めくるめくさぬきうどん

さぬきうどん巡りの旅 2005年春

歩いて多度津駅に戻る。あれれ? 根ッ子から20分で着いたぞ。行きは30分かかったのに、遠回りしとったんやろか? 駅について、さてどうしたものかと考える。西へ行こうか。東へ戻ろうか。はたまた南に進もうか。しばし考えて、ふと思った。「そういえば多度津町でもう1軒、行ってみたいうどん屋があったなぁ。」

味でこい3軒目 味でこい(多度津町)

こちらも「恐るべきさぬきうどん」で紹介されたお店であり、店主は「讃岐うどん王選手権」でチャンピオンにもなったという強者である。一応付け加えると、「讃岐うどん王選手権」というのはテレビ東京系「TVチャンピオン」の企画ではなく、「恐るべきさぬきうどん」の出版社が企画して、過去に何度か、国営讃岐まんのう公園で開催されたものである。

街中を通って港に向かう。フェリー乗り場の近く、さぬき浜街道沿いに「味でこい」はある。駅から歩いて15分くらいだろうか。店に入ると、例の「讃岐うどん王選手権」のトロフィーが飾られている。

温いかけが続いたから、今度はピシッと締まった冷たい麺で、弾けるようなコシと喉ごしを味わいたいなぁ。メニューを見ると、ぶっかけがあるぅ。ようし、ぶっかけに決定だ! 注文すると、麺の入った丼を渡されて、「だしはこちらのをお入れください。」とのこと。そこには夏場に麦茶を入れるような容器に、いろんなだしが入って並んでいた。

味でこいのぶっかけ ぶっかけだしをかけ、居並ぶ天ぷらの中からげそ天をチョイス。麺はピチピチと白く輝いて、見ただけで「美味くないはずがないやろ!」と思える。だしをよ〜くからめて、ズズズッとすする。おおっ! 口の中で麺が弾けるぞ。やっぱりこの食感とコシが讃岐うどんの醍醐味やなぁ。それに噛みしめたときの味わいも美味しい。

だしは少し濃いめの程度だから、そのままでも飲める。この味加減がグー。それにげそ天もうまい。ここの天ぷらは、衣に地粉「さぬきの夢2000」を使用している。うどんにはやや扱いづらい「さぬきの夢2000」を、天ぷらに使うというのは初めて見た。

味でこいは小麦粉に相当こだわっており、それは店の発祥が製粉会社と深く関わっていることから始まっている。そのへんの経緯やこだわりようは、客席に説明書きが置いてあるからぜひ読んでみてほしい。

さて、ぶっかけに大満足し、さらにホームページに載せることを相談したら快くOKを出してもらって、すっかりいい気分で店を後にした。あっ! しまったぁ。「味でこい」ってどういう意味かを聞くの、忘れとった! 今さら聞きに戻るのも恥ずかしいなぁ。仕方ない。次に行く時の楽しみに取っておこう。

・・・ぶっかけ(小)+げそ天 260円也 (2005/3/12)

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