本一の大クスのある町〜蒲生郷を訪ねて(1)

蒲生八幡神社境内に立つ推定樹齢1500年の「蒲生のクス」。全国に在る巨木たちを抑えて堂々の日本一。大正11年に天然記念物に指定、昭和27年には特別天然記念物に指定。蒲生の地を治めていた蒲生上総介が、豊前の宇佐八幡宮の分霊を勧請し、正八幡若宮(蒲生八幡神社)を建立したとき、この「蒲生のクス」は神木として祀られていたと言われています。

蒲生八幡神社を訪れたあと、近くの武家屋敷通りを訪れました。(続く)

低い石垣と生垣が続き、静かな時が流れる麓の風景です。

下馬場通りに建つ武家門の数々。下の写真は薬医門形式。

蒲生町を訪れました。蒲生町は、鹿児島県のほぼ中央部に位置する人口約7,500人の小さな町です。昔の町割りや武家屋敷群が往時のまま残り、町の中心部から高台にある蒲生八幡神社境内に、日本一の巨樹「蒲生のクス」があります。

右の写真は、町の中心の入口交差点に立つ「蒲生郷」の観光案内板です。昔の町割りを残す各馬場には写真のような標柱が立てられ、散策に一役買っています。

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下馬場通りから中に入りました。

蒲生八幡神社。神社の境内には「蒲生の大クス」以外にも巨木、大木がそびえています。参道入口にある大クスをこれが日本一の「大クス」かと間違える人がいるほど。私も最初に訪れたときは間違えてしまいました。

町の中心にも 石垣、生垣、武家門構えの麓特有の景観が残ります。正面の突き当たりは蒲生小学校

蒲生八幡神社、武家屋敷通りを散策したあと、下馬場(したんばば)通りを歩きました。1kmに亘って、武家門が点在します。

八幡馬場通り沿いには、いくつもの武家門が並んで建っていますが、御仮屋門前に位置する右の写真の立派な武家門は、今にも主屋根が崩れそうです。修復を施したいところ。行政の手を差し伸べてほしい。

蒲生には御仮屋門をはじめとして、多くの武家門が現存します。知覧や出水の武家屋敷群は全国的に知られた存在ですが、ここ蒲生の武家屋敷群にも優れた景観が残されています。蒲生に残る代表的な武家門を幾つか紹介しましょう。いずれも風格を感じさせてくれます。

蒲生町役場内に保存されている地頭仮屋の門。現存するものは出水、山崎、末吉など僅か。御仮屋門の横には御仮屋犬槇と呼ばれる立派な木があり、当時の地頭仮屋の表庭に植えられたものとの言い伝えがあります。

八幡馬場通り。突き当たりの赤い鳥居が蒲生八幡神社。町の中心にある物産館「くすくす館」に車を停め、八幡馬場通りを歩いて蒲生八幡神社へ向かいました。
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