきゃないだろ。 さらにこの頃、「きっこのブログ」は日本ブログ大賞にも輝いているそうですが。投票があったのは西澤孝の名前がゲロされる前だろうからまあしょうがないとして、それにしてもよく許されるなあ。今や「ネットの書き込みは別に真実を追求しなくてもいい」「誤情報を信じるほうがカッコ悪い」とでもいうコンセンサスができあがってしまっているのだろうか。 いや、たとえそうだとしても、 > たとえば、民主党の永田の「イノシシメール」に関してだって、 > 本物だとか偽物だとか言われてて、今は偽物って見解のほうが > 強くなってて、その偽物メールを永田に渡した人物の名前が、 > フリーライターの「西澤孝」だなんて大嘘を書いてる週刊誌や > ニュースサイトがある。この事実ひとつ見たって、いかに週刊 > 誌やニュースサイトがデタラメで無責任かってことが分かる。 > 「西澤孝」なんて人物は存在してなくて、これは、単なる偽名 > なのだ。こいつのホントの名前は‥‥って、ここであたしが書 > いちゃうと、また外野が騒ぎ出すから、イニシャルだけにしと > くけど、こいつのホントの名前は「F」って言って、「西澤」 > なんてのはデタラメなのだ。 (ttp://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/02/post_8564.html) と、他メディアの誤謬性をあげつらっておいて、自分が「大嘘を書いて」しまってはいかんだろう。 たとえ書いた時点では真実だと思い込んでいたとしても、不特定多数(それも洒落にならない数の)の目に触れるメディアで誤報をしでかしてしまったことに気づいたら、ふつう訂正ぐらいしてもよさそうなもんだ。それではとどのつまり「きっこ」氏が嫌う「週刊誌やニュースサイト」と同じである。 特に、エイチエス証券の野口英昭氏(沖縄で死んでたか殺されたかした人)の遺族関係者みたいなことを何度もにおわせている「きっこ」氏の発言は、市井のブロガーの床屋談議とは畢竟重みが違ってこよう。 ttp://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/03/post_1e90.html ttp://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/03/post_fef7.html もはや「一ヘアメークの個人的な日記」では済まされない。 かつて一部の表現者に独占された特権であった「表現」が、浸透と拡散をすすめてきたことは、自分自身その流れを享受している立場上大いに歓迎するものである。だがその一方で、「表現」の価値が往時のライブドア株のごとく連日のストップ安を記録しているように思えるのだが。安い。安すぎるよ、「表現」。何事も「浸透と拡散」状況をほっとくと畢竟こうした道を歩むものなのだろうか。 自らの表現行為を「ただの自己満足というか箱庭療法としての表現」から「情報として不特定多数にも寄与する表現」というパブリックなフェーズに移行させるには、学問なりジャーナリズムなり、確固たる方法論を身につけなければならない。 受け手にとって必要なのは、実は「読みやすい親しみのある文体」なんかではない。情報の信頼度である。耳に心地よい言葉でウソをホントと信じ込まされることほど迷惑な話はない。 自分の書いたことがウソだと分かった時に訂正するつもりもないなら、不特定多数の目に触れるブログなんかにせず、最初から紙の日記帳を買って誰の目にも触れないように書いててほしいもんである。 ああもうモヤモヤする。 いちおう書いておきますけど、個人的には「きっこ」氏が何者なのか自体はどうでもいいです(※「実は河上イチロー(福井利器)だった」とかなら話は別ですが)。ガセメールの時もそうですけど、「正体探し」って、いざ犯人が見つかるとそこで事件は一段落ついてしまって、動機とかもっと深い発生要因とかは全くニュースにならなくなりますし。だから、もし犯人探しフェーズに移行したとしたら、「きっこ」氏の正体が分かってもその時点で話は終わり、「西澤孝は実在しない」の責任は問われないんだろうなあと。 情報発信者の責任はほっぽかれて、ガセを信じてえらい目に遭う人(ソエジーとかも含む)の自己責任ばかりが追及されるのも、実は不公正な状態なんじゃないだろうかと、ふと思う。 奈良医師宅放火殺人事件。医者の長男が自宅焼いて父親以外焼き殺しちゃった例の件だが、その長男、取調中サッカーの雑談には乗り、田原本署にあったハリポタを読みふける毎日だとか。誰も「サッカー脳」とか「ハリポタ脳」とは言い出さないですね。これがゲーム大好きであまつさえプレステに入ってたのが「デストロイ・オール・ヒューマン」だったりしたら一発でゲーム脳認定されてただろうに。君の教科書も真っ赤っ赤。それがサッカーとハリポタじゃあ、そりゃマスコミも教育パパゴンのスパルタ学園ぶりを強調するシナリオを選択するしかないわなと。 で、勉強部屋はドギツしおき室ならぬ「ICU」と名付けられていたとか。医師志望で国際基督教大学を目指すとは何をテンパッてるんだ、と思ったらなんだ集中治療室のほうのICUですかおどかすなこの野郎。ICUというとあとは渡辺電機(株)先生の『(株)〜かっこかぶ〜』第3巻に「国際童貞連盟(International Cherryboy Union)」なんてのが出てたですが。どうでもいいけど。 あと、家に貼ってあって長男が憧れていた「手術の写真」って何なんだろう。そんな言わばグロ写真が普通に陳列してある家庭というのも面白そう。これが放火じゃなくて長崎ちん切り厨房やネバダみたいな惨殺系だったら、「手術脳」なり「手術萌え族」なりの線も浮上したことだろうなあと。おぺしましょ。 高須院長一家はよくぞ健やかにお子様方をお育てに。 《お山の杉の子》 昔々のその昔 奈良県田原本町に 5人家族が あったとさ あったとさ 成績不振の長男は いつでもみんなの笑いもの 「これこれ医者の子 燃しなさい」 自宅の階段 火をかけた 火をかけた 一二三四五六七 八日九日たつ前に ひょっこり捕まる 京都市で 京都市で 高1長男顔出して「はいはい自宅を焼きました」 これを眺めた父親は 失火ならヨカタと 大弱り 大弱り Faxで学会紀要の初校が到着。早いなオイ。 |
| 6月24日(土) |
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『日本オタク大賞』ぱらぱらと読む。「12人の妹の名前覚えられるんだから徳川15代も萌えキャラにすればすぐ覚えられるんじゃないか云々」とあったので、シスプリ知らない俺はためしに黄金聖闘士の名前を思い出してみる。そしたら水瓶座だけなかなか出てこなくて焦る。3分頭をひねってやっとわが師カミュを思い出す。認知症。 1900より教会でバーベキュー。可処分所得の多いメンツだけに、肉やらサザエやらマグロのカブト焼きやら妙に豪華な食材をジュージューといただきみんな満腹。 W杯、韓国も予選突破できず。突破してたらまた嫌韓厨に燃料投下することになったかもしれん。痛み分けってことで。いやそれよりほんと川淵「あっオシムって言っちゃった」三郎は宇宙へ放り出したほうがいいかもしれない。いつの間にあんな認知症が進んだんですか。カミュを思い出せなかった分際で他人のことは言えないが。 【今日のうわごと】 みなしごハッチとミラ・ジョヴォビッチは似てる。 |
