松原秀樹先生連載133

子どもは怖い

知ってい、分かっているのにかかわらず、 本当に知らぬ分からぬ顔をする。 自分が知るべきではないと思えば、 見ぬふり聞かぬふりをし切れるのが子どもです。 大人はすっかり子どものこうした態度にだまされていることが多い ものです。以前おこなわれた中学生への調査で、 親が隠し持っていたエッチビデオを、 親の留守中に見たことがある生徒がかなりの比率でいたという報告 を聞いたことがあります。この生徒たちの親は、 まったく気づいていないようでした。
大人になるということは、 そうした子どもの基本的な適応様式から脱け出すことでもあります 。最近は大人になりきれぬ大人が多いと言われています。 この要因のひとつに、 上記のような子どもの適応様式をとり続けているからかも知れませ ん。
知っている、気づいている、 聞いたことには何らかの責任が生じます。 責任を持ち適切な対処行動をとること、 これが大人の行動様式です。

連載134

up 2009/06/23

 

便利リンク トップへ戻る

心療内科研修医参照頁 トップへ戻る