高病原性鳥インフルエンザ海外報道抄訳集
青色タイトルは国内報道ですが、ここで掲載に問題がある場合は連絡願います、即削除します。掲載はあくまでも危機管理態勢の一環として行っています)
Overseas News
2008年

2008年2月
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2月29日

「感染拡大は防げない」 新型インフルでWHO幹部 東京新聞  
 世界保健機関(WHO)の尾身茂(おみ・しげる)西太平洋地域事務局長は29日、新型インフルエンザについて都内で開かれた会合で「発生国で封じ込めが失敗した場合、感染の拡大を防ぐことができない」と述べ、発生時の対策は社会機能の維持と死者を最小限に食い止めることを目的にするべきだと訴えた。
 国の対策を検証する与党チーム(座長・川崎二郎元厚生労働相)の会合で講演した。
 尾身氏は、現在アジアを中心に流行し新型への変異が懸念される鳥インフルエンザ(H5N1型)の現状を報告し、「WHOが最も注意しているのは死亡者数ではなく致死率だ」と述べ、致死率の低下を新型発生の指標にしていることを明らかにした。現在、H5N1型の致死率は約60%だが、新型になると2-3%になるという。

管理人注:新型になると致死率が下がる(致死率が下がらなければパンデミックにならない)という意見も多いが、それは保証された話ではない。WHOの以前の発表でも、致死率が下がって、初めて人での感染力が高まる、という根拠はない、とされている。ここでは、2-3%に下がる可能性も考えられる(2-3%に下がらなければ、パンデミックを生じる新型インフルエンザとはならない可能性が高い)、程度の表現にすべきと思われる。尾身氏がそう表現したのか、それとも報道側がそう表現したのか不明であるが、こうした数値は一人歩きしてしまうので、慎重に発言、または表現すべきと考える。さらにWHO関係者によって意見が異なるのも非常に困る。尾身氏の発言がWHOの公式見解なのか、個人的見解なのかも、明確にすべきである。
 2006年11月3日の報道を参照

FAO praises India's H5N1 response, urges vigilance CIDRAP, MN (米国)  FAO、インドにおけるH5N1鳥インフル対策を評価するも、継続的警戒が必要と

UN body commends India for controlling bird flu outbreak Thaindian.com, Thailand (タイ) 国連機関、インドの鳥インフル対策を評価
 国連機関のFAOはインド、西ベンガル州での高病原性鳥インフル対策を、迅速で包括的な対応だと賞賛したが、継続的な国の当局にによる監視が重大であることを、27日に発表した。
 「放し飼い家きんの積極的殺処分が、鳥インフルのさらなる拡大を防いだように思える」、とFAOの獣医専門家であるモヒンダー・オベロイ氏が感染地域を視察後語った。それら地域では2月2日以来発生報告はない。
 一方、FAOの主任獣医官であるジョセフ・ドメネク氏は、インドのハイリスク地域では継続的監視が重要であると警告した。それら地域では新規発生の可能性が高いとされる。
 ウイルスは環境内に存在している可能性があると説明した。
 
 1月における西ベンガル州における鳥インフル発生は、周辺の州でも家きんの殺処分が行われた。またバングラデシュでも発生している。
 FAOの当局者は西ベンガル州での成功の理由として、積極的な政治的および経済的介入をあげている。すなわち、社会的啓発キャンペーン、県と村との強力な連携、補償費の支払い、家畜保健当局と保健衛生当局の現場レベルにおける連携。
 迅速な拡大抑制と、人での感染の危険性を避けるために、西ベンガル州政府は、390万羽の鶏とアヒルを殺処分しなければならなかった。それら家きんの大部分は、貧しい農家が放し飼いしているものであった。州政府高官の話によると、州は50億ルピア(約19億円弱)の出費を余儀なくされた(補償費として:訳者)。
 「社会的啓発キャンペーンは来月も継続すべきである。田舎地域における安全な家きん生産と、基本的バイオセキュリティー対策による人への感染リスクを大幅に減らすためである」、とFAOはプレス発表でコメントしている。
25369 more fowls culled The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) バングラデシュ、25369羽の家きんが殺処分
 鳥インフルに感染した約25、369羽の鶏と2、372個の鶏卵が、この2日間に3地区の8農場で処分された。
 今回の処分で、2007年2月以来、1084、473羽の鶏と1、458、967個の鶏卵が処分されたことになった。
 政府の鳥インフル対策室では、気温が上昇してくると、鳥インフル感染農場の数は急速に減ってくるだろうと予測している。
2月28日


新型インフル 12病院859床で入院可 県、発生備え体制強化要請へ  読売新聞
 滋賀県は27日の県議会一般質問で、発生が懸念されている新型インフルエンザの患者を受け入れ可能な県内の病院が12か所、計859床あることを明らかにした。大流行時には県内で1日に最大1080人の入院患者が発生すると推定しており、馬淵義博・県健康福祉部長は、病床数をさらに増やすよう県内病院に協力を求める考えを示した。
 大流行時に県内で治療が必要な感染者は26万7500人に上ると推定される。県は現在、重症化を抑える抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」を11万2000人分備蓄しており、国の備蓄分からの供給など含め、馬淵部長は「必要数は確保できると考えている」と説明した。
 また、嘉田知事は大流行時に、医療関係者や警察、消防署員など社会機能を維持する人を対象にした備蓄ワクチンを接種する具体的手順などを盛り込んだマニュアルを早急に整備する方針を明らかにした。
FAO: bird flu could strike again in high-risk areas Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) FAO:鳥インフルは、危険地域では再発の可能性
 国連のFAO(国連農業食料機関)は27日、鳥インフル発生危険性地域では高度の警戒態勢を継続する必要があると警告した。
 大規模な殺処分や地域の消毒にもかかわらず、ウイルスはいまだ環境内に存在している可能性がある。また他の地域からもたらされる可能性もある。
 FAOの主任獣医担当官であるジョセフ・ドメネクヘ氏が警告した。
WHO plays down bird flu threat in China after three human deaths AFP  (国際) WHO、中国における3人の鳥インフル死亡は人人感染によるものではないと発表--危険性は高まっていない
 今年度中国で3人の死者が出ているが、現在、鳥インフルが中国で拡大していて大きな問題となっている兆候はない、とWHOが27日発表した。
 WHOによると、冬期間であることと、ウイルスが環境内に存在していることを考えると、3人の死は予期せぬことではない、と説明された。
 このように各地で散発的に起きている人の鳥インフルを検出出来る中国の監視態勢は、十分信用できることを意味し、WHOはそうした態勢が確立されていることに満足している。WHO中国支部代表のハンス・ツローヅソン氏は、声明文の中でそのように語った。
Commending India's Control of Bird Flu Outbreak, UN Says Vigilance ... NewsBlaze, CA  (米国) インドにおける鳥インフル警戒は今後も必要と国連が忠告
 西ベンガル州での鳥インフルは封じ込められたと考えられるが、ウイルスは既に環境内に土着している可能性が高い。今後も十分警戒してゆく必要がある。国連機関のFAOが語った。
2月27日


 エジプト、中国、ベトナム、インドネシアで家きんから人へH5N1鳥インフルが感染しているのに対し、素手で感染鶏や死亡した鶏を掴み、さらに調理して食べている人々もいるバングラデシュ、パキスタン、西ベンガル州で、なぜ人での発病者が皆無なのか謎としか言いようなない。
 バングラデシュでのウイルスは、グレード2.2(中国青海湖~シベリア~欧州~中近東~アフリカ)と言われるが、余程人に感染しづらい株に変異しているのだろうか? 謎??
 

WHO rules out human transmission in China bird flu deaths Reuters (国際) WHO、中国における鳥インフル死者における人人感染を否定
 今年度中国で発生した3人の鳥インフル死者について、WHOは人人感染が起きた可能性を否定した。
 人人感染が起きたという証拠はないとされる。
Bird flu reappears in Mekong Delta Thanh Nien Daily, Vietnam  (ベトナム) 鳥インフル、ベトナムのメコンデルタ地区で再興
 メコンデルタ地区で家きんのH5N1鳥インフルエンザが再興した。
 ベトナム保健省の決まりでは3週間発生がなければ、その地域は鳥インフルが清浄化あれたとされる。そこで再び発生すると、再興したと考えられる。
 メコンデルタ地区でVinh Long 省の養鶏場で鳥インフルが発生し、ベトナムで発生地区として第8の省となった。
 他に発生している7省は、 Thai Nguyen, Quang Ninh, Hai Duong, Nam Dinh, Ninh Binh, Tuyen Quang in the northern regions, the southern Long An 省、となっている。
Two Vietnamese suspectedly infected with bird flu Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) ベトナムで2人が鳥インフル感染の疑い
 ベトナムの国立感染症および熱帯病研究所は、北部のフンエン省とタイニュエン省に住んでいた2人を鳥インフル症状を呈したため治療していると、地方紙の「パイオニア」が27日報道した。
 フンエン省の23歳患者とタイニュエン省の48歳患者は、現在肺が極度に障害されているため人工呼吸器につながっているが、採取された検体はH5N1ウイルスについて検査中である。
 両患者とも症状を呈する前に家きんに接触したと言われる。
Taiwan not to follow HK in raising H5N1 alert level China Post, Taiwan  (台湾) 香港が鳥インフル警戒レベルを上げるも、台湾は現状維持と
 広東省で女性が鳥インフルで死亡したことから、香港では警戒レベルを上げ、家きんのチェック態勢、国境でのチェック態勢、さらに病院での態勢等が強化された。しかしながら台湾は現状のまましばらく様子を見ると発表。
 *関連報道は昨日の香港のThe Standardに
South China province on high alert after confirmed human bird flu case  Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) 人での感染者が確認された南部中国広東省では高度鳥インフル警戒報

