2006年12月の開設者うらみ日記


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12月31日(日)【ここまでは2008.01.04更新】
 昨夜、残存体力のわりに飲み過ぎてちょっと体調ヤバく。3時頃目が覚めるがまだ頭が痛く。ふと「あ、しまった、今年は弟が死んだのに喪中ハガキ出してなかったぞどうしよう」と思い立ち、しばらくして弟の葬式出した記憶がないことに気がつき、よくよく考えてみると別に弟死んでなかったことを思い出すというまったくわけのわからない状態で。ゆるせ>弟。

 0500、自然覚醒。頭まだ痛く、ナロンエース服用して目覚まし鳴るまで寝っころがる。テキパキと荷作り(ほとんど昨日の午前中に用意しておいてよかった)して0600前さっさと出発。余裕があればサダム死刑ネタで何か仕込めたのかもしれんが、それどころではない。
 電車に乗ったらあとはもうグデラ〜と。でもなんとか無事有明入りしてブースにもとりつき、ダラダラと陣地構築。お手伝いのGさんも来て、と学会誌も光デパートさん処女同人誌も到着、先月談之助師匠にいただいたそんしアメも飾り、どうにか恰好だけはつく。
 開場と同時にフラフラと挨拶&買い物。【団結小屋】などを除くと、お目当てのサークルはほとんど東123館に集中。【FuniFuniFesta】や【β☆まっくす】をチェックしたのち、國津武士先生にごあいさつ。ミクシィには一応入ってらっしゃる(あまり見てない)とのことで、「先生のコミュもありますよ」と教えてさしあげたら驚いておられた。
 UTUMNOさんとこで持ってなかった本全部ゲットし、「名刺」持ってごあいさつ。「友人が『シルマリル』Onlyイベントやってまして」と言うと驚くUTUMNOさん。「もう2回開催してます」と言うとさらに驚く。昔、少女化バルログを描いたのに知人に見られて「『ぷよぷよ』のアレ?」と言われてショゲたとか、すばらしいお話も伺う。あいにく今度の日程はぷにケか何かと重なりそうな予感。でもとりあえずチラシができたらお送りさせていただきますということで。
 男性向けエリアをウロウロし『時かけ』のエロ本を探してたら、ついに『時かけ』の表紙のコピー本を見つける。しかし立ち読みしてみたら「やらないか」ネタのギャグ本でしたとさ(倒)。もちろん買いましたけど。いやしかしどこにもありませんねー『時かけ』エロ、と店の人に話しかけたら、「みんな大事な作品のエロは描けないんじゃないですか?」と、さも俺が「イエス×ユダのやおい本が見たい」とでも発言したかのような目つきで言われてしまう。シュン。ないと言えば『のだめ』本もぜんぜんないなあ。
 12時前には本陣へ帰投。座ってるうちになんとか体力回復。まあ帰りに行き倒れるようなことはなくなりそうだ。
 処女作の売れ行きが心配になったか光デパートさん来店。と学会じゃない学会が作った赤黄青の三色アメをどっさり戴き、購入者にもれなくサービスするようにと仰せつかる。そんしアメの写真をとりたがるお嬢さんとか、客はとぎれることなくちらほらやってくる。でも閉会してみると、思ったほどハケてなかった。今日はやっぱ大晦日のせいでお客さん少なかったのかな? なお光デパートさんの同人誌は完売だそうです。

 チャイナハウスで年越しとかお誘いもされたが今日はもう大事をとって、アフターコミケには珍しくまっすぐ帰ることにする。本当に行き倒れかねない。
 ゆりかもめ有明駅で夫妻と別れ、ラクな豊洲回り。豊洲で小手指直通が来たんで、もうめんどくさいからそのまま所沢まで座っていく。電車の中で時々居眠りしながら唐沢俊一『文筆業サバイバル』講議録Vol.1。これはめちゃくちゃ刺激的(じゃあ寝るなよというツッコミはご容赦ください疲れてたんです心底から)。要するに、編集者がライターのお株を奪って文章書きはじめたんだから、逆にライターも編集者のお株を奪って企画を立てたっていいじゃないか、いやむしろかくあるべし、ということか。てゆうか「新書」の企画ってそんなカンタンに作ってたものなのか(もちろん本にでっちあげるまでが大変なのだが)。思えば『大宗教学』って企画のタマゴを集めたイクラの軍艦巻みたいなもんだなと。孵化させて育てれば立派なシャケになってカムバックサーモンでいくらでもハラスや鮭トバがとれるだろうに。でも育てる手間がかけられないし集中力もないので仕方なくタマゴ状態でダダもれさせている現状。議長のような方から見たらなんともモタイナーイ本なのだろうな。帰宅。
 1900実家に戻って食糧掠奪。元気ならモヒカン皮ジャンでバイクに乗ってヒャッハーとか言いながら(一歩間違うとただの初日の出珍走です)掠奪に向かいたかったのだが当然そんな体力ありませんので普通に帰って手巻き寿司食べて、今朝勝手に殺しかけた弟の部屋で『無限の住人』第20巻読んで2100帰る。なんだか、コミケがもう昨日のことのように思えてくる。

 よいお年を。
12月30日(土)
 「信仰」という行為は二種類に大別できるのではないかという仮説。
 「救われていることを実感・確信する」というタイプの「信仰」と。
 「あるルールに基づいた『地獄に落ちたくないゲーム』に参加する」というタイプの「信仰」と。

 今日ものんびり正午回ってから有明入り。
 まずは西へ降下。『アストロ球団』本をごっそり買う。ミリタリーエリアでりちゃーどさんにごあいさつ。クリスマスに何かいいことがあったらしいぞこのぉチョンチョン! ポール・ブリッツさんにもごあいさつ。残念ながら新刊売り切れ。野球本を漁って、コサキン長屋にて新刊見せびらかす。あとは野球とかパイソンズとか特撮とか。
 東へ向かう。むろとさんのブースは北側のシャッターの真ん前で、八甲田山かヘルカラクセかといったかんじ。隣のサークルさんがキ●ンドウで買ったガムテープ使おうとしたら、あまりの寒さに粘着面のゴムが固まったのか全く粘着力がないと言ってショック受けてた。さすがは百均ブランド。
 ちょっと周囲の海外小説FCエリアをうろうろ。とあるナルニアサークルさんの店先で、タムナスさん(頭髪200%増量)がティンパニのバチ振り上げ「千秋様ー!50円玉が足りません!」と叫んでるラクガキを見かけて思わずブウと吹き出す。50円玉をたっぷり使ってエドマンド総受本(スーザンが魔女並みにこわいよう)を買わせていただいたら、まんまとそのラクガキPOPまでオマケにもらってしまう。あと、【あみすけ堂】というサークルさんでふと見かけた『長くつ下のピッピ』本がすごくイイ。4コマ誌で描いてそうな、それでもいかにも創作少年ギャグ系の絵柄で、ピピロッタ・ロングストッキングさんへの萌えさかる愛を描ききった、最近まれにみるキャラ萌え本。ロリコン、というのではない、むしろ少年の日の初恋がそのままずっと燃えているような清々しさを感じる。それでいて内容は適度に黒くて変態っぽいのだが。
 ゆりかもめで新橋へ向かい、指輪組のみなさんと1800まで飲み食い。セクハラ発言が飛び交う。おそろしいところじゃのうブルルル。
 それから幸永で恒例の金成さん上京オフ。金成さんからマイメログッズいただく。一緒についてたサービスのダイアリー(何のキャラかは開けるまでのお楽しみ)を開封してみたらクロミー!! 金成さんめっちゃイイ引き!
 本番前日なのに飲み過ぎ食べ過ぎ。
12月29日(金)
 0900起床。いろいろやって1040頃出る。有明入りは1230あたり。
 山崎円花(弟)さんにごあいさつ&新刊献呈した以外は普通に東館を歩き回り渉猟。【成人100万】というサークルさんの赤ずきん本『性神ソウタ降臨』がバカすぎ。1430頃さっさと撤退。
 高田馬場でB5サイズの段ボール箱と青の極太水性ペン買う。帰って明後日のためにポスター塗り、そして荷作り。段ボール箱は底をテープで止めなくてもいいタイプで、いらない時には折り畳めるのが便利。
12月28日(木)
 仕事納め。納会で酒控えめにして、帰って新刊200冊(+準備会見本1冊)製本完了。崇芽侖会長から届いたばかりの援助物資from沖縄に同梱されていたCDをかけたら作業がはかどるはかどる。どんな音源が入ってたかというとたとえば「麻原彰晃のオールナイトニッポン」とか。モーツァルトを聴かせながら育てた野菜みたいなニュアンスで、今度の新刊はさぞよか出来になってることかと。
 これでジルヴェスターコミケに参戦できます。
 売り物は新刊『大宗教学第28号』。バックナンバーも少々持って行きますので、お買い逃しのある方はこの機会にぜひどうぞ。
 『と学会誌18』も委託します。私も8ページほど書きましたので読んでやってください。
 そしてもうひとつ。日本を代表する大嘘つきの一人、光デパートさんの同人デビューとなるエッセイ集『セックス・ドラッグ・トウガラシ』も委託が決定しました。埼京震学舎のウスくてヌルい浅薄きわまりなき社会評論(のフリしたただの愚痴)にいいかげんウンザリしてる皆様も大満足されることでしょう。どんどん買って、光デパートさんを同人の世界にずっぽしハマらせ二度と社会復帰できないカラダにしてしまいましょう。なお、本書の収益はJAXA「はやぶさ2」プロジェクトに寄付されるとかしないとか。