| 6月23日(金) |
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W杯。日本×ブラジル、特に奇跡も起きず1-4で負けた模様。 「おい 日本代表のやつが 負けたぜ…」 「ケッ なんだ2敗1分け得失点差-5 かよ…… ガッカリさせるぜ」 「バカが… カッコつけやがって ジーコをクビにして くれればいいのによ せわねーぜ」 ……とマスコミの今後の論調を予想してみる。 「たしかにこいつらは クズのあつまりね ヘドが出るわ」 せっかくガーナは予選突破したのに……。「ガーナと決勝トーナメントで当たって日本サポーターがスタンドでニャホニャホタマクローの歌を大合唱→両国友好」という夢は幻と消えましたようわーん。 別に夜更かしはしてなかったので普通に仕事。巨大本に専念すべく、もう少し先の大型企画の実務仕事をワークシェアリング。 |
| 6月22日(木) |
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今日も仕事。昨日エアコン吹出口に設置した紙バリアーの霊験あらかたで、今日は鼻水出ない。午後、外で会議。帰ってゲラをコピーして訳者へ送りつけて帰る。 「回復をはかる稽古台にもならんわ!」(by ロナウド)とか拳王様チックなことをポルトガル語で言われそうな有り様ばかりが目に浮かぶW杯予選F組ブラジル最終戦。同じ実験台ならコウリュウみたいに七星抹殺で相討ちを狙うぐらいのド根性を見せてくださいな。 「フハハハ、ロナウドは死なん!」 「ううっ…… ロナウド、アドリアーノ、カカ、ロナウジーニョ…… 天はなぜこの四人を同じ時代に生んだのか〜〜!!」(がく) てなかんじで非国民な自虐史観ギャグばかりが頭にわいて出てくる今日このごろいかがお過ごしでしょうか。なんとか川口には4年前のドイツvsサウジアラビア戦みたいな虐殺モード(※野球でたとえれば去年のロッテvs楽天2回戦のようなワンサイドボコ殴りゲーム。あの年クローゼが得点王に輝いたのもあのボーナスステージwがあったおかげです)が始動しないようにがんばってゴールを死守してほしいもんです。誰ですか、ブラジルの嵐のめった打ちゴールシーン集めてBGMにヴェルディの「ディエス・イレ」挿入して劇場版エヴァの予告編みたいなマッドビデオ作ろうと今から録画予約して待ち構えている非国民は。 とにかく、応援する人は最後まで勝利を信じて。一方バカにする人は、万が一奇跡が起きても手のひら返して愛国者に転じないように。起きないとはかぎりませんよ奇跡。この大舞台で、ガーナがチェコに2-0で勝つこともあるんだから、ブラジルにも……。 けっきょくこのバカ、負けてほしいのか勝ってほしいのか。どちらでもいいです。あるがままに。がんばったほうががんばっただけ報われればいいんです。 がんばる人を商売にしようとした人たちは、結果が出ないとブーブー言うかもしれません。でも、別に商売でスポーツと取り組んでいない庶民のみなさまはそうした声に追従せず、彼らががんばったかがんばらなかったか、自分の目で判断すればいいんです。 商売人の前宣伝に乗って実力以上のいらん期待を抱き、結果が出ないとやっぱ商売人のマッチポンプに乗って誰それが戦犯だの指揮官が悪いだの協会が悪いだのとパブリックブーイングを形成する。それで楽しいですか。それで楽しいですか? ……まあそれもスポーツの楽しみ方かもしれませんがね。偶像を作って拝んで引き倒す一連の狂躁は庶民に強力な「ハレ」効果を及ぼし社会の活力を回復させそうですから。 これでハレにスタジアムがあれば植木不等式先生のエッセイみたいにうまくオチたのだが、ハレにはないんですよ残念ながら。お隣のライプツィヒにはあるんだけどなあ。でもF組の試合はなし。カスってすらいないじゃん。達川級の猛アピールかましてもデッドボールは認められませんな。 |
| 6月21日(水) |
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仕事。ひたすら「写本」のひきうつしw。東大生でもないのに東大教授からギリシア語の手ほどきを受けるとは何様だ俺。こういう仕事ばっかやっていると、頭をよぎるギャグも「♪ディーダケディダケーぱっとディダケー、チューリーップー♪」とか『ケーリュグマの死』(※宣教の具体的内容が最後まで分からないまま話が進む戯曲)とかニッチすぎるものばかりになるので困る。これ読んでる人のうち何人が分かるのか。分かるような人はまずこんな日記読みに来るわけないし。 今日も洟が出る。いいかげん頭に来て、背後頭上から俺の席を直撃地獄拳するエアコン吹出口に紙をはって、冷風を横に受け流すようにする。 ベランダでなんかもぞもぞ動くものあり。しゃがんで見てみると、窓ガラスにでもぶつかったか、ひっくり返ったコメツキムシが、コメツキムシのくせに米もつかず、六本の足と触覚をじたばた動かしもがいている。 普通コメツキムシならしばらくバタバタしたのちやおら全足折り畳むと例の米つきプッチン(ふと思ったんだがあのジャンプ動作のどのへんが「米つき」なのか実はよく説明できない)で天高く10センチほど飛び上がり見事着地してなにごともないかのように歩いていくものである。 しかしこの個体、いつまでたっても跳躍体勢に入らず、『神聖モテモテ王国』のファー様がデビルの罠に必要以上にはまって首吊りストレッチ状態に陥りギャワーと手足バタつかせる様そのままに、延々と空をかきむしりつつ、バカのブレイクダンスのごとくずるずると背中で地を這いずり回るのみ。 ええい貴様それでもコメツキムシか。ひょっとして貴様、地べたに仰向けにひっくり返ったのは脱皮してから初めてか。己の肉体に秘められた神秘になぜ気づかぬ。だあー違う違う羽根開いて起き上がるんじゃない。ああもうもがくな焦るなジタバタするな。考えるな、感じるんだ。どうせ昆虫の脳味噌でたいした工夫など考えつくわけないんだから。さあ本能に身をゆだねるのだ。本能のおもむくまま足を畳んで胸部と腹部の関節のとこでプッチンするのだ。ほれ、ほれ、ほれ。なんつうか、己に内在する光輝のグノーシスに気づかぬ人類をプレーローマから見守るアイオーンのような心持ちであるな。グノーシス主義ってよく知りませんが。 思うに、コメツキムシというのは甲虫の中でもけっこう平べったく細長く足も短く、ひっくり返ると容易に起き上がれない形状をしている。丸ければ固い羽根を開くことでバランスを崩し正常位にも戻りやすかろうが、コメツキムシは羽根もわりと平らで真横方向に開き、しかも頭部(厳密には胸部)が長いので縦方向のでんぐりがえし回転もかけにくい。 固い外骨格を持つ甲虫でも、腹部を上にして地べたに寝そべったままでは、マウントポジション取られるまでもなく生きたままアリさんその他の肉食小動物のごはんになるか、飢え死にしてからごはんになるしかない。かようなリカバリーしにくい形状に生まれついた虫ケラが生存確率を高め種を保存するためには、全く別の発想による姿勢制御システムを進化の過程で身につけるしかなかった。それが、あのコメツキ背面飛びだ。 ひっくり返るだけでエコロジーに大地に還る脆弱な進化失敗種として系統樹から消えかけていたコメツキムシの中に、ある時、背面飛びをかます突然変異体が誕生するようになる。