さくさく作成君が終了し、しばらく更新しませんでした。今後、動画も加えて少しずつ更新予定です。 |
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斎藤耳鼻咽喉科医院の紹介 |
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住所:弘前市城東2丁目1-1
電話:0172-26-0033 FAX:0172-26-0034 場所:弘前駅東口(または地下道)を出て徒歩3,4分の四つ角右側にあります。筋向いにあったゼビオスポーツは撤退しましたが、08年11月から、スーパー”さと長”が出店するようです。 医院は建物の二階で、一階に薬局、皮膚科があります。正面と北側道路の2箇所に入口があります。 駐車場は、正面に14台あります。満車の場合は月決め駐車場(ダスキン隣)をご利用ください。NO.20〜 NO.29まで駐車できます。 設 備 診察室と中待合いとはカーテンで仕切られ、診察机の左手に診療ユニットと診察椅子、右手に電動ベッドと手術用顕微鏡とを配置し、顕微鏡と内視鏡用のビデオカメラはTVビデオシステムに接続して内視鏡トロリーに積載してあります。 手術用顕微鏡は手動式のスタンド型のもので、ビデオカメラは3CCDのものを内視鏡と兼用して使用し、手術、内視鏡検査などはすべてビデオシステムで供覧、録画しております。ベッドと診察室との間もカーテンで仕切ることができます。 当初聴力検査室として使用していた部屋はコンピュータ室に転換し、通常のコンピュータ操作以外に耳音響放射検査なども行います。聴力検査ボックスはX線検査室に移転しました。検査機器は、オージオメータ、耳管機能検査装置、および、自記オージオメータがあります。 診療機器としては他に、鼓膜鏡、鼻咽喉ファイバースコープ(診断用、処置用)、鼻腔用硬性内視鏡、マイクロデブリッダーシステム、インピーダンスオージオメータ、鼻腔通気度検査装置、呼吸機能検査装置、心電計、ネブライザーユニット、炭酸ガスレーザー手術装置、半導体レーザー治療器、生物顕微鏡、および、AED(自動体外式除細動器)があります。 2005年9月末には、FujifilmのデジタルX線画像診断システム(FCR Pico SYSTEM)と医用画像ワークステーション(CLEVIEW)を導入しました。 診療の実際 診療時間は、午前は9時から12時まで、午後は2時から6時00分まで、土曜日の午後は1時30分から3時まで、水曜日と日曜日を休診としております。 主な手術は、鼓膜切開術、鼓室内チューブ留置術、鼓膜穿孔閉鎖術、鼓膜形成術(接着法)、レーザー鼻内手術、マイクロデブリッダーによる鼻茸手術、処置用ファイバースコープによる咽喉頭異物摘出術、声帯ポリープ摘出術などです。 鼓室内チューブ留置術には通常イオントフォレーゼ麻酔を使用し、安静を保てない小児には鼓膜麻酔液を使用して固定器(パプーズボード)を併用しております。鼓室内チューブ留置術は5歳前後が最多ですが、最低施行年齢は1歳9ヶ月で、ほとんどの年齢層を対象としております。 接着法による鼓膜形成術は、皮下組織を用いる湯浅法を行っております。手術が成功して補聴器が不要になった方、水泳ができるようになった方、また、聴力が改善し旦那さんのいびきが気になりだしたなど、患者さんからの声があります。 炭酸ガスレーザーによる鼻内手術は1993年11月から開始したものです。鼻内手術は、小型炭酸ガスレーザー手術装置(NIIC15)と付属のパイプ型ハンドピースを用いて硬性内視鏡下に行っております。対象疾患は、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻出血、鼻粘膜癒着、鼻茸などで、前4者および、小さな鼻茸に対する手術効果は良好ですが、大きな鼻茸の手術は困難で、1995年2月からはマイクロデブリッダーシステムの併用を行っております。マイクロデブリッダーは、整形外科領域で関節鏡手術に使用されていた機器を鼻内手術用システムに改良したもので、現在は、内視鏡下鼻副鼻腔手術に際し全国で広範に使用されております。 処置用ファイバースコープによる咽喉頭異物摘出術は1992年4月より、同じく声帯ポリープ摘出術は1998年7月より開始しました。また、軽度の感音性難聴、耳鳴、耳閉感に対して、1995年2月よりイオントフォレーゼを用いたステロイド療法を試みております。 鼓膜穿孔閉鎖術の閉鎖材料として、以前は、ベスキチンWを使用しておりましたが、2003年1月から真皮欠損用グラフト(テルダーミス)を使用し、治療成績の向上をみております。 |
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パプーズボード |
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“ベッドが狭いからね,落ちると大変だからね。このベッドに寝てもらうよ!”
