2007年5月の開設者うらみ日記


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5月31日(木)【ここまでは2008.10.13更新】
 イワオ38歳のお誕生日であるが私の人生にはなんの関係もないのでそれはそれとしてしごと。昼、つるやで冷きしめん定食つるつる。普通に帰って、西友のハンバーグ弁当。

 22日の日記に書いたココセコムのCMに本当にクレームがついたそうな。わはははやっぱり。あ、でもニュースを見ると、単に「電気工事の人をハゲタカ扱いした」ってだけですか。もっと普遍的かつ深刻な問題は不問ですか。

 ドラえもんの最終回で思い出したが、著作権法違反を親告罪、つまり被害者の訴えがあって初めて事件として取り扱うのでなく、被害届が出てなくても警察がしょっぴけるようにしようという動きが出ているらしい。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_b72f.html
 被害者が自分で証拠揃えて立件しにくい海外海賊版を取り締まるため、という口実だが、実現したらどんな地獄が開始されるか、いちいち例示するまでもあるまい。すくなくとも、従来は企業ブースの存在や新人の草刈り場、またファンの裾野を広げるという機能のおかげで著作権者から親告されることもなく黙認されてきたようなところのあるコミケは、非親告罪になったら即刻きえてなくなります。
 つうか、自分で作品を生み出したり他人の作品を引用して新しいものを作り出すような仕事をしていないおまわりさんに、当のアーティストや法律家でも判断しきれない部分の大きい「著作権」のジャッジなんてできるのだろうか。当の著作権者が自己の当該著作物をオープンソースとみなしていた場合、その意見・判断はちゃんと反映されるのだろうか。
 さらに、こういうグレーゾーンの大きい(拡大適用しようと思えばいくらでも広くとれる)法律を非親告罪にすると、別件逮捕にもすごく便利、というオマケもつくが、そっちの問題点は日弁連さんにまかせておく。
 ……そんなよけいな改正して慣れない仕事を増やすぐらいなら、親告罪のままでいいから被害届を出した時にもっと迅速に動いてくれるほうが、著作権者にとってはずっとありがたいのだが。
 てゆうか、ゆくゆくはケーサツの手が回らなくなって、駐車違反みたいに民間委託されそうな気がする。そんなことになったら著作権ハンターが憲兵よろしくあちこち監視して回り、ウチはもちろんネットのコンテンツなんか80%消されるでしょう。

 何度も言うように、「文化」は模倣の連続で形成されるものであり、ガチガチに模倣を禁止すれば文化自体がそれ以上発展しなくなる。そもそも「文化の発展を保護」するため作られた著作権法はそこんとこを踏まえ、あえて「当事者の判断に任せる」曖昧な部分を残しているのである。さもなくば、「文化の発展を保護する法律で文化の発展を阻害してしまう」本末転倒な事態が生ずる。
 立法府の人たちは、どこまで著作権法を知っているのか。商標法みたいな、排他的権利をガチガチに決める法律と同じ哲学の上に作られた法だと思ってるフシがあるのではないか。

 そういえば、昨日観ていた時には聞き逃したのだが、『報ステ』によると、「最終回」の作者さん、この件で漫画家辞めて実家に帰ってしまったとか。なんかもうすごく腹立たしく悲しい話である。

(※20081013追記:引退はデマだったそうです。『報ステ』のばかやろー!)
5月30日(水)
 きのうの「千の風」日記にいくつかコメント頂戴する。 UFO教授の近所のお寺で先日行われた葬式(もちろん仏式)でも、地元の歌手が来てあの歌を歌ってたそうな。日本の寺でお墓の存在意義を否定するような歌って、センバツの入場行進曲にトーナメント戦を思い切り否定するような「世界でひとつだけの花」を使う高野連並みのバッドチョイスであるな。
 秋川氏のなさけない声に関しても指摘あり。みりんさんなど方々で同様の苦情を聞いてはいるが、なかなか表だって言う人は出てこないなそういえば。同業者が言ってもひがみにしか聞こえないという判断なのか。つうか一般の人はもう「ああいう歌い方の歌なんだ」と認識してしまってるんじゃないかと。歌謡曲でも高音部を裏声でごまかす歌手が男女ともあたりまえになってるし(出ないならもっと下の声域の楽曲提供してもらえばいいのに)。裏返ったりカスレたり音はずれたりするのを「せつない歌声だねぇ」と愛でるのが、今は粋で通なのかもしれません。古田織部かお前らは。
 そして、新田五郎さんに教えてもらった話に感動。
丹波哲郎が、奥さんの遺骨をハワイで散骨したいと言って、いろいろモメたがハワイの実力者に頼んでうまいこといった、という自慢話を「徹子の部屋」でしていて、
それが「徹子の部屋」の丹波哲郎の追悼特集だったんで、いろんな時期の丹波さんを徹子が振り返る、という形式だったんですが、
そのVTRが終わってから黒柳徹子が、
「丹波さんの奥さんは、ハワイが好きだとはひと言も言っていなかったそうです」と。
 いやそれはまちがいなくいい話です。徹子グッジョブです。「自衛官は靖国に合祀してくれとはひと言も言っていなかったそうです」と言うぐらい勇気ある発言です。やっぱしあなどれないな徹子。

 千の風にアテられたわけではないが、夜いろいろ考える。

 こうなったそもそもの発端を作ったあの人たちに、今こそ聞いてみたい。
 1991年3月11日。
 クウェートの人たちが例の感謝広告に日本の名前を入れなかったのはウッカリミスだったですか。それとも故意だったですか。

 アメリカの「9・11」同様、日本もあの「3・11」を境に何かを踏み外したような気がする。
 それを思うと、ミスだったにせよ故意だったにせよ、クウェートの人は、今の日本の流れを見てどのくらい責任を自覚しているのか、ちょっと聞いてみたい気もする。

 つうかそもそもあの広告って、日本以外では話題になったんでしょうか。「Kuwait+Gulf War+advertisement+March 11 1991」とかでググってもさっぱり欧文資料がひっかからないんですが。
 実はその程度のベタ広告だったのでは。
 そもそも実在するのかどうかも怪しい。16年探しているが一度も見たことないし。あの当時も新聞とかにその広告の複写が載ってた記憶ないし。
 実は「国際貢献」という大義名分でっちあげて海外派兵したがってた人の捏造した大嘘だったんじゃないスかねえ。だとしたら田中上奏文やシオン賢者の議定書並みにタチの悪いとんだ偽書です。いや文章すら存在しないから「嘘競演」レベルか。だとしたら詰めにくいさんかやゆよさん級の見事な嘘ですね。

 いやつくづく歴史はつまらんことを契機に動くもんです。

 さらに、「世界の見え方は1つじゃないなあ」とつくづく思った。
 今日《反戦の母、ブログで引退宣言》 という報道があったんだが。

 まずは毎日新聞の記事。
【ニューヨーク小倉孝保】

 イラクで息子が戦死したことをきっかけに反戦運動を展開し、「反戦の母」と呼ばれた米国人、シンディ・シーハンさん(49)が28日、運動の引退を宣言した。シーハンさんは「息子の死は無駄だった」と表現し、政治にほんろうされる中での引退だったようだ。

 ブログでシーハンさんは「人々が理由もなく死んでいく問題は、“右か左か”の問題でなく、“正しいか間違っているか”の問題」「我々が、腐った(共和、民主の)2大政党制に代わる別の制度を見つけない限り、世界の人々は我々のやっていることを冗談だと思うだろう」と米国の政治状況を手厳しく批判した。反戦運動が共和、民主両党に政治的な駆け引きに利用され、駐留イラク米軍の撤退にめどが立たない状況を批判した発言とみられる。

 同じニュースが読売新聞ではどうなるかというと。
【ワシントン=貞広貴志】

 2004年に息子のケーシーさん(当時24歳)を戦場で亡くしたのを機に、ブッシュ大統領の農場があるテキサス州クローフォードなどで米軍の即時撤退を求める運動を繰り広げたが、最近は座り込み一辺倒の活動が飽きられ、影の薄い存在になっていた。

 シーハンさんはインターネットのブログに載せた決別の弁で、「米国よ、さようなら。私がいくら自分を犠牲にしても、国民が望まなければ、この国は変えられない」と記し、イラク政策への批判の声が戦争反対のうねりにならなかったことへの失望感を表明した。

 どっちを読むかでここまで印象の変わるニュースもあるまい。てゆうか読売の記事だけ読むと、ただの厨ババアの負け惜しみにしか聞こえないのが面白い。
 えーと、どっちが本当なんですか? どっちも一面の真実を報じているとしても、じゃあどっちの報じ方のほうが適切なんでしょうか? スポーツ紙の芸能面だったら読売的書き方で十分でしょうけど。
 朝日みたいに一挙手一投足いちいちツッコミ入れられることのないメディアは気楽でいいなあ、と言うべきか。
 まあだからと言って、一人の記者の書いた記事だけで新聞社全体の姿勢を問うのも不当な話ですから、その程度の含みしかございませんよ、と一応言わずもがなですが言っておく。

 そして毎日の記事を引用しつつ読売的嘲弄スタンスの日記が散見されるところを見ると、読売の記者さんのほうが「巷の意識」を敏感にすくいとっているのかもしれない。
 イラク人質死ね死ね祭り以来のパラダイムシフトは、別に「右傾化」でもなんでもなく、単に「鬼畜で強硬な意見を言える奴こそがCOOL」ってみんなが誤解してしまっただけだと思う。つうか、それまでは人前で言ってもドン引きされるだけだったのが、「実はけっこう他にもそういうこと考えてる奴がいる」、ということがネットの普及でバレてしまって、よしみんなで言えば大丈夫、と、中国の愛国無罪暴動みたいなかんじで歯止めが効かなくなって……そんなかんじ。
 公に声を出すことの意味、暴動の一員として参加することの意味を、みんなあまりにも軽く考え過ぎてませんか。
 まあ俺が言っても説得力ないけど。

 日本がアメリカと戦争してたことすら知らない戦争知らずの歴史知らずがいちばん改憲改憲と言っている不条理。

 まあそういう私もつい最近まで、自由民主党が1955年の結党当時から「改憲」を党是としていたことを知らなかったものしらずですけど。

 『報道ステーション』でも例の「ドラえもんの最終回」のニュースが出る。いやもういくらテレビ朝日系列ということを考慮しても、アレはひどかったですね。同人作家さん完全に100%ウルトラスーパーアブソリュートリーパーフェクト犯罪者扱い。石景山遊楽園にも劣る鬼畜外道にされちゃってました。まあ『報ステ』だけでなく全メディアこんなかんじなんですけど。「外見もこんなにそっくり」って、似てるのは表紙のデザインだけで版型も束幅もぜんぜん違うじゃんか。それでもたぶんあいつらには『ブラックジャック』幻の26巻と同類の事件にしか見えてないらしい。

 そんな報道のおかげで、mixiのドラえもん関連コミュではいろいろ誤解も呼んでいる。内容も知らずに「勝手に『ドラえもん』を終わらせるという行為自体不敬に値する」とばかりに「F先生を冒涜する非道の極みだ」みたいなギルティー判定出してしまってる人とか、すごいもったいないと思うのだが。もしこれがただのしずかちゃんのエロエロマンガだったらまあそう言い切ってしまってもいいかもしれんが、あの「最終回」を読んでもまだ同じことが言えるか? ひょっとして例の「全部植物人間の夢でした」バージョンと誤解してないか?
 だが本件はその、下手に出来がよかったことが仇となったのがなんとも皮肉なことで。あまりにいい話なので1万部以上も売れてしまい、あまりにいい話なのでどっかの学校の先生が「教材に使いたい」と小学館に問い合わせてしまったり、話がでかくなってマスコミにもかぎつかれ最終的に小学館も藤子プロも動かざるを得なくなりついにこんなことに。
 本当にこれがBJ26巻みたいな悪質な事件だったら「謝罪」どころかとっくに被害届→作者タイーホの流れになってます。
 メディアのみなさんは、そのへんの意味を分かっているんでしょうか。