生存確率を上げた突然変異体たちが長い年月をかけて背面飛び遺伝子の濃度を濃くし、ホモ・サピエンスが自分ら以外の生物に勝手に名前をつける程度に知恵をつけてきた頃には、この柿の種サイズの長っぽそい虫ケラはデフォルトで背面飛びのスキルを装備するまでに至ったのであった。たぶん。 そんなかんじで御先祖様が何万世代にもわたって営々と磨き上げてきた伝家の宝刀を、この個体は何だと心得ているのか。いやひょっとしたらこいつは、今や希少となった、背面飛び遺伝子を持たない個体なのかもしれない。ならばこのまま放っておいて自然淘汰にまかせたほうが、「背面飛びができない遺伝子」を次代に残しコメツキムシの種としての生存確率を下げてしまうこともないのではないか。……助けてしまいましたけどね。 助けながら『明王伝レイ』のあのシーンを連想。すいません俺には見て見ぬふりなんてできませんですた。誓いの We Are チェンジマン愛が力。同じく愛を説きながら幸●の科学と電撃戦隊チェンジマンでは全く対応が違うんですが。やっぱ幸福の●学では大星団ゴズマがせめてきても本人たちが過ちに気づくまで祈ってやることしかしないんでしょうか。祈りつつデモとFAX攻撃、あとは雑誌で悪口か。 エアコンのついてない家に帰ると、ちゃんと鼻水が止まるから面白いもんだ。 【今日のたわごと】 コートジボアールと「放送事故あーる」はちょっと似てる。 |
| 6月20日(火) |
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平日の昼間に仕事休んで、12時前、と学会誌の今日〆切の原稿をアゲる。 こう書くとズル休みしたみたいに読めてなんとも人聞き悪いが、実は未明4時頃より猛烈な下痢に見舞われまして。「おお、尻から水が……」うわ、きたねえー! いやもうそんなかんじでマジでウルトラ水流。別に変なものを食べた覚えはないのだがなあ。職場までは行けそうにないが、ありがたいことにあまり腹痛がないので、原稿を仕上げてしまった次第。結果的にズル休みじゃん。ああ言わないで言わないで。 どーもここんとこ体調がすぐれない。今までの人生で体調が良かったことなどない菱沼聖子(@動物のお医者さん)体質なのだが、それにしても。でも自分自身より周囲のほうが体調不良が多く、いろいろ困る。原稿頼んでる先生が肝臓悪くして自宅療養に入ってしまったり。あれこれのヤリクリの相談もできない状態で、どうしたらいいのかと。やっぱ今年は5月にあまり五月晴れを享受できなかったのが、日本総不健康化の原因なんじゃないかと思うのだが。太陽電池じゃないけど。いつから日本人はキカイダー01に。 まあ今日はあとはゆっくり静養ということで、お薬とポカリを買いに逝く。 腹痛はないが、全身これ倦怠感のカタマリ。もしやと思って夕方ねつ測ったら37.5度ありました。なんだカゼでしたか。はぁ。 水道屋、もとい陸上自衛隊サマワ撤退決定。ただし航空自衛隊はそのままイラクで輸送業務に従事、さらに活動地域を広げるらしい。アメリカ様と国内左派、双方にいい顔をしておかないといけない小泉は大変だ。 交流戦最終日。ロッテは甲子園で負けるも、ヤクルトがセギノールの逆転3ランで沈み、単独優勝5000万決定。MVPはセギノールで決定だなw。しかし阪神の、ロッテに対する執念たるや尋常でなし。去年の日本シリーズ4連敗は言うなれば日帝三十六年に等しい屈辱だったのだなと。 |
| 6月19日(月) |
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久々に晴れて蒸し暑い。仕事。またエアコンのせいか、はたまたこの週末オフィスを消毒したその残留農薬のせいか知らんが、また洟が出る。いいかげんにしろ。たまらず昼食後、禁断のクスリを使う。今日はどうも効きが悪く、1600過ぎになってやっと薬効成分が回ってくる。鼻は乾くが脳もクラクラ。脳味噌ぽわ〜んとしたまま1730、大型本のギリシア語チェックが終わったので今日はもう帰る。 ぽわ〜んとしたままバスに乗り、ぽわ〜んとしたまま電車乗ったら久米川で特急が人身事故とかで40分ぽわ〜んとしたまま上石神井で足止め。特急飛び込むならもっと直線の武蔵関とかあのへんにすればいいのになぜカーブの手前の久米川なんかで。いや飛び込むなそもそも。 |
| 6月18日(日) |
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0830起床。梅雨。『マイメロ』父の日ネタ。泣かせる。 『青田大學番外地』残る第2巻の発掘作業再開。見つかる。さっそく以前書きかけた原稿データを引っぱり出してリライト。1300-1500まで教会で会議。あと1、2回でお役御免だ。やれやれ。 帰るとロッテ×ヤクルト決戦まだ1回の攻防。雨がすごくて中断しまくってるらしい。普通なら雨天コールドだが交流戦は日程がキツキツだからそうもいかず強行策。米を炊きながら、学会誌原稿、あれこれ文章の構成を入れ替えてみる。ロッテ、なんとか勝つ。しかし3連戦とも先発KOとは、今後が不安。 W杯1次リーグ。ガーナ、チェコ相手に大金星をあげて歴史的な勝ち点3。あの東洋一有名なガーナ人・ニャホ=ニャホタマクロー元会長が育てた選手たち(ニャホチルドレン)が掴んだ歴史的勝利ですよ。なぜもっとニュースにならなかったんでしょうか。フジテレビなんか大喜びであの歌流すかと思ったんですが。一方、肝心の日本はドローに終わる。ブラジル戦はさぞ悲壮感漂うものと。 |
| 6月17日(土) |
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0800起床。梅雨。いよいよ佳境の『セイザーX』は今回ほとんどギャグなし。次回最終回。 『聖書の暗号とホピ預言の超シンクロニシティ』(つくづくタイトル長すぎ)、夏の学会誌用に買ったはいいが、改めて読んでみてもさっぱり手のつけようがなし。日記整理しながら、他に何かネタになりそうな本がなかったか探す。疲れて1500昼寝。 1800起床。ボーっとする。ボーっとしてたらもう2100。わあー。パスタうでる。ずるずる食べながら、ふと『青田大學番外地』全3巻を使おうと思い至る。さっそく発掘作業。しかし第1、3巻は見つかったが第2巻が見つからない。2600ふてね。 |
| 6月16日(金) |
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仕事する。 【今日の寝言】 こないだひえだ先生とも話してたことだが。 十戒の第二戒で禁止されているところの「偶像崇拝」という概念は、実はものすごく誤解されている。アレを単に何かの像を拝むことを指していると思ったら大間違いである。 去年と学会誌で紹介した『爆笑トリビア 解体聖書』にも「マリア像を拝んでるのは偶像崇拝じゃないのか」というものしらずなツッコミがあって呆れ返ったことがある。単になんかの像を拝んでハァハァしてるだけでは、それはただのフィギュア萌え族であって「偶像崇拝」とは言わん。 そもそも「偶像」は英語だとIDOLである。FIGUREとかSTATUEとはぜんぜん意味合いが違う。 偶像崇拝禁止の戒めを理解するには、十戒のその前の第一戒 「我(ヤハウェ)以外の何も神としてはならない」 とセットで把握することが必要である。 要するに「偶像崇拝」とは、人間が勝手に決めた何か任意のものを絶対視し、己の全存在を明け渡す行為であり、「偶像」とはその似非絶対者を指す用語なのである。