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| 8月31日(木)【ここまでは2007.4.14更新】 |
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朝、外に出たら妙に空気が軽くてびっくりする。気温は低くはないのだが湿度がぜんぜんない。 こういう気候なら昼下がりにグランドで平気で野球できそうだな。だいたい21世紀初頭の7月中旬の東京があんなに涼やかなはずないだろ。梅雨が開けてたとしてもえらい湿度で、ちょっと動いたら3人とも汗ダルマですよ。そもそも期末テスト前で野球どころじゃないだろうにおまえら勉強しろ勉強。つかそんな期末直前の時期にのんきに小テストなんかするか。細田守の大うそつきめ。いやほんとつくづくウソのつき方が巧いですよあの映画。ありえない世界のありえないシチュをありそうに描くのが巧い。ほんと小癪なぐらいですよ。……と、気を抜くとつい『時かけ』のことを考えている自分がいてまたびっくりする。遅効性の毒はしつこい。 だからたぶん現在リアルで学園地獄を生きてるリア厨リア工は、細田のウソにひっかからないような気がするですよ。あの時期がオモイデの域に入ってきた年齢からでしょうね、ずっぽしあの世界にハマるのは。で、オモイデが多ければ多いほど、いろんなものが心のフックに引っかかって、うわーんびえーんとなると。 とりあえず数十年後も夏が来るたび上映され続けるであろう細田版『時かけ』を観る未来の人々のために、ひとこと同時代人からの証言。実際の2006年の夏はあんなにさわやかじゃありませんから。東京五輪誘致で変な開発やってヒートアイランド現象加速させてすっかり熱帯の文字どおりコンクリートジャングルとなりはてたあんたらの時代よりはまだ涼しいかもしれませんが。あんな夏があったのは、もっとずっと前の時代ですよ。もっともその頃はケータイも、あんなさわやかな制服もありませんが。戻ってきても無駄ですから。 いやほんとすごいよな。注意散漫集中力ゼロの俺が、脳の稼動部分の優に5%ぐらいを、何日も前に観たアニメ映画に支配されてるって。 ……期末テスト、最近は高校での二学期制のとこが増えてるそうなんでそういう学校だったのかもしれない……と思い直してみる。大学も三学期制だったもんで、前後期制がピンと来なかった……。 昼、紅梅で冷しゃぶ丼。夜は神戸屋のパン。 |
| 8月30日(水) |
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今日も仕事。昼はモスバーガーセット。夜は天一のこってり並。 帰り、週刊新潮の車内吊り広告が目に入り、ちょっと吹き出す。 >「ハンカチ王子」狂騒曲 >【2】「優勝しなければ良かった」と母親に漏らした「真意」 優勝したせいでこんな記事書かれて痛くもない腹を探られちゃうからではないのか>「真意」。週刊誌も大変だとは思いますけどねぇ。 まーそれにしてもどうするんでしょうねハンカチ。将来のことを考えると素直に早大進学しといたほうがいいんじゃないかと思いますが、最近は一流大学出ても就職先があるとは限りませんので、商品価値があるうちにプロ入り表明してそこらのリーサラの生涯賃金並みの契約金をせしめておいて将来のために貯蓄しとくほうが実は有利なのかもしれませんし。そのあたりはじっくり家族会議してほしいもんです。すまじきものは甲子園優勝。 金成さんより、王子人気は「亀田一家のもたらした効果」とサジェスチョン。そうかなるほど亀田一家とのコントラストか! 同じ僅差の勝利でも、デビッドソン審判員がボクシングに転向したかのような疑惑の試合のあとに、あんな死闘の末正々堂々と投げ勝った私立のおぼっちゃまを見せられたら、そりゃ日本のおばちゃん連中もヨン様から一気に乗り換えようというもんです。そもそも暴な人たちのシノギとして発達したボクシングのタイトルマッチに対し、出場停止をオドシに使って清廉なイメージを守っている高校野球という種目の対比も、狙ったかのように見事です。 ま、こんどの日米戦で米軍にボコボコに打たれでもしたらマスコミ各社もとたんにてのひら返すんでしょうけど。「兄との妖しい同居生活」とかw 【今日も「バカって言ったなー!!(泣)」】 すまん、一昨日の日記のこと引きずって。 ああいうふうに見知らぬ他人の日記にあがりこんで、いくら自分の主義主張と合わないからと言ってボケカス言ってくる人というのは、何が目的なんだろう、とふと考え込んでしまったので。 あれって、日記の書き手の思想を改めさせようとしているのか? それとも単に、えらい人を罵って屈服させることで相対的に自分がナニガシカの人物であると思い込みプライドを満足させたいがための行動なのか? もし本気で前者が目的なら、もっと相手の心に届くやり方・言い方があるだろう。最初から喧嘩腰で乗り込んで、より相手を意固地にさせるようなカキコは逆効果だと分からないんだろうか。 だとするとやっぱ後者なのかなあ。そっちのほうがすんなり理解できる。やっぱそういうことなんだろうな。『アンチクリスト』の原文も読まずあんな超訳だけでニーチェをこきおろす奴とか。……って俺か!(死) |
| 8月29日(火) |
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江川紹子氏、チヅオ四女の後見人に。何を血迷ったか、と一瞬思ったが、そこで脊髄反射でレスをせず落ちついて理由を読むとなるほどと。なんでも四女は信者のお布施で食っていくのが嫌になり親元を出ており、「父が殺した以上の命を救いたい」と大学の医学部を目指すのだという。それで後見人として選んだのが江川氏というのもなかなかの覚悟である。だからこそ、江川氏も後見人を引き受けたのだろう。その覚悟のさま、見守ろうとは思う。 まったく、被害者ヅラが板についたアーチャリー(&カーリー)や「木更津の女王」ドゥルガーにも爪のアカ煎じて飲ませたいものである。そういえば5月の日記に書き忘れたけど、ちょっと前に東京新聞に載ったアーチャリーたちのインタビューなんかツッコミどころ満載だったな。「(バイトで)なんとかお金をためて、姉の旅費まで出してカナダに行ったら、週刊誌に『アーチャリーが大名旅行』って書かれた。」と言うが、その週刊誌(週刊新潮)に裁判起こして4300万円の損害賠償を要求、判決で130万円せしめたことは一言も触れてないし。訴状に貼った20万近い印紙税もバイトでためたとでも? 崇芽侖会長をまんまとそそのかして、ミクシィに「団結小屋」のコミュを作ってもらう。さあ、あとは王猛烈さんご本人をミクに誘うだけだ! 午後の会議、むちゃくちゃ眠い。夜は宴会。 |
| 8月28日(月) |
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昨夜『時かけ』の感想をつらつら書いてシャワー浴びてふふふーんとやってたら突然右アゴがこきっと言って。口をあーんと開けるのも難儀する。トーストも満足にかじれない有様。 こないだかかった整形外科さんに朝イチで行ったらウチじゃアゴはやってませんので口腔外科行けと言われ、近所の大学病院に紹介状も書いてもらったが、午後打ち合わせがあるので長くかかりそうな大学病院には行ってもいられず、一時間半遅刻で職場へ。薄いサンドイッチ(最近コンビニのサンドイッチはパン3枚重ねとかアホほど具を詰め込んでるのとかばかりでこういう時は困る)とミルクティーで命をつなぐ。 噛み合わせが悪いのは自覚してたが、いよいよ歪みが出てきた。緩慢なる死。 まぁもう歌はやらないからいいけど。 1430-1730まで11月刊行本のことで訳者の先生とみっちり打ち合わせ。とにかくろくなごはん食べてないので、打ち合わせの最中おなかがグーグー鳴ってかっこわるいことこの上なし。アゴ以外健康なもので、カロリーは普通に消費するらしい。 ミクシィに泣き言書いたら、同じ市に住む友人からレスで自宅そばの口腔外科もやってる歯医者さんを教えてもらう。おやこんなご近所にありましたか。ありがとうございます。持つべきものは近所の知人。来週出張があるから、今週中になんとか行って何らかの手を打っておきたい。とほほのほ。 共産党支持の僧侶がマンションに共産党のチラシを投げ込み住居侵入罪で起訴された裁判に無罪判決。どうもネット上では「ゴミ放り込んで無罪はおかしい」という論調のほうが強い。でも、自治体が「チラシ入れただけで処罰すっぞゴルァ条例」でも制定してないかぎり、単に「迷惑」「ウザい」というだけでは有罪にはできないんじゃないかなと思う。電車内でケータイ使ってる奴をしょっぴいて有罪にできないのと同じぐらいには、今回の判決はまあ妥当なんじゃないですかねえ。 むしろ、論点を住居侵入罪にすりかえて裁判にまで発展させてしまったせいで、今回の判決が判例となって残ってしまって、「ピンクチラシ投げ込むのも表現の自由だから合法だぜヒャッハー!」みたいな屁理屈言い出すオフラインスパム業者が出てきてしまう道を開いたことを懸念するものであります個人的には。 ……はっ、ひょっとして私の脳味噌アカに侵されてますか(笑) 【今日の「バカって言ったなー!!(泣)」】 志水一夫先生が同じネタで赤帽ならぬ「赤坊」というタイトルの日記を書いたら、見知らぬ人が怒鳴り込んできた。 しかも、俺が「世界的に見るとキリスト教てのはたいがい保守で、日本みたいに左派と親和性高いのは珍しいケース」とか書いたレスにまでかみついてきて、「ラテンアメリカの解放の神学も知らんのかものしらずああ無知っておそろしい」と罵られてしまった。 俺、ちゃんと「たいがい」って書いたのになあ。 それにお言葉ですが、ラテンアメリカだって大方の信徒は保守でしょ。キリスト教政党も保守ばっかだし。グスタボ・グティエレスのお膝元ペルーでさえ、「キリスト教」を冠するキリスト教人民党は中道右派保守だし。 