このエリアは、
そもそもかなりマイナーなイメージがあります。
「池袋の裏庭」という捉え方もできます。
「文京区」に比べれば、一段見劣りする「豊島区」がほとんど。
外国人がたくさん住んでいるとも言われています。
風俗店も数多く営業しています。
かといって、「住みにくい」とは思えません。
しかし、何と言っても「山手線」です。
交通利便性は、他の何線にもまして優れていると思います。
ところが
このエリアにはブランド性やステイタス観がありません。
いってみれば、庶民的です。
ただ、江戸時代は大名屋敷が多くあった関係から
明治以降も「山の手」として位置づけられていました。
その雰囲気が、わずかながらに残っているところもあります。
しかし、基本的には庶民性の高いエリア。
この写真は、巣鴨地蔵商店街です。
平日の昼間でも、たくさん人が歩いています。
立ち並ぶ商店からは、いきのいい掛け声が聞こえてきます。
昔はどうであれ、今は立派な「下町」なのです。
だから、マンションの価格も気取りのないものであるべきです。
ところが・・・・
例によってマンションデベロッパーは
自分たちが売り出すマンションを
できるだけ「高く」見せようとします。
そのために、様々な「まやかし」を仕掛けてきます。
今回、このエリアで販売されているマンションの中にも
そういったケースが見られました。
レポートの中でしっかりと注意を喚起しておきました。
また、取り上げたマンションについて、
適正な価格がどれくらいか
はっきり数字で示した物件もあります。
はっきりいって、この「巣鴨・大塚・駒込」というのは
限られた予算でマンションを購入しようとする方にとって
「狙い目」のエリアであること確かです。
また、「山手線の内側」にこだわる方にとっては、
廉価でマンションが買える可能性の高いエリア。
しかし、不自然に高値で販売されている物件を
フラフラと買ってしまいそうなエリアでもあります。
また、
価格の安さだけにつられて、
資産価値に大きな問題のある物件を
買ってしまいそうな危険も潜んでいます。
そういった間違いをなさらないためにも、
ぜひこのレポートをご活用いただければと思います。
さて・・・・・
世の中には、私のレポートのように、
マイナス情報を躊躇わずに記載しているような
「資料」はほとんどありません。
もし、それを求めるのなら、専門のコンサルタントに依頼して
「不動産調査報告書」のようなものを
作成してもらうしかありません。
それには、十数万円から数十万円の費用がかかります。
ネット上にはマンションの「口コミ情報」なるものを表示している
掲示板サイトがいくつかありますが・・・・
実は、まともなマイナス情報は、ほぼ掲載されません。
なぜなら、ああいったサイトは、
間接的にマンション分譲会社が出している
「広告費」によって運営されているところがほとんどです。
したがって、販売側に都合の悪い情報は「削除」依頼によって
いつの間にか見られなくなっている例がほとんどです。
ですので、一般のエンドユーザーさんは
ご検討のマンションについての「真実」に近い
情報は非常に集めにくい環境に置かれているのです。
私のような「住宅ジャーナリスト」を名乗る人間も、
今までは「企業をスポンサーとする」人々ばかりでした。
「エンドユーザーの立場にたち」なおかつ
「企業との対立を辞さない」活動を行っている
住宅ジャーナリストは、ほぼ私だけではないでしょうか?
マンションを買ってしまってから後悔しないために
多角的かつ客観的な「判断材料」を!