なにも「像」でなくともいい。 一人で勝手にハァハァしてるぶんにはまだいい。「偶像崇拝」の最もタチの悪い形は、勝手に決めた偶像への帰依を他者にも強要するケースである。そして残念なことに「偶像崇拝」はすべからくそういう形をとる。 そのいちばん卑近な例は、「日本代表を応援しないのは非国民だ」と言わんばかりに騒いでる、4年周期でわいて出るセミみたいな奴らですな。1990年大会の時には何してた君ら。下手すると大会開催国がどこだったかも知らないんじゃないのか。案外「ドーハの悲劇」の時の開催国も知らなかったりして。 別に彼らが日の丸振り回してるから危険なんじゃない。むしろ、簡単に偶像崇拝に転げ落ち、偶像にひれ伏さない人を断罪し、偶像中心の支配原理を押しつけてくる、そうした精神構造自体が危険なのである。 (※そこんとこよくわかってなくて、言葉狩りのごとく「日の丸振ってる→ファッショだ」と見た目だけでキーキー言う手合いが多いから、話がややこしくなるのである。) 自分はいくらでも熱狂する、でも、世の中には熱狂してない人もいることも知ってて、それで別にいいと思うしそういう人にまではてめえの熱狂を押しつけるつもりはない……そうした楽しみ方ができる人は、いくら日の丸ぶん回し君が代がなりたてようと、決して「偶像崇拝」には陥らない。 濃いオタクほど、好きなモノの悪口を朝まで語り倒せる。各領域で権威と目される学者ほど、まず教科書には書けないこぼれ話やウラ話を山ほど知ってて、仲間内だけで学会の二次会の酒席などで笑いの種にしている。そういう人種は、決して「偶像崇拝」には陥らない。 でも残念だがそういう人種は、決して多くはない。 なんでそう君ら、神様作りたがるの。ほんとに君ら無神論者ですか。俺にはとてもそうは見えないんですけど。 結論: ええーい、W杯のニュースはいい! ロッテ戦を映さんかあー! (↑最もタチの悪い偶像崇拝者) |
| 6月15日(木) |
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明木先生の『電車男』翻訳比較論文を読む。 『電車男』よりも『リアル鬼ごっこ』のほうが翻訳むずかしいだろうなあ。 |
| 6月14日(水) |
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仕事。稼動し始めたエアコンにさっそくやられる。洟が出る。昼、せめて栄養とろうと大昌苑でトントロ定食。しゃこしゃこ。夜はさっさと退社。天下一品で並こってり。 きのう買った『原典 ユダの福音書』読む。分厚さのわりに実は「ユダの福音書」本文はほんのちょっとで、大半の紙幅は修復スタッフたちによる苦労話。ロドルフ・カッセルのうらみ節を読んで、すごく『ユダの福音書を追え』のほうも読みたくなり、芳林堂でゲットしてしまう。 |
| 6月13日(火) |
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仕事。午前中はお茶の水の出版健保で歯科検診&歯石取りごりごり。帰路、早稲田駅前の成文堂で『原典 ユダの福音書』買う。店頭の、いつも達者な絵で新入荷マンガのキャラが描かれているホワイトボードの前で、すごく恰幅のよすぎる店員さん(推定0.1トン超)が水性マーカー片手にきゅっきゅきゅっきゅーと新作を描き上げていた。そうか作者はあの人だったのか。 昼食は紅梅でチキンカツ定食。午後はえらい先生方を呼んで会議。夜、麻の葉で宴会。満腹ー。 |
| 6月12日(月) |
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仕事する。 朝日夕刊第4面「惜別」を読む。月1回、前の月に亡くなった有名人を紹介するコーナー。今回はもちろん曽我町子先生がラインナップ(涙)。 亡くなった時の報道では「オバQの声で有名な曽我町子さん」という言い方がデフォルトだったが、実は俺ぐらいの世代だと、頭の中で「曽我町子」と「オバQ」が全く繋がらないのである。なぜなら俺にとってのアニメのオバQとは『新オバケのQ太郎』の再放送を指す(声はもちろん堀絢子)し、曽我町子という生き物を意識したのも、たぶん『5年3組魔法組』が最初だった。だから、オバQから魔女ベルバラまでの空白期間に何があったか、俺のように今日の記事で初めて知ったという人もけっこういるんじゃないかと思う。 そういう点では、俺以降の世代は「人間・曽我町子」の業績、人となりを半分も理解できていないことになるんだろうなと。 オバQ人気の重圧に潰されそうになりながらも、オバQから逃げるのではなく、新たな境地を開くことで相対的に「オバQの曽我町子」という呼ばれ方を払拭しようとした。その結果が魔女ベルバラであり、ヘドリアン女王であり、ボールボーイであり、天空大聖者マジエル様であった。1970年生まれの俺の頭の中で「曽我町子」と「オバQ」が結びつかない事実。それこそが、曽我町子の勝利を雄弁に物語っている。 死の前日にも茶話会を開くなど、一貫してファンを愛し、若いファンの相談に乗ることもあったという曽我町子。 オバケの国だかマジトピアだかに帰る前に、ファンに残した最後の手紙が、記事の終りに紹介されていた。 「マジエルよりありがたく為になる御 言葉。今を大切にそして 諦 めてはなら ぬ。何事も行動することによって前進す るのです」 ふと「魔法戦隊マジレンジャー」を口ずさむ。 もう泣けて泣けてしかたがなくなる。 オタクどもよ、もって瞑すべし。 そして、マジトピアでふたたび曽我さんに逢う日まで、凛と生きよ。 |
| 6月11日(日) |
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0600いったん目が覚め、凝りに凝った右肩が痛いのでクスリのんで二度寝。0845再度覚醒。まだ肩が痛いがもう起床。『マイメロ』。先々週の思わせぶりラストが予想通りこう繋がると。どうなるルサンチマンで繋がった男の友情。 なんとか教会の総会には出て、Quick嘘屋の漫才原稿も書いて、最低限の義務だけはこなす。それ以外のことは何もできずアリナミンEXだのナロンエースだの葛根湯だの使いまくって寝っころがる。 というわけで明後日発行のQuick嘘屋では、フジテレビも角川もダン・ブラウンも知らなかった『ダ・ヴィンチ・コード』の真実とシオン修道会の本当の秘密が暴露されますので、登録してる方は乞うご期待。 明日の朝には治っててくれい。う〜。 |
| 6月10日(土)【ここまでは2006.02.12更新】 |