 それはそれとして、「最終回」の原作者は今ごろ布団かぶってガクブル震えているような気がする。下手すりゃ首吊ってるかもしれません。
5月29日(火)
 朝刊に洋画家の高塚省吾先生の訃報。訃報の衝撃度はおおむね享年に反比例することを考慮すれば、個人的にはZARDの人の訃報よりも重大な事件かもしれない。しかし盲腸ガンとはのう。使いもしない臓器にガンができて死ぬほど理不尽な話はない。猫除けに置いたまま忘れてたペットボトルからレンズ効果で火が出て家全焼するようなもんかもしれん。無念度では男の乳ガンに並ぶものがある。

 職場で「コケないでーもーうー少しー、階ー段でー足がすーべるー♪」と歌ったらやっぱり引かれた。

 例の千の風だか4の風だか何だかいう歌のせいで墓参りをやめちゃった人が今年に入って急増しているとかいう話になる。♪そこにー私はーいませんー♪というわけでらしい。日本人の死生観・宗教観は歌ごときで左右されるもんなのか、アルフォンス・デーケン先生が聞いたら泣くぞ、と呆れるが、お寺とか霊園とかは実際問題としてたまったもんではなかろう。ここは対抗策として逆に墓参りを推進するキャンペーンソングを作ってはどうか。♪お墓お墓お墓ー、お墓ーをー祀ーるとー、祖先祖先祖先ー、祖先ーがーよろーこぶー、さあさーあみーんーなでーお墓ーにー参ーろうー、お骨がぼくーらをー待ってーいるー♪オー!……と職場で歌ったらまた引かれた。

 別に歌ってばかりいたわけではなく、雑誌や男たちを機会の星へ連れて行く仕事など、いちおう働いてもいましたので。昼飯、紅梅。昼過ぎ、早稲田通りから又吉イエスの演説が聞こえてくる。残業して7月刊行本の原稿の疑問点全部洗い出して著者に送る。

 週刊朝日だか何か立ち読みしてたら、中森明夫がめずらしくいいこと書いてて、脳内でまたひとつ青の洞門が開通する。ああそうかそうだよな、「モテたい」という欲望もまた、自らの「サムバディネス(somebodiness, 自分が何がしかの存在であること)」を担保したい気持ちのあらわれなんだ。だから「モテる」ことを放棄した人間はどんどん自暴自棄になっていくんだ。こっちの方向からもサムバディネス論をつついてみるのもいいかもしれん。ジークナオン。その前に『電波男』読むのが先か。

 コミックガンボもらう。『悪キューレ』の人はぜったい真田一球並みに猫かぶってると思う。めちゃめちゃ絵がうまいよこの人。「幼稚園の講堂の舞台に大人がぞろぞろ立った時の違和感」をしっかり表現しているのにゾッとした。『人間噂八百』、珍しく似顔絵が似ているぞ。まあ江川の似顔絵は逆に似ないように描くほうがかえって難しいかもしれないが(野球やおいは別として)。しかも今回はネタもきわめて限定されたソースから得たレアな情報で興奮しますた。しかし、江川にダーティーなイメージがついているのは事実だが、はたして「空白の一日」の首謀者を江川本人だと思っている人の割合は実際どのくらいなのだろうか。だってねえ、黒幕も何もそもそもアレは全て読う……はっ、ワタシ今何か言たアルか?

 帰りになんとなくネクタイごそっと買って、なんとなくホイフェスタのアルバムも買って、でも帰って聴いたのはエアチェックした伊集院深夜の馬鹿力で、また無駄に夜は更ける。
 そういえば父親の誕生日だったが何もせず。
5月28日(月)
 昼は坂井泉水で夜はナントカ還元水の人と、水つながりでビッグな訃報が続いてしまった日。

 そうかやっと分かった。
 辞めなかったんじゃなくて、辞めさせてもらえなかったんだな。
 安倍が還元水の人をかばってたのも、かばってたわけではなく、むしろ還元水の人が辞任したら安倍内閣の失点にもなってしまうし“生む機械”の人も辞めさせないといけなくなりそうだしそうするとさらにダメージでかいから、というきわめて打算に満ちた判断として、安倍としては還元水の人がウソにウソを糊塗しようがマスコミに恥知らずの何のと叩かれようが何としてでも辞めさせるわけにはいかなかったんだな。
 となると還元水の人の選択肢はもう極端な方向にしか残ってなくて。
 政権を維持するっておそろしいなあ。
 そしてそのおそろしさに、こうなるまで思い至らなかった自分の見る目の無さにも絶望する。

 それはそれとして。
《カムヒア!ダイターン3》

「ワンツースリー! 還元水!」
辞めたかない 辞めさせない
あとは首吊りあるだけ
ナントカ還元水 還元水
べらぼうな事務所費を 胸に秘め
俺の体が 俺の体が ぶら下がる
戦え 戦え 重ねた嘘がバレるとも
疑惑は墓まで持って行く
還元水 われとあり
はばたけ ロープ巻き 大地をけってーええー♪

 そしてまた荻上さん的罪責感にさいなまれるわし。

 調子に乗ってZARDの人についても、還元水の人よりむしろあっちのほうが自殺なんじゃないのかとか、職場の同僚いわく慶応病院で階段からコケて死ぬのはけっこう難しいらしいぞ(病院といえばバリアフリーの殿堂みたいなとこだろ)とか、それとも見たことないけど慶応病院のガン病棟ってリハビリも兼ねてSASUKEか風雲たけし城みたいな構造にでもなってんのかとか、消されただけなのに自殺と言い張る還元水の人とは逆にZARDの人はやはりキャラ的に「自殺」じゃないことにしないとマズいと事務所が判断したのかとか、やっぱそうだよなー負けないでーとかいーつーもー輝いていてねーとか長嶋と一緒に果てしなーいー夢をーとか歌ってた人が自害しちゃったらそれこそもう犬丸りん先生以上の台無しぶりだよなーとか、例の裏ビデオは値上がりするのかなあとかひどいことを書いてmixi日記にUPしようとしたら、UP直前にパソコンがフリーズして、呪いかと思って怖くて寝てしまいました。

それはそれとして、なんでも現職大臣の自殺は戦後初とか。そうか阿南陸相の切腹以来62年ぶりか。

【今日の寝言】
 子供は、未来に取られた人質かもしれない。
 子供がいるから、人間は次の世代のためによりよい社会、よりよい環境を残そうと、親としてがんばる気になるのであって。
 しかし、子供がいなければ、とりあえず教育がどうなろうと日の丸君が代が強制されようと徴兵始まろうと、自分にさえ害がふりかからなければかまやしない。
 そういう意味では、「少子化」はむしろ与党の思うツボなのではないかw
5月27日(日)
 ペンテコステ礼拝出てごはん食べてふらふら帰って。
 午後、『げんしけん』全巻読了。 要するに本格派オタク向けラブコメ、世の中こんなにうまくいくわけがねえ(エロゲほどではないが)……と言ってしまうと身も蓋もないが、あーいかん、『時かけ』以上にノスタルジーのツボを突かれる。いちいち全登場人物に感情移入してしまう。最終話はなんとなく東京少年「れんがの学校」を口ずさみつつ。

 かつてRPGにカブレてた学生時代、ファンタジー小説を書こうと思ってキャラや世界を作ったり(もともと異世界創造はガキの頃から好きだったし)いろいろ資料を集めたり実生活に全く役立たない知識を仕入れたりして、社会に出てからもその野望はうすーくうすーく持続していたのだが、数年前『指輪物語』を読んだ時「あーもうこんなどえらい作品があるのなら新しいファンタジーなんか書かなくてもいいじゃん、つうかこんなの読んだらもう何も書けませーん」と完全に未練を捨てることができた。――それと同じニュアンスで、オタク世界を舞台にしたラブコメも、これでもう書けなくなってしまたですよ。ここまで描かれたらもう俺が書き足したいことは何もないですよ別に。あーあ。
 こんな濃い恋物語を一気に5巻分読んでしまったせいか頭痛。寝込む。寝てるあいだにロッテボロ勝ち。

 『風林火山』。諏訪融和策という建前で諏訪御料人と晴信をくっつけておきながら、肝心の甲斐・諏訪両方の血を受け継ぐ和子が生まれやしないので、勘助を家臣団がキーキー責める……というシリアスなシーンなのに、さりげなく「勘助! いくらそちでも御館様の御子はつくれまい!」なんてセリフが出てきたもんでブウと吹き出す。狙ってますか、やっぱり脚本家狙ってますか。おそうじ勘助ラブリィ。

 やっぱり私は自分で作品を創造する立場よりも、ヒトサマの作品を楽しみまた再解釈する立場のほうが、身の丈に合っているんだと思います。そのほうがずっとラク。
5月26日(土)
 0830ぐらいに覚醒。
 別にどっかぶつけた覚えはないのだが実はひと月ほど前から左足のカカトが歩くたびに痛く、走るとさらに痛みが走る状態。なので、今日こそ病院行ってみようということに。シャワー浴びて足を念入りに洗って、ケロロ軍曹観てから整形外科へ。レントゲン&問診。「かなり運動やってますか?」「いえ、むしろ運動不足なほうで……」「あーなるほどそっちか」「……(汗)」。要するにカカトに骨棘ができて、さらに運動不足でアキレス腱が固くなったため痛みが走るんだそうだ。そういえばアキレス腱を伸ばす運動など学校の体育の授業以来ぜんぜんやってないかもしれん。ハズカシイ。とにかく今後はよくストレッチをするように言われる。処置室でいろいろやって、帰ったのは12時半過ぎ。14時過ぎ、疲れて昼寝。18時過ぎ起きる。『地球へ……』前半見逃したでちゅー。
 『電脳コイル』観てから実家へ帰ってカレー食って本棚から『ぶんかノ花園』を取る。今週の伊集院光深夜の馬鹿力で痴豚様が自分の「ラジオ実況企画」の原点となったと告白していたSMテープってひょっとして『ぶんかノ花園』に紹介されてた李女王様のアレなのではないかと思い確認するため。確認の結果、コンセプトは全く同じだが使用された責め具が微妙に食い違うので(『ぶんかノ花園』には「ブラシの毛が全部針になったやつ」は出てきてない)、おそらく同じ「李女王様シリーズ」のテープが何本か存在するのかもしれない。
 帰りになんとなく本屋で『げんしけん』5巻以降全部買って帰宅。セキグチさんの日記の「キース・アニアン=元祖男綾波説」にはたと膝を打ったり。22時過ぎから嘘屋チャットでまた頭の悪い発言ばかり連発し、2630過ぎ就寝。
5月25日(金)
 朝から雨。トーストかじりながらココセコムの新しいCMが目に入る。夜の通行人がモーフィングしてハイエナになったりハゲタカになったり江戸の黒豹になったりして、「野獣は、ふだんヒトの顔をしている」とかなんとかナレーションが入るやつ。まあ有り体に言えば「人を見れば野獣と思え」ってことですか。なんか不必要に庶民の不安を煽り立てるだけのような気が。ここまで来るとやりすぎじゃないのか。
 包茎手術とかメタボを持ち出した健康グッズなどの広告に見られる「不安商法」、さらに言えば「この世は苦悩に満ちている→そこからゲダツしたかったらそんしに帰依して修行しましょう」というオウムな論法とどう違うのかと。

 たしかに、人口の頻繁な移動流入で地域の紐帯(監視システム)が崩壊した現代、ココセコムを持って精神的に安定を得る人はいるのかもしれない。だが、こうして恒常的に「不安」を駆り立てられた社会の行く末が、『ボウリング・フォー・コロンバイン』の劇中アニメ「アメリカの歴史」ではないのか。
 そもそも自分の身を守るのが精一杯な世の中、ちょっとナーバスな人間だったら子供や家族を持とうとは考えなくなるだろう。

 だいたい本当に犯罪率は上がっているのか。
 メタボリック症候群は本当に致命的な状態なのか。
 包茎だとセックスできないのか。
 水は答えを知ってますか。
 日本が印度になりますか。
 王様の耳はロバの耳じゃないですか。

 不安を煽らないとやってけない商売ってのも大変だとは思いますが。

【今日の伊東家の食卓】
 大都市直下型地震が起こると日本は右傾化する法則。

 恩師が提唱してた「20年周期説」って、やっぱり本当なのかもしれん。
 これから2025年まではこんな時代が続くのか。
5月24日(木)
 しごと。例によってメール1本に1時間かけてそれが2本とか、人件費をまるで考えてない無駄な時間配分で作業をするバカ。昼飯。腹ペコ学生御用達のグルタミン酸系中華屋さんもハシカ被害でガラガラ。陽気も夏みたいで、なんかほんとに一足も二足も早く夏休みが到来したようなかんじ。トンデモ本大賞までハシカで中止とならなければいいのだが。午後、外で会議。

 福島母親殺害事件。犯人くんが「(右腕を)飾ろうと思った」と供述。なんだろ、刑法第39条狙いか?