 mixiの母校コミュにうっかり書き込みしたら、同窓生が続々と足あとつけてきた。10年ほど音信不通だった後輩にまで見つかってしまう。冬コミにも来るとか言ってるぞ。わあ(汗)。あまり老いさらばえた姿を見せたくはないのだが、まぁ在学中から十分老いさらばえてたからいいか。さらに同コミュにマルチポストでトピ立てしたバカにツッコミ入れてたら、さらに同窓生の割合が増える。見ると母校コミュの他に東大京大早稲田慶応のコミュにも全く同じ文面でトピ立てている。マルチトピの主は奈良在住らしいが、どこの学生なんだろうか。場所的に一番近いのは京大だけど、奈良から通学する物好きはいるのか。自宅だとしても、埼玉から都内に通うのとはだいぶわけがちがうだろ。単に有名大学の関係者にかまってもらいたいだけの無関係者と見たがいかがですか(各コミュにトピ立てた順番もすごく分かりやすい)。いやでもみごとに各コミュとも各大学のカラーが出てて面白い。冷静にトピ主をたしなめる東大、社会問題だからか比較的同情的な京大と早稲田、完全放置プレイの慶応。そしていちばん残酷にトピ主を追い詰める母校。これは非常に貴重なデータですよ。自分でこういう実験するわけにはいかないからな。その点ではトピ主さんに感謝したい気持ちでいっぱいですケラケラケラケラ。

 さあ、リズムを朝型に戻さねば。
12月27日(水)
 台風一過。先週22日のように、寝不足なはずなのにあまり眠気がないのがかえって不気味。はたして昼飯食うと眠くなり、おまけに胃もシクシクしだす。うーげー。定時退社。帰ってすぐ表紙版下作って、夜のオフィスポートへ自転車走らせいそいそとコピー。コピー機が最新型になってて快適。
 TBSラジオのシュトレーゼマンの番組に、千秋と峰パパが順番にゲスト出演。あきらかに意図的な人選。ニッポン放送ならそれこそのだめ祭りになるとこだろうが、TBSなのでなかなかドラマの話が出ないのがはがゆい。TBSはポシャっちゃったほうだしね。シュトレーゼマンの豹柄コートは竹中直人の私物だそうだ。
 22時、量産1号機ロ−ルアウト。連日定時に退社して勤勉に働いてようやくここまで辿り着いた。残り200冊の表紙は明日とりつけます。2330就寝。
12月26日(火)
 『脳内革命』の人が破産したとか。けっきょくオイシイ目を見たのはサンマーク出版だけでしたか。

 冬コミ直前に狙いすましたように警視庁がエロマンガ規制提言。なるほどなるほど米澤さんがおらんようになった今こそチャーンスってわけですねふざけんな。

>特に幼い子供を描くポルノコミックが、同人誌の即売会やインターネット上で多数販売されている現状に懸念を示した。同庁は報告を受け、業界に取り組みを求める。

 「子供にエロマンガを読ませるな」という主張と「子供をエロマンガに描くな」という主張が完全にこんがらがってごっちゃになってますな。論理学の例題に使いたくなるようなゆかいな議論ですね。
 トンデモな論理をみんなその耳ざわりのよさからホイホイ信じ込んで、そのトンデモ論理に従って実際に社会を動かそうとする、そんな事例が最近多すぎます。そりゃまあ不安な時は何かを信じたくなる心理は分かりますけど、でもねえ。20年後ぐらいに後悔しても知らないよと。やっぱり菊池誠先生みたいに、ニセ科学には「ニセ」と分かってる人間が断固ツッコミを入れていかないといけない……社会科学方面もそんなフェーズに移行しつつあるのかもしれません。トンデモを陰でゲラゲラ笑い飛ばし、「トンデモ本が出るのは言論の自由が保障されている証拠だ」と喜んでいられた時代がなつかしいです。今やその言論の自由自体がクライシス。
 そもそもこの提言の元になった「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」とやらの議事というのがこんなのらしい。偉大なる石原都知事将軍様に呼ばれて広島からやってきた竹花豊・元副都知事とかヤンキー義家とかが繰り広げてきたのがコレだが、これだとエロマンガより先に携帯電話を禁止したほうがあきらかにアレじゃないですか。そっちはオトガメなしですか。
 大晦日のあのへんのエリアは、私服も混ざってよけい大混雑の予感。

 雨、かなり強く。大川隆法の三男が学校でいじめを受け、怒った信者がビラ攻撃かましたもんで、文春も新潮も大喜びで記事にしている。内容は新潮のほうがさすがにエゲツない。仕事。昼、家賃振り込み、コンビニおにぎり3個かじる。午後、雨のせいかすごく眠い。定時退社。豪雨の中月刊「ザ・リバティ」買う。店頭でぱらぱら見る。うわ、すげえ実名攻撃。さすがに電車で読むわけにはいかず、カバンにしまったままワクワクしながら帰る。おばちゃんに席を譲ったり。シアワセなことがあると他人にもやさしくなれますな(笑)。または台風ハイのせいか。さぼてんカツサンドかじって製本の続きやって。2230にはシャワー浴びて寝ようかと思ったが、ハイついでに表紙絵まで仕上げちゃって、布団に入ったのは2500。雨と雷の音が気になってなかなか寝つけない。ハイ。
12月25日(月)
 「表現・出版の自由」は守られなければならない。
 しかし、あきらかに事実に反したヘンな妄説を、大出版社やメディアが、さも事実であるかのように宣伝するのはどうなのか。
 「反論も表現・出版すればいいじゃん」で済ませていいのか?
 そしてマチガイだと分かったら、それまでマチガイを流布していたメディアは「マチガイでしたすんません」と白状する責任があるのではないか?
 自由には責任が伴う。
 「表現・出版の自由」にも、「自己の言説に責任を持つルール」が表裏一体とならねばならないのではないか。