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1045起床。主に掃除のようなことをダラダラと。その合間にQuick嘘屋の漫才原稿も。 夜、テレ朝でロッテ戦観る。2-2で迎えた9回裏2死、1塁に西岡、代打ワトソンというすげーイイところで放送時間切れ。この野郎。その後ロッテ公式サイトで確認するとサヨナラ勝ち。あと2分延長してくれれば観られたのにいいいい。にくむ、にくむう! 和田サンとスギ様の「盗作疑惑」が最近かまびすしく。 どの局のニュースか忘れたけど、あの二人の絵を東京芸大の学生(和田サンの後輩)に見比べてもらうという企画をやっていた。その時、後輩たちが口々に述べていたのが、「愛を感じる」という感想。二枚の絵は重ねたらぴったり合うことはよく知られていたが、構図だけでなくけっこう細かい描点なんかも再現しているそうで、そのリスペクト具合に芸大生たちは一様に驚いていた。 たしかにただの盗作だったら、かえってあれだけ二枚の絵が仲睦まじい比翼の鳥のごとくぴったんこになることもないだろう。また、和田サンに「盗作」という意識があるなら、盗作がバレないようにもっとパチモン怪獣メンコやうまい棒のアレみたいに余計な改造するだろ普通。 悪意のパクリ盗作とは全く違う、原作に対する敬意というかオマージュをびんびん感じる、ぶっちゃけ愛だよ愛……というのが後輩たちの一致した意見であった。そもそもあれだけペンタッチが違えば「模写」とも言えない。小学生が気に入ったマンガの絵を自分のペンタッチで写してみるのと同じようなノリだと思ったんですけど。 はたして、自分で絵描かないニュースキャスターがあれだけギャンギャン言うほどの問題なのかどうか、俺も絵を描かないのでよくわかりませんが。 こと芸術の世界では、パクリとオマージュというのはボーダーラインが非常にわかりづらい。 極端な話、パクられたほうが「パクられた」と思わなければそれはパクリではないのである。著作権法が親告罪なのはそういうことで。第三者がいくら「うまい棒のアレはドラ(以下略)」と言っても、やおきんは告発されない。 だいたい構図や表現手法なんかパクりパクられの連続。いちいち目クジラ立てていたら、今じゃ誰でも使ってる「頭に汗が垂れる」漫符だってアウトやろ。でも、最初にアレを考えた人は何も言わないし。田丸浩史だって『超兄貴』以来これだけ同人商業問わずエピゴーネンがうじゃうじゃ現れてるのに何も言わないし。芸術の華麗な楼閣とはそういうナアナアの暗黙了解を土台に建てられたかなりアブない代物なんである。 これだけだと和田サンの主張とあまり変わらないので、ではなぜ今回のケース、それまで何も言わなかったパクられ元が突然告発に走ったのか考察してみたが、やっぱあの絵で和田サンがばこばこ賞取って絵の相場も上がってウハウハになっちゃったのがスギ様には大いにカチーンときたんだろうなと。金がらみ名誉がらみという点では、水木杏子vsいがらしゆみこのバトルとか、藤子不二雄のコンビ解消に近い案件かもしれない。 つか今回のケースって、ひょっとしたら去年ののまネコ騒動みたいなもんなんじゃないのかなと。 スギ様が2ちゃんねらー。 和田サンがあのFLASH作った人。 んで、よく調べもせず和田サンの絵に賞あげちゃって現在の混乱を引き起こした画壇がエイベックスということで。 のまネコのFLASH職人さんも、もし和田サン並みにもっとメディアに露出していたら、今の和田サンぐらいボコボコにされていたかもしんない。逆に和田サンのケースも、和田サンがもっと隠れていれば、怒りの矛先は画壇のほうに向けられていたかもしんない。 まあ実際のとこどうだったか分かりませんが。 ところで和田サンって、スギ様の絵と関係ない作品ももちろんあるんでしょうね。そっちはマスコミにはぜんぜん紹介されないんですけど。そっちの絵も引っぱり出して、スギ様の構図パクった絵と比較してみないと、和田サンの「作家性」がどれだけスギ様に依存しているのか、正確に読み取れないんじゃないかなと思います。実はスギ絵の模写よりもずっといい出来だったりして。 つうか芸術の世界では、パクリの自覚なく平気でパクリをやってしまう純真無垢な人たちがけっこういるもんです安倍なつみとか。 自覚的な「盗作」ってのは、もっとタチ悪いもんです。本当に盗作だったら、今ごろスギ様は口封じにコンクリ詰められてアドリア海に沈んでると思います。 【今日の新番組】 「ドミニカ、それは生きていく上で全く役に立たないムダな土地。」 「思わず『ひでぇ〜』と言ってしまうドミニカ移民政策を品評していただくのは、東京地裁のみなさんです。」 (ナレーション) かの外務省と日本海外協力連合会はこう言いました。 《ドミニカは地上の楽園で移民は非常に好条件である》、と。 (コーラス) ♪あ〜あああああ〜 ドーミーニーカー♪ 「では最初のドミニカから参ります。」(シャーン!) 鹿児島県出身 権田原稲造さん(86)のドミニカ 《日本政府が用意した自称「肥沃な土地」は…… 塩まみれだった。》 ……みたいなかんじのバラエティ番組『ドミニカの泉』。 |
| 6月9日(金) |
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雨の中、今日も仕事。昼、モスバーガーとコーンスープ。那覇の崇芽侖会長に『と学会年鑑YELLOW』と『GREEN』の詰め合わせを送りつける。たんじょうびのおいわいのしなだよスススス。わしらいい学会員だよゴクリ。いとしいし「と」。 午後、何がいかんかったのか鼻水が出る。あまりにひどいので、中枢神経冒されるのもかまわず薬飲む。フラフラになってなおも2000までDTP作業かましてさらにフラフラ。フラフラ帰る。 食欲もさっぱり。かろうじてツナサンドかじって、シャワーあびてバタンQ。ロッテは勝ったらしい。 こんなにバテたのは土曜の夜以来か。こうもクスリの効き目がいいと、ガンジャとかやったら死ぬかもしれんな。 |
| 6月8日(木) |
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今日も仕事。昼飯は志乃原で大せいろ。今日も定時退社。めんどくさくてレトルトのキーマカレーあっためたやつを食パンで食べる。 昨夜使って以来なくした櫛を探しているのだがなかなか出てこない。そのかわりシェーバー掃除用のブラシが3ヶ月ぶりに出てきた。よくあること。 |
| 6月7日(水) |
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今日も仕事。 ひさしぶりに定時退社し、BIG BOX古本市で何冊か本買う。 帰りの車内で白井由佳著『オロオロしなくていいんだね! ADHDサバイバル・ダイアリー』(2002年、花風社)読みながら心の中で号泣。 俺だ。 この人、俺だ。 迷子になっても全く気にしない、工作で作品がまともに完成したためしがない、3歳で漢字混じりの本が普通に読めたくせに幼稚園上がっても二語以上の言葉を使った会話ができない、空想ばかり達者でその実現に向けた具体的手順は思いつかない、頭に浮かんだ言葉をすぐ口に出す、お道具箱が汚い、etc...。 さまざまな症状(忘れ物が多くなる、物おじしない子供だったのに自分が「ヘンな奴」と見られていることに気がつき激しい人見知りに陥る、などなど)の現れる「時期」は若干ズレてはいるが、この人の症歴はまったく俺と同じだ。 著者の白井氏は、短大卒業後どんな仕事も長続きせず方々でダメOLぶりを発揮し、パソ通で知り合ったごく普通の人間と結婚したものの家事もまるでダメで「出てけ」と言われて本当に出て行き離婚(離婚の経緯にはツッコミどころもありそうだがとりあえず不問の方向で)、自己啓発系に手当たりしだい手を出したがダメは治らずドン鬱の生きざまを晒していた。もし俺が普通の家庭に女として生まれていたら、たぶん似たような半生送ってましたよ。うわーん。 そんな中、あの『片づけられない女』を読んで「ADHD」の存在を知り、心療内科に駆け込むとたまたま(2000年当時としては珍しく)成人のADHDに詳しい主治医にあたり、無事ADHDと認定される。