《クリスマスカロル「ひいらぎかざろう」》

右腕かざろう ファラララ ラーラ ラララ
生首かかえて ファラララ ラーラ ラララ
スプレーで塗っちゃおう ファーラ ラーラ ラララ
楽しいこのとき ファラララ ラーラ ラララ

輝くノコギリ ファラララ ラーラ ラララ
ロープでゆわえて ファラララ ラーラ ラララ
楽しく踊ろう ファーラ ラーラ ラララ
おかんをしのんで ファラララ ラーラ ラララ

【今日の寝言】

 罪責雲散霧消装置としての携帯端末に関する一考察。

 路上でぶつぶつひとりごとつぶやきながら歩くのはギルティー。
 ケータイでぶつぶつ通話しながら歩くのはノットギルティー。

 路上でむやみに人に向かってぱしゃぱしゃカメラ撮るのはギルティー。
 ケータイ向けてぱしゃぱしゃ写メール撮るのはノットギルティー。

 勤務時間中パソコンでミクシィ日記つけるのはギルティー。
 ケータイでつけるのはノットギルティー。

 従来インモラルと考えられてきたことが、
 携帯電話を使えば結構抵抗なくやってのけられる。

 実弾発射機能のついた携帯電話が発売されたら、
 みんな抵抗なく発砲するような気がする。

 いやさすがにそれは。
5月23日(水)
 早稲田大学がハシカ休校になって今日で2日目。一般人にとっては「ハンカチの君は無事か!?」とかそのくらいのニュースバリューしかないかもしれんが、門前町の近隣住民にとってはそうでもない。特に食い物屋さんなどお店関係にとっては死活問題である。ただでさえゴールデンウィークで収益が落ち、はーやれやれさあ頑張って夏休みまでワセダのお餓鬼様に金落とさせてやるぞーと言った矢先にこれだ。
 今日の昼も、近所の定食屋のおばちゃんが唯一人の客であるところの私にいろいろボヤいてましたよ。29日までこんな状態が続くわけですから、下手したらハシカ倒産とかハシカで樹海フラグが立つとかそんなお店も出かねません。四谷とかと違って完全に学校中心に発展してきた町だからこういう時はたまりませんよ。面白いからどっかのTV局さん、こんな学生街の惨状を取材してみては如何。とか呑気なことを書いてみる。

 ふと、武田晴信よりヘタクソな和歌を詠んでみる。

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と独身貴族が鼻ほじりつつ

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」とセレブマダムの午後のお茶会

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と漏らす旦那に目を逸らす嫁

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と息子よ汝にはまだ見ぬ兄が

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と遠き比国の臓器バイヤー

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と美しき国の子なし総理が

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と言ってれば済む厚労大臣

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と手淫直後の独身貴族

 ……連作短歌というより笑点の大喜利みたいになってしまいました(汗
 (6首め7首めは歌丸)

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」とモレクの像に火を焚く信者
  ……ワンガリ・マータイさん系。

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」とタカラバンダイセガ任天堂
  ……中島みゆきの『やまねこ』系。

 「子捨てなど正気の沙汰とは思えぬ」と何故誹られぬクヌートの母
  ……やっぱ人工的環境で飼育されてると本能が(以下略)
5月22日(火)
 ついに早稲田大学もハシカ休講。おかげで学バスがこの時期にしてはありえないほどガラッガラで快適この上なし。昼飯食いに出れば前回行った時めちゃ混みで料理が出たのが12時55分というとんでもない状態だった店も風のように日替わり定食が出るし、帰りも通行人が少なくとても歩きやすく、こんなことならずっと休校してしまえと思わなくもない。なぜか馬場の駅前ではウィルス抜けるまで自宅謹慎してなきゃならんはずの生物兵器キャリアの餓鬼どもがうようよ集団行動していたのだが、いいのかアレは? ガソリンぶっかけて火炎放射器で消毒したほうがいいんじゃないのか。

 こんどの参院選、丸川珠代が自民から出馬表明。『TVタックル』ばっか観てたせいで 「ああこの程度でも政治家やれるんだ」 と思っちゃったのだろうか。まあ自民党も必死だということで。とりあえず唯一神に1票。って埼玉県民が支持してもせんないのだが。都民じゃないのがもどかしいわ。

 なんか完全に「日常」に溶け込んでしまったもんでいちいち日記に書くことも絶えて久しくなったが、久しぶりにコミックガンボの話を。
 あいかわらず面白い漫画は面白く、どうでもいい漫画もそのまま化けることなく。全体として安定した力を維持していると思う。「タダでもいらねえや」というレベルに落ちたら一大事だが、コミックバンチ以上に作家のローテーションには気を遣っているらしく、富樫萩原的な質の劣化は今のところ起きていない。江川は最初からあんなかんじなので、あれ以上白くなることはないだろう。なったらたまらん。

 日記には書いてなかったが、『ステージガールズ』が最近怖い。
 連載当初より、通奏低音のように流れる「コンビ解散の過去」という大きな謎がストーリーに静かな緊張感をもたらし、しかもほぼ月2話というゆっくりしたペースのせいで話がなかなか進まず、過去に関しても情報が巧妙に小出しにされ、読むたびに続きが気になりものすごく歯がゆい思いをしてきた。
 そして先月から時間軸を巻き戻し、あまりにもえげつない過去が開陳されていくと、今度は読むのが怖くなっていった。前にも書いた時みたいに『指輪物語』に無理矢理たとえると、『指輪』を途中まで読んだところで『シルマリルの物語』を読み始めたようなかんじである。たとえ作り話と知っていても、カタストロフへ向かっていくと分かっている話を読み進めていくのは怖いんだよううわーん。
 今日配布号ではついにアレがアレになってうわーん。
 それでも、目を覆ってもう見たくない読みたくないという逆効果レベルにはギリギリ皮一枚分到達していない。やはり読んでしまうのだよう。
 これ、昔の黒岩先生の絵で描いてたらもっと泥臭い、昔のド根性少女漫画みたいなイメージになるのかもしれないけど、今の21世紀対応型のソリッドなほうのタッチで描いてるからこそ余計ににじみ出る「凄味」もあると思う。
 すごく大雑把な言い方をしてしまうと、同じ芸の世界を描いていながらなんかこう、林家木久蔵物語が藤子F不二雄ワールドならステージガールズはAと言うか、『コメットさん☆』対『ひぐらし』と言うか、『コンバット』対『プライベート・ライアン』と言うか、とにかくそんなかんじの怖さです。

 『人間噂八百』はついにあの場所を絵にしてしまった。ああ、ああ、水銀の立て看板が。それにしてもよく知ってるなあ。コサキンでゲストにコアな質問ハガキを送って「なんでそのことを知ってるんだ」と驚愕させるのはこういう人なんだろうなあ。『秘密の花園結社リスペクター』の正統伝承者になれるかどうか、今後も注目。

 『悪キューレ』とかトモキチ先生の『トーキョー博物誌』とか面白いものは変わらずハイアベレージをたたき出し、どうでもいいものも変わらずどうでもいいままで。民主党議員のように玉石混淆の差が激しい漫画雑誌です。
 なべて世はこともなし。

 そういえばゆくゆくは単行本化の予定とかはあるんだろうか。
 『悪キューレ』なんかもうどっかがツバつけてるかもしれないけど。(自社誌に引き抜きのほうが先か?)
5月21日(月)
 愛知長久手町たてこもり事件のテーマソングを歌ってみる。
《ザ・タイガース「シーサイド・バウンド」》

おまわり撃とうよ 拳銃(チャカ)で家(うち)にこもれ (籠城!)
DJに愚痴ろう 立てこもりの理屈 (籠城!)
防弾ジャケットは 肩が急所なのさ (籠城!)
子供も撃とうよ 妻は人質なのさ (籠城!)
DV放題 おっさん
DV放題 おっさん

ラーラーラー ラララララー ラーラーラー ラララララー
ラーラーラー ラララララー ラーラーラー ラララララー

おまわり撃とうよ 拳銃(チャカ)で家(うち)にこもれ (籠城!)
DJに愚痴ろう 立てこもりの理屈 (籠城!)
防弾ジャケットは 肩が急所なのさ (籠城!)
子供も撃とうよ 妻は人質なのさ (籠城!)
DV放題 おっさん
DV放題 おっさん♪

5月20日(日)
 『マイメロ』。「うたちゃんの寝返りパンチもすごいんだよー」に小暮まで「おう、そうそう」と素で受けたりしたらアダルトリーだったのだが、そこまではせず(できないだろこの時間帯では)。

 今日は寒くも暑くも夕立もなく絶好の行楽日和だったがそんなわけで一日中家に立てこもり、いや閉じこもり原稿。実は昨日も再配達を頼んだペ●カン便がさっぱり届かず結局午後3時まで外出できず非武装篭城を決め込まざるを得なかったのだが、土日とも徒歩1分のスーパーより遠いところへ移動しなかったとはなんとも不健康なことであり。健康診断でコレステロール値が引っかかり先日出版健保から「コレステロールを下げるリーフレット」という名のイエローカードが郵送されて嗚呼吾が肉体も耐用期限近づけりと落ち込んだばかりだと言うのに、また運動不足がかさんでいくではないか。しかも来月下旬にはまた別の原稿の締切がやってくる。
 まあなんとか1本漫才(でもなんでもない)原稿らしきものを捏造し、メールしたのち夕飯に魚の死体を酢飯に乗せたもの食らって『風林火山』観る。お方様萌えるにゃー。怖い顔の由布姫が登場してからその萌えぶりが必要以上に映えまする。でもやはり勘助のドMド受ぶりと勘助の純情を弄ぶ御館様の鉄板バカップルが最強です。邪魔な板垣を諏訪に単身赴任させて以来ますますそのイチャイチャぶりに拍車がかかり。なんたって先日もあの「風林火山」の旗印が二人だけの混浴露天風呂デートで発案されたというラノベも裸足で逃げ出す大胆な歴史捏造をかましたドラマだけに、今後どこまで『中学生日記』のように正気を疑うレベルまで暴走していくか目が離せません。そして夏コミ2日目、鼻息ふんがふんがさせながら晴信×勘助本を買いまくるおろかなわしの姿が目に浮かぶようであります。勘助と言い仮面ライダークウガの中の人(今は蟲師とか時効警察のほうが通りがいいんでしょうか)と言い、どうもあそこにホクロのある人というのは無駄にやおいフェロモンを放射しているような気がしてなりません。南野陽子も男に生まれていればさぞ(以下略)。今回落ちのびた平蔵の、勘助に対する燃え盛らんばかりのヤキモチも相当なものです。廃屋で真田幸隆と共に「何よ何よ勘助ったら武田の若僧なんかとツガいやがって所詮アタイとは遊びだったのねキィー殺してやるー同盟」を締結しかける平蔵の姿を見るにつけ、つくづく愛と憎しみは表裏一体であるなあと実感いたします。
 それはともかく明日は原稿来てるといいにゃー。とほほ。
5月19日(土)
 がんばって8時前に起きて、ゆうべ自動受付センターに再配達をおねがいしといたペリカン便を待っていたのだが、正午を過ぎても来やしねえ。これでは外出もできず。腹立って今度は直接営業所へとっとと届けろこの野郎と電話。15時過ぎやっとチャイムが鳴る。出ると届けに来たのがあからさまによぼよぼの老婦人で意表を突かれ怒るに怒れずふかふかクッションで拷問するわけにもいかず。日通の作戦か。老人を盾にするとは卑劣な。ともかくこれでやっと外出できるので昼飯を買いに出ると怪しい風。近所のパン屋に飛び込み適当に惣菜パン買って帰りもぐもぐ食べてるとざーと雨音。あぶなかった。
 夕方には雨もやみ、今度は夕食買って食ってTV観てさて原稿とりたての鋭気を養うべく早めに寝るか、と思ったところで、自分もQuick嘘屋の原稿締切を日曜に控えていたことを思い出し。ああ人を呪わば穴二つであるなあと(ちょっと違うか)。

