自宅サーバーの構築  

自宅サーバーの構築

■目次■

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■なぜ自宅サーバー?■
  自宅サーバーの構築を題材としたページを見てみますと、プロバイダのホームページサービスに満足できずにwebサーバーを立ち上げた、ということがきっかけとなっている場合が多く見受けられます。
  しかし、私の場合は、ホームページを作成する上での「容量無制限」とか「広告なし」とかというメリットのためというよりも、サーバーを立ち上げることができるかどうかやってみる、という意味合いが強いです。ですから、なぜ「自宅サーバー?」と言われて、それにひとことで答えるならば、 「やってみたかったから」 ということですね。
  こんな動機でやってますから、当ページについても、webサーバーがちゃんと機能しているかどうか試すために公開しているようなものです。まあ、私と似た環境でサーバーを立ち上げようとしている人もいるかもしれませんので、そうした人にとって何かのお役に立てれば嬉しいです。



■ネットワーク構成■
  インターネット
     |
  ルータ機能付ADSLモデム−SV
      ・IPアドレス : 192.168.1.1
     |
  サーバー(デスクトップ2 → ノート)
      ・IPアドレス       : 192.168.1.101
      ・ネットマスク       : 255.255.255.0
      ・ネットアドレス      : 192.168.1.0
      ・ブロードキャストアドレス : 192.168.1.255
      ・デフォルトゲートウェイ  : 192.168.1.1(ルータのIPアドレス)
      ・ゲートウェイ機器     : eth0
      ・DNS          : 192.168.1.1(ルータのIPアドレス)
  クライアント(デスクトップ1)
      ・DHCP利用
  クライアント(ノート → デスクトップ2)
      ・DHCP利用


●マシン紹介●

・デスクトップ1(自作機)
自作機
  マザーボード :RIOWORKS TDVIA lite
  CPU :PentiumIII 800E (FSB100MHZ)×2
  メモリ :DDRDIMM 512M
  RAIDカード :PromiseFastTrak66
  ハードディスク :Quantum fireballAS10G×2(ミラーリング)
  ビデオカード :creative 3Dblaster savage4(S3 savage4)
  OS :Windows2000

・デスクトップ2(自作機)
自作機
  マザーボード :ABIT BP6
  CPU :celeron 300A (PPGA)×2
  メモリ :SDRDIMM128M + 128M + 64M = 320M
  ハードディスク :Quantum fireballSE 4.3GB
  ビデオカード :creative 3Dblaster banshee(3dfx voodoobanshee)
  OS :TurboLinux10D Basic

・ノート
IBM thinkpadS30
  CPU :超低電圧 moble PentiumIII 600MHZ
  メモリ :SDRDIMM128M + 128M = 256M
  ハードディスク :20GB
  OS :WindowsXP Home Edition + TurboLinux10serverβ版



■サーバーOS■
  サーバーを立てるという目的を達成するだけなら別に何でもいいんですけど、この機会にLinuxについて学びたいと思いましてLinuxにすることにしました。
  次に、どのディストリビューションにするか、ということですけど、私が今までにさわったことのあるLinuxはTurboLinuxだけでした。ある雑誌に付録としてついてきたTurboLinux3.0を始めとして、TurboLinux6.5server、Turbolinux7.0server、をインストールして遊んでいましたので、turboツールにもなじみがあります。
  ちょうどTurboLinux10Dが発売になって、試してみたいという思いもあって、このTurboLinux10Dを使うことにしました。ただし一つ問題があって、TurboLinux10Dは、クライアント用途を意図して作られているため、サーバプログラムがほとんど入っていないということです。追加でサーバープログラムをインストールしなければなりませんが、はたしてうまくいくでしょうか? いまのところ、wwwサーバー、FTPサーバー、sambaサーバーなどを使いたいと思っています。