自分が何者なのかを知ることにより己の宿業にポジティブに立ち向かう力を得た白井氏は、国内初の成人ADHD専門サイトを開設、NPO法人SOAA(Society of Adult ADHD, 大人のADD/ADHDの会)の設立にまで至る。ADHDの衝動性がいい方に働いた好例と言えよう。 本書の第一部は白井氏の壮絶な半生記。第二部は「ADHDサバイバル・ガイド」と銘打ち、SOAAのサイトに集められた膨大なADHD当事者の証言から得られた、注意力散漫で要領の悪いADHDでもできる家事・身だしなみ・金銭管理・対人テク・仕事のコツなどなどが具体的に披露されている。おしまいの第三部「AZUREのサバイバル・ダイアリー」は、白井氏が日常生活で実践している手抜き家事術をご紹介。そんなかんじの本である。刊行当時は、成人ADHD当事者本人による手記としては唯一の出版物だった。まあADHDが自力で1冊の本を書くこと自体奇跡か魔術でして。 そんな同病者の症例を読みながら、俺はなんでADHDを克服したんだろう(いやそんなに克服できてませんが)、俺をいちおう社会人として生かしめている要素は何なんだろうと考えたところ、たぶん以下の4点なんじゃないかなと。 (1)失せ物探しのスキル (2)異常に広い好奇心とごく浅い教養 (3)地道な作業を案外苦にしないとこ (4)退屈な日常を退屈と思わないとこ おとなのADHDが「ダメ社会人」と呼ばれるのは、主に整理整頓ができず、すぐ書類やら大事な物をなくし業務に支障を及ぼすせいである。しかし俺は片付けの習慣を身につけるのではなく、逆に(1)のスキルを伸ばし、常人にはゴミの山にしか見えない部屋の床や机の上から目当てのアイテムをすぐ掘り当てる方向で、環境に適応したのであるな。 また、ADHDは退屈にからきし弱く、興味の持てない仕事にはとたんに集中力を失う。しかし、俺は(2)のおかげで森羅万象の大概のことにはすぐ津々たる興味を持ち、(1)のスタンド能力も関連して、世の中のどうでもいい事象からセンスオブワンダーを見い出しキャッキャ言って喜ぶ。要するに幼稚園児である。そういえば大学時代お中元配送センターでバイトした時、某出版社から有名作家さんたちに宛てたお中元発注伝票の束を見つけ、「筒●康隆へのお中元包みたい人おらんかー」「おっと今度はドクトルま●ぼうだよー」とか言って梱包組の連中に包みたい宛先の伝票と荷物回して、それはそれは楽しくお仕事したことがあったのう。まじめに働けこの野郎。この能力がさらに研ぎすまされると『ライフ・イズ・ビューティフル』のお父さんみたいになるのかもしれんがさすがにあそこまでは。戦車がドーン。 (2)に関連するのかもしれないが、ADHDとしては珍しく(3)の勤勉さも持っている。もちろんモダンタイムスな単調流れ作業は5分で飽きるが、データの整理とか原稿の校正とか、何かを構築し改善していく方向の作業だとかなり没頭してしまうんだよう(子供の頃、ブロック遊びで鍛えたおかげかもしれない)。だから「ながいけんデータベース」みたいなヒマなものも作れるのである。「聖書の暗号」からガンダムやコメットさん☆の予言を探し出したのもこの能力からの派生かもしれない。 そして(4)。俺にとって日常は刺激に満ちている。ただ生きているだけでも刺激的だ。刺激的すぎて、毎日何時何分何秒に何があったかいちいち時系列に覚えていられない。ADHDの克服というよりも、むしろADHDの注意力散漫が行きつくところまで行きついたんだろうなコレは。 まーいちばん重要なのは、たまたま適材適所な職にありつけたところかもしんないですが。 本書の定義によるとADHDは「得意なことと不得手なことの差が激しい人」である。一般人が誰でも普通にできることがすごくヘタクソなかわりに、得手のツボにハマるととんでもない力を発揮することが多い。不得手な職場に配置されたADHDは、普通の人なら普通にこなせそうな仕事もこなせず、ダメにんげんの烙印を押される。だがそれは言わば「鳥だから空飛べ」と言われてるダチョウ、「足あるなら普通に歩け」と言われてるペンギンのようなもんである。されどダチョウもし地を疾らば風となり、ペンギンもし海を往かば矢とならん。そういう、汎用性は低いが特定の性能を高めたカスタム機が、ADHDという生き物なのである。 あたしゃたまたま最初の職場で、自分の異常能力を無駄に発揮できる職種に就けた幸運があったんで、ほとんどのADHDのように仕事転々とせずに済んでるようなもんです。 あとは、ADHDに対する親の理解かな。 白井氏はADHDの診断を受けた直後、親にカムアウトしたところ、のっけから父親に「『ADHD』は怠け者の言い訳だ」と言われてしまい、それから親の理解を得るまで優に7ヶ月もかかったという。 俺の場合は、実は「ADHD」という概念は自分で見つけたものではない。親が心理学(カウンセリング)の勉強をしていて、もともと親の方から「今にして思うとガキの頃のおまえはADHDだったんじゃないか」と言われていたのである。まだADHDが脳の微少な傷によって発生するとか仮説があった頃の話だ。そのうち自分で『おとなのADHD』読んだりして自覚して勉強するようになったというだけで。現在親は俺の症例体験をADHD児&その親のカウンセリングに有意義に活かしているようだが、ええ存分にモト取ってくださいな。 mixi内にもADHDコミュがいろいろあるみたいだが、俺は幸運に恵まれすぎてて、他の人の参考にならないだろう。 今後落ち込みそうな時は、この幸運のことを思い出すようにする。 |
| 6月6日(火) |
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昨日に引き続き、11月刊行本の原稿をパソコン上でいじくる。昼、紅梅でカツオたたき丼。1940退社。 さぼてんのヒレ・コロッケ弁当食らいながらネットを覗くと、日本トンデモ本大賞&前夜祭に出演予定だった、世界唯一無二の「ガンダム紙切り」芸人・大東両先生の訃報がばんばか飛び交っていた。そんなにお悪かったとは知りませんでした。お元気だったら、6月2日・3日のステージが本格的な大ブレイクの機会となっただろうに。運命は残酷です。謹んでご冥福をお祈りいたします。 ……どこか遺作展開催しませんかね。盗作疑惑の和田サンの展覧会中止した高島屋とか。 |
| 6月5日(月) |
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村上ファンドと畠山鈴香でニュースは一色、いや二色に染め上げられた状態。大金持ちと自己破産、株成金とヤンキーという対照的な生き物がともにニュースを賑わす風流な日。 そんな世間のフィーバーとは関係なく仕事する。昼食はティーヌンでバーミーナームとタイ風ローストチキン。1830ぐらいまで11月刊行本の編集作業。一般書にくらべるとずいぶんのんびりした話だが、研究書は時間がかかる。おまけに原作のファンが怖いから些細なマチガイもゆるされそうにないしすぐ悪い評判がネットで広まってしまう。実はリスキーな企画かもしれない。 帰って西友でイタリアンハンバーグ弁当とサラダ。生野菜バリバリ食らいながらウメーウメーと本気で感じるようになった時ほど、ああ年とったなあという実感がひしひしと。 |
| 6月4日(日) |