 0930起床。さっさとトースト食べて作業開始。

 『のだめ』最終回が始まるまで、NHKで『ターシャ・テューダーのクリスマス』観る。

  「ターシャ、わたしの後に続いて歌いなさい。雪やこんこん」
  「ユキヨーヨ、コンコーン」
  (ハリセンでしたたかに老婆をぶん殴る音)
  「あられやこんこん」
  「アヤイヤヤ、コンコーン」
  (またハリセンの音)

 ……そういう番組じゃなくて。(わかりにくいボケですいません)(「デストロイヤーのクリスマス」なんて通じる人がネットに何人いるのやら)
 クリスマスのナレーションにモルモンを起用するのはどうかと思ったがまあ一般の人にはどうでもいいのだろう。
 すごく特徴のあるターシャ家のオンドリの「クッカラカラクワクー」って鳴き声が耳につく。岩鬼のグワラガラゴワキーンみたいなかんじで。
 コーギーの絵もコーギーの本物も山ほど出てくる。私は猫派なのでどうでもいいが、犬派それもコーギーフェチでターシャの絵本も「コーギーが出てくるから」という理由で愛好している職場の後輩が観てたらいまごろ床を転げ回って萌えまくってることだろうなと想像。あした観てたか聞いてみよう。
 つくづくターシャばあさんの庭はすごい。絵本の印税全部つぎこんで東京ドーム20個分の土地買って、12年かけてあそこまで造営したというが、いったいどんだけ稼げばあんな悠々自適なガーデニング生活ができるのか。最初は人形遊びから始まって衣装作りに目覚め、次に人形用の小物、さらに人形本体にまで手を拡げ、並行して母親ゆずりの画力で絵本も描きまくり持ち込みに持ち込み続けたド根性物語、ナレーションが斉藤由貴じゃなくて田口トモロヲだったら別の番組になりそうだ。
 クリスマスの飾り付けは極めて伝統にのっとった部分(ツリーの根元にプレゼントを模した箱を置くなど)とテューダー家オリジナルの設定(ツリーのてっぺんに地名にちなんでレイブン=カラスを「守り神」として飾るなど)が混在していて楽しい。ターシャのひいひいばあさんが19世紀中頃ドイツで仕入れたガラスの丸玉はまさに家宝。プラスチックじゃないからズッシリ重くて枝がたわむたわむ。
 同じ顔した長男や孫や曾孫はゾロゾロ出るし父・母の話など生い立ちもけっこう語られて興味深かったが、ダンナの話だけはちっとも出なかったのがさらに興味深い。それはファンの間ではタブーですかもしかして。ふとググってみたらターシャの両親も9歳の時に離婚してるんですね。父親の親友に預けられ、15歳から自活してるそうですから、自立心は否応なく旺盛だったと思われます。23歳で結婚後も持ち込みを続けて例のカボチャ絵本を出版。30でニューハンプシャーの田舎に隠遁、42で何かの賞をもらって、46で離婚。まだアメリカにも古き良き家族中心主義が生きてた昭和30年代のことですから、そういうえらそうなヨメは疎まれたのかもしれませんね。その時にはあの同じ顔した長男はもう成人してるっぽいですから、シングルマザーと言ってもハリポタの人ほど苦労はしてないのかな? 本人が亡くなったら子供や元夫たちの間でさぞものすごい骨肉の争いが巻き起こるんだろうなと。それこそあの庭園もチトー死後の旧ユーゴスラビアのようなかんじでバラバラのモザイクに。ここから先は金成さんの専攻分野っぽいのでおまかせしますが。
 しかしずいぶん衰えたなターシャ・テューダー。去年病気して足腰弱ったらしいが、最後に出たサインとかもかなり字がブルブルしてて、ひょっとしてもう絵は描けないのか赤塚不二夫ほどではないにしても。

  ターシャ・テューダーが精神の平衡を失ったのはいつからだろうか。
  その精妙な指の動きを制御できなくなった頃かもしれない。

 いや別に失禁したり涎小豆を十字に斬り刻んだりしませんから。「た、種ええ」(注:植物の種です)(わかりにくいボケですいませんその2。いや「デストロイヤーのクリスマス」よりは『シグルイ』のほうがまだ間口広いだろ広いよねたのむ広いと言ってくれ)

 『のだめ』最終回。もはや何も言うまい! 何も語るまい! されどただ一言。千秋の指揮(の演技)も清良のヴァイオリン(の演技)もすごくうまくなった! もちろん川べりの「むぎゅ」も泣いたし、いろんな意味で緊迫感あふれるベト7にもエキストラと一緒にスタンディングオベーション。大川市の風景もマンガそのまんまだし、あそこまで巧妙に作られると、原作になかったシークエンスまで「あれ、そういえばこのシーンもマンガにあったかな?」という気になってくるからおそろしい。R☆Sの後任指揮者・松田をあえて名前しか出さない大胆な処置の反面、最後まで大河内を引っぱる、役者を無駄にしないリサイクル精神が素晴らしい。もちろんシュトレーゼマンも使い回す使い回す。
 数少ない残念な点は、里帰り時期を原作の正月からクリスマス前に変更したせいか、福岡全体のたたずまいに季節感がなくてあまりクリスマスっぽく見えなかったとこぐらい。いくらド田舎とは言えもっと「年末っぽさ」があるだろうと。せっかくだから「いやー今年は家族一緒のクリスマスね!」みたいなしらじらしい台詞を入れてたらもう少し印象が変わったかもしんない。川べりのセリフも「あけましておめでとうございマス」じゃなくて「メリークリスマス」にしたんだから、もう一工夫しても。あとついでに、原作ではアップライトだったのだめピアノがグランドピアノになってたのはいいけど、上にあれだけのだめの私物(と言う名のガラクタ)が満載されたままの状態でどうやって「調律」したのか。心霊手術?
 人間贅沢なもので、こうなると無理無茶と分かっていてもフランス編も観たくなる罠。あのチェレスタ客演がフイになっちゃった時の「空気読め!デスよ」&客席で唇噛むとこなんか、上野樹里がどんな演技つけるかすごく観てみたいし。

 1年ぶりぐらいに『The有頂天ホテル』のドンキホーテの歌を思い出す。

 結局今日はバックナンバー48冊完成、新刊140冊分表紙とりつけ、でタイムアップ。でも目処はついた。明日残り61冊の表紙とりつけ、&装丁の下書きぐらいは。明後日版下作って、その日のうちに印刷は無理っぽいから木曜仕事納めのあとで印刷して、かな。危ない橋を渡る渡る。異性に出会ったら恋をしてしまうぐらいの危なさだ(吊り橋効果)。
12月24日(日)
 サンタさんプレゼントはいりません。それより同人誌の製本手伝って……。
 今年は天皇誕生日が土曜日という最悪のカレンダーにひっかかってしまい、製本の時間がとれず泣いてます。おまけに昨日予定の2/3ぐらいしか作業が進まなかったので軽くヤバいどころかかなりヤバい。
 今日もこんなことしてるヒマはないのだうおおおと思いつつ昼は礼拝で聖歌隊、夜も燭火礼拝で聖歌隊とついでにへたくそなヴァイオリンも弾いてくる。クリスマスイブが日曜日だと、昼の礼拝と夜の燭火礼拝が重なって大変です。家が近いので、礼拝とクリスマス愛餐会が終わってすぐ帰って伊集院聴きながら製本の続きに打ち込み夕方また出かけるという芸当もできましたが。
 今年は特に大変だがこうじゃなくてもオタクと基督教徒を兼務していると年末は大変なのである。教会で「同人誌があるのでクリスマスには出られません」と言っても冬コミで「クリスマスが忙しくて新刊落としました」と言ってもどっちみち白い目で見られるので血を吐いてでも両立させねばならん。宗教2つカケモチ、というか、感覚的には部活のカケモチに近いものがあるな。ええもしコレで彼女だか彼氏でもいてクリスマスは一緒に過ごしてくれなきゃイヤイヤイヤ〜ンとか言われた日にゃ死んでます。ああモテなくてよかったワワーイ。……あれ、涙が。

