井口唯志の紹介

 

  
在りし日の井口唯志 たぐい稀にみる才能を有し、将来有望な小説家として周りから期待されていた頃の井口唯志。彼の交友関係のなかに、芥川龍之介・江戸川乱歩・菊地寛・小酒井不木・小林橘川等のほか多くの著名人が含まれている。彼の非凡さが覗える。短い生涯ではあったが彼の文蹟は今も生きている。                                                                                    井町史より   口唯志 本名 「公」 現在の愛知県一宮市浅井町大日比野で井口順次郎の三男として、明治38年に生まれる。
                 若き年で教員を勤めたが、志を立て享栄商業を経て日本大学に入り、程なく肺を病んで中退した。大正13年八丈島に遊び紀行文がある。
                同15年名古屋新聞に自画挿入の連載小説「幻の十字架」百三十回を処女作として発表した。次いで小酒井不木・小林橘川・与良雲居等庇護
                       の下に、名古屋新聞に「討たれたる人々」五十回を連載し、以来次ぎの如き文蹟を遺した。以上のほか新聞雑誌に発表した小説
又は各地で催した
講演等は挙げて数え難い。

彼の事跡