8月の本棚 ■頭から汗がぽたぽた。
 
 
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ミニ雑草図鑑 鉄槌! 片平なぎさの全国ゴールデンワイド旅劇場
DASH村開拓記 未熟の獣 単発企画

『ミニ雑草図鑑』◆廣田伸七◆全国農村教育協会◆  一覧に戻る

先日、ニワゼキショウのタネを蒔いたはずのプランターに「これは育ってもニワゼキショウには
ならんだろ」というような芽が出ました。ネットでもだいぶ調べてみたのですが「毛がいっぱい
生えている」「脇芽もいっぱい出ている」ということくらいしか特徴がないし、そもそも雑草の
発芽の状態を詳しく観察しているサイトが見つからなかったので、仕方なくこの図鑑を購入。

水田、畑地、樹園地、非農耕地に生育するほとんどの雑草約480種が紹介されています。

雑草を目にした時の高さで撮影されているので(ほとんど接写がない)実際に雑草の名前を
知りたい時には見つけやすい。

もともとうちのプランターに生えてる雑草の名前を知りたかったんだけど、この図鑑からは
見つけることが出来ませんでした。まぁ、こういう図鑑は何冊あっても面白いからよしと
しますか。…と書いた直後に謎のクサの名前判明。もちろんこの図鑑で。
8月1日のアボガド日記参照。えーん。
『鉄槌!』◆いしかわじゅん◆角川書店◆  一覧に戻る

あーあーあー、間違えちゃったよー。
本屋で見た時に「いしかわじゅん」じゃなくて「みうらじゅん」かと思っちゃって、
へぇー、みうらじゅん、いつの間に裁判モノなんか書いてたんだぁ?と買ってきたんですが、
みうらじゅんじゃないし。・・・・うー。

1989年に漫画家のいしかわじゅん氏が友人と一緒にスキースクールに参加し、行きに乗ってきた
友人のアルファロメオを雪の中に放置したために動かなくなり、帰りはスキーバスを利用。
そのバスにトイレに行っている間に吹雪の中、置いてきぼりを喰らい、激怒したいしかわ氏が
連載中の漫画で観光会社を罵倒したところ、逆に名誉毀損で訴えられちゃったという話なんですな。

裁判モノというのは双方の話を聞かないと、どこまでが本当で誰がウソをついているのかが第三者
には見分けにくい。著者の書いていることが100%真実だとしても、どうも胡散臭い感じがする
んだよなぁ。

この本の中で何度か使われる表現に「××すればよかったのだが、なにしろ裁判は初めてで」という
のがある。全てをその「知らなかったからしょうがないではないか」と言い訳しているように聞こえ
てしまうのだ。

最初からきちんと裁判のことを知っていれば、こういう本は出来なかったんだろうけど。
それにしても自分の裁判なのに、他人に任せっぱなしだったんじゃないかねぇ。やや後味悪し。

『片平なぎさの全国ゴールデンワイド旅劇場』◆片平なぎさ◆メディアファクトリー◆  一覧に戻る
 
ダンナが、深夜番組でこの本を紹介しているのを見て、どうしても買わなくちゃダメだ!と騒いだ
ので楽天BOOKSで購入。ダンナがこんなにナニカを薦めることが滅多にないから、その時点で
怪しむべきだったか。

内容はタイトルそのまま。片平なぎさがドラマのロケで訪れた観光地を紹介するというモノ
なんですがそれだけだったらダンナは私に薦めないはず。

パラパラとページをめくっていくと、最初の数ページは確かに片平なぎささんがその土地を紹介
しているんですよ。そう、最初の数ページだけ。残りのページはなんときれいな景色の写真に
片平なぎさを合成!

ずーいぶん昔にロケに行ったみたいで、この本のためにもう一回取材するとか、ロケに行くとか、
そういうことはしなかったんですね。ふはははは。それにしてもこの合成。私がフォトショップを
使い始めた頃にこんな合成画像作って、あちこちにバラまいてたなぁ。今見るとすごく恥ずかしい。

それを1冊の本にして出してしまうんだからすごい。
あ、これホリプロの創立40周年記念企画として出版されたのか。いや、でも片平なぎさ芸能生活
25周年記念でもあるのか。

いつだったか、テレビのインタビューで「私はロケ地へいつも自分で車を運転して行くんです。」
って答えていたんですけどねぇ、もしこの企画に乗らずに片平なぎさ本人が旅の本を出したら、
かなり高レベルな本が出来たんじゃないかって。