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 薬が効きすぎて寝坊しました。
 本日の報道は、中国での死亡例、エジプトでの死亡例等の遅れたニュースが中心で、特記すべき報道は、香港で病院などを中心に対策を強化したというものだけです。香港のとなりの広東省で女性が死亡していますから、香港市内は相当警戒感が高まったいると思われます。また野鳥で感染死している事例も今年に入って数件起きています。

Bird Flu is Suspected in New Death in China Hong Kong Tightens ... RedOrbit, TX  (米国) 中国で新規鳥インフル患者が死亡:香港対策を強化
2月26日



China, Pakistan and Vietnam on bird flu alert Washington Post, United States (米国) 中国、パキスタン、ベトナムで鳥インフル警戒
 中国とパキスタンは家きんにおける鳥インフル発生を報告したが、両国とも1日前には女性が鳥インフルで死亡したことを報告したばかりである。
 中国では昨年12月以来4件の家きんにおける鳥インフルの発生を報告しているが、同国では、過去10年間で最低の平均気温を記録している。鳥インフルウイルスは気温が低ければより活発化する傾向にある。
 パキスタン当局はカラチ市内の家きん農場で、H5N1鳥インフルが発生したことを26日発表した。
 パキスタンでは昨年12月に北西部のアボットバード近くで初の人での感染者を確認している。
 中国では3例の人での鳥インフル死者を今年度報告している。最も最新の例は、香港に隣接する南部の広東省で発生している。
 44歳の出稼ぎ労働者である女性が、裏庭で飼育していた鶏から感染したと考えられている。香港政府の保健当局者の発表による。

 ベトナム国営ラジオは26日、北部で女性教師がH5N1鳥インフルで死亡し、今年度4例目の死者となったことを報じた。
 23歳女性は25日ハノイの病院で死亡したが、女性の実家があるプート省で飼育している鶏を食べた事が感染理由と考えられている。国営ラジオは保健省発表として繰り返し放送している。
 女性の死は、今年度同国で発病した5人のうちで4人目の死亡例となった。
Pakistan reports fourth February bird flu outbreak Reuters AlertNet, UK (英国) パキスタン、2月に入って4事例目の鳥インフル発生を報告
 パキスタン当局は、鶏におけるH5N1鳥インフルの新規発生事例を26日報告した。2月に入ってから4事例目となる。
 新規発生が確認されたのは、パキスタン最大都市のカラチの家きん農場であるが、同市では今月初めに2件の事例が発生している。
 パキスタンにおけるこれまでの最後の発生は2月16日に北西部の町で報告されていた。
 「検査結果でH5N1ウイルスが、人口密集地域から離れた場所の農場で検出された」、と保健省の報道官が発表した。
 検体をイスラマバードに送る前に、農場所有者は鶏を殺処分して、井戸に投げ捨ててしまった。それは保健省によると法律違反とされる。
 「全く危険だ。現在井戸に消毒液を撒き、そして塞いだ」と、保健省では言っている。
 同農場には約1万羽の家きんがいた。
 パキスタンでは2006年初頭にウイルスが検出され、それ以降主に北西部で家きんや他の鳥で鳥インフルが発生してきた。
 昨年12月には北西部の町のアボッタバードで最初の人感染事例が生じている。
Vietnam considering using bird flu vaccines on humans on trial basis Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) ベトナム、鳥インフルワクチンの臨床試験を考慮
 
ベトナム最大のワクチン製造企業が保健省に臨床試験的に鳥インフルワクチンを使用する許可を求めていることが、地方新聞の「New Hanoi」が26日報道した。
 中央カーンホア省ナァトラン市のワクチン研究所(The Institute of Vaccines and Biological Substances)が最近製造した5500人分のH5N1鳥インフルワクチン(フリューワク:Fluvac)を人々に接種して臨床試験を行う計画をしている。当該ワクチンはマウス、モルモット等の動物実験では効果が確認されている。
Bird flu kills woman in Vietnam CNN  (国際) ベトナムで鳥インフルで女性が死亡
 鳥インフルで北部ベトナムの女性教師が死亡し、同国で51人目の死者となった。そして保健省の当局者は26日、ウイルスはさらに拡大してゆくだろうと警告した。

 女性は23歳で、ハノイの北西50マイルのプゥト省で鳥インフルに感染した。そして女性は25日朝にハノイの病院で死亡したと、保健省予防医学局長官のニュエンフイ・ニャ氏が語った。

 国内の検査機関で女性がH5N1鳥インフルウイルスに感染していることが確かめられた。女性は、2003年末からウイルスがアジアの家きんの間で流行しだしてから、ベトナムで51人目の死者となった。
 長官は家きんの間での鳥インフル発生はいまだ報告されていると語った。
 「人々の間での鳥インフル感染の危険性は残っている。我々はさらなる感染者の発生を予想している」、と長官は警告した。
 女性は2月14日に鳥インフル様症状を呈し、そして4日間国立熱帯病病院で治療後、25日に死亡した。
 女性の感染源はいまだ不明とされる。
 学校の周辺で2、3百羽の鶏が死亡したと伝えられるが、検査ではH5N1ウイルスは検出されなかったと、省の予防医学局長官のマオ氏が語っている。
Vietnamese woman dies from bird flu Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) ベトナム女性鳥インフルで死亡
 ベトナムの地方新聞紙「Youth」は、26日、北部プゥト省の23歳女教師が、鳥インフルでハノイの病院で5日間の治療後に2月25日に死亡したことを報道した。
 女性は2月14日に鳥インフル様症状を呈し、2月19日に省の病院に入院した。21日にハノイの熱帯病病院へ移送された。
Bird flu kills Vietnamese woman - state radio Reuters India, India  (インド) ベトナム女性、鳥インフルで死亡:国営ラジオが報道
 北部ベトナムで女教師が鳥インフルの今年度4人目の死者となったことが、国営ラジオを通じて26日報道された。
 23歳女性が、プゥト(Phu Tho)省の自宅で鶏を食べた後発病し、25日死亡したと、保健省の発表を報道は引用した。
 ラジオ放送は繰り返し伝えられている。
 検査はベトナムの検査機関で行われ、H5N1鳥インフルウイルス感染が確認されたと発表されている。
 女性の死亡はWHOでは確認されていない。
 ベトナムでは今年度5人が発病し、女性の死で、死亡者は4人となった。
 北部ベトナムでは寒冷気候が非常に長く続いており、これが鳥インフルの発生を助長していると考えられている。
 ウイルスは通常、寒冷気候で最も活発化する。
 なお北部ハイズオン省の7歳の子供は、ハノイの小児病院で治療中であると、医師団は発表している。
Egypt confirms its 44th human case of bird flu MSNBC  (国際) エジプト、44人目の鳥インフル発病者を確認
 下記ロイター記事。
Egyptian girl tests positive for bird flu-MENA Reuters UK, UK (英国) エジプトの女児、鳥インフル発症
 25日、エジプトの4歳女児が鳥インフルに感染していることが確認された。アラブ世界で最も人口の多い国の44人目の鳥インフル発病者となった。国営通信のMENAが伝えた。

 保健省の報道官は、女児がタミフルで治療されていることを伝え、ミニャ県からカイロの病院へ移送されたと発表した。
 少女は高熱と片肺の炎症による呼吸困難を呈していると説明された。
 昨年12月には、4人のエジプト人女性が鳥インフルで死亡している。彼女たちの死はエジプトで5ヶ月ぶりのことで、2006年始めにエジプトで鳥インフルが見つかって以来19人の死者数となっていた。
Bird flu and our media The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) 鳥インフルと我々のメディア
 バングラデシュの代表的新聞の論説から。

 要約
 鳥インフルの危険性だけを社会にアピールしてゆくだけでは、バングラデシュの家きん産業は崩壊するだけだ。正しい知識と情報を国内に伝えてゆき、家きん産業の維持を図ることもメディアの役割であり。
 部分訳

 …
 WHOは2003年以来H5N1鳥インフルに感染死亡した人の数を225人と発表している。
 一方、下痢症では200万人以上の子供達、そしてマラリアでは300万人以上が死亡している。
 しかし鳥インフルではわずか225人の死者に過ぎない。
 しかしメディアはパニックを起こしている。
 今、必要なのは鶏の適切な処理と加工の後に、どのようにして摂食すべきかの知識と情報を広めることである。

 鳥インフルに感染した鶏肉を70℃で加熱したなら、ウイルスは死滅する。なぜメディアは人々にそのような啓発をしないのだろうか?
 鶏肉を扱うとき、マスクを着用し、鶏肉に触れた後の十分な手洗いで、鳥インフルの感染は防止できる。
 我々はこれらの情報を人々に広めなければならない。鶏肉を食べることを避けるように伝えるだけでは、我が国における健康と経済の維持は不可能なのだ。
 
WHO reports that deaths from bird flu has stood at 225 since 2003. Diarrhoeal disease has killed over two million children, and malaria 3 million, but avian flu only 225, but the media has created a panic. Now awareness should be created about how to eat the meat after proper treatment and processing.

