追いかけて婦警さん!
作:いくろう
「先輩、そろそろ次の取り締まり地区へ移動しますかぁ」
「そうね、ここはもう違法車も無さそうだから、そうしましょう。瑞希ちゃん」
「はぁい、先輩」
あたしは西野響子。警視庁、お台場警察署交通課勤務の婦人警察官。
歳は23歳。容姿端麗!身長160センチ、B85のDカップ、W58、H88、レディーだから体重は秘密よ。
中々のナイスバディーでしょう?
それで階級は巡査長やってます。
そうそう隣の娘を紹介するわね。
この娘は後輩の小森瑞希ちゃん。去年うちの署に配属された新人なの。
あたしはこの娘の教育係を任されちゃって一緒に警邏中なのです。
でも、教育係りなんてあたしには務まんないのよね。
だってあたしには人に言えない秘密があるんだもん・・・あたしがあたしで無くなった日のこと。
みんなには、お話するわね。
あれは1年前のことなの・・・・・。
開店直後の銀行内で銃声が響いた。
次の瞬間、店内にベル音がけたたましく鳴った。
黒装束に身をまとった犯人が現金入りバック片手に車で逃走する。
警邏中のミニパトにも無線が入った。
「警視庁より入電、東雲銀行お台場支店で銃器強盗殺傷事件発生、死傷者数名の模様、被疑者は銃器所持で白のワゴンで逃走中、目撃ナンバー品川55ま5237、10キロ圏内緊急検問配備、各移動は直ちに現場へ急行・・・」
「先輩、事件この近くですよ」
「そうね、あたしたちが1番近いところにいるけど、どうしよう犯人は交通課では追えないわよ。せいぜい検問の任務くらいだし」
「でも犯人が逃げちゃったら?」
あたしは交通課に所属してるけど本当の気持ちは刑事になりたかったのよね。
なんか手柄を立てて刑事になれないかなと日ごろから考えていたのに今、正に一隅のチャンスじゃない。
でも交通課が命令無く凶悪事件に介入することはできないし・・・。
その時犯人が乗った車が私達の前を猛スピードで横切った。
「先輩、あんな猛スピードで走り抜けるのって・・・あれ犯人の車両じゃないですか?」
「そうね怪しいわね。瑞希ちゃん追跡しましょ」
「でも犯人だったら命令無しでどうするの?・・・」
「そんなこと言ってられないわ。私たちだって警官の端くれでしょ。責任はあたしが持つわ。行くわよ!」
「はい先輩、でも被疑者は銃器を所持してるっていってたからくれぐれも気をつけてくださいね」
「分ってるわよ任せて」
あたしはローギアにチェンジして急発進させると犯人と思われる車両の100メートル後方に付いた。
「瑞希ちゃんナンバー確認して」
「先輩、あのナンバー間違いですよ犯人の車両です」
「よーし、みてなさい!」
あたしは車上のパトライトを起動させサイレンを鳴らした。
アクセルを踏み込んで被疑者の車両を追いかけるがやっぱり排気量の違いでどんどん離されてしまう。
「先輩、やっぱりミニパトだと追いつけないですよ」
「瑞希ちゃん。所轄の意地を見せましょ。この界隈はあたしたちの方が詳しいんだから先回り作戦よ」
路地裏へ回り込み、被疑者車両の先回りをする。
丁度、表通りに出た時、被疑者車両が前を行った。
「流石、先輩追いつきましたね」
「真後ろに付けたわ、瑞希ちゃんしっかり掴まってて・・・ぶつけるわよ」
「え!」
言うか先に、あたしはアクセルを踏み込んでミニパトを被疑者の車に体当たりさせた。
被疑者の車はバランスを崩し蛇行しながらガードレールに衝突する。
「やったぁ凄い先輩」
「瑞希ちゃんここで待ってて」