『DASH村開拓記』◆編集著作・日本テレビ放送網(株)◆東京ニュース通信社◆  一覧に戻る

あぁ、ミーハーですよ、私は。
もともと私はテレビがいつもついてないと落ち着かないのであります。
でもつけてるだけで、ずっと後ろを向いてMacをいじっていることが多いんです。

そんな私が毎週きちっとテレビの方を向いて見る番組がありまして、それが「TOKIO」の皆さんが
中心になってやってる「鉄腕DASH!」って番組でして。
番組の内容についてはコチラを見ていただくとして、私はこの中の「DASH村」が大好きな。

古い家屋を土台だけ残してきちんと生活できるように建て替えたり、荒れ地を耕して農作物を
作ったり、ヤギを飼ったり、炭を焼いたり。番組で紹介したモノを1冊の本にしてあるんですが、
こういう企画モノの本としてはとてもいい出来だと思います。

特に動植物図鑑のページは、DASH村の住人である清隼一郎クンの撮影した写真で構成されている
のですが写真の大きさが、私がダラダラと続けている「アボガド日記」で使っている画像の大きさ
よりやや小さめ。

それでもとてもよく撮れていて、思わずクリックしたくなってしまいます。本なのに。

男たちの顔もいいけど、犬やヤギやアイガモもいい顔してるなぁ。

『未熟の獣』◆黒崎緑◆小学館◆  一覧に戻る

はー、やっと小説だー。いくら暑いからって写真中心の本ばーっかだと感想が書けなくなるぞー。

「本の窓」1998年6月号から2001年3・4月合併号に連載された長編ミステリー。
初めて読む作家さんの作品。『未熟の獣』というタイトルにひかれて購入。
どういう読者をターゲットにしてるかちょっと判断しにくい装丁です。
装画は浅倉めぐみさん。ちょっと昔っぽい女の子のイラストを描く方です。

あ、あれぇ?浅倉じゃないの?公式サイトは朝倉になってる。
まさか小学館ったら誤植のまま発行しちゃったぁ??

ある郊外の街で起きた幼女連続誘拐殺人事件には共通点があった。
被害者は読みにくい(珍しい)苗字の可愛い女の子。これだけ大きな事件なのに警察の活躍は
まったくなく、現場の近所に住む作家の桂木まゆみとその友人・岡本真弓が事件にどんどん
のめり込んでいく。

どの登場人物も十分に描いてあり、それぞれが抱えている闇が伏線となり、事件は意外な結末へと
向かう。

なかなか公園デビュー出来ない母親や犯人の元を離れたがらない被害者。
自分の身近なところで起きてもおかしくないような事件。最後の最後まで、いや、それ以降まで
楽しませてくれます。
『単発企画』◆そね◆株式会社カイ(Web-no HON)◆  一覧に戻る

あー、リンク張っちゃ怒られるかなぁ。まぁいいや、張っちゃおう。
そねさん、ごめんなさい。>グレコローマンかたぎへGO。

覗きましたか?覗いてくれれば話は早い。グレコローマンかたぎの1コンテンツである
「単発企画」。ネット上では削除されてしまい既に読めなくなったコラムと書き下ろし数編を加え、
一冊の本となりました。

ネットで公開されたモノを本にされてもなぁと、今までこういった本は買わないようにしてた
んです。それから「更新記録」という名のコラムは毎日欠かさず読んでいたのですが、私がこの
サイトを知った時にはすでに閉鎖に追い込まれていた「単発企画」もあり、そねさんにラブコールを
送っても返事が来なかったりして諦めていたんですわ。

で、出ちゃったんで買っちゃったの。買っちゃったって表現はよくないですね。買わせていただき
ました。1100円。この本は「万能書店」でしか買えないので、他に送料とかいろんな手数料が
かかります。それを高いとみるか、安いとみるか。

このなかで、私が一番好きなコラムは「モテた日」。
作者であるそねさんが今までで一番モテた日のことを綴っている。ご本人は「かなり昔に書いたもの
なので読み返すのが辛かった」と追記で書いてますが、私は現在のそねさんの原点はココにあるの
ではないかと密かに思ってます。

やっぱ、そねさんは「S」だ。うちのダンナも「そねさんはSだよ。だって目を見ればわかる
じゃん!」と自信満々で言ってたし。

私はそねさんが好きだ。でも、そねさんが好きだからこの本も好きというワケではない。
あくまでもそねさんの目の付け所、そねさんの文章が好きだからこの本が好きなのだ。
彼女は他人から見ればどうでもいいような大昔のことをバカみたいに細かく覚えている。彼女には
まだまだひきだしがたくさん残っている。もうネットで公開などせずにバンバンお金を取って本を
書いてもらいたい。