“さあ,変身だよ,変身!” “ブルーに変身,気をつけ!” 電動ベッド上で横になった子供に看護婦さんの張り切った声がかかる。 子供の動作を待って素早くパプーズボード(抑制器具,青色)を巻きつける。 “かっこいい! タイムブルーだ!” “ウルトラマンティガ・スカイタイプだ!” にこにこして,うでをぴったり両脇につけておとなしく固定具を巻いてもらう子,不安そうな表情でお母さんをじっとみつめながら我慢している子,嫌がって巻かれた後も激しく頭を動かす子,などさまざまである。 “ワー! みの虫さんだ” “うちにもひとつ欲しいな” 子供にとってドキッとするような問題発言をなさるお母さんもある。 看護婦さんも,“あると便利ですね,ちょっと値段が高いけど”などと口裏を合わせている。 3歳前後の男の子に対するかけ声はタイムレンジャーのタイムブルー,6,7歳になるとウルトラマンティガのスカイタイプとなる。私には未知の世界である。 残念ながら,女の子にはいいコピーがない。 パプーズボードは,千寿製薬の耳鼻咽喉科医向け雑誌“美蕾”1992年9月号に掲載された,北九州市,阪東病院院長・阪東和一郎先生の記事を読んで興味を持ち,購入したもので,鼓膜切開,鼓室内チューブ挿入など,小さな子供に対する顕微鏡下耳科手術には必須の器具である。 耳垢栓塞も,水銃による耳洗に引き続き臥位にして顕微鏡下に吸引管,耳用針,耳用鉗子,異物鈎等を用いて除去しているので,その使用頻度は大である。 パプーズボードはOlympic Medical Corp. (4400 Seventh South Seattle, Wash. US.) の製品で,最初に購入したのはregular size ,その後“L”型を追加注文した。本邦では日興ファインズ工業株式会社(東京都葛飾区青戸4-21-12 )で取り扱っており,“M,L,LL型”とある。 Regular sizeは“M”型のようである。 1995年3月の青森県地方部会で,鼓膜切開についてのビデオ演題を出題した際に本ボードを供覧した。 パプーズボードを用いると術者の他に頭部を抑える介助者が一人ですみ,予期し得ない急激な体動はほとんどなく,安全性が高い。 耳科診療の際に使用している抑制器具をテーマに、教室同窓会“弘鏡会”誌に掲載した原稿を少し手直ししてみました。 |
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「ねー!ねー!」 |
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2004年秋、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を鑑賞した。
きえの妹が、片桐家の玄関先で「ねー!ねー!」と 叫んでいるのを聞き、心は一気に故郷へフラッシュバックした。 「ね」または「ねー」は、「ごめんください」の庄内弁である。故郷を離れて45年、忘却の彼方にあった言葉が甦った。年の暮れ、母に、親戚から餅をいただいてくるように言い付かり、入り口で何度か「ね!」「ねー!」と大きな声で叫んだ記憶がある。 「隠し剣 鬼の爪」は直木賞作家藤沢周平の作品である。藤沢氏は、昭和21年に県立鶴岡中学(現鶴岡南高校、私の母校)夜間部卒業、同年、山形師範学校に入学となっている。 藤沢氏出生の旧黄金(こがね)村は、出羽三山より少し南側、金峰山(きんぼうざん、標高459m)の麓にあり、私の故郷である旧西郷(にしごう)村は鶴岡の市街地を挟んで反対側、庄内砂丘の麓にある。砂丘を越えると湯野浜温泉、庄内海岸である。 先日、長兄から、鶴岡市にある新聞社「荘内日報社」が元旦に発刊した、藤沢周平特集号を送ってきた。タイトルは、「藤沢周平が愛した庄内、海坂藩の原風景」である。 藤沢氏は、昭和24年3月に師範学校を卒業し、4月に湯田川中学に赴任したが、2年後に肺結核に罹患し休職、数年間療養後、業界新聞社に勤務。昭和38年から小説を書き始めたと記載されている。 私の母校である西郷中学は近隣2中学との統合で既に廃校となったが、私が入学した年の学校行事に「イナゴとり」があった。朝露の中、竹筒を縛った布袋を片手に畦道を歩いてイナゴを捕え、学校に持参した。学校では、イナゴを集めて大釜で煮て売却し、運動具等の購入資金とした。 翌年の行事は「ドジョウしめ」であった。当日、集落から少し離れた田圃脇の水路で泥を掻き回したところ、次々にドジョウが獲れ、短時間で容器がいっぱいになったので、家に戻って母に豊漁を報告してから学校に持参した。 昭和58年発刊の中学PTA記念誌に「ドジョウしめ」の記事があり、私の名前を見つけた母が記念誌を送ってきた。私の収穫量は1300g、2位は850gで、ダントツの1位であった。 その後、農薬によるイナゴ、ドジョウ激減のためか、3年次は落穂拾いに変更となった。 藤沢作品は、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」に続き、黒土三男監督で「蝉しぐれ」が映画化され、2005年10月に公開となった。 |
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