鈴鹿南部のただの藪山、寒風。
地味で目立たず余程の物好きしか登らないでしょう。
展望の利くところはほとんど無く、登路の尾根は風倒木だらけ。
しかし私は余程のモノ好きなので登ってきました。


2001年2月18日 春めいた南よりの風が吹く日 晴れ
メンバー  単独

8:45  加太金場のトンネル脇の林道に車を置いて出発。
鈴鹿の山はたくさんあれど、なぜ寒風なのか、自分でも分からない。荒れた林道を歩き出すが、林道はすぐ無くなってしまい大きな堰堤があらわれる。この堰堤を越えたあたりから左の植林帯にとりつき尾根目指して強引に登っていく。強引と言っても手入れされた杉林はどこでも歩ける。

9:05 尾根に到達
尾根にたどり着きやっと一息。尾根は倒木だらけで歩きにくい所もあるが、バリバリと突破する。所々にテープが巻いてあるので、たまに登山者があるのだろう。展望は全くきかない。登るのみ。

9:25 鞍部 休憩
フリースを脱ぐ。足跡はキツネかタヌキ、それとイノシシか。ここらあたりの道は藪が刈り払ってある。急登だが歩きやすい。相変わらず展望はきかない。樹木ごしにすぐ近くの仏が平が見えるだけ。ほんの少し伊勢平野が望めた。

9:40 尾根分岐
仏が平への分岐尾根。こんな藪山は今の季節が一番登りやすいはずだが、この単調さはなんだろう。ただ、黙々と高度を稼ぐ。北側の斜面は一面の藪椿だ。南側は相変わらず杉の植林帯。いくつかの小ピークを越えていく。「頂上かな?」と思ったら「違ってた」の繰り返し。風が冷たい。そういえばこの山の名は寒風だ。オーバーヤッケを着込む。


10:00 頂上
頂上直下に板状根の木がある。そうこうしているうちに頂上。三角点があるので頂上と分かる。相変わらず展望悪い。これほど景色の見えない山も珍しいな。それでも頂上には、「寒風 伊勢Aoki」と書いたプレートあり。
板状根 頂上
頂上を通り過ぎて尾根を下降する。植林帯の中の尾根をダダーッと転がり下りていく。はっきりとした踏み跡がある。杉がスポンジのように柔らかい。途中、仙ヶ岳の双耳峰や明星ヶ岳がきれいに見えた。これらをたよりに現在位置確認。頂上から東に伸びる尾根にいるようだ。このままこの尾根を行くと登ったところからずいぶん遠いところに降りてしまうので南側にいかなけりゃ。
途中、急傾斜地をトラバースしたところで尾根が分かれる。右(南東)に下る尾根を下りていくと程なく整備された仕事道に出た。
そのまま下降すると、、ありゃありゃ市ノ瀬の国道1号線に飛び出た。(10:40)
B&Gセンターの横を通って国道25号に出る。南よりの春の風が心地よい。春めいている。
鈴鹿川沿いに金場まで歩く。うあ、 何じゃこれは!道ばたの笹の中にはすごい量のゴミが捨ててある。夏、河原でアウトドアをして、持ち帰るフリをして車から捨てたゴミだろう。最低の行為。

11:30 駐車場所
展望の悪い山であった。ただ尾根を登り、尾根を下ったのであった。

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