TOKYO Xの生産を開始するにあたって
                                         平成15年9月
これは、新たにTOKYO X の生産を開始される方のために、守っていただくきまりや、参考になる事項をまとめたものです。

1.理念
TOKYO X の生産は安全・安心とおいしさを理念としています。

2.生産組合
1)組合への加入
都外生産者は、協議書により東京都高品質系統豚生産出荷組合と生産委託契約を結び、TOKYO X連絡会議へ加入していただきます。 
※「TOKYO X連絡会議」とは、都外・都内を合わせた全てのTOKYO X 生産者が組織する組合です。
2) 会議への出席
組合関係会議は年4〜5回 (場所は東京都青梅市又は東京都立川市)行われ、TOKYO X の生産流通促進のため、肉質、飼育技術、飼料や生産流通状況の検討が行われます。

3.繁殖・生産方法と特徴
1) 生産方式と特徴
トウキョウX同士の純粋交配で、畜産試験場が血統を管理し、遺伝的組み合わせを決めています。そのため、決められた個体以外や、他品種との交配は禁止しています。また、純粋交配のため、飼養面では病気にかかりやすい、産子数が少ない等、LWD生産よりむずかしい面があります。
◎ 標準データ:産子数 約9頭、仕上がり頭数 約6〜7頭、出荷日齢 約210日
2) 種豚の導入
繁殖豚は、♀は都内生産農家、♂は畜産試験場から規定の価格(表1)で購入していただきます。

(表1)  都外繁殖豚配布価格

(体重60kg / 平成15年9月現在)
(円)
繁殖♀ 60,000
繁殖♂ 83,000
(表2)  枝肉取引価格

(平成15年9月現在)
格付 ランク・枝肉価格
1 A 647円/kg
2 同上        
3 B 430円/kg
4 B 市場価格
4.飼料
 肉豚には体重50〜60kgから出荷までの3ヶ月間、TOKYO X指定飼料を給与します。これはポストハーベストフリーかつ非遺伝子組み換えのコーン、非遺伝子組み換えの大豆等植物原料のみからなる低TDN(70%、72%)飼料で、安全性と肉質の向上のためTOKYO X 専用に開発されたものです。なお、種豚・繁殖豚については特に指定していません。

5.肉豚の出荷
1)と畜は地元のと畜場で行い、枝肉は全て組合指定店(潟~ートコンパニオン)へ搬入していただきます(淘汰・病畜を除く)。
2)枝肉の価格は、東京都高品質系統豚生産出荷組合と組合指定店の合議によって定められており(表2)、肉質(ランク)に応じて決定します。なお、14年度は約4,100頭の出荷があり、そのうち約90%がAランクで取引されました。
3)枝肉の格付けは日本格付協会の評価によらず、肉質を最も重視したTOKYO X独自の評価方法に基づき、組合指定店の専門員が判定しています。
4)販売店は原則としてTOKYO X -Associationに加盟した東京都内の百貨店、スーパー等に限定しています。

6.耳標の装着
 個体識別ができるよう、組合指定の耳標を生後3ヶ月以内に装着していただきます。耳標価格は1頭あたり約130円で、発注は事務局(東京都畜産会)が行います。

7.報告の義務
繁殖状況を調査するため、繁殖開始後は毎月必ず 1)棚卸報告書、2)繁殖調査表(都内は血統登録証明控)をFAXまたは郵送で提出してください。

8.その他
詳しいしい飼育方法や決まりについては、TOKYO X生産流通マニュアルに掲載されていますので、これに従いTOKYO X の生産を行ってください。

問合わせ先
高品質系統豚生産出荷組合事務局 東京都畜産会  
  TEL:0426-(44) -0235 / FAX :0426-60-7639
東京都畜産試験場 環境畜産部    
TEL:0428-(31)-2171 / FAX :0428-31-8474
東京都農業事務所 振興課畜産係 
  TEL:042-(551) -4868 / FAX :042-548-4871
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