めくるめくさぬきうどん

さぬきうどん巡りの旅 2004年春

大喜多3軒目 大喜多(観音寺市)

ここまでで3玉+ちくわ天を食べて、お腹もだいぶふくれてきた。けど、今なら勢いでもう一杯はいけるな。で、お昼前にもう1軒食べようと、観音寺市の「大喜多」を目指す。「恐るべきさぬきうどん」では「ばーちゃんがぎょうさんおる!」と、ばあちゃんが大勢で切り盛りする様子が書かれていた店だ。

急ぐつもりはなかったけど、いぶきを出てから10分少々で着いた。意外と近かったなぁ。着いてみたら店の向かいの駐車場は満車。お店の前にも路駐の車がいる。さぁ困った。路駐しようかと思ったら1台出て行った。ラッキー!

店に入ると、客がぎょうさんおった。テーブル席はほとんど埋まってたのでカウンターに座った。目の前の厨房にはお店の人がぎょうさんおる。ばあちゃんはいなかったけど、おばちゃんにおっちゃんにお姉さんも合わせて8人くらいはいたかな。

かけを注文して、厨房の様子を見ながら待つ。まだお昼少し前なのに、お客が入れ替わり立ち替わり出入りして満席のまま。注文がひっきりなしだから、厨房の中も慌ただしい。生地をのばすおっちゃん。麺をゆでるおばちゃん。盛りつけをするおばちゃん。皿洗いをするおばちゃん。配膳するお姉さん。なんとも活気があって賑やかな分担作業だ。

大喜多のかけうどん かけが来た。かまぼことあげがのっているのがちょっと嬉しい。だしは限りなく透明に近いきつね色で、さっぱりしながら旨味が広がって、あぁ美味しい。麺もコシとなめらかさがあって、するするっと喉へと流れていく。なんだか「ほっ」とするようなかけうどんだ。

それにしても、今日は汗ばむくらいの陽気だから、あつあつのかけうどんを食べると汗が止まらないのなんの。すると今入ってきたお客が「ぬるかけ一つ」と注文してるではないか。え? ぬるかけなんてメニューに書いてないぞ。そんなメニューがあったんか? 

果たして「ぬるかけ」とは、麺が冷たくてだしが温いかけうどんのことなのか? それとも麺もだしもほどほどに温いかけうどんのことなのか? 今度来た時に確かめてみようか。そういえば今までにも、メニューにないメニューを食べたことがあったけど、こういうところが讃岐うどんの懐の深さか、奥の深さかなぁ。

・・・かけ(中) 240円也 (2004/4/17)

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