「先輩、危険です。応援がくるまで待ちましょうよ」
「また逃げられたらどうするの。あたし行くわ」
パトカーを降りると犯人の車両へ近付く。
運転席で被疑者は朦朧としてる様子だったので、すかさずドアを開け銃器を取り上げる。
「さぁ、観念なさい」
すると被疑者は突然、目を見開き、あたしの腕をちぎれんばかりに掴み、銃を取り戻すとあたしは羽交い絞めにされてしまった。
「ほう、綺麗な姉ちゃんじゃねか、お前を人質に逃げてやる」
被疑者はあたしに銃を突きつけ助手席に移れといった。
被疑者の膝の上を越えながら運転席から助手席へ移る。
その時、犯人はあたしのお尻擦ってニヤニヤといった。
「いいケツだな。こりゃ楽しい逃避行になりそうだ、ケッヘヘ」
嫌な笑いをする被疑者。
(あたしったら油断したわ・・・これじゃ手柄より始末書もんよ。でもあたしどうなっちゃうんだろう?このまま殺されちゃうのかな・・・)
ワゴンは車前が破損してるが車種が古いため中央のエンジンは無事だった。
キーを回してエンジンが掛かると発進ができた。
事のありさまを見ていた瑞希ちゃんが「先輩あーぃ」と叫ぶ。
その声を聞きながらワゴン車はミニパトから遠退いていく。
(ごめん瑞希ちゃん・・・)
「さぁてお前さんに逃げ道やら案内してもらおうか」
「だれが、あなたなんかに・・」
「嫌だって言うのかい。おらおら・・・」
犯人はあたしの胸の膨らみに銃口を押し付けてきた。
「こっちも結構、デカイじゃねえか姉ちゃんよ」
悔しくて堪らない。こんな奴に・・・。
でもなんとか冷静を保ち、反撃のチャンスを伺った。
よく観察すると被疑者は片手でハンドルを切っている。
片手が銃であたしに向けているためだ。
それに運転に集中してるから気が散漫に思えた。
(なんとか出来るかもしれない・・・)
そんな思いがした。
次の瞬間、あたしは犯人が向けてる銃口を交わして合気道の腕前で銃を持つ手首を抑えた。
拳銃が床に落ちる。
「チィ・・・このアマァ・・・」
しかし被疑者が抵抗したためハンドルを大きく切り過ぎてしまった。
ワゴン車はスピン状態で電柱めがけて突っ込んでいく。
「うわあああーーー」
「きゃあああーーー」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガシャン・・・ゴツン!?。
どれくらい時間が経ったろう!
俺は病院のベットで朦朧と意識を取り戻した。
視界が冴えると目の前には見知らぬオヤジがいた。
よく見ると警察官の制服をきている。
(うわ、察がいるじゃねえか!!俺は捕まっちまったのか?)
「良かった。気が付いたかね!西野君」
(西野君?誰のことだ!?)
「おめでとう。お手柄だよ、君の勇気ある行動で被疑者と電柱に衝突はしたものの君も被疑者も幸い軽傷で済んだ。被疑者は今日にも本庁へ送検される」
「・・・・・・・」
「君と被疑者も擦り傷程度と頭を強く打ってるが医師は1週間程度の軽傷とのことだ。2,3日は入院して退院後、一週間の休暇を取りたまえ」
「・・・・・・・」
「では、私は署へ戻るがくれぐれも無理しないようにな」
その言い残し見知らぬオヤジは病室を出ていった。
(俺のことを「西野」だって?どうなってるんだ訳分らん!?)
他人の名で呼ばれた俺は妙に気になりベットの中でモゾモゾと自分の身体を確かめた。
(・・・これは・・病院の寝巻きを着せられてるぞ・・・ん?・・なんか妙に身体が細いし柔らかい・・俺の身体にしちゃあ妙だぞ?)
