桜縁起(はなえんぎ)

 さ(田、農)くら(倉、幣みてぐら)の語彙などから、農耕の神の依代として神聖なる樹として桜があったようです。豊作などの花占い、各地に残る苗代ザクラ、種蒔きザクラ、はなまつり、などで素朴な祈りであったようです。この桜景では日本人の信仰空間に迫りたいと思います。

この地方では桜花と苗代のもみ蒔きが同時期だ。

苗代と桜 

長野県高遠町

畔道に咲く

福井県大野市中据(なかしがらみ)

藁に散った花びら

岐阜県美濃市

満開のオオヤマザクラ

福島県南会津町小塩

朝霧とヤマザクラ

福島県南会津郡戸赤

鎮守の森と王仁桜

山梨県韮崎市

里から仰ぎ見る山は、神が鎮座する聖なる場所であった。

黒姫山と閑貞桜

長野県信濃町

雪解け水と桜

福島県南会津郡

満開のシダレザクラは豊饒な収穫を連想させる。

長野県、杖突峠で出会った桜

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