今回は讃岐うどんサイト「いいとこあるじゃ〜ん!」の管理人である光樹さんと、その友人であるTさんとの3人でうどん屋巡りをする特別企画である。1軒目のイーハトーボでは僕らも予想だにしなかった、もの凄いうどんと出会ったのだった。
イーハトーボを後にして花園ICへと向かう。車中はイーハトーボの話題で持ちきりだ。みんな興奮気味に語り、そして余韻に浸っていた。僕なんか余韻に浸りすぎて曲がるとこまっすぐ行ってしもうたがな。それほど、イーハトーボは僕ら3人に強烈な印象と感動を与えてくれたのだ。
花園ICから関越道を東京へと向かう。次の店は川崎にある。これぞまさしくとんぼ返り。二子玉川から2時間かけてやって来て、寄居での滞在時間は2時間もないぞ。しかし次の店も超人気店だから、麺が品切れにならんうちに着いとかなあかん。さぁ、急ぐでぇ。
2軒目 綾(宮前平)
続いて向かうのは以前このコーナーでも登場した、川崎の超人気店「綾」である。関越道を降りてくねくねっとあちこち曲がって、綾のある尻手黒川道路に入ったのは12時半頃だったかな。意外にも時間がかかった。さぁ、もうすぐ綾が見えてくるぞ。しかし店より先に見えてきたのは、路上駐車の車、車、車。今日も綾の前は路駐だらけだ。「うお〜。めっちゃようけ停まってる〜。」と光樹さんもTさんも驚いている。日曜日の昼飯時だけに混雑は必至だ。
綾の前を20メートルほど過ぎたところに車を停めて店に向かうと、行列は隣の本屋にも届くぐらいまで伸びていた。外で待つこと十数分。さらに中で待つこと十分くらいで奥の2席が空いたので、光樹さんとTさんが先に席についた。遅れて僕も隣の席が空いたので席につき、ひやひやの小を注文してちくわ天をチョイスした。
麺は相変わらず強烈なコシがあるなぁ。口の中で麺が踊るようにはじけるぞ。だしもさっぱりしていて美味い。初めてここのひやひやを食べたときは、だしがほのかに辛いかなと感じたが、きっと冷たいから味を強く感じたんだろう。あれから何度か食べるうちにだしの美味さが分かるようになってきた。香川に店を出しても引けを取らない、本格的な讃岐うどんだ。
僕が食べ終えた時には、もう光樹さんたちはとっくに食べ終えていた。「うどん屋のはしごなら10杯はいけますよ」と言っていた光樹さんのことだから、絶対お代わりをするだろうと思ったのだが、光樹さんもTさんも「さぁ、出ましょうか?」と言って席を立った。おや? 一体どうしたんだ?
外に出て、店の写真を撮ってから車に戻る。感想を聞くと「もっと強烈なコシがあると思ってた」とのこと。どうやらイーハトーボのひやひやの強烈なコシが強く印象に残って、そう感じたらしいのだ。「でも、十分に美味しいうどんやった。だしはイーハトーボよりはこっち(綾)のほうが美味しいなぁ。」「いりこを使いながらも、いりこ臭さを消すために一晩くらい置いてるんとちゃうか?」と光樹さんは語る。おおっ、そこまで分析するとは! それにしても綾のひやひやの強烈なコシを霞ませるなんて、イーハトーボのひやひやは一体どれほど強烈なんだ? きっと先に綾で食べていれば、違う感想になっていただろう。
・・・ひやひや小+ちくわ天 400円也 (2003/4/20)
純手打ち讃岐うどん 綾
営業時間:10:30〜夕方頃(売り切れじまい)
定休日:毎週火曜日
場所:尻手黒川道路沿い 犬蔵公民館前バス停すぐ
この後さらに数軒巡ろうと考えていたのだが、光樹さんもTさんも「もう、お腹いっぱい」とギブアップ宣言。イーハトーボにすっかりやられてしまったようで、今回のうどん屋巡りはここで終了となった。無理して食べて体調を崩したら洒落にならんから、止めておくのも賢明だ。今日は2軒巡っただけだが、中身の濃いうどん屋巡りだった。光樹さん、Tさん、ありがとうございました。機会があればぜひ、また一緒にうどん屋巡りしましょう。