息子と登る入道ヶ岳

 最近ネットゲームにはまり込んでいる小二の息子に「山行くか?」と言うと「行く」とのこと。私も、結石やなんやらでこの冬中じっとしていることが多く、気がつけば体重が3年前より+10kg。自分の姿をふと鏡で見たり、写真で見たりすると愕然としてしまいます。どうしてこうなってしまったのか?一番の原因は運動不足、その上「禁煙」効果でご飯がうまくなって腹一杯食べるようになったこと、次にビールが美味くなって毎晩欠かさず飲むようになったこと、このままでは、何のために禁煙したのか分からなくなってしまいます。
 体の調子を見るために、子供と一緒にちょっと行って来ました。

山行日  2003年3月27日
パーティー  私と森美(8歳)
コース  椿神社8:30--滝谷道分岐9:37--(二本松尾根)--山頂10:50--北の頭11:40--(北尾根)--大久保分岐13:20--椿神社14:10

椿神社から滝谷道分岐まで

単調な植林地を行く
 椿神社の駐車場に停めさせてもらって、さあ登ろうとしたところで用事を思い出した。ちょっと戻って公衆電話から職場に電話。携帯を持たない事に決めて5年になる。決めたけども不便だ。
 さあ、気を取り直して出発だ。最初は車道を行く。北尾根道を右に見送り、井戸谷道と分かれ山道に入る。単調な杉の植林地。でも、手入れの行き届いた杉林は美しい。息子にはちょっときついようで、かなりペースが落ちる。植林地が終わるとしばらくで滝谷道との分岐。ここで休憩。息子は休憩タイムがものすごく待ち遠しいのである。もちろんお菓子を食べるのである。大人のように体を休めるとか、景色を眺めるとか、あるいは靴紐やパッキングを直すというような無駄なことはしない。ただお菓子を食べるのだ。

二本松尾根

二本松尾根の二本松
 ここからは雰囲気の良い尾根道だ。アセビが白い可憐な花をぶら下げている。葉を落とした明るい低木のトンネルの中を穏やかに登っていく。残念なことに霞んでいて下界がほとんど見えない。春霞なのか、空気が湿っている。夕方からは雨になるという天気予報であった。根元から二つに分かれた大きな松の木がある。この尾根の名はこの松に関係しているのかもしれない、などととりとめもないことを話しながらゆっくりと登っていく。急斜面ではロープが固定されていたり、避難小屋が完備されていたりして、登山者にとって至れり尽くせりの道。
 そういえば、他の山ではあまり見かけないような大きな看板が登山口から随所に立ててある。看板は鈴鹿警察のもので、どうも事故が起こったとき、現在地を的確に警察に連絡するために設置してあるようだ。すると、この山では怪我をして動けなくなったら、「二本松コースの通報ポイント5番付近です。お助けください。」と携帯で連絡すれば、たちどころに救援にきてくれるのだろうか。
 足元にササが増えてきたら山頂は近い。木の高さが低くなり鳥居が見えて頂上に到着。

山頂 北の頭

北の頭へ
山頂の草原でおにぎりとお菓子をたっぷりと食べる。残念ながら展望は全く利かない。晴れているのだけど白く霞んでいる。すぐそばの仙ヶ岳が遠くに見える。雪をたくさん残した雨乞がちらりと見えている。寝ころんで目をつぶるとウトウトしてしまう。下界とは全く違う世界が山上にはある。
 頂上草原は背の低いササばかりで歩きやすい。山によってササの様子はどうしてこんなに違うのだろうか?ここのササは歩きやすいし、イブネのササはシグネ現象が進んだと言っても難渋する。御所平はここと同じようなササもあるがススキが主体だし、土質が違うのだろうか?ここの土は黒い、釈迦あたりは花崗岩の白い土だったか?
 日当たりの悪い北斜面にはまだ雪が残っていた。

北尾根下降

北尾根をゆっくりと降りる。アセビや葉を落とした低木の森。明るい気持ちのいい尾根道。立ったまま朽ちた木がたくさんあった。通学靴の息子はかなり膝に来たみたいで「膝が笑う」という。ゆっくりゆっくり下っていく。498Pで休憩、そしてここでも固定ロープ頼りの急下降。何しろ通学用の靴では滑ること滑ること。かなりへばって椿神社に戻ってきた。

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