解放の神学は確かに無視してはいけない大きなムーブメントですが、日本で思われているほどマジョリティを得ているわけではありますまい。南米のカトリック信徒はみんな昼も夜もアベマリーアやパーテルノステルのかわりに解放の神学解放の神学と唱えてヘスース様と一緒にグティエレス様を拝んでると思ったら大間違い。むしろ解放の神学はマルキシズムとの親和性をバチカンからたびたび批判されているぐらいだ(実際は貧困理解の方法論の一つとしてマルクス思想を採用したというだけなのだが、まあ傍から見たら「アカに染まるとは何事か」と見えてしまうだろう)。 南米のキリスト教界で解放の神学が主流を占めているかのような物言いは、たとえるならアメリカのキリスト教徒がみんなキング牧師の信奉者でウィーシャルオーバーカムでブラックアンドホワイトトゥギャザーでアイハバドリームだと言うような誤解です。たしかに公民権運動は米国史上絶対外して語れない実り多きキリスト教社会運動でしたけど、だからと言ってアメリカのキリスト教徒がみんなキングの子供たちってわけではない。むしろ、そうであったならと思うぐらいだ。そうであったなら、ベトナムもあそこまで泥沼にならず、現在のブッシュのアレもとっくに国民の支持を失っていよう。 解放の神学も公民権運動も、「マイノリティの解放を目指す運動」という性格上、必然的にその運動自体もマイノリティとなる。 キリスト教マジョリティがその運動に個人的ないしコミュニティ単位での同情・支援を向けることはあっても、マジョリティ全体が組織的に運動に参画するということはなかなかあるもんじゃない。下手をすれば(いや確実に)マジョリティが抱え込んだ既得権益の放棄再分配というオチがついてくるのだから。運動に汗を(時には血すら)流して結局得るものがないどころか損をするというのでは、正直、よほどの強力な「正義」(ツェダカーだかミシュパートだか)観がなければとてもやってけないぞ。 結局、キリスト教がマジョリティを占めて幾年月も経た地域では、なんだかんだ言って大方は保守化する傾向がある(キリスト教にかぎらずどの宗教でも同じだが)。人間が、自分が他人を抑圧搾取していることをなかなか自覚できないししようとしない自己中心的な生き物である以上、マジョリティがラクできる状態を指向するのは(「仕方のないこと」と言ってしまうのはイヤだけど)本能のようなもんである。 その中で、日本のキリスト教は珍しく、戦後久しく革進路線を貫いてきた。これは人口比1%もいないドマイノリティという状況のおかげもあったのかもしれない。だが、残念ながら近年になって(世紀末あたりから)、大きな教派では保守化の傾向がイヤでも見られるようになってきた。マジョリティでもないくせに。1%もいないくせに。マイノリティが生き残りをはかって時勢におもねっても併呑されるだけだということは、あんたらがかつてこっそり支持していた某・元連立与党(現在風前の灯党)が身をもって実験してみせてくれただろうに。「地の塩」が塩分控えめヘルシー路線を突っ走ってどうすると。もっとハバネロよりもスパイシーに岩塩よりもソルティーに、この世にいろんなものを突きつけてくれなきゃ、キリスト教がキリスト教である意味すら喪失していくぞ。ただの道徳哲学然としてヨシとしてるようじゃ、それこそ幸福の科学信じてたって同じことだし(←うわあ;)。 ……まあ日本の99%以上の人にはどうでもいいことでしょうがw それにしても、「無知」と言われてここまでヒートアップするところを見ると、俺も意外に強烈な自尊心を標準装備していたらしい。まだまだ人間ができてないなあとつくづく反省。反省したので、志水先生のとこにはレスつけず黙ってこのまま「無知のクララ・キインでございますヘラヘラ」ということにしておきますヘラヘラ。たぶん先方のあの露骨な喧嘩腰を見るに、上の問いを突きつけてもまともな話し合いは期待できなさそうですし。 「ミギもヒダリもニヤニヤ人の悪い笑いを浮かべながら双方の立場から鬼畜な話をかましつつじわじわ物事の本質に迫っていく」……というのが、個人的には理想の議論スタイルなのですが、なかなかそれにつきあってくれる寛容なミギやヒダリの旦那様ってのがいないものでして。思想がアイデンティティにまで関わってくる人ってのは窮屈なものです。俺のように自分を全く信用していない人間からすると、よくあそこまで自己の不完全で有限な思想を護持信奉神聖不可侵絶対化する気になれるなとある意味ウラヤマシイものすらございます。 つうか、グティエレスの本の編集もやったことある人間に向かって「解放の神学も知らないオメデタイ奴」呼ばわりって、すごく笑える状況なんですけどw。もちろん「お前に解放の神学の何が分かる」と言われたらすいません何も知りませんと謝るしかないですけど、「解放の神学の存在自体を知らない」みたいな言い方されたら、そりゃヒートアップするよなと>俺。逆に彼に「じゃあその解放の神学が起きたはずの南米になぜ未だ神の国(バシレイア・トゥー・セウー)が到来していないのか」と本気で問いつめてみたいぐらいである。まぁそうしても「問いに問いで返すなトンデモさん」と片付けられるだけなので、やりませんけど。あーあ。 そもそも、本来俺はどっちかと言えば彼らの「味方」のはずなのである。今回のゴタゴタの発端となった例の判決も、上に書いたように俺も無罪支持でして。思想マトリックスを描いた場合、きっと俺は志水先生よりは彼らの側のほうに接近して配置されると思う。 こういう俺のような「潜在的味方」はどこにいるか分からないんだから、他人の言葉を上っつらだけ見て悪意的に受け取って早々に敵認定するのはすごく損だと思う。彼らのあのストロングスタイルは、「味方」をも離れさせるという点で、戦略上はすごく不利な気がするんですが。つうかこちとら背後から友軍に誤射されたような気分で。だからよけい腹が立つのかもしれん。 |
| 8月27日(日) |
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今日はコミティア。 0750出発。特急内でサンドイッチもぐもぐ。ふと『マイメロ』のタイマー録画忘れたことを思い出し涙。 朝日朝刊(日曜はもともと朝刊しかないが)6面「Net IT Biz」欄に、ミクシィほかSNSの紹介が載っていた。それはいいんだが、「口コミ情報の経済価値」という流れで、最後に紹介されてた話がすごく気になった。 ネット広告会社エニグモが「おたくのブログで今度ポニーキャニオンの歌手が出した新曲の紹介をしてくれたら謝礼100円払う」との契約でブロガーたちに事前に情報を知らせ、結果1225件ものブログに「本当にいい曲ですよ〜」など紹介が一斉に載ったという。 記事は特にいいとも悪いとも評価せずそのまま終わってますけど。 ……金で釣って口コミを自作自演するって、アリなんですか? 個人的にはコレは禁じ手だろうと思う。 >「ブログの口コミは信頼性が非常に高い」(田中禎人代表取締役)という点をストレートに利用した。 と言うが、こんな大いばりで自作自演なんかしたら、その「信頼性」自体をおとしめることになるんじゃないか。 今はまだ「信頼性」が高いからこうした広告手法はたしかに効果的でしょうよ。でもこういう自作自演をあちこちの広告代理店がワレモワレモと始めてしまったら、そのうち「ブログの口コミ」も信用されなくなっていくことは地球温暖化よりも確実だろう。目先の利益のために木材伐採して、地球環境を維持している森林資源を漸減させてしまってるようなもんで、一種の「ネット環境破壊」と言ってもいいかもしれん。 「素人であるブロガーが自分のブログで何かを推薦するという行為は、純粋にそのブロガー個人の嗜好から発生するものであり、企業のヤラセや販売戦略など打算の類は一切存在しないはず」……「ブログの口コミの高い信頼性」とやらは、そんな共通認識によって醸成されている。その鉄の共通認識に、エニグモの今回の宣伝手法は小さな、しかし確実に崩壊につながる決定的なヒビを入れてしまったのではないか。 そういえばこの記事、「アフィリ乞食」のことは触れてなかった。ネットワーカーがその種の「打算」に潔癖な反感を持つことまで、はたしてエニグモさんはリサーチしていたのであろうか。それとも「後のことなんて知るもんか今だけウチの業績が上がればいいんだ」と開き直って韓●の密猟漁船みたいに乱獲に走ったのか。だとしたらはるかにタチが悪いし。 また例によって新田五郎さんのお店【WAIWAIスタジオ】に『大宗教学第27号「やわらか尊師」』若干数置かせてもらう。 来月LPOでやるマンガのイベントに、なんとあの木持アート出版の木持隆司先生をゲストに呼ぶと聞き吃驚。いやこれは驚くべき歴史的快挙です。てっきり木持先生って年4回コミティアの時しか実家の座敷牢から出ることを許されないんだと思ってましたから。マンガの系統樹のどこから発生したのか全く分からない、独自の進化をとげた幻の漫画家の実態がついに白日の元に!(地下だけど)。ああもう16日が待ち遠しいぞ。 委託売上が計400円だったことはまあいいとして(←よくない)。 新田さんから前売券ゆずってもらったので、帰りに新宿で『時をかける少女』を観る。 噂に違わぬ大盛況ぶりで、行列の末の立ち見となる。だが用意のいいことに座布団があって、最後列席のうしろで、手すりの柱とおねーちゃんの頭をよけつつどっこいしょと西武ドーム芝生席みたいなかんじで座り観することができた。 …… たぶん私にとってはコレは遅効性の毒薬と見えて、その場でわんわか涙腺決壊するというほどではなかった。まあコレは私が「男女ともに制服着てる場」という原体験が一切ないため(制服あった中・高はどちらも男子校)世にはびこる学園もの全般にリアリティを感じないという文化的宿痾のせいだと思うのでしかたがない。 ただ、埼京線の中では猛烈に眠かったはずなのに上映時間中居眠りどころか全く飽きもしなかったこと、それと帰りの電車の中で映画のパンフレット以外何も見たくならなかったことは確かです。 