 愛知長久手町たてこもり事件、犯人逮捕後ようやくいろいろオモシロ情報が公表されていく。まったく、最近の凶悪犯は「凶悪犯の気概」すらない腑抜けだらけになってしまった。犯罪を犯す覚悟というものがない。あまりに安直に凶悪犯罪をやらかしてのける。
 こういう安直な銃使用事件を防ぐには、「銃を手にした者は銃で攻撃されても文句は言えない」という社会的コンセンサスを統一することが急務だと思う。武士だって一度鯉口切って刀を抜いたら、あとは殺すか殺されるかしかなかった。たとえ丸腰の町人相手でも、仕損じた場合は切腹しなければいけなかったんですし。こんな刀を抜いて2人も斬っておいておめおめ投降するなんて士道不覚悟の極み、切腹どころかその場で上意討ちにされるケースです。
 つうかヤクザ社会だってそのくらい常識じゃないのか。
 「武装することの意味」「武装の覚悟」というのを現代日本人はどうもよく理解していないフシがある。銃なり刀なりを抜くというのは、命のやりとりをするという意味だ。ましてや銃には峰打ちがない。手加減不能、殺すか殺されるかの兵器だ。「剣を持つ者は剣にて滅ぶ」じゃないが、『無防備マン』をただバーカバーカと笑っている場合ではないのかもしれん。
 まーともかく生け捕りにした以上はとことん生き恥を晒させて、社会的制裁をくらわせてほしいもんです。スパイ衛星よろしくヘリで現場上空を偵察飛行して県警の配置を犯人も見られる公共の電波に流しおまわりさんたちの命を危険に曝したバカマスコミも、そのくらいの役には立つでしょう。
 それにしても、地元FM局のDJにお悩み相談(しかもそのスキに人質逃亡)とか、犯人のバカさ加減がどんどん明かされていくにつれ、こんな奴に将来有望な妻も子もあるおまわりさんが殺される世の理不尽さをひしひしと感じます。
 それはそれとして「♪SAT驚く 立て籠もろう〜♪」というのはいかがでしょうか。パパヤパヤパ〜♪

 福島母親殺害高校生のほうもなんとも飽きさせない鬼畜ニュース。「首」「鉢植え」と言えば、あのゲームのことをすっかり忘れていた。犯人の部屋から「TOMAK」が出てきたら日韓関係は大変なことになりそうだ。

《森昌子「おかあさん」1974年》

寝てたみたいね おかあさん
ふざけて包丁で 殺したの
誰でもよかったわ ごめんなさいね
気狂い息子になりました
ビデオがあったぞ マンソンの
お命ください おかあさん

びっくりしたでしょ おかあさん
思わず殺して しまったの
二度とその目が あかないようで
寝顔にノコギリ当てたのよ
無事切り取った 首を見て
安心しました おかあさん

惨殺してます おかあさん
生首バッグに しまおうね
警察出頭 するそれまでは
ネットカフェなんて行かないで
鉢植えしてね 右腕も
きれいな白です おかあさん

 また見知らぬメルマガに登録されていた。スパムメールが弾かれるから、今度はこういう手法に出たらしい。死ね。
5月18日(金)
 昼休み、ふらりと新刊書店に寄る。
 『萌え萌え悪魔事典』という本を見つける。昨年9月10日の日記で「すでに枯渇しつつある萌えの鉱脈はこの先『禁断の領域』に掘り進められていきそうだなあ」と書いたが、いよいよ『萌えバイブル』まであと一歩。さあもう一掘りすればバルログが。

 『朝日新聞のトンデモ読者投稿』という本も見つける。萌えだけでなくこっちの鉱脈もどんどん掘り尽くされて、ついに読者までネタにしだしちゃったよ晋遊社。しかし、バカ投書(と編集部による恣意的選別・掲載)は朝日に限ったことではなく、読売の「ゲーム脳」キャンペーンなど他紙だっていくらでもやっているというのに、なぜ朝日だけがここまで言われるのか。
 ……と言ったら、それはすでに朝日ブランドが一種の「象徴」化してしまっているからであろう。

 メディアや政治家や企業がしでかす売国的・国辱的(と彼らが感じる)行為は、実際には各々のケースごとに非常に複合的な要素が絡み、簡単に十把ひとからげに「反国家的行為」と断ずることはできない。だが、普通の人はそこまで情報を仕入れ自分で考えるのがめんどくさいから、とりあえず「ゴルゴムの仕業だ!」よろしく特定の目に見えるワルモノを設定してしまったほうが分かりやすいし腑に落ちる。
 これは、かつてサヨクが天皇の悪口さえ言っていれば溜飲が下がったのと、全くパラレルな現象である。
 「象徴」に気を取られて「象徴」を貶めるのに夢中になってるうちに、本当の敵、本当に根源的な問題のキモを見失ってしまうところまで、全く一緒である。「象徴」を叩いたところで、本体は痛くもかゆくもない。

 しかし、お上にさからうとアカだの売国奴だの言われ、かと言ってお上に迎合したらしたで『朝日新聞の戦争責任 東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証』なんて本を出されてしまうんだから、一体どうすればいいのかと。
 この本も、「朝日ブランド」、朝日の持つ「象徴」機能にオンブされた企画であるが、論旨が晋遊社や現在のネットウヨと正反対なのが面白い。
 今の朝日を色々クサしてる人たちは、つまりはこういう紙面に戻ってほしいということなんでしょうか。またこうなれば満足なんでしょうか。
 「象徴」になってしまった朝日も気の毒と言えば気の毒ですな。

 ここ数日、とっくに締切を過ぎた雑誌原稿が来なくて小さな胸を痛めつつ仙台方面や東京近辺にうらみ念波と催促電話をかけまくったり五月雨式に来る単行本の修正原稿を処理したり学会に後輩連れて行ったりとドタバタ暮らしていたが、なんとかトンデモ本大賞前月祭という名のバカビデオ&YouTube上映爆笑大会に行くことができた。
 死ぬほど笑って免疫力さんざん高めて、トンデモ本大賞前月祭という名のバカビデオ&YouTube上映爆笑大会から午前様で帰ると、新聞受けに夕刊と一緒にペリカン便の不在票が挟まっていたので、自動受付センターに「午前(8〜12時)配達」とプッシュして寝る。早起きしないと。
5月17日(木)
 雨。ゆうべの強烈な眠気は気圧のせいだったようだ。
 NHKで乱歩特集を見た翌朝、立教大学ミステリクラブがなくなったという報を聞くいやなシンクロニシティ。別にあたしゃ立教OBでもミステリ読みでもないのだが、悲しいものあり。
 それはともかくミステリ話だが。昨夜の日記にコメントいただいた百済大王ソンセンニムによると、韓国はミステリーという文学類型が未発達なんだそうな。「たぶん教養志向および受験むけの読書ばかりが重要視されてきた結果かもしれませんね」と分析しておられたが、それ以前に、韓国はそれこそ怪人怪盗の出る幕ない国だったというのもあるかもしれん。架空の怪人怪盗よりも、実在のKCIAや北朝鮮のほうがよっぽど怖いし。日帝みたいな国家推奨の仮想敵国もありますし。京義線を舞台にした西村京太郎ばりの時刻表ミステリーが書かれるぐらい平和な世の中になるといいですね。
 それでも、やはりコメントいただいた志水先生によると、数年前にホームズの全訳全集が出るなど、韓国にもやっとミステリブームが来たとか。おお、韓国にも民主化の兆しが(←おい)。それもそれで、何年かしたら李氏朝鮮時代の暗行御史ものの小説が発掘されて「探偵小説の起源はウリナラニダ」と言い出す愛国厨が出てきそうな(ry


 ふとググッてみたら、なんと産経新聞に『ラテン語と日本語の語源的関係』の書評がッ!
http://www.sankei.co.jp/books/shohyo/070318/sho070318003.htm

> こう書くと「トンデモ本」と勘違いする向きもあろうが、きわめてまじめな内容。
 いやトンデモ本は全部まじめな内容(と著者は思い込んでる)です。

 福島母親首切り事件。もし容疑者の部屋から『デトロイト・メタル・シティ』でも出てきたら白泉社は大変だろうなあと。
 「クラウザーさんは実の母親を殺して、
  首と右腕を切ってからレイプしたんだぜ!」
 「SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!」
 「DMC! DMC!」
 勿論「DMC」は「ドキュソ・ママン殺し・厨房」の略ってことで。
 ……とか言ってたらさっそく「殺人の本」が見つかったそうですが、心当たりが多すぎてどの本だか見当もつかぬ。

 そして、なかなか「こうのとりのゆりかご」と呼んでもらえない赤ちゃんポストの件も続報。
【〈赤ちゃんポスト〉預けられた男児「福岡から来た」】
(毎日新聞・05月17日 03:11)

 熊本市の慈恵病院に国内で初めて設置された「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に3歳とみられる男児が預けられていた問題で、男児は「福岡から来た」「(父親から)『かくれんぼをしよう』と言われ(入っ)た」と、住んでいた場所と、ポストに入った経緯を話していることが関係者の話でわかった。

 ……。

《銭形平次》

赤子だったら ポストに入れる
「育児放棄を 助長する」
誰か入れたぞ 誰か入れたぞ
でも3歳児
ただの捨て子は なんとしましょう
今日も「やめれ」と
今日も「やめれ」と
野次が飛ぶ

《かわいいかくれんぼ》

DQNがね
赤ちゃんポストで かくれんぼ
どんなにじょうずに かくれても
3歳児は言葉をしゃべれるよ
最低パパは 見っかった?

