丸香(神保町)
またまた神保町にうどん屋が! という感じである。丸香というお店がプレオープンしたというのを先月知った。それが評判がかなりいいらしいのだ。そろそろ正式にオープンとなっただろうと思い、JRに乗って御茶ノ水駅から歩いて行った。地下鉄に乗って神保町駅から行かなかったのは、別に大した意味はない。
明治大学の前を通り、路地に入って以前行った「つるる」の前を通る。全然知らなかったんだけど、つるるは銀座に移転して10月に再オープンするそうだ。行こうと思っていた方はご注意を。三省堂書店の角を曲がると、向こうに「うどん」と書かれた看板が見えた。多分あそこだな。
そのとおりだった。看板には「丸香」と書いてあり、正面には「○の中に香」と書いてある。どっちが本当の名前かは分からないけど、まぁともかく中に入ったら、壁に「プレオープン中・・・」という説明が貼ってあった。まだ正式にはオープンしていなかったようだ。空いている席に座ると、「詳しい説明が書いてありますから」と店員さんがメニューを差し出した。見ると、確かにメニュー一つ一つに細かい説明が書いてある。これなら讃岐うどん初心者も安心だ!
この日は強烈な猛暑だったから、冷たいのが食べたい気分だった。9月も半分が終わろうとしているのに、東京は今頃になって夏がやってきたかのような、猛暑の日が続いていたのだ。残暑なんて甘いもんじゃないぞ。メニューの中で「水で締めた麺を冷たいつけだしで食べる・・・」と書かれているのを見て、つけうどん大盛りを注文した。
やってきたそれは、丼の中で麺が白く艶やかに輝いていた。見るからに美味しそうな、コシの強そうな麺だ。つけだしに生姜を溶いて、麺をすすると意表を突かれた。コシが強いのではなく、もっちりもちもちっとした食べ応えのある麺だったのだ。僕は力強いコシのある麺が好きだけど、このもっちり感は癖になりそう。いりこを使った(多分?)つけだしの深い味わいが麺を一層引き立てる。
全部食べたらすっかり満腹になった。って、大を食べたからかな? 会計を済ませてお店の人に「ホームページに書いてもいいですか」と聞いたら、厨房の中から大将が「営業時間は書いてほしくないですね。」 そんなふうに言われたのは初めてだ。
大将はさらに続けて言った。「うちは営業時間が決まっていないんだけど、ホームページに営業時間を勝手に書かれて、それを見てきたというお客さんが来るんです。」 そんなことがあったのか。間違った情報でお店とお客さんの両方に迷惑をかけるのは、いかんことやなぁ。それで「食べたということは書いてもいいですか?」と尋ねたら、「いいですよ。どうぞ書いてください。」と笑顔で答えてくれて、ホッとした。というわけで大将、書かせてもらいました。
・・・つけうどん大 470円也 (2003/9/13)
讃岐式うどん 丸香
場所:三省堂書店「自遊時間」の角から猿楽町方面へ進む