これからジワジワ毒が回ってくるんだろう。 そして、もう「『郵性省』もアニメ化しろ」なんて言いませんすいませんでした。「13日朝」のあのセリフだけで十分ですw ちょっとオノレの感情を顧みて不思議というか面白かったのが、これだけ女の子がわんさか出てくるアニメにもかかわらず、観てて一度も「萌え〜」という形容がアタマに浮かんでこなかったこと。 普通あの場面とかあそこらへんとか、最近のアニメだったら「萌え演出」がいくらでも詰め込まれそうなものなのだが、細田演出では全く「萌え」ないのである。 もちろん「萌えない」てのは悪い意味ではない。「萌えない」という論評が悪口になるのは、作り手が能動的に「萌え」を志向しながらあわれ不発に終わった場合ですから。 なんかこう「萌え」という概念とは全く別次元のものを志向している気がするんです。 そういえば「どれみと魔女をやめた魔女」も、『ナージャ』の細田演出話も、ことごとく「そういうの」を感じなかった覚えがある。 きっとキャラクター作りの方法論からして違うんじゃないか。キャラクターを(萌え記号を含めた)「記号の集合体」としてではなく、一個の(様々なcomplexを抱いた複雑な統合体としての)「人格」として構築し描こうとしているせいだろうか。……とまた例によって評論でごはん食べてないがゆえの無責任な当てずっぽうをぶちあげてみる。ああ素人ネットワーカーは無責任でいいなあ。 もちろん不満な点はないことはないが(入道雲の盛り上がり方、アレは現在の技術ではアレがせいいっぱいなんでしょうかねえ……と雲フェチのひとりごと)そんなコマい瑕疵すらどうでもいいと思える完成度。スタンド能力のルールもJOJOレベルにはツジツマ合ってるし、事前の情報よりもずっと原作原作SFSFしてたし。 立ち見(座ったけど)してまで観た甲斐は十分あった大満足作でした。 でも、ただのいい映画というだけでは、なんでここまでヒットしてるリピーターまでうじゃうじゃ出てるのか説明できない。 それを説明するにはもう少し毒が脳に回らないと語れなさそうなので、今は無理矢理うかつな言葉をつむぎ出さないようにしときます。 ただ、すごく「棘(とげ)な映画」だと思った。 観る者の人生に刺さった何らかの棘を刺激するタイプの。 そして、人生経験少なくそれほどの棘が刺さってないまっさらな人間には、この映画自体が棘となるタイプの。 こんな映画を、人生でいちばん心かき乱される時期に観られるオタク第三世代は幸せだと思った。 オタクというより一般の人こそ棘をこじられる映画な気もするが。 ああ、今後あの声をCMとかで聞くたびにいろんなもんがフラッシュバックして苦しむんだろうな。 気を落ちつかせるため帰宅後ネットを放浪してるうちに、もうひとつ面白いことを発見した。 大手二次元画像(主にエロ)投稿サイト「萌え.jp」にも「虹2ND@画像掲示板」にも、『時をかける少女』のスレが見当たらないのである。 上記はとにかくありとあらゆる変態さんが集まるサイトで、現在放送中ないし最近放映してたアニメは大抵ネタにされている。「萌え.jp」など以前『あらしのよるに』のエロ画像スレまで立った時はさすがの私も倒れた。まああの「狼が羊と友達になっておいしそう、でも友達だから食べちゃダメで云々」というシチュが何かのメタファーに見えて妄想をフンガフンガさせた人が多かったのだろうとは容易に想像できるがそれでもぶっとんだことはぶっとんだ。 なのに何故か『時かけ』のエロ絵はどこにもない。 同じ貞本キャラ作品のエヴァやらはいくらでもあるのに。 あの「どれみっちの穴」さんすら、これが限界だと言う。 どうりで夏コミでも『時かけ』エロ同人を一切見かけなかったわけだ。 そんなにあの作品は、人の心のピュアな部分をアレするのか。面白い…面白いわ… さて「エロ」と何回書いたやら。 シャワー浴びてたら顎がコキンと言う。やべえ、顎関節症か? |
| 8月26日(土) |
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「子猫投げ捨てはなかった」論。 誰もタヒチ行って猫の死体見たわけじゃないんだし。 そもそも新聞に書いてあることをまんま鵜呑みにするのはノータリンのすることですぜ百人斬りとか。 ……てなこと誰か言い出すんじゃないかという予言。つうかこの先 板東バッシングが過熱・長期化 ↓ 過熱のあまり、目先を変えて違うことブログに書いてみないと 目立たないぞと思った連中から板東擁護論が出始める ↓ そろそろ板東叩きにも飽きたネチズンの間に、今度はかえって そっちの反動意見のほうがCOOLだという空気が醸成される ↓ 結果「子猫殺して何が悪いの?」と本気で言い出す層が出現 ↓ 世の中ますますやるせなくなっていく という展開もなきにしもあらずと。あんまアジアの国々にあやまれあやまれ言い続けたせいで靖国神社が大にぎわいになるのと同じで。なんたってオウムにすら「上祐さんあんなにマスコミで叩かれてかわいそう」と同情して事件後入信してしまうバカが出てくるぐらいですから。 だいたい板東センセイ確信犯でしょ。どんなに感情的バッシングを受けても想定内(死語?)。ボケカス罵られれば罵られるほど、世間をうらみ、自分の正しさに固執していくだけで。 板東非難の意見の中には、実はきちんと論理的にまた生物学的見地からセンセイの理論のオカシサを批判している意見だっていくらでもある。でもそんな言説も、大多数の感情論の大津波の中に呑み込まれ、結果センセイにとっては愚民の感情論のうちのワンオブゼムとして片づけられまともに取り合ってももらえない。先日新田五郎さんもそんな「伝わらなさ」に空しさを覚え悲しんでおられたが、ほんと、オウム以来似たような「伝わらない」状況を何度も何度も何度も何度も傍観するたびに、私も泣きたくなってくるのである。 そしてこれからも発情期が来るたびにタヒチで子猫が集団ワイアレスバンジージャンプに興じることになるだろう。逮捕でもされればジェノサイド自体はおさまるだろうが、センセイ自身の思想は死ぬまで変わらないだろう。 最終的戦略目標を「相手に非を認めさせること」に置くのか「自分の溜飲を下げること」に置くのかで、やり方はだいぶ変わってくる。 石を投げるにももっと効果的な投げ方があるんじゃないかなと。 ……そんな悲しみを、やりきれなさを歌ってみました。(嘘) 《やわらか戦車》 直木賞作家の心はひとつ 避妊しない 避妊しない セックスするのは 獣の権利 生まれたそばから 崖下に ムツゴロウさんほどにも容赦ない (チャトランが流されたーッ テイク2!) 三日に一度 子猫を投げ捨てる (兄者―――――ッ!!) 直木賞作家 直木賞作家 他のツイズイを 許さぬおばさん ネットとかで 叩かれたら タヒチで腐る 直木賞作家の心はひとつ 避妊しない 避妊しない 倫理の類はお持ちじゃないので 生まれたそばから粗大ゴミ 手術もなしに メス猫飼われてる (また産んだーッ!!) 腐乱死体が山ほどうもれてる (兄者―――――ッ!!) 直木賞作家 直木賞作家 これでも正義と言い張るおばさん 猫を投げ 猫を投げよ さすがに死・ぬ・わ♪ |
| 8月25日(金) |
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《大ちゃん数え歌》 一つひとより猫殺し 二つふるさとあとにして 花のタヒチ島で 放し飼い 三つ未来もジェノサイダー 坂東アッチョレ人気者 にんにん 人間 みな勝手 四つ弱気は見せないで 五ついやでも猛反論 崖へ投げ投げ 自宅から 六つムチャクチャ書く作家 坂東ドバッと投げ捨てた にんにん 人間 みな勝手 七つ何度も発情期 八つやっぱりまた産んだ 九つ困った すびばせん 十でとうとう投げ捨てた 坂東ポッチョレ いい女 にんにん 人間 みな勝手♪ |
| 8月24日(木) |
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冥王星が惑星じゃなくなるそうだ。占星術からセーラームーンまで今後どうなるのか。 《サントリー「燃焼系アミノ式」CM》 冥王星 冥王星 ただの星 冥王星 冥王星 ただの星 そんな決定しなくても…… 冥王星 本当は ただの星 「反米?」 仕事。昼、志乃原で大せいろ。午後は外で会議。 夜はLPOの唐沢先生のイベントへ。『ジャック・チックの妖しい世界』が売れなかったってビックリだ。あんなに面白いのに。さらに『ようこそカラサワ薬局へ』の実売部数も聞いて驚く。俺はたまたま古本で入手したけど、その部数でよく中古品が古本屋に流れたもんだと。出会ったことは奇跡だったのかもしれない。まー考えてみれば、唐沢俊一の名前が津々浦々に知れ渡った現在ならあの書名で飛ぶように売れただろうけど、処女作でアレではたしかに売れんだろう。カレーとモルツと柿ピーとコーラで満腹。 直木賞作家が日経新聞に書いた子猫投げ捨てエッセイが、動物愛護にかけてはグリーンピース並みのネット論壇の間で話題沸騰。で、読んでみた。……言ってることは途中までまともなんです。まともなんです、けど、ある1点で論理構築のブロックを積み間違えて、そのまま積んでいったら大変な結論に到達してしまいましたー、でも本人の中では論理一貫してるらしいので始末に終えない、というかんじです。あの論理だと、嬰児殺害とパイプカットが等価になることに気付かないのか。 あのきっこのブログが坂東エッセイ全文引用(←それは引用じゃなくて無断転載ではないのか)してアクセス稼いでるのもなんか腹立ちます。 《ねこふんじゃった(阪田寛夫版)》 ねこ産んじゃった ねこ産んじゃった ねこブン投げちゃったと そう書いた ねこ日経だ ねこ日経だ 皆びっくりした 日経だ 悪い 坂東 腹を切れ コラム 降りて 首を吊れ ねこニャーゴ ニャーゴ バチかぶり ねこ投げ作家 威張ってる ねこごめんなさい ねこごめんなさい 人間の都合で ごめんなさい ねこよっといで ねこよっといで ねこ避妊しないから もっと死ね ねこ産んじゃった ねこ産んじゃった ねこ放り投げたら とんでった ねことんじゃった ねことんじゃった ねこ崖下 とんじゃった サカる たびに また産んで 死骸 死骸 土の上 ごろニャーゴ ニャーゴ 死んでいる ごろニャーゴ みんな 抗議かね ねことんじゃった ねことんじゃった ねこすっとんじゃって もう見えない ねこグッバイバイ ねこグッバイバイ ねこタヒチの山 放り込んで |