【今月の見たいもの&見せましょう】
・自分で慈恵病院まで新幹線とJR乗り継いで来てよちよちポストに入る杉浦太陽の子。(埼玉県:気楽院)
 ……いえ、なんでもありません。
5月16日(水)
 AM、ダラダラと7月刊行本の原稿をいじる。昼、飯田橋に校正紙を届けたのち銀座へ向かい、駅中のコーヒー屋さんでペッパーチキンサンドかじって、後輩Kと合流して春の日本旧約学会を聴講。先日某企画で原稿をとりたてまくった鬼編集たるKが、しぼりとられた先生方と旧交をあたためる場となる。発表も面白く。オストラカが1枚2500ドルっていくらなんでもふっかけてるだろとか、T大修士のおっかなびっくりな発表に学校は違うが同じく院出てるKが身につまされて手に汗握ってたり、100人が100通りの地雷を抱えるおそろしい箇所で地雷が暴発したり、エンジョイ&エキサイティングな例会でした。

 とにかくヘトヘト。西友で買った空揚げ弁当食べて、20時頃どかーんと眠くなるが、意地でシャワーあびる。さらにNHK『その時歴史が動いた』が江戸川乱歩特集だったので勉強のため観る。観てよかった。
 「乱歩さんは土蔵の中で小説書いてるんだぜ!」とかファンが勝手に虚像を作ったり、猟奇事件が起こるたびに「犯人は乱歩だ」と言われる現状に「ううう、ぼくそんなことしてないのに……」とクラウザーさんのように苦悩する乱歩に吹き出す。そうか当時のミステリーってデスメタルだったんだ。
 ゲストの森村誠一が、ミステリーは民主主義の発達した国じゃないと書かれない民主主義のバロメーターだ、全体主義の国なら片っ端から怪しい奴捕まえて拷問すれば事件解決するから謎解きの出る幕なし、と言ってて、大笑いしながらもなるほどと思った。たしかに平和な社会じゃないと、その暗部を勝手に妄想してほじくり出す遊戯というのは成立しない。リアルで国家が普通に人さらいしたり令嬢かどわかしたり華麗に(法的手段で)金品強奪したりしては怪人怪盗の出る幕ないし。そういう国では威勢のいい敵国撃滅型仮想戦記や、ウリナラマンセー的エセ教養書のほうが売れるんでしょうにゃー。
 まーそれはそれとして戦時中『芋虫』が発禁になるのはしょーがねーかなとw

【今日のみんなのうた】
《童謡「ぞうさん」》

高3 高3 おまえはヤバいよね
そうよ かあさんも 殺っちゃうのよ

高3 高3 だれの首なの
あのね かあさんの 首なのよ


……と歌ってたら、マイミク様に

高3 お首を 落としましょ
ダントン ダントン ダントントン

とコメントつけられて爆死。ぐやぢい。
5月15日(火)
 BIGBOX古本市に寄る。なんと古本市、今回で30年の歴史にピリオドを打つとのこと。BIGBOXの改修工事、さらに工事が終わってからも同じ場所で開催するアテがないそうだ。集客力の見込める場所だけに残念。で、その最後の古本市で買ったのが『超越神力』というのがなんとも。

 赤ちゃんポストこと「こうのとりのゆりかご」に第1号投函。しかしこれが新生児じゃなくて3歳児だったので関係者も想定外の事態にびっくりとのこと。ずいぶんトウの立った「赤ちゃん」もいたもんだが。
 さっそく「育児放棄を助長する」云々とか言われてるけど、生活苦や育児ノイローゼで親子共倒れになるよりははるかにマシだろうに。
 あとは、我々の側が将来「おいあいつ赤ちゃんポスト出身らしいぞ」とかなんとか後ろ指をささず、普通に親元で育った子供と分け隔てなく扱うことが大事だと思う。でもこの先、ナントカ会議の提言みたいに「生みの親の十分なスキンシップで育てられた子供こそが美しい国・日本の国民にふさわしい」的な思想が蔓延すると、「生みの親に育てられてない子供」への偏見をますます助長しそうですごく心配ですが。
 親がいようがいまいが赤ちゃんポストで産湯を使おうが、自分という一個の存在に誇りを持ち、自分を偏見の目で見る連中の心の醜さあさましさを逆に笑い飛ばす……そんなふうに健やかに育ってほしいものである。

 そしてこれまた母の日の翌々日にふさわしい(ふさわしくないふさわしくない)、福島で男子高校生が母親の生首切って警察出頭というえらいニュースも。思わず不二家ミルキーのCMソングのふしで「首級(しるし)〜 はママのだし♪」とか、「この首ママ、ふとっちょママ♪」とか歌ってしまう。

 他にも国民投票法成立とかイラク出兵また延長とか面白い話には事欠かないのだが、脳が鬼畜替え歌モードから仕事モードに切り替わったばかりで、なかなか面白いことが書けませんすいませんなんとかします。

 戦争は、「理」のあるほうが勝つとは限らない、という点で、裁判など他の紛争解決手段に比してきわめて不公平である。
 逆を言えば、紛争解決手段として戦争を選択したがる国というのは、よほど自分らの「理」に自信がないのだろう。どこの国とは言わないけれど。
 ふとそんなくだらないことを考えながら。
5月14日(月)
 ちょっときのうは行動ポイントを使いすぎた。朝からヘロヘロ。休暇とればよかったな。われながら体力のなさにはなけてくる。

 「強制」削除問題に文部科学省が「(削除するしないは)各社の判断に任せた」とコメント。
 なるほど、こっちも「強制はなかった」とw

5月13日(日)【ここまでは2008.10.05更新】
 0800起床。NHK第1『音楽の泉』聴いてたらいきなり音楽がぶつっと切れてすわ放送事故かと思ったら、「中国地方で地震」の臨時ニュース。まあ公共放送だから公共のための情報は民放以上に流さないといけないんだけど。TVでアニメとか観てる最中にグラッと来て字幕が入るのもえらいこっちゃだが、ラジオではさらに被害甚大であるなあ。特に音楽番組。ニルス・ゲーゼの曲なんて、こういう番組でたまたまかかりでもしないとまず自分から能動的に聴くことなんてないのに。生放送ならもっと対応の仕方はあるんですが。なにはともあれ物理的被害がないといいんですが。
 『鬼太郎』、ざしきわらしの造型はちょっとコーナー狙い過ぎたか。『アニメロビー』、ロビケロはまだ辻ちゃんいた。
 1000出発。朝日朝刊書評欄、議長も登場していたが、それよりmikipooさんの本が紹介されてたのはびっくり(「犬図鑑本」の1冊としてだが)。すごーい!
 例会会場に着くと、別の部屋では邪馬台国フォーラムだのホメオパシー売ってる会だの。毎回毎回わしらの例会にそういうイベントをぶつけようと会場側が狙っているのか。

 1200より例会。「日本語のルーツにラテン語が混入している」と主張する大変な本の、前回紹介しきれなかった実例編。
 「バカ」「グズ」「助平」といった罵倒語や「エンヤコリャ」「ジャンケンポン」等の掛け声、果ては「あしひきの」「たらちねの」等の枕詞、「まほろば」「日本」といった国の呼び名までラテン語が語源だと言い張り、500ページにわたり膨大な実例(と著者が思い込んでいる「ちょっと意味と発音が似た言葉」)を挙げている著者の労力には、正直感嘆するしかない。
 だがその一方、比較言語学において異なる言語同士の類縁関係の目安に使われる「数の数え方」や「身体の部位の名称」には一言も言及されないのである。たとえるなら、DNAの比較などの科学的分析を完全に無視して単に見た目が似ているというだけで「ブッシュ大統領の先祖にはチンパンジーの血が混ざっている」と断定するようなもんだと言えば、著者の手法のムチャさが分かっていただけるだろうか。
 もっとも著者自身そのことは自覚しているようで、本書は学術論文ではなく、あくまでも類縁の認められる単語を集めた「標本」であると規定している。ネタのぶっとび具合のわりに本全体から感じるトンデモオーラというか電波度が少ないのは、この自制的姿勢のせいもあろう。

 後半、最初の眠田先生のエロアニメだけ見て会場を抜け出し、明木先生&早退するIPPANさんとタクシーを拾いお茶の水へ。祭りで道が混むかと心配だったがまだ祭り渋滞は始まっておらず、スムーズに1530過ぎカザルスホール着。IPPANさんとは別れ、2人で中世音楽合唱団の定期演奏会を鑑賞。かの皆川達夫大先生率いる言わば同人サークルが採算度外視で開く内輪の研究発表会のようなもので、毎度毎度リラックスしたいい意味でグダグダ(でも演奏は本物)なライブを楽しませていただいているアレである。
 今回ご一緒した(と言うか無理矢理拉致してきたと言うか)明木先生の示唆に基づき二階席左翼側に陣取ったおかげで、第二部のつのだたかしさんのリュート演奏がすごくよく見え勉強になりましたさすが本職は頼りになります感謝感謝。その明木先生も皆川リミッター解除トークには唖然としていたご様子。そのほか、例会などでは聞けない音楽方面のお話もいろいろ伺えて楽しかった。やっぱこのくらい豊かな感性とあくなき探究心が両立してないと、ひとかどの学者にはなれないんだな。
 ともかくたっぷりラテン語のミサ曲とイタリア世俗曲を堪能。

 ……同じラテン語つながりでも天国と地獄ぐらい落差があるような気がするのはなぜだろう。

 そしてJRでまた地獄へ戻るw。例会二次会でまた暴飲暴食。メガネとりかえっこ撮影会したり、mikipooさんに今朝の朝日を見せたら瞬時に勝負師の目になったり、桐生先生と「最悪なヨサホイ節」を歌ったり(アブなくて書けない。♪2つ出たホイのヨサホイのホイ、ふた●●娘とする時にゃー、チ●ポをよけよけせにゃならぬー♪)、神職(♂)をレイプしかけるなどクラウザーさんにも劣る様々な悪事を働いたのち、ベロンベロンになって、酔い覚ましに茶しばいたのち帰宅。ほんとにスカイフォーク並の落差です土門さん。
5月12日(土)
 0700起。『パパガZ』。桜子さんかわいいよ桜子さん。ホイフェスタのアルバム買わないと。洗濯して1030出発。所沢のダイソーに寄るが『愛Q315』見つからず。1200ちょっと過ぎLPO到着。田野さん桑山さんKOWさんIPPANさんもいた。
 面白漫画倶楽部3。今日も「KEND」とか小池一夫とか、ロッテの渡辺俊介が水俣病発症したみたいな変態フォームでボウリングの球を投げる主人公や透明なボールを無意味に使用したり自分がボールになったりする変なライバルしか出ないボウリングマンガとか、コミックスの表紙で人間が青竜刀で脳天から真っ二つにされて血しぶき上げてる香港だか台湾だかの少年マンガとか、我が目を疑う代物ばかりでした。死にそうです。トリはもちろん地獄の100本ノック。聞いてるだけでサッカー45分ハーフ前後半フル出場に延長戦まで走り回ったような疲労感。IPPANさんなんか第二部でダウンしてソファ席に倒れ込んでましたから。
 そして帰りに田野さんと紀伊国屋アドホック館に寄り、『レイザー』2巻&3巻を買ってしまったザッツオーなわし。さらなる消費活動につながる評論こそ、評論の理想形だと思う。
5月11日(金)
 晴れてはいるけど風強く。普通に仕事。1930、吉祥寺の鳥良で手羽先ぱくぱく。夜、摂理の親分タイホの報。

 改憲論議をいろいろ見てみたが。
 やっぱ一番オカシイのは、憲法を守ることを義務とされているはずの国会議員で構成された内閣、その頂点である内閣総理大臣が、改憲をリードしていることか。これ自体がすでに重大な違憲行為のような気がするんですが。
 それともアレですかまたお上お得意の「諸君! わたしは少しも強制はしない!(以下略)」というやつですか。
 「世論が改憲を望んでいる」って、ぜんぜん国民主導じゃないのに。
 それとも安倍にとって「世論」ってイコール読売新聞ですかw
5月10日(木)
 本田透の『萌える男』、読んでみたほうがいいかな、とふと思う。俺が考えた「オタッキー」論とすごく似たことが書いてありそうで。もっとも俺は「オタク自体が恋愛至上主義への抵抗から発生した」とかオタクの起源にまでは言及してないし、それはちょっとステロタイプ的だからやらなくてよかったけど。そうか、あのオタッキー話をもっと敷衍させれば俺も新書1冊書けたのか(そんなヒマどこにもありませんが)。
 それはともかく、新書や一般向け教養書を書くのにいちばん必要なのは「専門家や現場からのツッコミを恐れない恥知らずな魂」だと、自分でも1冊書いてうすうす分かりかけてましたが、いよいよ確信に。これが学者とかになると、いくら一般向けとは言えテキトウなこと書き散らしたら自分の名前に傷がつきますけど、学位も職も何も背負うものがない「専門外」の人や、そもそも学術的に認められた「専門家」のいない分野では、それこそ書き散らし放題。

