駅で写真を撮る時の注意!!
近年0系新幹線電車を駅において撮影する人が激増していますが、駅構内は本来写真を撮る所ではないことをまず念頭に置いていただきたいです。
- フラッシュは厳禁……はっきり言って運行妨害行為に他なりません。もし運転中の運転手に向けて発光でもしようものなら、運転手の目が眩んで運転行為に支障が出ます。他人の場合、不意に発光されたら最悪ショック症状が出る可能性もあります。それに、フラッシュを使って車両を撮影しようとしても、その効果は全然と言って良い程ありません。暗いところで懐中電灯で車両全体を明るくできるはずがないのと同じです。カメラによっては自動的にフラッシュを発光させてしまうようであり、これはカメラの設定を変えましょう。
- 黄色い線の外側に出ることは厳禁……ホーム前端に出るとそれだけで転落の危険性が。それに、黄色い線の外側に出てまで撮っても、その写真や映像が「良くなる」効果はほとんど見込めません。また前に出すぎると車両との接触事故の可能性があり、ひいてはダイヤを乱し、新幹線の運行を妨害したとして損害賠償請求がなされる可能性もあります。1両約55tの物体が時速10kmであっても触車したら吹き飛ばされます。鉄拳を食らったどころではありません。
- ホームは絶対に走らない……これも余りにも多い問題。特に興奮していると、被写体ばかりに目が行き、回りの人や柱に気づかず衝突する危険性も。ぶつかって転倒されると最悪死に到ります。それに、走ると息が切れ、ブレや傾きが大きくなって良い写真は撮れません(手プレ補正機能の範囲を遥かに超えます)。欲張らず、どれか構図を一点に絞って撮影するように。
- 新幹線車両は想像以上に大きい……実際、在来線車両は長さ20m、幅2.9mなのに対し、新幹線車両は長さ25m、幅3.4mと一回り大きく、在来線の感覚で行動していたら想像以上に疲れます。特に通過線のある駅は、どうしても広々と見えてしまうことから、例えば6両の各車両の形式写真を撮ろうとすると、停車時間3分では全然足りません。6分でもギリギリです。
- 駅も一回りビッグサイズ……ホームは全長約400m(0.4km)もあります。これは例えば都電荒川線の停留所間隔並です。短時間で端から端へ行くことは体力的にきついし危険なのでやめましょう。停車時間を利用して反対側から撮るのもかなり厳しいです。例えば「こだま638号」で新岩国12分停車があり、その列車に乗ってきてホームを移動、反対側から撮ることも理論上可能に思えますが、ホームを移動するのに階段は長く(高低差がかなりあり階段の段数が多い)、車両自体も大きく想像以上に長く感じられ、12分ではむしろ足りないぐらいです。そうなると慌ててしまい、大変危険です。どうしてもの場合は、そこで再び乗らず1本後に乗る心づもりでいた方が良いでしょう。
- 撮影者が被写体に近寄らず、カメラの望遠で大きく写そう……被写体に接近するとやはり危険につながるのですが、現在のカメラは多くがズーム機能を有しており、それを望遠側にして撮れば安全かつ全体の構図も良くなります。被写体に近寄りたいのも分かるのですが、これは初心者にありがちなことですので注意。
- 記念写真の際も、写る人が必ず被写体に近寄る必要はない……これも初心者にありがちで、写真に撮るのに写る人が被写体に近寄っている場合が余りにも多い。でも、あくまでも人と被写体が一緒に写ることを目的とするならば、必ずしもその必要性はない。人はカメラの近くに、被写体はある程度距離を置いたところで撮った方が、顔が大きく写るし、構図としても見栄えがする。更に人はフレームの端の方に(ただしピント合わせに注意、ピントを合わせた後にフレームを動かす技も使おう)、顔はフレームのど真ん中に置かない、人を全身入れる必要もない、また人が子供の場合は、撮る大人がしゃがんだ方が良いことも付記しておこう。
- 三脚は禁止と明文化されてはいないが、それとは別に、撮影行為において、昼間においては必ずしも要ると言うことではない。動画(ビデオ)撮影ならば昼夜問わずその効果は大きいが、三脚にこだわるのではなく、一脚の利用も検討すべきでしょう。なお、三脚の足を黄色い線の外側に出すのは厳禁です。触車でもしたら大変です。三脚の足はたちどころに刃と化するでしょう。
ルールやマナーを守ることは非常に大切なことなのですが、禁止されていない、駄目だと表記されていないからと言って、何をしてもいいんだと言う思い込みは絶対に慎むべきです。思いやりや譲り合いの気持ちが持てない、これは非常に悲しいことです。そして、万一事故が起きたとして、その責任を駅の管理者になすり付けるのは見当違いです。こうした風潮があるから、撮影禁止等が増えるのですから、もっと考える必要があるでしょう。
最後に、「マナーを守れば自ずと良い写真が撮れる」、これを忘れないで下さい。
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