| 8月23日(水) |
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2歳児がシュレッダーに挟まれて指2本いっちゃったニュースを聞いて、某・連合艦隊司令長官の顔が脳裏に浮かぶ(汗)。 それどころかもっとひどい図まで。 アミバ 「と…とめてくれ! シュレッダーをとめてくれ!!」 ケンシロウ「自分でスイッチを押してとめてみろ!」 アミバ 「はっ!」(はっと手を見る) 「ああっ!!」(絶望) 「あはっはっはっ」(ぺたぺたシュレッダーを叩く) レイ 「指がなくては押しようがないか…」 昼は紅梅で牛たたき丼。夜は西武ドームでロッテ戦。カレー丼とからあげとエビス。夏でも食欲があるのはいいことです。それにしてもからほんとに打てねえなぁロッテ……。 【今日の読書】 ニーチェ著・適菜収訳『キリスト教は邪教です!――現代語訳『アンチクリスト』――』(講談社α文庫、2005年)買ってみる。 要するに、「キリスト教なんて弱者に同情し甘やかすタイプの宗教に侵されたせいでヨーロッパ人は軟弱な人類になったのだ」「このままじゃ人類はアストロ超人になれねえんでぇどちくしょおー!」と批判している模様。それはいいのだが、「それにひきかえ仏教はすばらしい〜」とニーチェがよく知らない仏教をほめそやす第二章に至って、ついに辛抱たまらず本にツッコミを書き込み始めてしまった。 >「敵対によって敵対は終わらず」とは、ブッダが残した感動的な言葉です。 いやイエスだって「剣を取る者は剣にて滅ぶ」ぐらい言ってたような。 >ブッダの言うことはもっともなこと。キリスト教の土台となっている「恨み」や「復讐」といった考えは、健康的なものではありません。 キリスト教ってそんな土台でしたっけ。 「七回どころか七の七十倍まで許せ」の立場は。 >(※仏教がキリスト教とこんなに違う理由の説明として)まず仏教がとても温かい土地で誕生したということ、またその土地の人たちが寛大でおだやかで、あまり争いを好まなかったことなどがあげられるでしょう。 あのー、ブッダの「実家」カピラ国は隣国コーサラ国にほろぼされたんですけど……w まあニーチェ先生の気持ちはわからないでもないですよ。 「キリスト教国を標榜する19世紀ヨーロッパの現実のヘタレ具合」と「仏教理念の理想像」をくらべれば、そりゃあ後者が圧倒的に美しく見えてあたりまえですよ。 たとえるなら、築1900年のボロマンションに住みその不具合を知り尽くしいいかげんウンザリした住人が、はるか東の彼方に建っているらしいけど実物見たことはない築2400年のマンションの新築分譲時のセールスカタログを読みながらああなんてすばらしい住環境なんだウラヤマシイと羨望のマナザシを送ってるようなもんで、そりゃ仏教の芝生が青く見えるのも当然です。 もし当時、日本の仏教界にニーチェぐらい神経過敏な哲学者がいたら、逆に「仏教国日本のダメさかげん」と「聖書に書かれた理想的キリスト教像」を引き比べて、キリスト教よく知りもせんと「ああキリスト教いいなあキリスト教」とか言ってたかもしれません。 何かをこきおろす目的で、よく知らない他の何かを持ち出し比較対象としてヨイショしようとすると、えてしてただのほめ殺しになり、折角の論自体の信憑性すら貶めかねない結果となる。ニーチェほどのアストロ超人でもその大宇宙の法則からは逃れられないらしい。『日本型ヒーローが世界を救う!』と逆のパターンですな。 『アンチクリスト』がこんなツッコミどころあふれる面白い書物であることを一般読者に知らしめ、ニーチェに親しみを持たせるという意味で、本書は非常に価値ある企画だと思う。 ただ、『アンチクリスト』はもともとキリスト教という毒にどっぷり漬かり脳のズイまで毒が回り果てた欧州人どもに向けた解毒剤として書かれた書物である。つまりテーゼに対するアンチテーゼである。 テーゼ自体がない、つまりキリスト教をぜんぜん知らない99%以上の日本人に本書だけ読ませてどうする、と思わないでもない。かえって、真っ白なところに「キリスト教ってそういう変な宗教なのか」という先入観を植え付けてしまいかねない。 もし、日本に行ったこともない日本人すら見たことない欧米人が、中韓の嫌日厨が作った反日サイトだけ見て「日本ってそんな最低な国なのか! 許せん!」と思い込んでしまったら、どう思いますかみなさん。 2005年4月20日初版第1刷の本書が、同年12月9日に第7刷まで激しく刷を重ねているのを見ると、そんな危惧すら覚えるんですが。 いや、キリスト教をこきおろす本って、実はよく売れるんですよ(『ダ・ヴィンチ・コード』のヒットもそんな流れの一つだし)。オタクをよく知らない人ほどオタクの悪口読みたがるように、イスラム教をよく知らない人ほどイスラム教の悪口読みたがるのと同じように、キリスト教をよく知らない人ほどキリスト教の悪口読みたがるみたいです。そのくせそういう人たちは、普通のキリスト教畑の出版社から出ている本は見向きもしないんですよ。だいいち書店も置いてくれないし。『解体聖書』は置くのに聖書の注解書は置かないし。トンデモ本は売れるのにNASAやJAXAの本は売れないというのと同じですよ。ぶちぶち…… つうか本書が批判している「キリスト教」がそもそも何なのか、日本の読者はまずそこがピンと来ないんじゃないか。 キリスト教のことを「弱者贔屓の宗教」(弱者を「そのままでいいんだよ」と甘やかすからニーチェが希求する「超人」を育む邪魔になる)と批判する一方で、その舌の根も乾かないうちに別の箇所では、野蛮人に布教するため野蛮な風習(長子を神に捧げたり血を飲んだり)を取り入れた「野蛮な宗教」とか、上記のように「復讐を土台とした暴力宗教」だとか書いてる。 つまり「理念としてのキリスト教」と「現実のキリスト教文化圏」が、同列ごっちゃに描写されてるから、こういう一見矛盾してるような記述になってしまうんですな。 批判を向けられた当の19世紀ヨーロッパ人が読めば、この部分は理念批判でこの部分は社会批判で、と脳内で自動的に選別して読めるのかもしれませんが、文脈を知らない人がマジメに読もうとしたら頭こんがらがるんじゃないのかと思う。しかし訳者の適菜氏は別にそこんとこ解説しようともしていない。とにかく「キリスト教は邪教です!」と主張できれば細かいところは気にしないみたいな。そのへんの大雑把さが不親切というかなんとも残念な本である。まあこんな新書に、またこんな若い訳者にそこまで期待するほうが間違ってるのかもしれませんが。……でも売れてるんだよな……。 |
| 8月22日(火) |
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仕事。昼、モスバーガー。帰って西友のハンバーグ弁当。ハンバーグばっか食ってるな。ハクション大魔王になった気分でごじゃるよ。 いまどき『メカビ』読む。おや、唐沢先生とK子先生の写真が。おや、座り込んで『ブジオ』本読んでる人の写真が。おや、カダフィ企画の写真が。養老センセイは相変わらず脳以外の話はムチャクチャだあー。誰か養老先生のバカの壁を崩す勇者はおらんのか。森永卓郎も「メイド喫茶=ディズニーランド」論を唱えてて親近感。まさか『大宗教学』読んでる、なんてこたねーな。あとはまだパラパラとしか読んでません。 こんだけ多様化したオタクの世界(※世間が「アキバ系」などの用語で把握している範囲に限定はされるがそれでも広汎茫漠の極である)を一冊で網羅しようとした意気やよし。でもここまでやっちゃったら、第2号は当分出ないんじゃないか。まだ他の切り口はあることはあるけれど、世間が求めているかどうか、講談社で商売にできるかどうかを考えると……。 それでももし無理矢理季刊ペースで出すとしたら、第3号あたりで早くも鶴岡さんが登場しそう。 【今日の寝言ムニャムニャ】 「愛国」って何。 国が誤った方向へ行こうとしている時、諌めるのと、マンセーと迎合していくのと、どっちが「愛国」的態度なのか。 いや前者の場合もその諌める手段を暴力に頼ってはいかんし。 結局ちまたで考えられてる「愛国」って、「弱腰嫌い」の言い替えでしかないんじゃないか。 一方、「愛国」が即「戦争」と短絡直結するのも、実はサヨクのイメージ操作かもしれん。 国を愛して何が悪い。 「国を愛する」からこそ、国土・国民を疲弊させる戦争を防ぐべく諸外国と友好を保つ、という「愛国」だってあるはずだ。 「国家エゴが即・平和大破壊につながるからナショナリズムを否定しよう」と言うのは、「環境破壊を止めるため車もパソコンも電気も石油も捨ててゴザ着て暮らそう」と言うのと一緒な気がする。世界を一つにするには、我々の言語、我々の文化はあまりにも多様化しすぎだ。そもそも、「世界を一つに」を英語とアメリカ文化で実行しようとしているグローバルスタンダードという名の傲慢を見れば、世界が一つになんかなりっこないし、そんな事態が実現するのはまっぴら御免だとみんな思うのは明らかだろう。 「持続可能な開発」ではないが、「持続可能なナショナリズム」というのは実行可能だと思う。 文明の利器を捨てられないように、我々は国家という枠組みも捨てられない。その枠組み、チーム同士で、競争したりトレードしたり共闘したりするのが「外交」である。資金力のあるチームもあれば貧乏なチームもある。不公平だが、弱いからと言って「合併」するのはファンも選手もイヤでしょ? また金持ちチームのファンだって、金にあかせて他チームの戦力(資源)を横取りする自分のチームの在り方を誰もが納得・支持しているわけじゃないでしょ? そういうもんである。 そしてどんな内政もどんな外交も、「自分のチーム(=国)を愛する」という大前提を基盤にするべきではないのか。 いかなる政策も、「それをやったら本当にこの国は国家の主権者たる国民が暮らしやすい国になるのかどうか」を基準に、実行するかしないか選択されるべきではないのか。与野党の意地の張り合いとか自分の党の利益のためとか隣国へのあてつけとか、そんなくだらないことで国の進路をくねくね変えるんじゃない。 そもそも自分を愛せない者を誰が尊敬するか。 ウヨもサヨも、本気でやってる人たちは、「国を憂える」という一点で一致すると思うんだけど。 いろんな要因で目が曇らされているせいで、敵対させられているだけで。 究極的目標は同じなんだから、対話は可能なはずです。 できないというのなら、それは、その人たちの究極的目標が別なところにあるせいです。 |