 しごと。昼、コンビニおにぎり×3。よる西友でトマトハンバーグ弁当買って帰ってもぐもぐ。

 キリンの勝ちTプレゼントの広告が、なんとさいたまスタジアムを埋め尽くしたレッズサポーターの写真の、赤い服を青にして使ったことがバレ、回収に追い込まれたとか。そりゃレッズサポは怒るわ。ブルーダイヤじゃ洗剤だ。

《戦え!仮面ライダーV3》

赤い 赤い 赤いスタンド ブルーにー
浦和サポーター 頭に来ると
レタッチ技で カラーが変わる
切れよ 腹を 土下座せよ
アレな広告 血が叫び
力の限り ぶち当たる
敵は地獄の代理店
闘う正義の 不買運動キリンビール

青い 青い 青い広告 許せねー
色調補正 こりゃ許されん
レッズのユニは 勝ちTとちゃう
切れよ 腹を 土下座せよ
アレな広告 血が燃えて
命の限り 打ち倒す
敵は地獄の代理店
闘う正義の 不買運動キリンビール

ひどい ひどい ひどいポスター 回収ー
アドビフォトショップ 諸刃の剣
正義と愛が レッズを守る
切れよ 腹を 土下座せよ
アレな広告 血がさわぎ
身体の限り 打ちむかう
敵は地獄の代理店
闘う正義の 不買運動キリンビール
5月9日(水)
 やっと起きられるようになった。

 北朝鮮が核ミサイル発射したかのごときパニックを局地的に巻き起こしているらしい辻×杉浦騒動
 新聞で記事を見てもああそうですか程度にしか脳味噌が働かなかった私はたぶん彼らと同じ色の血涙を流すことはできなさそうなので最初から放棄する。
 また年齢的に淫行でも児童ポルノでもないので法律上の問題もない以上他人がとやかく言うことではなかろう。温泉でタバコふかすのは20歳までダメなのにセックスは結婚さえ前提としていれば16でも問題なしという現行法にはいろいろ疑問は残るがそれもさておく。
 ただ、このまま休業ということになると、『ロビー&ケロビー』はどうなるのだろうか。このあおりで同じ枠の『マイメロ』にまで影響が及ぶことになるとかなりせつない。なに、『マイメロ』30分枠復帰ですか。それは不幸中の幸い……こらこら。
 とか言ってたら、アテナ役も降板との情報。まあ誰がやってもよさそうな役ではありましたが。しかし舞台ならともかく、声優といえばわりと臨月までできそうなイメージだが、それが妊娠9週間でさっさと降板というのも不思議な話。私のようなウブなネンネでも、この件の裏にはもっと暗くて深い川が流れてそうな予感がビンビンしてきます。主題歌まで別の歌手に差し替えられたら確実ですね。コスモスの父が何をたくらんでるのやら。
 ああそういえば、こないだ「まんがくらぶオリジナル」6月号の『けものとチャット』で「ダブルニャー」と安直に名付けられた2匹の子猫がいつの間にか1匹になってるという非常に危険なネタをみずしな孝之先生がやってたが。来月号ではもう1匹もいなくなってるんだろうか。そこまでやったらネ申。

 編集会議があるので職場へ。昼、消化のよさそうなもので栄養補給、ということで大昌苑のカルビクッパ。いろいろやって帰る。パン屋のパンときのう買ったパンの残りで夕食。ねる。
5月8日(火)
 ねつ出して休む。ねつと言っても37度3分ぐらいですけど。でもちょっと動くと37度8分に上がるので油断はならない。きちんと寝ておく。一度スーパーに出かけ総菜パン買って虫のように食べ、また寝る。くー。
5月7日(月)
 上祐新団体設立。河上イチローはどっちにつくのか。

 ゆうべ風呂上がりに身体を冷やしてしまいあからさまにカゼをひく。鼻水も出る出る。昼、志乃原で味噌煮込みうどん食って身体あたためるが快方には向かわず。とっとと帰り、豚の角煮買って帰って残りごはん片付ける。

 こういう具合の悪い時は、つい脳が暴走し無駄なことを考える。

* * * * *

 「自衛隊が軍隊にならないとゲリラとして扱われる、だから」という論法があるそうだが、そんなことはない。ジュネーブ条約の規定なら現行自衛隊員も保護の対象みたいです。
http://www.mod.go.jp/j/library/treaty/geneva/geneva3.htm
 まあ正規軍だからと言ってジュネーブ条約通り鄭重に扱ってもらえるとはかぎりませんですけどね。俺のじいちゃんのようにシベリア抑留されたり(当時の1929年ジュネーブ捕虜条約でも明らかに反則のはず)、現在でもアブグレイブとかグアンタナモとか。
 そもそも九条改憲したがってる政府与党の改憲論者たちの主要目的は、集団的自衛権(≒米軍の鉄砲玉として世界中どこへでも税金で自国軍隊を派遣する制度)の根拠づけですよね。
 それなのに、彼らが国民に九条議論をアナウンスする時は「外国に攻められた場合」という、感情的に賛成せざるを得ない特殊状況だけをクローズアップする。
 たとえるなら、「凶悪な死刑囚が改心して聖者の如きいい人になった」という一部の特殊な例だけを持ち出して、死刑廃止を訴えるのと同じような議論のすりかえです。
 そのすりかえ自体にあたしみたいなチキンな生き物はうさんくささを感じて、「いいのかなーいいのかなー」と勘ぐってしまうんですよ。

* * * * *

 自分の苦難体験を特別視(ある意味「特権化」)する者は、いくら「キリストが同じ苦しみを負ってくださる」と言われたところで、何言ってやがんでえバーカってなもんだろう。
 そういう意味では「キリストを受け入れる」には、自分の苦難の特別化/特権化から解放される作業が必要となるのだな。
 そして初めて、苦しむ自分をあわれむように、苦しむ他者をもあわれむことができると。
 てめえ一人が世界一不幸で不当に虐げられてると思い込んでるうちは、決してキリストを受け入れることはできない。

* * * * *

 ……そしてまた、キリストのそういう機能は、「おまえだけじゃなくみんな困ってるんだからあきらめろ」というアヘン(ペテン)として抑圧者側に利用されてもきた。残念ながら。
 マルクスやニーチェが批判したのはまさにそこであって。彼らの批判は、実際キリストが阿片窟の主力商品とされていた19世紀までのヨーロッパにおいてこそ、その批判力を正当に発揮することができた。
 そんな文脈を無視し、キリスト教のキの字も社会生活に浸透していない現代日本人が、彼らのキリスト教批判をまんま素直にデッドコピーしても、見当違いもいいとこである。21世紀の御代になっていまごろ「トルコはヨーロッパを征服しようとしている」とか「モンゴルは世界を(以下同文)」と主張するぐらいムチャクチャである。

* * * * *

 華僑ってどんな宗教信じてるんだろ。
 華僑のアイデンティティ基盤ってなんなんだろ。
 やっぱ道教?

* * * * *

 むにゃむにゃ。
5月6日(日)【ここまでは2008.10.04更新】
 『マイメロ』。家賃9630円にしては結構住環境よさそうな負け犬荘。夢が丘は首都圏じゃないらしい。そして先住民にかわいそうなゾウという笑撃展開にひっくり返る。「ダメ貴種流離譚」という点ではカテゴリ的に『ロビケロ』とかぶるなあ。
 スーパーの朝市のついでにコンテナ2個買って本の片付けに終始。

 ああ日記ぜんぜん進まなかった。

 昨日のエキスポランドのジェットコースター事故。岸和田だんじり祭りで毎年のように死者が出ている土地柄のわりには軟弱なもんだなあ……と初めは思ったが、岸和田とはだいぶ離れているらしい。それに、亡くなった方の死に様は相当なもんだったそうで。報道ではオブラート50万枚ぐらい包んでますが、現場を観ただけで気分が悪くなって病院に運ばれた入園客がゾロゾロ出たあたりからもその惨状は推して知るべし、という状態。『シグルイ』実写化(1日の日記とは違う意味で)ですか。
5月5日(土)
 0700起床。『パパガZ』、ええ話やな〜と思ったら脚本山田隆司。MR028数冊とティアマガと今朝の朝刊だけトートバッグに入れた軽装で8時15分頃出発。特急は乗り逃がすがなんとか10時前にはビッグサイト入り。滝季山さんたちと話してるうちに新田さんも到着。新刊の小説を頂戴し、壮絶なラストに死ぬ。
 開場と同時に新田さんと三峯徹画伯のブースへ。初めて見たご本人は、なんと言うか本命予想そのまんまでかえって意外。新田さんはすぐ店に取って返すが薄情な俺はそのまま回遊を続ける。他のチェックサークルをざざっと回り、また収納しにくい本を山ほど買ってしまう。【UTUMNO】で潜水艦シリーズの新刊、【ひまわりデザイン事務所】でコピー誌など収獲ちょこちょこ。
 【FuniFuniFesta!】が郷土部シリーズの総集編を出していた。20世紀末(微妙に現代じゃないのがポイント)の地方都市の共学高で、町内の店鋪入れ替わりの定点観測という地味な部活動を続ける部員2名の郷土部を舞台に、メガネ部長と部長にほのかな恋心を抱く1コ下の部員(キャラはこの2人以外登場しない)が、ドタもバタもエロもなく淡々と部活に勤しんだり部員がスキあらば部長を口説こうとするのを部長がはぐらかしたりしつつ時間を刻むだけの話なのだが、妙に読ませる力量がある。絵の雰囲気からも垣間見えると思うが、ただのほんわか萌えコメディでもなく、過ぎ去った時間を描き留めるという行為に付随する痛みのような通奏低音が静かに流れていて、非常にあなどれない不思議な作品世界を構築している。数年前メガネ部長のサークルカットに惹かれてブースに迷い込んで以来、絵だけでなく話の静かなテンポもツボにはまってチェックを続け現在に至るのだが、今後ともがんばってほしい。H系も描けないわけではないので、商業誌デビューの可能性もあるかもしれない。
 それはそれとして、上にリンク貼ったサイトでLazy8さん(郷土部シリーズ描いてる人)のプロフィール見たら、うちの父親が作った望遠鏡を持ってるとか。……毎度ありがとうございます……。

