香川県内には「ジャンボ」と名の付くうどん屋がある。高松市の「川島ジャンボうどん」、国分寺町の「ジャンボうどん豊」、善通寺市の「ジャンボうどん高木」の3軒だ。この3軒はチェーン店ではないのだが、いずれも釜あげをメインとしていて、しかも店名の「ジャンボ」は特大釜あげうどんのメニュー名にもなっている、という共通点がある。
と、説明はしたが、僕はまだ行ったことがない。それなのになぜ「ジャンボ」の話をしたかというと、今日「川島ジャンボうどん」へ行ったからだ。といっても香川へは渡っていない。さて、どういうことでしょう?
川島ジャンボうどん 吉備路店(総社市岡谷)
いやぁ、偶然とはいえ驚いたのなんのって。あれは2ヶ月ほど前のこと。大阪から来た友達と車で岡山近郊を走っていたら、「ジャンボ」と書かれた看板が見えてきた。近づくと「川島ジャンボうどん」と書かれているのがはっきり見える。え? これって高松の川島ジャンボうどんの支店か? 支店があるなんて話、聞いたことがないぞ。
それから約2ヶ月。まぁ、行く機会がなかったというか、ちょっと忘れていたのだが、ふと思い出して行ってみたのである。場所は岡山市の西にある山手村(合併により現在は総社市)。この山手村と総社市、倉敷市、岡山市にまたがる一帯は「吉備路」と呼ばれ、田園風景の中にお寺や神社、古墳といった史跡が点在する、歴史の香りとのどかな風景が広がる場所だ。その吉備路の中、備中国分寺にほど近いところに「川島ジャンボうどん 吉備路店」がある。
昼飯時はとっくに過ぎているのに、店内は結構混んでいた。メニューを見ると釜あげうどんの他にも温いの・冷たいのを合わせて、うどんメニューだけで十数種類もある。それ以外にもおかずがセットになった定食メニューや、丼物とのセットメニューまである。豊富なメニューをそろえているのは場所柄かな?
釜あげは「ふつう」と「小」・それに「ジャンボ」があるが、せっかく来たのだから「ジャンボ」を頼まなあかんやろ。けど「ジャンボ」ってどのくらいの量があるんかな? まぁ、少しくらい量が多くても食べられるやろ、と思って「ジャンボ」を注文した。
「な、なんじゃこりゃ〜!」 目の前に運ばれてきた釜あげうどんを見て驚いたのなんの! まず、丼が洒落にならないくらいにでかい。そのばかでかい丼に、お湯の中でうどんが泳ぐかのようにゆらいでいる。というか、麺が密集しているといってもおかしくないぞ。一体何玉分のうどんを使うてるねん? 注文する前に量を聞けばよかったかな?
驚いてばかりはいられない。はよ食べんと麺がのびてしまう。だしをちょっと味見すると、深くまろやかな味わいが広がって美味しい。麺をだしにつけてすすれば、なめらかな舌触りともちもちっとした歯触りが最高。だしの旨味も相まってと〜っても美味しい! 熱々のうどんをすすっているうちに、汗が出てきた。考えてみると釜あげを食べるのは久しぶりだ。うどんは冷やに限ると思ってはいるが、釜あげもなかなかやるのう。
結構お腹がふくれてきたなぁ。と思って丼を見ると、まだ半分も減ってないがな! 腹の中に納めるのがだんだん辛くなってくる。そろそろお腹いっぱいだなぁ、と思ったらまだ3分の1くらい残ってる! 最後は勢いで食べて、どうにか完食した。後で店員さんに聞いたら、ジャンボはふつうのかけうどん3杯分の麺を使っているとのこと。そら、いっぺんに3杯も食べたら苦しいよなぁ。
はち切れんばかりのお腹を抱えて、会計を済ます。店員さんに話を聞くと、高松の川島ジャンボの社長さんがこちらに出てきて店を出したとのこと。ということはやっぱり支店ということか。岡山でも美味しい釜あげが食べられる店があってよかった。また来ようっと。ただ、今度はふつうサイズの釜あげうどんを頼むだろうけど。
・・・釜あげうどん・ジャンボ 680円也 (2004/1/12)