| 8月21日(月)【ここまでは2007.3.24更新】 |
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仕事のついでにMR027の通販。 早稲田実業、駒大苫小牧と再試合の末優勝。大先輩の胃袋を等価交換し(以下略)。あとは不祥事とかバレないことを祈る。 駒苫の田中はこのまま高卒でプロ志望っぽいけど、斎藤は早大行きそうだな。東尾が松坂口説き落としたみたいに、どっか強行指名するのかな。それはそれとして斎藤の「東京で兄と二人暮らし」&「兄が三食ごはん作ってあげる」という唐沢商会のようなシチュエーションに「弟×兄」近親相やおい妄想を抱いて萌え狂ってる腐女子が多そうな気がするな。飛雄馬を甲斐甲斐しく世話する明子ねえちゃんのごとく自分を犠牲にして、昼は栄養のバランスを考えた食事、夜は十代の無駄にたぎる煩悩のバランスを考えた性欲処理。そうだね兄さんそうだね。帰京したらさっそく「兄者ーーー!」と布団の中へやわらかく退却するんだろうな。俺も心のやおい穴がじゅんとしてきそうですタイ。あと鹿児島工の絶叫代打今吉、楽天あたり取ってくれないかなあ。背骨の具合はどうなんでしょ。今年のドラフトは楽しそう。さてさてロッテには誰が来るのかにゃー。 |
| 8月20日(日) |
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仮面ライダーカブトのモデルは究極!変態仮面なのではないか、という仮説を立てる。 ストロンガーやイナズマンと思わせておいて実は。だってほら「クロス・アウッ(脱衣)!」して強くなるし。顔面にパンツみたいなのはめて変身完了するし。変身前から性格変わらないけど。「おばあちゃんが言ってた、それは私のおいなりさんだ!成敗!」 カレー食べてアリナミンEXプラス飲んで、甲子園決勝戦つけながらたまらずベッドにゴロ寝。15回引き分け再試合。大変だ。 【今日の架空戦記】 『サルファ・リパブリック』 「硫黄島を米軍に占領・使用されない」という戦略目標を 可能な限り人的損害・兵力損耗を抑えつつ達成するため、 米軍上陸前夜、名将・栗林忠道中将がとった 奇想天外な「戦術」は…… 栗林首相、市丸官房長官以下、国民2万! 産業は漁業と硫黄採掘! 地熱を発電のみならず蒸気機関にも利用した スチームパンクなインフラ! もちろん硫黄島共和国(サルファ・リパブリック)は米国に宣戦布告してないので、海兵隊も上陸できないぞ! いくら国家として承認されていないからと言って、2万人もの住民が住む中立島嶼を「侵略」したら国際世論がアレだしな! 黄色いジャップを殺る気まんまんだった海兵隊員は、パールハーバーを超える突然のサプライズにもうファッキンガッデム大騒ぎだ! それならと米軍は交渉で飛行場用地を借りようとするが、武装中立を国是とする共和国は他国軍の駐留なんか認めない! 前年7月4日の硫黄島艦砲射撃をはじめ年末以来連夜のマリアナからの空襲のせいで「国民」の対米感情は非常に悪く、「民間人」の反米デモも毎日のように多発するありさまだ! しかも「中立」と言いつつ、マリアナから日本本土空襲に向かうB29の情報はIHK(硫黄島放送協会)のラジオ局が逐一「放送」しちゃうので、空襲早期警戒基地としての機能はそのまんまだ! もちろん難癖つけるのはアメリカのお家芸だが、米軍の恫喝をのらりくらりとしかし断固としてはねつけるのは、外務大臣・バロン西! 「おんどれら日本に協力すんなら同盟国とみなして宣戦布告すっぞゴルァ」 「いやいやアメリカの皆様アレはただの『放送』ですよ放送。なんせ我が国は娯楽が極端に少ないですから、領空付近をアメリカ様の立派な銀ピカ爆撃機の大編隊が飛んでるって実況中継すると国民が喜ぶんですな、まあ天気予報みたいなもんですよ。なあウラヌス号」 「ひひーん」 てな感じで。 そんな中、相次いで沖縄第32軍の牛島満中将までも沖縄独立を宣言! さあどうする、米軍!? どうする、米軍以上に血管ブチ切れそうな大本営!? ……というバカ架空戦記を考えたのだが誰か書きませんか。 原案料応相談。 |
| 8月19日(土) |
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0830起床。サルゲッチュと赤ずきん観てシャワー浴びてふたご姫。久々に日記まとめる。でもコミケ前ほど切迫したものがないので作業効率は極めて低く。つうか去年のロッテ優勝の日記を今UPするか。どれだけ累積赤字抱えてんだよ。 |
| 8月18日(金) |
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背中の痛みはまだあるが、起きられないほどではなくなった。仕事。病み上がりなので無理せず普通に帰る。 |
| 8月17日(木) |
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ギックリ背、とでもいうのだろうか、昨夜いきなり背骨が痛くなり、8時間寝ても治ってない上に起き上がろうとするとめちゃくちゃ痛くて起きられない仕方ないから半転してうつ伏せになって腕の力でやっとこせと起き上がる、なんかギックリ腰(でも腰はぜんぜん痛くない)のような症状を呈するので仕事休んでおく。あっためると痛みがひくようなかんじなので、エアコンもつけずにとりあえず起きている。 以前から肋骨がきしんで煩悶することはあったが、たいてい数十分もすれば治まっていた。こんな一晩寝ても治らないようなのは初めてである。しぬような病気じゃないといいにゃー。冬の申し込みを済ませて気が抜けたのかもしれない。 実家に電話し、いい整形外科がないか聞く。ついでに車で病院まで乗せてってもらおうかと思ったが、今日はミューズで例のアレがあるので航空公園周辺や幹線道路大渋滞のためダメと。さっき窓開けたら変な方向からウヨクがぎゃんぎゃんがなりたてるのが聞こえたけどああそうか、今日は日教組の集会がミューズであるとかなんとか言ってたけどアレのせいか。午後、バスかタクシーで行くことに。 11時前、ミューズの方向から君が代が流れてくる。ああうるせー(←ニヤニヤしつつ)。さてさてあのウヨクの人たちに、どれだけ斎藤市長が所沢市の裏金流してるんだろうと思うと、ニヤニヤしてばかりもいられませんが。ヘリコプターも増えてきたなあ。 外からは街宣車の罵声とヘリの爆音、TVからはジョンベネ殺人犯タイで逮捕の報。どうにもウサン臭いが注目。 1430、整形外科へ。レントゲンの結果骨には異状なし。マッサージしてもろて若干具合よくなる。湿布と薬を処方。 |
| 8月16日(水) |
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昼、冬コミ申込書投函。これでもう今日はシオシオのパー。食欲もなく、コンビニでおにぎり3個買ってぱりぱりもしゃもゃ。午後、天気が崩れるとともにグデーとなり、頭もイライラパニック。 帰ってバジリコスパと、先日M氏にいただいた鳥の薫製、赤ワイン1杯。 北海道でカニ漁船がロシアに拿捕され、なんと銃撃で1人死亡。史上最悪の拿捕事件なのにどうもノリが悪い。20年前だったら50倍ぐらいの大騒ぎになってただろうに。 《デンセンマンの電線音頭》 ハ ドキュンがキュン ドキュンがキュン 国境に カニかご漁船が止まってた それをロスケが鉄砲で撃ってさ ジャップさ 死んでさ 拿捕ってさ ヨイヨイヨイヨイ オットットット ヨイヨイヨイヨイ オットットット シャワーを浴びてる最中、ちょっとヘンな体のひねり方をしたら、背中がグキッとなる。げふ。 |
| 8月15日(火) |
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小泉、みんなの期待を裏切らず靖国参拝。わはははは楽しそうだなあ。それにしてもすごい雨だ。昭和天皇の妨害工作かw 職場行って原稿依頼など。雨やんだので昼はモスバーガー。1900まで依頼。本当は明日も休みたかったのだが言いそびれる。帰ってトマトハンバーグ弁当食ってサークルカット。しにそう。 【今日のたわごと】 「半可通がド素人をだます構図」というのは、こないだも書いた『ダ・ヴィンチ・コード』や『エヴァンゲリオン』、また『解体聖書』など、いろいろなケースがある。 分類するとしたら、「著者がマジか、それともホラ話として書いているのか」、そして「発表形態が創作作品か、それとも研究の体裁をとっているか」でマトリックスが作れると思う。 たとえば『ダ・ヴィンチ』の場合は「著者マジ・創作」、『エヴァ』は「著者ホラ・創作」、『解体聖書』は「著者マジ・研究」と。 では「著者がホラとして書いている研究形態の駄文」というのはどういうのかと言うと、アレかなあ。 著者がマジ | 解体聖書 ダヴィンチ | コード | | 創 | 研 作 ――――――+――――― 究 風 | 風 | エヴァ | | | アレ 著者はホラ |
