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1.設立の 目的 |
幕末期の国防資材生産のために設置された。直接の動機は水戸藩の反射炉に供給
する柔鉄生産のために設立された。
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2.設立者 |
南部藩の直営事業として、藩士大島惣左衛門高任によって直接又は間接指導によ
って設立された。
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3.様 式 |
ユ・ヒュギーニンの鉄◆全書を指導書として、大島の研究によって洋式高炉によ
るわが国最初の鉄鉱石による製錬方法である。
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4.動 力 |
木炭エネルギーによって鉄鉱石を溶解し、その送風は水車動力によって1炉に1
基の堅型箱備(?)を利用した。その備(?)はここの職人によって造られたものであ
る。
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5.材 料 |
鉄鉱石、耐火煉瓦、木炭、その他の各種材料は南部藩産である。
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6.経 営 |
設立者は南部藩士、出資者は地元商人、技師長は南部藩士、職人の大部分も南部
藩民、職人の職階は20数種に分かち、賃金制による相当進歩した用具を使用し
て経営した。然も製鉄と鋳銭加工とを一貫作業とし、能率の高い、所謂マニュフ
ァクチャー的経営方式をとって行われた。
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7.生 産 |
この生産によって、従来砂鉄生産を主体としていた製鉄産業界に、短日月の間に
鉄鉱石精錬による、優秀な銑鉄を送り、わが国鉄産業を近代化した。
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8.記 録 |
南部利英氏所蔵の橋野鉄鉱山絵巻によって精錬方式、運営状況が明瞭である。
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