 【木持アート出版】の『スーパーレディ レナちゃん』、待望の第3部が出ていた。買ってきてくれた新田さんとさっそく読書会。バトル全くなし!(笑)。ついに明かされた快男児ロンリーの衝撃の横顔など、あいもかわらぬワンダーぶりに二人でひっくり返る。
 三峯画伯と木持先生、二人の新刊を読みながら、両者の間に横たわる決定的な無限の質的差異というのが見えてきた。
 三峯画伯は、衣装や状況設定のバリエーションこそあれど基本的に「可愛い女の子がこっちを向いて微笑みながら語りかけてくれる」という自分の描きたいシーンだけを何枚も何枚も十年も二十年も描き続けている。
 恐らくそれぞれの絵には、そのシーンに至るまでの固有のストーリーがあり、またそのシーンから発展するストーリーもあるのだろう。一枚一枚の絵にはそれぞれ固有の時間がありドラマがあり世界がある。しかし画伯はとにかくその「可愛い女の子がこっちを向いて微笑みながら語りかけてくれる」シチュエーションだけを切り取って描いて喜ぶことが至上の目的であり、その世界に付随する他の全てのもの(背景すらも)の描写を一切放棄している。神話のクライマックスシーンのその瞬間のみを切り取って描いた泰西名画よりも、はるかにいさぎよい。なんたって背景はおろか小道具が描かれることすら稀なのだ。
 トルソを彫刻するように、無駄なものを一切削ぎ落として「本当に表現したいもの」、おのれにとっての「美」のエッセンスだけを描く。「研ぎ上げる」と表現したほうが適切かもしれない。自らのパトスに極めて忠実な、いさぎよい製作姿勢と言えよう。
 それに対し木持先生は、同じくパトスの奔流に身を任せて描くタイプの作家にもかかわらず、自分の描きたいシーン……「ビキニ姿のムチムチのおねーちゃんがいろんなポーズで暴れ回る」ところだけを描いてよしとはしない。その作品世界をどこまでも丹念に緻密に描写しようとする。
 木持先生の漫画は、エロマンガによくある「女(男)は丹念に描くけど男(女)や背景はすげーぞんざい」という法則には全く当てはまらない。たしかにエミちゃんユカちゃんレナちゃんや周囲の女性キャラは、描きにくい複雑なポーズやアングルにも果敢に挑戦し、極めて力の入った作画がなされている。しかし、それ以外のものに露骨に手を抜くということは決してない。描いても面白くもないであろう男キャラや背景の街並みやモブにまで平等に、木持先生はそのエネルギーを傾注している(それがかえって画面を見にくくしている面もあるが)。
 そして何年かかろうとも決して投げ出すことなく、作品世界を可能なかぎり描写しきろうとする。一見話の本筋とは関係ない童謡の解説や信玄vs謙信の戦いに厖大なページを費やすのも、別に滝沢馬琴的トリビア趣味ではなく、木持先生にとってはそれがその作品世界を説明するのに必要な背景だから描かざるを得なかったのである。
 自分の描きたいシーンだけ描いて喜ぶ、という発想は、おそらく木持画伯にはないのかもしれない。一つの物語、一つの世界を構想したら、それを全て形にする。親が子供を責任持って育てる、創造主が自分の創造した世界を責任持って引き受ける、そんな「覚悟」のようなものこそが、木持作品が人を引き付ける独特の凄味の正体かもしれない。
 三峯画伯が「瞬間(カイロス)」の作家だとしたら、木持画伯は「時間(クロノス)」の作家と言えよう。どちらの創作姿勢が優れているとか邪道であるとか価値判断をかますことなど誰にもできない。その情熱は等しく価値あるものだから。
 ……それはそれとして、冷凍してない近海マグロも水揚げされる(『レナちゃん』第3部p.61以下参照)一方で「高原リゾート地」(同p.74)もある香奈玉市って、どんな地形なんだろう。鎌倉をもっと標高差激しくしたようなかんじか?

 『人間噂八百』の足立淳先生にもご挨拶して店に戻り、新田さんと店番しながら無駄話いろいろ。アルコールも麻薬もキメてないのになぜ新田さんはこうポンポンポンポン無意味な発想が出てくるのか。強固な常識とロジック構築能力を標準装備しているから、それを破壊するのもお手のものなのかもしれない、という仮説を立ててみる。
 1600無事閉場。MR028は1冊だけ売れた。なんか俺はもう完全に場違いな生き物なのかもしれない。新宿まで新田さんと一緒に帰りながらアニメ話。『ゲゲゲの鬼太郎』しか接点がなくて、不勉強さに死にたくなる。ジョジョ話に移るが、こっちが第5部途中までしか読んでないしストーンオーシャンもスティールボールランも全く知らないのでやはり話がかみあわない。ジョジョは一般教養として読んでおかないといかんなやっぱ。

 西武線に乗り換え、新田さんにいただいた『まぐま Vol.15』をちょっと読むが、これがすごく面白い。テーマが「オタクの多様性」ということで、10代のオタク&非オタク(そしてボーダーライン)の読書傾向を現場で見つめてきた高校図書室司書、『炎の蜃気楼』ファン、やおい好きの男子、『同級生2』でパウロ的回心を体験し今は東大大学院でオタク文化を研究する香港人などが論考を寄せ、まさにオタクの多様性の一部を実地で垣間見せてくれている。
 司書さんの論考は、差別しやすいオタクを蔑視することで相対的に自分のヒエラルキーを上げようとするリア厨リア工の残酷な心理メカニズム(そしておそらく彼ら一般人の「オタクキモい死ね」感覚は終生変わらないだろう)にまで踏み込み、背筋が寒くなる。自分に自信が持てない奴ほど差別行動に出る法則なのだろう。また逆に、差別される側からの逆差別(意趣返しのような極左ウーマンリブとかオタクリブ思想とか「ブラック・パワー」とか)も、やはり自分の属性に自信が持てないことの裏返しであって。
 そういう自分に自信がない人には、モンティ・パイソンやサウスパークのように「差別」をギャグにまで昇華させることはできない。嫌韓厨の煽り文章や逆に嫌日アジア人の作るマッド画像とか、感情にまかせた作品(いや「作品」じゃなくてラクガキですか)に限ってちーとも面白くない。自分たちの中にある「差別意識」そのものを戯画化(=客観視)できるかどうか、そのユーモア感覚の有無が決定的な分かれ目だと思う。
 それはそれとして、『炎の蜃気楼』の論考はまさに未知の世界。タイトルだけは昔のコミケカタログやサークル申込書のジャンルコードでよく見かけていたけど、こういう設定の小説で、こういうコアなファン層がいたとは全く知らなかった。
 ヤオイスキー腐男子の人はひょっとしたら俺と同世代かもしれない。俺も幼少期パタリロやOUTのアニパロの男色描写に触れながら全く違和感を持たなかったし。あの頃はまだ、ホモフォビア的偏見を植え付けるようなギャグが、(子供の目に触れる)メディアに登場していなかったように思うし、そういう教育もされていなかったせいもあるかも知れない。エイズが「ホモの病気」として喧伝された1980年代中盤が大きなターニングポイントになったんじゃないかな。

 香港ビトさんの社会科学的アプローチによるオタク論を途中まで読んだところで、武蔵関で途中下車してテキサス。カウボーイステーキにマスタードとガーリックこんもり乗せて醤油ちろっとたらし、大盛りごはんとともにコーンひと粒モヤシ一本残さず跡形もなくペロリ。労働wのあとは良質の蛋白質を。
 帰宅後、KOWさんの日記で「米澤嘉博を語る」トークライブに議長が出ていたことを知って、ぎゃああ聴けばよかったと後悔。書籍化されないかなあ。
 ぐったり疲れたが、本の整理の続きにとりかかり、24時半ごろ寝る。
5月4日(金)
 きのうの北京パクリーランド、今朝のワイドショーでも各局大喜びで取り上げている。平気で中の人が頭をパカと外したり「撮影するなら10元払え」と金銭を要求してきたり、まるで松田洋子のマンガを実写化したかのようなやさぐれた有様。当の中国人のコメントも報じられていたが、現地人も在日留学生も「何が悪いの?」というかんじ。そりゃまあ1986年の開園以来20年以上放置して今ごろ民放各局が一斉に取り上げてもなあ。ニュースサイトのようだ。
 10時過ぎ自転車で島忠へ走り、コンテナ6個買う。屋外で棚晒しになっていたもんで全面ホコリだらけだったが、店員さんがえっちらおっちら拭いてくれてようやく室内で使用できる状態に。ぼこぼこ本を詰める。
 1345頃、NHKでまたロッテ戦やってることに気がつきあわててTVつける。つけたとたん直行が点取られる。さらに満塁ホームランまで打たれウワアアアン。試合が終わってから近所のスーパーでこないだ買ったのと同じコミックケース4個買う。この連休中に収納用品に10000円以上使ってしまった計算。

 野球特待生制度話。きのうは「特待生制度は貧乏人が成り上がるために必要」と書いたが、いざ特待生になってもそう簡単な話ではないらしい。金成さんによると、甲子園に出場するクラスの高校の野球部に入ったらユニフォーム代だけで8万円かかるそうだ(靴など用具やバッグは別)。8万円のユニフォームってどこのコスプレショップですかw。もちろん1着じゃなくて、練習用(着替え含む)、試合用(ホーム、ビジター)と揃えるとなるほどそのくらいかかるだろう。そういえば中山ラマダ先生の漫画によると、プロの帽子よりもヒサシの分厚い(=高い)帽子を制式採用している学校もあるとか。水泳のサメ肌水着じゃあるまいし、野球の場合、スパイク以外は何着ててもプレイにはあまり関係ないような気もするけど。学校指定ジャージと紅白帽で甲子園出ちゃいけないのかなあ。
 それにそういう学校って、用具に加えて寄付金とか何かと金をむしるんだよな。高野連も朝日毎日も賞金ビタ1文出してくれるわけでもないから、実際に金がかかるのは分かりますが。他にも田舎から越境入学でもしようもんなら下宿代もかかるし。兄貴とセットで東京に下宿させられたハンカチ王子の家はよほどのお大尽なんだろうなと。
 ムエタイやブラジルのサッカーを見ても分かるように、スポーツを強くするには貧乏人にも門戸を開き裾野を広げることが先決なんだけどねー。ハングリー精神のないおぼっちゃんが才能だけでチンタラ野球、ってことになったら日本のプロ選手は全員堀幸一かボーリックになってしまいそうです。三食ハンバーガーで食いつないできた叩き上げのメジャーリーガーに勝てるわけがない。
5月3日(木)
 例の野球特待生制度についてアンケートとってみたらかなりの数の学校が実施していたんで、高野連のえらい人が「非常に驚いている」とコメント。
 なにが「非常に驚いている」だか。
 NHKでアニメ絶賛放映中の『MAJOR』に限らず、最近のリアリズム派学生野球マンガには、当然のように野球特待生制度がどーのこーのという描写が出てくる。特待生制度はそのぐらい広く認知された一般的な制度であるわけだ。高校野球の総元締であるところの高野連が実態を知らなかったなんて、絶対そんなハズはあるまい。野球部員のケンカ万引き喫煙も逐一チェックするほどの情報網を誇る和製モサドこと高野連様が、こんな周知の事実と言ってもいい特待生制度を知らなかったって。冗談も休み休み言ったほうがよかろう。
 要するに高野連的には、「学費供与は憲章違反」とのカドで専大北上を除名しちゃった手前、引っ込みがつかなくなったというだけの話で。マスコミも、かつてガバチョと裏金もらってた現役のプロ選手やメジャーリーガーに累が及ぶと自分らのごはんの種に響くから、矛先を学生に向けて、M坂たちから追及の目をまんまとそらせたわけでしょ。……その結果こういうバカな事態が発生してしまいましたと。
 今まで何十年も普通に実施してきた特待生制度が一夜にして違法になってしまう、この不幸なタイミングにぶち当たってしまった全国8000人の野球特待生難民のことを思うと、神に祈らずにはおれない。もし日本で銃器が解禁されていたら世をスネて武装蜂起してもおかしくないところである。全員身体能力高いから、義和団の乱みたいに鎮圧は手こずるだろうな。