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0940起床。『マイメロ』最初のほう見逃す。しかもビデオ録画も忘れてた。わあーん。トーストもぐもぐ。疲れたのでゴロゴロ。正午過ぎから1430まで寝る。コミケ翌日のごときふぬけモード。 きのうトースター入れたまんま忘れて乾いてバゲットのごとくカチンコチンになったパンをハサミでじゃぎじゃぎ切って、あっためたレトルトカレーにぶちこんでフォンデュみたいにして食べる。食べてまたゴロゴロ。食うか寝るかですか。赤ちゃんかお前は。 「『君が代』を英語で空耳化した替え歌」なんてのが産経新聞のトップに載ったとか聞く。これ、たしか嘘競演のネタじゃなかったか。「ハナゲ」に次ぐ嘘界の報道被害勃発か、タケヤスさんとまきさんの命があぶない……と思って嘘競演のログ見たら、ちょっと違いましたな。ひとまず安堵。 危険な替え歌といえば、きのうのトンデモ本大賞で、談之助師匠のおかみさんとnittagoroさんの二人から「元気いいぞうさんって、きっと気楽院さんの好み」と言われる。残念ながらまだ元気いいぞうさんのステージを見たことも歌聞いたことないのだが、全く別々の人から同じこと言われるということはそんなにアレなんですか。実は生き別れの兄弟という裏設定が? 見たことないのは、きっと獄長ウイグルみたいなのがこの兄弟を出会わせないように暗躍してて「あのふたりをあわぜではならぬ〜、あのふたりを、ふただりを〜〜〜、おろあ!!」とかできるだけ小さくたたまれてるんだと思う。もし俺が唄会を観に行ったらきっと二神風雷拳(人間ゆでタマゴ輪切り器)の使い手が門番やってるにちがいない。 きのう『沈夫人の料理人』を「ツンデレマンガ」と評したことに、自分でちょっと納得がいかなくなってくる。よく考えてみたら巷の「ツンデレマンガ」では、女の「ツン」に対し男が李三的土下座リアクションをとることはまずありませんですね。やっぱりツンデレとは違うのか。 あんのじょうウツセさんからも、「奥様(沈夫人)はツンは見せても、デレを見せてくれないんですよ」と指摘あり。そもそもツンデレマンガと申し奉るは、女がいくら強くてもツンツンしても男が対等になれる機会が巡ってくるもの。しかし奥様と李三の関係は「女主人と使用人」という強固な上下関係が決まっており、奥様も決してスキを見せないしもし見せたとしても下僕根性のしみついたダウナー系親父の李三はそこにつけ込もうなどと考えすらしないだろう、従って二人が対等になる機会などまずありえない、と。たしかにそうだ。「どこかで対等になれる(ないし立場が逆転する)機会が来る」というサトゥルナリアな構造がツンデレものの基本要素とすると、いわば「奥様×李三」という神とその信者ぐらいの精神レベルでの絶対的上下崇拝関係が成立している本作は、ツンデレものとはちゃいますね。 あえて「デレ」と言うなら、李三の料理を奥様がおいしそうに食べるシーンや、カゼひいた李三のために奥様がスープを作ってあげる話なんかデレに見えないこともない。「か、勘違いしないでね! 李三に早く料理を作ってほしくてやってるだけなんだからね!(赤面)」って。しかしこのケースでも、スープが出てきたとこで李三が「ふーん、奥様にもかわいいところがあるんだなw」と奥様を対等(もしくは下)の存在として見るような描写があればツンデレものパターンですけど、現実の李三はただただあーありがたやありがたやもったいのうございます奥様ああああと恐縮しまくるばかり。 とすると、思うに「ツンデレ」とは、女性の側ではなく、実は男の側の態度が規定するものなのかなと。男がツンを崇拝してるようではツンデレではないと。そこが「ツンデレ」と「女王様」の違いなのかなと。 なにかを悟ったような気がしますありがとうございます。 2330頃、彩香ちゃんの母親が死体遺棄でタイーホ。うわあ、やっぱりそういう展開に。 |
| 6月3日(土) |
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0630起床。荷物まとめて0745頃でかける。風邪ひきかけなのか頭がホワンとしている。あ、そういえばパンをトースターに入れたまま食べるの忘れてた。ホワンとしたまま電車に乗り、九段下のコンビニでパン買って、0900前には千代田区公会堂着。もうスタッフほとんど集合済み。 そんなわけで本日の任務(つとめ)は2006年日本トンデモ本大賞。 今回は物販スペースにへばりつき、本郷さんの独身オタク遺言マニュアルとエルメストンデモスカーフ本、ウツセさんの『沈夫人の料理人』本を売る。『大宗教学』は増刷するヒマがなかったので持ってこなかった。準備も何もしてないので、黒と金色のテーブルクロスかけてその場でPOP兼値札書いただけ。ついでに隣で委託販売する明木先生の中華UFO本にもPOPを作っておく。舜。 ウツセさんがディスプレイ用に持ってきた『沈夫人の料理人』をちろっと読む。うわ、これはイイ。山田参助の漫画に出てきそうな李三の下僕属性にはサドじゃなくても背筋がゾクゾクしてきます。李三に無理難題をふっかけ精神的虐待の限りを尽くす奥様のツンデレ具合も最高だ。思わずPOPに「あのツンデレ料理漫画の研究本」と書いたら、ウツセさんが「そうか奥様ってツンデレだったんだ」と。そういうことにしといてください。 右は開田家&不気味社、左は新田五郎&岡田斗司夫&本家立川流と大手に挟まれたカタチの緩衝地帯、とは言え開場すると(両側ほどではないが)そこそこお客さんが来る。やはり男が多いが、女性も思ったより来ている。光デパートさん傍見頼路さんQPさんKOWさん山崎円花(弟)さん来訪。知り合いは男ばっかしだ。こっち方面に寛容な女友達っていないなあそういえば(すでに学会に入ってる人は除く)。 第一部「と大学東京」。明木先生(中国文化・言語学)、原田先生(歴史学・歴史捏造学)、IPPAN先生(漫画学)のトンデモ授業。とは言えずっと外にいたのでほとんど聞けず。今回が例会以外では初陣となるIPPANさんの晴れ姿のみ会場に入って見物したが、これまで例会で大好評だったものばかりセレクトした粒選りのネタで、会場はワッワと盛り上がる。やっぱ『餓鬼の惑星』は最強です。 10分休憩。この間にもお客さん来る。明木先生は前回に続きまたサイン会開始。「読者の顔が見える快感」にすっかり目覚められた模様。九州国立博物館の虫グッズみたいに、「舜」とか「朱」のグッズを作っておけばすげー売れたかも。 第二部はノミネート。これもロビーにはあまり音声が聞こえず。時折かすかに会場内からどはははははと笑い声が響いてくるので、ウケてるのは分かった。眠田先生と一緒になってH社長にエロの冒険者さんのバカ映画本企画を売り込んだり。野球のユニホーム着たおっさん2人に詰め寄られては社長も大変だ。あれは元の映画の画像をそのまま使うよりも、エロさんの文章だけにしたほうが読者の想像力を豊かに刺激するような気がします。もしくは、絵描きさんにエロさんの原稿読ませて、想像だけでカット描いてもらうというのも面白そう。 投票時間を兼ねた大休憩が40分入る。プログラムが順調に進みすぎているらしい。物販はここが最大最後のヤマ場。人ごみの中、「著者がそこらへんうろついてますので、捕まえてサインもらってくださーい」という乱交サイン会状態。ハズカシながら俺も1冊寄せ書きに参加。 ウチのブースの販売はおおむねお二方に任せる。本郷本ウツセ本ともに表紙だけでは食いつきにくいので、著者自身に本の魅力について語ってもらったほうが売れるだろうと判断して。