| 松原秀樹先生連載40 |
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女房と畳は、新しいほどよい!? ―飽和―
どんなに惚れて結婚した女房でも、四六時中、それも毎日顔を突き合わせていればいずれは飽きてきようというもので、このことわざはよく使われています。
この現象は、心理学でいう飽和の原則です。飽きる、飽きないという問題は、ストレス問題にも、仕事や日常の生活上にも、さまざまな形で私たちの生活にかかわっています。心理学でいう強化、つまり強化された行動はその後には採用され使われる水準(オペラントレベル)が上がります。このときに強化の働きをした因子が強化子といいます。この強化子は、1回目は魅力的であり、多く与えると効果的ですが、与えすぎると飽和が起こります。たとえば食べ物で考えて見ましょう。ステーキ、すき焼き、てんぷら、メロン、ケーキなど、とても美味しいものですが、これを毎日何回も食べてると、すぐに食べたくなくなってきます。しばらく間を置くとまた食べたくなりますが、飽和している間はまったく欲しくないものなのです。
単身赴任をして、家庭のよさや奥さんのよさを再発見したと言う話はこうした飽和の解消の結果からくるのです。
up 2005/12/05