 もしこのまま本当に特待生制度のない『巨人の星』の時代にまで戻ってしまうのなら、一徹父ちゃんほどの働き手すらいない貧窮家庭の子弟は今後、特待生制度が合法化されている他のスポーツに流れるしかないのだろうか。
 でも実際問題として、プロに進んで一番カネになる見込みのあるスポーツは野球なのである(ゴルフは別格だが)。陸上競技やらロクなプロ組織のないスポーツで特待生になってそっちの技能を伸ばしても、将来の見込みはアレである。なんたって日本は五輪で金メダル、つまり60億人類の頂点に立ったって報奨金300万ぽっちしかくれない、世界に冠たるスポーツ軽視国家である(この点では北●鮮のほうがずっとマシである)。マイナースポーツのアスリートは安アパートで寝起きしバイトに明け暮れ遠征費を稼ぎ嫁さんすらもらえぬフリーター暮らし、という『金メダルマン』の時代から30年近く経っても全く変わらない生活に甘んじている。それにひきかえ野球なら、別に世界中の強豪と闘わなくても日本人だけ相手にしてそれなりのおゼゼがもらえるですよ。どうせカラダを資本に一家を食わせていくのなら、よりカネになる種目に進むのが当然。でも「一番カネが必要な貧乏人が一番カネになるスポーツができない」という皮肉。それでは今はやりの「格差の固定」じゃないですか。なんとかなりませんか先生。

 で、他の方の日記を拝見したら、「スポンサーを見つけて海外留学→あちらの学生野球で頭角を現わし→メジャーなり日本のプロなりの契約金で投資家に配当」……という面白い提案があり。村上ファンドも阪神買うよりこういう投資に乗り出せば、大衆の支持を得られたかもしれん。裏金問題勃発があと1年早ければ喃。

 そういえばいつだったか文化放送ライオンズナイター聴いてたら、裏金バレた横浜のピッチャーが先発というニュースに実況と解説が「……こういう時ですから、がんばって投げてほしいですね……」「ええ……」と奥歯に札束がはさまったようなコメントをつけてたのが面白かったです。まあねえライオンズナイターですからねえ。
 あれだけ騒ぎになりながら、裏金の盟主たる読売がよくほっかむりを続けられるもんだが、他社もツッコまないんでしょうな。「黒い霧」でまんまと池永と西鉄を生贄にしたように、今度は早稲田の清水と専大北上が生贄にされたと。ひでえ話だ。はっ、そうか、楽天の一場がここんとこちっとも一軍に上がってこないのはそういうことか! 去年の交流戦でも対読売戦が始まる直前に登録抹消だったし。ジャニーズと吉本と読売にはさからえませんってか。

 北京にできた国営テーマパークの映像にぶわーっははははと死ぬほど笑う。笑い事ではないのだが。
5月2日(水)
 大連休の中休み(いや「中働き」と言うべきか)にて、5日ぶりの仕事。いっぱい届いてた雑誌原稿をざっざかざっざか整理してるうちに日が暮れてそれでも足りずに初校校正刷りを著者の先生に送りつけたりメールの返事が何度送ってもエラー出たりプリンタの紙詰まり直したりあれやこれやで20時過ぎまではたらく。今日を逃したら次仕事できるのは5日後だから大変だ(ビル自体が閉鎖されるので休日出勤もできない)。

 いちおう昼休みだけは外に出てコンビニでロッテのファンクラブの継続会費振り込んで(まだ払ってなかったのかこいつ)時間はないけどなんとなくコンビニのぎとぎとな弁当は食べたくなかったのでサントクまで足をのばして空揚げ弁当。コンビニ弁当とスーパーの弁当でどう違いがあるのかと言われたら説明できんが、保存料の含有量ぐらいか? コンビニ弁当ばっか食べてると死んでも遺体が腐らずバチカンから聖人に認定されちゃうぞ。ザビエルも中国上陸を待ってる間ずっと不健康なコンビニ弁当食べてたんで病死したんだぞ。すいません嘘です。

 あ、それとフィンランドのサンタさんからおてまみ届いた。去年送った「例の本」のお礼状ってとこか。さすが業界最大手はマメだ。返信用切手券も入れてないのに。

 帰りはあったかいのでふらふら徒歩で帰る。仕事中はカレーでも食べて帰ろうかなと思っていたがいざカレー屋にさしかかってみると食欲がわかず、かわりにブクオフ寄ってカレーとほぼ同額の古本を買ってしまい我がエンゲル係数に思いを馳せる。

 電車の中で衛藤ヒロユキ『がじぇっと』2巻&木尾士目『げんしけん』4巻とベクトルは違えど個人的にすごくせつないマンガばかり読んでせつなくなる。
 『がじぇっと』には『時かけ』同様、「自分とは関係ない世界」なんだけど何故かキュンとなる魔法がかけられているのだが、一方『げんしけん』には、「自分にも関係があったかもしれない世界」ならではのすごく身につまされる感を覚える。ひょっとしたら日本の一般人が『時かけ』に覚えるノスタルジーと、俺が『げんしけん』に覚える感覚は極めて近いのかもしれないです。ちょっとした手違いで自分が送れなかった4年間を投影するような。まあそれで結果的に『げんしけん』の代わりに『幕張サボテンキャンパス』のようなただれた生活を送ってたわけですが、まさか明日香と桜子にあたる主要キャラがあんな形で……っとっとっと、それはどうでもいい話。それはそれとしてうわーんタコ焼き器があータコ焼き器があーうわーん斑目ー斑目ー。
 ふと思ったけど。『がじぇっと』を大幅にアレンジしてアニメ化すると『交響詩篇エウレカセブン』になるんじゃないか。

 明日は古雑誌リサイクルに出してスペース作らないと、さっぱり片付けが進まん。

【今日の憲法記念日前記念エッセイ】

  日本国憲法下における自衛隊というのは、
  キリスト教における三位一体のようなものかもしれない。


 ……というヘラクレイトスばりの意味不明なテーゼだけじゃ絶対誰も理解してくれそうにないので、みっともないが説明する。

 聖書正典には「父なる神・子なるキリスト・聖霊は同じ神の三位格でありかつ一体である」と文字どおり明記してある箇所はないが、新約聖書が確定したのち長い教義論争を経て生まれた三位一体の教説が、キリスト教2000年の歴史の中でポジティブに機能してきたことは疑いがない。
 聖書に書いてないからと言って、もし今、突然キリスト教が三位一体の教説を廃棄したら、天高く積み上げられた本の一番下を引っこ抜くようなもんで、これまで三位一体をベースに積み上げられてきた神学は根底からグジャーンと破壊され収拾つかなくなりますよ。

 同様に、日本国憲法に明記されていないからと言って、日本は半世紀以上(憲法制定とほぼ同じ期間)防衛戦力を持ち、その存在と日米安保が戦後日本の国防政策の基盤となり、実際それなりの機能を果たしてきたことも否定はできない。
 もし今、突然自衛隊を解隊したら、自衛隊の存在とセットの日米安保も根底から揺らぎ、国防政策は一から再考を余儀無くされる。のんきな非武装地帯ホビット庄を長年オークの侵攻から守ってくれてた奇特なドゥネダインほど、アメリカ様は気前良くないと思います。それこそ安保どころか本格的にアメリカ様の属州にならなきゃえらいことになりますよ。

 テキスト化されていないが事実上カノンであるカノン。
 そういう意味で、自衛隊と三位一体は似てるな、と。
 それ以上の深い意味はありませんので頼むから勘ぐるな。

 してみると今の安倍政権がしていることは、たとえるなら、「聖書に三位一体が書いてないから」と言ってバチカンが聖書を書き直そうとしてるようなもんですな。
 某特殊仏教で言えば、法華経に「シ也田先生はネ申」と書き足すようなもんですよ。

 現状におもねるべく聖典のほうを書き換える。
 本末転倒の極みである。

 行政を宗教にたとえるなら、法律は教義であり、憲法は聖典である。
 教義に瑕疵が見つかれば、その宗教の奉ずる聖典に立ち戻り、そのメッセージに聴き、本来あるべき姿への軌道修正をはかる。聖典はそのデバッグになくてはならない、メートル原器のような滅多なことでは動かされざるべきツールなのであるな。
 「時代に合わなくなってきた」のなら、著作権法にネット関連の条文を追加するように、法律のほうをアップデートすればいいだけの話であり、法の精神を確認する上で立ち戻るべき「原器」のほうがコロコロ動いては使い物にならないのである。

 どうも「護憲派」イコール「戦争反対のサヨク」という偏見が蔓延しているみたいだが、護憲派というのは単に「メートル原器の大きさを変えるな」「ちゃんと原器に則ったモノサシを作れ」という至極当たり前のことを言っているだけなんじゃないか、という気がする。
 (もちろん「護憲」を声高に叫ぶ人の中には本物の反日分子も混ざってるので厄介だが、少なくとも憲法学者は聖書神学者同様「正典テキストとその生まれた文脈に立ち戻れ」と言ってるだけだと思います。)

 つうか、憲法という土台が揺るがず存在するからこそ、その土台の上にある法律のほうは柔軟に時代状況の変化に対応させることができるのではないかと思うんですが。
 憲法がコロコロ変わるようなもんなら、どんな非人道的な時代状況にも合わないオモシロ法律も、「そのうち憲法のほうが現行法にすり寄ってくるかもしんないから現行のままほっとけ」となりかねませんよ。個の福祉より公の福祉が無条件に優先するように憲法が変わったら、いろんな社会福祉関係の法律が「違憲」になりますよ。どきどき。

 改憲に賛成している人たちが、「憲法を変えること」の意味をどこまでほんとに意識しているのか分かりませんが。
 それでも変えたいんだったら。
 あちこち変えた憲法をどーんと出して「これでどうや」と包括的に是非を問うのではなく、せめて変更箇所1箇所1箇所について個別に国民投票するようにしていただけませんか。統一選挙不可。
 オイシソウな条文との抱き合わせ商法で、コッソリとんでもない追加や削除がやられてたらたまったもんじゃありませんので。
5月1日(火)
 『シグルイ』実写化を妄想してみる。


 伊良子清玄はぜひGacktタソにハァハァ。
 でも、ぬふぅ兄弟がザ・たっちになりそうな予感がするのでやっぱいいや。つうか牛股とかちゅぱ右衛門とかそもそも虎眼先生とか全然キャストが思いつかないどうしよう。(5秒で企画頓挫)

 連休4日目。頭痛も消え7時起床。山口貴由コミュに変な画像をUPしてバスで実家へ帰る。と言っても羽をのばしたわけではなく、単に父親が編集委員長をやっている教会40周年記念誌の校正に駆り出されたわけで。猫と遊ぶのもそこそこに、赤ペンと鉛筆持って辞書広げて父親の書斎を借りて96ページあれこれケチをつけまくる。途中昼飯とおやつタイムがあったとは言えたっぷり17時半までかかる。せめてものバイト代がわりに夕飯も食って帰宅。肩こりぶり返し眼精疲労。明日は本物の仕事だし、さっさと寝るぞ。

【今日のメモ】
 「従軍慰安婦はなかった」「南京大虐殺はなかった」「ナチ『ガス室』はなかった」とか、一連の偽史・陰謀論は、階段100段飛ばしで努力もせずにスゲエと言われるためのグノーシスとして機能してしまったのかもしれない。
 「自分のほうが真理を知っており他の奴らは無知蒙昧の徒である」という優越感が、彼らの原動力なんだろうな。

【今日のメモその2】
 それはそれとして、三峯徹画伯コミティア参戦
 これはガセじゃなくて本当です。「お」16b。
 ティアマガでサークルカット見つけた時は我が目を疑いました。
 木持アート出版の発する電波に呼ばれてわいて出たのじゃろかー。
 いったいどんな人なんだろうドキドキ。実はキャリア官僚が唯一のストレス発散にエロ雑誌読者欄への投稿を長年続けてたとかそんなベタなドラマはないんだろうなあ。普通に想定の範囲内の人なんだろうなあ。ああでも見たいなあ生画伯。やべ、久々にドキドキしてきた。
 よい子のみんな、こどもの日はビッグサイトで画伯と握手!
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