| 松原秀樹先生連載66 |
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消去動作の応用・岩押しのけ法
15分アタックで書きましたが、気が乗らないときに課題をするのは大変です。新たな緊急にしなければならない課題があるときには、それなりにアクセルを噴かさなくてはなりません。自律訓練法をご存知の方は、各練習の終わりにする消去動作(取り消し動作)を利用します。消去動作は賦活動作ですから、これからしなければならない課題にあった消去動作を実施したらよいわけです。とくに両腕の屈伸運動を次第に激しくし、猛烈に動かすとよいでしょう。課題の質量より一回り二回り大きくなったと感じるほどに両腕の屈伸を激しくしていくと、十分にアクセルが噴かされた状態になり、課題が手ごろな大きさに感じられるようになっています。
同様の方法が岩押しのけ法と名づけた方法です。細くUターンやバックができない山道の運転中に、落石があったら、その石を押しのけて車が通れるようにしなくてはなりません。そこで、今抱えている課題を落石の大きさや重さに見立てて、壁や柱を落石のつもりにして力を込めて押します。イメージの中で、ズリズリと押していくわけです。こうして落石を路肩から谷に押し落としたというイメージなるまで、押していきます。押し落とした後にこの作業を終了します。そうしますと、なんと課題が小さく感じられるものなのです。
up 2006/08/22