嘘ですバテてただけですすいません。一番売れるのはやっぱオタク遺言本(エルメス本は持ってる人がけっこういた)、ウツセさんの本も『沈夫人の料理人』を知ってる人がちょこちょこいて喜んで買って行く。それにしても、スカーフオークションに多額の資金をつぎこんだエルメス本と言い、台湾まで行ってマンガと同じ料理食べてきた『沈夫人の料理人』本と言い、取材費だけ見たらこの場に並んでいるどの本よりも高価だと思う。 第三部に入り、物販はみんな店仕舞い。『と学会年鑑GREEN』は今日だけでもだいぶ売れたそうな。零細出版社にはうれしい直接現金収入だ。それに輪を5万本ぐらいかけた零細ブースのウチもさっそく精算。本郷さんウツセさん合わせて100冊近く売りさばく。 明木先生に本業関係のチラシを差し上げ営業営業。某左翼系大学のひどい話など伺う。単位を落とされた学生が腹いせに、授業中にキリスト教の話が出たのを「あの教員は宗教教育をした」と学校にチクったら学校がそれをマに受けて問題になったらしい。あのー、キリスト教が出てきたぐらいでいちいち糾弾されてたら、西洋史や西洋音楽の講座は何も教えられなくなりますぜ。ほんとバカじゃないか。それにひきかえ、先生の奉職する大学が如何に好き勝手やらせてくれるいい大学かという話も。もちろんそのぶん明木先生は、学問の最も大切な真髄の部分を学生に教え、学校に大事なものを還元している。明木教授の教養科目から学問のオモシロサ、すなわち「学問の手順で世界に切り込むオモシロサ」を学んだ教え子たちは、きっと社会に出てからも世界の細部に宿る神を発見し、世界を見つめ、動かしていく立派な教養人として生きるだろう。中京大学の学生がうらやましいです。 本郷さんも加わりいろいろと。明木先生、本郷さんと中華ネタでコラボしませんかと勧誘。こっちの企画もH社長に売り込まんと。 閉幕直前、瀧川鯉朝師匠がお忙しい中ロッテのビジターユニに身を包みご来場。鯉朝師匠、こないだ所沢での西武×ソフトバンク戦始球式に呼ばれたのだが(「高知つながり」ということで)、ガチガチに緊張する鯉朝師匠に王さんがかけた一言が、「(1番バッターに)ぶつけちゃってもいいです」。それで師匠すっかりテリー伊藤ばりの王さん萌え族になったとか。ええ話や〜(涙)。そんな師匠だが、肝心のロッテからはまだお座敷かからないとのこと。こんな逸材をほっとく手はないぞロッテ。 雨も降ることなく閉幕。おしなべておなかいっぱい気な表情で帰途につくお客様をお見送り。議長や会長らとツーショット写真撮りまくる明木先生。なるほどこの画像学生に見せびらかしたらもうキャー先生すごーいと大人気モテモテ間違いなしですな。最後にスタッフ・学会員一同壇上に上がって記念写真ぱしゃ。 新田さん本郷さんウツセさんとタクシー同乗し秋葉原へ。車内でヤバイ話連発。万世橋で降りるとちょうど前を議長たちが歩いていた。その一行とすれ違ったカップルが議長に気づき、後ろから指さし「きゃーカラサワシュンイチよー」とかきゃーきゃー言う。そいつらを指さし本郷さんと「きゃーカラサワシュンイチに目ざとく反応する一般人よー」とかきゃーきゃー言う連鎖構造。 時間があるので、二次会会場に荷物だけ置かしてもろて、本郷さんは色紙を買いに、残りオス3匹はデニーズでコーヒーなめながらダベる。ちょっと雨降りかけたが、大事には至らず。 万世B1「呉越同舟」で打ち上げ。IPPANさんの乾杯の音頭とともに、魔法のように消えてなくなる料理、飲む人寝る人はしゃぐ人、もう狂乱の一言。サバトの中、談之助師匠のおかみさんなどいろいろな方とご挨拶、会の成功を喜び合う。本郷さんとK川さんが議長・サイバラ先生・高須院長のサイン色紙をゲット。たしかにこういうハレの席じゃないと今さらどのツラ下げてサインとかもらいにくいものである。高須院長の色紙には手術割引券つき。本郷さんは整形、K川さんは包茎w。いろんな方々と名刺交換してやっぱり引かれる。でも獅子児さんの名刺には負けた。 三次会、議長や植木先生らにくっついてチャイナハウスへ。すなむしさん、ひえだ先生とタクシーに便乗。主にひえだ先生としか通用しない話題ばかりボソボソ話し、すなむしさんはさぞいたたまれなかったのではないかと思うと申し訳ないです真ん中に座らせていながら。 久しぶりのチャイナハウスに行ってみると、待ち合わせてたわけでもないのにQPさんがごはん食べてた。紹興酒をロックで飲んだのは初めて。にこごり、油琳鶏などどれもおいしく、控えめながらパクパクと。新田さんの天性の芸を議長と称えたり、原田先生とやっぱアナルのあとでフェラチオ強要する男というのは死刑ものですなと確認し合ったり(『と学会年鑑GREEN』p.183参照)、植木先生からさる打診を受けてイエとんでもないですダメダメ絶対ダメ無理無理ガクガクブルブルとなったり(完璧な台本を朗読したり歌うたうだけなら観客何千人いても大丈夫だけど考えながら喋るのは無理ですう)、クマーの手のひら(調理前・右手)が出てきてみんなで写真ぱしゃぱしゃ撮ったり、K子先生のおそろしさ(※人を見る目の)を再確認したり。 2330頃西武新宿に辿り着くと、ダイヤ乱るること麻のごとし。終電近い時間帯だと逆にありがたいものであるが。車内で今日買った植木先生のエッセイ集を読む。食のみならず知にも貪欲な植木先生。今生でこの域に到達するのはもうあきらめたほうが人生楽になる。席が開いたので座ると、とたんにコテンと意識が落ちる。すんでのところで乗り過ごさずにすみ、2430頃帰宅。心身ともに疲れきったが、最後の力をふりしぼりシャワーだけ浴びて(こういうコンディションの時に汗流さずに寝ると思いきり明日に疲労が残る)、「唐沢俊一のポケット」のタイマー録音かけて、ばたーん。 トースターの中のパンはバケットのごとくカチンコチンになってました。 |
| 6月2日(金) |
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日テレのズームインで、成田空港第1ターミナルに電化製品やら萌え系オモチャやら揃えた店「アキハバラ」ができたとかなんとか。で、アナウンサーが「アキバといえばオタク系です! 萌え〜!」とか言って、画面に映ったのがラブ&ベリー……。まあラブベリも萌え産業で開発された技術を転用しているのは確かですが、だからと言ってアレを「アキバ系」と呼んじゃいかんだろ。下手したら名誉毀損と営業妨害でセガに訴えられます。 いちおう仕事いよいよ明日に迫った2006年日本トンデモ本大賞のことで頭がいっぱい。物販ブースで本郷さんウツセさんの同人誌をテキ屋のおっさんのごとく売ってると思います。自分の本も作ろうかと思ったけど本業がたてこんで脳が創作モードにシフトせず(最近日記が短いのもたぶんそのせい)結局やめました。脳の切り換えに時間がかかる人は大変です。『と学会年鑑GREEN』も無事(あんま無事でもないが)出ましたので、書店に出回るの待つよりもこっちで買ったほうが早いかもしれません。 明日は気温下がるらしいので、昨年のようなスメルズライク新宿書店な地獄絵図は回避できる、かな。湿度が心配か。 |
| 6月1日(木) |
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普通に仕事して普通に帰ったような記憶しかない。 |
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