9月の本棚 ■らくーにいきましょう、らくーに。
『棲家』◆明野照葉◆ハルキ・ホラー文庫◆ 一覧に戻る
どっかで見たことある名前だなぁと思ったら『輪廻』の著者でした。
あの時も母と子の血のつながりの話だったけど、今回も中心になる部分は「血」であります。
ある日結婚を夢みて恋人・基彦のために小さなアパートから風変わりな洋館に引っ越した希和。
基彦は広い部屋に引っ越した希和の元へプレゼントを持って向かう。
親友とも呼べるべき亜紀と洋香を引っ越しパーティに呼ぶ。
しかし、誰もが希和の部屋に入った途端に落ち着きをなくし、早々に引き上げてしまった。
「洋館」というのはそれだけでホラーになりますねぇ。
錆色をした瓦屋根、動物の顔をモチーフにした壁の装飾、はめ殺しの管理人の部屋の窓。
『輪廻』の時もそうだったんですが、この作品も知っている地名が出てきます。
杉並・世田谷あたり。小説ってのは知っている地名が出てくると俄然面白味を増します。
洋館がある限り続く災い。
この災いは一体いつまで続くのか。
よく読めば前半で結果が見えてきちゃうんだけど、先を読まずにはいられなくなります。
誰もが主人公になりえる位置にあるという不思議な1冊。
今回は洋館に棲む希和の友人の洋香が主人公。
我が家の寝室にある天井のシミ、すごく気になってきました。うー。
『妄想の花園』◆楳図かずお◆小学館◆ 一覧に戻る
あぁぁ、やっと届いたぁぁ。初版5000部限定著者の花押入り。
楳図かずお大先生の単行本未収録作品集。
「はじめの妄想」「ホラーの妄想」「笑いの妄想」の3部作。
貸本屋時代からの幻の作品25編ですよ、買わないと。ねぇ。
こないだやはり小学館から出た「My First BIG」の『2001年・まことの夏なのらー!!』を
買いそこねて以来、ずっとへこんでたんですが、この本が届いて80%どうでもよくなりました。
表紙にそれぞれ苦々しい楳図先生、恐怖の楳図先生、笑ってる楳図先生の顔。
箱に入ってるのですが、丸くあいた穴から目だけが見えるように作られています。
「はじめの妄想」に収録されている中でもう鳥肌モノだったのが「猫面」。初出は1964年。
これ、あまりにも強烈。『漂流教室』でも結構すごいシーンがありましたが、それどころでは
ありません。
「むかし、猫が大きらいな殿さまがいました。」
「そのわけは、今も誰にもわかりません。」
唐突に始まる物語の1頁目は城と串刺しになった猫の死体。
楳図先生はスクリーントーンを使わず、全部手作業で陰影を描いているんですが、それがまた
おどろおどろしいんであります。
楳図先生の作品は『まことちゃん』の「下品でくだらないギャグ」の部分と『漂流教室』
『わたしは真吾』などのSFの部分、『洗礼』『おろち』などの恐怖の部分がある。
非常にクセのある作品ばかりなので、楳図かずおと聞いただけで苦手意識を持つ人も結構いると
思うんですがね、代表作だけでも読まないと損です。
子供の頃に怖くて読めなかった人は是非。楳図かずお先生が時代を先読みしていたことにきっと
感動するに違いありません。…と思います。>やや弱気。
※いつもは著者につける敬称は「さん」か呼び捨てにしてしまうのですが、私の中では楳図かずお
という人物はどうしても「先生」と呼ぶに値いする方なんです。あとは団鬼六氏の「師匠」。
今回の感想で「先生、先生ってうるせぇぞ」って思った方、そういうワケですんで読み流してください。
『取り扱い注意』◆佐藤正午◆角川文庫◆ 一覧に戻る
わーん。二度読んだけどわかんないよー。
なにがわかんないって似たような人物が多すぎるのと、時間が行ったり来たりして、今誰がどういう