When the meat of the chicken affected with bird flu can be taken after boiling it at 70 degrees Celsius, why don't we encourage the people to follow it? Wearing a mask while processing the meat and washing the hands after touching the meat can save an individual from being affected by bird flu. We must spread this message among the public without encouraging them to avoid eating chickens. We must give emphasis both on our health and economy.

20185 more fowls culled The Daily Star, Bangladesh (バングラデシュ) バングラデシュ、2万羽以上の家きんが殺処分
 鳥インフルの拡大が続くバングラデシュで、ダッカ、サツキーラ、キショレガンジで昨日、2万羽以上の鶏と、49507個の鶏卵が処分された。
China death triggers bird flu alert The Standard, Hong Kong  (香港) 中国女性の死亡は鳥インフル警戒強化に
 広東省での女性の死亡により、香港内ではH5N1鳥インフル予防対策が強化された。

 ・病院の医師達に鳥インフル様症状の患者を診たら即報告
 ・過去半年以内に広東の感染地域を旅行した既往を持ち、公的病院に肺炎で入院している患者に対して鳥インフル検査
 ・検疫における発熱チェックの継続
   他

China reports bird flu outbreak in poultry China Daily, China  (中国) 中国、家きんにおける鳥インフル発生を報告
 新華社情報

 中国南西部の山岳部の貴州省で家きんにおけると鳥インフルが発生したことを農業省が25日発表した。
 国立鳥インフル専門検査所がH5N1鳥インフルであることを確認した。
 3993羽の家きんが死亡し、23万8364羽の家きん殺処分が行われ、現在はコントロールされている。
 中国における家きんでの鳥インフル発生は本年4事例目で、そのういち2件はチベット自治区である。

 44歳女性が鳥インフル疑いで入院していたが、25日南部の広東省で死亡したことが、同省保健局から発表された。
 WHOによると、中国は合計29人の鳥インフル発病例を確認しているが、そのうち19例が死亡している。
2月25日


China bird flu victim ate sick chickens: officials Canada.com, Canada (カナダ) 中国の鳥インフル死者、発病鶏を摂食と:当局
 死亡した44才女性は鶏を放し飼いしており、それらが病的になり死亡していた。また女性はそれら鶏を調理して食べたとされる。
Woman dies of bird flu in southern China Times of India, India  (インド) 南部中国で女性が鳥インフルで死亡
ロイター

 南部中国広東省で女性がH5N1鳥インフルで死亡したと25日、政府が発表した。昨年末から4人目の死者となった。
 44歳の出稼ぎ労働者である女性、ツアンさんは、広東省の東部のハイフェン郡で働いていたが、そこで死亡した家きんに接触した。女性はその後発熱と咳を呈した後、死亡した。
 「患者の状態は非常に悪く、25日に治療が奏効せずに死亡した」、と広東省の保健局ではウエブサイトで伝えた。
 女性は広東省の疾病予防管理センターで検査を受けたが、H5N1ウイルスが陽性だった。この結果については保健省でも確認している。
 ツアンさんは、2月16日に発熱、咳、そして肺炎を呈した。しかし22日になって郡の病院に入院した。
 当局の発表では、さらに発病した事例はなく、ウイルスが変異して人人感染を起こしている証拠はないとされる。また、これまで女性と濃厚接触した人々の中で、鳥インフル様症状を呈している人はいないとも報告された。
S China migrant worker suspected to have bird flu People's Daily Online, China  (中国) 南部中国で出稼ぎ労働者が鳥インフル発病疑い
新華社

 南部中国広東省で44歳女性が鳥インフルを発病した疑いが持たれている。同省の保健局が25日確認した。
 出稼ぎ労働者である女性は名字をツアンさんと言い、病死した家きんと接触し、その後発熱と咳が2月16日から現れた。
 女性は22日にシャンベイ市の病院に入院した。
 省の保健局は女性の治療のための専門チームを編成した。
Suspected H5N1 patient dies in China Reuters AlertNet, UK  (英国) 中国でH5N1鳥インフル発病疑い患者が死亡
 中国南部の広東省で発生したH5N1鳥インフル発病疑い女性患者が死亡した事を、香港政府が25日発表した。
 出稼ぎ労働者である患者は家きんと接触後、発熱と咳が出現し、死亡したと中国国営通信の新華社が報じた。
 「我々は女性が今朝死亡したと報告を受けたばかりだ」、と香港保健局の報道官が語った。
 女性は2月16日に発病したとされるが、詳細に関しては不明である。
Migrant worker in southern China suspected to have bird flu... China Post, Taiwan (台湾) 出稼ぎ労働者、南中国で鳥インフル発病の疑い
AP
 44歳の出稼ぎ労働者が死亡した家きんと接触し、H5N1ウイルスに感染した疑いが南中国のシャンベイ市でもたれている。政府が25日に発表した。
 患者は女性で名字をツアンさんと言い、2月16日に発症し、現在重体とされる。広東省保健局がウエブサイトで発表した。
Guangdong woman has suspected bird flu The Age, Australia  (オーストラリア) 広東省の女性鳥インフルの疑い
Guangdong woman has suspected bird flu Sydney Morning Herald, Australia (オーストラリア) 広東省の女性鳥インフルの疑い
 下記ロイター内容。
Woman in China's Guangdong has suspected bird flu Reuters (国際) 中国、広東省の女性鳥インフル発病の疑い
 南部中国の女性がH5N1鳥インフルに感染した疑いが持たれていると、24日、香港政府が発表した。昨年以来3例目の発病者を報告して1週間しか経っていない。
 香港健康予防センターが、中国南部の広東省保健局と中国保健省から、44歳女性が2月16日に、鳥インフル様症状を呈し、現在検査中であると報告された、と発表した。
 さらに詳細な情報はない。 
【主張】事前対応ワクチン 早期接種の検討を始めよ MSN産経ニュース
 「新型インフルエンザ」の本格的ワクチンを量産するには半年以上かかる。
 このため政府の対策の行動計画と指針では、どこかの国で「新型」が出現した場合、当面の措置として備蓄中の「プレパンデミック(世界的大流行前)ワクチン」を打ち始めるよう定めている。
 すでに政府は、45億円をかけて人に感染した鳥インフルエンザウイルス(H5N1タイプ)から1000万人分のプレパンデミックワクチンを作り、昨年3月以降、原液の状態で備蓄している。
 しかし、厚生労働省によれば、そのワクチンもあと2年ほどで効き目がなくなるという。しかも、原液をアンプル(小容器)に小分けするだけで最低2カ月を要し、投与して人体に免疫ができるまでには、さらに1カ月が必要だ。「新型」発生後の投与では遅すぎるとの専門家の指摘もあるほどだ。
 そこで提案したい。「新型」はいつ発生してもおかしくないのだから、プレパンデミックワクチンを現時点で打ち始めることを検討すべきではないか。専門家の間ではすでに議論されているし、スイスやフィンランドではその準備を進めている。「新型」の発生を待つまでもないだろう。
 いまから計画的に打てば、いざという時のパニックも避けられよう。指針に示された投与の順番(医療従事者や社会機能維持者らから優先的に接種)の問題点も具体的に把握できる。
 “丸腰”状態で空港や港で検疫に従事している職員にとっても最善の予防策になる。ワクチンは人に投与する臨床試験(治験)も行い、基本的な安全性は確認されている。追加の1000万人分のワクチンも製造中である。
 インフルエンザウイルスの治療薬(タミフルリレンザ)には、それが効かない耐性ウイルスの問題がどうしても残る。その点、人体に免疫を作って感染を予防するワクチンにはそうした問題はない。
 ただ、インフルエンザワクチンの場合、できた免疫は半年しか持たない。「新型」がH5N1以外のタイプだと効果はない。すべての国民に投与できる体制もまだ整っていない。これらの問題点も踏まえながら、投与を始めるよう検討を進めてほしい。
Over 58000 fowls culled in 8 districts The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) バングラデシュ、8地区で5万8千羽以上の家きんが殺処分
 バングラデシュ当局は、昨日8地区で鳥インフルが検出されたために、58032羽の家きんと53434個の卵を処分したと発表した。
 今回の事例を含めると、バングラデシュではこれまでに、968731羽の鶏が殺処分され、1171636個の卵が処分されたことになる。
 発生地はシラ家きん農場と、サバール周辺1キロ以内の農場である。
More fowls culled as bird flu rages on in Bangladesh Hindustan Times, India  (インド) バングラデシュ、鳥インフル拡大のため、さらなる家きんを処分
More fowls culled as bird flu rages on in Bangladesh Thaindian.com, Thailand (タイ) バングラデシュ、鳥インフル拡大のため、さらなる家きんを処分
2月24日


