メーホンソーン ツアー情報
UP DATE 1998.5.31
メーホンソーン周辺のツアーで、やはりメインになるのは「Long Neck Village」首長族の村を訪れることではないでしょうか?
メーホンソーンの山岳民族へのツアーは、チェンマイのツアーに参加して行く方法と、メーホンソーンのツアーに参加して行く方法があります。
チェンマイから参加するツアーは、往復の飛行機の手配、ホテルの手配してくれて、メーホンソーンの空港に着くと、現地のツーリストが来るまで迎えに来てくれます。参加する人は当日空港に行って飛行機に乗るだけという気楽なものです。空港券、宿泊費2泊分、ツアー参加費が含まれていて費用は3,500B〜5,000B程度。
チェンマイ−メーホンソーンの往復飛行機料金が690Bなので、費用は結構割高。しかし、余計な気を使わずにすむだけお気軽なツアーでしょう。
メーホンソーンの街中にもツーリスト・オフィースが数多くあります。ツアーの内容、金額はほとんど同じです。それぞれ個人営業でやっているツアーです。しかし、人数が揃わないと参加できないツアーもあるので要注意。参加者が一人でも行ってくれるツーリストもありますが、料金は高い。
車で回る一日ツアーで、一般的なのが、
タム・プラーフォレスト・パーク
ナム・トック・パースア・フォレスト・パーク
メオの村
Mae−Wa(K・M・T)の村
首長族の村
です。朝、9時出発。夕方4時に戻ってきます。
参加者一人の場合、1800B。この他に、昼食費と首長族の村への入村料金250Bが必要です。(インクルードされている場合もあります。)参加者が2人の場合は、一人1300B。4人だと一人500B程度。当然参加者が多い方が、一人当たりの料金が少なくてすみます。
タイでは冬の季節(11月〜2月頃)、山岳ツアーの人気が高まります。タイ人の間では冬は山に行くのがトレンドだそうです。そういうわけで、メーホンソーンの山岳のツアーも冬の季節、参加者が多いそうです。そのかわり、夏はタイ人の参加者はほとんどいないので、一人で行った場合は費用が高くつきます。当然、雨季は道路が川に変わることもあるので行ける村は限られるし、中止ということもあります。
メーホンソーン ツアー体験記
今年(1998年)のタイ正月ソンクラーの期間に、メーホンソーンの山岳のツアーを体験してきました。目的は、首長族の村の見学です。そういうわけで、メーホンソーンツアー体験記を報告します。
4月14日午後。チェンマイからメーホンソーンへ到着。まずはホテルを探してチェックイン。その後すぐ参加できるツアーを探すために街のツーリスト・オフィース巡りをはじめた。しかし、なかなか参加できるツアーがない。そもそも参加者が自分一人ということもあり、料金の折り合いがつかない。一般的な、4箇所回るツアーでは参加費が1800B。これは、少々高い。片っ端からツーリスト・オフィースを回るが、参加者が一人では出発できないツーリストもありなかなか難しい。
その中、今回泊まったホテルのすぐ側、PIYA TRAVEL&SERVICEのツアーに参加することが出来た。そもそも、最初に訪れたのがこのツーリストで、いろいろツアー情報を仕入れたのだが、やはり参加者が自分一人なため料金の折り合いがつかずあきらめたのであった。しかし、他のツーリストを回ったが結局どこのツアーにも参加できなかった。しかし、夕方このツーリスト・オフィースの前を通った時である。ツアーのお兄ちゃんが呼ぶではないか。どうやら、他の参加者が現れたらしい。もう一人の参加者もツアーに行くかどうか悩んでいるみたいなので、二人で相談して決めるように言われる。相手は外国人、英語は苦手だと思っていたら、相手の外国人はなんとタイ語を話すのである。話してみるとバンコクに仕事で2年もいるとか。こちらのタイ語よりはるかに上手。
そこで、いろいろ相談した結果、、首長族の村とメオの村、mae−awの村、タム・プラー、ナム・トックを回るツアーを1000バーツで参加することにした。しかし、喜んだのはツアーのガイドのお兄ちゃん。「二人ともタイ語を話すからこりゃ楽だ!サバーイ、サバーイ!」
4月15日。朝9時ツーリストへ向かう。ピックアップ・トラックに乗り込み、昨日の外国人のホテルへ向かう。9時過ぎ、ツアーに向けて出発。
ここで、それぞれ自己紹介が始まる。一緒に行くことになった外国人の男性は、名前をブフさんと言って、プエルトリコ人。バンコクには仕事でに2年住んでいる。さすがタイ語がうまいわけだ。タイ国内のの観光地をよく知っていて、結構あちらこちらに行ってるらしい。ツアーの兄ちゃんはチャイさん歳は28。チョンブリーの出身だが、友達がメーホンソンでツーリストの仕事をやっているのでそれを手伝うのにメーホンソンにきている。そして日本人一人。怪しいタイ語が終始車の中を駆け巡るツアーである。
最初の目的地は「タム・プラー」、正式には「THAM PLA FOREST PARK」。英語ではFISH CAVEと書かれている。いずれも「魚のいる洞窟(洞穴)」という意味。

