松原秀樹先生連載95

 


問題解決のための5つの側面の捉え方

  人間はものの見方や考え方、判断や決断、信念や確信などの認知的側面と、快、満足、喜び、楽しみ、充実、期待や希望などのさまざまな陽性的感情や、不安や恐怖、不快、悲しみ、抑うつや緊張、怒り、焦燥、落胆、絶望などの陰性感情による情動的側面をもって生活しています。そして、活動や睡眠、休息、飲食物の摂取や排泄、緊張や弛緩などの身体的側面(身体条件)を介して生活しています。その生活環境は、季節や天候などの自然的環境、その人を取り巻くものや人々、周囲からの期待や求められる役割、規則や慣習、時間や空間的条件などという環境からのさまざまな刺激や情報を受け続け、それらを刻々と処理したり対処行動をとりながらその生活が営まれています。これらの認知や情動、身体および環境という諸側面は、相互に影響し合っており、いずれかの側面の過剰や欠落、非合理性が不適応の直接原因あるいは問題が持続されているための大きな要因となっています。

 

連載96

up 2007/04/19

 

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