| 8月14日(月) |
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安息日。TVつけると東京で大停電とかなんとか。ウチは田舎だから関係ないやむにゃむにゃ。 TVKの演芸番組に鯉朝師匠が出演。あの会場はこないだ行った浅草演芸場では。 ネットうろつく。ヤフオクに大宗教学揃いが出品されていたw http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/83330141 |
| 8月13日(日) |
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0520、目覚ましが鳴る5分前に自然覚醒。窓からは朝日。天気晴朗。脳はしっかり動きそう。トースト1枚だけかじり、店に貼るポスターをちゃっちゃか作成しプリントアウト。どたばた荷作り。カート引っぱり0650出発。 ギリギリ特急に間に合う電車に飛び乗る。乗ろうとしたドアから、ビキニクロミのビニールバッグを持った女子高生が降りてくる。吉兆なり(笑)。特急で西武新宿まで。人通りよりもカラスのほうが多そうな朝の道をゆうゆうカート引いてJR新宿まで歩く。折よく来た新木場直通もそれほど混んでない。トラブルもなく国際展示場駅着。 0845頃入城。西地区へ立ち寄り、新田さんIPPANさんと委託本の交換。『と学会誌』も受け取ろうと思ったが一箱まるまるはさすがにカートに載らなさそうなので、あとで持ってきていただくことに。 いつものようにホールの喫茶店で買ったホットカフェラテをすすりながら連絡通路をカートころがし、いつものようにタイヤと床の細かいゴムのポコポコとが奏でる「ちー」という微かなハミング(最近は「コミケリート Comikelied」と呼んでいる)を楽しむ。これを耳と右腕で聞いてると不思議と心が落ちつくとともにどんどんテンションが上がってくるパブロフドッグ。 0900過ぎブース到着。じきにGさんフェルミウムさんも来訪。ちゃっちゃか準備。机と足の間に斜めのブームが大きく張り出すタイプの机で、机下の収納力にいささか問題あり。 1000開場。一つはさんだ向こう側の道を、大手行列へ向かう野牛の群れがどどどどどどと突進して行く。ウチは洪水に巻き込まれなくてよかった。にしてもどうにかならんかあのサークル参加で買い専って人々は。まあ自分も似たようなことしてますけど。てなわけで1005、Gさんに店を任せて出たきり同人へ出撃。そういうことしてるといつか乗っ取られるぞ。 出たきり同人と言えど、今回は西にも足を伸ばさないといかんので、あまりあちこち回ってもいられない。 「ヨ」39bの本陣を発って、まずは比較的ご近所の國津武士先生にご挨拶。新刊のイラスト集をいただいてしまう。つくづくいい絵だにゃー。幼女はぷにぷにしてておっさんはゴツゴツしてて女性は凛としてて、それを全部同じペンタッチで表現できるのが國津先生の強みだよなー。かよわいショタも筋骨隆々の鎧武者も同じ画面にいて全く違和感ない。世の中、おっさんと少女では全然タッチ違ったり、何歳の人間を描いても全部小学生にしか見えないのに、開き直って自分の得意分野だけを伸ばしてヒットしてる画家もいる一方、國津先生のような器用な画家がそれほど売れてないしミクシィの國津武士コミュにも16人しかいないというのも不条理の極。もっとも売れてしまうと原稿料高くなってお仕事頼みにくくなりそうなのでアレだが。 そこからいつもの団結小屋へ。今回は表紙のネタに思いきりハマる。あんな悲しい場面をいじってよくこんなくだらない(※ほめ言葉)アレを。奥付ページにも賛同。 西地区へ進路をとる。主に「ほ」と「ま」のみですが。唐沢なをき『別冊パチモン大王』(フィギュアつき)など。 『本家立川流』増刊号は大東両閣下追悼特集。表紙は真っ赤な用紙に黒1色で刷ってあるシンプルなものだが、表4のシャアザクが紙の折れ目や厚みも感じられるいい刷り上がりで驚く。グッジョブ! 黒い紙に特色赤で刷るよりもこっちのほうがずっと効果がある。 議長開田先生新田さんIPPANさん金成さんなどなどのお店も回り、東へ戻る。 東1-3の男性向けエリアでいろいろ。酸欠集がまたセックス&ヴァイオレンスあふれる凶悪無比な赤ずきん本を出していた。このラフな絵柄だからできるのであって、劇画調だったら正視に耐えないかもしれないぞ静森さんシチュー。 最後に俊俊さんのお店に寄り、マシュマロ通信本をゲット。メルヘンな表紙からは想像もできない生々しい設定に膝がくだける。ある意味「行きて帰りし物語」というかローファンタジーというか文学的には高度なテクですが。「まああなたが納得してるならいいですけど」。 帰りがけにも六鹿文彦の新刊とかいろいろ買って、1150頃ようやく本陣に帰投。 帰投してからはだいたい店頭に出ずっぱり。いつものように、壁サークルやと学会ほど修羅場ではないがヒマで寝るほどでもない、なんだかんだ言ってお客さんの切れないトルネコの店程度の忙しさ。滝季山さん飛さんむろとさんまりのさんくれじじさんmicchyATS@うどんさんケンボーさんポール・ブリッツさん傍見さん植木先生等々ご来店。 新刊目当てのなじみの客がほとんどだが、バックナンバーともども買って行くイチゲンさんもぼちぼち。店には寄り付かないものの店先に貼ってある「やわらか尊師」のポスターを見てブウと吹き出す人も多数。 隣のサークルさんの関係者が『と学会誌17』の平積みを見て「と学会だって、懐かしー」と口走る。ふむう、一般の認識はそんなかんじなのだろうか。お客さんにも「と学会ってまだあったんですね」と言われたので、ええなんせトンデモ本がなくならないもので、この世から変な本がなくなればと学会も消えてなくなるハズなんですけど、と答えておいたが。 1500過ぎIPPANさん、引き続き新田さんも委託精算に訪れる。どちらも預かった分全部売れて、なんとか面目は立った。そういえば、いつも1430頃には精算に来ると学会の使いがまだ来ない。もしかしたらウチのこと忘れて帰ってしまったのではないかと不安になる。さびしいなサッちゃん。 最後にちょっと近所で買い忘れたものをいろいろと。カタログカットのツリ目前歯少女がちょっと気になってた【TARGET AREA】なるサークルさんを覗いて、3冊全部買ってみる。カットを描いたDragon Missileさんはまだ高校出たばかりぐらいの人らしく、ストーリーはまだ荒くわけわかんないが成長性あり。本自体もすごく学漫っぽいごった煮感があり、最近プロやセミプロが編集した洗練された同人誌ばっか見すぎた目にはなんとも懐かしい。 1600閉会。カダフィの方向からいつもの万歳三唱が聞こえてくる。と学会の使いは未だ来らず。わーん、50冊もどうやって持って帰ろう。Gさんが西の学会ブースへ行ってみてくれる。フェルミウムさんもS井さんのケータイに留守電。するとじきS井さんから連絡あり。今回は閉会ギリギリまで店出していたとのこと。ああよかった。しばらくして残部引き取り&精算。ウチのオリジナル商品の全売上を超える金額(そりゃそうだが)。荷物はまとめ直しになるが、これでなんとかカートに載せて取り回せる常識的な量におさまる。 今日も有明→豊洲コース。有明駅に行列ができていた時は一瞬ドキッとしたが、切符の列だったらしい。パスネットで普通に改札くぐり、今日も余裕で座って、豊洲から地下鉄。 有楽町で夫妻と別れ、飯田橋経由で馬場に出て、西武新宿へ出る。ロッカーが全部ふさがっててアチャーと思ったが、目の前でおねーちゃんがロッカーを開けたのでこれ幸いとすかさず荷物放り込む。今日は何かと運が向いている。朝のクロミバッグはやはり吉兆だったらしい。戦利品のみ携えて、大江戸線で東新宿・幸永へ。 開田夫妻はじめ怪獣酒場の面々、IPPANさんのブースで初コミケを体験してこられた明木教授、オタキング本を売ってたバーバラ・アスカさんらがすでに着席。じきIPPANさんFKJさん唐沢議長K子先生声さん談之助夫妻他続々集まる。生ビールぐあーと2杯、マッコリこくこく。昼飯食ってないので、みなさんが話に夢中であまり食べないのをいいことにひょいぱくひょいぱくと動物性蛋白質を経口摂取しまくる。なんかもうカバのように腹が減って腹が減っていくらでも食えます。 明木教授に六鹿先生の戦車少女本見せたらものすごいウケよう。「細かいクスグリがいちいちツボにハマる」と。そうかそういえば教授、模型属性もあったんだ。俺より500倍この本を楽しんでくれそうなのでそのまま御献上する。ひょっとしたら六鹿先生と終生の友になるかもしれないw。 幸永前で解散。タクシーで帰る人、東新宿から帰る人。新宿まで歩く組に合流。みんなヘトヘトなので河岸変えてさらに飲むでも喫茶店にシケ込むでもなくまっすぐ帰る。疲れたカラダにビールとマッコリの速効性カロリーで鞭打って、ロッカーから荷物引きずり出し電車乗って、最寄り駅に着いたのは2230前。案外早い。 最後の力をふりしぼって荷物担いでマンションの階段を昇り、ようやっと帰還。そのままベッドに倒れ込む。 |
| 8月12日(土) |