 [2004/10/15追記]
  TurboLinux10 serverの発売がアナウンスされました。各種雑誌にTurboLinux10 serverのβ版(先行評価版)が添付されていているようです。β版とはいえ、各種サーバープログラムも含まれていますし、TurboLinux10Dに各種サーバプログラムをインストールして運用するよりも、こちらを用いた方が手っ取り早いですね。



■TurboLinuxのインストール■
  デスクトップ2(自作機)にTurboLinux 10D Basicをインストールしました。特に問題はありませんでしたが、コンパニオンCDからリコーフォントをインストールしないと、うまく表示できない漢字があります。


 [2004/10/15追記]
  しばらく、デスクトップ2(自作機)で運用していましたが、このマシンはceleron300Aとはいえdualcpuとなっていまして、いかにも消費電力の大きそうな感じです。今は、日に2〜3時間しか動かしていないのでいいんですけど、webサーバーとして24時間運転し続けるようになったことを考えると、電気代がいくらになるのか不安になってしまいます。
  そこで、消費電力の小さいノートパソコンでのサーバー運用を考えてみることにしました。ちょっと古めの安いノートを手に入れて、そこにTurboLinuxをインストールしようかとも思いましたが、今はあまり使っていない手持ちのthinkpadS30を利用できることに気がつきました。でも、元々はいっていたwindowsXPもある用途で必要になりますので、それをそのまま残しつつTurboLinxuとのデュアルブートを目指したいと思います。
  最近、TurboLinuxのサーバ版としてTurboLinux10serverが発表されまして、これを試してみたいという気持ちもわいてきました。TurboLinux10serverのホームページを見てみるとトライアル版に関するページも準備されているようです。だとすると、いずれは雑誌や書籍に添付されることでしょう。LinxuMagazine11月号にはβ版(celica)のCR−ROMが添付されていましたので、まずはこれをS30にインストールしてみようと思います。

  インストールの計画は以下のとおりです。
    1.パーテーションマジック8.0によるTurboLinux10server用のインストール領域確保
    2.ブート可能なUSB接続のCD−ROMドライブからTurboLinux10serverをインストール
    3.WindowsXPのNTOSローダーにTurboLinux10serverを登録


 [2004/10/20追記]
  実際にやってみました。思ったより簡単でした。
  上の1.〜3.の手順で注意すべき点は、2.でのインストールの際にLiloをマスターブートレコード(MBR)ではなく、Linuxをインストールするパーテーションにインストールするという点です。仮に、MBRにLiloをインストールしてしまうと、MBRが書き換えられて起動時のF11によるリカバリができなくなるようです。
  上の手順3.を実行するのには、Linuxのブートセクタのファイル化、WindowsXPのboot.iniの編集という作業が必要になりますが、bootpartというプログラムを用いれば簡単に行うことができます。bootpartの詳細な利用手順は次のとおり。

    ・Linuxのインストール後にWindowsXPを立ち上げ、bootpartをダウンロード。
    ・ダウンロードしたファイルを解凍すると、bootpart.exeというファイルがありますので、これをc:\にコピー。
    ・コマンドプロンプトにて
           c:\bootpart
     と打ち込むと、ハードディスクに存在するパーテーション構成が一覧表示されますので、この中からNTOSローダーに登録したいブートセクタの番号を確認。
    ・次のコマンドを実行。
           c:\bootpart 2(ブートセクタの任意の番号) c:\bootsect.pbr "Turbo Linux 10 server"

  これで、 bootsect.pbr (Linuxのブートセクタのファイル化したもの)が作られ、 更に、 boot.ini にもこのエントリーが書き込まれます。


 [2004/10/21追記]
  TurboLinux 10 server β版 でも単にインストールしただけでは表示できない漢字がありました。TurboLinux 10D Bacsic のコンパニオンCDに入っているリコーフォントをインストールすれば表示できるようになるのだろうか? やってみようとしたが、ここで問題が発生。Linuxでusb接続のCD-ROMドライブが使えません。どのようにすれば使えるようになるのか? 試行錯誤の結果、ようやく使用方法を発見しました。詳しくは[TurboLinuxのカスタマイズ]にて。USB接続CD-ROMドライブをマウントできるようになった後、TurboLinux 10D Bacsicのリコーフォントをインストールした結果、すべての漢字が表示可能になりました。