突然、胸元の肉球を捕らえると「フニュ!?」とそんな感触が俺の手に伝わった。
「・・・な・なんだこりゃあー!?」
思わず発した声に更に驚いた。
俺とは似つかぬ澄み切った感高い声・・・。
「どうなってるんだ!まるで女の声じゃないか?それになんで俺の胸が膨らんでんだ?・・・まさか!!・・・」
恐る恐る下の寝巻きをたくし下げ、股間に手を添えた。
「クニュ」っと柔らかい股間の感触。
そこには本来なら俺に備わってる筈のペニスが存在しなかった。
「・・・無い!俺の大事なものが無くなってる・・・嘘だろ・・じゃあ俺はいったい誰なんだ!」
混乱する中、俺は病室を見回すとある物に気が付く。
「婦警の制服だ」
病室の端に婦警の制服がハンガーに掛けられ吊るされていた。
「あ!・・・ということは俺は・・・あの婦警になってるってことか!?」
俺自身、顔から血の気が引いていくがとにかく確かめなければという気持ちでいた。
更に洗面所が目に入った。どうやら個室らしい。
まだ痛む身体を起こして俺は洗面所の前に立った。
そこにはあのときの婦警の顔が映っている。
額には頭を打ったときと思われる手当てのバンソウコウが貼られていた。
「なんてことだ・・俺様がお巡りになっちまうなんて・・・しかも女だぜ」
しかし、そんな嫌悪感は数分で消え去った。
なぜなら、鏡に映る顔はごっつい美人だからだ。
おまけに下に目を向けるとCかDカップはあろうと思う膨らみが恥ずかしそうに隆起して谷間をちらつかせている。
「へへへ・・・こりゃ満更でもねえな。こんなベッピンでピチピチの身体とくりゃあ、女でも悪くないぜ」
そんな思いを巡らせてると俺は股間にジンとくるものを感じた。
「これは!・・もしかしてアソコが感じてるのか!濡れるってやつか?」
俺はたまらなくなり寝巻きの下を一気に下げ降ろすと股間を覗き見る。
「うひょー。これは正しく女の股間・・しかもレースたっぷりの色っぽいパンティーだ・・・あぁなんか興奮してきたぞ」
俺は妄想がどんどん膨らみ、ついには我慢できなくなっていつのまにか股間を擦っていた。
そこには邪魔な膨らみは無く、平らな股間が・・・いや女の象徴である割れ目を感じ取っていた。
「あぁー。いいぞ・・・気持ちいいじゃねえか・・・こりゃ堪んねぇなぁ。あははは・・・この股間が俺様のもの・・・思うがままなんだ」
(コンコン)
そのとき、ドアをノックする音で俺様は我に返った。
「先輩、入りますよ」
「え!ちょ、ちょっと待って」
俺は慌ててパジャマのズボンを上げる。
スライド式のドアが開け放たれ、その先には制服を着た若い婦警が立っていた。
「先輩、まだ起き上がっては駄目ですよ」
「あ、ええ・・・」
「さあ、ベッドに戻りましょう」
「あ、うん」
彼女は俺の身体を支えながらベットまで連れて行く。
(俺がこいつの先輩なのか?でもこの女誰なんだ?)
「先輩、早く良くなってまた瑞希を指導してくださいね。明日から当分、先輩の代行で別の方とペアを組むことになっちゃったけどやっぱり先輩の指導の方が私良いから」
(この女・・瑞希っていうのか・・・それに俺とペアを組んで仕事してたのか)
「あ、そうそう先輩が教えてくれたメモ取りのお陰でなんとか午後の勤務はこなせました」
「・・メモ?」
「いやだぁ、忘れちゃったんですか?先輩が教えてくれたですよ。テキパキと仕事を覚えたかったらメモに残して自己啓発しなさいって・・・」
「え!ああー。そうだった・・わね」
俺はすかさず慣れねえ女言葉で返答する。
「先輩、私に「これが私の財産だ」ってメモ取ってる分厚いシステム手帳見せてくれたんですよ。大丈夫ですか?先輩、瑞希のことも忘れたぁなんて言わないですよね?」
「ごめんなさい。まだ頭が朦朧としてて・・・瑞希ちゃんのこと忘れる訳ないじゃない・・・」
「なら良かった・・先輩まだ頭痛むんですか?犯人とおもいっきり頭部ぶつけたんですもの安静にしてなきゃ駄目ですよ」
「頭をぶつけたの?・・分った・わ。瑞希ちゃんの言う通りにするわ」