Pakistan finds new bird flu outbreak near southern city of Karachi Earthtimes, UK  (英国) パキスタン当局、カラチ周辺で鳥インフル発生を確認
 パキスタン保健当局は24日、南部のカラチ市の郊外の農場で新規鳥インフルが発生したことを発表した。
 今月に入ってカラチ周辺で3件目の農場におけるH5N1鳥インフル発生事例となる。
 なお人での感染は起きていないとされる。
Bird flu strikes another Bangladesh district Reuters  (国際) バングラデシュでさらに鳥インフルが拡大
 当局による大量の家きんの殺処分にもかかわらず、鳥インフルがバングラデシュの他の地区へ拡大し、国内64地区のうち44地区が感染地区となったことが、当局から発表された。
 最新の発生地は、首都ダッカから60キロ離れたムンシガンジで、H5N1鳥インフルが確認されたことが24日当局から発表された。
 なお人での感染は報告されていない。
Bangladesh's poultry industry losses over $580 mln due to bird flu Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) バングラデシュの家きん産業、鳥インフルにより5億8000万ドル(580億円)の損失
 バングラデシュ家きん産業委員会は先週政府に、鳥インフル発生のために2007年2月から本年1月までの1年間で、同国の家きん産業界は、5億8600万ドル以上の損失を被ったと報告した。
No reports of bird flu in Islamabad GreaterKashmir.com (press release), India  (インド) パキスタン、イスラマバードでは鳥インフル発生報告はなし
 イスラマバードで各関係機関代表が集まり、鳥インフル対策について話し合いが行われた。市内における行動計画が確認され、そして現在まで鳥インフルの発生報告がないことが告げられた。
Around 100 crows found dead Asian Age, India (インド) 100羽近いカラスが死亡
 西ベンガル州家畜局は、鳥インフルのコントロールは成功したと発表したが、南コルカタのチェトラで突然100羽近いカラスが原因不明の死を遂げたことから、再度鳥インフルの不安感が高まった。
 23日、チェトラで多くの死亡したカラスが横たわっているのを見た住人の間でパニックが広がった。
 「私は鳥達が死亡してゆく前にヨダレを垂らし、羽ばたいているのを見た」、と地域の住人が語った。
 まもなくカラスは木々から落ちてきた。
 「我々は何らかの神経毒を含んだ物質を疑っている」、と保健局の責任者が語っている。
 「カラスは鳥インフルウイルスのキャリアとなることはあっても死亡することは希である。しかしながら我々はそれを確認するために検体をボパルに送ることを考慮している」、と州の動物資源局の長官は語っている。
Special teams start market monitoring The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) 専門チームが市場の監視を開始
 ダッカ市内の10家きん市場を、獣医を中心とした専門チームが24時間監視し、病的になった鶏の販売の摘発や、衛生管理等を指導してゆく。
26000 more fowls culled in 4 districts The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) 4地区でさらに26000羽の家きんが殺処分に
 サバール、ニルファマリ、バリサール、タクルガオンの4地区で鳥インフルが発生したため、いくつかの農場で26159羽の家きんが、22日夜から昨日にかけて殺処分された。
2月23日

Girl admitted in Meghalaya hospital with bird flu symptoms  Indianexpress  (インド) 鳥インフル様症状で少女がメガラヤ病院へ入院
 インド、メガラヤ州保健局は少女が鳥インフル様症状でシロン市民病院へ入院したことから混乱に陥っている。
 少女の症状は発熱と発疹とされる。少女は隔離病棟に収容された。
 保健局では、少女の症状から鳥インフルが除外出来ないことから、検査を行っていると語り、結果が出るまで数日要すると説明している。周辺で鶏が死亡しているが、検査ではH5N1ウイルスは検出されていないと言う。

 メガラヤ州:西ベンガルの北東部。
 訳者注:少女の症状からは鳥インフルではなく、麻疹かもしくは他のウイルス性疾患が考えられる。鳥インフルでは発疹がでることは通常ない。

人での鳥インフル症状

高熱 38.5℃以上
下痢
咳、時として血痰
呼吸促迫
白血球減少
歯肉出血
鼻出血

通常のインフルエンザではよく見られるが、鳥インフルエンザでは一般的ではない症状。:

咽頭痛
結膜炎
鼻汁
発疹


Bird flu outbreak in Tibet kills 1000 birds, more than 13000 High Plains Journal, KS  (米国) チベットで家きん千羽鳥インフルで死亡、13000羽以上が殺処分に
AP
 南西チベットの家きん農場でH5N1鳥インフルが発生し1000羽の家きんが死亡し、同農場が閉鎖された。中国農業省が発表した。
 ゴンガ郡で1月25日に発生した鳥インフルは、1月29日にH5N1鳥インフルと確認され、それ以来13080羽が拡大予防対策として殺処分された。
 これまでは人での感染は報告されていない。
GlaxoSmithKline wins European nod for bird flu vaccines Economic Times, India
 (インド) グラクソスミスクライン社、ヨーロッパにおける、鳥インフルパンデミックワクチン競争で勝利
 英国巨大製薬会社であるグラクソスミスクライン社は、鳥インフル対応の2種類のワクチンでヨーロッパ医薬品局(European Medicines Agency:EMEA)の、EUで許可すべきという推薦を受けたため、事実上鳥インフルワクチンにおけるヨーロッパでの勝利を得たことになった。

 プレパンデミックワクチン:プレパンドリクス(Prepandrix ) ベトナム株で作成
  すでに数カ国が備蓄用に同社と折衝中

 パンデミックワクチン:パンデムリクス(Pandemrix
  パンデミック発生後4~6ヶ月で製造

 *訳者
  近い将来、プレパンデミックワクチンが希望者に接種出来るようになった場合、日本からワクチン接種に出向くことも可能となるのかも知れない。
  日本では国産ワクチンが昨年2月に1000万人分用意されたが、その後もう少し追加された可能性がある。グラクソ社のワクチンは、日本での販売許可が下りなかったと聞いている。


FACTBOX-Bird flu's spread around the globe  Reuters (国際) 鳥インフル、世界中に拡大した
 世界中の家きんで鳥インフルが発生している状況と人での散発的発生。ウイルスは世界中に拡大している。
Slaughtered sick chickens on sale at city markets  The Daily Star, Bangladesh (バングラデシュ) バングラデシュ、発病して処分された鶏が市のマーケットが売買
 処分後の鶏が密かに市場へ流れ、貧しい人々の間で購入されることが多い。バングラデシュの貧しさと健康危機との対比。
 *訳者:いまだバングラデシュで人での発病例が報告されていないのには、ある種の驚きを覚える。
 ・ウイルス クレード2.2と言われ、中国青海省からヨーロッパ、アフリカへ広がった株と思われるが、決して人に感染しないとは思われない。
 ・インド政府は、鶏での流行はコントロールだれたが、今後3ヶ月間は人での発生に警戒しなければならないと、警報を出している。その意味がやや理解できない。
2月22日

GlaxoSmithKline's pre-pandemic flu vaccine recommended for EU ... Forbes, NY (米国) グラクソ・スミス・クライン社のプレパンデミックワクチンが、ヨーロッパ委員会へ推薦
 EUにおける医薬品許可を討議する委員会が、グラクソ社のプレパンデミックワクチンをEU委員会へ許可推薦をすることに決定された。これにより同プレパンデミックワクチンがEUで認可されるのは間違いにことになったが、問題は各国政府がそれを購入するか否かである。
China confirms 2nd human bird flu fatality in February People's Daily Online, China  (中国) 中国、2月に入って2例目の鳥インフル死者発生
 H5N1鳥インフルが中国で今年に入って2例目の死者を出したことを、保健省が21日発表した。患者は広西自治区の男性である。
 41歳の南寧市に住むリアンさんは発熱と頭痛を2月12日に訴え、14日に入院した。しかし治療にも関わらず症状は悪化し、2月20日の午後に死亡した。
 男性の検体は中国のCDCで検査され、H5N1ウイルス感染が確かめられた。リアンさんは発症する前に病的になった家きんと接触した既往があったとされる。
 リアンさんと接触した人々の健康調査が行われているが、これまで異常者は見つかっていない。
 当事例は中国で今年度2例目の人での発病事例となった、
 2月18日に、保健省は湖南省の22歳のリさんが検査でH5M1陽性で、1月16日に死亡したことを発表している。
 2003年以来中国で29例の発病者が出て、そのうち19例が死亡したことになった。
FACTBOX-WHO figures for bird flu cases in humans Reuters (国際) WHO、人での鳥インフル感染事例をまとめる

 WHOは21日、27歳のニンビン省出身のベトナム人男性がH5N1鳥インフルで死亡したことを確認した。
 またWHOはインドネシアにおける2人の死亡、16歳男性、2月10日死亡、と3歳男児、2月15日死亡、を発表した。
 中国も同様に21日41歳男性がH5N1鳥インフルで死亡したことを発表しているが、WHOはいまのところ確認していない。
 これまでベトナムで確認された発病者数は104人で、そのうち50にんが死亡している。世界では231人が死亡し、発病者数は365人とされている。
 以下は確認された人でのH5N1鳥インフル発病例数と死亡例数である。発病例数には死亡例数も含まれている。死亡、発病の順である。

Deaths Total cases AZERBAIJAN 5 8 CAMBODIA 7 7 CHINA 18 28 DJIBOUTI 0 1 EGYPT 19 43 INDONESIA 105 129 IRAQ 2 3 LAOS 2 2 MYANMAR 0 1 NIGERIA 1 1 PAKISTAN 1 1 THAILAND 17 25 TURKEY 4 12 VIETNAM 50 104 ---------------------------- TOTAL 231 365

*訳者
  WHOの公式情報がどこまで真実を反映しているのか誰にも分かりません。今回のまとめでも。インドネシア保健省は4人死亡しているとの発表をしていますが、公式例では2名となっています。以前から気になっていた7歳少年はインドネシア報告では死亡しているようですが、WHO情報では触れていません。
 WHO情報は世界的にどのような意味を持つのか不明です。各地域で報道された、または当局が発表した事例について、当然吟味していると思われますが、それらについてのコメントが欲しいところです。
 パンデミックが発生してから、積み上げられた遺体の数を数えて、その数を公式発表にすることだけが役割になって欲しくはないと思います。