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0815起床。明日の用意につながる作業など特に何もできぬまま1000出発。午後から夕方にかけて豪雨、との天気予報を信じて半径85cmのでかいコウモリを装備に加える。1130ビッグサイト入城。 まずは西。山本会長のチャリス完結編またも出ず。プロ野球エリアへ移動。そういえばプロ野球エリアがロッテサークルから始まってるなんて前代未聞だ。前年のチーム最終成績に準拠してるから当然こうなるわけですが、やっぱ感慨深いです。 ミリタリエリアで『学習漫画 少年少女土人第百科 干し首の秘密』をゲット。エクアドル奥地の首狩り族・ビバロ族をトピックしたもので、以前かの名著『エチオピア土人軍』や『ズール戦争 阿弗利加最強土人伝説』を出したサークルさんの本だけあって非常によく調べてある。干し首の作り方とかすごく勉強になるし、ビバロ族がイスパニアのコンキスタドールを撃退した吹き矢の威力や、日本じゃオッケーのイトコ婚も禁じる意外と厳しい婚姻禁忌、首は狩るけど人肉食はしない食習慣などにまで言及は及ぶ。見た目(と作者さんの露悪的意図)からは想像できないほどの実は硬派な同人誌である。 りちゃーどさんとあれこれ立ち話。 東。久々に立ち寄った悪食倶楽部でアホほどマッドCDマッドDVD、すでにコラージュでも何でもなくなってきている独自路線のコラージュ本を買い込む。テキストページの本文まで極太明朝にすることはなかろう(読みにくくてかなわん)とは思うのだがコレも味といえば味。あとはアストロ球団本とかナルニア本(オオカミ×タムナスさんやらオレイアス×一の王やらなかなか良し)とか。きのうほどは買わなかった。 むろと先生、開田先生ご夫妻、コサキン長屋にもご挨拶。あや先生から、見るからに一般人のチャラチャラしたねーちゃんどもが紛れ込んでキャーキャー言いながら「リアル電車男見物」をしていたと伺う。死んでしまえと毒づく。 コサキン長屋でボーとしてたら、至近にドカーンと連邦の新兵器直撃。ハモン、これが地球の雷というものだ。とたんに巻き起こる拍手w。と思うとスコールのごとくドザーと降り出す豪雨。田野さんたちが濡れながら戻ってきた。外で行列してた人には大惨事だ。さっきの女どもが濡れますように。 すると、「宅配便窓口を屋内に退避させるので一時受け付けを中止します」と大変な場内アナウンスが流れる。しかもヤマト運輸に至っては段ボール箱が水没したとか。ほんとに大惨事だ。しかし予報で雨と言ってたのに対策してなかったのか。 閉会後、有明からゆりかもめで豊洲へ出るコースを試してみる。雨はまだ降っているが往時よりはだいぶ小降り。眼下に見えるりんかい線の大行列を尻目に、並びもせずゆうゆうと改札をくぐり、普通に座って8分かそこらで豊洲着。有楽町線へのアクセスも簡単。こんなにラクだとは思わなかった。いやもう空いてるし早いし海上バスよりは安いし言うことなし。多摩方面へ帰るにはちょっと遠回りになるが文字通り「急がば回れ」。途中、左の窓から晴海の跡地が見えるのも、年寄りには涙を誘われるものがありますうわーん。 有楽町で降りて、マリオンの時計が見える喫茶店でブルーベリータルトとアイスコーヒーいただきながら、冬の申込書を書きつつ時間をつぶす。1800、店を出る頃にはすっかり雨はあがり、夕陽すら射している。 秋葉原に出て、ローズアンドクラウンで出陣前夜祭。ローズビール2杯にモスコーミュールは、明日本番を控える身にはちと飲み過ぎだったかもしれん。フィッシュ&チップス、ローストビーフ旨し。 モタモタしてたら帰宅は2300過ぎになってしまう。いかんいかん。とっととシャワー浴びて足マッサージしてリポビタンゴールドをナイトキャップ(違)にひっかけ、短くとも深い睡眠がとれるよう願いつつ2400就寝。 |
| 8月11日(金) |
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0700起床。トーストかじって0830家を出る。休暇はとっているけど0930頃職場へ。書名会議。なんとか当初の案が通る。校正ゲラ発送などこなして1030職場脱出。その足でビッグサイトへ向かう。 1130頃ビッグサイト入り。東のみ回る。グルグルのアンソロのような良本から柊弟×小暮ショタエロみたいなどうしようもない本までいろいろ見つける。 掘り出し物は、ジャンプやチャンピオンの打ち切りマンガのレビュー本『暴走打切漫画コレクション』(表紙の競輪学校校長に惹かれてつい手に取ってしまった)と、チャンピオンの読みきりマンガばかり集めた『ヨミキリリサイクル 色々アルけど代原扱い』(収録30作品中1割ぐらいしか記憶になかったのには愕然とした。全部読んでるはずなのに……)。あと黒汐物産の『シグル苺ましまろ』(タイトルそのままの内容)はバカすぎて死ぬかと思った。バカと言えば、円花(弟)さんのブースでばったり逢ったくれじじさんから戴いた『バラ肉』も。 1330頃ビッグサイトを出る。このままついでに新宿で『時をかける少女』を観ようかなと思ったのだが、国展駅混雑、なんだかんだで新宿南東口を出たのが3回目上映の5分前ではもう間に合うわけがない。さすがに次の上映を待つほどヒマな身分ではないので、快速急行で帰宅。 1545頃帰宅。さぼてんヒレカツ丼ばくばくサラダばりぼり食ってコーラがぶがぶ飲んでようやくひとごこち。ダラダラと明後日の荷作りなど。明日の夜はたぶん何もできないので、今日のうちに。 どうしようもない理由で新刊が作れなかった人がいる。 どうしようもない理由で折角確保したブースに来れなかった人がいる。 どうしようもない理由で申し込みすらできなかった人がいる。 首尾よく申し込みもできて抽選受かってのんきに店出せる程度にはプライベートも安定し新刊も無事作れた人間には、そういうどうしようもない人たちのぶんまで、自分も楽しみ、他人も楽しませる義務があると思う。 とかなんとか殊勝なことを考えてみたり。 さああと2日、楽しくやりましょ。 |
| 8月10日(木) |
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朝からすごい気温。21世紀日本の都市型猛暑が戻ってきた。 はさみこみ原稿の版下持って職場へ。2,3駅めで目の前の席が空くが、なんとなく座りたそうにしてた若い女に譲る。睡眠足りてるわけでもないのに、なんでこんな仏心が出たのか。 鷺ノ宮を出たとこで、斜め後方から女性の怒鳴り声。話を立ち聞きしてると、足の悪い女性の持ってた荷物が前に座ってた男につんつん当たるもんで、男がブツブツ何か言いながら席を女性に譲ろうとしたら女性がふざけんなそんなブツブツ言われてまで席譲られてたまるかバカヤロウと啖呵切って、という展開らしい。双方のひがみが引き起こした不幸な行き違いというか、すぐれて現代的悲劇である。 するとその女性があたしゃヨソ行くからどーぞ座っててくださいなイヤミったらしく立ってんじゃねーよ若僧が、と捨てゼリフ吐き、荷物ずるずる持って俺の隣に移動してきた。その目の前の席にはさっきの若い女が、一部始終をつぶさに観察した上でこの場合自分はどうしたらいいものか分からずいたたまれなさ大爆発な顔してる。もし座ってるのが俺だったら5秒で胃が激痛に襲われてましたよ。さっき席を譲ったのは俺の野生のカンが本能的に危険を察知したせいかもしれん。「情けは人のためならず」ってこのことですね。違いますか。 しかし電車で睡眠とれなかった代償は少なくなかった。午前中、昨夜の日記でもさんざん騒いだ例のエッセイ原稿にあーでもないこーでもないと苦闘。どうにもこうにも頭が働かず、けっきょく前代未聞の無意味なネタにする。ダメ出しされたら来週休み明けに書き直させてもらおう。 昼、紅梅でからあげカレー丼という高カロリー定食を食らって、版下をががーとコピー。今夜これを新刊に挟み込めば準備は完了。 午後、眠気がシャレにならないレベルにまで到達。 眠け覚ましにある仕事の下ごしらえをしていたところ、大変なミスに気がつき、別の意味で一気に眠気が覚める。むちゃくちゃ落ち込む。完璧にマネージメントしていたと思っていたものがガラガラと崩れ去る時ほど、精神をさいなむものはない。こう見えて私は実はとてつもない完璧主義者らしい。だから普段は精神の安定をはかるためにわりと行き当たりばったりな仕事をするよう心がけている。私を発狂させたい人は、まず私に何かのイベントのスケジュールとか設計図とか予定表とかを完璧に作らせて、私が実行している最中にそれを邪魔するようなアクシデントを降りかからせるといいですよ。きっと今日みたいに奇声を上げるなり床に座り込んでそのまま立てなくなりますから。 18時退社。帰って挟み込みー。新刊210冊、バックナンバー計70冊、用意完了。あとは箱詰め荷作り。やっと夏が迎えられる。 明日は休暇をとってはいるが、午前中ちょっと会議に顔を出す。そしてその足で有明へ本買いに行きます。 13日夜まで保ってくれ我が肉体……。 |
| 8月9日(水) |
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シェフの遊び心というわけではないが、新刊に急遽2ページはさみこむことにして、ようやっと原稿作成。出来はイマイチだが、まぁ季節ものということで腐らないうちに。 明日は休みたかったが、明日〆切の原稿があるので出勤だ。同人じゃなくて仕事の原稿。いつもながら何を書けばいいのか全く思い浮かばない。このエッセイ原稿、いつもネタに苦慮している。普段からさんざミクシィに無駄話書き散らしてんだからそれコピペすりゃいいじゃん、と思われることだろうがそうはいかん。時事とか歴史とか政治とか地雷踏みそうな微妙な話は避けている。ロッテの話はもちろん書けない。オタクな話はもっと書けない。鬼畜な替え歌など問題外。となると何も書くことがないじゃないか。だから毎回苦労する。 業界関係の本でも読んでいればその感想文でお茶を濁せるのだが(以前おそれおおくもきのこ先生の御著書や唐沢先生の『ジャック・チックの妖しい世界』を恥ずかしげもなく紹介させて戴いたのもそんな苦し紛れの末の暴挙でございますすいませんすいません)、最近ちーともこの欄で紹介できるような本を読んだ記憶がない。唯一読んだのは『ユダの福音書』ぐらい。これなら語ることは山ほどあるのだが。残念ながら『ユダ』は7月発売号で別の人にやられてしまったし。だから困ってるんだよううわーん。ぐぞーかくなる上は〆切延ばしてもらって夏コミの評論エリアで何かネタ見つけるか。いやそれは危険だ。なんとか明日中に何かでっちあげないと。 そして明後日すなわちコミケ1日目も、午前中出勤を余儀なくされそう。書名会議に出て目を光らせておかんといかん。あの本に変なタイトルつけられてはかなわんからのう。 仕事山積。雑誌も佳境。学会例会の翌日から出張。余裕で夏休み消化できなさそう。気ばかり焦る日々。時折ぎゃおーと叫びたくなる不安神経症ぶりをさらす日々。でも仕事がなければないで別の意味でぎゃおーと叫んでそうだし。ああもう、祭りの直前に何をしてるんだか。わーん。 |