「じゃあ、先輩、私またお見舞いにきますから」
「・・あ、ありがとう瑞希ちゃん」
瑞希って女はドアを締め際に手を振って笑顔で出ていった。
「ふぅ、危なかったぜ。危うくボロが出ちまうとこだったな」
「しかし、俺様にも運が巡ってきたな。50過ぎの俺がこんな若い美人の女になれてよ。これからの人生考えるとバラ色って感じだぜ」
それからの俺は3日間、この女の身体を思う存分堪能させて頂いた挙句に退院した。
そして俺はこの女としての人生を歩むためタクシーで女のアパートへとやって来た。
住所はいとも簡単に分った、制服のポケットに警察手帳と一緒に免許証が入っていたからだ。
免許証で名前や本籍地、歳も分り難なくこの女としてやっていけそうだ。
入院中に瑞希ちゃんが署の女子更衣室から私服やらバックを持ってきてくれたのも助かった。
中々、気が利いて良い娘だ。
そう瑞希ちゃんに聞いた話では元俺が「あたしは西野響子よ」と主張してるらしい。
ということは俺とこの女が事故の衝撃で頭突きか何かが原因して魂が入れ替わったとしか考えられない。
まぁ理由はどうあれ、こんな素晴らしい身体を手に入れたんだから良しと考えたほうがいい。
部屋の前までやってくると新鮮な気持ちになった。
「ここが今日から俺の住まいになる部屋か・・・」
俺はルイ・ヴィトンのバックから部屋の鍵を取り出し扉を開けた。
「しかし、女ってのはなんでブランド物を欲しがるのかねえ・・・男の俺には理解できねえぞ」
中に入るとフローリングの6畳と4畳半の2部屋がある。
6畳は居間になっている、奥の4畳半は寝室、あとは台所とユニット式トイレ併用のバスルームだ。
ベットの敷き布団と掛け布団は花柄でいかにも女をイメージしている色だ。
チェストの上にはぬいぐるみが数個置かれていた。
「ぬいぐるみかよ・・・俺の趣味じゃないが置いとかなきゃ駄目だろうな、きっと瑞希ちゃん辺りの知り合いでも遊びに来てるかも知れねえし捨ててしまったら変に勘ぐられるかも知れないな。
しかし板の間って足が冷てえな、やっぱり畳の部屋が欲しいな。今時の女の子好みの部屋じゃ仕方ないな」
更にこの女の詳しい素性を調べるため部屋を物色すると健康保険証、実家の手紙やら通帳まですべて出てきた。
おまけに古いが戸籍謄本まで出てきた。
この女の家族構成まで素性がすべて明らかになる。
「なるほど・・・これなら困らないだろう」
一通り身元が解明したら気が楽になった気分だ。
「さてと・・・どんな服を持ってるやら次はクローゼットでも覗きますか」
扉を開けるとそこには色取り取りのスカート、パンツ類、スーツ、ワンピースが所狭しと掛かっている。
「ほぅ、結構持ってるな、俺がこんな女物着るのか。まあ、この身体じゃ男物着るわけにゃいかねえし、住めば都の例えじゃねえが着ればそのうち慣れるだろうよ・・ん!この下には何が入ってるんだ?」
クローゼット内に3段になった引き出しに目に入った俺は開けてみる。
「おおー。こりゃ下着だぜ。ケヘへ・・・なんかヨダレが出そうなもんばっかじゃねえか。今はこの身体、俺のもんなんだから当然下着だって俺のもんだよな・・・お!そうだ、良いこと思いついたぞ、ランジェリーショーといきますか」
俺は着ていた服を脱ぎ捨て下着だけの姿になり等身大の鏡に前に立つ。
ある意味下着だけってのも中々そそられるもので思わず生唾をごくりと呑む。
「入院中にも散々見たが改めて見ると良いプロポーションだぜ」
下着の上から胸を軽く持ち上げて揉んでみるがあまり感じない。
「やっぱりパイオツは生で揉んだほうがいいな」
ブラジャーと取り去ると再び胸を揉む。
「おお、この感じだ、これが良いんだよ」
乳房、乳首を刺激して女体の快感に声が漏れる。
「んん、うん、あ、ああ・・あん・・き、気持ちいい・・」
左手は乳房を揉み、右手は下腹部へと移る。
パンティー越しに股間を探るとフサフサの毛があるのが分る、更に奥へと進むとクレパスの入り口に到達する。