FACTBOX-Bird flu's spread around the globe Reuters  (国際) 鳥インフル、世界中に拡大

 WHOは21日、27歳のベトナム男性のH5N1鳥インフルによる死を確認した。男子はニンビン省出身である。
 WHOはまた同様にインドネシアにおける2人の死を確認した。2月10日に死亡した16歳少年と、2月15日に死亡した3歳男児である。
 中国政府は21日、41歳男性がH5N1鳥インフルにより死亡したと発表した。しかし当事例はWHOで確認されていない。

 抗病原性H5N1鳥インフルはアジアで2003年に発生し始めた。その後の状況をいかにまとめる。
  省略(訳者)

Suspected bird-flu case in Meghalaya Newindpress, India  (インド) インド、メガーラヤで鳥インフル疑い例が発生
 シロン市民病院へ21日少女が鳥インフル疑いで入院した。メガラヤ州の保健局に伝えられた。



 州の保健サービス局のラキアン長官によると、21歳女性のアンジアリナ・パスラチンは、発熱と発疹で入院し、隔離病棟へ収容されている。
 少女はジャインチアヒルズ地域のシプン出身で、最初に地域の保健センターに入院した。その後、シロンの個人病院へ入院したが、即日市立病院へ移送された。
 主治医は血液と糞便を採取してウイルス検査にまわしてあると語っている。
 他の専門家達も、検査結果が分かるまでは何も言えないと語っている。

 少女の住んでいたジャインチアヒルズは、西ベンガル州とメガラヤ州の境をなしている。
Bird flu and mass hysteria The Daily Star, Bangladesh (バングラデシュ) バングラデシュ 鳥インフルエンザと集団でのヒステリー
 家きんの殺処分、家きん産物の接触禁止等からくる混乱。そうした中でもH5N1鳥インフルに対する危険の認識度は低い。
UPDATE 1-EU backs first pre-pandemic flu shot from Glaxo  Reuters  (国際) EU、グラクソ社のプレパンデミックワクチンを承認
 ヨーロッパ医薬品機関(The European Medicines Agency)は、プレパンドリックス( Prepandrix)を初のプレパンデミックワクチンとして承認した。同ワクチンは英国のグラクソスミスクライン社が開発した。
 ワクチンはパンデミックの前、または期間中に接種するのを目的にしている。その目的は免疫機構をH5N1鳥インフルウイルスに対して賦活することで、ある程度の免疫がH5N1鳥インフルウイルスにたいして成り立つと同時に、再度ウイルスが入ってきたとき(ワクチン)、大量の抗体が産生される。
 グラクソ社のワクチンは既に世界の数カ国で輸入する契約を結んでいる。
 他にワクチンを製造している企業は、Sanofi-Aventis (SASY.PA: Quote, Profile, Research) and Novartis AG (NOVN.VX: Quote, Profile, Research)他。
2月21日


Bird flu leading suspect in southern man’s death VietNamNet Bridge, Vietnam (ベトナム) 南部ベトナムで鳥インフルで男性が死亡した疑い
 バクリュウ省で男性がH5N1鳥インフルで死亡した可能性があることが当局から発表された。
 43歳男性のライバン・タンさんは、バクリュウ省の病院へ水痘、咳、そして呼吸困難で入院した。その後、胸部写真を撮影した後、H5N1鳥インフルウイルスに感染していることが疑われた。
 男性は直ちにノーチミン市の病院へ転送されたが、移送中に死亡した。
 初期の調査では、男性が闘鶏に接触していたことが判明している。

 他のニュースでは、ベトナムは今年度これまでH5N1鳥インフルで4人が死亡していることが報告されたが、2人はハイズオン省、1人はニンビン省、そして1人がツエンクアン省である。
Vietnamese man might die from bird flu Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) ベトナム男性、鳥インフルで死亡した可能性
 40歳のベトナム南部のバクリュー省の男性が急性肺炎で死亡し、鳥インフルに感染していた疑いが持たれていることが、地方紙の「Youth 」で21日に報道された。

 男性の名前はライバン・タンさんと言われ、鳥インフル様症状を呈した後、2月19日に死亡した。彼の近隣に住む人々は、男性が頻繁に闘鶏に接触していたと語っている。
 これまでベトナムでは鳥インフルの発生が始まった2003年以来104人が発病し、50人が死亡している。
 2月中旬、2人の地方の人、すなわちニンビン省の27歳男性、および北部のハイズオン省の40歳男性が鳥インフルで死亡している。
 昨年12月には、4ヶ月ぶりに北部のソンラ省で4歳男児が死亡した。
 最近検出された鳥インフル患者は全て、症状を呈する前に家きんとの濃厚接触の既往がある。
 最近のベトナムでは6ヶ所の地域で家きんの間で鳥インフルが発生している。
FACTBOX-WHO figures for bird flu cases in humans  Reuters  (国際) WHO人における鳥インフル患者数更新
 WHOは20日、中国の湖南省の22歳男性のH5N1鳥インフルによる死を確認した。
 中国で確認された28事例のういち18人が死亡している。
 以下はこれまでの世界で確認された人でのH5N1鳥インフル感染者と死亡者の合計数である。
死亡者数・発病者数: AZERBAIJAN 5 8 CAMBODIA 7 7 CHINA 18 28 DJIBOUTI 0 1 EGYPT 19 43 INDONESIA 103 127 IRAQ 2 3 LAOS 2 2 MYANMAR 0 1 NIGERIA 1 1 PAKISTAN 1 1 THAILAND 17 25 TURKEY 4 12 VIETNAM 49 103 ------------------------------------------------- 世界 228 362
 *訳者注:WHO報告は一般的に公式情報とされているが、実際には非公式ではあるが、他ににも患者。死者は発生していると考えられる。WHOが検体を確認していない限り、これらの事例は公式統計に入らない。実際に本年度にはいってからベトナムでは4人発症、そのうち3人死亡しているが(ベトナム保健省発表)、WHO統計では2名の発病者(死亡している)しか含んでいない。

Bird ‘flu outbreak – simulation exercise Scoop.co.nz, New Zealand  (ニュージーランド) 鳥インフル勃発-シミュレーション訓練
 鳥インフル勃発-シミュレーション訓練
 各種の鳥インフルが国内で発生したときの「バイオセキュリティー」対応のシミュレーション訓練
US: States better prepared for disasters Chippewa Herald, WI (米国) 米国:大災害に対する準備は改善されている
 米国保健当局の報告の中で、各州と都市は、パンデミック・インフルエンザ、バイオテロ、そして他の健康危機に際しての対策に強力な労力が支払われていて、採点すると”A”の評価がつけられると、CDCのリチャード・ベッサー博士が発表した。

2月20日

鳥インフルウイルスが人の細胞に感染するために必要な能力
スペインインフルウイルス等を用いて証明
MIT研究陣
2008/1/7&2/20
 H5N1鳥インフルエンザウイルスが人に感染性を獲得するために必要な変異

 H5N1鳥インフルウイルスのH基が結合可能な細胞膜面のリセプター(糖鎖)=alpha 2-3(円錐形):主として鳥の細胞と人の肺の奥の細胞に存在。希にウイルスを大量に浴びて、肺の奥にウイルスが侵入した場合、感染する人がいる。
 通常の人インフルエンザが結合可能な細胞膜面のリセプター(糖鎖)=長い、傘型alpha 2-6:主として人の上気道細胞に存在。alpha 2-6には他に短い円錐形のタイプもあり、それには人インフルエンザウイルスは結合できない。H5N1鳥インフルウイルスが希にそれに結合することもある

 H5N1鳥インフルウイルスが人人感染を生じるために必要な変異
  人の上気道細胞膜面に存在する”長い、傘型alpha 2-6”リセプターに結合出来る能力の獲得
 H5N1鳥インフルウイルスに対する有効なワクチン:
  上記のごとく変異したウイルスに対するワクチン。通常のH5N1鳥インフルウイルス(alpha 2-3リセプターにしか結合できない)に対するワクチンは効果が低いと考えられる。

Indonesia president urges fair bird flu virus sharing Reuters (国際) インドネシア大統領、公正なウイルス共有を求める
 昨年8月以来分離ウイルスの提供を拒否しているインドネシアは、提供国が公正な体制に同意する場合にのみ、鳥インフルウイルスを共有することを望んでいる。そのようにインドネシア大統領は語った。
 提供する場合、ウイルスは検査の為にのみ使用し、商業的目的には使用しないという保証書が必要だと、インドネシア政府は主張している。
Ministry declares March high-risk month for bird flu Viet Nam News, Vietnam  (ベトナム) ベトナム保健省、3月は鳥インフルの高度警戒が必要と
Vietnam health officials fear bird flu could spread nationwide Earthtimes, UK  (英国) ベトナム保健当局、鳥インフルが国内に拡大する可能性を警戒
 鳥インフルウイルスが7省に広がり、さらに3人が死亡したベトナムでは、保健省が3月に鳥インフルが国内全体へ拡大する可能性があるとして、対策を強化するように20日発表した。
 「もし対策が不十分ならば、3月には、人での感染は広がり、2005年度のような酷い状況になる可能性が高く、そして家きんでの発生も国全体に広がる可能性がある」、と農業省副大臣が語った。
Bird flu over, alert for human infection Times of India, India  (インド) 西ベンガル州、鳥インフルは過ぎ去ったが、人感染への警戒を強化
 西ベンガル州内での家きん産物の販売禁止が解禁されて1週間経過したが、州政府は18日に突然、鳥インフルの人の間での感染拡大に注意するように警戒報をだした。

