鈴鹿山麓 季節便り 2002 秋



夕方、甘いにおいがした。クズの花だった。秋が来ていた。

9月 7日 道端にはハギの花。この花をうまく写真に撮るのは難しい。
9月15日 ヒガンバナが咲いた。
9月16日 今日は久しぶりに山行を計画していたが、朝から雨。
夏の服のままでは肌寒くて、「9月の雨」はいい感じ。
9月20日 あぜ道はヒガンバナの盛り。いいなあ。日本の秋だなあ。
  サクラ
9月21日 快晴。小学校の運動会。熱気球の大会があったのか空は気球だらけ。
  アスファルト上にも秋の風情
9月28日 雨が小降りになったので谷を歩いてきた。今年最後の恵みをいただいた。
9月29日 オオケタデ 暗い森の中で輝く。
10月 5日 宵宮 子どもたちが遅くまでお宮で遊ぶ。長袖を着せた。
10月 6日 ものすごい街宣車。どうして取り締まらないの?
10月12日 「今年はカラスにあげているようなものです。」と、言う。
夫を亡くした老婆が言う。
そんなことにお構いなくカキは実をならす。
今までと同じように実をならす。
10月13日 逆光二題。秋になると日ざしが優しい。
   
ドングリの葉               チカラシバ
10月14日 鈴鹿川の河原が黄色くなった。
10月19日 驟雨に濡れる野の菊        つりがねの中で雨宿りする虫
野菊   
10月21日 北風が吹いて、空気が澄んできた。 
月がこうこうと雲間に光る。仏が平を照らす。
夜の仏が平を何とかとらえる。
シャッター優先 8秒
10月26日 休耕田も様々
コスモス畑にダイズ畑、ただの荒れ地
コスモス  
10月27日 裏山散歩。7歳3歳2歳を連れて歩く。

イヌホウズキの黒い実、アメリカセンダングサの鬼の面、
ベニバナボロギクの綿毛、クズの豆、それぞれに熟す。
  地味な秋の実り

 

休耕田の畦でリンドウを見つけた。ひっそりと咲いていた。湿地になった休耕田ではガマの穂とセイタカアワダチソウの競争が続いている。
サワヒヨドリがその隙間で咲いている。


チヂミザサ もうすぐ熟す。犬や狐や狸や人にくっついてやろうと
虎視眈々としている。
秋の日に輝くツリガネニンジンの花。空を見たら真っ青だった。秋の高い空だった。
   
11月 2日 前日から寒波襲来。山へ行ったら大雪だった。
11月 4日 鈴鹿全山紅葉。今年はことのほか鮮やかである。
何年かぶりの見事な紅葉。
そういえば、就職した年、20年前もひときわ鮮やかな紅葉が見られた。
鈴鹿サーキットの並木もまるで異国のように色づいた。。
11月16日 保育園のバザーの準備。神戸公園の銀杏が見事。
あまりに見事なので子どもたちと記念撮影をしてから帰る。






帰り道
11月30日 里の秋が深まる。静かに静かに秋が深まる。

サルトリイバラが熟れた。冬が来ていた。

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