「ヒャヒャヒャ、到達したぜ割れ目だ、これがまた良いんだ、おぉ!もう濡れてるぜ、俺って感じやすいだな・・あははは。よし次はアソコを見るぞ」
湿ったパンティーを脱ぎ、鏡台にあった手鏡で股間を映す。
「うおー。これがこの女のアソコか!病院じゃ手鏡がないから見れなかったが綺麗だ、色なんか褪せてないし黒ずんでもない。まさに粘膜色のピンクだぜ」
挿れたい、挿れてみたいという気持ちが俺の煩悩を暴走させる。
だがディルドーのような玩具は持っていないだろう。
俺はそれに似た物に目に付いた。
鏡台にあったヘアースプレー缶だ。
「お、良いもん見っけた!ちょっと太いが入るだろう」
左手で陰唇を開き、赤ん坊の出て来る穴にスプレー缶をゆっくりと挿れていく。
「んんん、はぁはぁ、ちょっとキツイな。よし全身の力を抜こう、挿りやすくなるかもしれん」
2、3回深呼吸すると肩の力も抜いて指力だけで挿れていく。
スプレー缶は先ほどと異なり何の抵抗も無く、膣口に呑まれていく。
「あああー。良いぃ。これ、これが欲しかったんだ。挿ってくぞ、もっと奥まで奥までいけ・・んん、あう、あん、もう最高だ」
やはり処女じゃなかった。
こんな美人だ、処女でいる方がおかしいのだ。
まぁ察しはついていたから落胆はしない。
それに以前の俺様から比べりゃこの身体になれただけでも儲けものだ。
スプレー缶がある所まで到達するとコツンと何かに当たって止った。
「ああぁー。こ・これ以上・・挿りそう・・はぁはぁ・・もない・な・・・はぁはぁ・・・でもこの・・腹の奥のコツンとした・・感じは・・何なんだ!?」
深く考えると俺の脳裏に女性器の構造が甦る。
「そうか・・子宮だ。子宮に当たってるんだ・・・ならば動かせばもっと快感が・・」
そう思いピストン運動を始めた。
最初はゆっくり、次第に激しく上下に出し入れする。
「うあ、あ、ああん、あああ・・・気持ち・・良すぎるぅ・・・おっぱいの・・あう、んあ・・・非じゃ・・ないぞ・・ああう、ああん・・・ああああああああーーーーー」
気だるく脱力した俺は冷たいフローリングの上に横たわっていた。
女になってまだ間もないため、女体の快感に耐え切れず、すぐに頂点に達してしまったのだ。
しばらくしてランジェリーショーをやるんだったと思い出した。
その数分後、寝室にはランジェリーが散乱している。
その中央で俺は代わる代わる色んな下着を身に着けては鏡に前でポーズを取った。
その姿に俺はうっとりしている。
「ああ、俺様って良い女だな。プロポーションは抜群だし、なんと言っても性感が最高だ。どんな下着着たって似合うし、何度もブラジャーの着付けしてるうちにホックを止めるのにも慣れてきたな。1週間も休暇があるんだ、この生活に慣れるには十分な時間だぜ」
鏡に映る今の俺の顔を見つめる自分。
その裏には昔の俺の顔が重なり脳裏に浮かぶ。
俺はそれを見つめながら裏の俺に語りかける・・・元の自分の名を呼びながら。
「修二さん。愛してるわ」
「俺だって愛してるよ響子」
「嬉しい、あたしずっとあなたと一緒よ」
「俺だって響子といつも一緒だよ」
「修二さん」
「響子」
一人芝居をやりながら自分の身体を両腕でギューと抱きしめる。
豊かな胸が腕につぶされ変形する。
腕に伝わる感触。
「ああ、堪んねぇ。俺は生まれ変わったんだ。これからはこの身体と共に生きていく。新しい人生。俺は西野響子。絶対手放したくない」
俺は瑞希ちゃんの言っていた響子のシステム手帳を探し出し、仕事の内容をほぼ把握した。
一つ問題があったのが憲法だ、特に道交法と刑法は警察官にとって重要だ。
だが運良く、この女が警察学校で学んでいた時のテキスト類があった。
俺は一週間という限られた時間内に必死で学んだ。
その甲斐があったのか、何とか半分くらいは覚えた。
分らない所は瑞希ちゃんに適当に誤魔化してやらせれば良い。
その間に覚えれば良いのだから。
1ヶ月後、俺は警視総監賞を貰った。
非常に愉快な気分だ。
真の犯人が表彰されるんだからな。
笑いが止まらなかった。