状況に置かれているのかがわかんないのだ。
でもわからないのは私だけじゃないようで、書評家の北上次郎氏も「物語がねじれていて、構成が
凝りに凝っているうからこそ、佐藤正午の小説を読み解いたときの快感は大きい」と解説で書いて
ますから、わかんなくてもそんなに気にするこたぁないってことでしょうか。
一番わからなかったのが『取り扱い注意』というタイトルなんだよなぁ。
モテモテの県庁の役人・鮎川のことなのか、突然現れた叔父の酔助(ヨウスケ)のことなのか、
バラバラと福袋の中から出てくるような女たちのことなのか・・・・。
二度読み返せたってことは苦手な作品ではないんですけどね。
結局わからないことが多すぎて感想が書けないんだよー。恋愛小説とか青春小説とか推理小説とか、
そういう分類すらわからん。
昨年の6月にも著者の本『カップルズ』を読んでいますが、その時はもう少し理解出来たんだけど
なぁ。降参。あらすじだけ書いて逃げようと思ったけど、鮎川が酔助にそそのかされて事件に加担
するってことしか書けないのよ。
わからんと言いつつ、女たちの関係をここで書いてしまったら、これから読む人の楽しみが半減し
てしまう。・・・・ってか、私と一緒に苦しんでほしい。
『R.P.G.』◆宮部みゆき◆集英社文庫◆ 一覧に戻る
私は滅多にゲームで遊ばないので“R.P.G.”という言葉は知ってはいたものの、きちんとした意味を
知らずにただ「ダンナが好きなゲーム」くらいにしか思っていませんでした。
…で、ダンナに聞いてみると「ボクはR.P.G.はあんまりやらないなぁ」なんて言う。
「じゃあ、R.P.G.の意味って知ってる?」と聞くと「実際の場面を想定してさ、いろんな役割を演じ
させてゲームを進めていくんだよ」と。
本書の冒頭に「ロール・プレイング」の説明が簡単に出ているんですが、それとほぼ同じ答え。
へー。ただのゲームバカじゃなかったんだね、ダンナ。(私が無知なのか?)
まぁ、その話は置いといて、本書のこと。
ネット上で知り合った人たちが疑似家族としてチャットをしたり、メールの交換をしていたが、
ある日、その疑似家族の「お父さん」が現実世界で殺害される。
疑似家族は「お父さん」と「お母さん」と娘の「カズミ」と弟の「ミノル」の4人。
お父さんを殺したのは誰か。殺された原因は。
著者の『模倣犯』と『クロスファイア』で活躍した二人の刑事が活躍するのですが、私は『模倣犯』の
方を買ってはみたものの、あまりの厚さにずっと本棚に置きっ放しでした。
さて『模倣犯』を読んでから『R.P.G.』を読むべきか悩みました。
でも私の愛する作家のひとりである宮部みゆきさんのこと。きっと『模倣犯』に出てきた武上刑事を
知らなくてもきっと楽しませてくれるに違いない。しかもこの『R.P.G.』は単行本で出すには短すぎ、
中短編集に入れるには独立性が強すぎるとのことで、いきなり文庫書き下ろし。とにかく先に読んで
みました。
いやぁ、すっかり騙されてしまいました。
著者が被害者に対しても加害者に対しても、そして容疑者に対しても愛情を注いで描いているので、
事件は解決したものの、誰が被害者なのかわからなくなってしまうほど切ない結末でした。
分厚い推理小説も読ませる力が著者にあればいいのですが、途中まで読んでヤバイと思いつつ、ここ
まで読んだんだからなんとか最後まで読もうと苦しむことも結構ある中で、こういう読みごたえのある
作品を、しかも文庫で読ませることの出来る小説家は少ないかもしれません。
思い切って『模倣犯』での武上刑事の活躍ぶりを読みたくなってしまった私。
おし。そろそろ読書の秋だし、挑戦してみますか。