 保健局は当局者達にH5N1鳥インフルの感染の可能性について十分注意するように求めた。
 「今後3ヶ月間、人での発病者の出現に十分注意を払わなければならない」、と鳥インフルの脅威を評価する高官会議に出席した、ある当局者が語った。
 保健当局者達は、殺処分に関与した作業員や市民達が、厳重な隔離対策を逃れていないか心配している。殺処分に参加したチームの健康状態は綿密に地域の医師達によって監視される必要がある。
 「死亡した鶏に接触した後、5日間以上続く発熱を呈している人々は、鳥インフルに関する全ての必要な検査を受けるように、全ての関係する保健当局者に伝えられている」、と高官の一人は語っている。
MIT explains spread of 1918 flu pandemic WebWire (press release), GA  (米国) マサチューセッツ工科大(MIT)の研究陣、スペインインフルの拡大を説明
 下方、ワシントンポストの解説記事。
 鳥型インフルウイルスが人の上気道の細胞に結合するためには2つの変異が必要。
600 chickens culled in Jharkhand's Pakur district Newindpress, India  (インド) ジャルカハンド州のパクール地域で600羽の鶏が殺処分
 合計600羽の鶏が、西ベンガル州に隣接している地域の村で、中央政府の命令に従って殺処分された。
 鳥インフルが大流行した西ベンガル州との間に5キロの無ウイルス地帯を設けるために、中央政府からの命令で、ジャカルハンド州の各地域で家きんの殺処分が行われている。
 同州では鳥インフルの発生は報告されていない。
2 Mutations Were Critical to Spread of 1918 Flu  Washington Post, United States (米国) スペインインフルエンザ・ウイルスの人の間での拡大には、2ヶ所の変異が必要だった

 1918年に世界中で5000万人以上の犠牲者を出したスペインインフルエンザ・ウイルスに関する新研究が、今日のパンデミックを生じる可能性の高い鳥インフルウイルスの研究に寄与するところが大きいと、研究者達が語っている。

 マサチューセッツ工科大(MIT)の研究者達が、1818年の鳥インフルウイルスが、表面に存在するヘマグルチニン(HA)と呼ばれる、人の上気道のリセプターに強く付着するために必要な分子nの二ヶ所で変異を起こしたことを見いだした。
 ウイルスが細胞内に侵入するためにリセプターに強く付着出来るかどうかは、ウイルスの人への感染にとって極めて重要なことである。2月18日に「Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された論文でそれらの事実が明らかにされた。

 「二つの変異が起きると劇的にウイルスは人の上気道の細胞のHAリセプターに結合するようになる」と、発表論文の筆頭著者であるラム・サシセクハラン教授(the Underwood Prescott Professor of Biological Engineering and Health Sciences and Technology)は論文の中で語っている。
 サシセクハラン教授と共同研究者達は、先に1月号の「Nature Biotechnology」に、インフルエンザウイルスは人の呼吸器の細胞の表面に存在する糖鎖の受容器の形に、ウイルスのHAが適合出来る場合にのみ、結合出来るという事実を発表した。受容器はアルファ2-6(alpha 2-6)として知られ、それには2つの形があり、一つは円錐形で、もう一つは開いた傘状である。
 今回発表の新研究では、鳥インフルエンザウイルスが人に感染するためには、傘状のリセプターに結合できる能力を獲得する必要があることが、明らかになった。
 「インフルエンザウイルスのHAが細胞表面の糖鎖受容器と結合出来る能力が、ウイルス感染にとって決定的に必要なものとなっているようだ」、とサシセクハラン教授は語っている。
 研究者達は、1918年のスペインインフルエンザを起こしたパンデミックウイルスと、他の似たウイルス株(NY18とAV18)を比較した。後者はHAで1ないし2個のアミノ酸が違うだけである。
 人のインフルエンザに感受性あるフェレットを用いて実験は行われたが、研究者達は以前にパンデミックウイルスはフェレットに効率良く感染するが、NY18は軽度にしか、そしてAV18は全く感染しないことを見いだしていた。
 軽度の感染しか起こさないNY18は傘様受容器に結合したが、パンデミックウイルスのように強い付着は起こさなかった。さらに感染を起こさないAV18は受容器に全然付着できなかった。
 NY18よりも感染性が高いTX18という他の株は、傘様受容器に対する結合能力は高かった。
 米国CDCの研究者達は昨年、これらの株の人の細胞に対する感染性の違いを明らかにしているが、生化学的に感染性の違いを明らかにしたのはMITの研究者が初めてである。 

先に発表された研究報道の訳文は-->ここです

2月19日

Dead poultry raises bird flu alarm in Vietnam Reuters UK, UK  (英国) ベトナムで大量の家きんが死亡、鳥インフル拡大の危険性

 北部ベトナムで川や流れで多くの死亡した家きんが見つかっていて、長い低温の気候が続いていることから、新規の鳥インフルが発生している兆候かも知れないと、当局者が19日語った。

 農業省が5省で大量の家きんが死亡していることを発表した。
 またH5N1鳥インフルが、記録的低温が続いた1月18日から2月14日までの間、3人を殺した。H5N1鳥インフルウイルスは低温で活発になると思われている。
 「最近、動物保健局は、いくつかの省で大量の家きんが死亡している報告を受けている」、と同局はウエブサイトで発表している。
 「低温が続くと、北部で鳥インフルの発生が予想される」、と同局は懸念を伝えた。
 また同局は別な報告として、北部のハイズオン、ナムディン、ツエンクアン省で2500羽のアヒルと鶏が死亡したことを伝え、それらの省を先にリストに載せた鳥インフル監視地域の7省に付け加えた。動物保健局のスタッフが、3農場の残りの1900羽の家きんを殺処分した。

 一方医師団は週末に北部のハイズオン省に住んでいた7歳の小児が、H5N1鳥インフルに感染していることを確認した。子供はハノイで、他の感染疑い者と一緒に治療を受けている。
 ベトナム保健省によると、2003年末以来106人が鳥インフルを発症し、そのうち50人が死亡している。
 当局では北部で国境を隔てている中国からの家きんの密輸を取り締まることが困難であると発表しているが、中国では18日に人での死亡が確認されて、同国で18人目の死者となっている。

China reports another bird flu outbreak in Tibet Reuters AlertNet, UK  (英国) 中国、チベットで鳥インフル発生と
 中国はチベットで家きんにおける鳥インフルが発生したことを報告した。ヒマラヤ地域でこの2週間に2件目の発生事例となった。
 地域の首都であるラサの郊外にある村で2月6日に鳥インフルが発生しだした。中国農業省によると、132羽の家きんが感染死し、拡大防止のために7698羽が殺処分された。国立鳥インフル専門研究所の検査で、ウイルスがH5N1株であることが18日に確認された。
Bangladesh culls 200000 chickens to contain bird flu The Post, Pakistan  (パキスタン) バングラデシュ、20万羽の鶏を殺処分に
ロイター

 バングラデシュは20万羽近い鶏を鳥インフル感染農場で一晩で殺処分した。同国では国内の三分の二に鳥インフルが広がっている。
H5N1 cases rise in China, Indonesia, Vietnam CIDRAP, MN  (米国) 人でのH5N1ウイルス発病者が、中国、インドネシア、ベトナムで増加

 中国保健省は本日22歳男性が本年度同国での初の鳥インフル死者となったことを発表し、またインドネシアとベトナムの保健省は、3例のH5N1感染者を発表し、そのうち2人は死亡例であった。

 中国保健省は本日ウエブサイトで、中央中国の湖南省に住んでいた男性が1月16日に発病し、数日後に入院、そして1月24日に死亡したことを発表したとロイターが報じた。もしWHOが確認するなら、中国として28人目の発病者となり、そのうち18人が死亡したことになる。
 中国保健省によると、最初に男性から採取された検体は、2月15日にH5N1ウイルスに陽性であったことが確認されたが、さらに北京のCDCに送られて、昨日確認されたという。
 国営通信の新華社は本日、保健省は男性の感染源に関しては一切発表していないと報道している。男性と濃厚接触した人々は、現在医学的監視下に置かれているが、AP通信によると、健康上異常を示している人はいないとされる。

 一方、インドネシア保健省は16日にH5N1ウイルスにより2人が死亡したことを発表した。中央ジャワの16歳少年とジャカルタ郊外の3歳男児である。16日のAP通信による。
 保健省のウエブサイトによると、16歳少年は2月3日に呼吸器症状で発病し、2月10日にソロ町の病院で死亡した。もしWHOが確認すると、男性は同国で128人目の発病者で、104人目の死者となる。
 保健省によると、少年の周辺で病的になった鶏がいて、少年が発病する前に処分したと考えられている。
 一方、保健省の伝染病対策のニオマン・カンズン長官が、南ジャカルタに住んでいた3歳の男児が2月15日に死亡し、二ヵ所の検査所での検査結果でH5N1ウイルス感染が確かめられたと発表した。ロイターの報道による。もしWHOが確認するなら、インドネシアで129人目の発病者で、かつ105人目の死者となる。
 カンズン長官はロイターに、男児の周囲に住む人々の多くが鶏を放し飼いしていて、男児は多分それら家きんから感染したと考えられると語っている。