署内で女性初の警視総監賞を貰った俺はみんなに尊敬の眼差しで見られた。
特に婦警達は俺を憧れの目標にしているらしい。
交通課課長はこの女が刑事志望だったと聞いていたらしく俺に希望とあらば署長に働きかけて移動をさせてやると言った。
だが俺にはそんな気は無い。
刑事なんて危険な仕事をするより女の花園、交通課の方が良いに決まってる。
なんせ瑞希ちゃんという可愛い後輩がいるんだから当たり前だ。
課長にあっさり辞退してやったら豆鉄砲を食らった顔をしてた。
半年後、元俺、戸川修二の公判が始まった。
行員、客を含む、死亡3名、重傷2名、軽傷1名の重罪犯として元俺は法廷に立たされた。
俺も事件の重要証人として法廷に立った。
元俺のあいつは俺を見るとビックリした顔をしていた。
自分の身体が自分以外の意思で動いてるんだから無理も無いと思う。
多分、あいつは自分が死んで俺の身体に入ってしまったと思っていたんだろう。
法廷で半年振りに再会した元俺が「あたしの身体、あたしを返して、あたしは西野響子なんだから」と主張し訴えていた。
「諦めの悪い女だなぁ」とこの時ほど思った事はない。
地裁では死刑の有罪判決。
弁護側は不服申し立てをし最高裁へと持ち込んだ。
あれから一年、今だ審判は続いているが俺と元俺のあいつが再会する事はまず無いと思う。
減刑されても無期懲役だろう。
晴れて俺の人生がスタートしたんだ。
「・・・先輩・・・先輩てば、何ボーとしてるんですか?」
瑞希ちゃんの呼ぶ声に俺は我に返る。
「あ、ごめん、瑞希ちゃん。丁度一年前、あの事件に遭遇したんだなって思い出してたの」
「東雲銀行、強盗殺傷事件の事」
「ええ、そうよ。早いわね。あれから一年経つのね」
「あの時の先輩、カッコ良かったもん。瑞希も先輩を目標にしてるんだ」
「あたしを?」
「もちろん。でも先輩、せっかく刑事になれるチャンスだったのに辞退したの?」
「それはねぇ、瑞希ちゃんと離れたくなかったからよ」
「ええー!先輩、本当に?」
「本当よ」
「きゃあ、瑞希とっても幸せぇ」
「あたしもよ。ねぇ瑞希ちゃん」
「はい。先輩」
「あたしも瑞希ちゃんも明日は非番でしょ」
「そうですよ」
「今晩からあたしのアパートへ泊まりに来ない」
「きゃあ!嬉しい。先輩また瑞希を可愛がってくれるんですか」
「もちろんよ愛してるわ。瑞希ちゃんとエッチするのあたし大好きよ」
「瑞希も先輩とエッチ大好き」
「じゃあ、決まりね。新しい玩具買ったから使ってみましょう」
「玩具!先輩、今度は何を買ったの?瑞希ワクワクする」
「双方ディルドーよ。両端がオチンチンの形してるの」
「きゃー。それって瑞希と先輩のアソコに挿れて使うやつでしょ?」
「ええ、そうよ」
「じゃあ、先輩、早く勤務終えて帰りましょうよ」
「ふふ、可愛いわ瑞希ちゃん。今夜はたっぷり可愛がってあげるわね」
「恥ずかしいけど瑞希、超ー嬉しい」
「瑞希ちゃん。何時までも、あたしと一緒にいましょうね」
「はい、響子お姉さま」
「じゃあ本日、最後の取り締まり地区へGOよ」
「了解」
明日もこれからも・・・俺は国民に愛されるミニパト婦警さん。
この素晴らしき人生に乾杯!
終わり
2003年7月29日
団長です!新作公開の小説です。
また恥ずかしいもの書いてしまいました(^^;
どうしてもエッチが入ってしまって御免なさい。実はエッチを入れると結構賛否両論なんですよ。エッチ入れたらただのアダルトと変らないとか意見がありまして・・・・・。そんな訳で率直な忌憚の無い意見聞かせてくれたら良いんですけどね。団長自身はエッチシーンの描写は好きなんで入れたい気持なんですがいかがでしょうか?
一応読み切りとして書き上げた作品ですが妄想が広がったため続編も構想してあります。反響次第では書くかもしれません。
また、掲示板&メールでも感想をください。とても励みになるので宜しくね。
※本作品は執筆した管理人(いくろう)に著作権があります。無断での改編、転載は堅く禁止致します。