自然ルテニウム

英名:NATIVE RUTHENIUM    化学式:(Ru,Os,Ir,Pt)

産地:
アメリカ、カリフォルニア州、トリニティー郡、トリニティー川
Trinity river, Trinity county, California, USA

幅6.5mm

この標本は全体が自然ルテニウムから成っています。もちろん、白金族元素鉱物はほぼ例外なく合金になっていて、この標本もルテニウムの割合がもっとも多いということで、純粋なルテニウムではありません。

この標本は分析されていて、割合は以下のとおりである。分析に使用したEMPAがちょっとぼろいので、あまりに微量だと検出できません。間違いなく、パラジウム、ロジウムも含んでいます。

元素 割合
ルテニウム 42.64%
オスミウム 26.39%
イリジウム 25.43%
白金 5.54%

この標本も、通常の白金族鉱物と同じく、砂鉱として見つかっています。砂鉱はほとんどが砂白金と扱われてしまいますが、よくみると砂白金とイリドスミン(この名前は消されましたが。。。)と区別がつくそうです。この標本は肉眼鑑定でイリドスミンでないかと疑われ、それを確かめるためにEMPAで分析されたため、自然ルテニウムであることがわかりました。


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