3軒目 池内(綾川町 当時は綾上町)
豊中町から一気に東進する。国道32号バイパスが琴電羽間駅の先まで延伸していて走りやすくなったなぁ。羽床から国道377号線に入る。あの「山越」の近くをかすめて、路駐の車がたくさん止まっているところが目指す「池内」だった。
このうどん屋、ある意味でわかりにくさナンバーワンだろうなぁ。と書くと、「店の前にでかでかと『うどん』と書いてあるから、わかりやすいんじゃないの?」と思うでしょ? 問題はここからなのだ。では問題。お店の入口はどこでしょう?
ふつうに考えると、看板がかかっている真正面の窓か、自動販売機の脇の引戸だと思うよなぁ。では正解。実は真正面の家と隣の赤い屋根の家の間、つまり家と家のすき間から入るのだ。嘘じゃないよ。僕も知らんかったら絶対引き戸を開けてただろうな。
すき間を通って家の裏側に回り込むと、テーブルが一つと長椅子だけのこぢんまりとした客席がある。その奥、家の中でおばちゃん2人がお客さんの対応をしている。おばちゃんに「一玉ください。」と告げたら、「冷たいの? 熱いの?」と聞き返されてしまった。やっぱり僕は初心者やなぁ。
丼を受け取る。なんか中華っぽい丼だなぁと思ったら、ラーメンの丼やん! つやつや輝く麺の底に、だしがほんのちょびっとだけ入っている。ぶっかけと言うには、だしがかなり少なめかな。よ〜く混ぜてすすれば、ぶりぶりっとした抜群のコシ! 口の中でピチピチ跳ねるぅ。
ふと顔を上げれば、心落ち着く眺めがそこにある。ここの裏手には川が流れていて、そこには大きな鯉が悠然と泳いでいる。木々の隙間からは田んぼと山々の田園風景が見える。美味しいうどんとなごむ風景に、心も体も癒されるなぁ。
うどんを食べていたら、バシャバシャバシャバシャ!と大きな音に驚いた。何事かと思ったら、鯉が水面から体を出して、尾びれだけで立ち泳ぎしてる! ひょっとしてうどんを欲しがってるのか?
・・・一玉 150円也 (2005/6/25)
時計を見ると午前8時をすぎたばかり。日差しも強くなってきて、さぁこれから一日たっぷり時間があるぞ。というところなんだけど、すでに4杯を食べてギブアップ。今回のうどん屋巡りはこれで終了となった。ホント小食になったなぁ。昔、東京から来て1日に7杯食べたあの食欲はどこにいったんだろう?(おしまい)