 [2004/11/28追記]
  TurboLinux 10 server トライアル版 がLinxuMagazine11月号の付録CD−ROMに入っていましたので、これをデスクトップ2にインストールしてみました。ポイントは、インストール過程でrpmが削除されるのを、いかにして回避するかです。以下の手順でrpmを使えるようになります。

  1. Turbolinux 10 server トライアル版を入手します。
  2. 「標準インストール」を選択します。
  3. 「追加パッケージのインストール」画面になったらrpmのデータファイルをバックアップします。

   まず、インストーラー画面からコンソール画面へ切り替えてから、バックアップします。

   3-1. 「Ctrl」 「Alt」 「F2」 キーを 同時に押します。これでコンソール画面へ切り替わります。
   3-2. コンソール画面では以下の通りrpmデータファイルの格納されているディレクトリをコピーします。

    3-2-1. cd /mnt/sysimage/var/lib
    3-2-2. cp -a rpm rpm.bak

   3-3. コピーを終了したら、「ALT」+「F7」でインストール画面へ戻ります。

  4. スキップするにチェックをいれ次へボタンを押下します。
  5. 削除されたrpmパッケージを再度インストールします。

   5-1. 「Ctrl」 「Alt」 「F2」 キーを 同時に押し、再度コンソール画面へ戻ります。

    5-1-1. cd /mnt/sysimage インストール先のルートディレクトリへ移動します。
    5-1-2. mount dev/cdrom mnt/cdrom cd-romをマウントします。
    5-1-3. rpm -ivh --root /mnt/sysimage/ /mnt/sysimage/mnt/cdrom/turbo/RPMS/rpm-4.2.2-12.i586.rpm(10desktopはrpm-4.2-12.i586.rpm) --nodeps rpmパッケージをインストールします。
    5-1-4. cd /mnt/sysimage/var/lib rpmデータディレクトリへ移動します。
    5-1-5. mv rpm rpm.org rpmインストール時に作成されたデータをリネイムします。
    5-1-6. cp -a rpm.bak rpm 元のデータを元に戻す。

   5-2. 「Alt」+「F7」キーでインストール画面へ戻り、インストール処理を継続します。

  6. インストール完了後rootでログインします。

   6-1. rpmデータベースを再構築します。

    6-1-1. rpm --rebuilddb

   6-2. 「アプリケーションの追加と削除」でftpサーバーから開発環境等、必要なパッケージをインストールします。
   6-3. 「Turboアップデート」でパッケージを更新します。

  7. 再起動します。


 [2005/1/15追記]
  ノートパソコンにインストールしたTurboLinux 10 server β版 ですが、Turboアップデートでのアップデードが可能であることを確認しました。



■TurboLinuxのカスタマイズ■
[ショートカットキーの設定]
 私は、すっかりWindowsのショートカットキーになれきった体ですので、Linuxでもできる限りWindowsのショートカットキーを使いたいのです。
 「コントロールセンター」→「地域及びアクセス補助」→「キーボードショートカット」でショートカットキーを変更できます。
   Windowsのショートカットキーを使うには、「Windowsスキーム」を選択します。

[ウィンドウ装飾・内部をWindows風に]
 やはり、Winsows風が慣れてていいんです。
 「コントロールセンター」 → 「外観&テーマ」 → 「ウィンドウ装飾」 で窓枠のスタイルを変更可能。
   RedmondがWindowsに一番近いと思います。
 「コントロールセンター」 → 「外観&テーマ」 → 「スタイル」 でウィンドウ内部のスタイルを変更可能。
   Qt WindowsがWindowsに一番近いと思います。

