ここでは、指輪のサイズ直しの工程を簡単に紹介致します。
お客様の中には指輪のサイズを大きくすると指輪の厚みが薄くなってしまうから
直したくないと言われる方が少なくありません。これはサイズを大きくするのは、指輪を叩いて延ばすのだと勘違いされているからなのです。
それでは、実際には、どうやってサイズを大きくするのでしょう?

一般的な工房では、まずサイズを直す指輪の適当な箇所を見つけて切断します。サイズを小さくする場合は、そのサイズになる分の地金を切り取り切断面をあわせてロウとよばれるその指輪の地金よりいくらか低い温度で溶ける合金(金なら金ロウ、プラチナならばPロウ)を乗せ溶接します。あとは余分なロウを取り除き、形を整え、磨いて仕上げます。

それではサイズを大きくする場合を写真を使って説明してみましょう。

指輪を切断します。

切った指輪を広げます。

大きくする分の地金を
用意します。

広げた所に足す地金を
合わせ、接合する箇所
にロウを乗せます。

バーナーで溶接します。

地金が溶接されました。

内側を指輪に合わせて
ヤスリなどで滑らかにします。

外側も同様にし、
形を整えます。

後は磨いて仕上げ、
洗浄し出来上がりです。
実際の工程は、もう少し細かいのですが大体は、
このような流れで作業しています。
この説明でお判りになるようにサイズを大きくするのは
地金を足す事です。
したがって、指輪が薄くなる心配はありません。
サイズ直しの工賃についてはこちらをご覧下さい。
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