 この時期に必ず思い出す永遠のマスターピース(違)が、伊集院光深夜の馬鹿力「嗚呼!!馬鹿の応援団」より「クリスマスに大雨を降らす応援歌」である(※雪だとホワイトクリスマスだなんだと盛り上がられてしまうので雪じゃなくて雨というのがポイント)。

 「クリスマスイブ! 大雨降れ降れ! 応援歌ー!」

 ♪クリスマスー イブの夜ー カーーップールーはー
  バーンバーンバンバンバン ヤーリーまーくーりー
  こーのーー街ーのー 夜景ーよーりー
  君のーほうがー素敵ー アーホーぬーかーせー♪

  『クリスチャンーでもねぇくせに!!
   どうにかしてくれイエス様!!』

 ♪午前二時ー 半額のー 鶏ーモーモーをー
  買ーってー帰ーってー ひーとーりー食ーうー
  死ーにーーたーいーかー 少ーしーだーけー
  雪はーダメだー雨だー どーしゃー降ーりーだー♪

  『ディズニーランドは埋立地!!
   元の遠浅に戻したれ!!』

 クリスマスどころか今年いっぱいは自転車で15分ほどの実家に帰れそうにありません。
12月23日(土)
 0900起床。バリバリ製本……の予定であったが、昼間猛烈な眠気と倦怠感におそわれダウン。日中45冊分しか組み上がらないまま聖歌隊の練習。帰ってからペースを上げ、もう40冊。軽くヤバい。
12月22日(金)
 以前書いた『もえバイブル』よりも、『腐女子による聖書物語』のほうが実現性高いかもしれねーなーとか思ったり。
 それとは全く関係ないが、ナフタリフタナリって似てるなあ。

 今朝も寒い。版下をふと見るとノンブル2箇所貼り忘れてやんの。あぶねーあぶねーやっぱ昨日は限界だったらしい。今日も4時間しか寝てなくて限界スレスレですけど。でもまだ気が張っているのか思ったほど眠気はなく、電車で座れたのに居眠りもせず新聞読みふける。16日も書いたけど、ガスプロムの利権横取りはやっぱり腹立つ。あの「自然破壊」という難癖は実はWWFの抗議運動から学習・悪用したものなのではないか。
 例によって昼休み最後の印刷にかかる予定だったが大至急の仕事が入り昼飯食う間も惜しんで16時頃までそっちに集中。なんとか入稿までに間に合う。ほとんど気力を使い果たしたが、定時退社、コピー屋まで這って行きがしゃこーがしゃこーとコピー。心配していた雨もなく無事本文刷了。
 帰りは「まんがくらぶオリジナル」を読みながら。また最終回ラッシュ。神奈川のりこ先生の新連載はまたソツなく面白そう。いで“「何が萌えじゃ!死ね!」”えいじ先生が少し絵柄を変えてゲスト登板。『ポケットたまちゃん』とあまりに違うので最初いでだと気付かなかったが、あの大仰な「ドン引き」表現でやっとピンと来る。
 パン食べて、『唐沢俊一のポケット』聴きながらコピー紙の山を仮組みしていく。はかどる。ゲスト2回目の半田健人氏、だからこれはもう単なる70年代「オタク」ではなくむしろ70年代「学者」と呼んだほうが適切な気がする。「今は失われた芸術様式を後世の人間が研究・再評価する」という点ではむしろオタクより「学者」だろう。ルネッサンスですよ学芸復興ですよユマニストですよ。そう考えれば、「ファッションや生活まで70年代にしてるわけではない」というあたりも納得。塩野七生だって別にトーガ着て暮らしてるわけじゃないし吉村作治だって腰巻き一丁でアンチモンのアイシャドウ塗って歩いてなんかいないし。いや本当に、知識だけでなくあのどこのコンセルヴァトワールでアナリーゼを習ったんだというぐらいの解析力には舌を巻く。あと10年か20年ぐらいしたら本格的な論文をものしてくれるのではないかと。どっか学位審査してあげてください。そして「自分で作詞作曲編曲した70年代的楽曲」もベタベタでイイなあ。ギリシャ古典学者が自分でギリシャ悲劇の台本書いてみるみたいなかんじで。

 さすがにこの一週間はコタえた。明日からの大製本まつりに備え、久々に8時間寝られる時間帯に就寝。
12月21日(木)
 編集者になって「ゲラ」というものを常時目にするようになって自分の中で何が一番変わったかと言えば、ますます「印刷されたもの」を信用しなくなったように思う。いいことである。リテラシーの基本。
 午前、新刊表紙用紙到着。昼、モスバーガーのオニポテセットテイクアウト。午後、外で会議ののち忘年会。生2杯だけで乗り切り、しかし久々にまともなごはん食べて胃がビックリしたのかおなかこわし(ノロウイルスじゃあるまいな)フラフラ帰宅、深夜26時半までかけてあとがき完成、息も絶え絶えになりながら最後の版下を作って寝る。こんなに夜更かしして明日は仕事になるのか。(たぶん無理)
12月20日(水)
 2ちゃんねる語訳聖書……とまた出せもしない企画を考えてみる。