〜 タム・プラー(FISH CAVE) 〜
洞窟に小さな仙人の像が・・・
車を降りて、まもなく吊り橋が現れる。タム・プラー森林公園への入り口である。下には川が流れていてたくさんの魚が泳いでいる。タイの川にしては水が清んでいてとても奇麗。この川沿いに歩くと「タム・プラー」魚のいる洞窟にたどりつく。山陰の小さな洞窟には仙人の像が納められており、その下には魚が泳いでいる。

〜 タム・プラー森林公園 〜
水辺に木陰涼しそう・・・
公園内には、水車がおかれていてみんな珍しそうに眺めている。そういえば、タイ国内で水車なんて見るのは初めてである。公園内のあちらこちらで家族連れがお弁当を広げている。近所では憩いの広場なんだろ。水辺と木陰があり、涼しく過ごせるのがいいのかもしれない。
〜 NAMTOK PHASUA FOREST PARK 〜
続いて、NAMTOK PHASUA FOREST PARK に向かう。車を降り、山道を下っていくと、前面に崖が現れる。これが、ナム・トックつまり滝である。しかし今は夏の手前、乾季の真っ盛り。ほとんど雨が降らないので滝の水も遠くからだとあるのかないのかわからない。川辺りの岩をつたって滝のすぐ側前で向かう。したの川では子供たちが服のままで泳いでいる。しかし、下の川の水量も少ない。やはり、滝は雨季に見るのが一番のようである。

〜 メオ族の村 〜
北部山岳民族でよく見かけるのがメオ族の村である。途中、メオ族の村に立ち寄る。北部山岳民族の生活改善とか産業支援とかで、政府の開発プロジェクトが組まれている。この村でも産業開発センターなる立派な建物があった。村への道は舗装もなく赤茶けた道が続いている。建物はいたってそまつ。しかし、電気は引かれているし、井戸もある。それぞれの家にはテレビのアンテナが建っているので、この村はそれなりに豊かな方だろう。裸足の子供たちがそこらじゅうで走りまわっている。ブタ、ニワトリ、牛が飼われている。
〜 MAE−AW 〜
車は山道を進み、MAE−AWの村に着く。ガイドの説明では、昔、中国からタイに入ってきた人々がそのまま住んでいる村である。村の入り口には「K・M・T」とか「バーン・ラック・タイ(タイを会いする村)」とかの看板が上がっている。村に入ると、たしかにいままでの山岳の村とは違う。家は木でできているが竹を使ったところが多い。入り口には赤い紙に金色の文字で書かれた漢字の張り紙が目に付く。村の中心には中国の援助でできた大きな人口の貯水池もある。
ここで、一休み。昼食をとる。ガイドのチャイさんが食堂を探し、店のおばちゃんに何やら話している。するとチャイさんが「彼らの話している言葉は解るか?」と聞いてきた。「彼らは普段はミャンマー語と中国語を話してるんだよね。だから彼らのタイ語は何言ってるかほとんど解んないんだ。あんた達のタイ語の方がよっぽど上手だよ。」喜んでいいのか・・・
こんな山奥で、田んぼもないのにいったいどうやって生計を立てているのか聞いてみたら、たばことお茶の栽培、それと家畜で生計を立ているとのこと。昼食後、街中を散歩したが、お土産物で烏龍茶を売っている店が何軒かあった。行く時は気づかなかったが、帰り、道沿いを走っているとお茶畑とたばこ畑が目に付く。
さて、これから車はメーホンソーンの街にもどり、首長族の村を目指す。

〜 首長族の村 〜
メーホンソーンの周辺には首長族の村が10ほどあるらしいが、今回行った村はその中でも一番大きな村で、「ナイ・ローイ」という村である。ゲートをいくつか通って首長族の村の手前まで着く。ここで車を降り、首長族の村まで歩いて向かう。まず、ゲートで入村者の署名をする。そこからゲートをくぐり、途中、入村料250Bを払って首長族の村に向かう。
女の子は小さな子どもからおばさんまで首に金の輪を付けている。村のあちらこちらにお土産物屋があって、首長の女性がお土産物を売っている。絵葉書、首長族のパンフレット、小物等々。そして、コットンで作ったバッグ、小物入れ等々の手芸品である。

〜 土産物屋の前で 〜
最初は遠慮しながら写真を撮っていいたが、どうも、相手は写真を撮られるのには慣れっこなようで、こちらがカメラを向けると、周りの女の子を集めてポーズを取ってくれる。
興味半分で、「そんなに輪っかをいっぱいつけて、痛くないの?」って尋ねると、「痛い。」だって。そりゃそうだろうね。一日中あんなのつけて、寝る時も付けたまんまっていうんだから。この村では「コー・ヤーウ、カー・ヤーウ」と言われているそうで、「コー・ヤーウ」は首長の意味。「カー・ヤーウ」は足長の意味。つまり、首と足に金の輪っかをはめて、首と足を長く見せているそうだ。
村にあるポスターとか看板はタイ語とミャンマー語の両方で書かれているのが面白い。タイの村は貧しくても、たいていTVはあるもんだったが、この村にはTVのアンテナがどこにもなかった。
それにしても、とても興味深い。ナー・ソン・チャイである。