| 第23回公演 | 「栄光と悲劇の山稜に魅せられし者達 −槍ヶ岳・北鎌尾根−」
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| 2001年8月中旬 (長野県・岐阜県) |
槍ヶ岳・北鎌尾根は栄光と悲劇のドラマを生んだ歴史的な岩稜。その存在感と魅力は、いつの時代にも褪せる事はない。 ★本コ−スは危険度の高いバリエ−ションル−トです。安易な入山は避けましょう。また、当公開作品は個人的報告であり、”ガイド”ではありません。 |
| 第1日 | 中房温泉(3:56)−合戦小屋(6:20)−燕山荘(7:30/7:50) −大天井ヒュッテ(11:00/11:15)−貧乏沢下降点(11:35)−天上沢出合<幕>(13:35) |
| 第2日 | 幕営地(5:15)−北鎌沢出合(5:30)−北鎌沢コル(7:30/8:00)−北鎌平(13:45/14:00) −槍ヶ岳(15:05/15:20)−ヒュッテ大槍<泊>(16:20) |
| 第3日 | ヒュッテ大槍(6:50)−西岳(8:55)−大天井岳(12:05)−燕山荘<幕>(14:35) |
| 第4日 | 幕営地(5:10)−燕岳(5:40/6:00)−幕営地(6:25/7:30)−合戦小屋(8:00) −中房温泉(9:05) |
貧乏沢下降点
天上沢
天狗の腰掛
独標トラバ−ス
独標
北鎌平
頂稜
ヒュッテ大槍
槍ヶ岳・北鎌尾根
| 体力 |
連日の長時間行動を余儀なくされます。
中房温泉から燕山荘までの約4時間の登り。燕山荘から大天井までの 縦走登下降約3時間。貧乏沢の悪場下降約2時間。 北鎌沢コルまでの沢登り約2時間。天狗の腰掛までの急登約1時間半。 槍の穂先までの脆い岩稜歩き約5時間。その中に随所にクライミング要素が必要です。 (時間は休憩を含みません) 私のレポ−トや市販のガイドブックには書かれていない(描ききれない) シンドさと緊張する場面がいくつもあると思ってください。 私的な感想としては谷川岳・西黒尾根の急登を1日で3往復する 力があれば体力、気力面では合格ではないかと思いました。 |
| 登攀力 |
北鎌尾根上、特に天狗の腰掛から槍ヶ岳までの間、随所でクライミング的要素が
試されます。まず、今までの自分の経験を思い起こしてみましょう。
本格的にアルパインクライミングをしていれば言う事はありません。 少なくとも西穂−奥穂の縦走経験は必要かと思います。実際、今回帯同した皆が 経験していました。 それから沢登を経験しておくと良いでしょう。貧乏沢下降、 北鎌沢の登りは正にそれが役立ちます。 |
| ル−トファインディング |
道にペンキ印やクサリなど目印はないと思ってください。
まれにケルンが積まれたりしていますが、刻々変わる要素が強い印です。 私の歩いた時と同じまま残っているとは考えにくいです。 それからかすかな踏跡が所々にありどれも明瞭ではありません。 しかもその踏跡がル−トとは限りません。歩けそうな所を自分で読んでいくことになります。 道を読み違えると滑落の危険にさらさる場所に出ます。 焦らず、ゆっくり時間を掛けて道を読みながら進みましょう。 違うなと思ったら安心できる場所まで引き返しましょう。 「冷静になる」のがポイントだと思います。 |
| ザイルワ−ク |
ここで言うザイルワ−クとは、支点の作り方、ザイルの結び、ザイル操作、懸垂下降が
出来るか?という事です。
スリング、エイト、ハ−ネス、ザイル、カラビナ。使い方はご存知ですか? 北鎌尾根を歩くのにこれらが必ずしも必要でないかもしれません。 ただ、考えて欲しいのは、「登る人の実力差」です。 今回の山行でもさかぼうと赤ザック氏はフリ−で歩けましたが 青ザック氏は二度ザイルを張りました。(もう一ヶ所欲しい所がありましたが そこは何とか本人の努力で切り抜けました)問題無い人もいればザイルが欲しいという 人もいるという事です。 その青ザック氏、さかぼうのザイルが無ければ、墜落の危険を孕みながらの クライムを強行したか引き返す他無かったわけです。 かといって彼は無謀登山者だったわけではありません。私より経験豊富なベテランです。 そしてこれらの最大の利点は行き詰まった時に対処が出来るという事。 道に迷った時、困難なクライムダウンをしなければならなくなった時、 これらが危険をかなり軽減してくれはずです。 |
| 装備 |
装備について、ただ一つ言えるのは
軽いに越した事は無いという事。
私の場合、水は別で15kg。水は最大3.5L持てるようにしました。 主な装備は、テント(2人用)、シュラフカバ−+モンベルのウォ−ムアップシ−ツ、 半身マット、雨具、フリ−ス、ザイル(8mm×30m)、ハ−ネス、スリング+カラビナ(×3) エイト環+安全環付カラビナ、軽量ヘッドライト、ラジオ、ガス、コンロ コヘル(×1)、水筒(3.5L)、地図、コンパスなどです。 食料はそのほとんどが乾麺。ラ−メン、そば、やきそば、マ−ボ春雨・・・。 ここは好みの別れる所ですね。 |
| 北鎌詳細レポ−ト |
私が北鎌を計画、実行をするのに非常にためになったサイトを集めました。 詳細なレポ−トはもちろん、核心の写真や装備についてなどじっくり予習をしておきましょう。 |