 昼、コピー屋さんへ行ったものの、ぎゃー調子のいい機械が使用中ー! 代替機は両面コピーするとすぐズレるので、昼の印刷は中止。夜だ夜ー! ああもうー! と、このくらいの不都合ですぐ機嫌をそこねるバカ。オフセ誌なんか刷った日にゃ、もし印刷のノリや製本に不具合出たら印刷所に火ィつけかねません。こういう人は、印刷製本もぜんぶ自己責任なコピー誌の域から出ないほうがいいと思います。落ちつくため&栄養補給のため志乃原で味噌煮込みうどん。
 夕方、再度コピー屋さんへ。待った甲斐あり目当ての機械は無事開いてて、がしゃこーがしゃこーと快適に。刷り上がるのを待ちながら「あとがき」原稿をいじくる恥知らず。まあいいじゃないか他にお客さんいなかったし。そもそもあんな原稿を人前でコピーすること自体が羞恥プレイの極み。12ページ分無事刷了。本当にイラついてたら昼強行して不本意な刷り上がりのまま本にしてさらにイライラしてたかもしれない。少しは成長したか。今日も健康のため馬場まで歩いて帰る。
 馬場に着くとキオスクに「青島幸男死去」。もう国会に立法能力はなくなったのだ。さらに「岸田今日子死去」。まさか最後のアニメ仕事って『プリンセスチュチュ』? 電車の中でさらにあとがきいじくる。しかしどうにも頭がとっちらかって(軽い躁か?)話がまとまらない。とりあえず帰宅してパン食べて、シュミ特のカットから描き上げて。画面上であとがきいじり。どうもピンと来ない。後半部分ざっくり変更してある程度まとめて風呂入る。風呂の中で、うまい手を思いつく。これで全体のまとまりが出るかもしれない。血行がよくなると霊感も冴えるのじゃろかアルキメデス先生ー。
 とりあえず下書き。1日寝かせて明日の夜完成させよう。明日の忘年会は酒控えめにしておかないと。
 伊集院光深夜の馬鹿力、「エンタの何様」で死ぬほど笑う。『時かけ』サントラ聴いて泣く。
12月19日(火)
 寒い。なぜかもう木曜日あたりのような感覚。土日と在宅労働三昧、きのう24ページ分も一気に印刷しちゃったおかげで曜日感覚がコワレたらしい。進捗が予定以上に進むのはいいことなんですけど。
 新聞。三菱東京UFJほか銀行各行が政治献金を再開だと。ふざけんな俺の利子を返せこの野郎! てめえら預金者の預金くすねて自民党へのワイロにするたあいい度胸だなオイ。それとも預金金利をほぼゼロに調節しておけば、庶民が投資信託とか外貨預金とかてめえらの用意してるヘンなハイリスク商品に手を出してくれるとでも期待しているんじゃあるまいな。Thief!! We hates it forever------!!
 今日は印刷がないので昼飯たっぷり食べておこうと久々に焼肉食べてみるが、最近豪華な食事に慣れてなかったのでおなかにもたれる。帰りは健康のため歩く。
 帰宅。本文手書き原稿ぜんぶ作ってレイアウトも決定。残るはあとがき2ページと、シュミ特『永●の法』のタイトルカット。
 おっと、表紙も描かないといかん。表紙を最後に(しかも製本終わってから)描く同人誌なんてコミケ広しといえどウチぐらいのもんだろうな。アイデアは考えてあるけどたぶん分かる人は「やわらか尊師」より少ないんじゃないかと思う。分かった人に怒られる可能性も「やわらか尊師」より高いからかなりハイリスクなネタだ。理解されないか殴られるかの二者択一ですよ。なぜそうイバラの道ばかり選ぶか自分。
 明日もコピー機快調だといいにゃー。
12月18日(月)
 晴れ。印刷日和。昼8ページ分、夕方16ページ分印刷。コピー機調子よろし。帰りの車内で合唱の先生とばったり。ちょっと話す。ちょっと安心。帰宅して少し描き「まえがき」プリントし今日の『のだめ』
 先週さんざん言ってしまったオクレール先生だが、改めて見ると目の表情がなかなかイイ。
 オトコスキーは原作通り。「いいから早く脱げよ!ハァハァ」もしっかり再現(千秋のワイシャツと腹は吹き替え?)するだけでなく演奏フォームも清良よりサマになってるなかなかのめっけもんぶり。終盤だけのキャラなのはもったいない。そのあとの「だから心おきなくウィーンに」「うわーん」はやっぱ泣ける。峰いい男だよう。バカだけど。
 なにマラドーナ本選は「於:MUSEマーキーホール」ですかまた思いきりポスターに実名出てますけど。
 さりげなく彩子と千秋の訣別っぽいシーンを入れてみるアレンジ。
 ぜんぜん所沢っぽくない道を走るバス。着信音キター! そして本当にミューズへ。西武バスと市のミニバスしか走ってないのにどうやってあの赤い小田急バスで着いたのかよくわからんがそこは黙っておけ。あれ、マーキーホールの中ってあんな広かったっけ?(あれじゃアークホールだあー)。ほんとは1000人も入らない、座席ももっと急角度の見下ろし型ホールなんですけど。今日の料理キター! 編曲者グッジョーブ!
 かつて未確認生命体第4号が手すりもぎ取ってズ・バヅー・バをボコったり五代雄介と一条刑事もイチャイチャしたりしたマーキー前の階段であのシークエンス。たしかにアークホール前よりあっちの階段のほうが絵になるよね。トラウマを効果的に挿入して泣ける。あそこで語られているテーマについてコメントしだすとキリがなくなるので全部無視。千秋が「そうか……」と言いつつ駅じゃなくて航空公園の奥へと歩いていってしまうのは地元民限定のズッコケどころだがいいから気にするな。
 そして次回は最終回。水川か瑛太の事務所が強いのか、はたまた脚本家が個人的趣味で峰×清良のイチャイチャとか別れとかもっとじっくり描いてみたいだけなのか。サントリーホールは別に生中継で何かやるとかそんな凝ったことをやるわけではなく、もう収録してるんですね。そりゃそうか。当日は読響の第九が。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/list0612.html#P25M1
 2330には寝ておく。
12月17日(日)
 0815起床。『音楽の泉』シューベルト。今日も描いて書いて。1300-1530まで聖歌隊練習に出た以外はとじこもる。今日は少しあったかく、夜までエアコンつけずにすむ。夜、横目でちらちらTV埼玉のレッズ優勝パレードを観ながら、あーしまった浦和レッズの応援歌でクラブきっずの歌を作ればよかったなーとちょっと後悔してみたり。

♪クラブきっずー クラブきーっずー
 ららららーらー ららららーらー♪

 もう新刊には間に合わないし、間に合ってもサポーターに殺されるので載せませんけど。上田知事が「レッズ優勝のおかげでさいたまスタジアムの赤字が減りましたー!」と数字まで出して挨拶してバカウケ。そしてダンケシェーン、ブッフバルト。
 24ページ分版下完成。ありはまえがきあとがき他の付物と、シュミ特のカットなど。
12月16日(土)
 「アムールヒョウを絶滅から救おう」
http://www.wwf.or.jp/pshop/index.php

>石油パイプラインの脅威

>まさに絶滅の淵に立つアムールヒョウ。その貴重な生息地の
>すぐそばで、内陸で採掘した石油を港まで運ぶパイプライン
>を建設する計画が浮上しています。その一つのルートが、ア
>ムールヒョウの森を含む自然保護区のすぐ脇を通っているの
>です。パイプライン計画が、アムールヒョウなど野生生物に
>大きな悪影響を与えることは言うまでもありません。WWF
>は、ロシア政府に対して、パイプライン建設ルートを変更す
>るよう求めています。

 ロシア政府って、サハリン2のパイプラインには「自然破壊だ」とか難癖つけて日本から利権を分捕ったくせに。

 しかしイランのアザデガンと言いサハリン1&2と言い、日本の新規エネルギー開拓事業はどうも政治の横槍が入ってうまくいかないデスね。エネルギー業界は芸能界どころじゃないヤ●ザな世界らしい。メキシコでも何かやり始めたと聞いた記憶があるけどあっちはどうなっているのか。まあ経済ネタは光デパートさんなど専門家がウジャウジャいるのであたしごときが半可通的コメントを書き散らすのは差し控えますが。

 0830起床。一日完全ひきこもり。現在44ページ中30ページ分原稿完成。あしたもがんばろう。てゆうかあした目処がつかないと非常にまずいことになる気がする。
 あ、そういえば今日は一歩も外に出てない。納豆とレトルトのカレーがあればけっこう引きこもれるもんだな。
12月15日(金)
 松坂の契約が土壇場までもつれたのは、教育基本法改正審議から国民の目をそらすため……という陰謀論w
 それはそれとして最近、松坂は東尾の翁が竹やぶで拾ったかぐや姫だったのではないかと考えるようになった。で、翁の家を富み栄えさせ、莫大な入札金も残して、本来帰るところへ帰ったと。月の世界へ帰ってしまったのは残念だが、FAでナベツネ帝に輿入れされることを考えればずっとマシ。ハンカチの人も松坂みたいにどっかが強行指名してたらなあ。いや、今はプロ志望届制度があるから無理ですが。
 ところでハンカチの人といえば、ボブさんがmixiの大喜利コミュに書いた衝撃的なネタのせいで、斎藤佑樹投手というとマウンドで脱糞している姿が思い浮かぶようになってしまったんですけど。人間はけっこう簡単に偽の記憶を植え付けられるものらしい。

