幅6.5mm
この標本は全体が自然ルテニウムから成っています。もちろん、白金族元素鉱物はほぼ例外なく合金になっていて、この標本もルテニウムの割合がもっとも多いということで、純粋なルテニウムではありません。
この標本は分析されていて、割合は以下のとおりである。分析に使用したEMPAがちょっとぼろいので、あまりに微量だと検出できません。間違いなく、パラジウム、ロジウムも含んでいます。
| 元素 | 割合 |
| ルテニウム | 42.64% |
| オスミウム | 26.39% |
| イリジウム | 25.43% |
| 白金 | 5.54% |
この標本も、通常の白金族鉱物と同じく、砂鉱として見つかっています。砂鉱はほとんどが砂白金と扱われてしまいますが、よくみると砂白金とイリドスミン(この名前は消されましたが。。。)と区別がつくそうです。この標本は肉眼鑑定でイリドスミンでないかと疑われ、それを確かめるためにEMPAで分析されたため、自然ルテニウムであることがわかりました。