 さらにベトナム保健省は2月16日に、北部のハイズオン省の7歳の小児がH5N1ウイルスに感染したと発表し、先週同国で発病した患者数が3人に増加したと、2月16日に新華社が報じた。
 新華社は、現地の報道「Young People」の内容を伝えているが、小児の性は不明で、ハノイの中央小児病院で治療を受けているとされる。もしWHOに確認されるならば、ベトナムで105人目の発病者となる。
 

Children's protein intake at stake The Daily Star, Bangladesh  (バングラデシュ) バングラデシュ、鳥インフル発生により、小児のタンパク質摂取量に問題が波及
 バングラデシュの子供達の蛋白資源は鶏卵と鶏肉が中心となっている。魚は効果で、中流以下の家庭では主要な蛋白源とはなり得ない。最近の鳥インフルの広範な発生で、小児の蛋白源の問題がクローズアップされてきた。
Vietnam strengthens antibird flu activities Mathaba.Net, UK  (英国) ベトナム、鳥インフル対策を強化
 ベトナム農業食料省大臣は、全国的に鳥インフル対策を強化するように通達をだした。
 最近、人や家きんの間で鳥インフルの発生が相次いでいるためである。
 
 ベトナムでは今年に入って4人の鳥インフル発病者を出し、そのうち3人が死亡している。同国で初の発病者が2003年に発生して以来、105人の発病者数となり、そのうち50人が死亡している。
 住民に対する鳥インフルの知識の啓発、病的になった家きんを食べてはいけないこと、感染予防のたの衛生の向上等、の啓発強化する必要が占めあれた。
China confirms new bird flu death Adelaidenow, Australia  (オーストラリア) 中国、新規鳥インフル死者を確認
 中国中央の湖南省に住む22歳の中国人男性が、H5N1鳥インフルで死亡し、今年に入ってから2人目の鳥インフル死者となった。保健省が昨夜発表した。

 男性はリさんと言われ、1月16日に高熱と頭痛で発症した。その数日後に男性は病院を受診し、1月24日に死亡した。そのような内容を保健省はウエブサイトに掲載した。
 男性からの検体を調べた北京のCDC(疾病管理センター)は、昨日H5N1ウイルスが陽性であることを発表した。
 保健省は検査の遅れの理由については言及していないが、湖南省は激しい吹雪に見舞われていて、100人以上の人々が死亡し、また道路も寸断されていた。中央政府は適切な処置をとったとコメントしている。
 男性と濃厚接触した人々は厳重な医学的監視下にあるが、現在まで健康に異常を呈した人はいないとされる。
Bird flu kills central China man  BBC News, UK  (英国) 鳥インフルで中国男性が死亡
 中国保健省が、中国中央で22歳男性が鳥インフルで死亡したことを確認した。

 男性は姓をリさんと言われ、1月10日に発熱と頭痛で発病し、1月24日に死亡したと、国営通信が報道した。
 リさんは27歳で、中国内でH5N1鳥インフルに感染し、中国として18人目の死者となった。

WHOも認識

 リさんから採取された検体は、北京の疾病管理センターに送られ、H5N1鳥インフル感染が確認された。
 保健省からの発表で社、リさんと濃厚接触した全ての人々は検査を受けたが、健康上異常を呈する人は今までの処見つかっていない。
 保健省はWHOと海外の政府機関に報告したと、ロイターが報道している。
China confirms bird flu death: state media AFP (国際) 中国で鳥インフル死者が出たことを国営通信が報道
 中国中央で22歳男性が鳥インフルで死亡したことを保健省が18日確認したと、国営通信の新華社が発表した。
 男性はリさんと言われ、湖南省に住んでいて、1月16日に発熱と頭痛を呈して入院した。しかし男性の症状は悪化し、2日後に死亡した。
 中国の疾病管理センター(CDC)は男性から採取された検体を調べたが、H5N1鳥インフルウイルスが陽性であった。報告では、男性の感染源に関しては言及しなかった。
 地域の行政府は、鳥インフルの予防対策を強化し、男性と濃厚接触した人々を厳重な医学的監視下に置いたが、現在までに鳥インフル様症状を呈した人はいないとされる。
 男性の死は18日早朝に香港保健省から報告された。
 中国の鳥インフルでの死者数は18人となり、他に10人の回復者がいる。

2月18日

Bird flu spreads to more regions VietNamNet Bridge, Vietnam  (ベトナム) 鳥インフル、さらなる省へ拡大
 ベトナムではハイズオン、ニンビン、およびチュエンクアンの3省で鳥インフルが再興し、他の北部のクアンニン省と南のロングアン省では拡大を続けていると、最新の保健省の報告で発表された。


 ニュエンフィ・ニャ(Nguyen Huy Nga,)国立予防保健局長官が、最近H5N1鳥インフルで死亡した4人について、(ハイズオン省の2人、ニンビン省とツエンクアン省、各1人)鳥インフルに関しての警戒心と理解力が不足していたと非難した。
 H5N1鳥インフルの治療には、48時間以内に開始しなければならないという医学的根拠があるが、これらの患者達が入院したのは余りにも遅すぎた、とニャ氏はコメントした。
 しかしながら先週早期に発病した患者達は、旧正月早々病院へ行くのは不吉で、1年間不運に見舞われると信じていた。
 当局がH5N1鳥インフルに対する警告を発しても、何人かの人々はいまだ病的になったり、死亡した鶏を料理して食べている。理由は死亡した鶏は通常のインフルエンザで死亡したと考えているからだ。
 ニャ氏はまた、最近発生しているH5N1鳥インフルによる死亡は、H5N1鳥インフル発病家きんに接触する危険性がある地域として社会的にリストアップしていない、地域で認められていると語っている。
 国立保健局のメンバーのズオン氏は、H5N1ウイルスの株の中のいくつかは、感染した鳥から空気中に拡散し、羽を抜いたり料理している人々に感染してゆく能力を獲得している可能性がある、と語っている
 現在、北部の省は1年の中で最も寒い時期を迎えている。そして、結果として多くの渡り鳥が温暖な地域へ移動を開始している。その結果現在の場所から次の場所へウイルスを運んでいる、とズオン氏は説明している。
 しかしながらズオン氏はベトナム国内には、抗H5N1ウイルス薬(タミフル)が十分あることを強調した。13日に保健局では国内のタミフルの備蓄状況をチェック済みであると付け加えた。

2月17日

Indonesian boy dies of bird flu, putting death toll to 105 Thai News Agency MCOT, Thailand  (タイ) インドネシアの男児、鳥インフルで死亡、同国で105人目の死者に
 南ジャカルタの3歳男児が鳥インフルで死亡し、同国の発病者数が129人、死者数が105人となったことが、保健省から発表された。
 インドネシア保健省の疾病管理環境保健局長官のカンズン氏は17日、男児の血液検体で男児がH5N1鳥インフルウイルスに感染していたことが確認されたことを発表した。
 男児は東ジャカルタの鳥インフル専門病院であるペルサハバタン病院で15日死亡した。男児は死亡する前にジャカルタ近郊のタンゲランの病院から転送された。
 男児の感染源は明らかにされていないが、少年の家の周辺に鶏の”と殺場”があり、そこが感染源の可能性があると、関係者は話している。
Bird flu spreads to another Bangladesh district Reuters (国際) 鳥インフル、バングラデシュでさらなる地域へ拡大
 当局が大量の家きんの殺処分を行い、鳥インフルの拡大を抑えているにもかかわらず、バングラデシュではさらに新地域で鳥インフルが発生し、同国64地区のうち43地区で感染が広がっていることが、当局から17日発表された。
 感染が確認された新地域は、南西部のシャリアトプールであると、家畜局の当局者が語った。
1.6 lakh chickens to be culled from single farm in Dhaka Frontline, India  (インド) バングラデシュの首都ダッカの農場で16万羽の鶏を殺処分に
 バングラデシュの家畜局が、首都ダッカで大手の家きん農場で約16万羽の鶏の殺処分を開始した。H5N1鳥インフルの発生が確認されたためである。
 1農場でこれだけの数の鶏の殺処分が行われるのは、バングラデシュでは初めてとされる。作業には2日間要する。
 *本日、中国新華社でも同内容の報道を行っている(訳者)。
Bird flu kills one man, infects poultry in Vietnam Farming UK, UK  (英国) ベトナム:鳥インフルで1人死亡、子供と家きんで感染確認
 ロイター

 ベトナムで鳥インフルで今週2人目の死者がでた。さらに2省で、子供と家きんで感染が発生した。保健省は今後さらなる感染者が出る可能性があると16日、警告した。

 27歳男性が14日夜に死亡したが、男性は北部のニンビン省から12日、重症の肺炎の為に運ばれてきた。
 1月31日、男性は2羽の病的になった鶏を処分したが、その2日後に肺炎を起こし倒れた。保健省は男性の鳥インフルによる死亡は、今年に入ってから3例目となると発表している。
 医師団はまた、北部のハイズオン省の7歳の子供がハノイの小児病院で治療中であるが、H5N1鳥インフルに感染していることを確認したと発表した。情報を報じたベトナム国営通信(VNA)は、子供の性別やその他の詳細に関しては伝えていない。