 きのうにひきつづきお手伝いで索引作成。新刊の表紙用紙発注(レザック66スカイ130kg)。昼食志乃原味噌煮込み。帰ってひとまず替え歌プリント。
12月14日(木)
 普通に家族失った人は宗教にすがって慰めを得ることもできるけど、宗教の被害者は宗教にすがれないからツラいだろうなあと。

 いじめで自殺するとやたら同情され、「いじめっ子殺せー」の大合唱が巻き起こるけど、同じいじめ自殺でも、身内が犯罪したせいでとばっちりでいじめられ自殺した場合は、そのかぎりじゃないんだよな。
 自分のせいじゃないのは変わらないのに。

 お手伝いで索引作成。先月本を贈ったI先生から丁寧な礼状が届く。昼、紅梅でカキフライ定食。冬の喜びカキフライ。夜は忘年会。
12月13日(水)
 我が国はシャケやアホウドリを繁殖させるために川をきれいにしたり産卵しやすい環境を整えたりしてくれてるのに、なぜヒトの繁殖環境だけは悪化するばかりなのか。いっそヒトの子育ても厚生労働省じゃなくて環境省か農林水産省の管轄にしたほうが出生率も上がるのではないか、と思う今日このごろ。

 昼前、超巨大企画の上巻入荷。さっそく1冊ドイッチュラントの原著者宛てにエアメール。そのついでにモスバーガーテイクアウト。つかれた。さっさと帰る。カタログチェックひとまず完了。
12月12日(火)
 主にお手伝い仕事をダラダラと。昼ちょっと雨ふり。コンビニで鳥三色丼。気圧のせいか眠く、1730前にとっとと帰っておく。昼の雨は帰る頃にはサッパリ明け。帰りの車内でスイッチ入り、「意識の流れ」がダダダダダダーと繋がっていく。帰って西友の無難においしいシャケ弁当食べてから新刊ネタの並べ替え。置き位置に悩んでいたママ4をアヴァンタイトルに、ガーネットをラストに持ってきてしまう。ただしスペースが増えた。がんばってネタ描き足さないと。
12月11日(月)
 午前中半休にしていたのでのんきに8時過ぎ起床。洗濯とブランチ。1130のんびり出勤。スカスカの電車の中でのんびりカタログ広げサークルチェック。さすがに昨日飛び回り歌いまくった疲れは残っててカラダは動かないが、雑誌の発送ひととおり済ます。メールなどもこなし、1900前には退社。
 高田馬場わきのパチンコ屋のそばに「サムが来る!」て謎のポスター。パチンコ屋の前を通りかかると外から店内にケータイ向けて写メ撮ってる人とかいて、ひょいと覗き込んだら、ほんとにサム(もちろんLotRじゃなくて海物語のほう)が。ほんとに海パン一丁で。Tokyo Dome Cityで僕と握手!みたいなかんじでなんとも。

 帰ってパン食べてリポGひっかけて、バックナンバー製本ダラダラやりながら『のだめ』
 別に魔界の王を決める戦いを繰り広げてるわけでもないのに新キャラ出しまくり使い捨て度も激しい「どこの水滸伝だよ」という様相を呈する原作と、とにかく必要最小限絞りに絞った持ち駒をヘタから葉っぱまで無駄なく運用しているドラマ。その差がよく現れた回だと思った。
 マンガならどんな新キャラでも描けばすむが、ドラマだと生きた人間をキャスティングしなきゃ始まらない。新キャラが一人増えればそれだけ芸を仕込む手間も増える。今回の(演技指導が必要な)新キャラはハリセン妻で十分と。
 それに、原作は長期連載してるからサブキャラひとりひとり掘り下げる余裕もある(&そうしないと話がもたない面もある)が、全11時間弱のドラマではいちいちカイ・ドゥーン先生をR☆Sに乱入させたり千秋の北海道旅行に同行させるためだけに三善のアゴ割れかけを登場させている余裕はないのであった。
 で、飛行試験型千秋(サイコミュ非搭載)のお守りは峰に任せ、カイ・ドゥーンのかわりに千秋を海外逃亡へたきつける犯人は竹中直人という、既存ユニットを無駄なくリサイクルした大胆だが地球にやさしい巧妙なアレンジとあいなったわけであるな。大胆に削られた通訳ガッパの出番には哀悼の意を表するものであるが。
 大胆といえば、「ケツの穴の小さか男ね!」をここに持ってくるか。ハナからパリ編やる気ありませんね。いいぞいいぞ。実際問題としてパリ編は実写化不可能だし。やろうと思ったらそれこそ稲川素子事務所がいくつあれば足りるのかという話になり。リュカきゅん(成長前)が観られないのは残念だが、普通にアニメに期待します。派手女もだけど、あんなナッティ・プロフェッサー並みにキャラの体型が変わるとよけい実写化は大変だあー。
 前回の清良の「あははははは世界って広い」もそうだったけど、原作の名セリフ名場面を(ストーリー的にはそこで出るセリフではないのだが)とにかく再現しよう見せましょう、という意気はよしである。それだけに真澄ちゃん卒演がなかったのが残念なのだが……としつこい真澄スキー。だって「恋する乙女ががんばって相手に認めてもらえるシチュ」って観てて泣けませんか!?(力説)
 やっぱり前回ラストでアラームの音を鳴らさなかった演出はすばらしいと改めて思った。
 あ、もうマラドーナ始まった。
 悠人くんの頭蓋はやりすぎだろうw サターン星人?
 オクレール先生は……。もっとかわいいベビーフェイスのおじーちゃん外人は調達できなかったのだろうか。来週あの強面が「ベーベちゃん」とかあの名セリフとかを言うのかと思うと大丈夫だろうかという気になってくる。
 のだめのトラウマもリカちゃん外伝など全部省いて無駄なく説明。
 二次予選途中で終わっちゃったけど、来週は選考のシーンからかな。んで「たんたかたかたかたったったーん♪」。清良を蹴落とすオトコスキーも次回登場するみたい。ここで岡●准一キャスティングしたらネ申認定。
 それより、そうか最終回はジャスト12月25日なんだ。「サントリーホール」と実在の固有名詞が。何をたくらむフジテレビ。いやー『鉄板少女アカネ!』みたいに打ち切られてたらすごくみっともないことになってましたよ危ない危ない。まあ何やるにしてもあたしゃ当日は製本があるので見物もできませんケド。製本の前に原稿完成させないとはじまりません。ってワワー、こんなドラマの感想書いてる場合ではないのじゃったよそういえばー。
 とりあえず昨日の疲れがまだ残ってるので2300布団の中に退却ー!(そしてブログ荒らされ書き込み規制開始)。いやあまさか『やわらか戦車』がカラオケ近日配信とは。
12月10日(日)
 0800起床。今日は晴れてる。『音楽の泉』シベリウス2番。原稿いじり。1300ヴァイオリンかついで1530頃まで教会で聖歌隊練習。急いで帰って荷物だけ置いて池袋へ。1620頃池袋西教会。知人の牧師按手式はもう最後の頌栄。挨拶して茶だけ飲んで、今度は秋葉原へ急行。
 と学会例会の二次会。一次会も出たかったのだがしくしく。会場前でちょうど議長桐生先生近衛さんのタクシーが着いて一緒に。開田夫妻に江戸小紋本、ひえだ先生にバビル本呈。ひえだ先生からマイメログッズどっさりクリスマスプレゼント。池田さんの鉄カブトかぶったりいろいろバカ話に興じたりといつもの二次会。
 そこからmikipooさん主催のオタクカラオケ。1コーラスしばりというのもこれはこれでダレないしノドも適度に休めるしイイかもしれない。高橋のび太さんの知識に驚いたり原田先生のリミッター解除ぶりにぶっとんだりで、こっちも遠慮なく「少年よ」とかメラゾーマ級の魔法を連発する。初めてバトルホークやスターウルフも演ってみたがこれもいいかんじ。さすがに2時間で全員疲れ果てお開き。いやあ濃い濃い。
12月9日(土)
 0900起床。天気は悪く肌寒く。トンデモ映画会にも行かずにしこしこ原稿。オフセの人はとっくにヤマ越えてるとこだろうがコピー族はそうはいかん。
 真面目に描いてたおかげでなんとなく目処がついてくる。新刊は40ページ。替え歌は大小15曲収録予定。半分はmixiでも未発表の新曲、うち1曲、ちょっと自分の中で「禁じ手」にしていた作風で作ってみる。載せる場所に悩みそうだ。
 フジの硫黄島ドラマ、なかなか出来よろし。市丸閣下ってさいしょ「10(いちまる)」だと思ってた。
12月8日(金)
 朝方替え歌の天使襲来。この期に及んで新曲のタネをちょっと仕込む。昼休み、元歌の歌詞をググってプリント、帰りの車内で細部の作詞。何しに職場行ってんだこのナマケモノ。