『恐怖』◆筒井康隆◆文藝春秋◆ 一覧に戻る
なにが恐怖って、目次ですわ。
ぜーんぶ10文字で29項もあるんですけどね。その目次を読むだけで、なんだかゾクゾクっとくる
んですよ。想定も真っ黒な中に誰かの顔が浮き上がってるとこに「恐怖」って赤い文字が重なってる
んで、枕元に置いておくとダンナが怒ります。
地方都市・姥坂市で閨秀画家・町田美都が殺され、同じ市内に住む作家・村田勘市が第一発見者とな
る。その後も文化人ばかりが不審な死を遂げ、村田はパニック状態に陥る。
狂気というものは恐怖でもあるが、通常の生活では考えられない滑稽なことも起こることがある。
村田の狂気はまさに滑稽である。ブラックユーモア。本人からしたら本当に恐ろしくてどうしたら
いいかわからんような状況なんだろうけど。
初出は「文學界」。平成12年5月号から9月号までの連載。
翌年の1月には単行本で出てるんだもんなぁ。連載の方を読んでないからなんとも言えないのですが、
これ、単行本で読んだ方が面白いんじゃないかな。
著者の作品はダンナが好きでうちには何冊かあるんだけど、どーも馴染めなかったんですね。
理屈っぽいっていうか、なに書いてっかわからなかったんだもん。ま、読解力のなさの問題もありま
すが。
でもこれはスラスラ読めました。ダンナにも勧めてみよう。でも表紙だけで恐がってるからなぁ…。
『ドミノ』◆恩田陸◆角川書店◆ 一覧に戻る
うはうは。恩田陸がこんな小説を描くなんて思ってもみませんでした。
ますますわからない作家になってきたぞ。
いつもは読み終わるのがもったいなくてゆっくり読んでいくのですが、今回は一気に読まないと
ワケがわからなくなります。ジェットコースターに28回乗った気分。
舞台は東京駅。
私は東京生まれに東京育ちですが、東京駅は用事がなくて滅多に行かないんですな。
だからたまーに新幹線なんか乗ろうと思ってネット検索でちゃんと調べても新幹線に間に合わな
かったり、待ち合わせの場所に行けなかったりします。
銀の鈴だってあんなに有名なのに案内図を見ないとたどり着けません。
ましてや物語に出てくる「動輪の広場」なんか本当にあるのかすらわかりません。
巻頭に「登場人物より一言」というページがあるのですが、こんなことならそのページをコピー
して本の横に置いておけばよかったわ。まだ読んでない方はコピー推奨。
いろんな事件や登場人物や時間が絡み合って(いや、絡んでないか)物語はドミノ倒しのように
バタバタと終焉に向かって突っ走る…が、また来週〜!と著者に思い切りの笑顔で手を振られた
ような気がしたのは私だけでしょうか?
『無事の日』◆佐伯一麦◆集英社◆ 一覧に戻る
著者の作品を何作か読んでいる。
著者がものすごーく好きってワケでもないのに。
何作も出しているのにどこかに自分自身の過去を練りこんで、どれも「あ、また自分の辛かった
時の話だ」と思わせてしまうのに文章がうまくて、本屋に行くとつい買ってしまう、というか…。
あと著者の名前が好きだわ。「佐伯一麦」と書いて「さえきかずみ」。
あぁ、またかと思いながらきっと著者が小説を書く限り買っちゃうんだろうなぁ。
『無事の日』はある夫婦の日常を描いた物語なんですが、ダンナの方は離婚歴あり。そして再婚。
カミさんはと言えば草木染めに使う藍に水をやらなくてはと車で家に戻る途中で交通事故を起こし、
その事故をいつまでも引きずっていたり。(うちの「アボガド日記」のココを見てもらうと
わかるんですが、藍はちょっとやそっと水をやらなくても全然平気。)
暗く切なかった日々を作品にチラッと入れるのはいいんですけどね、でももうすこーし明るい話
はないのかなぁなんて思っちゃうんですが、だからさ、うまいから買っちゃうんですよ。
