めくるめくさぬきうどん

さぬきうどん巡りの旅 2008年冬

いやぁ、ホンマに久しぶりの渡讃だなぁ。前回行ったのが去年の9月末だから5ヶ月ぶりになる。これだけ間があいたのは忙しかっただけでなく、「橋渡るだけやから、その気になればいつでも行ける」という思いがあったから。ま、東京人が東京タワーに登ったことがないのと同じ理由だ。(ホンマか?)

久々の渡讃に際し、どこへ行こうかいろいろ考えた。せっかく高い交通費を払うんだから、3〜4杯は食べたいなぁ。と考えて、ネットで気になるお店をいろいろ調べ、出た結論は「狭いエリアで3〜4軒"はしご"しよう。」 うどんは食べて時間があくとお腹が膨れるから、膨れる前にどんどん食べようという計画だ。

斉賀製麺所1軒目 斉賀製麺所(丸亀市)

最初に選んだのは丸亀市にある斉賀製麺所。一昨年の暮れにオープンした比較的新しいお店らしい。なぜ選んだかと言えばその住所が気になったからだ。「丸亀市土器町西 コーポ植田1階」って、おもろいとこに店を構えとるなぁ。

住所を頼りに、愛車イプーで斉賀製麺所を探す。と書くと道路地図を見ながら探すイメージだけど、ふっふっふっ、今は違うのだよ。去年カーナビを買うたから、住所を入れればあとはカーナビが道案内してくれるんよ。これで場所の怪しいうどん屋も迷わず行けるぞ。

というわけでカーナビに従って住宅街を走り「目的地に着きました」と案内された。けど、なぜか見あたらんなぁ。と思ったらコーポ植田を発見! 道に面して駐車場が取ってあって、建物は奥まっていたから、目の前に進むまで気がつかなんだ。3階建てのコーポの1階にのれんが掲げてあった。ホンマにコーポにうどん屋が収まっとる!

その外観に妙にわくわくしながら、のれんをくぐる。中は客席から厨房まで見渡せる、ごくふつうのセルフのうどん屋さんだ。けど、天井と壁が黄色く塗られているから、とっても明るく感じる。うどんを注文しようと思ったら「茹で上がるまで5分待っててくださいね」と言われた。心の中で「ラッキー!」と叫んだのは言うまでもないな。

てんぷらに目をやると、見慣れないものを発見した。いりこの天ぷらは初めて見たなぁ。いりこをかき揚げのようにして揚げてあって、「かけうどんにピッタリ」みたいなことが書いてあった。(うろ覚えです) これ、もらおうっと。

斉賀製麺所のかけ+じゃこ天 席で待つこと5分。麺を受け取って"てぼ"でさっと温め、だしをタンクから注いで、さぁ食べよう。麺は角が立っていて、温めたのにしっかりコシがある。だしはいりこが利いて、さっぱりしながらも後味はしっかりついた、ほのかに濃いめといった感じかな。これだけでも充分うまいけど、このかけうどんにいりこの天ぷらが見事にはまる。天ぷらでいりこの香ばしさが口いっぱいに広がり、そこに麺をすすってだしを飲む。いりこの旨みたっぷりのかけうどんだぁ。

うどんに舌鼓を打っていると、ご近所さんらしきお客さんがやって来て、どうやら天ぷらを持って帰るようだ。そういえば他のテーブルで食べているお客さんもご近所からきているような雰囲気。その証拠に表の駐車場に止まっているのが、僕の愛車イプーしかない。今度はパジャマ姿で千円札を握りしめた男の子がやってきた。どうやらおつかいを頼まれたらしい。

住宅街のど真ん中にあるから、ご近所さんが気軽にやってくるうどん屋さんなんだな。そういえばここはコーポの1階だから、ご近所どころか上の階から来ているのかもしれんなぁ。うどん屋付きのコーポってうどん好きが住むには最高の住まいやね。うどん屋が入っている分、家賃も相場より高めだったりして。

・・・かけ+じゃこ天 260円也 (2008/2/11)

<前のうどん屋に戻る  【目次に戻る】 次のうどん屋に進む>

▲ 先頭に戻る


Copyright© nomu, All rights reserved.