[USB接続のCD-ROMドライブを使う]
 S30へのTurboLinuxのインストール時にはUSB接続のCD-ROMドライブ(IBM純正USBポータブルCD-ROMドライブ)が使えるのに、インストール終了後にはマウントしようとしても、マウントすることができませんでした。
     #mount -t iso9660 /dev/scd0 /mnt/cdrom
でマウントできるという情報を見つけたのでやってみましたが、「/dev/scd0は正常なブロックデバイスではありません」と言われてしまいます。  試行錯誤の結果、usb-storegeをカーネルにロードしなければならないということを発見しました。
     #modprobe usb-storage
とコマンドを打てば、USB接続CD-ROMドライブをマウントできるようになります。
 なお、IBM純正のUSB接続ポータブルCD-ROMドライブは、裏面のラベル表記からTEAC製のCD-210PU(CD-11OPUとして売られている場合もあり)と思われます。

[ディスプレイの電源断]
 S30をサーバーにするに当たり、バックライトの寿命を考えて、通常はディスプレイ電源を落として起きたいと思いました。TurboLinuxのKDEコントロールセンターには、ディスプレイの電源管理、バッテリ電源管理といった項目があるので、これでうまく設定できるだろうと思っていましたが、どう設定してもディスプレイの電源が切れません。また、Linuxでのサスペンド、スタンバイもうまく働かないようです。サスペンドについては #apm -s で移行はするものの復帰がうまくいきません。スタンバイは一時的に移行はするものの数秒後に自動的に復帰してしまいます。
 あきらめかけたところで、turbolinuxのテクニカルナレッジセンターにて「ディスプレイの省電力モードを有効にする」という情報を発見しました。/etc/X11/XF86Config に Option "DPMS"  を追加で記述しないとKDEのディスプレイ電源管理が働かないようです。詳しい手順については以下をご覧ください。

(1) XFree86-4.x の設定ファイルの修正
   [/etc/X11/XF86Config]
---------------------------------------
Section "Monitor"
    Identifier   "Monitor0"
    HorizSync    30.0-96.0
    VertRefresh   50.0-160.0
    Option     "DPMS"    --- 追加(Option "DPMS" )
    #VendorName  "EIZO / Nanao"
    #ModelName   "T760"
EndSection

Section "ServerFlags"        --- 追加(Section 〜EndSectionまで)
    Option "StandbyTime" "10"
    Option "SuspendTime" "30"
    Option "OffTime" "60"
EndSection
---------------------------------------
    ※設定を反映させる為に X Window Systemを終了させる

(2) DPMS の設定を確認
   X Window System を起動し、 # xset q と実行。
     DPMS (Energy Star):
       Standby: 600   Suspend: 1800   Off: 3600
       DPMS is Enabled
   と表示されていれば設定完了。

(3)KDEのツールより「dpms」の設定を行う



■ルータの設定■
[webサーバーの公開手順]
1.パケットフィルタ設定の画面を出す
2.外部装置から開始されるTCPセッションを遮断 (No.7を使用)のチェックを外す
3.設定ボタンを押した後、NO.7の行が空行になったことを確認
4.静的NAT設定の画面を出す
5.WWWサーバを外部に公開する (No.1を使用)にチェックをつける
6.WWWサーバのIPアドレスを入力(サーバ機のIPアドレスを予め固定しておく必要があります)
7.設定ボタンを押す
8.静的NAT設定のNo.1にwebサーバー公開の設定がなされているか確認

[パケットフィルタの設定]
 webサーバーなどを外部に公開する場合、セキュリティが心配になりますので、ルータのパケットフィルタにて対策します。
1.パケットフィルタ設定の画面を出す
2.プライベートアドレスを使用した外部装置との通信を禁止 (No.1〜No.6を使用)にチェックをつける
3.外部とのWindows共有関係のトラフィックを遮断 (No.8〜No.15を使用)にチェックがついていることを確認(デフォルトではついてます)
4.135番ポートの遮断(No.16〜No.19を使用:詳細は以下のとおり)
No. 優先順位 フィルタ適用インターフェース 送信元IPアドレス/マスク長 宛先IPアドレス/マスク長 プロトコル種別 送信元ポート番号 宛先ポート番号 動作
16 73 接続先1へ送信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 135 * 破棄
17 74 接続先1へ送信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 135 破棄
18 75 接続先1から受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 135 * 破棄
19 76 接続先1から受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 135 破棄
5.設定ボタンを押す