まいったなぁ。
特にこの作品には植物の名前がたくさん出てきます。
夕顔、イチイ、ノウセンカズラ、松、杉、樅、時計草、金木犀、ミヤギノハギ、ハマナス、蔦、
ゲンノショウコ、笋(たけのこ)、芹、ナズナ、まんさく、枇杷、藍、さいかち。
男性の小説家でこんなにたくさんの植物の名前が出てくるのって珍しいよなぁ。
やっぱこういうとこに惹かれちゃうのかな、私。
『日本凡人伝 死を見つめる仕事』◆猪瀬直樹◆新潮文庫◆ 一覧に戻る
タイトル通り、死を見つめる仕事をしている人々への猪瀬直樹によるインタビュー。
葬儀、死に化粧、霊柩車、火葬場、墓石、死刑囚、頭蓋骨からの復顔、尊厳死、検死、ホスピス。
人間が死ぬことでたくさんの生きている人間が動く。
前に「LEAVES」というサイトを見つけたんですが、ココは湯潅(ゆかん)のアルバイトをしている
女子大生のサイトだったんです。ここで紹介しようと思ったら7月末日で閉鎖してました。
湯潅ってのはですね、私も知らなかったんですが「ご遺体をキレイにする仕事」なんだそうで。
その作業を仕事として冷静に、時にコーフンしながら綴っていて、私はとても好きなサイトだったん
ですが、いろいろあったようで。あぁ、本まで出したのに。
自分の好きな人が死んで呆然としている時にも死を見つめる仕事に携わる人はいつも冷静。
もう完全に職業として死を扱っているんですね。
死刑囚に立ち会う仕事をしていた元東京拘置所長の高橋氏は退職後に死刑廃止を訴えている。
大罪を犯した犯罪者であっても死刑を宣告し、実行するのは同じ人間。人間が人間を殺すのは戦争か
犯罪、処刑しかないのだと。戦争と処刑は国家権力がやることであって、犯罪は社会病理から生まれ
てくるものだと。「死刑廃止」に関してはそれぞれの立場があるから賛否両論であるにしろ、死刑囚
に立ち会った高橋氏の言葉はとても重みのあるものでした。
死を見つめる人たちの写真(梶洋哉氏)もいい。
死を見つめて、そして生を見つめている。
『千円贅沢』◆中野翠◆講談社◆ 一覧に戻る
いいねぇ、中野翠。
映画評や書評はたまに読んでいたんですが、こうしてエッセーが1冊の本になるとますますいいです。
一般論として買い物の仕方というのは2通りあるらしい。
まず日々はつつましい生活をしていて、ここぞという時にドカンと買い物をする人。
それから普段からちょろちょろ小さな買い物をしてドカンという買い物が出来ない人。
著者は後者。1000円くらいの小物を必要があろうがなかろうが、ちょろちょろと買ってしまうん
だそうだ。
私はと言えば実はどっちにも当てはまらないんである。
江戸っ子ってぇのは宵越しの金は持たねぇとか言いながら、せっせと貯金し、100円以上のピーマンも
「今日は高いな」などと呟きつつ、通信販売の使いもしない小さい文房具セットを毎月購入し、
10年前の定額預金が倍になったと喜ぶ。
かといってでかい買い物をしないかと言えばそうでもなく、ダンナがDVDが欲しいと言えば
「おし、ヤマダ電機!」と突っ走り、迷っているダンナに向かって「バカめ、我が家がブルジョアだ
ということを忘れたかっ」と一喝し、1秒で「コレ、カードで一括」と店員の意見も聞かずに(聞いても
あそこの店員は「うー」とか「あー」だの言って使えない)決めてしまいます。
こないだも結婚当時お祝いでもらったテレビの画面が緑色になってきたんで液晶にしようということに
なったんですが、ダンナがまた迷うんですよ。20万あったら普通のテレビ4台買えるんだよなぁなどと
迷っている。てっきりデザインに拘ってんのかと思ったら値段で迷ってんの。あぁ、イライラする。