 ガメロン会長をだまして開設させたmixiの「団結小屋」コミュにビッグネームが続々参入。「王猛烈先生ご本人のmixi入会&コミュ参加」という最終目標にまたハズミがつきましたよ。冬コミで再度勧誘をかけようっと。
12月7日(木)
 朝日朝刊文化面、『のだめ』効果でクラシック業界大特需とか。『マリみて』が流行ってもキリスト教業界にはなんのオコボレもなかたのと対照的であるな。

 後輩が朝、インド公使館からクリスマスパーティに出かけるっぽいインド人を見たとかで、ヒンズー教徒もクリスマス祝うのかと首をひねっていた。まあ神国日本のウカレぶりなんかも外国から見たらもっと不思議に見えるのだろう。元々イギリス領で12月25日は休日になるインドのほうが、まだクリスマスを祝う権利はあるような気がする。それにインスパイアされたわけではないが昼食はグレートインディア。ものすごく眠くて眠くて眠いので定時帰り。
12月6日(水)
 「へー、上野樹里って『出口のない海』にも出てたんだ」
 「それがどうした」
 「やっぱ回天母艦の役かね、あの巨大な目が回天になっててボーンと発射」
 「いや人間だ人間」
 「じゃあ『この非国民がー!』『ぎゃぼー!』みたいなかんじで」
 「絶対そんなキャラじゃねーよ」
 「炎天下弁当運んだら搭乗員が全員食中毒で出撃できなくなって、女学生たちが責任とって回天の操縦覚えて」
 「ちょっとひめゆり系の軍国悲話っぽいけどそれも明らかに違うから」
 「雷撃戦に詳しい先生を無理矢理教官に据えるも、実は公園のボートも漕げないただの軍事オタクで、こっそりヤマハ特攻教室に通って」
 「ヤマハそんな教室開講してないし」
 「ラストは全員吹き替えなしのガチで米艦に突入」
 「えーかげんにしなさい」

 勤務時間中にくそまじめな本を作りながら同僚とこういうバカ話ができる環境は、今の世の中けっこう得難いものなのかもしれない。たとえお給金はすくなくとも。
 もちろんバカ話ばかりで給料もらうのも気がひけるので、ダーラダーラと超巨大本の下巻のアレをナニする。昼は紅梅で鳥のチーズはさみフライ定食。オマケにモツ煮まで出てもうおなかぱんぱん。夜になっても腹が減らないので、適当にコンビニでパン買ってすます。
 替え歌14頁分、おおむね入稿できる状態に。手描き原稿はあいかわらずすすみやしねえ。
12月5日(火)
 クリスマス前にもかかわらず「いじめえれぇ損〜、首吊ってえれぇ損〜」とひどいミサ曲を歌ってみる今日このごろ。
12月4日(月)
 仕事。窓の外のイチョウがやっと黄色くなってきた。この時期こんなに落葉樹がフサフサしてたらクリスマスツリーの立場がないではないか。昼食、ファミマで資本主義に踊らされてみる。『のだめ』あやかり商品・千秋のクラブハウスサンド。たしかに豪華ではあるが340円は高いなあ。講談社のロイヤリティがこのうち何円。1830までメールなどいろいろ。帰路、替え歌推敲(いやまだ推敲とかそんなレベルですらない)。
 サバ塩焼きとカキフライと煮物でごはん食べて、今日の『のだめ』観る。
 おお、コンクール会場がミューズだ。いつの間にあんなとこで撮影を。
 清良の寝違えを師匠枕のせいじゃなくて自業自得としたところや、原作と打って変わった師匠の冷淡さが、原作以上に清良のコンチクショー感をクローズアップ。同じコンクールコケ組のくろきんもあえて「君を想って吹いた音はそのままに」要素を排除し、「コケても揺らぐことのなかったみんなの信頼に応える!」に焦点を絞って、清良のリベンジとの相乗効果を出している。こういう「省略」は見事。
 「省略」といえば、三善家エピソードを丸々省略した状態でのだめがどうやって千秋ママンを同定するのかと思ったが、その解決法もよく考えてあるし、おまけに千秋ママンがのだめの存在を知っていることにする追加効果もうまい。もはや出番なしと思われた彩子にまだこんな使い道が!(←こらこら)
 のだめが一旦シュトレーゼマン時計をしまいこむ際の「素人はマネしちゃいけないんだもん…」も、原作では単に本に書いてあった警告を見て驚いてしまっただけだが、ドラマでは千秋に海外流出してほしくないというジレンマを覆い隠す言い訳のように口にされていて、よりキャラに奥行きを出す台詞として巧妙に使用されている。
 前半で効果的に時間を節約し、十分に尺をとって魅せる聴かせるオーボエ協奏曲とブラームスの素晴らしさ。そしてさらにこっちもたっぷり時間を使った催眠術シーンの美しい演出。俺にこの名シーンを称えるほどのポエムの才能がないのがくやまれるー。
 あと今日のブラ1演奏シーン観て、ドラマで真澄ちゃんの卒演をやらなかったのは尺の節約よりも中の人の問題だったのかもなという気が。いやあの中の人は見た目重視だからあれはあれで全然オッケーなんですけど。それと峰の「だったら最初からオケ作ろうなんて言うなー!>清良」はナイスツッコミと言えよう。原作ではそこまで先の展開考えてなかったと思う。
 さて、今日唯一の不満というか無念というかぶっ殺すぞバーローというかアレですが。峰真澄ホビットが見送る中清良がくろきんがそれぞれの思いを胸にボレロに乗って出陣、さあ聴くぞーとワクワク最高潮に達したところで、あのCM挿入はないだろゴルァー!(怒)。おかげでCM終わってオーボエ協奏曲に入った時にはだいぶテンションが落ちてしまった。ああもったいないもったいない。あの流れはぜひともCMカットで観直したいー! ……はっ、これはDVDを買わせよう(絶対出るよな)という陰謀かそうかそうなのだな。奴は知能犯。
 来週はハリセン合宿中心かな。のだめトラウマ流血事件も出るっぽい。その次の回でマラドーナコンクールとR☆S新たなる旅立ち。んで最終回はのだめ帰郷>千秋追跡>ケータイつながって路上でむぎゅ、がクライマックスと。
 あと3回かあー。やだなあ。
12月3日(日)
 0900すぎ起床。メールチェック。学会誌初校が出る。ちゃっちゃか見る。『マイメロ』観て教会行って。いよいよ空気が「さむい」から「つめたい」にシフトしてきた。帰りにお歳暮1件注文。帰宅して自分の原稿。あまりすすまず。
 十数年ぶりに『モンティ・パイソン 人生狂騒曲』観る。『正伝』読んだ後だと、いろんなものを意識して観られる。なるほど冒頭の「クリムゾン」も本来はアソコに挿入されるはずだったんだとか。エ〜ブリスパ〜ミ〜ズセ〜イクリ〜ッ♪折り返し点の「お魚ちゃんどこ〜?」のことは自分でも驚くぐらい完全に記憶から吹っ飛んでいた。最初観た時はあまりのおぞましさと恐怖に脳が受け付けなかったらしい。
 夜、学会誌の修正箇所をメール。