[パスワード変更]
セキュリティ強化のため、ルータ設定画面に入るパスワードをデフォルトから変更しておます。



■wwwサーバー■
[apache]
 TurboLinux 10D Basicにはapacheがインストールされていませんが、TurboLinux 8 server用のものを流用してインストールできます。また、TurboLinux 10 serverには既にインストールされています。turboserviceからhttpdを開始することでapache(httpd)が起動し、/var/www/html 以下のファイルが閲覧可能になります。試しに、ブラウザにて http://192.168.*.*. とサーバー機のIPアドレスを入力し、/var/www/html/index.html が表示されるかどうかを確認してみましょう。なお、apacheの設定は、/etc/httpd/conf/httpd.conf の記述を適宜変更することによって行えます。

[apache2の自動起動]
 TurboLinux10においてapche2を使う場合、手動での起動はできるのですが、turboserviceでhttpdを自動起動に設定しようとしてもなぜがうまくいきません。ですからhttpdの自動起動はturboserviceからではなく、chkconfigを用いて行うようにします。chkconfigの使い方は以下のとおり。

    (1)起動可能なデーモンのリスト表示
         #chkconfig --list
    (2)httpdを自動起動する
         #chkconfig httpd on
    (3)httpdの自動起動をやめる
         #chkconfig httpd off

[公開webの確認]
 LAN側クライアント機からサーバーの公開URL(私の場合はhttp://pandam.zive.net   http://pandam.ddo.jp)を見ようとしても、私の環境では見ることができません。この問題は、ルータを迂回して見るようにすることで解決できるそうです。ルータを迂回する方法について、windows2000の場合とTurboLinuxの場合とでそれぞれ書いておきます。

  ・Windows2000の設定
     c:\winnt\system32\drivers\etc\hostsに以下の一行を追加
     192.168.1.101 . pandam.zive.net   pandam.ddo.jp
  ・TurboLinuxの設定
     /etc/hostsに以下の一行を追加
     192.168.1.101 . pandam.zive.net   pandam.ddo.jp



■FTPサーバー■
[proFTP]
 TurboLinux 10 serverではproFTPが標準でインストールされています。TurboLinux 10DBasic でもTurboLinux 8 server用のproFTPを流用してインストールすることができます。proFTPの設定は/etc/proftpd/proftp.conf の記述を適宜変更することによって行えます。

[proFTP の anonymous FTP 設定]
 proftp.confのデフォルトの記述から、"RequireValidShell off" 部分をコメントアウト (# をはずす)することによって、 anonymous FTP を使用することが可能になります。今回は、LAN側からのみアクセス可能としたいので、 anonymous FTP は使いません。

[LAN側からのみアクセス可能にする]
 (1)root以外のユーザを追加することで、そのユーザ名とパスワードでクライアント側からアクセスすることが可能になります。
 (2)anonymous FTP を禁止する(必須かどうかは不明)
     proftp.conf の以下の行をすべてコメントアウト。
 (3)proftp.conf にアクセス制限に関する以下の記述を追加
      <Limit LOGIN>
         Order allow, deny
         Allow from 127.0.0.1
         Allow from 192.168.1.0/24
         Deny from all
      </Limit LOGIN>

[接続したときのデフォルトのディレクトリを設定]
 proftp.confのデフォルトの記述から、"DefaultRoot ~ " 部分をコメントアウトし、" ~ " の部分に任意のディレクトリをフルパスで記述することで、接続時にそのディレクトリが見えるようになり、そのディレクトリの下にしか行けないようになります。今回は、htmlファイルの転送用に使いますので、apacheの公開ディレクトリを記述しておきます。