テレビ4台買ってどーすんだ、バカ。
あ、そうそう。ココは愚痴の場ではなかったわい。本の感想でしたね。失礼。
本書は日経流通新聞に7年間に渡って連載されていたエッセー。
女の人ってどうしてこういうちまちました小物が好きなんでしょう。
著者が買ったモノの中で私も持っているモノが何点かありました。カッコ内はその後の扱われ方。
・木製のお香立て(ダンナが臭いから使うなと言われどっかにしまった)
・銀製のブックマーク(使いにくいので人にあげた)
・紅茶の缶とスプーン(ティーパッグの紅茶ばっか飲んでるのでこれも人にあげてスプーンは
園芸用として土を掘りかえしている)
・小さいホウキ(掃除が苦手なので飾ってあるだけ)
・チェックのメガネ拭き(著者と同じくメガネはTシャツで拭く)
・コード巻き(重宝している)
・備長炭セット(使わないうちに行方不明)
・ガラスの箸置き(オークションで500円で売れた)
・便箋(Mac導入でほとんど使わず、捨てられず)
・タトゥシール(使い道がない)
・ハーブの目まくら(気になって眠れず、アタマにきたので捨てた)
・国技館のお土産の力士の絵ハガキ(便箋同様、使えず捨てられず)
こういうモンを買っちゃうから部屋が片づかないんだよなぁ。
でもちょろちょろ買いはやっぱやめられない。
こんなに面白くてオシャレなエッセー。何故日経流通新聞で連載?ファッション雑誌よりマニアックな
ところがいいのか。
『東京自転車日記』◆泉麻人◆新潮社◆ 一覧に戻る
著者の泉麻人さんは東京の杉並区に住んでいる。我が家も杉並区。
何度か私も見かけたことがあるんですが、いつも改札口を出てくるところで「へぇ〜、電車に乗って
んだぁ」と思っていたんですが、なんとうちの近所をしょっちゅう自転車で走り回っているようなん
ですわ。
自転車で走ってるところは見たことないな。
なんでもマウンテンバイクに買い物カゴをつけて走ってるそうなんで、見たら一発でわかりそうな
もんなんだけど。
しかーも。独身かと思ってたら妻子持ち。私が勝手に独身だと思い込んでたんですがね。
本書ではいきなり我が家から見える高井戸のゴミ処理場の煙突が出てきます。
あぁ、もうこれだけで「うちのこと書かれてるーっ!」と嬉しくなってしまいます。
ゴミ処理場に住んでんのか、私は。(まぁ、同じようなモンだけどよ)
この本の中に出てくる善福寺川ですが、ココは私が前に住んでいたアパートから歩いて7分ほどの川で、
自然もたくさん残っているし、大宮八幡宮も放し飼いのでかいチャボがいたりして、引っ越した
今でもたまにふらっと散歩に行きます。
その善福寺川で昭和34年3月10日、スチュワーデスの死体が発見されたそうで、その事件を題材に
なんと松本清張が『黒い福音』って本まで出してるっていうから驚き。
もっと驚いたのは泉麻人さんが事件当日の読売新聞縮刷版を持ってたってこと。
泉さんっていろんなことに詳しいんで、資料もたくさんあるんだろうなぁとは思っていましたが、パッと
「そーいえばあの資料あったなぁ」って出してきちゃうとこがすごい。
自転車に乗ってそこらへんをうろつくのは好きだけど、ちょっと遠いとこになるとレンタサイクルを
借りたり、疲れると車でワープしたり、あんまりこだわってないところがいいですね。
この日記は「シンラ」って雑誌に連載された日記なんですが、単行本化にあたって、なぎら健壱さんとの
ディープな下町ツーリングの顛末記も収録されています。
自転車にこだわってないクセに完全装備で現れたなぎら氏を見て「もう負けている」とへこみ、でも
泉さんのいいところはすぐに立ち直るとこなんですなぁ。
やっぱ私も自転車買おうかな。