 例の【クラブきっず】の件。
 ロリコンが小学校教師になるってのは、いわばシロアリかフンコロガシの幼虫みたいにエサの中で生活してるようなもんで、本人にとっちゃパラダイスなんだろうな……と思われがちである。だが実際のところ、エサ(生徒)に手を出すと即刻その楽園から堕とされるわけで、日夜ジレンマにさいなまれる苛酷な寸止め地獄とも言える。エデンの園はエデンの園でも生えてる木が全部「禁断の木」という状態だ。だから日頃の鬱憤がたまりにたまって、こんな普通のロリコンですら作らないような鬼畜サイトを作ってしまったんだろう。秘剣・流れ星や無明逆流れ同様、極限まで矯められた力が放出されるととんでもないことが起こるわけでして。

 実は、「好き」なものに囲まれる仕事は案外つまらないもんである。本好きが書店に勤めても、商品はあくまでも商品であり私物化できるわけではないし勤務中に立ち読みできるわけでもない。それと同様に、少女好きが小学校の先生になっても、生徒はあくまでも生徒であり私物化できるわけではないし勤務中に味見できるわけでもない。しかも万引きした時の「シャレにならなさ」は書店の比ではないときたもんだ。
 『プチクリ』のテーゼに逆らうようで申し訳ないが、「好き」を仕事にするのって、実はそういう点から見るとけっこうむずかしいところがある。

 「好き」を仕事にする時は、その「好き」は名詞的「好き」より動詞的「好き」にしぼるべきだと思う。
 名詞的用法というのはつまり上記のような「本が好き」など、「好きなモノ」としての「好き」である。
 動詞的用法というのは「本を読むことが好き」「本を売ることが好き」「本を作ることが好き」など、「好きなこと」としての「好き」である。
 本好きが自分の好むおいしいエサに囲まれたシロアリ的ベルーフにありつき趣味と実益を両立しようと思ったら、単に「本に囲まれた仕事」ではなく、「本で何をしたいのか」、「本にどう関われば自分は快感を感じるのか」によって進路を選択するべきだ。
 ライターになって書評を書いたり、書店員になってPOPを描いたり店の書棚を支配したり、司書になってソムリエのごとく利用者に最適な資料を提供したり、編集者になって本を企画・編集したり、自分で本を書いたり、一口に「本好きを仕事にする」と言っても「好き」の方向性によって選択肢は山ほどある。

 だから30代小学校教師も、せめて進路を選ぶ際に短絡的に欲望を追求せず、そんなかんじで(以下略)
 問題は、「少女にハァハァするのが好き」を活かせる合法的な職種がきわめて少ないことであるがな。せめて芸術方面でその「好き」を昇華させるぐらいの感性があればよかったのかもしれんが。

 とりあえずこのバカ先生のせいで、ウチのようなプチ鬼畜サイトまでとばっちりで突然サイト閉鎖とか書類送検とか侮辱罪で告訴とかされないといいんだが。いや、公権力が動かないまでも、先日の「飲酒運転狩り」みたいに、昨日までゲラゲラ言って替え歌閲覧してた連中が「鬼畜サイト狩り」に走り、警察やプロバイダに通報したりネタ元の人に「善意」の匿名メール出したりmixiにも入り込んで荒らしかけたりするんじゃないかと、わりと心配するものである。ここのROMさんの中にも心中「こんな人として最低なサイトなんかつぶされてしまえ」と思ってる方がいらっしゃるかもしれませんが……(汗)。でも、さすがの俺も、交通事故死した子供の写真を無断掲載してエロキャプションつけるような真似はできませんし、たぶんそんなことやっても別に楽しくないだろうから、とりあえずあそこまではやりませんので勘弁してくださいな。

 だが、こういう人非人が袋叩きにされる騒動が起こるたびに正直、心のどこかである種の疑問を持っている自分がいるのである。

  全ての死はどこかの誰かにとっては悲しみであり、
  同時にどこかの誰かにとっては愉快であり、
  残りの人々にとってはどうでもいい。

 ニュースでしか観たことのない誰かの死を悼みつつ、チヅオちゃんの死刑確定に拍手喝采する、そんな自分のダブルスタンダードにどう折り合いをつければいいのか日々悩んでいる。そして悩み続けた結果が上記のような「だからどうした」なテーゼである。
 どんな凶悪犯罪者が死んでもその家族は悲しむし。逆に、報道を見るかぎりでは一見イノセントな被害者も実は誰かに死ぬほどうらまれていたのかもしれない。
 俺が死んでも悲しむ人と喜ぶ人は必ず出てくるし、人類の大多数にとっては俺の生死などどうでもいいことである。別に全人類に俺の死を悼んで記帳所に殺到してもらおうとか歌舞音曲を自粛してもらおうなんて図々しいことは思っちゃいないし、もし他者がそれを強制するとしたらそれは欺瞞でしかない。
 人の死をどう考えるか。俺はそういうことだと思っている。

 もちろん、身近な人の死は己の感情に従って思いっきり悲しむし、身近な人に連なる人の死はその身近な人の悲しみを共有する。
 それでいいではないか。

 みんな、知らない人の死にまで感情移入しすぎなのかもしれない。
 それと同時に、知らない人に簡単に「死ね死ね」言いすぎ
 俺以外の人たちは、どうやってそのダブルスタンダードを自分の中で処理しているんだろうか。どうやって人の死を「死んでかわいそう/死んでザマアミロ」ときれいに線引きしているんだろうか。それとも、俺の感性が壊れているからジャッジにいちいち悩んでしまうだけで、普通の人はヒヨコ鑑定業者さんがオスメス判定するようにポイポイ「かわいそ箱」「ザマミロ箱」に分類しているんでしょうか。
 どうなんでしょうか。

 考えつめていくとやっぱり、「縁」に起因する「情」を基準にするのが妥当なんでしょうね。
 縁のある人をエコヒイキする。
 でも全人類がそれを実行すれば、結局は全人類をカバーできるし。
 うん、なんか整理できてきました。
 そうだよな、自分一人で全人類を公平に扱おうなんて尊大なこと考えるから自分のキャパシティ超えて脳味噌バーンとなって結局オウム信者みたいなニヒリズムに陥るわけで。
12月2日(土)
 0900すぎ起床。『ふたご姫』、本当に「ビビンさんの涙」な展開になりそうなフラグが。冬コミ新刊原稿着手。昼、コピーのついでにコンビニ弁当買ってもぐもぐ。なおも原稿。少し飽きて、息抜きに「シュミ特『永遠の法』」加筆。
12月1日(金)
 なーんか12月にしては12月らしくねえなあと思ったら、職場の窓から見える大イチョウの葉がまだ青々としてる。どうなってんだ今年の秋冬は。

 今頃で恐縮だがようやっと『モンティ・パイソン正伝』読了。ちゃんと6人の口調を訳し分ける(特にジョンのいちいちえらそうな物言いがイイ)奥山先生の力量にはほれぼれする。俺も仕事頼みたいよう。

 「いじめはいじめられる側にも問題がある」って、
 「レイプはレイプされる側にも問題がある」と言うのに似てる。
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