めくるめくさぬきうどん

岡山東京うどん屋巡り 東京編

つるるつるる(神保町)

そう、あれは先月の「さぬきうどん巡りの旅」で讃岐家に行った時のことだ。

大将 「お客さんはどっから来たんですか?」
のむ 「東京です。」
大将 「東京から! そういえば『今度、東京で新しいうどん屋を開くんで味を見てくれ』
    って言われてるんですよ。」
のむ 「へえ。何て言うお店なんですか?」
大将 「名前はちょっと忘れたけど・・・
    それにしても、東京へ行きたいなぁ。けど仕事が忙しいから無理やなぁ。」
のむ 「やっぱり自分の目でうどんのチェックをしたいんですね。」
大将 「いや、いっぺん遊びに行きたいだけ(笑)」

てな会話をしたのだが、その新しいうどん屋のことはその後すっかり忘れていた。

それから月日は流れて先日、TBS系列の讃岐うどん特番を見た。香川のうどん屋の紹介もあったが、メインはラーメンチェーンで成功した兄弟が新たにうどん屋を開くというドキュメンタリーだった。で、そこに讃岐家の大将の姿が! なんと、讃岐家の名物「なめこおろしうどん」をその店のメニューに加えるだと!! そうか、大将が言っていた店ってこれのことだったのか。

というわけで、なめこおろしうどんの味を確かめるべく立ち上がった。場所は神保町。店の名前は「つるる」だ。今回は当サイトでお馴染みのM君をゲストに迎えた。ま、単に誘っただけとも言うが。

神保町の駅を出て数分も歩けば、「うどん」と書かれた看板が見えてきた。おっ! 店の前にはなにやら説明書きが。オープンにあたって3人の料理人がプロデュースしたメニューの説明が、料理人の顔写真と共に飾られている。讃岐家の大将もちゃんと写ってる!

中はカウンター席とテーブル席のこぢんまりとした空間だ。僕は「なめこおろしつるる」を、M君は「ふんわりたまごつるる」を注文した。この店のメニュー名は「○○うどん」ではなく「○○つるる」となっているのだ。注文を済ませて、店先で取ってきたパンフレットを開いてみたら、いなり寿司のサービス券がついているではないか! これは貰わなあかんやろ。慌てて店員さんに注文した。

つるるのなめこおろしつるる 運ばれてきたなめこおろしつるるを見て、讃岐家のなめこおろしうどんとはちょっと違うなと感じた。それは多分白ねぎを使っているからだろう。讃岐家のなめこおろしうどんは青ねぎとかいわれ大根の緑が鮮やかだけど、ここのは白い器に白い麺、それに白ねぎだから見た目の印象が違うんだな。白ねぎを使うのは東京仕様だろう。麺は細め。だしの甘酸っぱさは讃岐家と変わらないぞ。麺のつるつる感、ねぎとかいわれのしゃきしゃき感、なめこのぬめぬめ感が口の中で一体となる美味さも変わらない。讃岐家で食べたあの味を思い出すなぁ。

M君のふんわりたまごつるるを味見させてもらった。こちらは熱々の麺の上にふんわりとろとろの炒り卵がのっていて、醤油をかけてかき混ぜて食べるメニューだ。釜玉をアレンジしたようなものか? とろとろの卵が麺と絡んで、ほっぺたが落ちそうになるくらい美味しい。ほのかにだしの風味がしたような気がする。気のせいかもしれないが。

店を出て、M君に感想を聞くと「美味しいけど、値段がちょっと高いなぁ。」 確かに値段は530〜1500円と安いとは言えないけど、場所を考えるとやむを得ないかもしれない。それに各々のメニューはどれもトッピングに工夫を凝らしているようだから、ここは讃岐うどんの店ではなく、創作うどん料理の店と思えばいいのかな? ま、他にも美味しそうなメニューがあるので、また食べに行ってみようっと。

・・・なめこおろしつるる 924円也 (2003/6/22)

口福うどん つるる
営業時間:11:00〜23:00
定休日:無休
場所:三省堂書店から明治大学へ向かう近道の中程

【目次に戻る】

▲ 先頭に戻る


Copyright© nomu, All rights reserved.