たぬき屋(岡山市東古松)
かれこれ1ヶ月以上前だったか、メールでうどん屋の情報をいただいた。東古松にある「たぬき屋」が岡山で一番美味しいとのこと。それから少しして別の方からも、同じ「たぬき屋」についての情報をいただいた。偶然とはいえ同じうどん屋の情報が寄せられるとは、よほど美味しいに違いない。
でなわけで1ヶ月以上経ってようやく重い体、じゃなかった。重い腰をあげてたぬき屋に着いた。あれ? この道は何度も通ったけど、うどん屋があるとは全然気がつかなんだなぁ。店の名前どおり、看板にものれんにもたぬきの絵が描かれており、入口にはでっかいたぬきの置物が鎮座している。
戸を開けるとすぐそこに注文口があって、麺の入った丼がならんでいる。隣には麺を湯がく"てぼ"が用意され、その奥に天ぷらやおにぎりが並んでいるセルフ店だ。かけを食べるなら丼を取るのだが、壁の貼り紙に「ぶっかけ」の文字を見つけてそれを頼む。
程なくしておばちゃんが、麺の入った丼を手渡してくれる。けど、入っているのは麺だけで、だしが見あたらん。一瞬戸惑ったが、「そうか、だしは後で別添えにして出してくれるんか。」とひらめいて、次はトッピングを選ぶ。
数ある天ぷらの中で気になったのが、かにかま(かに風味かまぼこ)の天ぷらだ。多分うどん屋では初めてお目にかかる天ぷらだな。なぜだか妙に美味しそうに見えるから一本いただく。次に数あるおにぎりの中でこれまた美味しそうな、山菜おこわを一つ取った。
レジで会計を済ませると、おばちゃんがだしと薬味を渡してくれた。席について、薬味と天ぷらをのせてだしをかける。うどんの白とかにかまの赤で、めでたい彩りやね。麺を一口すすると、うまいがな! コシ抜群。喉ごしなめらか。だしはやや濃いめのまろやかな味わいだ。これは美味しいぶっかけだなぁ。
美味しいもんだから、怒濤の勢いであっという間に平らげた。一息ついて店内を見回すと、あちこちにたぬきの飾り物が置いてある。壁には花の写真が何枚も額に飾られている。たぬきのようにふくれたお腹をさすりながら写真鑑賞をしつつ、うどんの余韻を味わった。
・・・ぶっかけ冷(中)+かにかまの天ぷら+山菜おこわおにぎり 600円也 (2007/4/13)