■sambaサーバー■
[SWATによる設定]
 準備中



■Dynamic DNS■
[Dynamic DNSの登録]
 プロバイダによって割り振られたIPアドレスと任意のURLとを関連づけしてくるサービスです。各種の無料サービスがありますが、ZiVEを利用させていただくことにしました。利用手順は以下のとおり。

  (1)ZiVEのページにて登録を行うと、メールにてユーザIDとパスワードが送られてきますので、それらを使ってログインします。
  (2)ホスト名の登録を行います。任意のホスト名を選択できますが、今回は pandam というホスト名、常時接続ホストモードで登録しました。この場合、利用できるURLはhttp://panndam.zive.net/となります。
  (3)上のURLが実際に使えるよう、プロバイダから割り振られたIPアドレスを上のURLに定義づけます。「登録ホストの設定」の画面にて、「IPアドレスを設定する」にチェックを入れ、自分に割り当てられたIPアドレスを入力。「設定する」ボタンを押し完了。

 [2005/5/7追記]
 ZiVEの有料化に伴い、Dynamic DO!.jpに変更しました。従いましてURLはhttp://panndam.ddo.jp/に変更になります。

[DiCEの設定]
 うちはフレッツADSL24M+@niftyという環境なので、固定IPアドレスではなく、接続を切る毎に割り振られるIPアドレスが変わってしまいます。そのたびにZiVEのページに行ってIPアドレスを設定すれればよいのですが、そんなことはいちいちやっていられません。そこでDiCEという上記(3)の作業を自動でやってくれるツールを利用します。

(1) まず、cui版DiCE for Linuxをダウンロードし、適当なディレクトリに展開します(例えば、/usr/local/bin)。そして、コンソールにて /usr/local/bin/DiCE/diced と打ち込むと、DiCEが起動して以下の画面が現れます。

     =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-=
     Version 0.19 for Japanese
     Copyright(c) 2001 sarad

     :                ←ここにコマンドを打ち込む

         操作方法については
              :help
         と打ち込むことで、一覧表示されます。

(2) 次に、DiCE自体の設定を行います。

     :setup

      IPアドレスの検出方法を指定してください
     >0
     -------------------------------------------------
     プライベートIPアドレスも検出対象ですか? (Y/N)
     >n
     -------------------------------------------------
     IPアドレスを検出をテストしますか? (Y/N)
     >n(yなら割り当てられているIPアドレスが表示される)
     -------------------------------------------------
     IPアドレスをチェックする間隔を指定してください(分)
     設定可能範囲は5分以上です
     >5
     =================================================
     DNSサーバーの負荷を軽減するために頻繁なDNS更新を防ぐ必要があります
     前回の更新から一定時間DNS更新処理を行わないように保護時間を設定して
     ください(分) 設定可能範囲は10分から1440分です
     >10
     =================================================
     設定を保存しますか? (Y/N)
     >y
     設定を保存しました
     =================================================

(3) 続いて、IPアドレスの自動更新のための設定を行います。

     :add             ←新しくイベントを追加します

     DynamicDNSサービス名を入力してください
     "?"で対応しているサービスを一覧表示します
     >ZiVE
     ddo.jp
     =================================================
     ドメイン名を入力してください
     "?"でドメイン一覧を表示します
     >zive.net
     >ddo.jp
     =================================================
     ホスト名を入力してください
     >pandam
     =================================================
     ログインユーザ名を入力してください
     >ユーザーID入力(ddo.jpは未入力でよし)
     =================================================
     ログインパスワードを入力してください
     >パスワード入力
     =================================================
     登録するIPアドレスを入力してください
     空白にすると現在のIPアドレスを自動検出します
     >
     =================================================
     このイベントに題名を付けてください
     >IPauto
     =================================================
     このイベントを実行するスケジュールを設定します
     -------------------------------------------------
     実行する頻度を指定してください (番号入力)
     >5
     =================================================
     詳細オプションを設定します
     -------------------------------------------------
     番号>0
     -------------------------------------------------
     [ オフライン ]
     番号>0
     -------------------------------------------------
     [ 更新モード ]
     番号>0
     -------------------------------------------------
     このイベントを有効にしますか? (Y/N)
     (イベントの有効/無効は"EN/DIS"コマンドで切替えられます)
     >y
     =================================================
     イベントを保存しますか? (Y/N)
     >y
     イベント"IP自動更新"を保存しました
     =================================================
     :exit
     [root@lacalhost bin]#