 ハイズオン省は12日死亡し、同国の49人目の死者となった40歳男性が住んでいた地域である。
 鳥インフル患者が発生したニンビン省とハイズオン省は、政府の鳥インフル警戒地域リストに載っていない。しかし当局では、この季節には鶏はもっとも一般的に食べられる食材であることから、さらに人での発病者は出る可能性が高いと警告している。
 「今、春節の祝いが始まり、多くの鶏が食卓に載っている」、と保健省の予防医学局の長官が語っている。
 「多くの患者がこれから見つかるだろう」、と同長官は、人々が死亡した鶏を報告せずに調理して食べる状況を批判しながら語った。
More than 100000 chickens being culled in Bangladesh's capital Xinhua, China  (新華社、中国国営通信) 10万羽以上の鶏がバングラデシュの首都で殺処分
 ほぼ毎日鳥インフルが拡大し続けているバングラデシュで、家畜局の職員達が首都ダッカで10万羽以上の鶏の殺処分を開始した。農場には合計16万5千羽の鶏がいる。
 鳥インフル対策室によると、さらに1地区で鳥インフルの発生が報告され、バングラでショの49地区中、合計43地区で発生していることになった。
 この2日間に、5地区の6農場で、13820羽の鶏、鳩および卵が処分された。
1.65 lakh fowls culling begins in city farm The Daily Star, Bangladesh (バングラデシュ) 市立農場で16万5千羽の家きん殺処分が開始
 首都ダッカのバッダの家きん農場で、H5N1鳥インフルが発生したため、16万5千羽の鶏の殺処分が昨日始まった。当局によると、同国でこれまで最大となる処分数とされる。
 一方、鳥インフル対策室や関係者の話によると、13730羽の鶏と他の家きんが、この2日間に4ヶ所の農場で行われたという。
Bird Flu Kills Another Indonesian Boy ABC News  (国際) インドネシア、さらに男児が鳥インフルで死亡
 
AP通信内容。
Bird Flu Kills Another Indonesian Boy Newsday, NY (米国) インドネシア、さらに男児が鳥インフルで死亡
 AP通信内容
Bird Flu Kills Another Indonesian Boy Guardian Unlimited, UK  (英国) インドネシア、さらに男児が鳥インフルで死亡
 AP通信

 3歳のインドネシアの男児が鳥インフルで死亡したと、インドネシア保健省が16日発表したが、同国として同日に2例の死亡例の発表となった。
 これら2例は互いに関連はなく、インドネシアでの死者数は105例となった。
 ラジオ「エルシンタ」によると、最新の死亡例は、ハンさんという3歳の男児でジャカルタの南部に住んでいた。
 保健省の高官ニオマン・カンズン氏は、報告を確認し、検査室診断で少年がH5N1鳥インフルに感染していたことが確認されたと語っている。しかし、同氏はそれ以上の詳細に関しては不明と語った。
2月16日
         
Pakistan confirms new bird flu outbreak in NWFP Reuters  (国際) パキスタン、ノースウエスト・フロンティア州(北西辺境州)で新規鳥インフル発生を確認
 パキスタン当局は、鶏におけるH5N1鳥インフルの発生をノースウエスト・フロンティ州(NWFP)で確認したことを発表した。当州では昨年12月、パキスタンで初の人での鳥インフル死者が発生している。

 パキスタンでは、数件のH5N1鳥インフルが家きんや他の鳥でNWFPや首都イスラマバードで、2006年当初から発生している。
 パキスタン初の鳥インフル死亡は、NWFPのアボッタバード近くで昨年12月に確認している。
 当局はパキスタンの大都市であるカラチの2家きん農場で、今月初めにH5N1鳥インフルの発生を確認したが、その際、農場従業者12人の血液を調べたが、全員H5N1鳥インフルウイルスは陰性であった。
Indonesian teenager dies of bird flu Reuters UK, UK  (英国) インドネシアのティーンエイジャー、鳥インフルで死亡
 中央ジャワ州の16歳少年が鳥インフルで死亡し、インドネシアで104人目の死者となったことを、保健省が16日発表した。
 少年は、彼と隣人が飼育している鶏が突然死亡した後、2月3日に発熱と呼吸器症状で発病した。
 今年に入ってからインドネシアでは人の鳥インフル感染者が急増している。専門家の中にはその理由を、雨の降る季節の中で高湿度と、不衛生を指摘する人もいる。
Bird flu kills 16-year-old boy in Indonesia, bringing nation's ... PR-Inside.com (Pressemitteilung), Austria (オーストリア) 鳥インフルで16歳のインドネシア少年が死亡
AP
 中央ジャワ州で16歳少年が鳥インフルで死亡し、同国の鳥インフル死者数が104人となった。保健省が16日発表した。
 少年は2月3日に、咳とたの呼吸器症状を呈して発症した。その1週間後、ジャカルタの南東450キロにある、ソロ市の病院で死亡した。
 検査で少年がH5N1鳥インフルに感染していることが確認されたと、保健省は発表した。
Indonesian boy dies from bird flu China Internet Information Center|, China  (中国) インドネシアの少年、鳥インフルで死亡
 新華社
  中央ジャワ州に住む16歳の少年が鳥インフルで死亡し、同国の鳥インフル発病者数が128人となり、そのうち死者数は104人となった。
 インドネシア保健省が16日発表した。
 少年は2月10日に中央ジャワ州の病院で死亡したが、血液検査結果は15日に出て、H5N1鳥インフルに感染していたことが確認された。保健省の報道官のスリスチョワチ氏が発表した。
 「少年は10日に死亡し、2ヶ所の検査所で少年の血液検体を調べたが、15日にH5N1鳥インフル感染が確認された」、と報道官は新華社通信に語った。
 少年は自宅の家きんに接触した既往があり、それらの何羽かが少年が発病する前に突然死亡した、と説明された。少年は2月3日に発症した。
 「少年は病的になった残りの鶏を処分している」、と報道官は付け加えている。
 最初の症状、発熱と呼吸困難、咳が2月3日に出てきてから、少年は村の伝統的助産婦のもとに行ったが、その6日後にソロ町のモエワルディ病院へ入院した。入院翌日に少年は死亡した。
Vietnam reports new bird flu patient People's Daily Online, China (中国) ベトナムで新たに患者発生
 ベトナム保健省は北部のハイズオン省でH5N1鳥インフルに7歳の子供が感染したと発表し、2003年以来、ベトナムで発病した鳥インフル患者数が105人となったことを、地方紙の「Young People」を通じて16日に発表した。
 子供はハノイの中央小児病院で治療を受けている。
 数人の鳥インフル疑い患者が同じようにハノイ市立熱帯病病院に入院している。検体がベトナム国立公衆衛生疫学研究所で調べられている;
 ベトナムでは2003年12月以来、105人の人での鳥インフル患者が確認されており、そのうち50人が死亡している。
 2月13日以来2人の田舎に住んでいた男性が鳥インフルで死亡している。1人は北部のニンビン省の27歳男性で、もう1人は40歳男性で北部のハイズオン省に住んでいた。
 1月18日には32歳男性が北部のツエンクアン省で死亡している。
 最近発病している患者は全て発病前に、家きんと濃厚接触している。
Bird flu spreads in Bangladesh Scientist Live, UK  (英国) 鳥インフル、バングラデシュで拡大
 バングラデシュで懸命の家きん殺処分により、鳥インフルの拡大を当局が抑えこもうとしているにも関わらず、さらに新しい地区へ拡大し、全64地区のうち42地区に感染が広がっている。
 南東部のコミラ地区で死亡した鶏が鳥インフルによるものであることが確認されたことから、25000羽の家きんが殺処分された。
 *昨日のロイターと同記事。
Self Administered Avian Flu Vaccine Set for Trial Medgadget.com, CA  (米国) 自己接種型鼻腔スプレー方式鳥インフルワクチン臨床試験段階に
 デルサイト・バイオテクノロジー社の子会社であるカリングトン研究所は、初の無針、自己接種型鳥インフルワクチンの臨床試験を開始すると発表した。
 当ワクチンはデルサイト社が特許を持つジェルバック( GelVac)鼻腔投与用粉末を用いるが、その利点は多くある:
 ・接種が容易な無針方法、自己接種可能で、医療関係者の介助を必要としない。
 ・鼻腔接種なので、全身の免疫系刺激以外に、鼻腔粘膜の局所免疫も刺激する。
 ・保存剤が混入されてないので、そのための副作用が起きない
 ・現在のワクチンは冷蔵保存の必要性があるが、当ワクチンは室温保存が可能
 ・インフルエンザワクチンを用いた実験では3年間の保存が可能。

 本年1月に臨床第一相試験として、ジェルバク鼻腔パウダー(H5N1)インフルエンザ・ワクチンを用いて毒性試験が行われ、成功した。

 カリングトン研究所のプレスリリース

Culling operations start in Jharkhand Frontline, India (インド) インド、ジャルクハンド州で殺処分作業が開始
 西ベンガル州と境をなすジャルクハンド州で州境から5キロ以内の家きんの殺処分が開始された。一方、アッサム州では作業を完了している。
 西ベンガル州では異常な家きんの死亡は報告されていない。
 家きんの大量処分を行い、鳥インフルを一掃したと発表されている西ベンガル州では、293