| 8月8日(火) |
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♪安倍政権になったーら 安倍政権になったーら 靖国100パー拝むかな 100パーでやめちゃうな 戦争の放棄を放棄するよ 朝鮮 速攻 空爆と♪ 朝、雷と雨の中しごと。昼、大昌苑でトントロ定食じゅうー。夕方18時半頃、世界がファイヤーオパールのグラサンをかけたような朱色一色に。夜、のりカラアゲ弁当と納豆。 |
| 8月7日(月) |
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新刊製本も済んだので晴れ晴れと仕事。天気はいいが高空にぱさぱさ絹雲が出て、嵐の予感。 昼、志乃原で大せいろ。帰りに西友でトマトソースハンバーグ弁当買って帰宅。 バックナンバー製本……しながらNHKスペシャル「硫黄島玉砕戦」。 オタ的には米軍を1ヶ月も足止めした栗林中将のトンネル篭城戦の戦術的価値ばかりが語られ評価される硫黄島だが、では実際その篭城戦を実行していた側はどんな目に遭っていたかを、生き残りの証言で綴った番組。バロン西なんか1コマも出てきませんでした。 なんせ火山島なもんで、地熱で壕内温度は40度を超え飲料水も天水頼り、そんな島に2万余もの兵員を押し込め、制海権制空権もとっくに奪われてるから補給一切なし、おまけに悪名高き「戦陣訓」のおかげで投降も禁じられとあっては、篭城する方もどんなガマン大会だよという騒ぎで、兵士はみんななるべくラクに死ぬことばかり考えていたという。この絶望的な捨て駒役を指揮した栗林中将も、よく1ヶ月も精神力のほうが保ったと思う。 3月17日の司令部全滅で戦闘終結したようなイメージがあったが、以後もまだ数千名もの兵が残存し、6月末まで本部壕内で飢餓と猛暑の中篭城していたというのは恥ずかしながら初めて知りました。どんなに投降を呼びかけても出てきやしない(出てっても壕内から上官にバキューンと撃たれる始末)ジャップの残存兵に業を煮やした米海兵隊は、ついにブチキレてえらい戦法に出る。壕内に発煙弾をぶちこみ、爆弾放り込んで落盤を起こし、さらに大量の海水をガソリンと一緒に流し込み火を放つ。いくらなんでもそれは。 この時は米軍が加害者で日本軍が被害者的立場だったが、そのうち日本が北朝鮮の掘った38度線地下の秘密トンネルにガソリンぶちこむ立場になりそうですな。自分が被害者でなければいいのかな。戦争は「勝っても負けても」国力の要たる国民の心身(と場合によっては国土自体にも)に多大なるダメージを及ぼす。それが「戦争すること」の意味である。「戦争起きたほうが日本人はまともになる」とか本気で思ってる人たちは、「戦争すること」が何を意味しているのかよく考えたほうがいい。 国家が戦争を外交手段の主要な一つと規定する以上、必然的に施政者は戦争を美化せざるを得ない。施政者自身が「戦争は悲惨だ」と自ら本当のことを宣伝するわけがない。施政者が「戦争の悲惨」を宣伝するとしたら、「負けたら我が国はえらいことになる」という面だけである。「だから戦争は勝たなきゃいけないだから国民は死ぬ気で戦え軍備にも税金を使わせろ」という論理に帰結させるために用いられるレトリックにすぎない。 国民のほうも、韓国やイスラエルのように徴兵制があればもう少しリアルに「戦争すること」とは何かを考えるのだろうが、志願制をとる大概の先進国では、自分さえ戦場へ行くことがなければいいと思ってけっこう強硬論を支持してしまう。自分自身に火の粉がふりかからないかぎり、人間はいくらでも「痛みを伴う手段」を支持する。同胞である自衛官を死地に送ることの責任を、彼らの主権者たる国民はどこまで自覚しているのか。 |
| 8月6日(日) |
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表紙を描く。高温多湿な日本の夏にふさわしい腐敗臭ただよう嫌なモチーフにしてみました。今は反省している。 行政道路沿いのオフィスポートで表紙をコピー。ついでにユニクロへ足を伸ばすと、近所に白い西洋風の結婚式場みたいな建物が工事中。見るとモルモンの神殿だった(鬱)。さらにあちこち寄り道したら焼け死にそうになった。 17時半、量産1号機ロールアウト。なんとか210冊完成。 |
| 8月5日(土) |
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0645頃起床。今のところ体調スッキリ。「睡眠は百薬の長」と思っていたが、厳密に言えば「夜の睡眠」が大事らしい。いくら昼ダラダラ寝ても仮眠以上の効果は期待できない。 あちこちで評判らしい映画『時をかける少女』。たぶん観ない。昔、氷室冴子原作のジブリ地味アニメ『海がきこえる』でマジキュンと来てしまったぐらい「せつない系」に弱い私が公衆の場であんなの観て醜態さらした日にゃ生きていけん。つうか細田監督には罰として、同じ筒井康隆の超能力ものジュヴナイル小説ってことで『郵性省』も同時上映することを命ずる! 夕陽の坂道でテレポート!(放送禁止)。キャラデザがアレなので、劇場版エヴァの出だしみたいになりそうだぞ。最低ー。ああ『日本以外全部沈没』も観なければー。 そして、青春アニメの大家として絶対外せない伊勢田監督作品の上映会が池ノ上で。なんで夏コミの真っ最中にいー!(涙)。あっそうか監督本人を出演させるためか。 80冊製本したところで、電話でデザイナーM氏たちに呼び出され、1200-1600まで打ち合わせ。この時期に呼び出しとは、あんたら鬼ですか。それともオフセ誌ともコピー誌とも違うスケジュールで本作ってるあたしが悪いですか。 日ハムの高橋信二の応援歌はかっこいい。 『世界ふしぎ発見』で「ギリシャ・クレタ文明」。クレタ島の遺跡は女神像とかは出土するけど、ヘルメス様の像(笑)はどっからも出てきてない模様。ヘルメス神殿跡も掘り出されてない。そういえば幸福の科学のオモシロ歴史って、考古学的裏付けは一切ないんだよな。シュリーマンのごとく、総裁先生の前世話を真に受けてクレタを掘り返しまくる信者とか出てこないかな。そもそもほんとにあの時代に総裁先生がいたのなら、ぜひあの線文字Aをスラスラ解読してほしいものである。 |
| 8月4日(金) |
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9時から21時まで苛酷な家内制手工業。その最中、あとがきに誤植を発見して落ち込む。よりによって太字で強調してある箇所……。占い師が自分の運命を占えないのと全く同じ原理で、自分の文章は校正しにくいものなんじゃよー! 気晴らしにマイミクさんの日記を読めば、「みんくるパスケース」をなぜか「やくみつるパスケース」と読み間違えるし(よりによって)。今日はもう寝よう。いやいやいやいやまだ朝10時だから。ニートアイランド現象。 体調悪く2度ほどダウンして昼寝をかますが、なんとかノルマは達成。キーマカレー食ってコーラガブ飲みして一気に汗かいてシャワーざばと浴びてカゼ薬飲んで2230にはとっとと寝る。 |
| 8月3日(木) |
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今日から製本開始。製本中もいろいろ無駄なこと考えるが、メモしてないので忘れた。 『と学会誌17』見本到着。自分の原稿は読み返したくない(紹介してる本も別にそれ自体はトンデモ本じゃないし)。 とりあえず目標の120冊分本体組み立てたのでシャワー浴びる。指先がお湯ぶっかけるとヒリヒリ。働き者のきれいな手になりそうである。明日も単純作業がんばろう。 先日のふじみ野市のプール事故。女の子が吸い込まれたアレは公式発表で排水口ではなく「吸水口」ということになったので、残念ながら「さらば排水口」の替え歌はお蔵入り……。 監禁王子様の次は監禁おじ様出現。不況とは言え富の偏在は存在し、そしてその偏在した富をろくなことに活用しない奴は一定の割合で出現するということか。「ブルジョワだからこういう犯罪を犯す」というわけではない。貧乏人はこの種の監禁犯罪を行いようがないからな。おねーちゃん飼育できるほどの広い物件が欲しいw |
| 8月2日(水) |
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朝日朝刊の投書欄。やっと、あの畠山鈴香の卒業文集の寄せ書きの異常さを指摘する言説が読めた。俺だってああなっていたかもしれない。こうした集団的悪意が人を壊していく過程には興味がある。 月曜むりやり天使を召喚した反動か、今日も仕事まったくやる気なく能率悪く過ごす。なんとか休暇に入る前に定期刊行物仕事は可能な限り済ませ、明日から心おきなく製本にかかれるぐらいには片付けておく。 |
| 8月1日(火) |
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今日も涼しい朝。午前中は昨日の会議の復習、という名のグチ大会。昼、コピー屋。新刊本文刷了。この湿度で両面はさすがにコピー機も難儀するらしくだいぶトナーゴミが付着する。コンビニでコロッケパンとアップルパイ買って職場に戻ってもぐもぐ。午後もやる気出ず。やっと気力がわいてきたのが定時過ぎ。1800退社。なんとも能率の悪いこと。車内で摂理の替え歌を作る。もう載せられないのに。西友で照焼ハンバーグ弁当とシーザー風サラダ。 |
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