[DiCEの自動起動]
 さて、以上でDiCEの設定、及び、IPアドレスを自動更新する設定はできたのですが、サーバー起動時にCiCE自体を起動しなければ用をなしません。/etc/rc.local(実際には、/etc/bin/rc.d/rc.local)というファイルの一番最後の行に、以下の一行を追記することによって、サーバー起動時にCiCEを自動的に起動できるようになります。

        /usr/local/bin/DiCE/diced -d -b -l



■TurboLinuxを使うための小技■
[Mifes for Linux]
 TurboLinux 10D BasicのコンパニオンCDにはMifes for Linuxの試用版がついています。Windowsのエディタに慣れてしまった私は、どうもviなどは使いにくくてしかたがありません。そこで、これを試してみることにしました。
 rpmにてインストールを完了した後、/root/.mi/mi.txt(/home/・・・/.mi/mi.txt)を見て設定を行ってください。そこにあるmiをbinなどパスの通ったディレクトリにコピーすれば、コンソールからmiでmifesが起動します。
 mifesのカスタマイズは、/root/.mi/mi.cinfig(/home/・・・/.mi/mi.config)を編集することによって行います。このファイルはバックアップをとっておきましょう。

[Firefox への Flash のインストール]
 ダウンロード後、展開してできたディレクトリ内にあるflashplayer-installerを実行。

 すると、インストーラが起動して以下のようなメッセージが表示されるので、コメントの手順を実行。


Copyright(C) 2002 Macromedia, Inc. All rights reserved.
Macromedia Flash Player 6 for Linux
Macromedia Flash Player 6 will be installed on this machine.
You are running the Macromedia Flash Player installer as the "root" user.
Macromedia Flash Player 6 will be installed system-wide.
Support is available at http://www.macromedia.com/support/flashplayer/
To install Macromedia Flash Player 6 now, press ENTER.
To cancel the installation at any time, press Control-C.

  ### このメッセージが表示されたら、ENTER を押してください。

NOTE: Macromedia Flash Player requires two font packages
to be installed, ttfonts and urw-fonts.
Press ENTER to continue...

  ### このメッセージが表示されたら、ENTER を押してください。

NOTE: Please exit any browsers you may have running.
Press ENTER to continue...

  ### このメッセージが表示されたら、
  ### ブラウザを終了して、ENTER を押してください。

Please enter the installation path of the Mozilla, Netscape,
or Opera browser (i.e., /usr/lib/mozilla):

  ### ブラウザの場所を入力してください。
  ### たいていこのままで OK ですが、場合によっては
  ### /usr/lib/mozilla-1.2 のように、
  ### バージョンまで必要なことがありますので、
  ### /usr/lib 以下のディレクトリを調べておきましょう。
  ### なお、ソースから Mozilla をインストールした場合は、
  ### /usr/local 以下になるようです。

Proceed with the installation? (y/n/q):

  ### インストールを実行するなら y を押してください。
  ### n を押すと前に戻ります。
  ### q を押すとインストールを中止します。

Installation complete.
Perform another installation? (y/n):

  ### y を押すと続けて他の場所にもインストールします。
  ### 普通は n を選びます。
  ### 複数のブラウザを使っている人は y を選びましょう。